JP4757270B2 - 内燃機関の吸気装置 - Google Patents
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Description
従来より、運転者によるアクセルペダルの踏み込み量に応じて電動モータを駆動して、スロットルバルブのバルブ開度に相当するスロットル開度を制御目標値となるように制御する電子スロットル装置を備えた内燃機関の吸気装置が知られている。
ここで、電子スロットル装置は、図4および図5に示したように、内部にスロットルボア101が形成されたスロットルボディを2重管構造とし、このスロットルボディの円環状溝(水溜め部)111、112内で、スロットルボディよりも吸気流方向の上流側または下流側から吸気通路壁面を伝ってくる水分を一時的にトラップし、スロットルバルブ102およびシャフト103の氷結を防止する構造が提案されている(例えば、特許文献1〜3参照)。
また、スロットルボア101の中心軸線が横向き(例えば自動車の上下方向に対して垂直な水平方向)となるように、電子スロットル装置を自動車に搭載する場合には、特に有効である。このようなサイドドラフト搭載の電子スロットル装置の場合には、円環状溝111、112で水をトラップし、且つ重力で円環状溝111、112内の水を重力方向最下点に集めて、円環状溝111、112より溢れた水を、スロットルボディの軸受け部114、115から最も遠い部分を通して、内燃機関(エンジン)の燃焼室に吸い込ませることができる(バルブ軸水平搭載の場合)。
そして、エンジン停止後、雰囲気温度が氷点下になった場合、シャフト103と軸受け部114との間の隙間、あるいはボールベアリング116に浸入した水が凍って、スロットルバルブ102およびシャフト103に氷結(アイシング)が生じ、このアイシングが原因でスロットルバルブ102およびシャフト103が凍結固着し、次にエンジンを始動する時にスロットルバルブ102が動作不能(または動作不良)およびシャフトロックになる可能性がある。
すなわち、電子スロットル装置では、スロットルバルブ102およびシャフト103が氷結(アイシング)するのが、最も氷結トルクを発生させるという懸念がある。したがって、サイドドラフト搭載の電子スロットル装置の場合には、その懸念を最小にすることができる。
ところが、図6に示したように、スロットルボア101の中心軸線が縦向き(例えば自動車の上下方向)となるように、電子スロットル装置を自動車に搭載することが考えられる。すなわち、ダウンドラフト(アッパードラフト)搭載の電子スロットル装置の場合には、重力方向における上面が開口した円環状溝111内で水の一時的なトラップはできるものの、円環状溝111から溢れた水は、内管104の内管壁上端のどこから垂れ落ちるかが分からず、内管104の壁面をスロットルボディの軸受け部117に向けて流れて、軸受け部117に浸入する可能性がある。なお、図6に示した電子スロットル装置においては、シャフト103と軸受け部117との間にベアリング(軸受け部材)119が介装されている。
また、内管104に切欠きを設けてしまうと、ダウンドラフト搭載では、切欠きの向き、つまり内管104の重力方向最下点に切欠きが設置されるように、十分気にしてスロットルボディを組み付ける必要があり、搭載自由度の低下を招くという問題がある。
また、2重管状のダクトの内管は、水溜め部の貯留水面(水溜め部内に溜められる水の水面)を規制するオーバフロー部、およびこのオーバフロー部よりも内管の重力方向上方(鉛直方向上方)に向けて高く突出する突出壁を設けている。そして、内管に設けられる突出壁は、少なくとも軸受け部の鉛直方向上方(重力方向上方)となる位置近傍に配設されている。すなわち、内管は、少なくとも軸受け部の鉛直方向上方(重力方向上方)となる位置近傍に配設される内管壁上端(突出壁上端)が、オーバフロー部よりも高い位置(重力方向上方となる位置)に設定されている。
また、バルブおよびシャフトの氷結(アイシング)を原因とするバルブの凍結固着または動作不能(または動作不良)、氷結トルクの増加およびシャフトロックを防止することが可能となる。
また、内管および水溜め部が斜めに配置されていないので、ダウンドラフト搭載またはアッパードラフト搭載における、水溜め部に溜めることが可能な水の貯留量の低下を防止することが可能となる。さらに、ダウンドラフト搭載またはアッパードラフト搭載する際に、ダクトの取付角度を気にすることなく、ダクトを設置できるので、搭載自由度を高くすることが可能となる。
請求項3に記載の発明によれば、突出壁は、少なくとも軸受け部の鉛直方向上方となる位置近傍を中心にして、内管の周方向の両側または片側に向けて延びている。これにより、水溜め部の貯留水(水溜め部内に溜められた水)が、軸受け部の鉛直方向上方となる位置近傍を含むその周方向の両側または片側(所定の周方向範囲内)から溢流するのを防止することが可能となる。
請求項5に記載の発明によれば、オーバフロー部とは、内管を構成する内管壁の一部であるオーバフロー壁の上端縁のことである。あるいは内管を構成する内管壁をその板厚方向に貫通させることで形成されるオーバフロー穴のことである。
請求項7に記載の発明によれば、水溜め部の重力方向における上面が開口している。これにより、外管の壁面を伝ってきた水が水溜め部に入り込み易くなる。
請求項8に記載の発明によれば、水溜め部は、ダクトの重力方向における上方側から流入した水を溜めることが可能な内容積を有している。
請求項10に記載の発明によれば、ガイドリブは、内管の径方向内方に向けて突出している。
請求項11に記載の発明によれば、ガイドリブは、バルブとの間に所定の隙間が形成されている。これにより、バルブの開弁動作時または閉弁動作時にバルブとガイドリブとが干渉してバルブが動作不能(または動作不良)に陥ることを防止することができる。
請求項12に記載の発明によれば、ガイドリブは、吸気通路を流れる吸入空気の流れ方向に沿って延びている。
図1および図2は本発明の実施例1を示したもので、図1および図2は内燃機関の電子スロットル装置を示した図である。
シリンダブロックの内部に形成されるシリンダボア内には、連接棒を介してクランクシャフトに連結されたピストンが図示上下方向に摺動自在に支持されている。
エアクリーナホース1は、エアクリーナとスロットルボディ2とを接続するインテークパイプである。また、エアクリーナホース1は、柔軟性を有するゴム系弾性体(または柔軟性を有する合成樹脂等の樹脂材料)によって形成されている。このエアクリーナホース1は、エアクリーナケースの下流端に気密的に結合され、エアホースバンド10によりスロットルバルブ5の上流端に締め付け固定されている。
エアクリーナホース1は、スロットルボディ2の重力方向における上端部に気密的に結合されている。また、エアクリーナホース1の内部には、スロットルバルブ5よりも上流側の吸気通路11が形成されている。
また、電子スロットル装置は、スロットルボディ2およびスロットルバルブ5の他に、スロットルバルブ5を閉弁作動方向(バルブ全閉方向に戻す方向)に付勢するリターンスプリングを備えている。なお、本実施例では、リターンスプリングとしてコイルスプリングが使用されている。
そして、スロットルボア13は、スロットルバルブ5よりも上流側の吸気通路を構成し、また、スロットルボア14は、スロットルバルブ5よりも下流側の吸気通路を構成している。
吸気導出通路15は、スロットルボア13、14よりもスロットルボア径が大きく、スロットルボディ2の出口部を構成している。この吸気導出通路15は、内管3のスロットルボア13、14より吸入空気を導出する吸気通路であり、スロットルボディ2の重力方向における下端側に設けられている。
また、スロットルボディ2には、スロットルボア13、14を隔てて対向して配置された一対(2つ)のシャフト軸受け部8が設けられている。これらのシャフト軸受け部8の内部には、スロットルバルブ5の中心軸線方向およびシャフト6の中心軸線方向(回転軸方向)に延びる断面円形状のシャフト収容孔がそれぞれ設けられている。
そして、シャフト6の回転軸方向の一端側に設けられるシャフト軸受け部8のシャフト収容孔の内周(収容孔壁面)には、シャフト6の回転軸方向の一端側を軸支するベアリング(滑り軸受け)9が嵌合保持されている。
また、一端側のベアリング9として滑り軸受けが使用され、また、他端側のベアリング9として滑り軸受け(またはころがり軸受け、ボールベアリング)が使用されている。
また、スロットルボディ2の外管4の外壁部には、内部にモータを収容するモータハウジング19が一体的に形成されている。
なお、スロットルボディ2の詳細は、後述する。
ここで、本実施例のスロットルボディ2の内管3の流路方向(スロットルボア13、14の軸線方向)とは、電子スロットル装置を自動車に搭載した時の天地方向(自動車の上下方向、重力方向における上下方向)のことである。
そして、シャフト6は、モータの出力軸に動力伝達機構を介して駆動連結されている。このシャフト6の回転軸方向の両端部には、スロットルボディ2の内管3に設けられる一対のシャフト軸受け部8(またはベアリング9)に回転自在に軸支される2つの摺動部(摺動面)が設けられている。
ここで、例えばロータのコイルに電力の供給を受けると、スロットルバルブ5のシャフト6を駆動する駆動力を発生するモータは、ECUによって通電制御(駆動)されるように構成されている。このECUには、制御処理や演算処理を行うCPU、制御プログラムまたは制御ロジックや各種データを保存する記憶装置(ROMやRAM等のメモリ)、入力回路(入力部)、出力回路(出力部)、電源回路、タイマー等の機能を含んで構成される周知の構造のマイクロコンピュータが設けられている。
また、ECUは、イグニッションスイッチがオフ(IG・OFF)されると、マイクロコンピュータのメモリ内に格納された制御プログラムまたは制御ロジックに基づく上記のスロットル開度制御、点火制御や燃料噴射制御等を含むエンジン制御が強制的に終了されるように構成されている。
これらのクランク角度センサ、アクセル開度センサ、スロットル開度センサ、冷却水温センサ、吸気温センサ、エアフローメータおよび吸気圧センサ等によって、エンジンの運転状態を検出する運転状態検出手段が構成される。
ここで、ECUは、アクセル開度センサより出力されるアクセル開度信号とスロットル開度センサより出力されるスロットル開度信号との偏差がなくなるようにモータのコイルへの供給電力をフィードバック制御している。
スロットルボディ2は、内管3と外管4との間に形成される円筒空間(筒状空間)が円環状の隔壁部(セパレータ)20で仕切られている。セパレータ20は、円筒空間のスロットルボア13、14の中心軸線方向の中央付近で、しかもスロットルバルブ5のシャフト6の回転中心軸線を通る円周方向で、内管3の外周と外管4の内周とを直接的に接続している。そして、セパレータ20よりも重力方向の上方側における円筒空間は、水を溜める円筒状の水溜め部(水分トラップ溝、第1円筒状空間)21となっている。
また、2つのオーバフロー壁31の上端面は、吸気流方向に対して鉛直方向に延びる平面である。
複数のガイドリブ35は、全部で4つ設けられ、2つのオーバフロー壁31の円周方向の両側(2つの突出壁32の付け根付近)にそれぞれ1つずつ配設されている。
次に、本実施例の内燃機関の吸気制御装置(電子スロットル装置)の作用を図1ないし図3に基づいて簡単に説明する。
したがって、シャフト6に保持されたスロットルバルブ5が、全閉位置より全開位置側へ開く方向(開弁作動方向)に駆動される。
以上のように、ダウンドラフト搭載の電子スロットル装置においては、エアクリーナホース1の重力方向における下方に結合される2重管構造のスロットルボディ2の内管3と外管4との間に、重力方向における上面が開口した円筒状の水溜め部21が形成されている。この水溜め部21は、所定の貯留量分だけ水を溜めることが可能な所定の内容積を有している。このため、エアクリーナホース1からスロットルボディ2の内管3と外管4との間に形成される水溜め部21の内部に、エンジンの燃焼室に吸い込まれる吸入空気中に含まれる水分や、吸気ダクトの外部より吸気ダクトの内部に浸入する水が溜まり易い。
また、自動車に、エンジンのシリンダとピストンとの間の隙間からクランクケース内に吹き抜けるガス(ブローバイガス:以下PCVガスと言う)を大気中に放出せずに、再びエンジンの吸気系統に戻して再燃焼させるブローバイガス還元装置(PCV装置)が搭載されている場合、PCVガス中に多量の水分が含まれているため、PCVポートが冷えていると、PCVガス中に含まれる水分が凝縮してPCVポート内に水が生成される。このような水は、PCVポートの開口部からその重力方向における下方に配置されるスロットルボディ2の内部に垂れ落ちる。
また、スロットルボディ2よりも吸気流方向の上流側の吸気ダクト(エアクリーナホース1を含む)内で結露した水分が水滴となって、スロットルボディ2の内部に浸入する可能性がある。
また、2重管構造のスロットルボディ2の内管3の吸気通路壁面には、水溜め部21の貯留水(水溜め部21内に溜められた水)が、2つのオーバフロー壁31の上端縁からシャフト軸受け部8およびベアリング9に向けて流れるのを規制する複数のガイドリブ35が配置されている。すなわち、水溜め部21より溢れ出すポイント付近に、スロットルバルブ5の側面との間に複数のガイドリブ35を配置することで、水の流れを規制し、水溜め部21より溢流した水が、シャフト軸受け部8およびシャフト6とベアリング9との間の隙間に入り難くすることができる。
すなわち、内管3を構成する内管壁のうちで、シャフト軸受け部8およびシャフト6の鉛直方向上方となる位置近傍の内管壁をオーバフロー壁31の上端縁よりも高くすることで、ダウンドラフト搭載の電子スロットル装置であっても、水溜め部21より溢流した水が、シャフト軸受け部8およびシャフト6とベアリング9との間の隙間に浸入する不具合の発生を抑制することができるので、スロットルバルブ5およびシャフト6の氷結(アイシング)を回避することが可能となる。
さらに、スロットルボディ2を自動車のエンジンルーム内にダウンドラフト搭載する際に、サージタンク等の取付部に対するスロットルボディ2の取付角度を気にすることなく、スロットルボディ2を設置できるので、搭載自由度を高くすることが可能となる。
本実施例のダウンドラフト搭載の電子スロットル装置では、2つの円弧状壁33の吸気通路壁面にも複数のガイドリブ36を設けている。
この場合には、図3に示したダウンドラフト搭載の電子スロットル装置を、逆さにして、スロットルボア14、13を吸入空気が重力方向の下方から上方に向けて流れるアッパードラフト搭載の電子スロットル装置に変更した場合であっても、第2円筒状空間22が水溜め部として機能し、2つの円弧状壁33が2つのオーバフロー壁として機能し、2つの突出壁34が実施例1の突出壁32として機能し、更に複数のガイドリブ36も設置されているので、実施例1と同様な効果を達成することができる。
本実施例では、本発明のバルブを、内燃機関(エンジン)の燃焼室に供給される吸入空気量を制御するスロットルバルブ5に適用しているが、内燃機関(エンジン)の燃焼室において混合気の燃焼を促進させるための吸気渦流を発生させる吸気流制御バルブに適用しても良い。また、本発明のバルブを、内燃機関(エンジン)の吸気通路を開閉する吸気通路開閉装置の弁体に適用しても良い。
また、本発明の内燃機関の吸気装置を、アクセルペダルの踏み込み量をワイヤーを介して機械的にスロットルバルブ5のシャフト6に伝えてスロットルバルブ5を作動させるスロットル装置に適用しても良い。
また、エンジンとして、ディーゼルエンジンを用いても良い。また、エンジンとして、多気筒エンジンだけでなく、単気筒エンジンを用いても良い。
本実施例では、オーバフロー部を2つのオーバフロー壁31の上端縁(オーバフロー壁上端面)に設けているが、2つの突出壁32間に形成される例えばV字状のスリット(谷部)に設け、このスリットをオーバフロー部として使用しても良い。また、内管3を構成する内管壁に水溜め部側と吸気通路側とを貫通する貫通穴を設け、この貫通穴をオーバフロー部として使用しても良い。
本実施例では、突出壁32、34の円周方向の両側をテーパ状に傾斜させているが、突出壁32、34の円周方向の両側または片側を直立壁または曲率壁としても良い。また、ダウンドラフト搭載の電子スロットル装置の場合には、第2円筒状空間22、円弧状壁33および突出壁34を設けなくても良い。
2 2重管構造のスロットルボディ(ダクト)
3 内管(ハウジング)
4 外管(ハウジング)
5 スロットルバルブ
6 シャフト
8 シャフト軸受け部
9 ベアリング(軸受け)
12 吸気導入通路(吸気通路、入口部)
13 スロットルボア(吸気通路)
14 スロットルボア(吸気通路)
15 吸気導出通路(吸気通路、出口部)
21 水溜め部
31 オーバフロー壁(の上端縁、オーバフロー部)
32 突出壁(溢流防止壁)
33 円弧状壁(オーバフロー壁)
34 突出壁
35 ガイドリブ
36 ガイドリブ
Claims (12)
- (a)車両の上下方向に延びる吸気通路が形成された内管、およびこの内管の周囲を周方向に取り囲む外管を有する2重管状のダクトと、
(b)前記吸気通路を開閉するバルブと、
(c)このバルブを支持するシャフトと
を備えた内燃機関の吸気装置において、
前記ダクトは、前記シャフトを支持する軸受け部、および前記内管と前記外管との間に形成される筒状の水溜め部を有し、
前記内管は、前記水溜め部の貯留水面を規制するオーバフロー部、およびこのオーバフロー部よりも前記内管の重力方向上方に向けて高く突出する突出壁を有し、
前記突出壁は、少なくとも前記軸受け部の鉛直方向上方となる位置近傍に配設されていることを特徴とする内燃機関の吸気装置。 - 請求項1に記載の内燃機関の吸気装置において、
前記突出壁は、前記水溜め部の貯留水が、前記軸受け部の鉛直方向上方となる位置近傍から溢流するのを防止する溢流防止壁としての機能を有していることを特徴とする内燃機関の吸気装置。 - 請求項1または請求項2に記載の内燃機関の吸気装置において、
前記突出壁は、少なくとも前記軸受け部の鉛直方向上方となる位置近傍を中心にして、前記内管の周方向の両側または片側に向けて延びていることを特徴とする内燃機関の吸気装置。 - 請求項1ないし請求項3のうちのいずれか1つに記載の内燃機関の吸気装置において、 前記オーバフロー部は、少なくとも前記軸受け部の鉛直方向上方となる位置近傍より前記内管の周方向に所定の周方向距離分だけ離れた位置に配設されていることを特徴とする内燃機関の吸気装置。
- 請求項1ないし請求項4のうちのいずれか1つに記載の内燃機関の吸気装置において、 前記オーバフロー部とは、
前記内管を構成する内管壁の一部であるオーバフロー壁の上端縁、
あるいは前記内管を構成する内管壁をその板厚方向に貫通させることで形成されるオーバフロー穴
のことであることを特徴とする内燃機関の吸気装置。 - 請求項1ないし請求項5のうちのいずれか1つに記載の内燃機関の吸気装置において、 前記水溜め部の重力方向における下面は、前記吸気通路を流れる吸入空気の流れ方向に対して鉛直方向に延びる平面であることを特徴とする内燃機関の吸気装置。
- 請求項1ないし請求項6のうちのいずれか1つに記載の内燃機関の吸気装置において、 前記水溜め部の重力方向における上面は、開口していることを特徴とする内燃機関の吸気装置。
- 請求項1ないし請求項7のうちのいずれか1つに記載の内燃機関の吸気装置において、 前記水溜め部は、前記ダクトの重力方向における上方側から流入した水を溜めることが可能な内容積を有していることを特徴とする内燃機関の吸気装置。
- 請求項1ないし請求項8のうちのいずれか1つに記載の内燃機関の吸気装置において、 前記内管は、その吸気通路壁面に、前記水溜め部の貯留水が、前記オーバフロー部から前記軸受け部に向けて流れるのを規制するガイドリブを有していることを特徴とする内燃機関の吸気装置。
- 請求項9に記載の内燃機関の吸気装置において、
前記ガイドリブは、前記内管の径方向内方に向けて突出していることを特徴とする内燃機関の吸気装置。 - 請求項9または請求項10に記載の内燃機関の吸気装置において、
前記ガイドリブは、前記バルブとの間に所定の隙間が形成されていることを特徴とする内燃機関の吸気装置。 - 請求項9ないし請求項11のうちのいずれか1つに記載の内燃機関の吸気装置において、
前記ガイドリブは、前記吸気通路を流れる吸入空気の流れ方向に沿って延びていることを特徴とする内燃機関の吸気装置。
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