JP4767629B2 - 円筒形スリーブをトーリックリングに巻き付ける装置及び方法 - Google Patents

円筒形スリーブをトーリックリングに巻き付ける装置及び方法 Download PDF

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Description

本発明は、タイヤの製造に関し、特に特別なビードを有するタイヤブランクの製造方法及び装置に関する。
タイヤは通常、側壁に繋がるビードを有し、側壁は、それ自体トレッドにより外部が半径方向に包囲されたクラウンリングそれ自体によって接合されている。
この種のタイヤは、側壁内へ延び、ビード内に繋留されるカーカス補強材を有し、このカーカス補強材は、互いに実質的に平行であって、少なくとも1つのゴム組成物によって覆われた補強要素の少なくとも1つのスタックによって形成されている。スタックは、ゴム配合物の2つの層相互間に補強要素をカレンダー被覆することにより前もって形成されたプライ又はゴム配合物で被覆されている複数の補強要素から形成された複合材を意味している。補強要素は、ワイヤ又は紡織又は金属製コードから成るのがよい。
タイヤの取り付けリムに当接するようになったタイヤビードは、タイヤの回転軸線と同心状に配置されたビード用の補強リングを有する。この補強リングは、カーカス補強材を繋留するのに役立つ。これは一般に、丸い断面の複合材構造を形成するようゴム配合物で被覆されたビードワイヤから作られている。ビードワイヤは、タイヤのインフレーションによりカーカス補強材中に生じる力を吸収するのに十分な円周方向伸び剛性を上記構造に与えるよう配置された1以上の補強要素で作られている物体である。上記ビードワイヤは、丸い横断面を有してもよく、或いは有さなくてもよい。
ビードワイヤが丸い断面を有するにせよそうでないにせよ、いずれにせよ、このビードワイヤを少なくとも1つのゴム配合物で被覆して丸い断面を持つトーリックリングを得るのが通例である。
最も一般的なタイヤでは、カーカス補強材は、上記リングの周りに部分的に結合することによりビードの各補強リングに繋留される。その目的は、半径方向上方に延び、少なくとも1つのゴム配合物によりカーカス補強材と結合される上曲がり部を形成することにある。
このように形成された構造(カーカス補強材、上曲がり結合用配合ゴム)は、高い曲げ剛性を有している。しかしながら、この構造は、多少強固な曲げ領域での上記端部の位置に起因して、上曲がり部の端部のところの幅を生じやすい。
この感受性を軽減するため、カーカス補強材をタイヤの側壁内又はクラウンの下に配置することによりカーカス補強材の端部を曲げゾーンの外部に置くことが試みられた。
これは又、タイヤの曲げゾーン(又は、より一般的に運動ゾーン)内にカーカス補強材上曲がり端部を備えていないタイヤビード構造を開発することが提案された理由である。この種の解決策では、カーカス補強材の上曲がり部は、ビード補強リングを部分的に又は完全に包囲する。
欧州特許第1,066,992号明細書は、カーカス補強材の上曲がり部の端部がビードの補強リングを部分的に包囲してその端部が上記補強リングの半径方向外部に位置するようにしたアーキテクチャを記載している。
これらタイヤの別の形式の構造は、カーカス補強材がビードの補強リングに巻き付けられて上記補強材の端部がビードの上記補強リングの少なくとも1つの完全なターンを形成するためにビードの補強リングとカーカス補強材それ自体との間に係合するようにすることを特徴としている。この特定の構成は、ビードの補強リングへのカーカス補強材の機械的な繋留を最適化するという利点をも有している。
しかしながら、これら構造を生じさせることは、カーカス補強材の補強要素を通常「スナップ動作具合」という用語によって説明されるこれらの戻り弾性に起因して顕著な曲率を取らせることが困難なために実施困難である。
本発明の目的は、この種のタイヤを工業的に製造する装置及びこの装置を用いることと関連した方法の要素に関する。
上述のタイヤに似たタイヤを製造できる方法に関する先行技術は、一例として、欧州特許第1,024,033号明細書に開示されている。この特許文献は、リムの補強リングとカーカス補強材との間に円筒形スリーブの端部を係合させる可能性について記載している。この手段は、この方法の実施中、上記カーカス補強材がビードの補強リングの周りに完全なターンを形成することができないということによって制約されたままであり、ターンの数は、上記カーカス補強材のスタックの通過回数から1ユニットを引いた値としてビードの上記補強リングの内径についてカウントされる。
さらに、補強要素が金属製ケーブルから成る場合、補強要素の「スナップ動作具合」を抑制するために、欧州特許第1,024,033号明細書は、最も大きな曲率を生じるようになった補強材の領域に強力な圧延作用を及ぼすことにより上記補強材を破断させることを提案している。それにもかかわらず、金属製補強要素が受ける局所化された塑性変形によりかかる作業を回避することが模索され、かかる塑性変形は、これらの耐久性にとって有害な場合がある。
本発明の目的は、ビードを有するタイヤであって、ビードのうちの少なくとも1つにおいて、カーカス補強材がビードの補強リングに巻き付けられ、上記カーカス補強材の端部がビードの上記補強リングの少なくとも1つの完全なターンを形成するためにビードの補強リングとカーカス補強材それ自体との間に係合するようにするタイヤを製造するようになった装置及びこの装置の使用方法を提供することにある。
一般に、カーカス補強材を円筒形スリーブに同化することができ、ビードの補強リングをトーリックリングに同化することができる。
これらの条件下においては、本発明は、円筒形スリーブの内径に実質的に等しい内径を備えたトーリックリングに軸線XX′の円筒形スリーブの端部を巻き付ける装置であって、円筒形スリーブの端部がトーリックリングの実質的に円形の半径方向区分の周りに少なくとも1つの完全なターンを形成するためにトーリックリングと円筒形スリーブとの間に係合するようになっている装置に関する。
この装置は、スリーブによっても形成された巻回ファブリックを有し、巻回ファブリックは、軸線XX′の実質的に円筒形の表面を構成する後部と、表面に連結された軸線XX′の凸状前側環状面と、凸状環状面の後部に位置すると共にこの端部に連結された軸線XX′の凹状環状面とを有する外部プロフィールを備えた同心の組をなす巻回ヘッドの外面上で軸方向に自由に摺動し、巻回ファブリックは、巻回ファブリックが巻回ヘッドの凸状環状面及び凹状環状面の半径方向プロフィールを実質的に辿ると、S字形のループを生じさせるようになっている。
巻回ファブリックによって形成されたスリーブの2つの端部は、軸線XX′の2つの同心円形繋留プレートの周囲に固定され、巻回ヘッドの各側に位置している。
巻回ファブリックを1組の巻回ヘッドにより形成される表面に押し付けると、巻回ファブリックは、S字形ループを形成する。巻回ヘッドの表面のこの特定の形態により、巻回ファブリックは、トーリックリング及び円筒形スリーブを掴むようになった環状ハウジングを構成するループを形成することができる。
この装置によれば、トーリックリングへの円筒形スリーブの巻き付けは、巻回ヘッドに対するトーリックリング及び円筒形スリーブを掴む巻回ファブリックの相対軸方向運動によって、上記トーリックリング及びこれに巻き付けられた上記円筒形スリーブにより形成される組立体の周囲の一部にわたって引き起こされる。
トーリックリング周りの巻回ファブリックの相対運動は、上記繋留プレート相互間での巻回ヘッドの軸方向運動により引き起こされ、かかる運動は、上記トーリックリング及びこれに巻き付けられた上記円筒形スリーブによって形成される組立体を同一の軸方向運動において引っ張る。この運動は、巻回ヘッドに対する繋留プレートの軸方向運動の結果であると言える。
かかる装置により、ビードを有し、ビードのうち少なくとも1つの中に、カーカス補強材がビードの補強リングに巻き付けられたタイヤを製造することが可能になり、上記カーカス補強材の端部は、前もってカーカス補強材を変形させる必要なく、ビードの上記補強リングの少なくとも1つの完全なターンを形成するためにビードの補強リングとカーカス補強材それ自体との間に係合されるようになる。
以下の説明は、本発明の装置及び本発明の目的である装置を用いる方法の特定の実施形態を説明するためのものである。
本発明の特徴は、添付の図面を参照して以下に行なわれる説明から明らかになり、図面は、本発明の装置の実施形態を非限定的に示している。
ほぼ同じ機能を持つ同一の要素には、同一の数字又は同一の文字が付けられている。
装置の軸線は、XX′に沿って位置し、この方向において考慮される基準及びこの方向において行なわれる運動を軸方向と呼ぶことにする。半径方向は、軸線X′に対して垂直な方向であり、この方向において考慮される基準又はこの方向においてなされる運動を半径方向と呼ぶことにする。
図1及び図2は、リムJに装着されたタイヤの断面図であり、この場合、カーカス補強材は、ビードRの補強リングに巻き付けられてカーカス補強材Cの端部がビードRのトーリック補強リングとカーカス補強材Cとの間で巻回されるようになっており、その目的は、ビードの上記補強リングの少なくとも1つの完全なターンを形成することにある。この方法により、カーカス補強材CがビードRの補強リングの周りに完全に足りない状態のターンを形成するタイヤを製造することも可能であることは言うまでもない。
ビードRのトーリック補強リングは、特に円形又は矩形であるのがよい(これらに限られるわけではない)子午面断面を備えた少なくとも1つのビードワイヤ(即ち、連続した円周方向構造を形成すると共に大きな伸び剛性を有する少なくとも1本のコード又はケーブル、或いは複数本のコード又はケーブルの組立体)からそれ自体形成されている。
かくして、図1は、ビード補強リングが円形断面のビードワイヤであるタイヤビードの断面図であり、図2は、実質的に矩形断面であって、実質的に円形の外形を持つプロフィールで覆われたビードワイヤを備えるタイヤの断面図である。それにもかかわらず、この方法の実施を容易にするため、円形断面のビードワイヤの選択が好ましい。
本発明の装置の機能の原理が、図3及び図4に示されており、かかる図において、子午面断面で示された巻回パブリックTは、その2つの端部が、繋留プレート(図示せず)の周囲上に位置するP1,P2のところに固定されている。
巻回ヘッド10は、P1,P2相互間に軸方向に位置決めされ、かかる巻回ヘッドは、D1の方向に軸方向に動くことができる。これは、軸線XX′の円筒形表面を形成する実質的に直線状の後部104と、上記表面に連結されていて、軸線XX′の環状表面を形成し、P2に軸方向に最も近く位置する巻回ヘッドの前部のところに位置した凸状部分102と、軸線XX′の凹状環状面を形成し、凸状環状面に連結されていて、この凸状環状面の後部に位置する凹状部分103とから成る外面により境界付けられている。
軸線XX′は、分かりやすくするために図3及び図4には示されていないが、以下の図においては明確に見える。
巻回ヘッドの本体101は、巻回ヘッド10の運動を制御する機構(図示せず)に連結されるようになっている。
巻回ファブリックTは、上記表面と接触状態に置かれると、巻回ヘッドの後部104、凸状部分102及び凹状部分103上で自由に摺動できる。この構成では、巻回ファブリックTは、S字形を呈し、環状ハウジングLを包囲するループBを形成する。
円筒形スリーブCをトーリックリングRに巻き付けるためには、これら2つの構成要素を上記環状ハウジングL内に導入する必要がある。
巻回ヘッド10並びにトーリックリングR及び円筒形スリーブCにより形成された組立体を軸方向D1に動かすことにより、巻回ファブリックTの相対的摺動が、方向G1において巻回ヘッドの表面に沿って生じる。次に、巻回ファブリックTは、トーリックリングRの回りに円形運動を行ない、これは、円筒形スリーブCの端部Eを上記トーリックリングRに巻き付けるという効果を有する。
ビードのトーリックリング周りの円筒形スリーブの巻回ターンの数を正確に調節し、それに応じて巻回ヘッドの軸方向運動の長さを定めることが可能である。
トーリックリングRへのこの円筒形スリーブCの巻き付きは、円筒形スリーブCの表面をトーリックリングRの外面上でこれに沿って摺動させることにより行なわれることが観察されよう。この目的のため、任意適当な手段によりこれら2つの表面相互間の摩擦をできるだけ減少させることが必要不可欠である。
かくして、一例を挙げると、ステアレート粉末を用いること、或いはトーリックリングを螺旋の状態に配置された金属又は紡織フィラメントで包囲すること、或いはトーリックリングの周りに設けられた熱可塑性材料のシースを用いることが可能である。後者の場合であって、これがタイヤの場合、この熱可塑性材料をビードの構造の中に組み込んで加硫工程の実施時に隣接のゴムプロフィールと一体化できるようにする構成が行なわれる。
さらに、円筒形スリーブの巻き付け及びトーリックリングの下へのその端部Eの係合は、主円筒形スリーブ本体を構成する材料よりも「スナップ動作具合」が少ない材料から作られた円筒形スリーブの一部により主円筒形スリーブの端部を外方へ軸方向に延長させることにより一段と容易になる。この延長は、初期ゾーンを形成することにより主円筒形スリーブの端部を駆動するために用いられ、かくしてトーリックリングRへの主円筒形スリーブCの巻き付けを容易にする。これは優先的には、可撓性補強材料、即ち、曲率下において可撓性又は柔軟さが大きな材料で構成される。
また、トーリックリング周りの円筒形スリーブCの巻回ファブリックTにより満足のいく駆動を保証するため、繋留箇所P1,P2を支持する繋留プレートに軸方向力を互いに逆方向に加えることによりファブリックTを張力下に置くことが好ましいことも又注目されよう。
しかしながら、巻回ファブリックTのこの引っ張りの結果として、トーリックリングの半径方向圧縮が生じ、場合によっては、環状ハウジングLがトーリックリングR及び円筒形スリーブCにより形成される組立体からはみ出る場合がある。この現象を回避するため、凸状表面102及び凹状表面103のそれぞれの形状を、ファブリックがトーリックリングR及び円筒形スリーブCにより形成される組立体をその周囲の少なくとも半分にわたって包囲することができるよう設計することが必要であり、この装置の機能は、巻回ファブリックTがこの組立体の周囲の最も幅の広い部分にわたってこの組立体を包囲する場合、実行がますます容易である。
巻回ファブリックTの端部の繋留箇所P1,P2を支持する繋留プレートの直径も又、繋留箇所P1が後部104と実質的に同一半径のところに位置し、繋留箇所P2がトーリックリングRの内側半径と実質的に同一の半径のところに位置するよう調節されなければならない。この構成の目的は、繋留箇所P1,P2相互間の軸方向距離を巻回ヘッド10の軸方向運動中、実質的に一定に保つことにある。実際には、トーリックリングの内側半径よりも僅かに小さな半径を持つ繋留箇所P2を支持するプレートを選択してハウジングL内への円筒形スリーブC及びトーリックリングRにより形成された組立体の軸方向導入を可能にすることが必要である。
巻回ファブリックTは、適当な、実際にはできるだけ低い軸方向弾性及び円周方向弾性を巻回ファブリックに与える材料から作られ、それにより巻回ファブリックは、劣化を生じることなく、トーリックリングRの内径に等しい直径から後部104の表面により形成される筒体の直径まで延びることができる。これは、巻回ファブリックが折り目を作らないで巻回ヘッド10の軸方向運動中、巻回ヘッド10の軸方向プロフィールを辿ることができるようにすることが必要だからである。
上述の装置Dにより、トーリックリングRの内径に実質的に等しい直径を持つ円筒形スリーブCの巻き付けを行なうことができることは注目されよう。これら条件下において、巻回ヘッド10,10′は、後部104を形成する円筒形表面が軸線XX′から半径方向に最も遠くに位置する上記巻回ヘッド10,10′の部分上に位置するよう設けられる。 しかしながら、円筒形スリーブの直径がトーリックリングの外径に実質的に等しくなるよう円筒形スリーブCをトーリックリングRに巻き付けることを計画することは完全に可能である。この場合、巻回ヘッドの向きを逆にし、これらを後部104を形成する円筒形表面が軸線XX′に半径方向に最も近い上記巻回ヘッド10,10′の部分上に位置するよう構成することが必要である。
図5は、本発明の装置Dの断面図である。
フランジ1によりフレーム(図示せず)に連結された軸線XX′のシャフト2は、中心が軸線XX′に一致した円形プレートの別個の組立体を支持している。
装置Dは、2つの固定プレート3,4及び2つの可動プレート6,9を有している。フランジ1の軸方向で始まって、連続して可動プレート6、次に固定プレート3、可動プレート9が設けられ、そして最終的に固定プレート4がフランジ1から軸方向に最も遠いところに位置している。可動プレート6,9は、それぞれ摺動リング60,90によりシャフト2上でこれに沿って摺動する。
巻回ファブリックTは、スリーブを形成し、その2つの軸方向端部P1,P2は、2つの円形繋留プレート4,6の周囲に固定され、これら繋留プレート4,6の直径はそれぞれ、トーリックリングRの内径及び巻回ヘッドの後部104によって形成される筒体の直径に実質的に一致している。
固定プレート3は、可動プレート6の軸方向運動を可能にする第1の組をなす空気圧シリンダ5,5′を支持している。この第1の組をなすシリンダの目的は、プレート6,7相互間に引っ張られた巻回ファブリックTに加わる一定の軸方向張力を維持することにある。
第2の組をなすシリンダ7,7′が、固定プレート3に設けられていて、可動プレート9の軸方向運動を可能にする。
可動プレート9は、その周囲に、1組の巻回ヘッド10,10′を備え、この巻回ヘッドは、上述したように環状表面104,102,103の1組の円周方向部分から成っている。
巻回ヘッド10,10′は、円筒形スリーブC及びトーリックリングRの出し入れを可能にする第1のいわゆる開き位置及び凹状部分が環状ハウジングL内に円筒形スリーブC及びトーリックリングRにより形成された組立体を取り込むよう配置された第2のいわゆる閉じ位置から成る2つの位置相互間で半径方向に動くことができる。
最低でも2以上の巻回ヘッドの数は、開き位置と閉じ位置との間の半径方向運動を可能にするのに必要な大きさにより定められる。実際には、環状表面を3つの円周方向部分から形成すれば十分であると考えられる。
閉じ位置では、巻回ファブリックT及び円筒形スリーブCが巻き付くトーリックリングRを受け入れるようになっていることに注目されよう。トーリックリングRの周りの円筒形スリーブCの巻回ターンの数が増大すると、この組立体の寸法の増大と関連した効果を可能にするのに十分な内容積を備える形態を提供することが必要である。
巻回ヘッド10,10′の半径方向運動は、プレート9に設けられた1組の空気圧シリンダ8,8′によって制御される。
係止装置も又、閉じ位置における巻回ヘッド10,10′の半径方向運動を阻止するようプレート9に設けられる。この係止装置は、1組の係止フィンガ12,12′の軸方向運動を制御する1組の空気圧シリンダ11,11′から成り、係止フィンガ12,12′は、巻回ヘッドが閉じ位置にあるとき、係止フィンガ12,12′と軸方向に整列する孔13,13′に入る。
自動制御装置が、これら種々のコンポーネントの運動を制御し、これら種々のコンポーネントの機能は、上述した装置Dを用いる方法の種々の工程を詳細に説明することにより容易に理解されよう。
この方法の第1の部分は、円筒形スリーブを製作することから成る。
タイヤの場合、このスリーブは、非限定的な例として、カーカス補強材及びビード補強リングで構成されたものであるのがよい。この作業は、当業者に知られた従来型成型ドラムで行なわれ、この作業は、
−成型ドラムの円筒形表面上に、2つの軸方向端部を有し、ゴム組成物で被覆された複数の補強要素により形成される少なくとも1つのスタックから成るプライの形態をしたカーカス補強材Cを配置する工程を有し、
−ビードRの補強トーリックリングをカーカス補強材Cと同心状に、成型ドラム上に滑らせて嵌め、これらをカーカス補強材Cにより形成される円筒形スリーブの端部Eに対して適当な距離のところに配置する工程を有し、ビードRの上記トーリック補強リング相互間で軸方向に位置した円筒形スリーブの部分は、上記スリーブの中間部分を構成し、
−このようにして製作された円筒型スリーブを成型ドラムから抜き取る工程を有する。 カーカス補強材は、同じように、円周方向と90°以下の角度をなす補強要素から成るのがよい。
上記方法の第2の部分は、上述したように巻回装置Dを用いて行なわれ、この第2の部分は、
−トーリックリングR及び円筒形スリーブCの2つの端部Eのうち一方を取り上げて巻回装置D内に導入し、組立体を図6及び図7に概略的に示すように巻回ファブリックTにより形成された環状ハウジングLの内部に配置する工程を有し、
−シリンダ8,8′を作動させることにより巻回ヘッド10,10′を半径方向に下降させ(図8参照)、巻回ファブリック10がトーリックリングR及び円筒形スリーブCにより形成された組立体をその周囲の半分以上にわたって包囲すると共に巻回ヘッドが実質的に連続した円筒形表面104、凸状環状面102及び凹状環状面103を形成するようにする工程を有し、
−シリンダ11,11′を図8に示すように作動させて巻回ヘッド10,10′を係止する工程を有し、これらコンポーネントの各々のそばに記載された矢印により、行なわれる運動の方向を視認することができ、
−シリンダ5,5′を作動させることにより巻回ファブリックTを張力下に置いてプレート6を図9に示すように巻回ファブリックTが固定されている周囲P1上で軸方向に移動させる工程を有する。
次に、巻き付け作業そのままが行なわれ、これは、
−プレート9をシリンダ7,7′の作用下で軸方向に動かすことにより1組の巻回ヘッド10,10′を円筒形スリーブの中間部分に差し向けられた軸方向D1において軸方向に動かして(図10参照)、凹状環状面103に対するトーリックリングR及び円筒形スリーブCを包囲している巻回ファブリックTの相対運動により円筒形スリーブCの端部EがトーリックリングRに巻き付けられるようにする工程を有する。トーリックリングRに巻き付けられる円筒形スリーブCの長さは、巻回ヘッド10,10′の軸方向運動の大きさに直接依存している。上記円筒形スリーブCの少なくとも1つの完全なターンを形成するために、上記円筒形スリーブの部EをトーリックリングRと円筒形スリーブCそれ自体との間に係合させるのがよい。
第1の端部の巻回がいったん完了すると、
−シリンダ5,5′を作動させて、巻回ファブリックTに加わる張力を解除し、フィンガ12,12′を解除した後にシリンダ8,8′を作動させ、図11に示すようにシリンダ11,11′を作動させることにより1組の巻回ヘッド10,10′を半径方向に持ち上げ、
−トーリックリングRに巻き付けられた円筒形スリーブCを抜き取り、必要ならば、軸方向反対側のスリーブの端部Eを巻回装置内に導入してこれが同一の作業を受けるようにすることが必要である。
タイヤブランクの場合、上記ブランクは依然として、従来の仕上げ手段で完成させなければならず、次に、加硫を金型内で実施して所望のアーキテクチャを有するタイヤが得られるようにする。
上述したような巻回を行なう工程は、本発明の装置を用いることから成る巻回の実現と関連した工程をよりよく特徴付けるために、タイヤブランクを製造する数個のドラムを用いる。しかしながら、カーカス補強材及びビードのトーリックリングを有する円筒形スリーブをいわゆる成型ドラム上に保持し、巻回装置を巻回作業を進めるためにスリーブの端部の近くに配置するための必要な改造を行なうことによりこの装置を既存の方法に組み込むことも又十分に想到できる。
本発明の目的である装置を備えた状態で製造できる構造を有するタイヤの概略断面図である。 本発明の目的である装置を備えた状態で製造できる構造を有するタイヤの概略断面図である。 本発明の対象である装置の機能の原理を説明する断面図である。 本発明の対象である装置の機能の原理を説明する断面図である。 本発明の装置の断面図である。 本発明の対象である装置を使用する方法の主要な工程を示す図である。 本発明の対象である装置を使用する方法の主要な工程を示す図である。 本発明の対象である装置を使用する方法の主要な工程を示す図である。 本発明の対象である装置を使用する方法の主要な工程を示す図である。 本発明の対象である装置を使用する方法の主要な工程を示す図である。 本発明の対象である装置を使用する方法の主要な工程を示す図である。
符号の説明
C 円筒形スリーブ
D 巻き付け装置
R トーリックリング
T 巻回ファブリック
10,10′ 巻回ヘッド
102 凸状環状面
103 凹状環状面

Claims (12)

  1. 円筒形スリーブ(C)の内径に実質的に等しい内径を備えたトーリックリング(R)に軸線XX′の円筒形スリーブ(C)の端部(E)を巻き付ける装置(D)であって、前記円筒形スリーブの端部(E)が前記トーリックリング(R)の実質的に円形の半径方向区分の周りに少なくとも1つの完全なターンを形成するために前記トーリックリング(R)と円筒形スリーブ(C)との間に係合するようになっている装置において、スリーブによって形成された巻回ファブリック(T)を有し、該巻回ファブリックは、軸線XX′の実質的に円筒形の表面を構成する後部(104)と、前記表面に連結された軸線XX′の凸状前側環状面(102)と、凸状環状面(102)の後部に位置すると共にこの端部に連結された軸線XX′の凹状環状面(103)とを有する外部プロフィールを備えた同心の組をなす巻回ヘッド(10,10′)の外面上で軸方向に自由に摺動し、巻回ファブリック(T)は、該巻回ファブリック(T)が前記巻回ヘッド(10,10′)の凸状環状面(102)及び凹状環状面(103)の半径方向プロフィールを実質的に辿ると、S字形のループを生じさせるようになっていることを特徴とする装置。
  2. 巻回ファブリック(T)により生じるS字形ループ(B)のうちの1つは、トーリックリング(R)及び円筒形スリーブ(C)の端部(E)を掴むようになった環状ハウジング(L)を形成していることを特徴とする請求項1記載の装置。
  3. 巻回ファブリック(T)は、円周方向に実質的に弾性であり、軸方向XX′において実質的に非弾性であることを特徴とする請求項2記載の装置。
  4. 巻回ヘッド(10,10′)は、後部(104)を形成する円筒形表面が軸線XX′から見て半径方向に最も遠くの前記巻回ヘッド(10,10′)の部分上に位置するよう配置されていることを特徴とする請求項2記載の装置。
  5. 巻回ファブリック(T)は、トーリックリング(R)及びこれに巻き付けられた円筒形スリーブ(C)によって形成された組立体を前記組立体の周囲の半分以上にわたって包囲していることを特徴とする請求項2記載の装置。
  6. 巻回ファブリック(T)によって形成されたスリーブ(C)の2つの端部(P1,P2)は、巻回ヘッド(10,10′)の各側で軸線XX′のシャフト(2)に取り付けられた2つの同心円形繋留プレート(4,6)の周囲に固定されていることを特徴とする請求項2記載の装置。
  7. 繋留プレート(4,6)は、トーリックリング(R)への円筒形スリーブ(C)の巻き付け作業全体にわたり、軸方向において巻回ファブック(T)に加わる一定の張力を維持することができるようにする機構(5,5′)を備えていることを特徴とする請求項6記載の装置。
  8. トーリックリング(R)への円筒形スリーブ(C)の巻き付けは、巻回ヘッド(10,10′)の表面に対して軸方向に循環する巻回ファブリック(T)の相対運動によって引き起こされることを特徴とする請求項2記載の装置。
  9. 巻回ヘッド(10,10′)の表面上での巻回ファブリック(T)の相対的軸方向運動は、繋留プレート(4,6)相互間の前記巻回ヘッドの軸方向運動により引き起こされることを特徴とする請求項8記載の装置。
  10. 巻回ヘッド(10,10′)の表面上での巻回ファブリック(T)の相対軸方向運動は、繋留プレート(4,6)の軸方向運動によって引き起こされることを特徴とする請求項8記載の装置。
  11. 繋留プレート(4,6)の直径は、繋留箇所(P1)が巻回ヘッド(104)の後部と実質的に同一の半径のところに設けられ、繋留箇所(P2)がトーリックリング(R)の内側半径と実質的に同一の半径のところに設けられるよう調節されていること特徴とする請求項6記載の装置。
  12. 支持プレート(9)は、トーリックリング(R)及びこれに巻き付けられた円筒形スリーブ(C)によって形成された組立体を環状ハウジング(L)内に軸方向に導入しやすくする巻回ヘッド(10,10′)の半径方向運動を可能にする機構(8,8′)を有することを特徴とする請求項2記載の装置。
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