JP4768594B2 - 組立てラインシステム - Google Patents
組立てラインシステム Download PDFInfo
- Publication number
- JP4768594B2 JP4768594B2 JP2006354491A JP2006354491A JP4768594B2 JP 4768594 B2 JP4768594 B2 JP 4768594B2 JP 2006354491 A JP2006354491 A JP 2006354491A JP 2006354491 A JP2006354491 A JP 2006354491A JP 4768594 B2 JP4768594 B2 JP 4768594B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- line
- holding means
- parts
- component
- component holding
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Landscapes
- Automatic Assembly (AREA)
Description
(1)2基の搬送ラインを、それらの少なくとも一部同士が、互いに上下に離間して、物品を、ほぼ等速で同一方向に搬送しうるように配設し、両搬送ラインのいずれか一方により、部品を組み付けようとする複数の基体を、搬送方向に並べて搬送し、かつ他方の搬送ラインにより、前記各基体に組み付けるべき部品を装着した複数の部品保持手段を、対応する基体と互いに上下に接近させて搬送するようにし、さらに、前記部品保持手段が、複数の部品を掛止しうるネットを備えるものとする。
このときの部品保持手段と対応する基体との接近の程度は、作業者が同一方向を向いたままの姿勢で、部品保持手段と基体との両方に手が届くことを基準として判断するのがよい。
請求項1の発明によると、基体と、それに組み付けるべき部品が装着された部品保持手段とが、上下に接近して送られてくるので、作業者は、同じ方向を向いたままの姿勢で、部品保持手段に保持されている部品を取り出して、それを簡単かつ迅速に基体に組み付けることができ、部品を取出すのに、後方にふり返ったり、腰を曲げたりする必要がなく、作業者の負担を軽減することができる。
また、部品保持手段には、1個の基体に組み付けるべき部品が装着されているので、他種類の部品の中から、目的のものを選択する必要がなく、誤って異なる部品を組み付けるといったミスを防止することができるとともに、部品保持手段に部品が残っていることを確認するだけで、部品の組み付け忘れを即座に知ることができる。
さらに、製造計画に応じて、各部品保持手段に保持させる部品を、随時変更するだけで、色違いや、オプション部品付きのものとそうでないもの等の、種類の異なる製品を簡単に製造することができ、多品種少量生産に最適である。
また、部品保持手段が、複数の部品を掛止しうるネットを備えるものとしてあるので、部品保持手段の構造を簡素化しうるとともに、部品の着脱を容易に行うことができる。
図1および図2に示すように、この組立てラインシステムは、二輪車の製造ラインに適用したもので、床面に敷設され、かつ複数の基体1を、搬送方向である前方(図1および図2における左方)に並べて搬送する公知のスラットコンベヤ2により形成した主搬送ラインAと、少なくとも一部が主搬送ラインAの上方空間に配設され、かつ対応する基体1に組み付けるべき部品3を装着した複数の部品保持手段4を、対応する基体1の上方に位置するようにして、主搬送ラインAとほぼ同期して搬送するようにした、公知の吊り下げ搬送装置5よりなる部品搬送ラインBとを備えている。
この吊り下げ搬送装置5は、図4〜図6に示すように、天井から吊り下げられた支持枠8(図6参照)の下端部に支持された互いに平行な2本の前後方向を向く走行レール9a、9bと、両走行レール9a、9bの上方に、それらと平行をなすように配設され、かつ駆動装置10(図6参照)により自身の軸線まわりに回転させられようにして、支持枠8に支持されたドライブシャフト11と、両走行レール9a、9b上を4個の走行ホイール12をもって走行するようにした前後1対の走行台車13と、各走行台車13上に若干上下動可能として装着された受台14と、この受台14を上方に向かって付勢するばね15と、ドライブシャフト11の外周面に、斜めの方向を向いて圧接するようにして、各受台14の上面に装着された4個の推進ホイール16(図5参照)と、各走行台車13より垂下し、下端部で部品保持手段4を吊支する吊支杆17とを備えている。
この調整エリアB6の入口部分と出口部分とには、合流エリアB5におけるのと同様の基体検出センサ25と部品検出センサ26とが、主搬送ラインAの側方における適宜の固定体と、部品搬送ラインBの側方における適宜の固定体とに設けられている。
基本的には、システム全体は、コンピュータ30により制御され、またシステム内のすべてのモータは、インバータ制御される。
また、このような調整エリアB6は、組立てエリアB1の長さが長い場合は、1箇所だけでなく複数箇所に設けるのがよい。
組立てエリアB1を出た空の部品保持手段4は、斜め上方に向かう上向き傾斜部By、及び水平湾曲部Bxを含む返送エリアB2を通って、部品積み込みエリアB3まで送られ、ここで、次の部品3が装着され、部品3が装着された状態で、水平湾曲部Bx及び下向き傾斜部Bzを含む待機エリアB4を通って、合流エリアB5へと送られ、再度循環させられる。
例えば、上記の実施形態においては、下方の主搬送ラインAにより、基体1を搬送し、かつ上方の部品搬送ラインBにより、部品3を搬送するようにしているが、基体が軽量である場合等においては、上方の搬送ラインにより、基体1を搬送し、かつ下方の搬送ラインにより、部品を、基体1に接近させて搬送するようにすることもできる。
B 部品搬送ライン
B1組立てエリア
B2返送エリア
B3部品積み込みエリア
B4待機エリア
B5合流エリア
B6調整エリア
Bx水平湾曲部
By上向き傾斜部
Bz下向き傾斜部
1 基体
1aフレーム
1b前輪
1c後輪
2 スラットコンベヤ
3 部品
4 部品保持手段
5 吊り下げ搬送装置
6 スラット
7 治具
7aベース
7b固定片
7cボールねじ
7d可動片
8 支持枠
9a、9b ガイドレール
10駆動装置
11ドライブシャフト
12走行ホイール
13走行台車
14受台
15ばね
16推進ホイール
17吊支杆
18駆動軸
19プーリ
20Vベルト
21モータ
22方形枠
23ネット
24同期スタート手段
25基体検出センサ
25a治具検出センサ
25b基体把持検出センサ
26部品検出センサ
27走行停止手段
28停止解除手段
29反射板
30コンピュータ
31駆動軸
32エンコーダ
Claims (6)
- 2基の搬送ラインを、それらの少なくとも一部同士が、互いに上下に離間して、物品を、ほぼ等速で同一方向に搬送しうるように配設し、両搬送ラインのいずれか一方により、部品を組み付けようとする複数の基体を、搬送方向に並べて搬送し、かつ他方の搬送ラインにより、前記各基体に組み付けるべき部品を装着した複数の部品保持手段を、対応する基体と互いに上下に接近させて搬送するようにし、さらに、前記部品保持手段が、複数の部品を掛止しうるネットを備えるものとしたことを特徴とする組立てラインシステム。
- 床面に敷設され、かつ部品を組み付けようとする複数の基体を、搬送方向に並べて搬送する主搬送ラインと、少なくとも一部が前記主搬送ラインの上方空間に配設され、かつ対応する基体に組み付けるべき部品を装着した複数の部品保持手段を、対応する基体の上方に位置するようにして、前記主搬送ラインとほぼ同期して搬送するようにした部品搬送ラインとを備え、かつ前記部品保持手段が、複数の部品を掛止しうるネットを備えるものとしたことを特徴とする組立てラインシステム。
- 主搬送ラインと部品搬送ラインとの合流エリアに、主搬送ラインのスタート位置に基体が送られてきたことを検知して、部品搬送ラインにおいて待機中の部品保持手段の搬送を開始させる同期スタート手段を設けたことを特徴とする請求項2記載の組立てラインシステム。
- 同期スタート手段が、主搬送ラインのスタート位置に基体が送られてきたことを検知するセンサと、このセンサの作動により、部品搬送ラインにおける部品保持手段の走行を停止させて、待機させる走行停止手段の作動を解除して、部品保持手段を走行させる停止解除手段とを備えていることを特徴とする請求項3記載の組立てラインシステム。
- 部品搬送ラインを、主搬送ラインの上方に位置する組立てエリアと、組立てエリアを出た空の部品保持手段を返送する返送エリアと、返送された空の部品保持手段に部品を積み込む部品積み込みエリアと、部品が積み込まれた部品保持手段を待機させる待機エリアとを順次通って、前記組立てエリアに循環させるようにしたことを特徴とする請求項2〜4のいずれかに記載の組立てラインシステム。
- 部品搬送ラインが、主搬送ラインの上方においてそれと平行をなすように支持された走行レールと、この走行レールに沿って走行する走行台車と、各走行台車から垂下し、下端部で部品保持手段を吊支する吊支杆とを備えていることを特徴とする請求項2〜5のいずれかに記載の組立てラインシステム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006354491A JP4768594B2 (ja) | 2006-12-28 | 2006-12-28 | 組立てラインシステム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006354491A JP4768594B2 (ja) | 2006-12-28 | 2006-12-28 | 組立てラインシステム |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2008161976A JP2008161976A (ja) | 2008-07-17 |
JP4768594B2 true JP4768594B2 (ja) | 2011-09-07 |
Family
ID=39692129
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2006354491A Expired - Fee Related JP4768594B2 (ja) | 2006-12-28 | 2006-12-28 | 組立てラインシステム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4768594B2 (ja) |
Family Cites Families (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS52152064A (en) * | 1976-06-11 | 1977-12-17 | Honda Motor Co Ltd | Article conveying device at assembly site |
JP3094709B2 (ja) * | 1992-12-25 | 2000-10-03 | トヨタ自動車株式会社 | 車両の下回り部品組付けライン |
JP2564304Y2 (ja) * | 1993-12-15 | 1998-03-09 | 日野自動車工業株式会社 | コンベヤラインのハンガ同期装置 |
JP2003089413A (ja) * | 2001-09-19 | 2003-03-25 | Ishikawajima Harima Heavy Ind Co Ltd | 縦搬送装置 |
JP4145180B2 (ja) * | 2003-03-27 | 2008-09-03 | 株式会社クボタ | 組立て方法および組立て生産設備 |
-
2006
- 2006-12-28 JP JP2006354491A patent/JP4768594B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2008161976A (ja) | 2008-07-17 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP6474365B2 (ja) | 物品をパレットに積み込むためのパレタイズシステム | |
US9221605B2 (en) | Article transfer device and stacker crane having same | |
JP6705793B2 (ja) | 加工システム | |
JPH10279047A (ja) | コンベアシステム及びその制御方法 | |
JP4768595B2 (ja) | 組立てラインシステム | |
CN112061749A (zh) | 对接系统以及生产线 | |
JP5310686B2 (ja) | 物品搬送装置 | |
JP5077718B2 (ja) | 搬送装置 | |
JP4768594B2 (ja) | 組立てラインシステム | |
JP2009203033A (ja) | 容器搬送システム | |
JP2022072426A (ja) | ハンガー装置及びこのハンガー装置に設置した回転タワーの駆動システム | |
JP2008120585A (ja) | 物品収納装置用フレーム構造 | |
JP5037151B2 (ja) | 組付コンベヤ装置 | |
JP4314521B2 (ja) | 物品搬送装置 | |
JP5346098B2 (ja) | 自動装置の動作制御システム | |
JP4625782B2 (ja) | 台車移動装置 | |
KR20230090820A (ko) | 화물 자동 운반 장치 | |
JP5601128B2 (ja) | 物品搬送装置 | |
JP2012071932A (ja) | 移載装置 | |
JP5941647B2 (ja) | 物品搬送装置 | |
JP5076153B2 (ja) | パレット給排装置およびそれを具えるセル生産システム | |
JP4883611B2 (ja) | 方向転換装置 | |
JP4766614B2 (ja) | 部品組立装置 | |
JP2005067863A (ja) | 方向転換装置 | |
JP2006079319A (ja) | 搬送車の搬送制御装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20091201 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20101203 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20101214 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20110207 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20110614 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20110616 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 4768594 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140624 Year of fee payment: 3 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
S533 | Written request for registration of change of name |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |