JP4768320B2 - ハイブリッド車両の制御装置 - Google Patents

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Description

本発明は、ハイブリッド車両の制御装置に関する。
従来のハイブリッド車両の制御装置は、例えば特開2003−164003号公報(特許文献1)に記載されているように、直流電力発生手段の発生する直流電力と、電力蓄積手段の発生する直流電力をインバータ手段に供給するに際し、電力蓄積手段に蓄積する蓄電エネルギーを車両速度に対する蓄電量管理基準パターンとして設定し、このパターンによる蓄電量と電力蓄積手段の実蓄電量との差分に応じて直流電力発生手段の発生する直流電力を制御するようにしている。
このような従来のハイブリッド車両の制御装置では、車両速度に対する蓄電量管理基準パターンの蓄電量と実蓄電量との差分で電力発生手段の発生する直流電力を制御するが、車両速度で作った蓄電量管理基準パターンが必ずしも最適な車両走行エネルギーを管理しているとは言えない問題点があった。
特開2003−164003号公報
本発明は、上述のような従来技術の問題点に鑑みてなされたものであり、走行計画に基づき算出した目標エネルギー残量と蓄電装置の実エネルギー残量との差分で発電装置の発電電力を制御することにより、走行区間全体を考慮して最適なエネルギー管理を行うことができるハイブリッド車両の制御装置を提供することを目的とする。
発明は、直流電力を発電する発電装置と、直流電力を充放電する蓄電装置と、車両を駆動する電動機と、前記発電装置と前記蓄電装置が出力した直流電圧を交流電圧に変換して前記電動機を駆動する電力変換装置と、前記車両の駅停車を検知する駅検知手段と、予め作成し保持している走行計画に基づき、線路の各地点での前記蓄電装置の目標エネルギー残量を演算する目標エネルギー残量演算手段と、前記蓄電装置の実エネルギー残量を検出する実エネルギー残量検出手段と、前記車両の走行期間中は前記発電装置の発電電力を一定に保持し、前記駅検知手段が駅停車を検知した時には、当該駅位置における前記蓄電装置の目標エネルギー残量と蓄電装置の実エネルギー残量との差分に応じて前記発電装置の発電する直流電力を制御する発電制御手段とを備えたハイブリッド車両の制御装置をの特徴とする。
また、本発明は、直流電力を発電する発電装置と、直流電力を充放電する蓄電装置と、車両を駆動する電動機と、前記発電装置と前記蓄電装置が出力した直流電圧を交流電圧に変換して前記電動機を駆動する電力変換装置と、前記車両の速度を検出する速度検出手段と、車両が駅間における最高速度で走行中であることを判定する車両最高速度判定手段と、予め作成し保持している走行計画に基づき、線路の各地点での前記蓄電装置の目標エネルギー残量を演算する目標エネルギー残量演算手段と、前記蓄電装置の実エネルギー残量を検出する実エネルギー残量検出手段と、前記車両最高速度判定手段が前記車両が駅間における最高速度であると判定したときに、前記蓄電装置の目標エネルギー残量と蓄電装置の実エネルギー残量との差分に応じて発電装置の発電する直流電力を制御し、前記車両が前記最高速度でないと判定している期間中は前記発電装置の発電電力を一定に保持する発電制御手段とを備えたハイブリッド車両の制御装置を別の特徴とする。
本発明によれば、走行計画に基づき算出した目標エネルギー残量と蓄電装置の実エネルギー残量との差分で発電装置の発電電力を制御するため、走行区間全体を考慮して最適なエネルギー管理を行うことができるハイブリッド車両の制御装置を提供することができる。
以下、本発明の実施の形態を図に基づいて詳説する。
(第1の実施の形態)図1は本発明の第1の実施の形態のハイブリッド車両の制御装置を搭載するハイブリッド車両の構成を示す図である。図1において、1はハイブリッド車両、2は発電装置、3は電力変換装置、4は電動機、5は蓄電装置、6は補機、7は車輪、8はレールである。
ハイブリッド車両1の発電装置2は直流電力を発電する機器で、ディーゼルエンジンとコンバータや、燃料電池とDC/DCコンバータなど、発電機単体もしくは発電機と変換機との組合せにより構成されている。発電装置2が発電した直流電力は、電力変換装置3にて直流電圧から可変電圧可変周波数の交流電圧へと変換される。この交流電圧は電動機4へと送られる。電動機4の回転子は車輪7とつながっていて、電動機4が車輪7を駆動してハイブリッド車両1を走行させる。蓄電装置5は、二次電池や電気二重層キャパシタ、フライホイール等の蓄電素子と、DC/DCコンバータとで構成されていて、発電装置2が発電した直流電力を充電し、また蓄電力を放電することができる。
ハイブリッド車両1が加速する力行動作においては、電力変換装置3から電動機4へと電動機の力行電力を供給する。この力行電力に対して、発電装置2が十分に電力供給できれば、発電装置2から電力変換装置3そして電動機4へと電流は流れ、発電装置2が発電した電力は電動機4で消費される。しかし、発電装置2の発電電力最大値が電動機4の定格電力より小さいときや、発電装置2の出力増加レートが電動機4の出力増加より小さいとき、電動機4はパワーが不足し、十分な加速性能を保てなくなる。そのときには、蓄電装置5から発電機2の不足電力を補うことで電動機4には車両を走行するのに十分な電力を得させる。
ハイブリッド車両1が減速する回生動作においては、電動機4は発電機として回生電力を発電し、電動機4から電力変換装置3へと電力は流れる。発電装置2は電力を吸収できないので、電動機4の回生電力は直流電圧部に蓄積され直流電圧を増加させる。このとき、蓄電装置5を充電して電動機4からの回生電力を蓄電装置5で吸収することで、直流電圧部上昇を抑制して回生ブレーキを活用する。
図2は本発明の第1の実施の形態のハイブリッド車両の制御装置のブロック図である。図2において、9は線路条件データ保持部、10は速度条件データ保持部、11は時間条件データ保持部、12は走行計画作成部、13は発電装置の発電特性データ記憶部、14は電動機の特性データ記憶部、15は蓄電装置の特性データ記憶部、16は補機の特性データ記憶部、17は目標エネルギー残量の計画値演算部、18は位置情報入力部、19は目標エネルギー残量演算部、20は実エネルギー残量検出部、21は引算器、22は発電装置2の直流電力制御部である。
走行計画作成部12は、線路条件データ保持部9の保持するハイブリッド車両1の走行路線に対する線路条件データ、速度条件データ保持部10の保持する速度条件データ、時間条件データ保持部11の保持する時間条件データから走行計画を作成する。線路条件データとは勾配やカーブ、また踏切など予めわかっている走行線区の路線データである。
目標エネルギー残量の計画値演算部17は、走行計画作成部12にて作成された走行計画に加えて、発電装置の発電特性データ記憶部13に記憶されている発電特性データ、電動機の特性データ記憶部14に記憶されている電動機の特性データ、蓄電装置の蓄電特性データ記憶部15に記憶されている蓄電装置の蓄電特性データ、補機の特性データ記憶部16に記憶されている補機の特性データから線路の各地点での目標エネルギー残量の計画値を計算する。目標エネルギー残量演算部19は、この目標エネルギー残量の計画値演算部17にて演算された目標エネルギー残量の計画値から位置情報入力部18の入力するハイブリッド車両1の位置情報に応じて目標エネルギー残量を算出する。引算器21は、この目標エネルギー残量と、実エネルギー残量検出部20からの蓄電装置5の実エネルギー残量との差分を求めて発電装置2の直流電力制御部22に出力する。発電装置の直流電力制御部22はこの引算器21からの差分に基づいて、発電電力を周期的に制御する。
走行計画作成部12は、予め線路条件データ、速度条件データ、時間条件データがわかっていることから、走行計画を予め計算しておいてもよいし、ハイブリッド車両1で走行中に演算して求めてもよい。走行計画を予め作成する場合、目標エネルギー残量の計画値演算部17は同様に、発電装置の発電特性データ、電動機の特性データ、蓄電装置の特性データ、補機の特性データから目標エネルギー残量の計画値を予め計算して保持しておくようにしてもよい。位置情報入力部18はGPS等を利用したナビゲーションシステムを用いて位置情報を測定して入力するものでもよいし、速度を積分して位置情報として入力するものでもよい。加えて、ここでは、目標エネルギー残量演算部19は目標エネルギー残量の計画値から目標エネルギー残量を求めるのに位置情報を使っているが、これに代えて、駅間における速度情報や加速度情報、また勾配情報や曲線情報を使って目標エネルギー残量を求めるものとして構成してもよい。
本実施の形態によれば、ハイブリッド車両1は走行計画に合わせたエネルギー管理ができるようになる。
(第2の実施の形態)図3は本発明の第2の実施の形態のハイブリッド車両の制御装置のブロック図である。図3において、23は駅位置検知部、24はスイッチである。尚、図3において図2と同一の要素には同一の符号を用いて表している。
駅位置検知部23は、位置情報入力部18の出力する位置情報から駅位置を検知する。目標エネルギー残量演算部19はハイブリッド車両1が駅に停車している期間の蓄電装置5の目標エネルギー残量を算出する。引算器21は目標エネルギー残量と、蓄電装置の実エネルギー残量検出部20からの実エネルギー残量と比較して差分を求めて出力する。そして、スイッチ24はクローズしたときにだけ、その差分データを発電装置の直流電力制御部22に出力する。発電装置の直流電力制御部22は、与えられる差分から発電装置2の発電電力である直流電力を制御する。スイッチ24は駅位置にてハイブリッド車両1が駅にいると判断したときにクローズし、走行中はオープンする。
本実施の形態によれば、ハイブリッド車両が駅にいる間に蓄電装置の実エネルギー残量を目標エネルギー残量に近づけることで、ハイブリッド車両は加速に十分なエネルギーを蓄電装置に蓄積することができる。また走行期間中は発電装置の直流電力制御部でそれまでの発電電力値を保持し、発電装置の発電電力を一定値とすることで発電装置の出力変動に伴う負担を軽減して寿命を延ばすことができる。
(第3の実施の形態)図4は本発明の第3の実施の形態のハイブリッド車両の制御装置のブロック図である。図4において、25は速度情報入力部、26は最高速度期間判定部である。尚、図4において図2、図3と同一の要素には同一の符号を用いて表している。
最高速度期間判定部26は、速度情報入力部25の速度情報と速度条件データ保持部10の速度条件データからハイブリッド車両1が走行中の最高速度期間を判定する。目標エネルギー残量演算部19は、この判定期間に蓄電装置5の目標エネルギー残量を算出する。引算器21は、この目標エネルギー残量と実エネルギー残量検出部20の検出する蓄電装置5の実エネルギー残量と比較して、差分を求めて出力する。そして、スイッチ24はクローズしたときにだけ、その差分データを発電装置の直流電力制御部22に出力する。発電装置の直流電力制御部22は、与えられる差分から発電装置2の発電電力である直流電力を制御する。スイッチ24は最高速度期間判定部26にてハイブリッド車両1が最高速度期間にいると判断したときにクローズし、ブレーキ開始等で最高速度期間から速度が下がったときにオープンする。
本実施の形態によれば、ハイブリッド車両が最高速度にいる期間に蓄電装置の実エネルギー残量を目標エネルギー残量に近づけることで、ハイブリッド車両は減速での回生エネルギーを吸収するのに十分なエネルギーを蓄電装置に蓄積することができる。また最高速度期間以外は発電装置の直流電力制御手段でそれまでの発電電力値を保持し、発電装置の発電電力を一定値とすることで発電装置の出力変動に伴う負担を軽減して寿命を延ばすことができる。
(第4の実施の形態)図5は本発明の第4の実施の形態のハイブリッド車両の制御装置のブロック図である。図5において、27は車両重量検出部である。尚、図5において、図2、図3、図4と同一の要素には同一の符号を用いて表している。
車両重量検出部27の検出する車両重量は乗客数で増減する。車両重量検出部27は、重量センサー、乗客カウント数から車両重量を演算するもの、電動機4の電力から車両重量を計算するもの等が用いられる。そして車両重量は、目標エネルギー残量演算部19に入力される。目標エネルギー残量演算部19は目標エネルギー残量の計画値と位置情報入力部18による位置情報と車両重量からの現在位置での目標エネルギー残量を演算に引算器21に出力する。引算器21は、この目標エネルギー残量と実エネルギー残量検出部20の検出する蓄電装置5の実エネルギー残量と比較して、差分を求めて出力する。
本実施の形態によれば、車両重量に応じて目標エネルギー残量を精度良く計算することができ、発電装置2の発電電力を効率よく制御して、蓄電装置5のエネルギー残量を最適化することができる。
(第5の実施の形態)図6は本発明の第5の実施の形態のハイブリッド車両の制御装置のブロック図である。図6において、28は天候情報入力部である。尚、図6において、図2、図3〜図5と同一の要素には同一の符号を用いて表している。
天候は逐次変化するので、そのときの天候状態を天候情報入力部28が検知して目標エネルギー残量演算部19に入力する。目標エネルギー残量演算部19は、この検出結果で目標エネルギー残量に入力される。目標エネルギー残量演算部19は目標エネルギー残量の計画値と位置情報入力部18による位置情報と車両重量からの現在位置での目標エネルギー残量を演算に引算器21に出力する。引算器21は、この目標エネルギー残量と実エネルギー残量検出部20の検出する蓄電装置5の実エネルギー残量と比較して、差分を求めて出力する。
本実施の形態によれば、天候に応じて目標エネルギー残量を精度良く計算することができ、発電装置2の発電電力を効率よく制御して、蓄電装置5のエネルギー残量を最適化することができる。
(第6の実施の形態)図7は本発明の第6の実施の形態のハイブリッド車両の制御装置のブロック図である。図7において、29は補機の消費電力制御部である。尚、図7において、図2、図3〜図6と同一の要素には同一の符号を用いて表している。
発電装置の直流電力制御部22は第1の実施の形態と同様に発電装置2の発電電力を制御するが、発電装置の制御では電力が不十分な場合に補機の消費電力制御部29にて補機を制御する。たとえば、発電装置2の最大発電電力より大きな電力が必要な場合は、補機の消費電力制御部29でエアコン等の補機電力を減らして不足する電力を補う。逆に発電装置2を停止し、さらに蓄電装置4の実エネルギー残量を低減する場合は、補機の消費電力制御部29で照明等の補機電力を増やして電力消費を増加させる。
本実施の形態によれば、目標エネルギー残量に対して実エネルギー残量をすばやく合わせることができ、精度よくエネルギーを管理することができる。
(第7の実施の形態)図8は本発明の第7の実施の形態のハイブリッド車両の制御装置のブロック図である。図8において、30は電力変換装置の電力制御部である。尚、図8において、図2、図3〜図7と同一の要素には同一の符号を用いて表している。
通常は発電装置の直流電力制御部22で第1の実施の形態と同様に発電装置2の発電電力を制御するが、蓄電装置5が満充電状態や空状態になると、発電装置2の発電電力が電動機4の電力要求に応えられず十分な電動機性能を維持できなくなる。そこで蓄電装置5が満充電状態や空状態になって蓄電装置5が充放電できないときは、電力変換装置の電力制御部30で電動機4の駆動電力を制御して、発電装置2の出力電力動作可能範囲に電動機の駆動電力を制限する。
本実施の形態によれば、発電装置の発電電力に負担をかけずに、精度よくエネルギーを管理することができる。
(第8の実施の形態)図9は、本発明の第8の実施の形態のハイブリッド車両の構成を示す図であり、図10は、目標エネルギー残量を算出するタイミングの説明図である。図9において、31は遅延判定部である。尚、図9において、図2、図3〜図8と同一の要素には同一の符号を用いて表している。
図10(a)は車両に遅延がない場合であり、目標エネルギー残量を算出するタイミングは駅停車時もしくは駅間における最高速度のときである。また、図10(b)は車両に遅延が発生した場合であり、目標エネルギー残量を算出するタイミングは、駅停車時、駅間における最高速度のときに加えて、遅延を検出したことをトリガーとする。
この目標エネルギー残量を算出するタイミングを速度情報入力部25から入力された速度情報をもとに遅延判定部31で判定し、目標エネルギー残量演算部19に判定したデータを出力する。目標エネルギー残量演算部19は、目標エネルギー残量の計画値と、位置情報入力部18による位置情報と、遅延判定部31からの判定したデータとから目標エネルギー残量を演算し、演算を引算器21に出力する。引算器21は、この目標エネルギー残量と実エネルギー残量検出部20の検出する蓄電装置5の実エネルギー残量とを比較して、差分を求めて出力する。
本実施の形態によれば、発電装置の発電電力に負担をかけずに、精度よくエネルギーを管理することができる。そして特に遅延発生時には、その再加速のために大きなエネルギーを消費するので、再加速後にハイブリッド車両が高速度となった期間に蓄電装置の実エネルギー残量を目標エネルギー残量に近づけることで、ハイブリッド車両は減速での回生エネルギーを吸収するのに十分なエネルギーを蓄電装置に蓄積することができる。
本発明の第1の実施の形態のハイブリッド車両の構成を示す図。 本発明の第1の実施の形態のハイブリッド車両の制御装置のブロック図。 本発明の第2の実施の形態のハイブリッド車両の構成を示す図。 本発明の第3の実施の形態のハイブリッド車両の構成を示す図。 本発明の第4の実施の形態のハイブリッド車両の構成を示す図。 本発明の第5の実施の形態のハイブリッド車両の構成を示す図。 本発明の第6の実施の形態のハイブリッド車両の構成を示す図。 本発明の第7の実施の形態のハイブリッド車両の構成を示す図。 本発明の第8の実施の形態のハイブリッド車両の構成を示す図。 本発明の第8の実施の形態のハイブリッド車両の制御装置の目標エネルギー残量を算出するタイミングの説明図。
符号の説明
1 ハイブリッド車両
2 発電装置
3 電力変換装置
4 電動機
5 蓄電装置
6 補機
7 車輪
8 レール
9 線路条件
10 速度条件
11 時間条件
12 走行計画
13 発電装置の発電特性
14 電動機の特性
15 蓄電装置の特性
16 補機の特性
17 目標エネルギー残量の計画値
18 位置情報
19 目標エネルギー残量
20 実エネルギー残量
21 引算手段
22 発電装置の直流電力制御手段
23 駅位置
24 スイッチ手段
25 速度情報
26 最高速度期間
27 車両重量
28 天候情報
29 補機の消費電力制御手段
30 電力変換装置の電力制御手段

Claims (7)

  1. 直流電力を発電する発電装置と、
    直流電力を充放電する蓄電装置と、
    車両を駆動する電動機と、
    前記発電装置と前記蓄電装置が出力した直流電圧を交流電圧に変換して前記電動機を駆動する電力変換装置と、
    前記車両の駅停車を検知する駅検知手段と、
    予め作成し保持している走行計画に基づき、線路の各地点での前記蓄電装置の目標エネルギー残量を演算する目標エネルギー残量演算手段と、
    前記蓄電装置の実エネルギー残量を検出する実エネルギー残量検出手段と、
    前記車両の走行期間中は前記発電装置の発電電力を一定に保持し、前記駅検知手段が駅停車を検知した時には、当該駅位置における前記蓄電装置の目標エネルギー残量と蓄電装置の実エネルギー残量との差分に応じて前記発電装置の発電する直流電力を制御する発電制御手段とを備えたことを特徴とするハイブリッド車両の制御装置。
  2. 直流電力を発電する発電装置と、
    直流電力を充放電する蓄電装置と、
    車両を駆動する電動機と、
    前記発電装置と前記蓄電装置が出力した直流電圧を交流電圧に変換して前記電動機を駆動する電力変換装置と、
    前記車両の速度を検出する速度検出手段と、
    車両が駅間における最高速度で走行中であることを判定する車両最高速度判定手段と、
    予め作成し保持している走行計画に基づき、線路の各地点での前記蓄電装置の目標エネルギー残量を演算する目標エネルギー残量演算手段と、
    前記蓄電装置の実エネルギー残量を検出する実エネルギー残量検出手段と、
    前記車両最高速度判定手段が前記車両が駅間における最高速度であると判定したときに、前記蓄電装置の目標エネルギー残量と蓄電装置の実エネルギー残量との差分に応じて発電装置の発電する直流電力を制御し、前記車両が前記最高速度でないと判定している期間中は前記発電装置の発電電力を一定に保持する発電制御手段とを備えたことを特徴とするハイブリッド車両の制御装置。
  3. 車両重量を検出する車両重量検出手段を備え、
    前記目標エネルギー残量演算手段は、前記目標エネルギー残量を車両重量で補正することを特徴とする請求項1又は2に記載のハイブリッド車両の制御装置。
  4. 天候条件を検出する天候条件検出手段を備え、
    前記目標エネルギー残量演算手段は、前記目標エネルギー残量を天候条件で補正することを特徴とする請求項1又は2に記載のハイブリッド車両の制御装置。
  5. 前記発電装置の発電する直流電力に応じて補機の消費電力を制御する補機制御手段を備えたことを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載のハイブリッド車両の制御装置。
  6. 電装置の発電する直流電力に応じて電動機の駆動電力を制御する駆動電力制御手段を備えたことを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載のハイブリッド車両の制御装置。
  7. 車両の遅延を判定する遅延判定手段を備え、
    前記発電制御手段は、車両に遅延が発生した場合には、前記遅延検出手段が遅延を検出したことをトリガーとして、該当位置についての蓄電装置の目標エネルギー残量と蓄電装置の実エネルギー残量との差分に応じて前記発電装置の発電する直流電力を制御することを特徴とする請求項1〜6のいずれかに記載のハイブリッド車両の制御装置。
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