JP4763553B2 - ガイドワイヤ収容具 - Google Patents

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Description

本発明は、ガイドワイヤを収容し、保護するためのガイドワイヤ収容具に関する。
近年、血管等の管状器官内にカテーテルを挿入し、造影剤や制癌剤等の薬液を投与したり、カテーテルを通してステント(血管拡張具)などを挿入し、留置することが行われている。その際には、ガイドワイヤを先行して管状器官内に挿入していき、その外周に沿ってカテーテルを移動させて、目的位置にカテーテルの先端を到達させるようにしている。
ところで、上記のガイドワイヤは、ガイドワイヤ自体の保護や、ガイドワイヤを環状器官内に挿入する際の取扱いやすさ等の観点から、所定形状をなした収容具に収容される。そして、その状態で保管や搬送がなされるが、このとき、ガイドワイヤが収容具から飛び出てしまって、ガイドワイヤを適切に保護できないことがある。そのため、ガイドワイヤを固定するための手段を備えたガイドワイヤ収容具が用いられている。
図11には、ガイドワイヤ収容具の一例が示されている。このガイドワイヤ収容具100は、ガイドワイヤWを収容するチューブ状のホルダ20と、該ホルダ20の基端部に装着される接続コネクタ102と、シリコーン樹脂等の軟質樹脂からなり前記接続コネクタ102の後端部に組付けられる保持具103とから構成されている。また、前記保持具103は、接続コネクタ102に挿入される先端部105を有しており、この先端部105には、軸方向に沿ったスリット104が形成されている。そして、ガイドワイヤWの基端部を、スリット104を通して挿出させ、保持具103の外周に固定する。そして、保持具103の先端部105を接続コネクタ102の後端部内周に差し込むことにより、接続コネクタ102内周に保持具103の先端部105外周が圧接されて連結されると共に、スリット104にガイドワイヤWの基端部が挟み込まれて固定され、その状態でホルダ20内にガイドワイヤWが収容されるようになっている。また、保持具103にシリンジを接続して生理食塩水等の流体を流すことにより、ホルダ20内に流体が流れてガイドワイヤWが濡れ、潤滑性が付与されるようになっている。なお、図中11中、22はインサータ、24は留め具である。
また、下記特許文献1には、所定の曲率半径で環状に巻回された収容具本体に対して、基端部を収容具本体の曲率半径とは異なる曲率半径となるように、例えば「く」の字状に屈曲させて構成された、ガイドワイヤ収容具(収納体)が開示されている。このガイドワイヤ収容具では、収容具の基端部が屈曲しているため、その内周に配設されたガイドワイヤの基端部が収容具の内周面に押し当てられて摩擦抵抗が作用し、ガイドワイヤの基端部を固定できるようになっている。
特開2006−6782号公報
図11に示す収容具100の場合、スリット104を通してガイドワイヤWの基端部を挿出させた後、保持具103の先端部105を接続コネクタ102に差し込むようにしているが、その際にスリット104からガイドワイヤWが抜け外れることが多く、細心の注意を払って慎重に行わなければならず、作業性に問題があった。また、保持具103は接続コネクタ102を介してホルダ20に組付けられているため、部品点数が多くコストが増加するという不都合もあった。更に、保持具103にシリンジを接続して生理食塩水等の流体を流したとき、ガイドワイヤWの基端部が保持具103の外側にあって流体に濡れないため、ガイドワイヤWの基端部に潤滑性を付与できないという問題があった。そして、ガイドワイヤWに潤滑性を付与できないので、収容具100からガイドワイヤWを抜き出す際にガイドワイヤWを破損させる可能性があった。
一方、引用文献1では、収容具の基端部を曲げて、ガイドワイヤと収容具内周との摩擦抵抗によってガイドワイヤを固定するようにしているので、ガイドワイヤの保持力が十分でないことがある。ここで十分な保持力を得るためには、収容具の基端部を、曲率半径を小さくして急カーブで曲げればよいが、ヤング率が高く耐変形性が小さいステンレス等の材質からなるガイドワイヤの場合には、ガイドワイヤが塑性変形する場合があり、ガイドワイヤとしての機能が損なわれる虞れがあった。また、ヤング率が低く耐変形性が大きいNiTi等の超弾性合金からなるガイドワイヤの場合は、弾性が大きいため、上記ステンレスよりも、更に急カーブでホルダの基端部を曲げなければ固定力が得られないが、その結果、ホルダが折れ曲がって潰れガイドワイヤ外周の樹脂層を痛めたり、ホルダの潰れによりガイドワイヤの保持力がばらついて使用感に支障をきたしたりする等の不都合が生じる。
したがって、本発明の目的は、ホルダ内にガイドワイヤを簡単に収容でき、かつ、ガイドワイヤをホルダ内でしっかりと保持可能なガイドワイヤ収容具を提供することにある。
上記目的を達成するため、本発明の第1は、ガイドワイヤを収容して保護するガイドワイヤ収容具であって、前記ガイドワイヤを内部に収容するチューブ状のホルダと、前記ガイドワイヤの基端部を保持して前記ホルダの基端部に連結されるコネクタとを備え、前記コネクタは、前記ガイドワイヤが挿入される通孔を有し、この通孔の内周には軸方向の少なくとも一箇所に突起が設けられ、前記ガイドワイヤを前記通孔に挿入したとき、前記ガイドワイヤが前記突起どうし又は前記突起と前記通孔内周との間によって、挟持固定されるように構成されていることを特徴とするガイドワイヤ収容具を提供するものである。
上記発明によれば、ガイドワイヤをチューブ状のホルダに収容し、ホルダの基端部からガイドワイヤの基端部を所定長さ引き出し、ガイドワイヤの基端部をコネクタの通孔に挿入すると、通孔の内周に形成された突起どうし又は前記突起と前記通孔内周との間によってガイドワイヤの基端部が挟持固定される。そして、このコネクタをホルダの基端部に連結することにより、ガイドワイヤはその基端部をコネクタに保持された状態でホルダ内に収容される。このため、輸送時や取り扱い時の振動が作用しても、ガイドワイヤがホルダ内で移動することが防止され、ホルダの端部からガイドワイヤが突出して損傷したりすることを防止できる。
また、ガイドワイヤを通孔に挿入し、その基端部をコネクタに保持させた後、コネクタをホルダの基端部に連結するだけの比較的簡単な操作で、ガイドワイヤが保持された状態でホルダ内に収容させることができ、ガイドワイヤをホルダに収容する際の作業性を向上させることができる。
本発明の第2は、前記第1の発明において、前記コネクタの、前記ホルダの基端部に連結される端部とは反対側の端部には、流体注入用シリンジを接続する接続部が形成され、前記突起は、前記ガイドワイヤを挟持固定した状態で、前記通孔の内周との間に、前記シリンジにより注入される流体が通過可能な隙間が形成されるように構成されているガイドワイヤ収容具を提供するものである。
上記発明によれば、ガイドワイヤをホルダに収容し、ガイドワイヤの基端部をコネクタに保持させて、コネクタをホルダの基端部に連結させた状態で、コネクタの反対側の端部にシリンジを接続し、シリンジによって生理食塩水等の流体を注入すると、流体は、ガイドワイヤと突起と通孔内周との間に形成された隙間を通ってホルダ内に流入し、ガイドワイヤ全体を流体で濡らすことができる。それにより、例えば親水性樹脂がコーティングされたガイドワイヤの表面を膨潤させて潤滑性を付与することができる。その状態で、ホルダの先端部側からガイドワイヤの先端部を引っ張ると、ガイドワイヤの基端部の、コネクタの突起で挟持された部分にも潤滑性が付与されているため、ガイドワイヤの基端部がコネクタから抜き出され、ガイドワイヤを損傷させることなく容易にホルダから引き抜くことができる。このように、コネクタをホルダに装着したまま、シリンジによるホルダ内への流体の注入と、ガイドワイヤのホルダからの引き抜きを行うことができ、作業性を向上させることができる。
本発明の第3は、前記第1又は第2の発明において、前記コネクタの通孔内周の突起は複数設けられており、各突起の頂部が軸方向に位置をずらして配置されているガイドワイヤ収容具を提供するものである。
上記発明によれば、複数の突起が軸方向に位置をずらして配置されているので、ガイドワイヤの基端部を複数箇所で挟持して保持力を高めることができ、複数の突起を同一箇所に設けて挟持させる場合よりも、コネクタ内径やガイドワイヤ外径等のばらつきによる保持力の変動を少なくすることができる。また、各突起の頂部が軸方向に位置をずらして配置されているため、通孔の特定箇所で流路断面積が著しく減少することを避けて、コネクタ内の流路抵抗をできるだけ少なくすることができる。
本発明の第4は、前記第3の発明において、前記複数の突起が軸方向に重ならないように配置されているガイドワイヤ収容具を提供するものである。
上記発明によれば、複数の突起が軸方向に重ならないように配置されているので、突起による流路断面積の局部的な減少を最大限に少なくすることができ、コネクタ内の流路抵抗をより減少させることができる
本発明の第5は、前記第1〜4の発明のいずれか1つにおいて、前記コネクタの前記突起の前記ホルダ連結部に近接する側の面は、前記ホルダ連結部から遠ざかるほど前記通孔内に突出する斜面をなしているガイドワイヤ収容具を提供するものである。
上記発明によれば、コネクタにガイドワイヤの基端部を挿入するとき、コネクタのホルダ連結部側から挿入することにより、ガイドワイヤの基端部が上記斜面に沿って突起を乗り越えながら挿入されるため、各突起に引っ掛からずにスムーズに挿入することができ、ガイドワイヤへのコネクタの装着作業が容易となる。
本発明の第6は、前記第5の発明において、前記コネクタの前記突起の前記ホルダ連結部から遠ざかる側の面は、前記突起の基部方向に向かうほど前記ホルダ連結部側に向けて入り込む凹部をなしているガイドワイヤ収容具を提供するものである。
上記発明によれば、コネクタにガイドワイヤの基端部を挿入するときには、前記ホルダ連結部に近接する側の斜面によって挿入しやすく、ガイドワイヤの基端部を引き抜こうとすると、前記凹部によって前記突起がガイドワイヤの引き抜き方向に反り返って摩擦力を高めるため、抜けにくくなる。
本発明の第7は、前記第1〜6の発明のいずれか1つにおいて、前記突起は、前記通孔の軸方向に対して交差する方向に並んで、前記通孔の中心方向に突出する3片の突起部からなり、中央の突起部が最も幅広で両側の突起部が幅狭にされており、3片の各突起部の間に、前記ガイドワイヤの外径よりも狭いが、前記流体を流すことができる隙間が形成されているガイドワイヤ収容具を提供するものである。
上記発明によれば、軸方向に同じ位置に設けられた1つの突起が、半径方向に並ぶ3片の突起部で構成されるので、該突起が撓みやすくなり、ガイドワイヤを挿入しやすくなると共に、3片の突起部の隙間を通って流体が流れるため、突起による流路抵抗を低減することができる。また、前記隙間はガイドワイヤの外径よりも狭いので、ガイドワイヤが該隙間に嵌まり込んでしまうことを防止できる。
本発明のガイドワイヤ収容具によれば、ガイドワイヤをホルダに収容し、ホルダの基端部からガイドワイヤの基端部を所定長さ引き出し、ガイドワイヤの基端部をコネクタの通孔に挿入すると、通孔の内周に形成された突起どうし又は前記突起と前記通孔内周との間によって、ガイドワイヤの基端部が挟持固定され、このコネクタをホルダの基端部に連結することにより、ガイドワイヤはその基端部をコネクタに保持された状態でホルダ内に収容される。このため、輸送時や取り扱い時の振動が作用しても、ガイドワイヤがホルダ内で移動することが防止され、ホルダの端部からガイドワイヤが突出して損傷したりすることを防止できる。また、ガイドワイヤの基端部をコネクタに保持させた後、コネクタをホルダの基端部に連結するだけの簡単な操作であるため、ガイドワイヤをホルダ内に収容する際の作業性を向上させることができる。
以下、図1〜8を参照して本発明のガイドワイヤ収容具の一実施形態を説明する。
図1に示すように、このガイドワイヤ収容具10(以下、「収容具10」という)は、ガイドワイヤWを内部に収容するチューブ状のホルダ20と、ガイドワイヤWの基端部を保持して前記ホルダ20の基端部に連結されるコネクタ30とを備えている。また、この実施形態においては、ホルダ20の先端部に、ガイドワイヤWの先端部を保護するためのカバーとなると共に、図8に示すように、ガイドワイヤWをカテーテルTに挿入する際のガイドとなるインサータ22が装着されている。
なお、ホルダ20内に収容されるガイドワイヤWとしては、公知の各種のものが使用される。例えば、超弾性合金や、ステンレス等からなる芯線に合成樹脂膜を被覆したものや、芯線の外周にコイルを装着し、このコイルの外周を更に合成樹脂膜で被覆したもの等が用いられる。また、この実施形態に適用されるガイドワイヤWの外周には、ポリビニルピロリドン、ポリエチレングリコール、メチルビニルエーテル無水マレイン酸共重合体等の親水性樹脂がコーティングされており、後述する流体注入用シリンジ26(図7参照)により注入された流体によってガイドワイヤWの外周が濡れたときに、潤滑性が付与されるようになっている。
ガイドワイヤWを収容するホルダ20は、所定長さで伸びるチューブが2〜3回ほど巻回されて、全体として渦巻き形状をなしている。なお、図1に示すように、ホルダ20の周方向数箇所には、隣り合ったチューブ同士を並列させた状態で保持固定するための留め具24が装着されており、これによってホルダ20が渦巻き形状に保持されている。
次に、図2及び図3を参照して、前記ホルダ20の基端部に連結されるコネクタ30について説明する。このコネクタ30は、例えば、ポリエチレン、シリコーン樹脂、ポリプロピレン、ポリウレタンなどや、ポリオレフィンエラストマー、ナイロンエラストマーなどの熱可塑性エラストマー等の合成樹脂から形成された、比較的、軟質の材料が好ましく用いられる。これは、後述する2つの突起40,45によりガイドワイヤWを挟持固定する際に、ガイドワイヤWの表面層(親水性樹脂等)が傷付くのを防止するためである。
図2(a),(b)及び図3(c)を参照すると、コネクタ30は、全体として筒状をなしていて、その内部にはガイドワイヤWが挿入される通孔31が貫通して設けられている。また、コネクタ30の一端部の内周には、前記ホルダ20の基端部が挿入されて、コネクタ30が連結されるようになっており(図6,7参照)、この部分が本発明におけるホルダ連結部32をなしている。一方、コネクタ30のホルダ連結部32とは反対側の他端部には、その内周に流体注入用シリンジ26の先端部が挿入されて、流体注入用シリンジ26をコネクタ30に接続する接続部33が形成されている(図7参照)。
また、コネクタ30外周の対向した位置には、リブ35,35が軸方向に沿って所定長さで伸びている。より具体的には、各リブ35は、コネクタ30のホルダ連結部32側の端部から、接続部33側の端部に至る手前まで伸びている。各リブ35は、コネクタ30を掴んで操作する際に、滑り止め及び回り止めとなり操作性を向上させると共に、コネクタ30の軸方向全長に亘って伸びていないことから、ホルダ連結部32の位置を判別可能となり、ガイドワイヤWをホルダ連結部32側から通孔31に挿入しやすくしている。
コネクタ30の通孔31の内部について説明すると、通孔31の内周であってホルダ連結部32側の端部から所定距離だけ離れた位置には、ホルダ20の基端部が挿入された際に、その外周に圧接される係合凸部37が形成されている(図6参照)。この係合凸部37は、通孔31の内周方向に沿って均等な間隔、すなわち周方向に90度ずつの間隔をあけて4つ形成されている(図3(b),(c)参照)。
また、各係合凸部37のホルダ連結部32側には、接続部33側に向かって次第に通孔31内に突出する傾斜面37aが形成されており、ホルダ20の基端部を通孔31内に挿入しやすくなっている(図3(c)参照)。更に、各係合凸部37の通孔31内で最も突出し、ホルダ20外周に係合する係合面37bは、周方向に対向するもの同士が互いに平行となるように突出している(図3(b)参照)。このように各係合面37bを形成したことにより、例えば、係合面37bがホルダ20外周に沿って円弧状に形成された場合に比べて、ホルダ20外周に強く係合するので、ホルダ20基端部にコネクタ30をしっかりと連結できる。
一方、接続部33の通孔31の内周には、接続部33側の端面からホルダ連結部32側に向かって次第に縮径するテーパ面38が形成され、通孔31の内径が次第に窄まっている。これにより流体注入用シリンジ26の先端部が接続部33側の通孔31内周に圧接されて、接続部33に流体注入用シリンジ26が接続されるようになっている。
そして、通孔31の内周には、その軸方向の所定位置に、ガイドワイヤWを挟持固定するための突起が形成されている。この実施形態の場合、通孔31の軸方向のほぼ中間位置に第1突起40が形成されていると共に、この第1突起40から接続部33寄りに所定距離をあけて、かつ、第1突起40に対して周方向に対向する位置に、第2突起45が形成されている。
図3(c)を参照すると、前記第1突起40のホルダ連結部32側の面には、ホルダ連結部32から遠ざかるほど、通孔31内で次第に高く突出する斜面40aが形成されている。この斜面40aの先端部付近は円弧状をなして屈曲しており、その最も高く突出した部分が本発明における頂部40bをなしている。また、円弧状をなした部分の頂部40bを越えた後端部から、通孔31の内周面に向かう垂直面40cが形成されている。この実施形態の場合、第1突起40の頂部40bは、図3(b)に示すように軸方向に見たときに、リブ35,35同士を結ぶ線分Sに対して直交して通孔31内に形成されている。また、第1突起40と通孔31内周との間には、流体が流通可能な隙間41が形成されている(図3(b)、(c)参照)。更に、第1突起40の頂部40bは通孔31の軸心Cよりも高く突出している(図3(c)参照)。なお、第1突起40の斜面40aの基端部には、図6に示すように、通孔31内にホルダ20の基端部が挿入されたときに、その端面が当接するようになっており、ホルダ20がそれ以上押し込まれることを制限している。
一方、通孔31内周で前記第1突起40に対向して設けられた第2突起45は、図3(a),(b)に示すように、通孔31の軸方向に対して交差する方向、すなわち、リブ35,35同士を結ぶ線分Sに対して直交する方向に並んで、通孔31の中心方向に突出する3片の突起から形成されている。より具体的には、通孔31の周方向中央に最も幅広に突出する中央突起46と、一対のスリット状の隙間47,47を介して前記中央突起46の両側に形成されると共に、中央突起46よりも幅狭とされた側方突起48,48とから形成されている。なお、中央突起46と各側方突起48との間に形成された隙間47,47は、ガイドワイヤWの外径よりも狭く形成され、隙間47内へのガイドワイヤWの嵌り込みを防止すると共に、流体注入用シリンジ26から注入される流体が流れやすくされている。また、上記隙間47,47によって、各突起46,48は比較的撓みやすくなっている。
上記の第2突起45を構成する各突起46,48には、前記の第1突起40と同様に、ホルダ連結部32側の面に、ホルダ連結部32から遠ざかるほど通孔31内で次第に高く突出する斜面45aがそれぞれ形成されている。これらの斜面45aの最も高く突出した部分が、本発明における頂部45bとなっており、各頂部45bから接続部33側に向かう部分には、わずかに低くなるように傾斜したテーパ面45cが形成されている。また、図3(b)に示すように通孔31を軸方向に見たときに、第2突起45と通孔31の内周との間には、流体が流通可能な隙間50が形成されている。更に、各突起46,48のテーパ面45cの後端部45dは円弧状をなしており、この後端部45dから前記ホルダ連結部32側に向かって次第に低くなるように傾斜した背面部45eが形成され、該背面部45eの端部から通孔31の内周面に対して垂直に垂直面45fが形成されており、第2突起45の背面側がえぐられた形状をなしている。すなわち、第2突起45を構成する各突起46,48の接続部33側に位置する背面には、各突起46,48の基部方向に向かうほどホルダ連結部32側に向けて入り込む凹部49が形成されている。
更に、図3(c)に示すように、第2突起45の基部側における軸方向の幅をL2としたとき、この第2突起45の幅L2が、第1突起40の基部側における軸方向の幅L1に対して重ならないようになっている。すなわち、第1突起40及び第2突起45が軸方向に対して重ならないように配置されており、それに伴って、第1突起40の頂部40b及び第2突起45の頂部45bも、軸方向に位置をずらして配置されている。一方、第2突起45の突起46,48の各頂部45bは、図3(c)に示すように、通孔31の軸心Cに至る程度の高さで突出しているため、第1突起40及び第2突起45を通孔31の軸方向に見たときに、各頂部40b及び45bが重なるようになっている(図3(a),(b)参照)。
以上のようにして、第1突起40及び第2突起45を設けた結果、ガイドワイヤWの基端部は、図5に示すように、各突起40,45の各頂部40b,45bによって、やや屈曲された状態で挟み込まれて、通孔31内で固定されるようになっている。また、この実施形態では、2つの突起40,45を設けて、それらによりガイドワイヤWを挟持固定するようにしているが、この態様に限定されるものではない。例えば、図9(a)に示すように、突起43を一つだけ設けて、この突起43と、これに対向する通孔31内周面とによって、ガイドワイヤWを挟持固定するようにしても良い。また、図9(b)に示すように、通孔31内周に約120度の開き角度で扇状に広がった3つの突起43を設けて、これら3つの突起43によりガイドワイヤWを挟持固定してもよく、或いは、図9(c)に示すように、通孔31内周に約90度の開き角度で扇状に広がった4つの突起43を設け、これら4つの突起43によってガイドワイヤWを挟持固定するようにしてもよい。
次に、上記構成からなる収容具10の使用方法について、図4〜8を併せて説明する。
まず、図4に示すように、渦巻き状のホルダ20内に収容されたガイドワイヤWの基端部を、ホルダ20の基端部から所定長さだけ引き出して、コネクタ30のホルダ連結部32側から、通孔31内に挿入していく。すると、ガイドワイヤWの基端部は、第1突起40の斜面40aに当接して、斜面40aによりガイドされつつ頂部40aに至り、更に、ガイドワイヤWを押し込んでいくと、ガイドワイヤWの基端部が頂部40aを乗り越えて、第2突起45の斜面45aに当接していき、該斜面45aによって通孔31の中心方向に若干撓ませられつつガイドされて、ガイドワイヤWの基端部が頂部45bに至るようになっている。
このとき、ガイドワイヤWの基端部が上記の斜面40a,45aに沿って各突起40,45を乗り越えながら挿入されるので、ガイドワイヤWが各突起40,45に引っ掛からずにスムーズに挿入することができ、ガイドワイヤWへコネクタ30の装着作業が容易となる。更に、第2突起45を構成する各突起46,48は、スリット状の隙間47,47を介して分離して設けられているので、各突起46,48は撓みやすくなっており、その結果、ガイドワイヤWの基端部が斜面45aに突き当たった場合には、第2突起45が容易に撓んで、ガイドワイヤWをより挿入しやすくなっている。
上記のようにガイドワイヤWを通孔31内に挿入することにより、図5に示すように、ガイドワイヤWの基端部が、第1突起40の頂点40bと、第2突起45の頂点45bとによって、軸方向に所定間隔離れた位置で挟み込まれて固定される。また、各突起40,45の各頂点40b,45bは、通孔31を軸方向に見たときに互いに重なるようになっているので、ガイドワイヤWの基端部は、2つの頂点40b,45bを支点として、やや屈曲された状態で挟持固定されることとなる。
このとき、2つの突起40,45が軸方向に位置をずらして配置されているので、ガイドワイヤWの基端部を複数箇所で挟持して、ガイドワイヤWの保持力を高めることができる。また、複数の突起を軸方向の同一箇所に設けて挟持させる場合よりも、コネクタ30の内径や、ガイドワイヤWの外径等のばらつきによる保持力の変動を少なくすることができ、ガイドワイヤWを安定して保持することが可能となる。更に、上記のように、ガイドワイヤWは、やや屈曲された状態で挟み込まれているので、直線状のままで挟持された場合に比べて、ガイドワイヤWの保持力を高めることができる。また、2つの突起40,45の各頂部40b,45bは、通孔31内を横切るように互いに平行に直線状に形成されているので、ガイドワイヤWの基端部が通孔31内で横ズレ等した場合であっても、ガイドワイヤWの屈曲量が変化することがなく、常に一定の保持力でガイドワイヤWを保持できるようになっている。
以上のようにして、2つの突起40,45にガイドワイヤWの基端部を挟持固定した後、その状態でホルダ20の基端部にコネクタ30を連結させる。すなわち、コネクタ30のホルダ連結部32側をホルダ20の基端部に向かって移動させると、ホルダ20の基端部が通孔31内に挿入されていき、更に、ホルダ20の基端部が第1突起40の斜面40aに突き当たるまで、コネクタ30を押し込むことにより、コネクタ30の位置決めがなされた状態で、4つの係合凸部37がホルダ20外周に係合して、図6に示すように、ホルダ20の基端部にコネクタ30を連結させることができる。なお、ホルダ20の基端部は、第1突起40に突き当たることにより、それ以上押し込まれることはない。
こうして、図1に示すように、ガイドワイヤWは、その基端部をコネクタ30に保持された状態で、ホルダ20内に収容される。したがって、輸送時や取り扱い時の振動が作用しても、ガイドワイヤWがホルダ20内で移動することが防止され、ホルダ20の端部からガイドワイヤWが突出して損傷したりすることを防止できる。また、ガイドワイヤWを通孔31内に挿入し、その基端部をコネクタ30に保持させた後、コネクタ30をホルダ20の基端部に連結するだけの比較的簡単な操作で、ガイドワイヤWが保持された状態でホルダ20内に収容させることができるので、ガイドワイヤWをホルダ20に収容する際の作業性を向上させることが可能となる。更に、図11に示す従来例のような接続コネクタ102は不要で、ホルダ20に対して、コネクタ30を直接連結させることができるので、部品点数を削減して製造コストを低減することができる。
なお、図1に示す状態で、ガイドワイヤWの先端部を引っ張って、通孔31内からガイドワイヤWの基端部を引き抜こうとしても、第2突起45には、その接続部33側に凹部49が形成されているため、第2突起45がガイドワイヤWの引き抜き方向に反り返って、その外周に強く当接して摩擦力を高めるため抜けにくく、後述するガイドワイヤWの潤滑時以外に引き抜かれることを防止できる。
次に、基端部が保持された状態でホルダ20内に収容されたガイドワイヤWを、ホルダ20の先端部から引き出して使用する際の手順について説明する。この場合のカテーテルTは、その内周にガイドワイヤWを一旦挿入して、カテーテルTの先端部からガイドワイヤを少し繰り出しては、その外周に沿ってカテーテルTを移動させて、これを順次繰り返して目的位置に留置するようになっている。このカテーテルTの基端部に、ホルダ20から取外したインサータ22の先端筒部を、カテーテルTの基端部内に差し込んでおく。
そして、図7に示すように、コネクタ30の接続部33に流体注入用シリンジ26の先端部を接続して、生理食塩水等の流体を注入する。注入された流体は、第2突起45と通孔31内周との間の隙間50、第2突起45を構成する各突起46,48間のスリット状の隙間47、及び、第1突起40と通孔31内周との間の隙間41をそれぞれ通り、更にその前方の通孔31内を通って、ホルダ20内に流入して、ガイドワイヤW全体を流体で濡らすことができる。なお、この実施形態に適用されるガイドワイヤWは、親水性樹脂がコーティングされているので、ガイドワイヤWの表面を膨潤させて潤滑性を付与することができるようになっている。
そして、その状態で、ホルダ20の先端部側からガイドワイヤWの先端部を引っ張ると、ガイドワイヤWの基端部の、コネクタ30の2つの突起40,45で挟持された部分にも潤滑性が付与されているため、ガイドワイヤWの外周と、突起40,45の各頂部40b,45bとの摩擦力が低下し、その結果、ガイドワイヤWの基端部が各頂部40b,45bから滑り抜けるようにしてコネクタ30から抜き出され、ガイドワイヤWを損傷させることなく容易にホルダ20から引き抜くことができる。このように、コネクタ30をホルダ20に装着したまま、流体注入用シリンジ26によるホルダ20内への流体の注入と、ガイドワイヤWのホルダ20からの引き抜きを行うことができ、作業性を向上させることができる。引き抜かれたガイドワイヤWは、図8に示すように、インサータ22を介してカテーテルT内に挿入されることとなる。
なお、この実施形態においては、通孔31内の2つの突起40,45の各頂部40b,45bが軸方向に位置をずらして配置されているため、通孔31の特定箇所で流路断面積が著しく減少することを避けて、コネクタ30内の流路抵抗をできるだけ少なくすることができる。また、2つの突起40,45は、軸方向に重ならないように配置されているので、突起40,45による流路断面積の局部的な減少を最大限に少なくすることができ、コネクタ30内の流路抵抗をより減少させることができる。更に、第2突起45を流体が通過するとき、各突起46,48間の隙間47を通って流体が流れるようになっているので、第2突起45による流路抵抗を低減することができる。
本発明の収容具10でガイドワイヤWを収容した場合に、どの程度の引き抜き加重で、ガイドワイヤWが引き抜かれるかを試験した。
図10に示すように、所定の引張荷重を負荷するためのロードセル110と、該ロードセル110の側方に取付けられて、ガイドワイヤWの先端部をチャックするバイス111とを備えた試験装置を用意した。
(1)試験例
図1に示すものと同様のホルダ20及びコネクタ30からなる収容具10に(但しインサータ22は取り外しておく)、ガイドワイヤWを収容して、その基端部をコネクタ30で保持したものを試験例とし、このような試験例を10個用意した(試験例1〜10)。
(2)試験方法
上記の各試験例1〜10について、ガイドワイヤWの先端部を所定長さだけ引き出して、前記バイス111によりチャックして、矢印方向にロードセル110により荷重を負荷して、次に示す条件下において、どの程度の引き抜き過重で、ガイドワイヤWの基端部がコネクタ30から抜き出されて、ホルダ20の先端部から引き抜かれるかを試験した。
(a)ガイドワイヤWが乾燥した状態
上記試験装置により、ガイドワイヤWが乾燥した状態で、2kgの引き抜き荷重をロードセル110により負荷して、上記の試験例について、10個のものをについて引き抜き試験を行った。
(b)湿潤した状態でのガイドワイヤWの引き抜き試験
上記(1)で10個の試験例について引き抜き試験を行った後、同じ試験例について、図7に示すように流体注入用シリンジ26によって、コネクタ30の接続部33から純水を注入して、ガイドワイヤW全体を純水で濡らして潤滑状態とし、その状態で、上記試験装置によって、10個の各試験例について再度、引き抜き試験を行った。
以上の(1),(2)の試験結果を下記表1に示す。
Figure 0004763553
なお、上記表のうち、○は2kgの引き抜き荷重でも、引き抜くことができなかったことを意味する。
上記表1に示すように、各試験例1〜10については、2kgの引き抜き荷重でも引き抜けず、コネクタ30によって十分な保持力で保持されていることが分かる。そして、ガイドワイヤWの湿潤時においては、60g以下の比較的小さな引き抜き荷重で、ガイドワイヤWを引き抜くことできることが分かった。すなわち、コネクタ30をホルダ20に装着したままの状態で、ガイドワイヤWのホルダ20からの引き抜きを行えることを、確認することができた。
本発明のガイドワイヤ収容具の一実施形態を示す斜視図である。 同ガイドワイヤ収容具を構成するコネクタを示しており、(a)は断面斜視図、(b)は(a)とは異なった向きからの断面斜視図である。 同ガイドワイヤ収容具を構成するコネクタを示しており、(a)は右側面図、(b)は左側面図、(c)は(b)のA−A矢視線における断面図である。 同ガイドワイヤ収容具により、ガイドワイヤを収容保持する際の第1の工程を示す説明図である。 同ガイドワイヤ収容具により、ガイドワイヤを収容保持する際の第2の工程を示す説明図である。 同ガイドワイヤ収容具により、ガイドワイヤを収容保持する際の第3の工程を示す説明図である。 同ガイドワイヤ収容具からガイドワイヤを抜き出す際の工程を示す説明図である。 同ガイドワイヤ収容具から抜き出したガイドワイヤをカテーテル内に挿入する工程を示す説明図である。 同ガイドワイヤ収容具のガイドワイヤを挟持固定する突起の他の例を示しており、(a)は突起が一つの場合の断面図、(b)は突起が3つの場合の側面図、(c)は突起が4つの場合の側面図である。 同ガイドワイヤ収容具により保持されたガイドワイヤについての、引き抜き試験の方法を示す説明図である。 従来のガイドワイヤ収容具を示す斜視図である。
符号の説明
10 ガイドワイヤ収容具(収容具)
20 ホルダ
26 流体注入用シリンジ
30 コネクタ
31 通孔
32 ホルダ連結部
33 接続部
40 第1突起
40a 斜面
40b 頂部
45 第2突起
45a 斜面
45b 頂部
46 中央突起
47 隙間
48 側方突起
49 凹部
W ガイドワイヤ

Claims (7)

  1. ガイドワイヤを収容して保護するガイドワイヤ収容具であって、
    前記ガイドワイヤを内部に収容するチューブ状のホルダと、前記ガイドワイヤの基端部を保持して前記ホルダの基端部に連結されるコネクタとを備え、
    前記コネクタは、前記ガイドワイヤが挿入される通孔を有し、この通孔の内周には軸方向の少なくとも一箇所に突起が設けられ、前記ガイドワイヤを前記通孔に挿入したとき、前記ガイドワイヤが前記突起どうし又は前記突起と前記通孔内周との間によって、挟持固定されるように構成されていることを特徴とするガイドワイヤ収容具。
  2. 前記コネクタの、前記ホルダの基端部に連結される端部とは反対側の端部には、流体注入用シリンジを接続する接続部が形成され、前記突起は、前記ガイドワイヤを挟持固定した状態で、前記通孔の内周との間に、前記シリンジにより注入される流体が通過可能な隙間が形成されるように構成されている請求項1記載のガイドワイヤ収容具。
  3. 前記コネクタの通孔内周の突起は複数設けられており、各突起の頂部が軸方向に位置をずらして配置されている請求項1又は2記載のガイドワイヤ収容具。
  4. 前記複数の突起が軸方向に重ならないように配置されている請求項3記載のガイドワイヤ収容具。
  5. 前記コネクタの前記突起の前記ホルダ連結部に近接する側の面は、前記ホルダ連結部から遠ざかるほど前記通孔内に突出する斜面をなしている請求項1〜4のいずれか1つに記載のガイドワイヤ収容具。
  6. 前記コネクタの前記突起の前記ホルダ連結部から遠ざかる側の面は、前記突起の基部方向に向かうほど前記ホルダ連結部側に向けて入り込む凹部をなしている請求項5記載のガイドワイヤ収容具。
  7. 前記突起は、前記通孔の軸方向に対して交差する方向に並んで、前記通孔の中心方向に突出する3片の突起部からなり、中央の突起部が最も幅広で両側の突起部が幅狭にされており、3片の各突起部の間に、前記ガイドワイヤの外径よりも狭いが、前記流体を流すことができる隙間が形成されている請求項1〜6のいずれか1つに記載のガイドワイヤ収容具。
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