JP4767636B2 - 感光体、現像装置及び画像形成装置 - Google Patents

感光体、現像装置及び画像形成装置 Download PDF

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Description

本発明は、感光体、並びに感光体を備える現像装置、及びこれらを備える画像形成装置に関する。
従来、電子写真技術は、高品質の画像が即時に得られることなどから、近年では複写機の分野に留まらず、各種プリンタの分野でも広く使われ、応用されてきている。電子写真技術の中核となる感光体については、その光導電材料として、現在では無公害で成膜や製造が容易である等の利点を有する有機系の光導電材料を使用した感光体が一般的である。有機系感光体の中でも電荷発生層および電荷輸送層を積層した、機能分離型の感光体が広く普及している。機能分離型感光体は、それぞれ効率の高い電荷発生物質および電荷輸送物質を組み合せることにより高感度な感光体が得られること、材料の選択範囲が広く安全性の高い感光体が得られること、及び塗布の生産性が高く比較的コスト面でも有利なことから、感光体の主流となっている。機能分離型の感光体における静電潜像形成のメカニズムは、まず、感光体を帯電した後に光照射すると、光は電荷輸送層を通過し、電荷発生層中の電荷発生物質により吸収され電荷を生成する。次に、発生した電荷が電荷発生層及び電荷輸送層界面で電荷輸送層に注入され、さらに電界によって電荷は、電荷輸送層中を最表面に向かって移動し、感光体の表面電荷を中和することにより静電潜像を形成するものである。近年、電子写真プロセスにおいて形成する画像の高画質化の要求が一層強まっている。それを実現するためには、感光層中での静電潜像の拡がりを防止し、細線や微細ドットの再現性の向上を図る必要がある。具体的に、この様な感光体としては、特許文献1に記載された感光体がある。
特開昭59‐044054公報
しかしながら、有機系感光体は繰り返し使用することによって摩耗されやすく、感光層の摩耗の進行に起因して、感光体の帯電電位の低下や光感度の劣化、及び濃度低下又は地汚れ等の画質劣化が促進される傾向が強くなる。すなわち、感光層を薄膜化することにより、感光体の耐久性を維持することができないという問題があった。さらに、近年では画像形成装置の高速化あるいは画像形成装置の小型化に伴う感光体の小径化によって、感光体の高耐久化がより一層必要とされるようになった。
そこで、本発明はこの様な実情に鑑みてなされたものであり、感光層を薄膜化すると共に、薄膜化による耐久性の低下を防止した感光体、並びに感光体を備える現像装置、及びこれらを備える画像形成装置を提供することを目的とする。
上述した課題を解決する為に、本発明に係る感光体は、少なくとも露光手段によって露光されることで表面に静電潜像が生じる感光層を備え、前記感光層は、電荷発生物質としてビスアゾ化合物を結着したポリビニルブチラールからなり、膜厚が0.5μmの電荷発生層と、電荷輸送物質としてヒドラゾン化合物を含有するポリカーボネートからなり、膜厚が18μmの電荷輸送層と、が順次積層した積層型感光層であって、前記感光層に対してウレタンゴムから成る幅1cmのブレードを荷重200gで当接し、ストロークを20mmとして反復移動させた場合の動摩擦係数を動摩擦係数μkとし、前記感光層に前記ブレードを荷重200gで当接し、ストロークを20mmとして20回反復移動させた場合の動摩擦係数を動摩擦係数μk´としたとき、前記感光層は前記動摩擦係数μkが0.6以下であり、且つ、前記動摩擦係数μkと前記動摩擦係数μk´との差で表される動摩擦係数の変動量Δμkが0.06以下であるとともに、0.3%印刷密度パターンでの10000枚印刷時の膜べり量が0.78μm/10000枚以上1.32μm/10000枚以下であることを特徴としている。
この構成によれば、感光体の感光層を薄膜化すると共に、薄膜化による耐久性の低下を防止することができる。
以下、本発明を適用した具体的な実施の形態について図面を参照しながら詳細に説明する。
本発明の第1の実施の形態に係る画像形成装置は、静電潜像担持体としての感光体(以下、単に「感光体ドラム」)を備える現像装置及び転写装置を用いて用紙上に転写し、当該転写した現像剤画像を定着装置を用いて用紙上に定着し、所定のスタッカに排出するものである。このとき、現像装置内部に設けられた感光体ドラムは、後述する構造を備えるものであり、薄膜化による耐久性の低下を防止した感光体ドラムである。
まず、第1の実施の形態に係る画像形成装置1の構成及び印刷時の動作について詳細な説明をする。
画像形成装置1は、図1に示す様に、画像情報に基づく現像剤画像を現像する現像装置10と、用紙Pを現像装置10に繰り出す給紙機構11と、給紙機構11から繰り出された用紙Pを所定の用紙搬送経路に沿って搬送する搬送装置12と、用紙P上に現像剤画像を用紙P上に転写する転写装置13と、転写装置13において用紙P上に転写された現像剤画像を用紙P上に定着させる定着装置14と、定着装置14において現像剤画像が定着した用紙Pを画像形成装置1外部に排出する排出機構15と、後述する現像装置10の感光体ドラム20表面に画像情報に基づく潜像画像を露光する露光装置16とによって構成されている。
給紙機構11は、用紙Pを堆積させる給紙スタッカ11aと、給紙スタッカ11a上に形成され、バネ11bからの付勢より用紙Pを上方に移動させる給紙ステージ11cと、給紙ステージ11cによって上方に移動された用紙Pを1枚ずつ画像形成装置1内部に繰り出す給紙ローラ11dとによって構成される。
この様な給紙機構11においては、ユーザが給紙スタッカ11a上に用紙Pを堆積させ、画像形成装置1に情報処理装置から画像情報が送信されると、図示せぬ印刷制御部によって給紙ステージ11cは上方に移動される。給紙ステージ11cが上方に移動することにより用紙Pは給紙ローラ11dに接触し、給紙ローラ11dが回転することにより用紙Pは画像形成装置1内部に繰り出される。画像形成装置1内部に繰り出された用紙Pは、所定の搬送経路上を搬送装置12によって現像装置10まで搬送される。
現像装置10は、画像形成装置1より着脱自在に形成されており、情報処理装置等の上位装置から送信された画像情報に基づく潜像画像を現像する部材である。また、現像装置10は、内部を空洞としたカートリッジケース10aにより一体的に形成されており、カートリッジケース10a内部には、表面に画像情報に基づく潜像画像が露光される感光体ドラム20と、感光体ドラム20に所定のバイアス電圧を印加する帯電ローラ10bと、感光体ドラム20表面に残存した現像剤を除去するクリーニングブレード10cと、感光体ドラム20表面の潜像画像上に現像剤画像を現像する現像ローラ10dと、現像ローラ10dに現像剤を供給する供給ローラ10eと、カートリッジケース10aに供給する現像剤を保管する現像剤カートリッジ10fと、現像ローラ10dの表面に付着した現像剤を一様化する現像ブレード10gと、現像ブレード10gによって除去された現像剤を現像剤カートリッジ10fまで搬送する搬送装置10hと、カートリッジケース10a内部の現像剤を攪拌する攪拌部材10iとが形成されている。
この様な現像装置10においては、情報処理装置から画像情報が送信されると、当該画像情報は図示せぬ印刷制御部によって所定形式の信号に変換され、露光装置16に供給される。露光装置16は、例えばLED(Light Emitting Diode)等の発光素子を複数個配列して構成されるものであり、図示せぬ印刷制御部から供給された信号に基づいて発光素子を発光させることで1ライン分の潜像画像を露光し、これらの動作を感光体ドラム20の回転と同期させて行う。このとき感光体ドラム20は、帯電ローラ10bによって表面にバイアス電圧が印加されており、詳細は後述するが、露光装置16によって露光された箇所のバイアス電圧は中和することとなる。その後、当該露光された箇所が、現像ローラ10dと接触することで、当該露光された箇所に現像剤が付着し、感光体ドラム20表面に画像情報に基づく現像剤画像が現像されることとなる。その後、現像装置10は、図示せぬ電圧電源により表面が印加された転写装置13と共に、用紙Pを挟持搬送することで感光体ドラム20表面に現像された現像剤画像を用紙P上に転写する。現像剤画像が表面に転写された用紙Pは、さらに搬送装置12によって定着装置14まで搬送される。
定着装置14は、用紙P上に付着した現像剤画像を、熱を用いて用紙P上に定着させる部材である。定着装置14は、内部に図示せぬ熱源を備える定着ローラ14aと、定着ローラ14aと共に用紙Pを挟持搬送する搬送ローラ14bとによって構成される。この様な定着装置14に用紙Pが搬送されると、予め図示せぬ熱源によって加熱された定着ローラ14a及び搬送ローラ14bによって用紙Pを挟持搬送し、定着ローラ14aの熱及び定着ローラ14aと搬送ローラ14bとの圧力によって用紙P上の現像剤を溶解し、定着させる。その後、表面に現像剤が定着した用紙Pは、排出機構15に搬送され、排出機構15によって画像形成装置1外部に排出され、ユーザに提供されることとなる。
次に、感光体ドラム20の構造について詳細な説明をする。
感光体ドラム20は、現像装置10に対して着脱自在であり、図2(a)に示す様に、カートリッジケース10aに両端が回動支持されたシャフト202を軸として回転する部材である。具体的には、感光体ドラム20は、後述する材料を円筒状に形成したドラム体201と、導電体からなる金属製のシャフト202と、ドラム体201の一端を閉塞するフランジ203と、ドラム体201の他端を閉塞する支持部材204と、シャフト202を駆動するギア205と、ギア205に駆動力を伝達する駆動ギア206と、図示せぬ駆動源からの駆動力を駆動ギア206に伝達する固定軸207と、フランジ203とカートリッジケース10aとの間に配設されたカラー208とによって構成される。さらにこの様な感光体ドラム20は、現像装置10を画像形成装置1内部に装着する際に、現像装置10を装着する為のフレーム209に装着される。フレーム209には、長穴210a,210bが形成されており、現像装置10をフレーム209に装着する場合はシャフト202の両端を長穴210a,210bに係止する。
シャフト202は、感光体ドラム20の回転軸となる部材であり、感光体ドラム20と共に現像装置10から着脱可能に形成される。さらに、シャフト202は、ギア205の中心部に形成された穴に挿通され、固定される。さらに、シャフト202の一端近傍は、カートリッジケース10aに形成された軸受け穴211aに挿通され、さらに長穴210b内部に収められる。一方、シャフト202の他端近傍は、カートリッジケース10aに形成された軸受け穴211bに挿通され、さらに長穴210a内部に収められる。さらにシャフト202の他端は、カートリッジケース10aに固定されたバネ部材212と接触している。
フランジ203は、ドラム体201の一端近傍に圧入された部材であり、非導電性の接着剤を用いてドラム体201の内部に固定される。また、フランジ203の中心部近傍にはシャフト202が挿通されており、フランジ203はシャフト202に対して回動可能に取り付けられている。この様なフランジ203の材料としては、例えばポリアミド、ポリカーボネート、ABS(Acrylonitrile Butadiene Styrene)樹脂、ポリアセタール等の合成樹脂が用いられ、これらの材料に金属粉、カーボンブラック、グラファイト等の導電性粉末を配合することでフランジ203は導電化される。
支持部材204は、ドラム体201の他端近傍に圧入された部材であり、フランジ203と同様に、シャフト202に対して回動可能に取り付けられ、ドラム体201の内部に固着されている。また、支持部材204におけるドラム体201の外部に露出する面にはギア205が固着されている。この様な支持部材204は、ギア205と同期して回転することにより、感光体ドラム20全体を回転させる部材である。具体的には、ギア205がシャフト202を軸として回転することにより、支持部材204はギア205と同期して回転し、さらに支持部材204が回転することによりドラム体201が回転することとなる。
ギア205、及び駆動ギア206は、図2(b)に示す様に、所謂はすば歯車によって形成され、歯のねじり角が互いに逆方向に設定されている。この様なギア205及び駆動ギア206は、駆動ギア206が固定軸207を軸として矢印A方向に回転することにより、ギア205がシャフト202を軸として矢印B方向に回転する。ギア205は、矢印B方向に回転することにより、シャフト202の他端はバネ部材212に押圧する方向に付勢される。シャフト202がバネ部材212を押圧することで、シャフト202の他端とバネ部材212との接触を良好にしている。
カラー208は、フランジ203とカートリッジケース10aの間に配設された、導電性を備える部材である。また、カラー208は、略円筒状に形成され、内部にはシャフト202が挿通され、シャフト202に対して回転可能に、且つ、シャフト202の軸方向にスライド可能に取り付けられている。
フレーム209は、シャフト202を支持する部材であり、フレーム209の外側にはバネ部材212がピン213により固定されている。バネ部材212はアースに接続されており、内側方向に付勢力を有する。カートリッジケース10aが装着されていない場合、バネ部材212は図2(a)に示す位置よりやや内側に位置しているが、バネ部材212の上端を外側に傾斜することで、上方からのカートリッジ10aの装着が可能である。装着状態ではバネ部材212は、シャフト202に圧接している。
ドラム体201は、露光装置16によって表面に潜像画像が露光される部材であり、図3に示す様に、他の部材のベースとなる導電性支持体50と、ハレーション防止用の下引き層51と、露光装置16に露光されることで潜像が生じる感光層52とによって構成される。
導電性支持体50としては、例えばアルミニウム、ステンレス鋼、銅、若しくはニッケル等の金属材料、アルミニウム、銅、パラジウム、酸化錫、若しくは酸化インジウム等の導電性層を設けたポリエステルフイルム、又は紙等の絶縁性支持体を用いることができる。
導電性支持体50と感光層52の間にはハレーション防止用の下引き層51が形成される。下引き層51としては、例えばアルミニウム陽極酸化被膜、酸化アルミニウム、若しくは水酸化アルミニウム等の無機層、又はポリビニルアルコール、カゼイン、ポリビニルピロリドン、ポリアクリル酸、セルロース類、ゼラチン、デンプン、ポリウレタン、ポリイミド、若しくはポリアミド等の有機層が使用できる。尚、下引き層51は、必要に応じて配設すれば良く、導電性支持体50の上に、直接感光層52を配設してドラム体201を形成するものであっても良い。
感光層52は、導電性支持体50上に、電荷発生物質を主成分とする電荷発生層、電荷輸送物質、及びバインダー樹脂を主成分とした電荷輸送層を順次積層した積層型感光体と、導電性支持体50上に、電荷輸送物質、並びにバインダー樹脂を主成分とした電荷輸送層、及び電荷発生物質を主成分とする電荷発生層を順次積層した逆二層型感光体と、導電性支持体50上に電荷輸送物質、及びバインダー樹脂を含有する層中に電荷発生物質を分散させた分散型感光体とがあり、いずれの構成でも適用可能である。
また、感光層52が積層型感光層又は逆二層型感光層の場合、電荷発生層に用いられる電荷発生物質としては各種有機顔料、染料が使用できるが、中でも無金属フタロシアニン、銅塩化インジウム、塩化ガリウム、錫、オキシチタニウム、亜鉛、若しくはバナジウム等の金属、又はその酸化物、若しくは塩化物の配位したフタロシアニン類、モノアゾ、ビスアゾ、トリスアゾ、若しくはポリアゾ類等のアゾ顔料を用いることが好ましい。また、電荷発生層はこれらの物質の微粒子を、例えばポリエステル樹脂、ポリビニルアセテート、ポリアクリル酸エステル、ポリメタクリル酸エステル、ポリエステル、ポリカーボネート、ポリビニルアセトアセタール、ポリビニルプロピオナール、ポリビニルブチラール、フェノキシ樹脂、エポキシ樹脂、ウレタン樹脂、セルロースエステル、又はセルロースエーテル等の各種バインダー樹脂で結着した形の分散層で使用してもよい。この場合の使用比率はバインダー樹脂100重量部に対して30から500重量部の範囲で使用し、その膜厚は0.1〜2μmであることが好ましい。電荷発生層には必要に応じて塗布性を改善するためのレベリング剤、酸化防止剤、又は増感剤等の各種添加剤を含んでいてもよい。また電荷発生層は上記電荷発生物質の蒸着膜であってもよい。
電荷輸送層に使用される電荷輸送物質としては、例えばカルバゾール、インドール、イミダゾール、オキサゾール、ピラゾール、オキサジアゾール、ピラゾリン、若しくはチアジアゾール等の複素環化合物、又はアニリン誘導体、ヒドラゾン化合物、芳香族アミン誘導体、スチルベン誘導体、若しくはこれらの化合物からなる基を主鎖又は側鎖を有する重合体等の電子供与性物質が使用することが好ましい。
さらに、電荷輸送層に使用されるバインダー樹脂としては、例えばポリカーボネート、ポリメチルメタクリレート、ポリスチレン、若しくはポリ塩化ビニル等のビニル重合体、又はポリエステル、ポリエステルカーボネート、ポリスルホン、ポリイミド、フェノキシ、エポキシ、シリコーン樹脂、若しくはこれらの共重合体を使用することが好ましい。また部分的架橋硬化物等を単独又は混合物として使用してもよく、特にポリカーボネートを使用することが好適である。
また電荷輸送層には、必要に応じて酸化防止剤、増感剤等の各種添加剤を含んでいても良い。さらに電荷輸送層の膜厚は、5〜30μmであることが好ましい。感光層52が分散型感光層である場合には、上記のバインダー樹脂と電荷輸送物質との組み合わせで上記の配合比の電荷輸送媒体中に、前述した電荷発生物質が分散される。その場合の電荷発生物質の粒子径は充分小さいことが必要であり1μm以下で使用することが好ましい。感光層内に分散される電荷発生物質の量は少なすぎると充分な感度が得られず、多すぎると帯電性の低下、又は感度の低下等の弊害があり、0.5〜50重量%の範囲で使用することが好ましい。感光層52の膜厚は、5〜30μmで使用することが好ましい。またこの場合にも成膜性、可とう性、及び機械的強度等を改良するために公知の可塑剤を添加し、残留電位を抑制するための添加剤を添加し、分散安定性向上のために分散補助剤を添加し、塗布性を改善する為にレベリング剤、界面活性剤、又はシリコーンオイル、若しくはフッ素系オイルその他の添加剤が添加されていることが好ましい。
各層の形成方法としては、各層に含有させる物質を溶剤に溶解又は分散して得られた塗布液を、順次塗布するなどの公知の方法が適用することができる。
以下、発明者等による感光体ドラム20の性能の試験の方法及び結果について詳細な説明をする。具体的には、一般的に用いられる感光体ドラムを試料として、動摩擦係数μk並びに動摩擦係数の変動量Δμkが画質に与える影響の評価を行う。さらに、感光体ドラムの感光層の膜減りは、感光体ドラムの外周長にも依存するものである為、感光体ドラムの外周長が動摩擦係数μk並びに動摩擦係数の変動量Δμkに与える影響の評価を行う。
まず、動摩擦係数μk並びに動摩擦係数の変動量Δμkが画質に与える影響の評価について詳細な説明を行う。
本試験において用いる感光体ドラム20のドラム体201の構造は、先述したサンプルは積層型感光体である。電荷発生層の電荷発生物質にはビスアゾ化合物を使用し、バインダー樹脂のポリビニルブチラールで結着した形の分散層を形成している。バインダー樹脂に対し、電荷発生物質の量は50重量%であり、膜厚は0.5μmである。また、電荷輸送層の電荷輸送物質にはビドラゾン化合物を使用し、バインダー樹脂にはポリカーボネートを使用する。バインダー樹脂の分子量は、表1に示すサンプルA〜Dが約30000、E〜Hが約33000、I〜Kは約27000である。また、各サンプルは表1に示す様に、バインダー樹脂に対して電荷輸送物質の量を40〜50重量%としている。さらに、電荷輸送層の膜厚はいずれのサンプルも18μmである。
まず、ドラム体201の摩擦係数と耐摩耗性との関係を明らかにするために、摩擦係数および耐摩耗性を以下の方法で測定する。
動摩擦係数μkの測定は、協和界面化学(株)製全自動摩擦摩耗試験機DFPM−SS型を使用した。図4に示す様に、試料230は、ドラム体201と同様に、ステージ53上に導電性支持体50、下引き層51、及び感光層52を順次積層したものである。試料230の摩擦させる側にはクリーニングブレード10cと同様の素材であるブレード用ウレタンゴム54を1cm幅に切断したものを用い、試料に対して45度の角度で接触させ、固定する。また、感光層52の表面には現像剤55を、感光層52の表面が見える程度に薄くのせた状態(0.4〜1.0mg/cm)として測定した。さらにブレード用ウレタンゴム54には、荷重200gを積載し、ブレード用ウレタンゴム54を、ストローク20mm、且つ、移動速度0.1mm/秒で矢印方向Cへ反復移動させた。また、このとき温度は23℃、湿度は50%RHであった。
上述の条件の下、動摩擦係数μkを測定した後、同様の方法で測定を20回以上繰り返し行い、感光層52の表面が膜減りした状態の動摩擦係数μk´を測定した。感光層52の膜減りが始まると動摩擦係数μkの値は変動するが、その変動が収束した値を動摩擦係数μk´とした。また、動摩擦係数μkとμk´の差を動摩擦係数の変動量Δμkとする。
次に、感光体の摩耗量を測定する為に所定の試験用プリンタを用いて、印刷枚数40000枚で耐刷試験を行った。試験用プリンタの感光体ドラムの外径は30mmとし、感光体ドラムの周速度は10cm/秒とした。本試験においては、この様な試験用プリンタを用いてA4サイズの用紙40000枚に、印刷のパターン密度を0.3%として耐刷試験を行った。感光体の摩耗量の測定は、渦電流方式の膜厚測定器を用いて行った。なお、膜厚の測定値は感光体中央部の値とした。
まず、表1に動摩擦係数μk及びその変動量Δμkと、上記耐刷試験における画質の評価結果を示す。感光体の膜減りが原因となる紙面上の汚れが発生せず、画質が良好な場合を「○」、発生した汚れを目視で確認できるが、汚れが発生した部分をマクベス濃度計で測定した時、その濃度が汚れのない部分に対し+0.03未満の場合を「△」、汚れが発生した部分の濃度が汚れのない部分に対し+0.03以上の場合を「×」とした。耐刷性にすぐれた感光体として、「○」及び「△」を可とするが、好ましくは「○」のみである。
以上の様な条件に従って、試験用プリンタを用いて耐刷試験を行って得られた動摩擦係数μkと印刷枚数10000枚あたりの膜減り量dDの関係を図5に示す。図5に示す試験結果によれば、動摩擦係数μkと膜減り量dDには相関が見られるが、必ずしも動摩擦係数μkが小さくなるに従って、感光体の膜減り量dDも少なくなるわけではないことがわかる。図5及び表1によれば、動摩擦係数μkが0.6以上では膜減り量dDの増加に伴う紙面の汚れが必ず発生しているが、動摩擦係数μkが0.6以下の場合でも紙面の汚れが生じる場合があることがわかる。また、画質の評価で「○」又は「△」となったものは、膜減り量dDがいずれも1.35μm/10k枚以下の場合であり、紙面上の汚れの発生は感光層の残膜量に依存することがわかる。
一般に感光体ドラムの摩耗と動摩擦係数μkには相関関係があると考えられているが、本試験の結果が示すように、必ずしもそうでない場合がある。感光体が全く膜減りしていない初期の状態と膜減りしている状態とでは動摩擦係数μkは変動するので、動摩擦係数μkで膜減り量dDを規定する場合にはその変動量Δμkを取り込んで規定する必要性がある。
動摩擦係数μkの測定を20回以上繰り返し行ったときの、測定回数と動摩擦係数の変動量Δμkの関係を図6に示す。この図6に示すデータは表1のサンプルA,B,Dの動摩擦係数の変動量Δμkを示すものである。図6より、感光体ドラムによって変動量Δμkは異なることがわかる。全く摩耗していない状態の感光層表面には微小な凹凸が存在するが、感光層表面が少し摩耗されると表面は平滑になり、滑り性が良くなる。従って、動摩擦係数μkは初期に比べて小さくなり、表面が平滑になったところで変動は収束する。変動量Δμkが大きいということは全く摩耗していない状態で感光層表面の凹凸が大きいということである。
表1に記載した動摩擦係数μk及びその変動量Δμkと、画質の評価結果の関係を図7に図示する。図7に示す様に、耐刷性にすぐれた感光体ドラムを形成するには、感光層表面の動摩擦係数μkが0.6以下、かつ、動摩擦係数の変動量Δμkが0.06以下という条件を満たしている必要があることがわかる。また、図8に動摩擦係数の変動量Δμkと膜減り量dDの関係を示す。図8に示す様に、動摩擦係数の変動量Δμkが大きいほど膜減り量dDが多いことがわかる。すなわち、膜減り量dDが1.35mm/10k枚以上である場合は画質が劣化することから、動摩擦係数の変動量Δμkが0.06mm以上である場合に画質劣化が起こることが明らかとなった。
動摩擦係数μkおよびその変動量Δμkが上述した条件を満たす為には、本試験の結果が示す様に、感光層表面が電荷輸送層の場合、電荷輸送層のバインダー樹脂に対する電荷輸送物質の重量%は小さい方が好適であり、また、電荷輸送物質の絶対重量も小さいほど良いのでバインダー樹脂の分子量は小さい方が好適である。従って、この様にバインダー樹脂の分子量を調整したものを用いれば良い。
なお、感光層に用いる材料は必ずしも本試験に用いたものを使用する必要はなく、動摩擦係数およびその変動量が上記の範囲であればよい。
次に、感光体ドラムの外周長が動摩擦係数μk並びに動摩擦係数の変動量Δμkに与える影響の評価について詳細な説明を行う。
感光体ドラムの外径が16mm、20mm、又は24mmの場合を例にすると、それらの膜減り量dDは外径が30mmの感光体ドラムに対し、それぞれ、1.875倍、1.5倍、1.25倍となる。この様な外径を有する感光体ドラムについて、それぞれ動摩擦係数μkと膜減り量dDの関係をみると、図9に示す様な関係を示す。先述した動摩擦係数μk及び動摩擦係数の変動量Δμkが画質に与える影響に関する試験結果によれば、感光体ドラムの外径が30mmの場合、膜減り量dDは、動摩擦係数μkが0.6以下である場合に相当する膜減り量dD1.35以下であることが、良好な画質を得ることが出来るための上限値となる。これをもとに、各外径において良好な画質を得ることができる動摩擦係数の範囲を導くと、感光体ドラムの外径が16mmのときは、動摩擦係数μk<0.50、感光体ドラムの外径が20mmのときは、動摩擦係数μk<0.53、感光体ドラムの外径が24mmのときは、動摩擦係数μk<0.56を満たしていることが必要となることがわかる。
さらに、図9に示す結果を一般化し、感光体ドラムの外径をL[mm]とし、感光体ドラムの外径Lと、動摩擦係数の上限値μkmaxの関係を導くと、μkmax=0.0071×L+0.387となる。また、同様に動摩擦係数の変動量Δμkについても膜減り量dDとの関係を示すと図10のようになり、その上限値Δμkmaxは、Δμkmax=0.0028×L−0.025となる。従って、μk≦0.0071×L+0.387、且つ、Δμk≦0.0028×L−0.025を満たすことが良質な画質を得る為の条件となる。
以上の関係から感光体ドラムの外径が16mm、20mm、又は24mmの場合の動摩擦係数μkおよび動摩擦係数の変動量Δμkは、感光体ドラムの外径が16mmの場合は、動摩擦係数μk<0.50、且つ、動摩擦係数Δμk<0.020であり、感光体ドラムの外径が20mmの場合は、動摩擦係数μk<0.53、且つ、動摩擦係数Δμk<0.031であり、感光体ドラムの外径が24mmの場合は、動摩擦係数μk<0.56、且つ、動摩擦係数Δμk<0.042の要件を満たす必要がある。
動摩擦係数μk及び動摩擦係数の変動量Δμkを上記範囲にするためには、感光層51表面が電荷輸送層の場合、バインダー樹脂に対する電荷輸送物質の重量%を先述の試験結果に示した数値より小さくすることにより適用可能となる。また、バインダー樹脂の分子量を先述の試験結果に示した数値より小さくしても良い。
以上、この様な感光体ドラムを備える画像形成装置1においては、電子写真感光体の感光層51を形成する際、感光層51に使用される材料の動摩擦係数μkと動摩擦係数の変動量Δμkの値を規定することにより、感光層51の膜減り量dDを低減させることが可能となる。そのため、電子写真感光体の耐久性が向上すると共に、感光層51が、クリーニングブレード10c、又は現像剤によって形成される傷に基づく印刷画への影響も低減される。さらに、感光層の膜減り量dDが少なくなることから、その初期膜厚の薄膜化を図ることも可能になり、画像形成装置において高品質な画像を得ることができる。
また、上述の様に、感光体ドラムの外径が16mm、20mm、又は24mmであっても、感光体ドラムの外径が30mmの場合と同様の動作及び画質が保証される。また、この様に感光体ドラムの外径を16mm、20mm、又は24mmとすることで、高品質な画質を維持したまま画像形成装置1の小型化を実現することができる。
なお、本発明は上述の実施の形態に示す例に限られるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更可能である。例えば、感光体ドラムの外径を30mm以上にした場合であっても、本発明は適用可能である。また、また、感光体がドラム状ではなく、ベルト状であっても相応する外周長が同じかそれ以上であれば適用可能である。また、上述の実施の形態では、感光体ドラムを使用する画像形成装置としてプリンタを例にしたが、複写機、又はファックス等の感光体を用いる画像形成装置すべてに適用することが可能である。
第1の実施の形態に係る画像形成装置の簡略な構成を示す断面図であり、同画像形成装置の構成及び動作について説明する為の図である。 同画像形成装置が備える現像装置の要部断面図であり、現像装置内部に配設された感光体ドラムの構成について説明する為の図である。 同感光体ドラムの端部に固定されたギアの斜視図であり、感光体ドラムを回転させる方法について説明する為の図である。 同感光体ドラムのドラム体の構造を示す断面図であり、ドラム体の構成について説明する為の図である。 ドラム体の摩擦係数と耐磨耗性の試験に用いた試料の断面図である。 同試験によって得られた動摩擦係数μkと印刷枚数10000枚辺りの膜減り量dDの関係を示すグラフである。 同試験によって得られた測定回数と動摩擦係数の変動量Δμkの関係を示すグラフである。 同試験によって得られた動摩擦係数μk及びその変動量Δμkと、画質の評価結果の関係を示すグラフである。 同試験によって得られた動摩擦係数の変動量Δμkと膜減り量dDの関係を示すグラフである。 感光体ドラムを変更して行った試験によって得られた動摩擦係数μkと膜減り量dDの関係を示す図である。 同試験によって得られた動摩擦係数の変動量Δμkと膜減り量dDとの関係を示す図である。
符号の説明
1 画像形成装置
10 現像装置
10a カートリッジケース
10b 帯電ローラ
10c クリーニングブレード
10d 現像ローラ
10f 現像剤カートリッジ
10h 搬送装置
11b バネ
11c 給紙ステージ
11d 給紙ローラ
11 給紙機構
12 搬送装置
13 転写装置
14 定着装置
14a 定着ローラ
14b 搬送ローラ
15 排出機構
16 露光装置
20 感光体ドラム
51 感光層
52 感光層
201 ドラム体
207 固定軸
230 試料

Claims (5)

  1. 少なくとも露光手段によって露光されることで表面に静電潜像が生じる感光層を備え、
    前記感光層は、電荷発生物質としてビスアゾ化合物を結着したポリビニルブチラールからなり、膜厚が0.5μmの電荷発生層と、電荷輸送物質としてヒドラゾン化合物を含有するポリカーボネートからなり、膜厚が18μmの電荷輸送層と、が順次積層した積層型感光層であって、
    前記感光層に対してウレタンゴムから成る幅1cmのブレードを荷重200gで当接し、ストロークを20mmとして反復移動させた場合の動摩擦係数を動摩擦係数μkとし、前記感光層に前記ブレードを荷重200gで当接し、ストロークを20mmとして20回反復移動させた場合の動摩擦係数を動摩擦係数μk´としたとき、
    前記感光層は前記動摩擦係数μkが0.6以下であり、且つ、前記動摩擦係数μkと前記動摩擦係数μk´との差で表される動摩擦係数の変動量Δμkが0.06以下であるとともに、0.3%印刷密度パターンでの10000枚印刷時の膜べり量が0.78μm/10000枚以上1.32μm/10000枚以下であること
    を特徴とする感光体。
  2. 前記感光層が周面に形成された外径が30mm以上の感光体ドラムであること
    を特徴とする請求項1記載の感光体。
  3. 前記感光層が周面に形成された外径がLmm以上の感光体ドラムであり、
    前記動摩擦係数μkの上限値μkmaxが下記式(1)を満たし、且つ、前記動摩擦係数の変動量Δμkの上限値Δμkmaxが下記式(2)を満たす材料からなること
    を特徴とする請求項1又は請求項2の何れかに記載の感光体。
    μkmax≦0.0071×L+0.387・・・(1)
    Δμkmax≦0.0028×L−0.025・・・(2)
  4. 少なくとも露光手段によって露光されることで静電潜像担持体上に形成された潜像画像を現像剤によって現像する現像装置であって、
    前記静電潜像担持体は、請求項1記載の感光体から構成されること
    を特徴とする現像装置。
  5. 所定の記録媒体に対して画像形成を行う画像形成装置であって、
    請求項4記載の現像装置と、
    前記現像装置によって現像された現像剤画像を前記記録媒体上に転写する転写装置とを備えること
    を特徴とする画像形成装置。
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