JP4762761B2 - 遠隔制御用携帯機 - Google Patents
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Description
図1は、本発明の第1の実施の形態に係る遠隔制御用携帯機を説明するために示すブロック図である。図2は、本発明の第1の実施の形態に係る遠隔制御用携帯機を示す斜視図である。
図1において、符号1で示す遠隔制御用携帯機は、車両2に搭載される施錠・解錠装置3と共に電子キーシステムAを構成し、携帯機本体1A及び操作装置1Bを備えている。
図1に示すように、携帯機本体1Aは、通信部4及び制御部5を有している。通信部4は、複数のドアロック機構100A,100B,…を施錠・解錠するための施錠・解錠信号(遠隔制御信号)をそれぞれ送信(出力)する送信回路4A及び施錠・解錠装置3からの施錠・解錠完了信号をそれぞれ受信する受信回路4Bからなり、筐体6(図2に示す)内に収容され、かつ制御部5に接続されている。送信回路4Aには送信アンテナ4aが、受信回路4Bには受信アンテナ4bがそれぞれ接続されている。制御部5は、予め設定されたIDコードが記憶されたメモリ5Aを有するマイクロコンピュータからなり、筐体6内に収容されている。そして、判別手段及び制御手段・書き換え手段として機能するように構成されている。
図1に示すように、操作装置1Bは、ドアロック機構100A,100B,…のうち少なくとも1つのドアロック機構を制御対象として選択的に特定するための第1選択手段10(選択スイッチ)と、この第1選択手段10によって特定された少なくとも一のドアロック機構を選択的に施錠・解錠するための第2選択手段11(操作スイッチ)とを有し、筐体6の操作面6A内に配置され、かつ制御部5に接続されている。そして、携帯機本体1Aの制御部5による通信部4に対する制御信号の出力を指示するように構成されている。
図1に示すように、施錠・解錠装置3は、装置本体3Aを備え、前述したように車両2に搭載されている。
図1に示すように、装置本体3Aは、通信部12及び制御部13を有している。通信部12は、施錠・解錠完了信号をそれぞれ送信(出力)する送信回路12A及び遠隔制御用携帯機1からの施錠・解錠信号をそれぞれ受信する受信回路12Bからなり、制御部13に接続されている。送信回路12Aには送信アンテナ12aが、受信回路12Bには受信アンテナ12bがそれぞれ接続されている。制御部13は、予め設定されたIDコードが記憶された記憶手段としてのメモリ13Aを有するマイクロコンピュータからなり、通信部12への施錠・解錠完了信号の出力を制御するように構成されている。また、施錠・解錠信号に含まれるIDコードとメモリ13Aに記憶されたIDコードとの比較(IDコード照合)を行うとともに、このIDコード照合の比較結果に基づいてドアロック駆動装置101A,101B,…の駆動制御を行うように構成されている。
次に、図3及び図4を用い、遠隔制御用携帯機1によってドアロック機構100A,100B,…を施錠・解錠操作する場合について説明する。図3は、本発明の第1の実施の形態に係る遠隔制御用携帯機を用いてドアロック機構を施錠操作する場合について説明するために示すフローチャートである。図4は、本発明の第1の実施の形態に係る遠隔制御用携帯機を用いてドアロック機構を解錠操作する場合について説明するために示すフローチャートである。
図3に示すように、第1選択手段10の操作子10Aを操作して所定の位置(例えば「ALL」の位置)に配置することによりドアロック機構100A,100B,…を特定する(ステップS1)とともに、第2選択手段11の押圧スイッチ11Aを押圧操作する(ステップS2)と、制御部5がメモリ5Aに記憶されたデータを確認し、制御対象として特定された全てのドアロック機構100A,100B,…の施錠・解錠の判別を行う(ステップS3)。この場合、携帯機側の制御部5が「解錠」と判別する(ステップS3のYES)と、メモリ5Aに記憶されたIDコードを含む施錠信号を出力するとともに、携帯機側の送信回路4Aを起動させる(ステップS4)。施錠信号は、携帯機側の送信回路4Aにより所定の周波数の電波に変調され、携帯機側の送信アンテナ4aを介して車両2に送信される。一方、携帯機側の制御部5が「施錠」と判別する(ステップS3のNO)と、施錠信号を出力せず、施錠信号は車両2に送信されない。
図4に示すように、第1選択手段10を操作して所定の位置(例えば「ALL」の位置)に配置することによりドアロック機構100A,100B,…を特定する(ステップS21)とともに、第2選択手段11の押圧スイッチ11Bを押圧操作する(ステップS22)と、制御部5がメモリ5Aに記憶されたデータを確認し、制御対象として特定された全てのドアロック機構100A,100B,…の施錠・解錠の判別を行う(ステップS23)。この場合、携帯機側の制御部5が「施錠」と判別する(ステップS23のYES)と、メモリ5Aに記憶されたIDコードを含む解錠信号を出力するとともに、携帯機側の送信回路4Aを起動させる(ステップS24)。解錠信号は、携帯機側の送信回路4Aにより所定の周波数の電波に変調され、携帯機側の送信アンテナ4aを介して車両2に送信される。一方、携帯機側の制御部5が「解錠」と判別する(ステップS23のNO)と、解錠信号を出力せず、解錠信号は車両2に送信されない。
以上説明した第1の実施の形態によれば、次に示す効果が得られる。
図5は、本発明の第2の実施の形態に係る遠隔制御用携帯機を示す斜視図である。図5において、図2と同一又は同等の部材については同一の符号を付し、詳細な説明は省略する。
以上説明した第2の実施の形態によれば、第1の実施の形態の効果と同様の効果が得られる。
図6は、本発明の第3の実施の形態に係る遠隔制御用携帯機を示す斜視図である。図6において、図2と同一又は同等の部材については同一の符号を付し、詳細な説明は省略する。
以上説明した第3の実施の形態によれば、第1の実施の形態の効果と同様の効果が得られる。
Claims (7)
- 施錠・解錠信号を出力する操作スイッチと、
複数のドアロック機構のうち、特定のドアロック機構を選択する位置と、特定のドアを含む全てのドアロック機構を選択する位置を選択可能であり、前記位置に応じた選択信号を出力する選択スイッチと、
前記施錠・解錠信号と前記選択信号を入力して前記少なくとも1つのドアロック機構を施錠・解錠する制御信号を出力する制御部と、
前記制御信号を入力して遠隔制御信号を送信する送信部とを有し、
前記選択スイッチは、前記操作スイッチと同一面に形成されていることを特徴とする遠隔制御用携帯機。 - 施錠・解錠信号を出力する押圧スイッチと、
複数のドアロック機構のうち、特定のドアロック機構を選択する位置と、特定のドアを含む全てのドアロック機構を選択する位置を選択可能であり、前記位置に応じた選択信号を出力するスライドスイッチと、
前記施錠・解錠信号と前記選択信号を入力して前記少なくとも1つのドアロック機構を施錠・解錠する制御信号を出力する制御部と、
前記制御信号を入力して遠隔制御信号を送信する送信部とを有し、
前記スライドスイッチは、前記押圧スイッチと同一面に形成されていることを特徴とする遠隔制御用携帯機。 - 前記押圧スイッチは、施錠信号を出力する施錠スイッチと、解錠信号を出力する解錠スイッチとを含む請求項2に記載の遠隔制御用携帯機。
- 前記押圧スイッチは、押圧の度に施錠信号と解錠信号を交互に出力する請求項2に記載の遠隔制御用携帯機。
- 前記スライドスイッチは、スライドノブと、前記スライドノブのスライド通路上に配置されて前記少なくとも1つのドアロック機構を選択する複数の接点とを有する請求項2に記載の遠隔制御用携帯機。
- 施錠・解錠信号を出力する第1のスライドスイッチと、
複数のドアロック機構のうち、特定のドアロック機構を選択する位置と、特定のドアを含む全てのドアロック機構を選択する位置を選択可能であり、前記位置に応じた選択信号を出力する第2のスライドスイッチと、
前記施錠・解錠信号と前記選択信号を入力して前記少なくとも1つのドアロック機構を施錠・解錠する制御信号を出力する制御部と、
前記制御信号を入力して遠隔制御信号を送信する送信部とを有し、
前記第1及び第2のスライドスイッチは、同一面に形成されていることを特徴とする遠隔制御用携帯機。 - 施錠・解錠信号を出力する押圧スイッチと、
複数のドアロック機構のうち、特定のドアロック機構を選択する位置と、特定のドアを含む全てのドアロック機構を選択する位置を選択可能であり、前記位置に応じた選択信号を出力するロータリスイッチと、
前記施錠・解錠信号と前記選択信号を入力して前記少なくとも1つのドアロック機構を施錠・解錠する制御信号を出力する制御部と、
前記制御信号を入力して遠隔制御信号を送信する送信部とを有し、
前記ロータリスイッチは、前記押圧スイッチと同一面に形成されていることを特徴とする遠隔制御用携帯機。
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