JP4767283B2 - トランスコーダ装置 - Google Patents

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本発明は、符号化されたマルチメディア信号の符号化方式をリアルタイムに変換する装置の構成方法に関する。地上波ディジタル放送された信号をIP送信する場合や蓄積されているマルチメディアコンテンツを所要の符号化方式で再符号化する場合に関する。
従来、複数種類の符号化されたメディア信号を含むトランスポートストリームを符号化変換する場合には、トランスコーダ装置を用いて、音声や映像といった各メディア信号を所定の階層まで復号した後、再度符号化して多重化する方法が一般的であった。
また、各種制御信号は入力信号とは独立に新たに作成して送出することが一般的であった。図3に、従来の一般的なトランスコーダ装置のブロック図を示す。トランスコーダ装置は、メディア信号のいずれかの符号化方式または符号化パラメータを所望の条件に変更する装置である。例えばメディア信号の伝送レートを下げるために、より符号化効率の良い符号化方式に変更して送信する。
図3において、トランスポートストリーム(TS)入力100より入力されるTSは、固定長のTSパケットの連続した信号である。TSパケットはヘッダ部とペイロード部から構成され、ヘッダ部はTSパケットの種別を識別するためのパケットID(PID)を有している。TS分配部110は各TS処理部120〜125へTSを接続する。
プログラムアソシエーションテーブル(PAT)−TS抽出部120は、PIDが特定の値0×0000であるPAT−TSを抽出する。PAT−TSには、プログラム番号とプログラムマップテーブル(PMT)−PIDのリストが記述されている。
トランスコーダ装置には、処理すべきプログラム番号130がシステム定数として設定され、PAT−TS抽出部120は、設定されたプログラム番号130に対応するPMT−PIDを経路131によりプログラムマップテーブル(PMT)−TS抽出部121に通知する。
PMT−TS抽出部121は、通知されたPMT−PIDを用いてPMT−TSを抽出する。PMT−TSには、プログラムクロックリファレンス(PCR)のPID、ストリームタイプと対応するエレメンタリーストリーム(ES)のPIDのリストが含まれている。このリストのパラメータ情報より、PCR−PID、音声TSのPID(AUD−PID)、ユーザデータTSのPID(DAT−PID)、ビデオTSのPID(VID−PID)を抽出し、PCR−TS抽出部122、AUD−TS抽出部123、DAT−TS抽出部124、VID−TS抽出部125に通知する。
PCR−TS抽出部122は、通知されたPCR−PIDを用いてPCR−TSを抽出する。PCR−TSにはデコーダのタイミングが得られるタイムスタンプが含まれている。PCR−TS抽出部はこのタイムスタンプを受信STC作成部142に通知する。受信STC作成部142は通知されたタイムスタンプを用いてデコーダ用の基準時計STC(受信用STC)133を作成する。受信用STC133はAUDデコーダ143、ユーザデータデコーダ144、VIDデコーダ145に通知される。
AUD−TS抽出部123、DAT−TS抽出部124、VID−TS抽出部125は、通知されたAUD−PID、DAT−PID、VID−PIDを用いて、該当するTS(AUD−TS、DAT−TS、VID−TS)を抽出し、抽出したTSを対応するAUDデコーダ143、DATデコーダ144、VIDデコーダ145に出力する。
AUDデコーダ143はAUD−TSを上位の階層の信号にデコードする。たとえばAUD−PESにデコードする。PESパケットヘッダにはデコードされた信号を出力する時刻が含まれており、受信STC作成部142より通知されている受信用STC133を用いて出力時刻を決定する。
DATデコーダ144、VIDデコーダ145も同様に動作する。ただしVIDデコーダ145は目的とする変換内容によってVID−PESまたはビデオ信号VIDの階層までデコードする。ビデオ符号化方式を変換する場合には、ビデオ信号にデコードされVIDエンコーダ165に送信する。
以上の処理によって、受信したTSから抽出した全種類のメディア信号がデコードされる。各メディア信号は、受信用STC133により出力時刻を一致させている。以下ではVIDエンコーダの符号化方式を符号化効率の良い符号化方式に変更する場合について説明する。
送信STC作成部162では、送信STC用時刻入力153からの信号に従ってエンコーダ用の基準時計STC(送信用STC)154を作成し、AUDエンコーダ163、DATエンコーダ164、VIDエンコーダ165、および送信PCR−TS作成部172に通知する。
AUDエンコーダ163は、AUDデコーダ143から出力されるAUD−PESを入力し、AUD−PESのヘッダ部に送信用STC154を設定し、送信AUD−PES信号を作成する。作成された送信AUD−PES信号をAUD−TS作成部173に送信する。DATエンコーダ164も同様に動作し、DAT−PESをDAT−TS作成部174に送信する。
VIDエンコーダ165はVIDデコーダ145からビデオ信号VIDを入力する。目的とする符号化方式で再符号化して送信VID−PESを作成し、VID−PESのヘッダ部に送信用STC154を設定し、送信VID−PES信号を作成する。作成された送信VID−PES信号をVID−TS作成部175に送信する。
送信PAT−TS作成部170は、装置パラメータボックスより150を通じて入力される送信プログラム番号を用いて送信PAT−TSを作成する。送信PMT−TS作成部171は装置パラメータボックスより151を通じて入力される送信PMT用パラメータ情報を用いて、送信PMT−TSを作成する。送信PID用パラメータ情報152のうち、送信PCR−PID、送信AUD−PID、送信DAT−PID、送信VID−PIDはPCR−TS作成部172、AUD−TS作成部173、DAT−TS作成部174、VID−TS作成部175に通知される。
PAT−TS作成部170、送信PMT−TS作成部171、送信PCR−TS作成部172、送信AUD−TS作成部173、送信DAT−TS作成部174、送信VID−TS作成部175が作成した各TS信号は、TS多重化部180に入力され所望の優先度に従って多重化される。多重化されたトランスポートストリームは送信トランスポートストリーム出力190より出力する。
以上のように、従来のトランスコーダ装置の信号処理方式では、全てのメディアのトランスポートストリームを一旦所定の階層までデコードした後、時刻を調整し再度新たな時刻を用いて再符号化する。このため符号化方式を変換する必要の無いメディアのトランスポートストリームも変更することが必要になり、トランスコーダ装置の透過性を低下させていた。ここで透過性とは、トランスコーダ装置に入力された符号化変換される信号以外の情報がすべて変更されること無く出力され、出力信号の利用に制限をもたらさないことを意味する。時刻情報を変更することや新たな時計を用いて再度符号化することによって、出力信号のパケット構造やタイミングが変化し、パケット内の時刻パラメータや制御変数値が書き変わるため、透過性は低下する。
また符号化方式を変換しないメディアの信号に対してもデコード、エンコードを行うため装置が複雑化していた。さらに各メディア信号ごとの処理内容が異なるため、メディア間の遅延時間が合せにくいという問題があった。
符号化方式を変換する必要のないメディアのトランスポートストリームを変換することにより、透過性の低下が発生するという問題に対し、特許文献1では、音声TSとデータTSをトランスコードせずに、映像TSのみをトランスコードしている。その後、これらTSを多重化している(特許文献1)。
特開2007−081810号公報
しかしながら従来の技術においては、音声TSとデータTSに対し、時刻情報を補正しなければならない。時刻情報の補正は、TSをデコードしたPESの階層で行なう必要があるため、透過性が低下する可能性があり、装置が複雑化する可能性があった。
本発明は上記を鑑みてなされたものであり、その目的は、音声TSとデータTSに対し、時刻情報の補正をTSをデコードしたPESの階層で行なう必要がなく、透過性の低下を防止でき、装置を簡素化することにある。
上記の目的を達成するために、請求項1に記載の本発明は、入力されたトランスポートストリームに含まれる指定メディア信号の符号化方式を変換して出力トランスポートストリームを作成するためのトランスコーダ装置の信号処理方式において、複数種類の符号化されたメディア信号を含むトランスポートストリームを処理内容に応じて、前記トランスポートストリームを制御する第1のグループと、符号化方式を変換する対象となる第2のグループと、前記符号化方式の変換に必要な遅延に相当する遅延を挿入する第3のグループと、に分類する手段と、前記第1のグループの前記トランスポートストリームより変換処理に必要なパラメータ情報を抽出する手段と、前記第2のグループの前記トランスポートストリームの符号化方式を所望の符号化方式に変換する手段と、前記第3のグループの前記トランスポートストリームを前記第2のグループの変換遅延時間に合わせて遅延する手段と、前記第1のグループの前記トランスポートストリームを前記第2のグループの変換遅延時間に合わせて遅延させるとともに、遅延させた前記第1のグループの前記トランスポートストリームと前記パラメータ情報を抽出する手段により抽出した前記パラメータ情報を用いて前記第1のグループの前記トランスポートストリームを新たに作成する手段と、新たに作成した前記第1のグループの前記トランスポートストリームと、符号化方式を変換した前記第2のグループの前記トランスポートストリームと、遅延時間を調整した前記第3のグループの前記トランスポートストリームと、を所望の優先度に従って一つのトランスポートストリームとして多重化する手段と、を備える。
本発明によれば、音声TSとデータTSに対し、時刻情報の補正をTSをデコードしたPESの階層で行なう必要がなく、透過性の低下を防止でき、装置を簡素化することができる。
本発明では複数種類の符号化されたメディア信号を含むトランスポートストリームを処理内容に応じて制御信号グループ、符号化信号グループ、および遅延信号グループに分類する。制御信号グループは、トランスポートストリームより変換処理に必要なパラメータ情報を抽出する手段を設けている。符号化信号グループは、トランスポートストリームの符号化方式を所望の符号化方式に変換する手段を設けている。遅延信号グループは、トランスポートストリームを前記符号化信号グループの遅延時間に合わせて遅延する手段と、変換処理されたトランスポートストリームのパラメータ情報を反映した制御信号グループのトランスポートストリームを作成する手段を設けている。符号化方式を変換した符号化信号グループのトランスポートストリーム、遅延時間を調整した遅延信号グループのトランスポートストリーム、および新たに作成された制御信号グループのトランスポートストリームを所望の優先度に従って一つのトランスポートストリームとして多重化する手段を有するようにしたもので以下図面を用いて詳細に説明する。
図1に本発明の一実施例を示す。図1において、既出の図3と同じ番号を付与したものは、図3で示した従来技術と同様に動作する。
図1において、PAT−TS抽出部120、PMT−TS抽出部121、PCR−TS抽出部122は制御信号グループを構成し、図3で示した従来技術と同様に、変換処理に必要なパラメータ情報を作成し関連する処理部に通知する。PAT−TS抽出部120で抽出されたPAT−TSは、PAT変換遅延部200に転送し、必要な加工と所定の遅延を施し送信PAT−TSパラメータ情報としてPAT−TS作成部170に出力する。必要な加工にはPAT−TSの送信を行わないという処理も含まれる。これは複数の装置が並列に動作している場合には、一つのPATのみを必要とするため、PAT変換遅延部PAT−TSを必要としない場合に適用される。またPAT変換遅延部で施される遅延時間には後述する符号化グループでの処理遅延時間Tdに相当する値を用いる。
PMT−TSもPMT変換遅延部201で同様に変換遅延し、送信PMT−TSパラメータ情報207としてPMT−TS作成部に出力する。変換処理にはPMT−TSを送信しないという処理のほか、必要に応じて符号化方式を変更するに伴うPMT内パラメータ値の書き換えやトランスコード出力のPIDの変更などが含まれる。
PCR−TS抽出部122から出力されるPCR−TSに含まれているタイムスタンプは、受信STC作成部142に入力される。受信用STC作成部は、デコーダ用の基準時計STC(受信用STC)133を作成し、VIDデコーダ145、STC遅延部202に出力する。STC遅延部は受信用STC133を所定の値Tdだけ遅延させる。この方法にはSTCの転送を一定時間遅延する方法と、STC値より一定値を減算し即時に転送する方法がある。STC遅延出力(送信STCパラメータ情報)209は送信STC作成部162に入力する。この結果送信STCは受信用STCに対し一定時間遅れた状態で動作する。送信STCはPCR−TS作成部172に入力する。PCR−TS作成部172は送信PCR−TSを作成する。
AUD−TS抽出部123、DAT−TS抽出部124は遅延信号グループを構成する。これらの出力(AUD−TS、DAT−TS)は各々のデコーダではなく、AUD遅延回路203、DAT遅延回路204に入力し、所定の時間Tdだけ遅延させる。AUD遅延回路203、DAT遅延回路204の出力(AUD−TS、DAT−TS)はAUD−TS作成部173、DAT−TS作成部174に入力する。この結果遅延信号グループの入力TSは所定の時間Tdだけ遅れた出力Tsとなる。上記遅延回路の実現方法には遅延回路を用いる方法と、タイムスタンプをつけたバッファメモリを用いる方法がある。遅延回路を用いる方法では入力から出力までの通過時間がTdとなる回路で構成され、連続したストリームを遅延する場合に適する。タイムスタンプをつけたバッファメモリを用いる方法は、バッファメモリ入力時の時刻をデータとともに記憶し、Td時間経過した時にバッファメモリより読み出す回路で構成され、間歇的に入力されるストリームを遅延する場合に適する。
最後に符号化信号グループの処理を説明する。VID−TS抽出部125から出力されるVID−TSは、VIDデコーダ145に入力しビデオ信号VIDに復号する。ビデオ信号VIDは、ビデオ処理遅延部205より所定の処理と遅延を行う。所定の処理にはフィルタ、フォーマット変換、スーパーインポーズ処理などを含むこともできる。なにも変更しないことでも良い。遅延は最も大きな遅延を有する経路に合わせるために用意した機能である。遅延値は0であっても良い。最も大きな遅延はトランスコーダと並列に動作する他のトランスコーダの遅延や、トランスコーダとは別の装置の遅延を考慮する場合に必要になる場合がある。VID処理遅延部205の出力は、VIDエンコーダ165に入力する。VIDデコーダ145、VID処理遅延部205、VIDエンコーダ165を通過するに必要な時間が符号化信号グループの遅延時間Tdである。
以降の動作は図3で示した従来の実施例と同様である。各TS作成部170〜175が作成した各TS信号は、TS多重化部180に入力され所望の優先度に従って多重化される。多重化されたトランスポートストリームは送信トランスポートストリーム出力190より出力する。
上記のごとく本発明を適用することによって制御信号グループ、遅延信号グループ、符号化信号グループの各入力TSは、所定の時間Tdだけ遅延して出力TSに変換される。通常Tdの値はシステムを構成するときに設定する固定値である。すなわちTS中に含まれる時刻情報の相対関係を保った状態で目的とするトランスコードが実現できたことになる。この結果、従来方式で問題となっていた信号の透過性を極力損なわないトランスコードが可能になる。また遅延信号グループは対象とするTSの遅延を行うことだけで良いので装置構成を簡略化できる。また各メディア間の信号処理時間を厳密に調整することができるので、トランスコーダによって信号の時間的揺らぎが増加することが無い。
実施例では、符号化方式を変換する符号化信号グループとして、VID−TSを対象として説明したが、AUD−TSやDAT−TSの符号化方式を変換することも同様に行うことができる。例えば音声符号化方式を新たな符号化方式に変換し信号速度を下げることが可能である。これは従来方式でビデオ信号のトランスコードのために、音声信号の復号、符号化を縦続接続するケースとは目的と構成が異なるものである。すなわち従来例は映像信号遅延に合わせるために、符号化方式の変換に関係なく音声信号およびユーザデータ信号の復号、符号化を行い、時刻情報も付け直すのに対し、本実施例では音声符号化方式、ユーザデータ符号化方式を変更する部分のみを、信号の復号、符号化を行い、映像信号の符号と同じ時刻情報を使用する。
図2には映像信号および音声信号を符号化信号グループとし、ユーザデータは遅延信号グループとする場合を示す。
遅延処理グループにはAUD−TSとDAT−TSが各1つ含まれる場合を対象として説明したが、その他の信号を加えても所定の遅延を与えるだけで良いので全く同様に処理することができる。すなわちPMT−TSに含まれるストリームIDというパラメータ値を用いてストリームの符号化方式を判定することにより、複数の音声ストリームを遅延信号グループとして処理することができる。ユーザデータに対しても同様である。制御信号グループにはPAT−TS、PMT−TS、PCR−TSを対象として説明したが、これらの信号を削除したり、他の信号を追加したりすることは可能である。例えば網情報テーブル(NIT−TS)、条件付アクセステーブル(ACT−TS)を必要に応じて追加することができる。
本発明は以下の分野に応用することができる。第一はデジタル放送されたTSストリームを入力しトランスコードしてネットワーク上に再送信する分野である。この場合受信したTSのレートに比較して出力TSレートをより小さくすることが望まれる。このため大きな帯域を必要とするビデオ信号の符号化方式をより効率的な符号化方式にトランスコードし帯域を減少させる。本発明を適用すればビデオ信号以外は高い透過性を維持することができるのでトランスコードによるサービス性の低下を回避することができる。
第2は2つのネットワーク間で異なる符号化方式が利用されている場合に、2つのネットワーク間の信号をトランスコードして接続する分野である。この場合は必ずしも符号化効率を上げることではないが、ネットワーク間を接続するに必要な部分のみを符号化信号グループとして変換し、他を遅延信号グループとすることで簡易な装置構成で機能を実現することができる。
第3は蓄積メディアの分野である。従来の符号化方式で作成されたデータベースを読み出し、新しい符号化装置で再符号化して再度書き込む場合、必要なメディアのみを符号化信号グループ、他を遅延信号グループとすることで、デコード・エンコードによる品質劣化を極力抑えて処理することができる。
本発明の実施の形態に係るブロック図を示す。 本発明の実施の形態の効果の検証を説明するための説明図を示す。 従来技術を説明するための説明図を示す。
符号の説明
100…トランスポートストリーム入力
110…TS配分部
120〜125…TS処理部

Claims (2)

  1. 入力されたトランスポートストリームに含まれる指定メディア信号の符号化方式を変換して出力トランスポートストリームを作成するためのトランスコーダ装置の信号処理方式において、
    複数種類の符号化されたメディア信号を含むトランスポートストリームを処理内容に応じて、前記トランスポートストリームを制御する第1のグループと、符号化方式を変換する対象となる第2のグループと、前記符号化方式の変換に必要な遅延に相当する遅延を挿入する第3のグループと、に分類する手段と、
    前記第1のグループの前記トランスポートストリームより変換処理に必要なパラメータ情報を抽出する手段と、
    前記第2のグループの前記トランスポートストリームの符号化方式を所望の符号化方式に変換する手段と、
    記第3のグループの前記トランスポートストリームを前記第2のグループの変換遅延時間に合わせて遅延する手段と、
    前記第1のグループの前記トランスポートストリームを前記第2のグループの変換遅延時間に合わせて遅延させるとともに、遅延させた前記第1のグループの前記トランスポートストリームと前記パラメータ情報を抽出する手段により抽出した前記パラメータ情報を用いて前記第1のグループの前記トランスポートストリームを新たに作成する手段と、
    新たに作成した前記第1のグループの前記トランスポートストリームと、符号化方式を変換した前記第2のグループの前記トランスポートストリームと、遅延時間を調整した前記第3のグループの前記トランスポートストリームと、を所望の優先度に従って一つのトランスポートストリームとして多重化する手段と、
    を備えることを特徴とするトランスコーダ装置。
  2. 前記第2のグループのトランスポートストリームは、映像信号および音声信号であることを特徴とする請求項1記載のトランスコーダ装置。
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