JP4768820B2 - ホログラム記録担体およびホログラム装置 - Google Patents

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Description

本発明は光ディスク、光カードなど光ビームの照射により情報の記録又は再生可能なホログラム記録層を有するホログラム記録担体およびホログラム装置に関する。
高密度情報記録のために、2次元データを高密度記録できるホログラムが注目されている。このホログラムの特徴は、記録情報を担持する光の波面を、フォトリフラクティブ材料などの光感応材料からなる記録媒体に体積的に屈折率の変化として記録することにある。ホログラム記録担体に多重記録を行うことによって記録容量を飛躍的に増大させることができる。多重記録には、角度多重や位相符号化多重などがあり、重畳したホログラム領域でも、干渉する光波の入射角度や位相を変えることにより、情報を多重記録することが可能である。
一方、ホログラム記録担体をディスクとして利用し、情報を超高密度で記録する光情報記録装置が開発されている。ホログラムの干渉縞パターンを記録するには記録媒体と書き込み光との相対的静止状態での適度な露光の時間とエネルギが必要であるので、かかる従来技術は、移動する記録媒体の記録位置に、正確に露光し続ける方法を提供している。
かかる従来のホログラム記録担体には、その表面に位置情報としてのマーカを配置したものがある(特許文献1参照)。しかしながら、特許文献1には、具体的な位置決めマークの形状については示されていない。
さらに、従来のホログラム記録担体には、その内部に位置決めマークを有したものや(特許文献2参照)、半径方向にホログラム記録光束が移動するための領域を有したものがある(特許文献3参照)。しかしながら、特許文献2、3には、トラックやアドレス領域と位置決めマークの形状については明確に示されていない。
特開2005−302149 特開2005−228416 特開2005−203070
従来のホログラム記録担体においてトラック上の光スポットの直径は、光の波長と対物レンズの開口数(numerical aperture:NA)により決まる値 (いわゆる回折限界で、例えば0.82λ/NAである(λ=波長))まで、微細に絞り込まれるように設定される。従来例はサーボ光束が回折限界に集光された状況で設定されているのでアドレスや位置情報マーカの形状には制限がある。
従来、複数回のホログラム記録又は再生を行う場合に、1回のホログラム記録工程で書き込まれるデータの単位ビット量が大きくなるため、データの記録済み部分を探すためにホログラム毎で検索を行うなど制御が複雑であることに加え、微細な光スポットの位置制御に複雑なサーボ検出系を必要としていた。
そこで、本発明の解決しようとする課題には、複数回のホログラム記録を速やかに行えるとともに安定的に記録又は再生を簡易に行うことを可能にするホログラム記録担体およびホログラム装置を提供することが一例として挙げられる。
請求項1記載のホログラム記録担体は、光照射により情報の記録又は再生が行われるホログラム記録担体であって、
可干渉性のホログラム記録光束による光学干渉パターンをホログラムとして内部に保存するホログラム記録層と、前記ホログラム記録層の膜厚方向に積層されかつ複数のマークがあらかじめ記録されているサーボ層を有し、前記マークは前記ホログラム記録担体に対し照射された前記ホログラム記録光束の光スポットの相対的な移動方向に平行な方向に列をなしマーク列として複数延在していることを特徴とする。これにより、角度多重方式のホログラム記録担体において角度多重ホログラム群(ブック)のアドレスを規定すると同時にブックを記録する領域を決定するためのマークをホログラム記録担体に設けることができ、マーク列により、簡単なサーボ検出系で精度の良い位置決めが可能である。
前記マークの各々は前記光スポットの相対的な移動方向に平行な方向よりも前記移動方向に垂直な方向において長い形状を有していることが好ましい。例えば、半径方向に長いマークとしたことでディスク形状のホログラム記録担体を用いた場合、ディスクに偏芯などが生じた場合にもマークの検出ができる。
前記光スポットの相対的な移動方向に平行な方向における前記マーク列の間に、前記ホログラムの記録間隔と等しい間隔で、上記マークとは異なる形状を有する位置決めマークを配置したことが好ましい。例えば、マークのアドレス領域と位置決めマークでマークの形状が異なるので判別が簡単である。
前記光スポットの相対的な移動方向に垂直な方向における隣接する前記マーク列の間隔は、前記ホログラムの記録間隔と等しい間隔であることが好ましい。
前記光スポットの相対的な移動方向に垂直な方向における隣接する前記マーク列の間において、前記光スポットが相対的に移動する前記垂直な方向に列をなした複数のマークからなるマーク列が配置されていることが好ましい。
前記マーク列の間における前記垂直な方向に列をなした複数のマークからなる前記マーク列の端部に判定マークが配置されていることが好ましい。例えば、半径移動領域を示すマークがあるので正確に半径方向の移動ができる。
請求項7記載のホログラム装置は、可干渉性のホログラム記録光束による光学干渉パターンをホログラムとして内部に保存するホログラム記録層と、前記ホログラム記録層の膜厚方向に積層されかつ複数のマークがあらかじめ記録されているサーボ層を有し、前記マークは前記ホログラム記録担体に対し照射された前記ホログラム記録光束の光スポットの相対的な移動方向に平行な方向に列をなしマーク列として複数延在し、光照射によりホログラムの情報の記録又は再生が行われるホログラム記録担体のホログラム装置であって、
前記光スポットを前記サーボ層の前記マークに集光してその戻り光から前記マークの情報を読み取ることにより、前記ホログラム記録担体の動きに前記光スポットを追従させるサーボ制御を行うとともに、前記ホログラム記録担体と前記光スポットの相対的位置関係を制御することを特徴とする。
前記サーボ層上における前記光スポットは、前記光スポットの相対的な移動方向に平行な方向よりも前記移動方向に垂直な方向において長い形状を有しているが好ましい。例えば、半径方向に長い光スポットとしたことでディスク形状のホログラム記録担体を用いた場合、ディスクに偏芯などが生じた場合にもアドレスマークや位置決めマークの検出ができる。
発明を実施するための形態
以下に本発明の実施の形態を図面を参照しつつ説明する。
<ホログラム記録担体>
図1は、本実施形態の一例である光照射により情報の記録又は再生が行われるディスク形状のホログラム記録担体2を示す。ホログラムHGとして内部に保存するホログラム記録担体2には、複数のマークMがあらかじめ記録されて列をなしてマーク列として同心円として複数延在している。
図2に示すように、ホログラム記録担体2は、基板3上に積層された、ホログラム記録層7、サーボ層5、および保護層8からなる。ホログラム記録担体2は、可干渉性の参照光および信号光のホログラム記録光束による光学干渉パターンをホログラム(回折格子)として内部に保存するホログラム記録層7と、その膜厚方向に積層されたサーボ層5とを備えている。また、図3に示すように保護層8を省略したホログラム記録担体2としてもよい。
ホログラム記録層7には、ホログラム記録光束(参照光および信号光)の波長に対し感応する光感応材料、フォトリフラクティブ材料や、ホールバーニング材料、フォトクロミック材料などが用いられる。ホログラム記録層7材料にはサーボ光束SBの波長に対しては感応しない材料から選択される。
基板3は、その材料として特に限定されるものではなく、例えば、ガラス、或いはポリカーボネート、アモルファスポリオレフィン、ポリイミド、PET、PEN、PESなどのプラスチック、紫外線硬化型アクリル樹脂などからなる。
保護層8は光透過性材料からなり、積層構造の平坦化や、ホログラム記録層などの保護の機能を担う。
ホログラム記録層7の膜厚方向に積層されたサーボ層5に複数のマークMがあらかじめ記録されている。マークMはホログラム記録光束ではほとんど感応しない材料で形成されている。例えば、マークMはサーボ光束SBの波長にのみ反射率を有する波長選択性反射膜などである。図4に示すようにマークMは照射されたホログラム記録光束の信号光GB光スポットの相対的な移動方向に平行な方向に列をなし、マーク列MRWとして複数延在している。サーボ層5に離れて交わることなく延在する複数のマーク列MRWは印刷などで形成できる。
ホログラム(ブック)を記録すべき記録領域とマーク列MRWとは、ホログラム記録担体2の平面内でも異なった位置で互いに配置されている。よって、図4に示すように、サーボ光束SBの光スポットが信号光GBの光軸とずらした位置に形成されるように、サーボ光束SBの光軸が信号光GBの光軸から所定距離Hapで離れている。
マーク列MRWは高い反射率のマークMとそれらの間の非マークnM(平坦部)との交互の配列からなる。マーク列MRWにおけるマークMの各々は照射されるサーボ光スポットの相対的な移動方向に平行な方向よりも移動方向に垂直な方向において長い形状を有している。マーク列MRWで反射された光を光検出器で検知する際に、サーボ光スポットがバーコード状のマークMを横切るように移動するので、マーク列MRWすなわちマークコードの白黒または明暗によって反射光光量が変化するので、この反射光光量の変化を電気信号に変換し取得することができる。
図4に示すように、マーク列MRWはマークコードとしてマークMの両端にある余白の部分(マージン)を設けた、キャラクタ/データ/チェックデジット/ストップキャラクタの順のフォーマットとすることができる。
マージンが十分でないと読み取りが不安定になる場合がある。初めと終わりの位置を特定することが難しいからである。スタートキャラクタおよびストップキャラクタはデータの始まりおよび終わりを表わす文字であり、例えば、"*"や"a","b","c","d"などがある。データは情報として表されている文字(数字、アルファベットなど)のマークパターンが読み取り側から順に並べられる。たとえば順番に並べることで、「0123」というアドレスデータを表すことができる。チェックデジットは読み誤りがないかチェックするために、算出された数値で、マークコードデータの直後に付加される。このように、マーク列MRWすなわちマークコードの長さは、両端のマージンを含んだ長さとすることが好ましい。マークコードの幅はディスク偏芯などが生じた場合、半径方向へ移動するので半径方向へ長くを確保することが望ましい。マークコードの幅が狭いと、サーボ光束がマークコードから外れてしまい、安定して読み取りできない場合がある。マークコードの長さの15%以上を確保することが好ましい。次に、マークコードを構成する最小単位であるマークと非マークのサーボ光スポットの相対的な移動方向に平行な方向の太さについて、マークコードは、太さごとに、例えば、細および太のマークNB、WBと細および太の非マークNS、WSの組合せで構成できる。そこで、それらの太さの割合を、NB:WB=NS:WS=1:2〜1:3と設定できる。
マーク列MRWのデータとしては、ホログラム記録層のホログラム記録すべき部分のアドレスを示すアドレスマーク、それらに関係する種々の情報(圧縮方法情報、材料情報、レーザーパワーや記録波長などの情報)を示す関係マークが挙げられる。
マーク列MRWは、光ビーム照射用の対物レンズの少なくともトラッキングサーボのサーボ制御にも用いられる。基板3が円板の場合、トラッキングサーボ制御を行うため、マーク列MRWは基板の中心に関してその上に同心円状の他に、螺旋状、或いは複数の分断された螺旋弧状に形成され得る。
マーク列MRWとしてホログラム記録層のホログラム記録すべき部分のアドレスを示すアドレスマークをあらかじめ記録したディスク形状のホログラム記録担体(図1)の例を説明する。
(実施例1)
マーク列からなるマークコード領域MCRにはブックのアドレスを示す情報が担持されている。ホログラム記録層7とは別のサーボ層5には図6に示すように、アドレスマークADM(マークコード領域MCR)および位置決めマークPAMがあらかじめ記録されている。
アドレスマークADMはホログラム記録光束(信号光GB)が透過しない位置に配置され、1つのマークコード領域MCRと引接する1つの位置決めマークPAMが1対となっている。
位置決めマークPAMはサーボ光束SBでサーボ層5のマーク列をトレースした場合に半径方向および接線方向の位置が検出できるような形状になっている。例えば図6に示す正方形形状を正方形で4等分した明暗からなる位置決めマークPAMにおいてサーボ光束SBが位置決めマークPAMの中央に存在するときに光スポットの対角象限位置に暗分が配置された形状とする。
一方、アドレスマークADMはホログラム記録担体の半径方向に接線方向より長いマークMとして形成されている。マークMの長さAt(半径方向)はホログラム記録担体の偏芯が生じてもサーボ光束SBの光スポットが中央に存在するときにアドレスマークADMからはみ出ない大きさとする。
マークMの半径方向長さAtはディスクの場合、次のように決定される。扁芯量Dcを有するログラム記録担体において、マーク列MRWを形成すべき再生半径rのディスク円周上で、サーボ光束SBが接線方向の1つのブック記録間隔Hrpで移動したとき、再生半径rからずれるマークM上の摂動扁芯量をΔDcと想定すると、摂動扁芯量ΔDcは、ΔDc=Dc/(2*π*r/Hrp)で表されるので、マークMの半径方向長さAtは再生半径rのディスク円周上の内外側を考慮すると、At≧2*ΔDc+(サーボ光束SBの半径方向長さ:R)と表される。よって、At≧2*Dc/(2*π*r/Hrp)+R=Dc*Hrp/π*r+Rを満たす長さのマークMを設定することが好ましい。
対となるマークコード領域MCRと位置決めマークPAMの合計の長さは図6に示すように、ホログラム記録担体の接線方向(光ディスク回転方向)のブック記録間隔Hrpと一致している。また、半径方向には、接線方向に延在するアドレスマークADMと位置決めマークPAMの組がやはりブック記録間隔Htpと一致して配置されている。
このように、ホログラム記録担体の接線方向の隣接する2つの位置決めマークPAMはブック記録間隔Hrpと同一の間隔で形成されている。アドレスマークADMおよび位置決めマークPAMの組の列はホログラム記録担体の半径方向にも光ディスクのトラックのように形成されている。よって、トラックピッチは、これらマーク列の半径方向の隣接するもの同士の間隔は半径方向のブック記録間隔Hrpと一致している。これらのマーク列のアドレスマークADMはホログラム記録光束FBが透過しないように間隔および幅が決められている。よって、記録再生光束にノイズなどを与えることがない。また、もし何らかの原因でホログラム記録光束FBがアドレスマークADMにかかってしまった場合でも、サーボ光束SBのみに感応する材料で形成されているため問題は無い。なお、接線方向および半径方向のブック記録間隔HrpおよびHrpが等しい場合の他に、HrpおよびHrpを等しくしない場合もある。
ホログラム記録担体が光ディスク形状の場合、光ディスクに偏芯が生じる場合がある。マークコード領域MCRの半径方向の幅Atはホログラム記録担体が偏芯したとしてもサーボ光束SBの光スポットがはみ出ないだけ広く設定されている。
<ホログラム装置>
図7は本発明を適用したホログラム記録担体の情報を記録又は再生する角度多重型のホログラム装置の概略構成の例を示す。
図7のホログラム装置は、参照光ミラー駆動回路MD、ホログラム記録担体2のディスクをターンテーブルを介して回転させるスピンドルモータ22、ホログラム記録担体2から光ビームによって信号を読み出すピックアップ23、該ピックアップを保持し半径方向に移動させるピックアップ粗動駆動部24、第1光源駆動回路25a、第2光源駆動回路25b、空間光変調器駆動回路26、再生光信号検出回路27、サーボ信号処理回路28、ピックアップ粗動駆動部24に接続されピックアップの位置信号を検出するピックアップ位置検出回路31、ピックアップ粗動駆動部24に接続されこれに所定信号を供給するスライダサーボ回路32、スピンドルモータ22に接続されスピンドルモータの回転数信号を検出する回転数検出部33、該回転数検出部に接続されホログラム記録担体2の回転位置信号を生成する回転位置検出回路34、並びにスピンドルモータ22に接続されこれに所定信号を供給するスピンドルサーボ回路35を備えている。
ホログラムホログラム装置は制御回路37を有しており、制御回路37は、参照光ミラー駆動回路MD、第1光源駆動回路25a、第2光源駆動回路25b、空間光変調器駆動回路26、再生光信号検出回路27、サーボ信号処理回路28、ピックアップ位置検出回路31、スライダサーボ回路32、回転数検出部33、回転位置検出回路34、並びにスピンドルサーボ回路35に接続されている。制御回路37は所定信号に基づいて、これら駆動回路を介してピックアップに関する粗動および微動のサーボ制御、再生位置(半径および接線方向の位置)の制御などを行う。制御回路37は、各種メモリを搭載したマイクロコンピュータからなり装置全体の制御をなすものであり、操作部(図示せず)からの使用者による操作入力および現在の装置の動作状況に応じて各種の制御信号を生成するとともに、使用者に動作状況などを表示する表示部(図示せず)に接続されている。
また、制御回路37は外部から入力されたホログラム記録すべきデータの符号化などの処理を実行し、所定信号を空間光変調器駆動回路26に供給してホログラムの記録シーケンスを制御する。制御回路37は、再生光信号検出回路27からの信号に基づいて復調および誤り訂正処理をなすことにより、ホログラム記録担体に記録されていたデータを復元する。更に、制御回路37は、復元したデータに対して復号処理を施すことにより、情報データの再生を行い、これを再生情報データとして出力する。
更にまた、制御回路37は、記録すべきホログラムデータから得られた内容情報(例えば画像データ)のサムネイル情報や、ホログラム記録時の圧縮法、符号化復号化法、レーザーパワー、記録波長などのホログラムデータに関係するデータの符号化などの処理を実行する。そして、制御回路37は、サーボ信号処理回路28から供給される信号に基づいて、ホログラム記録担体のサーボ層に記録されていたマーク列MRWの情報を用いてホログラム記録を実行する。
(ピックアップ)
図8は、当該ホログラム装置のピックアップ23の概略構成に示す。かかるピックアップは一般的な角度多重方式ホログラム装置のピックアップにマーク列MRWの情報の検出用の光学系例えばサーボ光学系を付加した構成である。
ピックアップ23は、大きく分けてホログラム記録再生光学系と、サーボ光学系と、共通系と、からなる。
ホログラム記録再生光学系は、ホログラムの記録および再生用の第1光源駆動回路25aに接続された第1レーザ光源LD1、第1コリメータレンズCL1、ハーフミラープリズムHP、空間光変調器SLM、対物レンズOBA、対物レンズOBB、荷結合装置(CCD)や相補型金属酸化膜半導体装置(CMOS)などのアレイからなる再生光信号検出回路27に接続された像センサISを含む再生光信号検出部、アパーチャーAPP、ガルバノミラーGM、4f光学系の照射レンズILBおよびILAからなる。一対の対物レンズOBA、OBBは互いの焦点が一致するように直線上に配置され両端の商店位置には空間光変調器SLMおよび像センサISが共役に配置されている。一対の対物レンズOBA、OBBの共通焦点を外して、ホログラム記録担体2が配置される。空間光変調器SLMは、マトリクス状に分割された複数の画素電極を有する透過型の液晶パネルなどで電気的に入射光を画素ごとに透過又は遮光状態とする機能を有する。この空間光変調器SLMは空間光変調器駆動回路26に接続され、空間光変調器駆動回路26からの記録すべきページデータ(平面上の明暗ドットパターンなどの2次元データの情報パターン)に基づいた分布を有するように光ビームを変調して、信号光を生成する。
サーボ光学系は、ホログラム記録担体2に対するサーボ光束の位置(ピックアップ位置)をサーボ制御(半径方向、接線方向、フォーカシング方向の移動)するため、第2レーザ光源LD2、第2コリメータレンズCL2、偏光ビームスプリッタPBS、集光レンズCBL、1/4波長板1/4λ、検出レンズAS、および光検出器PDを含むサーボ信号検出部からなる。また、サーボ光学系は、サーボ層5からのマーク列MRWの情報の再生にも用いられる。
サーボ光学系の第2レーザ光源LD2の波長は記録系の第1レーザ光源LD1の波長と異なる波長に設定されている。サーボ光束SBは信号光GBを集光している対物レンズOBAでサーボ層5のアドレスマークADMに集光するように信号光GBの光軸からずらした位置に設定されている。サーボ層5で反射されたサーボ光束SBの反射光はサーボ光学系の対物レンズOBAを介して光検出器PDで検出される。位置決めマークPAMの検出用の光検出器は4分割された受光素子により構成されている。
ダイクロイックプリズムDPおよび対物レンズOBAは共通系である。
更に、ピックアップ23には、その筐体ごと、対物レンズOBを自身の光軸に平行な方向(フォーカシング方向)、マーク列MRWに平行方向(接線方向)および垂直な方向(半径方向)に移動させるピックアップ微動駆動部36が備えられている。
サーボ信号検出部の光検出器PDは、サーボ信号処理回路28に接続され、例えば、サーボ光束のフォーカス、半径および接線方向の移動制御用にそれぞれに受光素子を有する。光検出器PDからのマーク信号RF、フォーカスエラー信号やトラッキングエラー信号などの出力信号はサーボ信号処理回路28に供給される。
サーボ信号処理回路28においては、これらエラー信号から駆動信号が生成され、これが制御回路37を介してピックアップ微動駆動部36に供給される。ピックアップ微動駆動部36はピックアップ位置を微調整するように動作する。ピックアップは半径、接線方向およびフォーカシング方向の駆動信号による駆動電流に応じた分だけ微細に駆動され、ホログラム記録担体に照射される光スポットの位置が変位する。これにより、記録時の運動しているホログラム記録担体に対する光スポットの相対位置を一定としてホログラムの形成時間を確保できる。
制御回路37は、操作部又はピックアップ位置検出回路31からの位置信号およびサーボ信号処理回路28からの半径方向移動エラー信号に基づいてスライダ駆動信号を生成し、これをスライダサーボ回路32に供給する。スライダサーボ回路32はピックアップ粗動駆動部24を介して、そのスライダ駆動信号による駆動電流に応じピックアップ23をディスク半径方向に移送せしめる。
回転数検出部33は、ホログラム記録担体2をターンテーブルで回転させるスピンドルモータ22の現回転周波数を示す周波数信号を検出し、これに対応するスピンドル回転数を示す回転数信号を生成し、回転位置検出回路34に供給する。回転位置検出回路34は回転数位置信号を生成し、それを制御回路37に供給する。制御回路37はスピンドル駆動信号を生成し、それをスピンドルサーボ回路35に供給し、スピンドルモータ22を制御して、ホログラム記録担体2を回転駆動する。
ホログラム記録光学系の動作は次のとおりである。
第1レーザ光源LD1から出射された発散光は第1コリメータレンズCL1で平行光束に変換されハーフミラープリズムHPにて2つの光路に分離される。
ハーフミラープリズムHPでミラープリズムMPへ分岐した光はここで反射され、空間変調器SLMに入射し、ここでページデータに応じて空間的に変調され信号光GBとなる。信号光GBはサーボ光学系と合成されるダイクロイックプリズムDPを透過し物レンズOBAに入射しホログラム記録担体2に入射する。
一方、参照光RBはアパーチャーAPPにて開口制限され、適度な光束径に変換される。ガルバノミラーGMにより反射される。反射された参照光RBは照射レンズILBおよびILAで組まれた4f光学系に入射しホログラム記録担体2中の信号光GBと交差する。ガルバノミラーGMを低所定角度ごと回転させ固定することで信号光GBと参照光RBが交差したある一点を中心に参照光RBが回転して停止することでホログラム記録担体2中にホログラムHG(回折格子)が角度多重され複数のホログラム(ブック)が記録される。あるブックを記録し終わった後にホログラム記録担体2を移動させ別の領域に再びブックを記録する。ガルバノミラーGMは、その回転軸を回動するアクチュエータを制御する参照光ミラー駆動回路MDによって、駆動される。
角度多重方式では、記録時のホログラム記録担体内において、信号光に対する参照光の角度を僅かずつ変更することによって、同一エリアに角度ごとに異なる記録情報を多重記録できる。一般に、角度多重方式のホログラム装置では、ホログラム記録担体へ照射する参照光の角度を変更する機構として、いわゆる4f光学系およびガルバノミラーが用いられ、図8に示すように、4f光学系光路に複数の4fレンズの焦点が一致するように並べられ、一方端のレンズ焦点にガルバノミラーGMの回転軸が配置され他方端(共役位置)のレンズ焦点にホログラム記録担体2の記録層が配置される。
ホログラムの再生時においては、空間光変調器SLMを遮光状態とすることによって信号光GB照射を止め、参照光RBのみを所定角度でホログラム記録担体2へ入射して、ホログラムから信号光が再構築され、像センサISにてページデータへ光電変換される。
サーボ光学系の動作は次のとおりである。
ホログラム記録光束FBとは異なる波長の第2レーザ光源LD2から出射された発散光は、第2コリメータレンズCL2により平行光束に変換されサーボ光束SBとして偏光ビームスプリッタPBS、集光レンズCBLを透過してダイクロイックプリズムDPでホログラム記録光学系と合成される。サーボ光学系の集光レンズCBLは、サーボ光束SBを、対物レンズOBAと組み合わせてホログラム記録担体2のサーボ層5にある程度の光スポット径となるように集光させるようになっている。この光スポットは必ずしも回折限界まで集光されている必要はない。ブックの記録領域とアドレスマークADMのマークコード領域MCRはホログラム記録担体2平面内でも異なっているため、サーボ光束SBの光スポットは信号光GBの光軸とずらした位置に形成されるように光軸がずらされている。
サーボ層5から反射された光は、サーボ光学系の偏光ビームスプリッタPBSおよび検出レンズASを経て、光検出器PDで検出される。ブックの記録毎にホログラム記録担体2を接線方向に移動(回転)させる。この移動によりマークコード領域MCRの信号を検出することができ、記録しようとするブックアドレスを知ることができる。次に記録するブックの場所を知るためには位置決めマークPAMを利用する。位置決めマークPAMはブック間間隔と等しい間隔で配置されており、サーボ光束SBで読み取ることで位置の判別が可能な形状になっている。
例えば、光検出器PDは、図9に示すようにサーボ光束SB受光用の半径方向と線方向とに沿って4等分割の受光面を有した受光素子A1〜A4から構成される。4分割線の方向はディスク半径方向とマーク列MRW(接線方向)に対応している。光検出器PDは、サーボ光束SB合焦時の反射光スポットが受光素子A1〜A4の分割交差中心を中心とする円形となるように設定されている。
光検出器PDの受光素子A1〜A4の各出力信号に応じて、サーボ信号処理回路28は種々の信号を生成する。
図10に位置決めマークPAMを検出する方法を示す。エラー検出には図9に示す光検出器PDを用いる。接線方向に相対移動するサーボ光束SBの光スポットが位置決めマークPAMにさしかかると光検出器の一つの象限の受光素子A2で戻り光が検出される(タイミング2)。さらに進むとA1,A2の光検出器で検出されマーク位置ではA1、A3の受光素子で検出される(タイミング3)。サーボ光束SBの光スポットがマークから遠ざかるとちょうど逆の受光素子で戻り光が検出される(タイミング4)。よって、受光素子A1〜A4の出力をA1〜A4とすると、Pe=(A1+A2)−(A3+A4)の演算を行うことで位置決めマークPAMとの差を示すポジションエラー信号Peが得られる。このポジションエラー信号Peを元にホログラム記録担体2もしくはピックアップをホログラム記録担体2の接線方向に移動し、ブックを記録する適正な位置(位置決めマークPAMの位置)でホログラムの記録を行うことができる。
(実施例1の変形例)
マークコード領域MCRと位置決めマークPAMの区別を行うため、実施例1のように、マークコード領域MCRと位置決めマークPAMの間にブランク(マージン)を設ける以外の、アドレスマークADMおよび位置決めマークPAMの形状変形例を示す。
図11に示すように、位置決めマークPAM1を接線方向に半径方向により長く設定する。これにより、光検出器の受光素子A1,A2の出力のみが検出されるとマークが近いと判断することができる。
図12に示すように、マークコード領域MCRをブック間各毎に交互に半径方向にずらす。これにより、光検出器の受光素子A1,A2の出力からA3,A4の検出に変化するとマークが近いと判断することができる。
図13の1、2、3、4、5に示すように、位置決めマークPAMは半径方向および接線方向に対称な分割された明暗形状であればよい。
(実施例2)
図14に実施例2のピックアップ23の概略構成に示す。当該ピックアップ23は、サーボ光束SBをホログラム記録担体2の半径方向に長くなるように、光束形状を整形する非点収差発生手段(例えばシリンドリカルレンズ)100をサーボ光学系の第1レーザ光源LD1と第1コリメータレンズCL1の間に配置した以外、ホログラム記録光学系は図8の実施例1と同様である。非点収差を発生させる光学素子によって、図15に示すように、サーボ光束SB2をホログラム記録担体2の半径方向に長くできるので、ホログラム記録担体2が接線方向に移動する際にサーボ光束SB2の適正位置(図15の2)から半径方向に微少に移動してしまう(光ディスク形状の場合は偏芯)場合でも(図15の1又は3)、サーボ光束SBがマークコード領域MCR、位置決めマークPAMからはみ出てしまうことがない。その結果、ホログラム記録担体2のばらつきやホログラム記録担体2を移動するメカニズムに誤差が生じても良好な位置決めを行うことができるため、正確な間隔でブックを記録することができる。
(実施例3)
図15は、実施例3のホログラム記録担体の概略構成、特にサーボ層に形成されている複数のマークからなるマーク列の構成を示す。実施例3は、半径方向に伸びるマーク列MRW2を追加した以外、図6に示す実施例1のマークコード領域MCRおよび位置決めマークPAMのパターンと同様である。さらに、半径に伸びるマーク列MRW2(アドレスマークADM)と接線方向に伸びるマーク列MRWの交差する位置には接線方向に伸びる位置決めマークPAMとは異なる形状の第2位置決めマークPAM2を配置することもできる。例えば、図16に示すように、交差するポイントの第2位置決めマークPAM4は、先の位置決めマークPAMのマーク形状がネガポジ反転した形状とする。この構成により、半径方向および接線方向のホログラム記録の位置が検出できる。
半径方向および接線方向のマーク列MRWは接線方向の位置決めマークPAMの位置で交差するように配置されているので、サーボ光束SBはホログラム記録担体2の接線方向の位置決めを完了後、半径方向に移動することで、マーク列MRW2から半径方向のアドレスを読み取ることができる。半径方向の移動は接線方向への移動と同様のアルゴリズムで行われる。
よって図15及び図16の構成で、サーボ光束SBで検出した信号を処理することで接線方向から半径方向への移動が実現できる。また、半径方向アドレスはホログラム記録担体2の特定の場所のみにあってもよい。し、ある一定の間隔毎にあってもよい。
また、上記実施形態においては、記録媒体としホログラム記録担体ディスク2を例に説明したが、ホログラム記録担体の形状は円盤状に限定されるものではなく、他に例えば、プラスチックなどからなる矩形状平行平板の光カード20aのホログラム記録担体であってもよい。かかる光カードにおいて、マーク列MRWは基板の例えば重心に関してその上に螺旋状もしくは螺旋弧状又は同心円状に形成されもよいし、マーク列MRWが基板上に平行に複数並設されていてもよい。
本発明による実施形態のホログラム記録担体を示す平面図である。 本発明による実施形態のホログラム記録担体を示す概略部分断面図である。 本発明による他の実施形態のホログラム記録担体を示す概略部分断面図である。 本発明による実施形態のホログラム記録担体のマーク列の一部を示す拡大部分平面図である。 本発明による実施形態のホログラム記録担体のマーク列の一部を示す拡大部分平面図である。 本発明による実施形態のホログラム記録担体のマーク列の一部を示す拡大部分平面図である。 本発明による実施形態のホログラム記録担体の情報を記録又は再生するホログラム装置の概略構成を示すブロック図である。 本発明による実施形態のホログラム記録担体の情報を記録再生するホログラム装置のピックアップの概略を示す概略斜視図である。 本発明による実施形態のホログラム記録担体の情報を記録再生するホログラム装置のピックアップにおける光検出器を示す平面図である。 本発明による実施形態のホログラム記録担体の位置決めマークを検出するためのポジションエラー信号を説明するグラフである。 本発明による他の実施形態のホログラム記録担体のマーク列の一部を示す拡大部分平面図である。 本発明による他の実施形態のホログラム記録担体のマーク列の一部を示す拡大部分平面図である。 本発明による他の実施形態のホログラム記録担体のマーク列の一部を示す平面である。 本発明による他の実施形態のホログラム記録担体の情報を記録再生するホログラム装置のピックアップの概略を示す概略斜視図である。 本発明による他の実施形態のホログラム記録担体のマーク列の一部を示す拡大部分平面図である。 本発明による他の実施形態のホログラム記録担体のマーク列の一部を示す拡大部分平面図である。 本発明による他の実施形態のホログラム記録担体のマーク列の一部を示す拡大部分平面図である。
符号の説明
2…ホログラム記録担体
3…基板
5…サーボ層
7…ホログラム記録層
8…保護層
22…スピンドルモータ
23…ピックアップ
24…ピックアップ粗動駆動部
25a…第1光源駆動回路
25b…第2光源駆動回路
26…空間光変調器駆動回路
27…再生光信号検出回路
28…サーボ信号処理回路
31…ピックアップ位置検出回路
32…スライダサーボ回路
33…回転数検出部
34…回転位置検出回路
35…スピンドルサーボ回路
36…ピックアップ微動駆動部
37…制御回路
HG…ホログラム
MRW…マーク列
FB…ホログラム記録光束
SB…第2光ビーム、サーボ光束
M…マーク
LD1…第1レーザ光源
CL1…第1コリメータレンズ
HP…ハーフミラープリズム
SLM…空間光変調器
IS…像センサ
LD2…第2レーザ光源
CL2…第2コリメータレンズ
PBS…偏光ビームスプリッタ
1/4λ…1/4波長板
AS…検出レンズ
PD…光検出器
DP…ダイクロイックプリズム
OBA、OBB…対物レンズ

Claims (7)

  1. 光照射により情報の記録又は再生が行われるホログラム記録担体であって、
    可干渉性のホログラム記録光束による光学干渉パターンをホログラムとして内部に保存するホログラム記録層と、前記ホログラム記録層の膜厚方向に積層されかつ複数のマークがあらかじめ記録されているサーボ層を有し、前記マークは前記ホログラム記録担体に対し照射された前記ホログラム記録光束の光スポットの相対的な移動方向に平行な方向に列をなしマーク列として複数延在していること、
    前記光スポットの相対的な移動方向に平行な方向における前記マーク列の間に、前記ホログラムの記録間隔と等しい間隔で、上記マークとは異なる形状を有する位置決めマークを配置したこと、
    前記ホログラムの記録間隔は角度多重ホログラム群の記録間隔に等しいこと、並びに、
    前記マーク列はアドレスマークを含むこと、を特徴とするホログラム記録担体。
  2. 前記マークの各々は前記光スポットの相対的な移動方向に平行な方向よりも前記移動方向に垂直な方向において長い形状を有していることを特徴とする請求項1に記載のホログラム記録担体。
  3. 前記光スポットの相対的な移動方向に垂直な方向における隣接する前記マーク列の間隔は、前記ホログラムの記録間隔と等しい間隔であることを特徴とする請求項1又は2に記載のホログラム記録担体。
  4. 前記光スポットの相対的な移動方向に垂直な方向における隣接する前記マーク列の間において、前記光スポットが相対的に移動する前記垂直な方向に列をなした複数のマークからなるマーク列が配置されていることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1に記載のホログラム記録担体。
  5. 前記マーク列の間における前記垂直な方向に列をなした複数のマークからなる前記マーク列の端部に判定マークが配置されていることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1に記載のホログラム記録担体。
  6. 可干渉性のホログラム記録光束による光学干渉パターンをホログラムとして内部に保存するホログラム記録層と、前記ホログラム記録層の膜厚方向に積層されかつ複数のマークがあらかじめ記録されているサーボ層を有し、前記マークは前記ホログラム記録担体に対し照射された前記ホログラム記録光束の光スポットの相対的な移動方向に平行な方向に列をなしマーク列として複数延在し、光照射によりホログラムの情報の記録又は再生が行われるホログラム記録担体のホログラム装置であって、
    前記光スポットを前記サーボ層の前記マークに集光してその戻り光から前記マークの情報を読み取ることにより、前記ホログラム記録担体の動きに前記光スポットを追従させるサーボ制御を行うとともに、前記ホログラム記録担体と前記光スポットの相対的位置関係を制御すること、
    前記光スポットの相対的な移動方向に平行な方向における前記マーク列の間に、前記ホログラムの記録間隔と等しい間隔で、上記マークとは異なる形状を有する位置決めマークを配置したこと、
    前記ホログラムの記録間隔は角度多重ホログラム群の記録間隔と等しいこと、並びに、
    前記マーク列はアドレスマークを含むこと、を特徴とするホログラム装置。
  7. 前記サーボ層上における前記光スポットは、前記光スポットの相対的な移動方向に平行な方向よりも前記移動方向に垂直な方向において長い形状を有していることを特徴とする請求項記載のホログラム装置。
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