JP4767931B2 - 難燃性ポリイミドシリコーン樹脂組成物 - Google Patents
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Description
(A)ポリイミドシリコーン樹脂であって、該ポリイミドシリコーン樹脂重量の10〜25重量%でケイ素原子を含み、且つ、ケイ素原子に結合された有機基の5〜70モル%がフェニル基である、ポリイミドシリコーン樹脂、
(B)トリフェニルホスフェート、トリクレジルホスフェート、トリキシレニルホスフェート、クレジルフェニルホスフェートからなる群より選ばれる少なくとも1種の難燃剤を、成分(A)100質量部に対して1〜200質量部で、及び
(F)溶剤
を含む組成物において、
(A)ポリイミドシリコーン樹脂が下記式(1)で表される2種の繰返し単位からなり、
[式(1)中、Xは四価の有機基、Yはケイ素原子を含まない二価の有機基であり、nは0.5〜0.8の数、且つ、n+m=1であり、Zは下記式(2)で表される二価の基であり、
式(2)中のR1〜R6は、フェニル基以外の、炭素数1から8の非置換の一価の炭化水素基であり、a及びbは、夫々、1〜40の整数であり、但し、a+bは2〜50の整数であり、0.1≦b/(a+b)≦0.8である]
Yの少なくとも一部が、下記式(14)〜(18)のいずれかで表される二価の基である前記組成物である。
の形態で含まれる。フェニル基量が前記下限値未満では、難燃性に劣り、一方、前記上限値を超えると、硬化物の弾性率が高くなる。該フェニル基の量は、29Si-NMRで測定することができる。
上記式(1)は、一種の組成式である。即ち、m及びnは、夫々、Yを含む繰返し単位及びZを含む繰返し単位の割合を示し、n+m=1である。Zは、フェニルシロキサン単位、好ましくはジフェニルシロキサン単位、を含む2価の基であり、nが0.4〜0.8の数、好ましくは0.5〜0.8である。nが前記下限値未満の樹脂は、硬化物の弾性率が高く、可撓性が不足する傾向がある。一方、前記上限値を超えると、樹脂にタック感が現れて室温で扱いにくくなる。なお、本発明において、弾性率は貯蔵弾性率を意味し、その測定法は後述する。用途にも依存するが、通常、該弾性率が1GPa未満であることが好ましい。
式(2)中のR1〜R6は、フェニル基以外の、炭素数1から8の置換または非置換の一価の炭化水素基であり、例えば、メチル基、エチル基、プロピル基、ブチル基、ペンチル基、ヘキシル基等のアルキル基、シクロペンチル基、シクロヘキシル基等のシクロアルキル基、ビニル基、アリル基等の脂肪族不飽和基が挙げられる。これらのうち、メチル基及びビニル基が好ましい。
式(3)は、式(2)のR3の一部がビニル基であるものであり、a1+a2は上記aに等しい。ビニル基を有するシロキサン単位の割合を示す比、a2/(a1+a2+b)、は0.1〜0.6、好ましくは0.1〜0.4である。該比が前記範囲内である樹脂から得られる硬化物は、耐溶剤性に優れる。該Zを有するポリイミドシリコーン樹脂と、後述する(C)有機過酸化物とを組み合わせて配合することによって、さらに優れた耐溶剤性を示す硬化膜を形成することができる。
該フェノール性水酸基を有するポリイミドシリコーン樹脂と、後述する(D)エポキシ樹脂、さらには(E)エポキシ樹脂硬化助剤を組合わせて配合することによって、さらに優れた耐溶剤性を示す硬化膜を形成することができる。
以下、実施例を示して本発明を具体的に説明するが、本発明は下記実施例に制限されるものではない。
I.ポリイミドシリコーン樹脂の合成
[合成例1]
撹拌機、温度計及び窒素置換装置を備えたフラスコ内に、3,3’,4,4’−ジフェニルスルホンテトラカルボン酸二無水物35.8g(0.1モル)およびn−メチル−2−ピロリドン400gを仕込んだ。ついで、式(19)で表されるジアミノシロキサン90.9g(0.075モル)、4,4’−(3,3’−ジヒドロキシ)ジアミノビフェニル5.4g(0.025モル)をn−メチル−2−ピロリドン100gに溶解した溶液を反応系の温度が50℃を超えないように調節しながら、上記フラスコ内に滴下した。滴下終了後、さらに室温で10時間攪拌した。つぎに、該フラスコに水分受容器付き還流冷却器を取り付けた後、キシレン30gを加え、150℃に昇温させてその温度を6時間保持したところ、黄褐色の溶液が得られた。こうして得られた溶液を室温(25℃)まで冷却した後、メタノール中に投じて、得られた沈降物を乾燥したところ、下記式(20−1)、(20−2)で夫々表される繰返し単位からなるポリイミドシリコーン樹脂を得た。
撹拌機、温度計及び窒素置換装置を備えたフラスコ内に、3,3’,4,4’−ジフェニルスルホンテトラカルボン酸二無水物35.8g(0.1モル)およびn−メチル−2−ピロリドン400gを仕込んだ。ついで、式(21)で表されるジアミノシロキサン73.5g(0.06モル)、4,4’−(3,3’−ジヒドロキシ)ジアミノビフェニル4.3g(0.02モル)および2,2−ビス[4−(4−アミノフェノキシ)フェニル]プロパン8.2g(0.02モル)をn−メチル−2−ピロリドン100gに溶解した溶液を反応系の温度が50℃を超えないように調節しながら、上記フラスコ内に滴下した。滴下終了後、さらに室温で10時間攪拌した。つぎに、該フラスコに水分受容器付き還流冷却器を取り付けた後、キシレン30gを加え、150℃に昇温させてその温度を6時間保持したところ、黄褐色の溶液が得られた。こうして得られた溶液を室温(25℃)まで冷却した後、メタノール中に投じて、得られた沈降物を乾燥したところ、下記式(22−1)、(22−2)、(22−3)で夫々表される繰返し単位からなるポリイミドシリコーン樹脂を得た。
撹拌機、温度計及び窒素置換装置を備えたフラスコ内に、撹拌機、温度計及び窒素置換装置を備えたフラスコ内に、4,4’−ヘキサフルオロプロピリデンビスフタル酸二無水物44.4g(0.1モル)およびn−メチル−2−ピロリドン400gを仕込んだ。ついで、式(23)で表されるジアミノシロキサン95.4g(0.075モル)および2,2−ビス[4−(4−アミノフェノキシ)フェニル]プロパン10.3g(0.025モル)をn−メチル−2−ピロリドン100gに溶解した溶液を反応系の温度が50℃を超えないように調節しながら、上記フラスコ内に滴下した。滴下終了後、さらに室温で10時間攪拌した。つぎに、該フラスコに水分受容器付き還流冷却器を取り付けた後、キシレン30gを加え、150℃に昇温させてその温度を6時間保持したところ、黄褐色の溶液が得られた。こうして得られた溶液を室温(25℃)まで冷却した後、メタノール中に投じて得られた沈降物を乾燥したところ、下記式(24−1)、(24−2)で夫々表される繰返し単位からなるポリイミドシリコーン樹脂を得た。
撹拌機、温度計及び窒素置換装置を備えたフラスコ内に、3,3’,4,4’−ジフェニルスルホンテトラカルボン酸二無水物35.8g(0.1モル)およびn−メチル−2−ピロリドン300gを仕込んだ。ついで、式(25)で表されるジアミノシロキサン63.0g(0.075モル)、4,4’−(3,3’−ジヒドロキシ)ジアミノビフェニル5.4g(0.025モル)をn−メチル−2−ピロリドン100gに溶解した溶液を反応系の温度が50℃を超えないように調節しながら、上記フラスコ内に滴下した。滴下終了後、さらに室温で10時間攪拌した。つぎに、該フラスコに水分受容器付き還流冷却器を取り付けた後、キシレン30gを加え、150℃に昇温させてその温度を6時間保持したところ、黄褐色の溶液が得られた。こうして得られた溶液を室温(25℃)まで冷却した後、メタノール中に投じて得られた沈降物を乾燥したところ、下記式(26−1)、(26−2)で夫々表される繰返し単位からなるポリイミドシリコーン樹脂を得た。
撹拌機、温度計及び窒素置換装置を備えたフラスコ内に、3,3’,4,4’−ジフェニルスルホンテトラカルボン酸二無水物35.8g(0.1モル)およびn−メチル−2−ピロリドン300gを仕込んだ。ついで、式(27)で表されるジアミノシロキサン66.6g(0.075モル)、4,4’−(3,3’−ジヒドロキシ)ジアミノビフェニル5.4g(0.025モル)をn−メチル−2−ピロリドン100gに溶解した溶液を反応系の温度が50℃を超えないように調節しながら、上記フラスコ内に滴下した。滴下終了後、さらに室温で10時間攪拌した。つぎに、該フラスコに水分受容器付き還流冷却器を取り付けた後、キシレン30gを加え、150℃に昇温させてその温度を6時間保持したところ、黄褐色の溶液が得られた。こうして得られた溶液を室温(25℃)まで冷却した後、メタノール中に投じて得られた沈降物を乾燥したところ、下記式(28−1)、(28−2)で夫々表される繰返し単位からなるポリイミドシリコーン樹脂を得た。
撹拌機、温度計及び窒素置換装置を備えたフラスコ内に、3,3’,4,4’−ジフェニルスルホンテトラカルボン酸二無水物35.8g(0.1モル)およびn−メチル−2−ピロリドン400gを仕込んだ。ついで、上記式(19)で表されるジアミノシロキサン24.3g(0.02モル)、4,4’−(3,3’−ジヒドロキシ)ジアミノビフェニル10.8g(0.05モル)および2,2−ビス[4−(4−アミノフェノキシ)フェニル]プロパン12.3g(0.03モル)をn−メチル−2−ピロリドン100gに溶解した溶液を反応系の温度が50℃を超えないように調節しながら、上記フラスコ内に滴下した。滴下終了後、さらに室温で10時間攪拌した。つぎに、該フラスコに水分受容器付き還流冷却器を取り付けた後、キシレン30gを加え、150℃に昇温させてその温度を6時間保持したところ、黄褐色の溶液が得られた。こうして得られた溶液を室温(25℃)まで冷却した後、メタノール中に投じて得られた沈降物を乾燥したところ、下記式(29−1)、(29−2)、(29−3)で夫々表される繰返し単位からなるポリイミドシリコーン樹脂を得た。
表1に示す組成の各樹脂組成物を調製し、下記方法で評価を行なった。なお表中の部は全て質量部を表す。
各ポリイミドシリコーン樹脂組成物を、離型剤を塗布した鋼板上に、乾燥後の厚さが100μmになるように塗布し、80℃で30分、さらに180℃で1時間加熱し、ポリイミド樹脂硬化皮膜を形成した。得られた試験片について、UL94難燃性試験V−0基準の合否判定により、難燃性を評価した。
各ポリイミドシリコーン樹脂組成物を、離型剤を塗布した鋼板上に、乾燥後の厚さが100μmとなるように塗布し、80℃で30分、さらに180℃で1時間加熱して硬化皮膜を形成したものを、粘弾性測定装置DMS6100(セイコーインスツルメンツ社製)の引っ張りモードにて25℃の貯蔵弾性率を測定した。
各ポリイミドシリコーン樹脂組成物を、銅基板およびアルミ基板上に、乾燥後の厚さが100μmとなるように、夫々塗布し、80℃で30分、さらに180℃で1時間加熱し、硬化皮膜を形成した。この試験片について、碁盤目剥離テスト(JISK5400)を行い接着性を評価した。表2中の数値(分子/分母)は、分画数100(分母)当たり、剥離しない分画数(分子)を表す。即ち100/100の場合は全く剥離せず、0/100の場合はすべて剥離したことを示す。
Claims (8)
- (A)ポリイミドシリコーン樹脂であって、該ポリイミドシリコーン樹脂重量の10〜25重量%でケイ素原子を含み、且つ、ケイ素原子に結合された有機基の5〜70モル%がフェニル基である、ポリイミドシリコーン樹脂、
(B)トリフェニルホスフェート、トリクレジルホスフェート、トリキシレニルホスフェート、クレジルフェニルホスフェートからなる群より選ばれる少なくとも1種の難燃剤を、成分(A)100質量部に対して1〜200質量部で、及び
(F)溶剤
を含む組成物において、
(A)ポリイミドシリコーン樹脂が下記式(1)で表される2種の繰返し単位からなり、
[式(1)中、Xは四価の有機基、Yはケイ素原子を含まない二価の有機基であり、nは0.5〜0.8の数、且つ、n+m=1であり、Zは下記式(2)で表される二価の基であり、
式(2)中のR1〜R6は、フェニル基以外の、炭素数1から8の非置換の一価の炭化水素基であり、a及びbは、夫々、1〜40の整数であり、但し、a+bは2〜50の整数であり、0.1≦b/(a+b)≦0.8である]
Yの少なくとも一部が、下記式(14)〜(18)のいずれかで表される二価の基である前記組成物。
- (F)溶剤の量が、組成物中のポリイミドシリコーン樹脂濃度が1〜40重量%となる量である、請求項1に記載の組成物。
- (B)難燃剤が、(A)ポリイミドシリコーン樹脂100質量部に対し、5〜25質量部で含まれる、請求項1〜2のいずれか1項記載の組成物。
- (A)ポリイミドシリコーン樹脂の、GPCで測定される重量平均分子量(ポリスチレン換算)が5,000〜150,000である、請求項1〜3のいずれか1項記載の組成物。
- 触媒量の(C)有機過酸化物をさらに含む請求項5記載の組成物。
- (D)エポキシ樹脂を(A)成分中のフェノール性水酸基1モルに対して、エポキシ基が0.2〜10モルとなる量で、及び、(E)エポキシ樹脂硬化促進剤をさらに含む、請求項1〜6のいずれか1項記載の組成物。
- 請求項1〜7のいずれか1項記載の組成物を硬化させてなる皮膜。
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