JP4768854B2 - 再構成可能アンテナ、及び再構成可能アンテナの構成を取得する方法 - Google Patents

再構成可能アンテナ、及び再構成可能アンテナの構成を取得する方法 Download PDF

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Description

本発明は、少なくとも2つのアンテナ素子を備える再構成可能アンテナの構成を取得する方法に関し、アンテナは少なくとも2つの異なるアンテナ素子構成を有し、各アンテナ素子構成はあるアンテナ素子相互結合特性を有し、そのアンテナ素子相互結合特性は、あり得るアンテナ素子構成ごとにアンテナ結合行列の形で予め認知されるものであり、取得される構成は、送信チャネルに対する所望の効果を有する。
本発明は、また、少なくとも2つのアンテナ素子を備える再構成可能アンテナにも関し、アンテナは少なくとも2つの異なるアンテナ素子構成を有し、各アンテナ素子構成はあるアンテナ素子相互結合特性を有し、そのアンテナエレメント相互結合特性は、あり得るアンテナ素子構成ごとにアンテナ結合行列の形で予め認知されるものであり、取得される構成は送信チャネルに対する所望の効果を有する。
ワイヤレス通信システムに対する要求は着々と大きくなり、今なお大きくなっており、この増加の間に数多くの技術的前進ステップがとられてきた。データストリームに非相関伝搬パスを使用することによって、ワイヤレスシステムのために増加したシステム容量とユーザビットレートとを取得するためには、MIMO(Multiple Input Multiple Output:多入力多出力)システムが、容量を改善する好ましい技術を構成すると考えられてきた。
MIMOは、例えばいくつかの送信及び受信アンテナによって、多くの別々の独立のデータストリーム用信号パスを使用する。より多くの信号パスが使用可能になればなるほど、より多くの並行データストリームが送信可能である。
MIMO送信に関するある問題は、チャネル相関及びアンテナ結合である。これらの要因は、送信又は受信可能な情報ストリーム数を制限する傾向がある。
ダニエレ・ピアッツァ(Daniele Piazza)並びにカピル・R.・ダンデカール(Kapil R. Dandekar)による文書「MIMO‐OFDMシステムのための再構成可能アンテナ解決手段(Reconfigurable antenna solution for MIMO‐OFDM systems)」において、再構成可能アンテナを備えるMIMOアンテナシステムが説明されている。再構成可能アンテナは、電気長がPINダイオードスイッチによって変化するものであるダイポールとして説明されている。このように、相互結合及び遠視野放射パターンが変化する。これらの可変の電気特性により、マルチパス信号成分にそれぞれ異なる加重が可能となり、ある構成にスイッチを設定し、したがってある電気特性を設定することによって、MIMOリンク容量は拡大可能である。
上記文書において開示されている構成の欠点は、瞬間的最適選択が、使用可能なあり得る全スイッチ構成にわたるスイッチングとスイッチ構成ごとのチャネル測定とによって定められることである。チャネル容量が閾値を下回るたびに、手続は繰り返される。これは長々とした手続であって、大きな容量を必要とするものであり、実際、非常に非実用的である。
MIMO送信に置いて、チャネル行列は、同一の桁の固有値を有する。ゆえに、チャネル行列が大きな固有値の広がり(spread)を有する場合、いくつかの情報ストリームはエラーレートが高くなりやすく、したがってリカバリしないであろう。チャネル行列と同様に、アンテナ素子間の結合もMIMO送信を定める。結合とチャネル行列とは、2つの独立の行列と見なすことができる。このように、積はMIMOに対してより破壊的であり得るが、またMIMO送信を拡張する等化効果を有するものである。ゆえに、チャネル行列を観測することにより、アンテナ結合をどう調節するべきであるかという寸法であるアンテナ配置結果が得られる。MIMOアンテナは結合を調節する手段をサポートすると仮定すると、プロMIMOである行列積を作り出すように設定可能である。調節は適応のものであってもよく、又はルックアップによってもよい。
本発明が解決する目的課題は、現送信チャネルについて、再構成可能アンテナにとって最良の構成を簡単に発見するための方法及び構成を提供することである。
この目的課題は、導入部による方法によって解決される。上記方法は以下のステップを含む。すなわち、初期結合行列となる再構成可能アンテナの初期構成を設定するステップ。送信チャネル行列を推定するステップ。当該送信チャネル行列はアンテナの効果を含むものである。一般的送信チャネル行列を計算するステップ。当該一般的送信チャネル行列はアンテナの効果を含まないものである。アンテナの効果を含む、所望の送信チャネル行列を提供する結合行列を抽出するステップ。
この目的課題は、導入部による再構成可能アンテナによってもまた解決される。上記アンテナは、以下のステップにしたがって再構成される。すなわち、再構成可能アンテナの初期構成が設定され、初期結合行列となるステップ。送信チャネル行列が推定され、当該送信チャネル行列はアンテナの効果を含むものであるステップ。一般的送信チャネル行列が計算され、当該一般的送信チャネル行列はアンテナの効果を含まないものであるステップ。アンテナの効果を含む、所望の送信チャネル行列を提供する結合行列が抽出され、アンテナは、アンテナの結合が、抽出された結合行列に対応するように再構成されるステップ。
好ましい実施形態によれば、一般的送信チャネル行列は、逆行列化した初期結合行列と送信チャネル行列とを乗算することによって計算される。
他の好ましい実施形態を従属請求項において開示する。
本発明によって、いくつかの効果が得られ、例えば、
観測チャネルに依存してアンテナ応答を調節する能力を提供すること、
復調又は変調前に信号変更を行き、無線ノイズ歪みを除くこと、
実際に適した方法を提供すること、
が挙げられる。
再構成可能ダイポールアンテナの組を示す。 再構成可能ダイポールアンテナを示す。 本発明による方法に対するフローチャートを示す。
ここで、添付図面を参照しながら、本発明をさらに詳細に説明することにする。
MIMOシステムにおいて、キーコンセプトは、データのストリームをいくつか同時に送信及び受信することである。これは、ベクトルx(n)においてスタックされたメッセージと見なすことができる。ただし、nは時間を表す。このようなメッセージは、チャネル行列H(n)で記載される時間変動チャネルにおいて送信される。ただしnは時間指数である。受信メッセージは以下のベクトルにスタックされる。
Figure 0004768854
行列理論より、いかなる行列もSVD(Singular Value Decomposition:特異値分解)で表すことができる。つまり、チャネル行列H(n)は、以下の数式(2)による基本行列の積として書ける。
Figure 0004768854
結局のところ、短縮表記すると時間指数nはしばしば省略するが、関数又は行列とともに使用する場合には時間依存の存在を強調するものである。数式(2)において、Dは対角行列であり、要素の値は負でない実数であって、行列Hの特異値としても知られるものである。Uは第1ユニタリ行列であり、Vは第2ユニタリ行列である。
一般的な上付き文字は、行列が置換されて複素共役であるということを意味する。行列U及びVがユニタリであるということは、VV=UU=Iであることを意味する。ただし、Iは恒等行列である。さらにVの列は、HHに対する固有ベクトルであり、Uの列は。HHに対する固有ベクトルである。
行列のメトリックは、最大固有値の大きさ対最小固有値の大きさの商であり、条件数cとして知られる。条件数cが高い場合、固有値の広がりは大きい。したがって行列は特異であるか、又は悪条件である。
Hの固有値は、行列U及びVの固有ベクトルに関連する。行列の階数は、0でない固有値の数に等しい。0に等しい固有値が1又は2以上ある場合、行列Hは階数不足である。
チャネル行列は、送信されるストリームの数と等しい又は超える階数を有する、ということにMIMOコンセプトは依存する。データストリームは、数多くのアンテナにわたって送信される。アンテナの数は、送信されるストリームの数と等しいか、又は超えなければならない。アンテナは、チャネル行列の固有ベクトルに関する放射ローブを有し、固有値の大きさはアンテナローブのチャネル減衰を示す。
MIMOシステム容量、すなわちストリームの数は、上記のようにチャネル行列の階数rに依存する。チャネル行列はアンテナシステムを含む場合、チャネル共分散行列の計算は、MIMOシステムがどれだけうまく実施可能であるかに関する情報を与える。信号の相互相関が高い場合、チャネル行列の条件数cは高い。これは、いくつかの固有ベクトルが大きな減衰を有するということを意味し、ビーム形成器においてアレイは加重され、対応のベクトルを用いてデータストリームを送信することは確実ではない。
さらに詳細に、説明のための例において、Dは3×3行列であり、以下である。
Figure 0004768854
すると、対角値d11、d22、d33はHの特異値であり、Hの固有値の大きさでもある。固有値が複素数であるということは稀ではなく、この意味で、固有値の大きさを用いることはより有用であり、なぜならこれら固有値はこの場合にはチャネル品質の尺度であるからである。ここで各データストリームはあるアンテナ放射ローブに関連する。固有値の大きさd33に関連するアンテナ放射ローブが、例えば障害物等により減衰する場合、固有値の大きさは小さな数を有する。
アンテナシステムはチャネル行列に貢献し、チャネルへの第1位の貢献は、アンテナ素子間の結合である。以下では、新しい行列を定義するため、時間変数nを一時的に再び挿入することにする。結合は、以下の結合行列として表すことができる。
Figure 0004768854
行列
Figure 0004768854
は一般的(generic)チャネル行列を表し、アンテナシステムを含んだチャネルではなく、単にチャネルそのものである。観測可能チャネルH(n)は結合を含む。数学的にそれを以下のように数式化する。
Figure 0004768854
ここで、H(n)はチャネル測定によって推定可能である。(1)から、y(n)=H(n)x(n)ということが分かり、したがって、システム全体は以下のように記載可能である。
Figure 0004768854
本発明によれば、アンテナなしの一般的チャネル行列
Figure 0004768854
がモデルとされる。アンテナは先見的に認知されており、ゆえに認知されている。チャネル及び何らかのアンテナ構成のある観測から始めると、使用可能な最良アンテナ構成を発見可能である。
第1の実施形態例において、チャネル行列
Figure 0004768854
と結合行列Cとは、前述のより一般的なU及びV行列ではなく、共通ユニタリ基底行列S(n)を共有する。S(n)を用いて、以下の数式が形成される。
Figure 0004768854
ここでSを用いて数式(2)を共通基底としてもう一度書くと、以下のようになる。
Figure 0004768854
数式(6)及び(7)において、
Figure 0004768854
及びDは、結合及びチャネルに関する固有値を含む対角行列である。それらを乗算すると、ジョイントアンテナチャネル行列の固有値となる。すなわち以下である。
Figure 0004768854
数式(8)及び(9)から分かるように、
Figure 0004768854
とDとの積は、ジョイントアンテナチャネル行列Dの固有値を形成する。これは、結合を用いてチャネルにおける固有値を補正可能である、ということを示す。言い換えると、行列Dは、Cを変化させることによって変化可能であり、一方行列
Figure 0004768854
は固定である。しかし、Dが変化すると、ジョイントアンテナチャネル行列Dが変化する。Dが変化すると、データストリーム移送に影響があり、例えば障害物等が補正される場合がある。言い換えると、使用するアンテナシステムにおけるアンテナ素子間の相互結合を使用して、あり得る最良のMIMO送信を達成可能である。
このように、相互結合が可変であるアンテナ構成を有することが望ましいのである。すなわち、結合行列Cを変化させることが可能であることが望ましい。相互結合を変える1つの好ましい方法は、寄生(parasitic)素子を導出することであって、寄生素子はアンテナシステムのインピーダンスを変化させ、したがって相互結合もまた変化するであろう。
好ましい実施形態によれば、図1に示すように、q個のダイポールアンテナ素子A1、A2、……、Aqを備える再構成可能アンテナAがMIMO通信のために配置される。ダイポールアンテナA1、A2、……、Aqは、この例では、誘電体銅クラッド基板S上においてエッチングされる。各ダイポールアンテナA1、A2、……、Aqは、2つのダイポールアームD1a並びにD1b、D2a並びにD2b、……、Dqa並びにDqbを有する。
図2において、このようなダイポールアンテナ素子の1つAnを示す。各ダイポールアームDna並びにDnbは、3部分1a、2a、3a、並びに1b、2b、3bに分割され、それぞれの第1部分1a、1bは、常にダイポールアンテナAnの残りに接続される。他のそれぞれ2部分2a、3a、並びに2b、3bは離れており、それらの及び/又は第1部分1a、1bとの間にギャップ4a、5a、並びに4b、5bが形成される。
各ギャップ4a、5a、並びに4b、5bにわたって、PINダイオード6a、7a、並びに6b、7bが接続され、各PINダイオード6a、7a、並びに6b、7bは、外部から制御され、それが間に接続される2部分を接続又は分断可能である。このように、図1も参照すると、各ダイポールアンテナA1、A2、……、Aqは、4つの寄生素子2a、3a並びに2b、3bを、各ダイポールアームDna、Dnbの第2及び第3の部分の形で有する。4つの寄生素子2a、3a、並びに2b、3bは、各ダイポールアンテナA1、A2、……、Aqについて16の異なるアンテナ構成がアンテナ素子ごとに使用可能となるように接続及び分断可能である。アンテナ構成の総数Mは、この場合だと16である。一般に、アンテナ素子ごとに使用可能なアンテナ構成の数はpであり、したがってアンテナ構成の総数MはM=pのように書かれる。そうすると、使用可能なアンテナ結合行列は、Cとして書けて、ただしk=1、……、Mである。
アンテナ構成を特徴付けることによって、すなわちあり得る寄生変動を測定することによって、結合行列Cがわかる。わかった結合行列Cを用いて、あるチャネル推定を考えて、最も好ましいアンテナ配置を選択する。つまり、現実のチャネルHの測定された推定
Figure 0004768854
について、以下の式が有効である。
Figure 0004768854
ここで、Cは、わかった相互結合行列に対する開始値であり、
Figure 0004768854
は、アンテナシステムを含む推定チャネル行列であり、
Figure 0004768854
は、アンテナシステムを含まない推定チャネル行列である。
Figure 0004768854
以下では、最良相互結合がどのように定められるかを示す。例によるアンテナシステムにおいて、M個のあり得るアンテナ構成が使用可能である。予めわかっている結合行列と、アンテナシステムを含まない測定推定チャネルとを用いて、第1の実施形態例において以下の計算を1つ1つ行う。
Figure 0004768854
ここで、Q(C)は離散コスト関数であり、「tr」は関数「trace(トレース)」を意味しており、これは対角の和であって、固有値の和である。
Figure 0004768854
という式を二乗して、を正の値を得て、(二乗された)大きさの誤差の最小化を可能にする。一般的チャネル推定
Figure 0004768854
と結合Cとが数式(12)で乗算されているため、数式(11)からの結果を数式(12)に用いる。
数式(12)におけるコスト関数Q(C)が最小化される場合、
Figure 0004768854
であって、したがって
Figure 0004768854
であるということを意味する。無限に多くのチャネル実現は無限に多く存在する一方で、実際のほとんどの場合でCは有限集合に属するものである、という事実のため、恐らくは、
Figure 0004768854
の間には正確な一致がないであろう。しかしながら、上に示されるようにCを用いるチャネルへの最良一致がある。次に、数式(12)における定式化は、恒等行列Iと等しいアンテナシステムを含む推定チャネル行列
Figure 0004768854
を形成しようとするものであるため、アンテナシステムを含む推定チャネル行列
Figure 0004768854
は対角化され、この場合では等化される。
アンテナは、結合、最小化式(12)を用いて、再構成される。チャネルは時間依存性があり、それは時間にわたって変動するということを意味し、なぜ数式(10)〜(12)が反復されなければならなくなるのかを意味する。この意味で、初期結合Cは、現在選択されているアンテナ構成、すなわち最後に数式(12)を最小化した相互結合行列である。
この例において、最良Cの検索は別々に行われ、好ましくは、テーブルをルックアップする手法を用いて実行される。
結合調節が成功する、すなわちCの変動が十分である場合、ジョイントチャネル及びアンテナシステムHの固有値は圧縮される。これは、システムの固有値の広がりが減縮されるため、無線(radio)の感度が増加される可能性がある、ということを意味する。加えて、固有値の広がりの変化は復調の前に生じる、ということに留意すべきである。ゆえに、あるストリームの信号は振幅ノイズフロアの上にプッシュされる場合がある。この結果、追加のストリームをMIMOのために使用可能である。さらに、ビットエラー対ストリーム数をトレードすることも可能である。
例を構成するために、4×4MIMOスキームを用い、ただし2つのストリームのみが許容パワー(固有値)を有しているということを仮定する。相互結合を調節することにより、最大固有値が低下するが2つの最小固有地は増加することとなり、圧縮されることとなる。受信機は、ここで増幅を増加可能であり、例えば3つのストリームを使用可能である。これら3つのストリームは、より高いビットエラーを有するであろうが、それは50%データ増加でもある。これは、ストリームとビットエラーとの間のトレードオフである。
第2の好ましい実施形態において、数式(13)における恒等行列Iは、より一般的なチャネルパフォーマンス行列W(n)と交換される。アンテナシステムを含む推定チャネル行列
Figure 0004768854
は、以下のような固有値の大きさを有する。
Figure 0004768854
ただし、d11は非常に小さく、d22は比較的小さく、d33は大きい。これが意味するところは、固有値の大きさd11に関連するアンテナ放射ローブは減衰されず、固有値の大きさd22に関連するアンテナ放射ローブはわずかに減衰され、固有値の大きさd33に関連するアンテナ放射ローブはとても減衰されるということである。
すると行列Wは以下の値を有する。
Figure 0004768854
ただし、w11は平均値であり、w22は大きく、w33は0である。次にd11及びd22が等化され、一方で「悪い(bad)」d33は最小化される。次に、アンテナ放射ローブに関する場合、d33に対するアンテナ放射ローブは消去され(suppressed)、一方でd11及びd22に対応するアンテナ放射ローブは本質的に等しい2つの良いMIMOチャネルを形成するように形成される。アンテナ放射ローブの形成は、図1に関して説明したようにアンテナ相互結合に影響を与えることによって行われる。結合は、数式(13)におけるIではなくWを用いて計算する。第1の実施形態による特別な場合においては、W=Iである。
結果として、本発明は、変調のようないかなる信号変更よりも前に(アンテナシステムを含む)チャネルを補正する方法を提供する。当該方法によれば、固有値の広がりは減縮されるか、又は好ましく再構成されるであろう。
したがって、アナログ歪みの危険なく、良い復調を得るために、ゲイン制御を使用可能な受信機を構成することが可能である。つまり、当該方法は、通信信号のための圧縮機と見なすことができる。加えて、端末は、MIMOチャネルにおいてより多くのストリームを利用可能であってもよい。
一般に、図3を参照すると、本発明は、2つのアンテナ素子を備える再構成可能アンテナの構成を取得する方法を提供するものであり、アンテナは少なくとも2つの異なるアンテナ素子構成を有し、各アンテナ素子構成はあるアンテナ素子相互結合特性を有し、そのアンテナ素子相互結合特性は、あり得るアンテナ素子構成ごとにアンテナ結合行列C(n)の形で予めわかっており、取得された構成は送信チャネルに対して所望の効果を有する。当該方法は、図3を参照して、以下のステップを含む。
初期結合行列C(n)となる再構成可能アンテナの初期構成を設定する8。
送信チャネル行列
Figure 0004768854
を推定する9。その送信チャネル行列
Figure 0004768854
はアンテナの効果を含むものである。
一般的送信チャネル行列
Figure 0004768854
を計算する10。その一般的送信チャネル行列
Figure 0004768854
はアンテナの効果を含まない。
アンテナの効果を含む、所望の送信チャネル行列H(n)を提供する結合行列Cを抽出する11。
次に、再構成可能アンテナは、好ましくは使用可能なアンテナ結合行列C(n)のうちの1つである計算結合行列Cで設定される12。必要ならば、計算した結合行列Cを初期値Cとして、当該方法は反復される13。
本発明は上述の例に限定されるものではなく、添付の特許請求の範囲の範囲内で自由に変更可能である。例えば、結合行列が連続ベクトル関数Q(x)によってパラメータ化され、パラメータベクトルxについてのベクトル関数Q(x)の微分は勾配g(x)となり、数式(12)は以下のようになるであろう。
Figure 0004768854
これはxにおいて連続である。この式はベクトルについて微分することができて、勾配g(x)を計算することができる。パラメータベクトルxにおける更新は、次式にしたがって勾配g(x)を用いる反復検索によって計算される。
Figure 0004768854
ただし、μはステップサイズパラメータであり、pは反復番号である。反復検索は、言うまでもなく、例えばいわゆる変更したニュートン検索等の他の多くの周知方法で行うことも可能である。
説明したアンテナタイプ及び構成は、簡単に理解される単なる例である。本発明は、言うまでもなく、少なくとも2つのアンテナ素子を含むグループアンテナの全タイプに適用可能であり、各アンテナ素子は、グループアンテナにおけるアンテナ素子間の相互結合が影響を受けるように再構成可能である。所望の効果を達成するいかなるタイプの寄生が使用可能である。
アンテナ素子相互結合の多少の連続変化が行われることも考えられる。このような変化は、例えば移動可能誘電体部によって実現されるであろう。
より一般的なU及びV行列ではなく、共通ユニタリ行列S(n)を用いるのは、それが本発明のより理解しやすい説明を提供するという事実による。言うまでもなく、より一般的なU及びV行列が代わりに使用される場合もあるが、それだと説明がわずかに複雑になり、行列は回転されるのであるが、当業者には理解されるものである。

Claims (14)

  1. 少なくとも2つのアンテナ素子(A1、……、Aq)を備える再構成可能アンテナ(A)の構成を取得する方法であって、前記アンテナ(A)は少なくとも2つの異なるアンテナ素子構成を有し、各アンテナ素子構成はあるアンテナ素子相互結合特性を有し、当該アンテナ素子相互結合特性は、あり得るアンテナ素子構成ごとにアンテナ結合行列(C(n))の形で予め認知されており、取得された前記構成は送信チャネルに対して所望の効果を有し、
    初期結合行列(C)となる、前記再構成可能アンテナの初期構成を設定する(8)ステップと、
    送信チャネル行列
    Figure 0004768854
    を推定する(9)ステップであって、当該送信チャネル行列
    Figure 0004768854
    は前記アンテナの効果を含むものである、ステップと、
    一般的送信チャネル行列
    Figure 0004768854
    を計算する(10)ステップであって、当該一般的送信チャネル行列
    Figure 0004768854
    は前記アンテナの効果を含まないものである、ステップと、
    前記アンテナの効果を含む、所望の送信チャネル行列(H(n))を提供する結合行列(C)を抽出する(11)ステップと
    を含む方法。
  2. 前記アンテナ(A)は、前記アンテナ(A)の結合が、抽出された前記結合行列(C)に対応するように、再構成されることを特徴とする、請求項1に記載の方法。
  3. 前記一般的送信チャネル行列
    Figure 0004768854
    は、逆行列化した前記初期結合行列([C(n)]−1)と前記送信チャネル行列
    Figure 0004768854
    とを乗算することによって計算されることを特徴とする、先行する請求項のいずれか1項に記載の方法。
  4. 前記所望の送信チャネル行列(H(n))を提供する結合行列(C)を抽出することは、結合行列(C)と前記一般的送信チャネル行列
    Figure 0004768854
    との積と、所望のチャネルパフォーマンス行列(W(n))との間の差を最小化することによって行われ、前記最小化は、前記結合行列(C)を変化させることによって行われ、(C)は、前記差を最小化する前記結合行列(C)の値であることを特徴とする、先行する請求項のいずれか1項に記載の方法。
  5. 前記所望のチャネルパフォーマンス行列(W(n))は、恒等行列(I)であることを特徴とする、請求項4に記載の方法。
  6. 前記結合行列は、連続ベクトル関数(Q(x))によってパラメータ化され、パラメータベクトル(x)についての前記ベクトル関数(Q(x))の微分は勾配(g(x))となり、前記パラメータベクトル(x)の更新は、前記勾配(g(x))を用いる反復検索によって計算されることを特徴とする、請求項4〜5のいずれか1項に記載の方法。
  7. 前記方法は、計算した前記結合行列(C)を初期結合行列(C)として、反復される(13)ことを特徴とする、先行するいずれか1項に記載の方法。
  8. 少なくとも2つのアンテナ素子(A1、……、Aq)を備える再構成可能アンテナ(A)であって、前記アンテナは少なくとも2つの異なるアンテナ素子構成を有し、各アンテナ素子構成はあるアンテナ素子相互結合特性を有し、当該アンテナ素子相互結合特徴は、あり得るアンテナ素子構成ごとに結合行列(C(n))の形で予め認知されており、取得された前記構成は送信チャネルに対して所望の効果を有し、前記アンテナは、
    再構成可能アンテナの初期構成が設定され、初期結合行列(C(n))となるステップと、
    送信チャネル行列
    Figure 0004768854
    が推定され、当該送信チャネル行列
    Figure 0004768854
    は前記アンテナの効果を含むものであるステップと、
    一般的送信チャネル行列
    Figure 0004768854
    が計算され、当該一般的送信チャネル行列
    Figure 0004768854
    は前記アンテナの効果を含まないものであるステップと、
    前記アンテナの効果を含む、所望の送信チャネル行列(H(n))を提供する結合行列(C)が抽出され、前記アンテナ(A)は、前記アンテナ(A)の結合が、抽出された前記結合行列(C)に対応するように再構成されるステップと
    にしたがって再構成されるものであることを特徴とする、再構成可能アンテナ(A)。
  9. 前記一般的送信チャネル行列
    Figure 0004768854
    は、逆行列化された前記初期結合行列([C(n)]−1)と前記送信チャネル行列
    Figure 0004768854
    とを乗算することによって計算されることを特徴とする、請求項8に記載の再構成可能アンテナ。
  10. 前記所望の送信チャネル行列(H(n))を提供する結合行列(C)が抽出されることは、結合行列(C)と前記一般的送信チャネル行列
    Figure 0004768854
    との積と、所望のチャネルパフォーマンス行列(W(n))との間の差を最小化することによって行われ、前記最小化は、前記結合行列(C)を変化させることによって行われ、(C)は、前記差を最小化する前記結合行列(C)の値であることを特徴とする、請求項8〜9に記載の再構成可能アンテナ。
  11. 前記所望のチャネルパフォーマンス行列(W(n))は恒等行列(I)であることを特徴とする、請求項10に記載の再構成可能アンテナ。
  12. 前記結合行列は、連続ベクトル関数(Q(x))によってパラメータ化され、パラメータベクトル(x)についての前記ベクトル関数(Q(x))の微分は勾配(g(x))となり、前記パラメータベクトル(x)の更新は、前記勾配(g(x))を用いる反復検索によって計算されることを特徴とする、請求項10〜11のいずれか1項に記載の再構成可能アンテナ。
  13. 各アンテナ素子(A1、……、Aq)は、接続手段(6a、7a、6b、7b)によって前記ダイポールアンテナ素子(A1、……、Aq)に対して接続又は分断される寄生素子(2a、3a、2b、3b)を備えるダイポールアンテナ素子の形であることを特徴とする、請求項8〜12のいずれか1項に記載の再構成可能アンテナ。
  14. 前記接続手段(6a、7a、6b、7b)はPINダイオード素子の形である、請求項13に記載の再構成可能アンテナ。
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