JP4768595B2 - 組立てラインシステム - Google Patents
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Description
(1)2基の搬送ラインを、それらの少なくとも一部同士が、互いに上下に離間して、物品を、ほぼ等速で同一方向に搬送しうるように配設し、両搬送ラインのいずれか一方により、部品を組み付けようとする複数の基体を、搬送方向に並べて搬送し、かつ他方の搬送ラインにより、前記各基体に組み付けるべき部品を装着した複数の部品保持手段を、対応する基体と互いに上下に接近させて搬送するようにした組立てラインシステムにおいて、2基の搬送ラインが、互いに上下に離間して、物品を同一方向に搬送しうるようにした組立てエリアの一部に、基体と部品保持手段との搬送方向における位置関係のずれを検出して、そのずれを是正するように、前記2基の搬送ラインのうちのいずれか一方の駆動手段を、増速または減速する調整手段を備える調整エリアを設け、前記調整手段が、基体が調整エリアの入口部分に差し掛かったとき、作動するようにした基体検出センサと、部品保持手段が調整エリアの入口部分に差し掛かったとき、作動するようにした部品検出センサと、基体検出センサに対する部品検出センサの作動のタイミングの遅れと進みとそのずれの大きさとを検出し、前記ずれの大きさが、予め定めた許容限度を超えたとき、前記部品保持手段を搬送する方の搬送ラインにおける調整エリア内の駆動手段を、増速または減速するように制御する制御手段とを備えるものとする。
このときの部品保持手段と対応する基体との接近の程度は、作業者が同一方向を向いたままの姿勢で、部品保持手段と基体との両方に手が届くことを基準として判断するのがよい。
請求項1の発明によると、基体と、それに組み付けるべき部品が装着された部品保持手段とが、上下に接近して送られてくるので、作業者は、同じ方向を向いたままの姿勢で、部品保持手段に保持されている部品を取り出して、それを簡単かつ迅速に基体に組み付けることができ、部品を取出すのに、後方にふり返ったり、腰を曲げたりする必要がなく、作業者の負担を軽減することができる。
また、部品保持手段には、1個の基体に組み付けるべき部品が装着されているので、他種類の部品の中から、目的のものを選択する必要がなく、誤って異なる部品を組み付けるといったミスを防止することができるとともに、部品保持手段に部品が残っていることを確認するだけで、部品の組み付け忘れを即座に知ることができる。
さらに、製造計画に応じて、各部品保持手段に保持させる部品を、随時変更するだけで、色違いや、オプション部品付きのものとそうでないもの等の、種類の異なる製品を簡単に製造することができ、多品種少量生産に最適である。
図1および図2に示すように、この組立てラインシステムは、二輪車の製造ラインに適用したもので、床面に敷設され、かつ複数の基体1を、搬送方向である前方(図1および図2における左方)に並べて搬送する公知のスラットコンベヤ2により形成した主搬送ラインAと、少なくとも一部が主搬送ラインAの上方空間に配設され、かつ対応する基体1に組み付けるべき部品3を装着した複数の部品保持手段4を、対応する基体1の上方に位置するようにして、主搬送ラインAとほぼ同期して搬送するようにした、公知の吊り下げ搬送装置5よりなる部品搬送ラインBとを備えている。
この吊り下げ搬送装置5は、図4〜図6に示すように、天井から吊り下げられた支持枠8(図6参照)の下端部に支持された互いに平行な2本の前後方向を向く走行レール9a、9bと、両走行レール9a、9bの上方に、それらと平行をなすように配設され、かつ駆動装置10(図6参照)により自身の軸線まわりに回転させられようにして、支持枠8に支持されたドライブシャフト11と、両走行レール9a、9b上を4個の走行ホイール12をもって走行するようにした前後1対の走行台車13と、各走行台車13上に若干上下動可能として装着された受台14と、この受台14を上方に向かって付勢するばね15と、ドライブシャフト11の外周面に、斜めの方向を向いて圧接するようにして、各受台14の上面に装着された4個の推進ホイール16(図5参照)と、各走行台車13より垂下し、下端部で部品保持手段4を吊支する吊支杆17とを備えている。
この調整エリアB6の入口部分と出口部分とには、合流エリアB5におけるのと同様の基体検出センサ25と部品検出センサ26とが、主搬送ラインAの側方における適宜の固定体と、部品搬送ラインBの側方における適宜の固定体とに設けられている。
この調整エリアB6の入口部分における基体検出センサ25と部品検出センサ26と後述するタイマー内蔵のコンピュータ30とにより、調整手段が形成されている。
基本的には、システム全体は、コンピュータ30により制御され、またシステム内のすべてのモータは、インバータ制御される。
また、このような調整エリアB6は、組立てエリアB1の長さが長い場合は、1箇所だけでなく複数箇所に設けるのがよい。
組立てエリアB1を出た空の部品保持手段4は、斜め上方に向かう上向き傾斜部By、及び水平湾曲部Bxを含む返送エリアB2を通って、部品積み込みエリアB3まで送られ、ここで、次の部品3が装着され、部品3が装着された状態で、水平湾曲部Bx及び下向き傾斜部Bzを含む待機エリアB4を通って、合流エリアB5へと送られ、再度循環させられる。
例えば、上記の実施形態においては、下方の主搬送ラインAにより、基体1を搬送し、かつ上方の部品搬送ラインBにより、部品3を搬送するようにしているが、基体が軽量である場合等においては、上方の搬送ラインにより、基体1を搬送し、かつ下方の搬送ラインにより、部品を、基体1に接近させて搬送するようにすることもできる。
B 部品搬送ライン
B1組立てエリア
B2返送エリア
B3部品積み込みエリア
B4待機エリア
B5合流エリア
B6調整エリア
Bx水平湾曲部
By上向き傾斜部
Bz下向き傾斜部
1 基体
1aフレーム
1b前輪
1c後輪
2 スラットコンベヤ
3 部品
4 部品保持手段
5 吊り下げ搬送装置
6 スラット
7 治具
7aベース
7b固定片
7cボールねじ
7d可動片
8 支持枠
9a、9b ガイドレール
10駆動装置
11ドライブシャフト
12走行ホイール
13走行台車
14受台
15ばね
16推進ホイール
17吊支杆
18駆動軸
19プーリ
20Vベルト
21モータ
22方形枠
23ネット
24同期スタート手段
25基体検出センサ
25a治具検出センサ
25b基体把持検出センサ
26部品検出センサ
27走行停止手段
28停止解除手段
29反射板
30コンピュータ
31駆動軸
32エンコーダ
Claims (4)
- 2基の搬送ラインを、それらの少なくとも一部同士が、互いに上下に離間して、物品を、ほぼ等速で同一方向に搬送しうるように配設し、両搬送ラインのいずれか一方により、部品を組み付けようとする複数の基体を、搬送方向に並べて搬送し、かつ他方の搬送ラインにより、前記各基体に組み付けるべき部品を装着した複数の部品保持手段を、対応する基体と互いに上下に接近させて搬送するようにした組立てラインシステムにおいて、
2基の搬送ラインが、互いに上下に離間して、物品を同一方向に搬送しうるようにした組立てエリアの一部に、基体と部品保持手段との搬送方向における位置関係のずれを検出して、そのずれを是正するように、前記2基の搬送ラインのうちのいずれか一方の駆動手段を、増速または減速する調整手段を備える調整エリアを設け、前記調整手段が、基体が調整エリアの入口部分に差し掛かったとき、作動するようにした基体検出センサと、部品保持手段が調整エリアの入口部分に差し掛かったとき、作動するようにした部品検出センサと、基体検出センサに対する部品検出センサの作動のタイミングの遅れと進みとそのずれの大きさとを検出し、前記ずれの大きさが、予め定めた許容限度を超えたとき、前記部品保持手段を搬送する方の搬送ラインにおける調整エリア内の駆動手段を、増速または減速するように制御する制御手段とを備えていることを特徴とする組立てラインシステム。 - 基体検出センサが、基体を搬送する搬送ラインに設けた基体把持用の治具が、調整エリアの入口部分に差し掛かったことを検出することにより作動する治具検出センサと、前記治具における可動片が、開放位置から、基体を挟む作動位置に移動したことを検出することにより作動する基体把持検出センサとを備え、両センサがともに作動することにより、基体検出センサが作動するようにしたことを特徴とする請求項1記載の組立てラインシステム。
- 基体を搬送する搬送ラインを、床面に敷設した主搬送ラインとし、かつ部品保持手段を搬送する搬送ラインを、少なくとも一部が前記主搬送ラインの上方空間に配設され、かつ前記部品保持手段を吊支して搬送する部品搬送ラインとしたことを特徴とする請求項1または2記載の組立てラインシステム。
- 部品保持手段が、複数の部品を掛止しうるネットを備えるものとしたことを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の組立てラインシステム。
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