JP5885727B2 - ストリーム伝送システム、送信装置、受信装置及びストリーム伝送方法 - Google Patents

ストリーム伝送システム、送信装置、受信装置及びストリーム伝送方法 Download PDF

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本発明の実施形態は、映像データや音声データをストリーム伝送するストリーム伝送システム、送信装置、受信装置及びストリーム伝送方法に関する。
デジタル放送の進展、放送・通信の融合が進展する中、益々これらの融合領域における新たなサービスの展開が進んでいる。
従来の放送は、割り当てられた電波の周波数帯域において各種パラメータを最適化して発信される。放送の伝送路は、広域性と同報性(同時性・同一性)に大変優れており、地理的にも分散した非常に多数の受信機に対して同時に少数のコンテンツを配信する場合に適している。しかし、対象の受信機スペックが予め決まっており、長期にわたって運用される想定であるため、後から各種パラメータを大きく変更することや、そもそもの方式改訂を実施することは難しい。
一方、従来の通信は、通信路で利用可能な伝送帯域において各種パラメータを最適化して伝送される。通信の伝送路は、局所性と個別性に大変優れており、明示的な個々の端末に対して別々に異なるコンテンツを配信する場合に適している。ゆえに、対象の受信機スペックを個別に想定することも可能であり、後から各種パラメータを大きく変更することや、そもそもの方式改訂を実施することは比較的容易い。なお、通信でもマルチキャスト等で広域性と同報性を実現する方法はあるが、放送と比べると、品質面では有利なものの、規模や同時性の面から見れば不利である。
また従来、伝送路の通信品質が何らかの原因で劣化した場合に動的にコンテンツの伝送レートを変動させたり、異質な受信機スペックに応じて異なる複数のパラメータのデータストリームを選択可能としたりするための技術として、H.264/SVC(Scalable Video Coding)がある。H.264/SVCでは、予め複数のデータストリームを同時に生成し出力しておき、それらの組み合わせのみから所望の伝送レートのコンテンツを得られる技術である。
具体的には、最低レートのデータストリーム自体である基本ストリームと、それ以外のより高レートな複数のデータストリームについては、基本ストリームからの各々の差分のみである複数の拡張ストリームとして構成されるデータストリームである。符号化装置においてこれらのデータストリームを生成し、送信装置や受信装置あるいは復号化装置において、送信装置が送信する拡張ストリーム数の選択を増減するのみで伝送レートの変動が可能であり、不要な拡張ストリームについては破棄するのみで受信機スペックに応じたコンテンツを得ることが可能である。
特開2004−266503号公報
Scalable Video Coding over RTP and MPEG-2 Transport Stream in Broadcast and IPTV Channels, Thomas Schierl, Karsten Gruneberg, and Thomas Wiegand, IEEE Wireless Communications Magazine, vol. 16, no. 5, pp. 64-71, October 2009.
上記の非特許文献1には、H.264/SVC形式によって階層符号化された映像データをRTPパケットやMPEG2−TSパケットに格納し、従来の通信や放送の伝送路を利用して送受信できるようにするための技術が記載されている。
しかしながら、従来技術では、映像ストリームを単純に単一の種類の伝送路を利用して送受信する想定である。また、放送の伝送路で送られるデータストリームは既存の放送で想定する受信機スペックに沿って、現状の放送で送出されるデータストリームと全く同等であることが望ましい。このような状況下で複数の異なる種類の伝送路を用いて再生品質を向上することは極めて困難である。
本実施形態の目的は、複数の異なる種類の伝送路を用いて再生品質を向上できるストリーム伝送システム、送信装置、受信装置、ストリーム伝送方法及びプログラムを提供することにある。
本実施形態に係るストリーム伝送システムは、基本データを含む第1階層と前記基本データを補強するデータを含む第2階層とを有するデータストリームを送信装置から受信装置に伝送するシステムであって、前記送信装置は、前記第1階層のデータと前記第2階層のデータとをそれぞれパケット化して第1階層のデータパケットと第2階層のデータパケットとを送出する送出調整手段と、前記第1階層のデータパケットを第1伝送路を通じて前記受信装置に送信する第1送信手段と、前記第2階層のデータパケットを前記第1伝送路と異なる伝送方式の第2伝送路を通じて前記受信装置に送信する第2送信手段とを具備し、前記受信装置は、前記第1伝送路から送られてくるデータパケットを受信する第1受信手段と、前記第2伝送路から送られてくるデータパケットを受信する第2受信手段と、前記第1受信手段で受信したデータパケットと前記第2受信手段で受信したデータパケットとをもとに前記階層符号化されたデータストリームを再構成する受信調整手段とを具備する。
本実施形態に係る送信装置は、基本データを含む第1階層と前記基本データを補強するデータを含む第2階層とを有するデータストリームを受信装置に伝送する送信装置であって、前記第1階層のデータと前記第2階層のデータとをそれぞれパケット化して第1階層のデータパケットと第2階層のデータパケットとを送出する送出調整手段と、前記第1階層のデータパケットを第1伝送路を通じて前記受信装置に送信する第1送信手段と、前記第2階層のデータパケットを前記第1伝送路と異なる伝送方式の第2伝送路を通じて前記受信装置に送信する第2送信手段とを具備する。
本実施形態に係る受信装置は、階層符号化されたデータストリームを構成する第1階層のデータと第2階層のデータとをそれぞれパケット化して、第1階層のデータパケットを第1伝送路を通じて送信し、第2階層のデータパケットを前記第1伝送路と異なる伝送方式の第2伝送路を通じて送信する送信装置に接続される受信装置であって、前記第1伝送路から送られてくるデータパケットを受信する第1受信手段と、前記第2伝送路から送られてくるデータパケットを受信する第2受信手段と、前記第1受信手段で受信したデータパケットと前記第2受信手段で受信したデータパケットとをもとに前記階層符号化されたデータストリームを再構成する受信調整手段とを具備する。
本実施形態に係るストリーム伝送方法は、基本データを含む第1階層と前記基本データを補強するデータを含む第2階層とを有するデータストリームを送信装置から受信装置に伝送する伝送システムに用いられる方法であって、前記送信装置は、前記第1階層のデータと前記第2階層のデータとをそれぞれパケット化して第1階層のデータパケットと第2階層のデータパケットとを送出するステップと、前記第1階層のデータパケットを第1伝送路を通じて前記受信装置に送信するステップと、前記第2階層のデータパケットを前記第1伝送路と異なる伝送方式の第2伝送路を通じて前記受信装置に送信するステップとを有し、前記受信装置は、前記第1伝送路から送られてくるデータパケットを受信するステップと、前記第2伝送路から送られてくるデータパケットを受信するステップと、前記第1受信手段で受信したデータパケットと前記第2受信手段で受信したデータパケットとをもとに前記階層符号化されたデータストリームを再構成するステップとを有する。
本実施形態に係るストリーム伝送プログラムは、基本データを含む第1階層と前記基本データを補強するデータを含む第2階層とを有するデータストリームを送信装置から受信装置に伝送する伝送システムに用いられるプログラムであって、前記送信装置において、前記第1階層のデータと前記第2階層のデータとをそれぞれパケット化して第1階層のデータパケットと第2階層のデータパケットとを送出する処理と、前記第1階層のデータパケットを第1伝送路を通じて前記受信装置に送信する処理と、前記第2階層のデータパケットを前記第1伝送路と異なる伝送方式の第2伝送路を通じて前記受信装置に送信する処理とを、前記受信装置において、前記第1伝送路から送られてくるデータパケットを受信する処理と、前記第2伝送路から送られてくるデータパケットを受信する処理と、前記第1受信手段で受信したデータパケットと前記第2受信手段で受信したデータパケットとをもとに前記階層符号化されたデータストリームを再構成する処理とをコンピュータに実行させるものである。
また、本実施形態に係るストリーム伝送システムは、第1データストリームと、前記第1データストリームを拡張する第2データストリームとを、送信装置から受信装置に伝送するシステムであって、前記送信装置は、前記第1データストリームとともに前記第1データストリームの構成情報を示す第1構成情報テーブルを前記受信装置へ送信し、前記第2データストリームとともに前記第2データストリームの構成情報を示す第2構成情報テーブルを前記受信装置へ送信する送信手段を具備し、前記受信装置は、前記送信手段から送信された前記第1データストリーム、前記第1構成情報テーブル、前記第2データストリーム、及び前記第2構成情報テーブルを受信する受信手段と、前記第1構成情報テーブル及び前記第2構成情報テーブルに基づき、前記第1データストリームと前記第2データストリームとを用いた映像を構成する受信調整手段とを具備する。
本実施形態に係るストリーム伝送システムは、第1データストリームと、前記第1データストリームを拡張する第2データストリームとを、送信装置から受信装置に伝送するシステムであって、前記送信装置は、前記第1データストリームとともに前記第1データストリームの構成情報を示す第1構成情報テーブルを前記受信装置へ送信し、前記第2データストリームとともに前記第1データストリームの構成情報及び前記第2データストリームの構成情報を示す第3構成情報テーブルを前記受信装置へ送信する送信手段を具備し、前記受信装置は、前記送信手段から送信された前記第1データストリーム、前記第1構成テーブル、前記第2データストリーム、及び前記第3構成テーブルを受信する受信手段と、前記第3構成情報テーブルに基づき、前記第1データストリームと前記第2データストリームとを用いた映像を構成する受信調整手段とを具備する。
本実施形態に係るストリーム伝送システムは、第1データストリームと、前記第1データストリームを拡張する第2データストリームとを、送信装置から受信装置に伝送するシステムであって、前記送信装置は、前記第1データストリームとともに前記第1データストリームの構成情報を示す第1構成情報テーブルを含む第1データストリームを前記受信装置へ送信し、前記第2データストリームを前記受信装置へ送信する送信手段を具備し、前記受信装置は、前記送信手段から送信された前記第1データストリーム、前記第1構成テーブル、及び前記第2データストリームを受信する受信手段と、前記第1データストリームの構成情報及び前記第2データストリームの構成情報を示す第3構成情報テーブルを、前記第1データストリーム及び第2データストリームの外から取得し、前記受信手段によって受信された前記第1構成情報テーブル及び前記第3構成情報テーブルに基づき、前記第1データストリームと前記第2データストリームとを用いて映像を構成する受信調整手段とを具備する。
本実施形態に係る送信装置は、第1データストリームと、前記第1データストリームを拡張する第2データストリームとを、受信装置に伝送する送信装置であって、前記第1データストリームとともに前記第1データストリームの構成情報を示す第1構成情報テーブルを前記受信装置へ送信し、前記第2データストリームとともに前記第2データストリームの構成情報を示す第2構成情報テーブルを前記受信装置へ送信する送信手段を具備する。
本実施形態に係る送信装置は、第1データストリームと、前記第1データストリームを拡張する第2データストリームとを、受信装置に伝送する送信装置であって、前記第1データストリームとともに前記第1データストリームの構成情報を示す第1構成情報テーブルを前記受信装置へ送信し、前記第2データストリームとともに前記第1データストリームの構成情報及び前記第2データストリームの構成情報を示す第3構成情報テーブルを前記受信装置へ送信する送信手段を具備する。
本実施形態に係る送信装置は、第1データストリームと、前記第1データストリームを拡張する第2データストリームとを、受信装置に伝送する送信装置であって、前記第1データストリームとともに前記第1データストリームの構成情報を示す第1構成情報テーブルを含む第1データストリームを前記受信装置へ送信し、前記第2データストリームを前記受信装置へ送信する送信手段を具備する。
本実施形態に係る受信装置は、第1データストリームとともに前記第1データストリームの構成情報を示す第1構成情報テーブルを送信し、前記第1データストリームを拡張する第2データストリームとともに前記第2データストリームの構成情報を示す第2構成情報テーブルを送信する送信装置に接続される受信装置であって、前記送信装置から送信された前記第1データストリーム、前記第1構成情報テーブル、前記第2データストリーム、及び前記第2構成情報テーブルを受信する受信手段と、前記第1構成情報テーブル及び前記第2構成情報テーブルに基づき、前記第1データストリームと前記第2データストリームとを用いた映像を構成する受信調整手段とを具備する。
本実施形態に係る受信装置は、第1データストリームとともに前記第1データストリームの構成情報を示す第1構成情報テーブルを送信し、前記第1データストリームを拡張する第2データストリームとともに前記第1データストリームの構成情報及び前記第2データストリームの構成情報を示す第3構成情報テーブルを送信する送信装置に接続される受信装置であって、前記送信装置から送信された前記第1データストリーム、前記第1構成テーブル、前記第2データストリーム、及び前記第3構成テーブルを受信する受信手段と、前記第3構成情報テーブルに基づき、前記第1データストリームと前記第2データストリームとを用いた映像を構成する受信調整手段とを具備する。
本実施形態に係る受信装置は、第1データストリームとともに前記第1データストリームの構成情報を示す第1構成情報テーブルを含む第1データストリームを送信し、前記第1データストリームを拡張する第2データストリームを送信する送送信装置に接続される受信装置であって、前記送信装置から送信された前記第1データストリーム、前記第1構成テーブル、及び前記第2データストリームを受信する受信手段と、前記第1データストリームの構成情報及び前記第2データストリームの構成情報を示す第3構成情報テーブルを、前記第1データストリーム及び第2データストリームの外から取得し、前記受信手段によって受信された前記第1構成情報テーブル及び前記第3構成情報テーブルに基づき、前記第1データストリームと前記第2データストリームとを用いて映像を構成する受信調整手段とを具備する。
本実施形態に係るストリーム伝送方法は、第1データストリームと、前記第1データストリームを拡張する第2データストリームとを、送信装置から受信装置に伝送するシステムに用いられる方法であって、前記送信装置は、前記第1データストリームとともに前記第1データストリームの構成情報を示す第1構成情報テーブルを前記受信装置へ送信し、前記第2データストリームとともに前記第2データストリームの構成情報を示す第2構成情報テーブルを前記受信装置へ送信する送信ステップを有し、前記受信装置は、前記送信ステップにより送信された前記第1データストリーム、前記第1構成情報テーブル、前記第2データストリーム、及び前記第2構成情報テーブルを受信する受信ステップと、前記第1構成情報テーブル及び前記第2構成情報テーブルに基づき、前記第1データストリームと前記第2データストリームとを用いた映像を構成する受信調整ステップとを有する。
本実施形態に係るストリーム伝送方法は、第1データストリームと、前記第1データストリームを拡張する第2データストリームとを、送信装置から受信装置に伝送するシステムに用いられる方法であって、前記送信装置は、前記第1データストリームとともに前記第1データストリームの構成情報を示す第1構成情報テーブルを前記受信装置へ送信し、前記第2データストリームとともに前記第1データストリームの構成情報及び前記第2データストリームの構成情報を示す第3構成情報テーブルを前記受信装置へ送信する送信ステップを有し、前記受信装置は、前記送信ステップにより送信された前記第1データストリーム、前記第1構成テーブル、前記第2データストリーム、及び前記第3構成テーブルを受信する受信ステップと、前記第3構成情報テーブルに基づき、前記第1データストリームと前記第2データストリームとを用いた映像を構成する受信調整ステップとを有する。
本実施形態に係るストリーム伝送方法は、第1データストリームと、前記第1データストリームを拡張する第2データストリームとを、送信装置から受信装置に伝送するシステムに用いられる方法であって、前記送信装置は、前記第1データストリームとともに前記第1データストリームの構成情報を示す第1構成情報テーブルを含む第1データストリームを前記受信装置へ送信し、前記第2データストリームを前記受信装置へ送信する送信ステップを有し、前記受信装置は、前記送信ステップにより送信された前記第1データストリーム、前記第1構成テーブル、及び前記第2データストリームを受信する受信ステップと、前記第1データストリームの構成情報及び前記第2データストリームの構成情報を示す第3構成情報テーブルを、前記第1データストリーム及び第2データストリームの外から取得し、前記受信ステップによって受信された前記第1構成情報テーブル及び前記第3構成情報テーブルに基づき、前記第1データストリームと前記第2データストリームとを用いて映像を構成する受信調整ステップとを有する。
本実施形態に係るストリーム伝送システムの全体構成を示すブロック図。 送信調整部の詳細構成を示したブロック図。 受信調整部の詳細構成を示したブロック図。 データストリーム及びデータパケットの一例を示す図。 構成情報テーブルの一例を示す図。 送信調整装置の動作を示すフローチャート。 構成情報テーブルの構成例を示す図。 ハッシュ値の格納方法の一例を示す図。 ハッシュ値の格納方法の他の例を示す図。 受信調整装置の動作を示すフローチャート。
以下、図面を参照しながら本実施形態に係るストリーム伝送システム、送信装置、受信装置、ストリーム伝送方法及びプログラムを説明する。
(装置構成)
図1は、本発明に関わるストリーム伝送システムの全体構成を示したブロック図である。ストリーム伝送システムは、送信システム1と、この送信システムから送出される放送波を受信する受信システム2とを備える。送信システム1は、例えば、デジタル放送の送信所に設けられる。受信システム2は、例えば、テレビジョン受信機に設けられるSTB(Set Top Box)で構成される。本実施形態では、一例として、送信システム1から受信システム2へ、既存の地上デジタル放送波による放送の伝送路(第1伝送路)を通じた伝送と、IPの通信網(第2伝送路)を通じた伝送とを行うものとする。
図1において、送信システム1は、送信調整装置10、符号化装置30、RF(Radio Frequency)送信装置50、IP(Internet Protocol)送信装置70、及び制御部90を備える。受信システム2は、受信調整装置20、復号化装置40、RF受信装置60、IP受信装置80、及び制御部91を備える。
送信調整装置10は、送出調整部11を備える。受信調整装置20は、受信調整部21を備える。符号化装置30は、入力受付部31と、符号化変換部32とを備える。復号化装置40は、復号化変換部41を備える。RF送信装置50は、RF送信部51を備える。RF受信装置60は、RF受信部61を備える。IP送信装置70は、IP送信部71を備える。IP受信装置80は、IP受信部81を備える。また、表示装置100は、再生表示部101を備える。
図2は、送信調整装置10の送信調整部11の詳細構成を示したブロック図である。送信調整部11は、データストリームバッファ12、データパケット生成13、データパケットバッファ14、及び送信判定部15を備える。
図3は、受信調整装置20の受信調整部21の詳細構成を示したブロック図である。受信調整部21は、データパケットバッファ22、データストリーム再構成23、及びデータストリームバッファ24を備える。
ここで、データストリームとは、符号化装置30や復号化装置40の入出力にて用いられるデータフォーマットで記述された映像データ、音声データを含むファイルやビット列を指すものであり、階層符号化されたデータを含むものである。また、データパケットとは、伝送路に対する送信装置や受信装置の入出力にて用いられるデータフォーマットで記述されたビット列を指すものであり、データストリームから抽出して小分けしてまとめられたものである。これらの詳細は後述する。
(各部の接続関係・作用)
制御部90は、送信調整装置10、符号化装置30、RF送信装置50、及びIP送信装置70の制御を行う。制御部91は、受信調整装置20、復号化装置40、RF受信装置60、IP受信装置80の制御を行う。
符号化装置30では、入力受付部31によりデータの入力を受ける。ここでデータの入力元は、固定ディスクやネットワークドライブ、カメラなど特に形式は問わない、符号化変換部32が扱えるものであればよい。符号化変換部32は、入力受付部31から受信したコンテンツなどのデータを、階層符号化されたデータを含むデータストリームに変換する。なお、入力受付部31から受信したデータと、符号化変換部32の出力するデータとが同じ形式である場合には、符号化変換部32の処理を省略することができる。また、この場合には、送出調整部11が入力受付部31から直接データ入力を受けるように構成しても良い。
送信調整装置10では、送出調整部11が符号化変換部32の出力を受け取って送出のために必要な調整処理を実施し、RF送信装置50のRF送信部51から放送の伝送路に送信し、IP送信装置のIP送信部71からIPの通信網に送信する。図2において、送出調整部11は、符号化変換部32から階層符号化されたデータを含むデータストリームの入力を受け、データストリームバッファ12に格納した後に、データパケット生成部13でパケット化してデータパケットバッファ14に格納する。このとき、送出判定部15は、データパケットバッファ14から送出すべきインタフェース(RF又はIP)とタイミングとを判定し、この判定に従ってデータパケットが各送信装置に送られる。
RF送信装置50から送信されたデータパケットは、放送波を通じてRF受信装置60のRF受信部61で受信される。また、IP送信装置70によりIPの通信網に送信されたデータパケットは、IPの通信網を経由してIP受信装置80のIP受信部81により受信される。RF受信装置60とIP受信装置80とでそれぞれ受信したデータパケットは、受信調整装置20の受信調整部21に入力される。受信調整部21において、データ間の関係性や同期処理を実施し、元の階層符号化されたデータストリームを得る。このデータストリームは、復号化装置40の復号化変換部41で復号されて、表示装置100の再生表示部101の画面に表示される。
図3において、受信調整装置20の受信調整部21は、各受信装置から受け入れたデータパケットをデータパケットバッファ22に格納した後、データストリーム再構成部23において元の階層符号化されたデータストリームに再構成し、データストリームバッファ24に格納する。データストリームバッファ24に格納されたデータストリームは、復号化変換部41に送られるが、このタイミングやデータ量は任意であり、復号化変換部41が取得するようにしても良いし、制御部91がこの動作を制御しても良い。
次に、図4を参照して、本システムで扱うデータストリーム及びデータパケットの一例を示す。
図4(a)は、H.264/SVC(Scalable Video Coding)の符号化データストリームの基本記述形式を示したものである。図4では、Baseが基本階層(第1階層)を、Extが拡張階層(第2階層)を示し、ここではExt(A)とExt(B)の2つの拡張階層が存在する。なお、[1]〜[4]の数字はアクセスユニットのインデックスを示す。
図4(b)は、図4(a)のデータストリームを、中間フォーマットであるエレメンタリストリーム化したのち、送出する伝送路ごとに仕分けてまとめたものである。この場合、上段が基本階層のデータ、下段が拡張階層のデータである。各エレメンタリストリームに含まれる“TS”は、データストリームをエレメンタリストリーム化する際に付与されるタイムスタンプを示す。
図4(c)は、図4(b)のエレメンタリストリームを含めたトランスポートストリームをパケット化してデータパケットとしたものである。“H”はヘッダ、“Pld”はペイロードを示す。上段が基本階層のデータを含むデータパケットであり、下段が拡張階層のデータを含むデータパケットである。エレメンタリストリームのデータは全てトランスポートストリームパケットのペイロード内に格納される。
なお、図4では階層符号化されたデータのみを示しているが、図4(c)のトランスポートストリームパケットには、その他のデータとして、動画像、音声、セクション情報、その他メタデータなどを含んでもよい。
図5を参照して、H.264/SVCの符号化データストリームをデータパケット化した場合の構成情報を示すテーブル(PMT:Program Map Table)の一例を示す。この構成情報テーブルは、データパケット生成部13が実際に調整を行った内容を記載したものである。この内容は、データパケット内のデータの関連性を示すものであり、受信調整部21が受信したデータパケットをデータストリームに再構成するときに必要となる。
(送信調整処理)
次に、図6を参照して送信調整装置10の処理について説明する。ここでは、符号化装置30から入力したデータストリームをRF送信装置50とIP送信装置70とに出力する処理について説明する。なお、RF送信装置50は通常のデジタル放送送出設備であり、この入出力もそれに準ずるものとなる。
まず、符号化装置30から送信調整装置10へ階層符号化されたデータを含むデータストリームが入力されてくる(S101)。送信調整装置10は、このデータストリームの入力を受けるとデータストリームバッファ12に入力してバッファリングする(S102)。この後、データパケット生成13はデータストリームバッファ12を参照してデータパケットが生成可能か否かを判断する(S103)。データパケットが生成可能な場合、データパケット生成13は、データストリームバッファ12から必要なデータを取り出してデータパケットを生成し(S104)、データパケットバッファ14に入力してバッファリングする(S105)。
このとき、データストリームバッファ12においては、データパケットに出力先の送出装置を示すデータなどを伴ってバッファリングしてもよいし、出力先の送出装置ごとに分かれた個別のキューによって別々に管理してもよい。なお、データパケットの出力先の送出装置を決定するのは、データパケット生成部13であるが、この決定は、予め設定ファイルの読み込みやオペレータ入力などその他の手段によって送出調整部11に伝えられ、データパケット生成部13が把握できるようになっている。
また、データパケット生成部13が実際に調整を行った内容を構成情報テーブルに記載するが、これはデータパケットの中に含めて一緒に送信しても良いし、あるいは他の装置に転送して何らかの別の手段で受信調整装置20が入手できるようにしてもよい。
図7に、構成情報テーブルの構成例を示す。図7(a)及び7(b)は、ストリーム内に埋め込む場合、図7(c)は、ストリーム外の情報を参照する場合を示す。上記図4(c)に示したように、2つのストリーム(1)と(2)があり、図7(a)乃至7(c)において、ストリーム(1)のテーブルは、既存の放送方式であり、独立しても単独のストリームとして成立するようにストリーム(1)内の構成を表すテーブルのみを定義する。
これに対し、ストリーム(2)のテーブルについては3通りのバリエーションを提案する。図7(a)は、ストリーム内(2)のテーブルにはストリーム(2)内の構成を表すテーブルのみを定義し、ストリーム(1)と(2)のテーブルを合わせて参照することで全ストリームの構成を表すものである。図7(b)は、ストリーム(2)内のテーブルにストリーム(1)と(2)の全ストリームの構成を表すテーブルを持つことで、ストリーム(1)のテーブルを参照しないで済むようにするものである。図7(c)は、外部にテーブルを用意し、ストリーム外のテーブルを独立で、或いはストリーム(1)のテーブルと合わせて参照するものである。
なお、構成情報テーブルがトランスポートストリーム内に格納される手法は、通常規定される方式に従うものとする。また、図7(c)のトランスポートストリーム外の情報を参照するに場合は、XMLファイルなどでサーバに格納し取得するなどの手法を適用できる。
また、ここでデータストリームが伝送路毎に複数のデータパケット群として分けられるため、受信調整部21で再構成するために、同期するための情報を含める必要がある。
通常、細粒度のタイミング同期は、図4(b)で示されるようにタイムスタンプ(TS1〜TS4)が付与されてトランスポートストリームに含まれるため、この値を参照すれば同期が可能である。しかし、RFとIPの伝送路では伝送条件や遅延が大きく異なるため、タイムスタンプのみでは正しく同期できない場合が生じる。また、RF送信装置50は通常のデジタル放送送出設備であり、この入出力もそれに準ずるものとする制約があるため、特別な情報を付加することはできないという問題もある。
そこで、タイムスタンプ同士の同期をとるため、IP送信部71で送信されるデータパケットに、RF送信部51で送信されるデータパケットとの関連付け情報を格納しておく。例えば、基本階層のデータのタイムスタンプと実データを含めてハッシュ値をとったものを拡張階層のデータパケットとあわせてIP送信部71から転送することにより、受信調整部21で確実に同期することが可能となる。
図8及び図9は、ハッシュ値の具体的な格納方法の例を示す図である。
図8は、ハッシュ値をトランスポートストリーム内にセクションデータや別PIDデータとして格納する場合を示す。この場合は、図4(c)の上段の基本階層のデータを含むデータパケットに関連するハッシュ値のデータが、図4(c)の下段の拡張階層のデータを含むデータパケットに、トランスポートストリーム内で同期して混ぜられて単一のトランスポートストリームとなる。図9は、ハッシュ値をトランスポートストリーム外にIPヘッダやペイロード等として格納する場合を示す。この場合は、図4(c)の上段の基本階層のデータを含むデータパケットに関連するハッシュ値のデータが、図4(c)の下段の拡張階層のデータを含むデータパケットにおいて、トランスポートストリーム外で同期して混ぜられて単一のデータパケットとなる。
そして、送出判定部15は、データパケットバッファ14を参照し、RF送信部51を経由して送出するデータパケットが有るか否か判定し(S106)、宛先やタイミングなどが該当すればRF送信部51に対して該当データパケットを送出する(S107)。同様に、送出判定部15は、データパケットバッファ14を参照し、IP送信部71を経由して送出するデータパケットが有るか否か判定し(S108)、宛先やタイミングなどが該当すればRF送信部71に対して該当データパケットを出力する(S109)。このとき、RF送信部51からは放送TSとして送出され、IP送信部71からはRTPとして送出されるなどの手法が考えられるが、トランスポートプロトコル等は特に限定しないものとする。
(受信調整処理)
図10は、受信調整装置20の動作を示すフローチャートである。図10を参照して、受信調整装置20が、RF受信装置60及びIP受信装置80から入力されるデータパケットを復号化装置40に出力する処理について説明する。
まず、RF受信装置60とIP受信装置80とからそれぞれ階層符号化されたデータを含むデータパケットが入力されてくる(S201,S203)。受信調整部21は、これらのデータパケットをデータパケットバッファ22に格納する(S202,S204)。そして、データストリーム再構成部23は、構成情報テーブルをデータパケット内かその他の何らかの手段で取得して参照し、これに基づいてデータストリームの再構成を実施する(S205,S206)。この再構成については、送信調整部11からIP伝送路のデータパケットに格納された、IP伝送路とRF伝送部で転送されるデータパケットとの関連付け情報と、それぞれのエレメンタリストリームのタイムスタンプを用いて同期し再構成することが可能である。
再構成されたデータストリームは、階層符号化されたデータを含み、データストリームバッファ24に入力されバッファリングされ(S207)、制御部91からの要求にしたがって復号化装置40に出力される(S208,S209)。なお、送出調整部11に入力されるデータストリームと受信調整部21が出力するデータストリームの内容は、伝送中にパケットロス等によるデータ欠損がない限り、基本的に同一の内容を含むデータとなる。
以上述べたように、上記実施形態によれば、H.264/SVC形式等により符号化された映像データを、(例えば放送と通信など)異なる複数の種類の伝送路を利用して送受信する場合に生じる差異を吸収することが可能となる。したがって、放送側は既存の放送波のデジタル放送送出設備や受信機等をそのままに運用しつつ、さらに通信側の受信データをあわせることで再生される映像等の品質の向上を図ることができる。
(変形例1)
変形例1は、上記実施形態において、基本階層のデータの伝送を冗長化するものである。IP送信部71は、IP側で送信される拡張階層のデータと共に、RF側で送信される基本階層のデータをIPの通信網を通じて送信する。ただし、IP側では、送出調整部11のデータパケット生成部13において送信する基本階層のデータと拡張階層のデータとから単一のデータパケット群を生成するようにしてもよいし、別々のデータパケット群として送信しても良い。
変形例1についても、上記実施形態と同様に、RF側は既存の放送波の送受信設備をそのままに運用しつつ、さらにIP側の受信データをあわせることで再生される映像等の品質の向上を図ることが可能となる。さらに、RF側でパケットロス等によるデータ欠損があった場合でも、IP側だけで確実にデータの再生が可能となる。
(変形例2)
上記実施形態では、RF送信装置50は通常のデジタル放送送出設備であり、この入出力もそれに準ずるものという制約があったが、変形例2は、この制約に縛られずに、RF側の各種パラメータを大きく変更することや、そもそもの方式改訂を任意に改変できる状況を想定したものである。この場合、RF伝送路とIP伝送路のそれぞれのパケットに同期のための関連付け情報を格納することが可能である。この情報は、送出調整部11のデータパケット生成部13において、例えば、トランスポートパケット内に格納されるか、PCRの様にトランスポートパケットの流れの中に格納されるか、TTSやPartialTSの様にTSパケットのヘッダやトレイラに格納されるか、RTPパケットのヘッダやトレイラに格納される。
なお、本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
1…送信システム、2…受信システム、10…送信調整装置、11…送出調整部、20…受信調整装置、21…受信調整部、30…符号化装置、31…入力受付部、32…符号化変換部、40…復号化装置、41…復号化変換部、50…RF送信装置、51…RF送信部、60…RF受信装置、61…RF受信部、70…IP送信装置、71…IP送信部、80…IP受信装置、82…IP受信部、90…制御部、91…制御部、100…表示装置、101…再生表示部、12…データストリームバッファ、13…データパケット生成部、14…データパケットバッファ、15…送出判定部、22…データパケットバッファ、23…データストリーム再構成部、24…データストリームバッファ。

Claims (11)

  1. 第1データストリームと、前記第1データストリームを拡張する第2データストリームとを、送信装置から受信装置に伝送するシステムであって、
    前記送信装置は、
    前記第1データストリームとともに前記第1データストリームの構成情報を示す第1構成情報テーブルを前記受信装置へ送信し、前記第2データストリームとともに前記第2データストリームの構成情報を示し、前記第1の構成情報テーブルと共に参照することで前記第1データストリームと前記第2データストリームとを用いた映像の全体構成を示す第2構成情報テーブルを前記受信装置へ送信する送信手段を具備し、
    前記受信装置は、
    前記送信手段から送信された前記第1データストリーム、前記第1構成情報テーブル、前記第2データストリーム、及び前記第2構成情報テーブルを受信する受信手段と、
    前記第1構成情報テーブル及び前記第2構成情報テーブルとを共に参照し、前記第1データストリームと前記第2データストリームとを用いた映像を構成する受信調整手段と
    を具備することを特徴とするストリーム伝送システム。
  2. 前記第1及び第2構成情報テーブルは、PMT(Program Map Table)であることを特徴とする請求項1に記載のストリーム伝送システム。
  3. 前記第1データストリーム及び前記第2データストリームには、互いの同期情報が含まれ、
    前記受信調整手段は、さらに前記同期情報に基づき、前記第1データストリームと前記第2データストリームとを用いて映像を構成することを特徴とする請求項1に記載のストリーム伝送システム。
  4. 第1データストリームと、前記第1データストリームを拡張する第2データストリームとを、受信装置に伝送する送信装置であって、
    前記第1データストリームとともに前記第1データストリームの構成情報を示す第1構成情報テーブルを前記受信装置へ送信し、前記第2データストリームとともに前記第2データストリームの構成情報を示し、前記第1の構成情報テーブルと共に参照することで前記第1データストリームと前記第2データストリームとを用いた映像の全体構成を示す第2構成情報テーブルを前記受信装置へ送信する送信手段を具備することを特徴とする送信装置。
  5. 前記第1及び第2構成情報テーブルは、PMT(Program Map Table)であることを特徴とする請求項4に記載の送信装置。
  6. 第1データストリームとともに前記第1データストリームの構成情報を示す第1構成情報テーブルを送信し、前記第1データストリームを拡張する第2データストリームとともに前記第2データストリームの構成情報を示し、前記第1の構成情報テーブルと共に参照することで前記第1データストリームと前記第2データストリームとを用いた映像の全体構成を示す第2構成情報テーブルを送信する送信装置に接続される受信装置であって、
    前記送信装置から送信された前記第1データストリーム、前記第1構成情報テーブル、前記第2データストリーム、及び前記第2構成情報テーブルを受信する受信手段と、
    前記第1構成情報テーブル及び前記第2構成情報テーブルを共に参照し、前記第1データストリームと前記第2データストリームとを用いた映像を構成する受信調整手段と
    を具備することを特徴とする受信装置。
  7. 前記第1及び第2構成情報テーブルは、PMT(Program Map Table)であることを特徴とする請求項6に記載の受信装置。
  8. 前記第1データストリーム及び前記第2データストリームには、互いの同期情報が含まれ、
    前記受信調整手段は、さらに前記同期情報に基づき、前記第1データストリームと前記第2データストリームとを用いて映像を構成することを特徴とする請求項6に記載の受信装置。
  9. 第1データストリームと、前記第1データストリームを拡張する第2データストリームとを、送信装置から受信装置に伝送するシステムに用いられる方法であって、
    前記送信装置は、
    前記第1データストリームとともに前記第1データストリームの構成情報を示す第1構成情報テーブルを前記受信装置へ送信し、前記第2データストリームとともに前記第2データストリームの構成情報を示し、前記第1の構成情報テーブルと共に参照することで前記第1データストリームと前記第2データストリームとを用いた映像の全体構成を示す第2構成情報テーブルを前記受信装置へ送信する送信ステップを有し、
    前記受信装置は、
    前記送信ステップにより送信された前記第1データストリーム、前記第1構成情報テーブル、前記第2データストリーム、及び前記第2構成情報テーブルを受信する受信ステップと、
    前記第1構成情報テーブル及び前記第2構成情報テーブルを共に参照し、前記第1データストリームと前記第2データストリームとを用いた映像を構成する受信調整ステップと
    を有することを特徴とするストリーム伝送方法。
  10. 前記第1及び第2構成情報テーブルは、PMT(Program Map Table)であることを特徴とする請求項9に記載のストリーム伝送方法。
  11. 前記第1データストリーム及び前記第2データストリームには、互いの同期情報が含まれ、
    前記受信調整ステップは、さらに前記同期情報に基づき、前記第1データストリームと前記第2データストリームとを用いて映像を構成することを特徴とする請求項9に記載のストリーム伝送方法。
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