JP4756008B2 - 液体ポンプ装置の駆動方法 - Google Patents
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Description
前記吐出側弁28を閉弁し、かつ、前記吸入側弁27を開弁して前記ポンプPを吸入動作させる吸入工程aと、前記吐出側弁28を開弁し、かつ、前記吸入側弁27を閉弁して前記ポンプPを吐出動作させる吐出工程bとを切換える液体ポンプ装置の駆動方法において、
前記吐出工程bから前記吸入工程aに切換える際には、前記吐出工程bの終了に伴って、前記吐出側弁28を開弁し、かつ、前記吸入側弁27を閉弁して前記ポンプPを吸入動作させる逆駆動工程cを行ってから前記吸入工程aに切換えるとともに、
前記吐出工程bから前記逆駆動工程cに切換えるときは、前記吐出側弁28の開弁状態と前記吸入側弁27の閉弁状態とを維持しつつ前記ポンプPを前記吐出動作から直ちに前記吸入動作に切換え、
前記逆駆動工程cにおいては、前記吐出工程bから切換えられた直後に前記ポンプPを高速で吸入動作させてから低速で吸入動作させることを特徴とするものである。
実施例1による液体ポンプ装置Aは、図1に示すように、薬液タンク31と、ポンプPと、フィルタ(流体機器Kの一例)32と、ノズル(流体機器Kの一例)33と、吸入側弁27と、吐出側弁(流体機器Kの一例)28と、吸入側流路29と、吐出側流路30とを有して構成されている。ポンプPの吸入部6と薬液タンク31とに亘る吸入側流路29の途中に吸入側弁27が配備され、ポンプPの吐出部7とノズル33とに亘る吐出側流路30には、吐出側弁28とフィルタ32とが配備されている。
逆駆動工程cにおける逆駆動動作、即ちサックバック動作の際は、吐出側弁28の液押出し分を予め吸い込んでおかねばならないが、1回のサックバック動作では、液切れ良くするために吸込み速度を速くする必要がある。即ち、吐出側弁28の開弁状態と吸入側弁27の閉弁状態とを維持しながらポンプPを吐出動作から一旦停止することなく一気に高速吸入動作に切換えることにより、図6(a)に示すように、ノズル33先端部の薬液eを一気に吸い込み、次の薬液吐出までの間の液垂れを防止することができると考えられる。
液垂れ防止装置Bが、図6(b)に仮想線で示すように、吐出工程bから逆駆動工程cに切換わるときに、定格速度での吐出動作から、高速での吸入動作に直接切換えるように制御する駆動方法を採るものとしても良い。これは言わば一段切換駆動方法による逆駆動工程cであって、ポンプPの動作を速度ゼロに維持することが無いようにしてポンプPの動作速度をプラス速度からマイナス速度に瞬時に切換える制御により液垂れを防止させる方法である。前述したように、図6に実線で示すかなりの高速での吸入動作では薬液eに気泡や薄膜が生じてしまうことがあるので、高速、やや高速、或いは定格速度での吸入動作による一段切換駆動方法にすれば、図8(a)に示す二段切換や図8(b)に示す三段切換による逆駆動工程c(逆駆動状態)を採ることなく、気泡や薄膜が生じることが無いようにしながら液垂れを解消することが可能である。
2 ピストン
3 ローリングダイヤフラム
3a 内周部
3d 折返部
3e 外周部
4 圧力室
6 吸込口
7 吐出口
27 吸入側弁
28 吐出側弁
29 吸入側流路
30 吐出側流路
32 フィルタ
33 液体吐出部
a 吸入工程
b 吐出工程
c 逆駆動工程
e 薬液
A 液体ポンプ装置
B 液垂れ防止装置
K 流体機器
P ポンプ
Claims (4)
- 液体用のポンプと、前記ポンプに対する吐出側流路を開閉する吐出側弁と、前記ポンプに対する吸入側流路を開閉する吸入側弁とを有し、
前記吐出側弁を閉弁し、かつ、前記吸入側弁を開弁して前記ポンプを吸入動作させる吸入工程と、前記吐出側弁を開弁し、かつ、前記吸入側弁を閉弁して前記ポンプを吐出動作させる吐出工程とを切換える液体ポンプ装置の駆動方法であって、
前記吐出工程から前記吸入工程に切換える際には、前記吐出工程の終了に伴って、前記吐出側弁を開弁し、かつ、前記吸入側弁を閉弁して前記ポンプを吸入動作させる逆駆動工程を行ってから前記吸入工程に切換えるとともに、
前記吐出工程から前記逆駆動工程に切換えるときは、前記吐出側弁の開弁状態と前記吸入側弁の閉弁状態とを維持しつつ前記ポンプを前記吐出動作から直ちに前記吸入動作に切換え、
前記逆駆動工程においては、前記吐出工程から切換えられた直後に前記ポンプを高速で吸入動作させてから低速で吸入動作させる液体ポンプ装置の駆動方法。 - 前記逆駆動工程における前記高速でのポンプ吸入動作と前記低速でのポンプ吸入動作との間に、中速でのポンプ吸入動作を行う請求項1に記載の液体ポンプ装置の駆動方法。
- 前記吐出側流路の終端に配備される液体吐出部には、この液体吐出部を除いて前記吐出側流路に配備される流体機器のうちの最も液体流れ方向下流側に配備される流体機器であるフィルタを通過させた液体を供給させる請求項1又は2に記載の液体ポンプ装置の駆動方法。
- 前記ポンプとして、シリンダと、このシリンダ内に収容されて往復駆動されるピストンと、前記ピストンに取付けられる内周部、及び前記ピストン外周の折返部を経て前記シリンダに取付けられる外周部を有するローリングダイヤフラムと、前記シリンダ、前記ピストン、及び前記ローリングダイヤフラムにより形成される圧力室と、各々が前記圧力室に連通する液体の吸込口及び吐出口とを有するローリングダイヤフラムポンプを用いる請求項1〜3の何れか一項に記載の液体ポンプ装置の駆動方法。
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JP2007152436A JP4756008B2 (ja) | 2007-06-08 | 2007-06-08 | 液体ポンプ装置の駆動方法 |
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JP2008303809A JP2008303809A (ja) | 2008-12-18 |
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JP (1) | JP4756008B2 (ja) |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3717996B2 (ja) * | 1996-05-17 | 2005-11-16 | 株式会社コガネイ | 薬液供給装置 |
JP4243595B2 (ja) * | 2005-07-19 | 2009-03-25 | 日本ピラー工業株式会社 | ローリングダイヤフラムポンプ |
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2007
- 2007-06-08 JP JP2007152436A patent/JP4756008B2/ja active Active
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