JP4755139B2 - 柱上開閉器用開閉操作装置 - Google Patents

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Description

この発明は、柱上開閉器用の開閉操作装置に関するもので、地上からハンドル操作によって開閉器の開閉ハンドルを回転させて当該開閉器の入り切りを行う装置に関するものである。
従来、柱上に設置されている高圧開閉器は開閉ハンドルの両端に結ばれたロープや綱で開閉操作を行っている。このロープ等は第三者のいたずら防止のため、地上より簡単に手の届かない位置に前記ロープの握部が留めてあり、作業者は昇柱しなければ開閉操作が出来ない。
このため、前記ロープ等の、握部を含めた下端部を、地上から手の届く位置の電柱に固定した収納ボックスに入れ、当該収納ボックスを施錠し、関係者以外は、前記開閉器の開閉操作ができないようになっている。
特開平9−147693号公報 特開2007−35533号公報
また、前記ロープは剛性が無いため、ロープの上下動が確実にハンドルに伝達されないおそれや、耐久性に欠けるため、ロープに代えて、剛性がありかつフレキシブルなロッドケーブルが用いられている場合がある。この場合は、図18、及び図19に示すように、電柱Aの上部の腕金Bに吊るした前記開閉器Cの開閉ハンドルDにロッドケーブルEの上端を係止して、当該ロッドケーブルEの下端を、地上から手の届く位置の電柱Aに固定した操作ボックスFに導入し、当該操作ボックスF内に設けたハンドル差込棒Gに操作ハンドルHの先端を差込んで回転させると、前記ハンドル差込棒Gの軸が回転し、この回転動作が前記ロッドケーブルEを押し出したり、引っ張ったりして前記開閉器Cの開閉ハンドルDを動かす構造となっている。
しかしながら、図19のものは、操作ハンドルHが大きく、操作ボックスFに収納することができない。そのため、作業者は開閉器Cの操作をする場合は、現場に操作ハンドルHを持ち込まなければならず、手間のかかるものであった。また、図18に示すように、前記開閉器Cの開閉ハンドルDの一端に取り付けるロッドケーブルEの鞘管Iの上端部の支持部を、電柱Aに固定した水平アームJに支持しているが、前記水平アームJを取り付ける電柱A箇所には他の装柱物が多数あり場所を確保するのが難しく、また当該水平アームJ等の部材を別途用意しなければならず、コストが上がってしまう。また、これらは、揺れやたわみにより当該鞘管Iの支持部と開閉器Cの開閉ハンドルDとの距離の寸法だしが難しく、寸法を誤ると前記操作ハンドルHによるロッドケーブルEの動作が正確に伝わらないおそれがある。
この発明はこのような従来技術を考慮して為されたもので、電柱下方で操作する操作ハンドルを、コンパクトに折り畳み自在として操作盤に備え、当該操作盤の蓋体を被せることにより蓋体内に操作ハンドルを収納することができ、さらに、開閉操作をより確実に行える柱上開閉器用操作装置を提供し、上記課題を解決しようとするものである。
そこで、請求項1の発明は、電柱の腕金に固定した開閉器の開閉ハンドルと電柱の下部に設けた操作ボックスの回転軸に嵌めた操作ハンドルとを、両端部を電柱又はその他の部材に固定した鞘管に摺動自在に収納したロッドケーブルの各端部に夫々係止し、前記操作盤の操作ハンドルを回転させて前記ロッドケーブルを上下動させることにより前記開閉器の入り切りを行う柱上開閉器用操作装置において、前記操作ボックスは操作盤と蓋体とから成り、前記操作盤上の一端に設けた軸受けに、前記ロッドケーブルの鞘管の端部を、ロッドケーブルの長手方向に対して直角な軸で揺動自在に軸支し、前記軸受けから当該ロッドケーブルの略長手方向に一定長離れた箇所の前記操作盤上に、前記軸と略平行に突起軸を設け、操作ハンドルの一端に前記突起軸に着脱自在な支点穴を穿ち、また、この支点穴にから離れた位置に前記ロッドケーブルの一端を回転自在に係止し、当該操作ハンドルは、支点穴を前記突起軸に嵌めて、当該支点穴を中心に回転させることにより、ロッドケーブルが上下動可能であり、また、当該操作ハンドルを前記突起軸から外し、前記ロッドケーブルの係止箇所を中心に当該操作ハンドルを回転させて、前記ロッドケーブル側に操作ハンドルを折り返し、この状態で当該操作盤上の鞘管の端部、ロッドケーブル、操作ハンドル、及び突起軸を収納可能な蓋体を設けた、柱上開閉器用操作装置とした。
請求項2の発明は、請求項1の発明において、前記操作ハンドルへのロッドケーブルの一端を回転自在に係止する構成は、前記操作ハンドルの支点穴から離れた箇所で、前記ロッドケーブルに対して直角な方向のピンにより係止金具を回転自在に軸支し、この係止金具に断面コ字型部を設け、このコ字型部の対向する両側板に設けた孔に夫々ロッドケーブルの一端を遊通し、当該コ字型内のロッドケーブルにナットを螺着して固定し、前記ロッドケーブルはその軸を中心に回転自在であるとともに前記開閉ハンドルに対して前記ピンを中心に回転自在に係止されている、柱上開閉器用操作装置とした。
請求項3の発明は、請求項1又は2の発明において、前記突起軸は、先端に径の大きな頭部を有し、前記操作ハンドルの支点穴は当該操作ハンドルを貫通し、前記頭部の外径より大きい内径を有するとともに、前記ハンドルの前記支点穴の周囲の厚さは前記突起軸の頭部を除いた部分の幅より小さい、柱上開閉器用操作装置とした。
請求項4の発明は、電柱の腕金に固定した開閉器の開閉ハンドルと、電柱の下部に設けた操作盤の回転軸に嵌めた操作ハンドルとを、両端部を電柱又は他の部材に固定した鞘管に摺動自在に収納したロッドケーブルの各端部で係止し、前記操作盤の操作ハンドルを回転させて前記ロッドケーブルを上下動させることにより前記開閉器の入り切りを行う柱上開閉器用操作装置において、前記開閉器の開閉ハンドルに係止するロッドケーブルの鞘管端部を、前記開閉器を固定した腕金に吊り下げた支持体の水平板の孔に貫通させて支持させた、柱上開閉器用操作装置とした。
請求項5の発明は、請求項4の発明において、前記開閉ハンドルの一端を、二枚の板体から成るアタッチメントで挟んで、当該二枚の板体をボルトナットで締め付け、前記開閉ハンドルの一端に設けた既設の引き綱用の孔に、前記二枚の板体に通したボルトを通して当該アタッチメントを開閉器ハンドルに固定し、当該アタッチメントの一方の板体に設けた軸で、前記ロッドケーブルの一端に固定した係止金具を軸支した、柱上開閉器用操作装置とした。
請求項1の発明によれば、操作ハンドルを操作盤の蓋体内に収納できるので、作業者が現場に操作ハンドルを持っていく必要が無い。蓋体を開ければ、操作ハンドルは既にロッドケーブルに回転自在に接続されており、当該操作ハンドルの一端の支点穴を操作盤の突起軸に嵌めれば、前記開閉器の開閉操作を行うことができ、操作ハンドルの設置作業が極めて容易で、作業効率が大幅に向上する。また、操作盤に蓋体を被せると、操作盤上の鞘管の端部、ロッドケーブル、操作ハンドル、及び突起軸が収納でき、これらの保護が容易にでき、第三者のいたずらされるおそれがない。
請求項2の発明によれば、前記操作ハンドルへのロッドケーブルの一端を回転自在に係止する構成が、ロッドケーブル自体がその軸を中心に回転自在であり、かつ操作ハンドルに対して前記ピンを中心に回転自在であるため、前記操作ハンドルを前記支点穴を中心に回転させた際、前記ロッドケーブルは前記操作ハンドルの動きにスムーズに追従できる。
請求項3の発明によれば、前記突起軸は大きい径の頭部を有するため、操作ハンドルの支点穴を当該突起軸に嵌めた際、操作ハンドルの支点穴に横方向の荷重がかかても、支点穴の周囲は突起軸の頭部に引っ掛かり、むやみに操作ハンドルが突起軸から抜けるおそれが無く、開閉作業を効率よく行うことができる。
請求項4の発明は、前記開閉器のハンドルの一端に取り付けるロッドケーブルの鞘管の上端部の支持部を、開閉器を固定した腕金に吊り下げた支持体の水平板の孔に貫通させて支持しているため、開閉器と当該支持部が同じ腕金に支持され、当該鞘管の支持部と開閉器の開閉ハンドルとの距離が常に一定となり、これらの寸法だしが容易かつ正確となる。従って、電柱下方で前記操作ハンドルによるロッドケーブルの動作が安定して正確に伝わる。また、ロッドケーブルの鞘管の上端部の支持部を開閉器と同じ腕金に取り付けるため、前記支持部を支持するアーム等の部材を別途設ける必要が無く、それだけ部品点数が少なくなり、コストを低減できる。
また、請求項5の発明は、前記開閉ハンドルの一端を、二枚の板体から成るアタッチメントで挟んで、当該二枚の板体をボルトナットで締め付け、前記開閉ハンドルの一端に設けた既設の引き綱用の孔に、前記二枚の板体に通したボルトを通して当該アタッチメントを開閉器ハンドルに固定したため、当該アタッチメントは開閉ハンドルに完全に固定され、位置決めされる。そして、当該アタッチメントの一方の板体に設けた軸で、前記ロッドケーブルの一端に固定した係止金具を軸支したため、開閉器の開閉ハンドルへのロッドケーブルの取り付けが容易であり、さらに、ロッドケーブルの動作をスムーズに開閉ハンドルに伝達することができる。
この発明は、前記操作ボックスは操作盤と蓋体とから成り、前記操作盤上の一端に設けた軸受けに、前記ロッドケーブルの鞘管の端部を、ロッドケーブルの長手方向に対して直角な軸で揺動自在に軸支し、前記軸受けから当該ロッドケーブルの略長手方向に一定長離れた箇所の前記操作盤上に、前記軸と略平行に突起軸を設け、操作ハンドルの一端に前記突起軸に着脱自在な支点穴を穿ち、また、この支点穴にから離れた位置に前記ロッドケーブルの一端を回転自在に係止し、当該操作ハンドルは、支持穴を前記突起軸に嵌めて、当該支持穴を中心に回転させることにより、ロッドケーブルが上下動可能であり、また、当該操作ハンドルを前記突起軸から外し、前記ロッドケーブルの係止箇所を中心に当該操作ハンドルを回転させて、前記ロッドケーブル側に操作ハンドルを折り返し、この状態で当該操作盤上の鞘管の端部、ロッドケーブル、操作ハンドル、及び突起軸を収納可能な蓋体を設けた、柱上開閉器用操作装置とした。これにより操作ハンドルを操作盤の蓋体内に収納できるので、作業者が現場に操作ハンドルを持っていく必要が無い。また、操作ハンドルを折り畳んで蓋体内に収容できるので、当該操作盤及び蓋体がコンパクトになる。
以下、この発明の実施例を図に基づいて説明する。
この発明の柱上開閉器用操作装置は図1に示すように、電柱Aの上部に設けた腕金Bに開閉器Cを吊架し、当該電柱Aの下部の、地上から作業者の手が届く位置に、操作ボックスFを取り付け、前記開閉器Cの開閉ハンドルDの一端と前記操作ボックスFとを繋ぐロッドケーブルEを摺動自在に収納した鞘管Iを当該電柱Aに沿って設けた構成である。
前記操作ボックスFは、図2及び図3に示すように、四辺形の台板から成る操作盤1と、この操作盤1に被せる蓋体2から構成されており、前記操作盤1は電柱Aの上下に沿って自体の長手方向を合わせて電柱Aに当接し、その上から電柱Aを巻き回したバンド3により、電柱Aに固定されている。この操作盤1の外面上部に軸受け4を突設し、前記鞘管Iの下端の直線状のガイド管Iaの外周を被覆し、当該ガイド管Iaの側部に突片5aを突出させた把持体5の前記突片5aを前記軸受け4の、前記ガイド管Iaに直交する軸6で軸支し、当該ガイド管Iaを当該軸6を中心に揺動自在に支持している。
この軸受け4の下方の前記操作盤1の外面に突板7を立設し、当該突板7の一側から、大径の頭部8aを有する突起軸8を突出させ、当該突起軸8は前記軸6と略平行に位置している。また、操作ハンドル11の中ほどに設けた後述のU字型部11bの両側に渡したピン12に回転自在に軸支された係止金具9を設け、当該係止金具9に断面コ字型部を設け、このコ字型部の対向する両側板に設けた孔に夫々、前記ガイド管Iaから突出したロッドケーブルEの一端を遊通し、当該コ字型内のロッドケーブルEに、スプリングワッシャーを挟んでダブルナット10を螺着し、当該ナット10がストッパーとなって係止金具9に係止されている。つまり、当該ロッドケーブルEは、その軸を中心に回転自在であり、かつ前記開閉ハンドル11の前記ピン12を中心に回転自在に係止されている。
そして、この操作ハンドル11は、図4に示すように、一端に握り部11aを有し、当該握り部11aの反対端はU字型に折り曲げられてU字型部11bを形成し、当該U字型部11bの他側から直片状の支点端部11cを設けている。そして当該支点端部11cに、前記突出軸8の頭部8aの径よりやや大きい支点穴13を、当該支点端部11cを貫通して、穿っている。また、この支点端部11cの厚さは、前記突出軸8の頭部8aを除いた幅より小さい。
また、前記操作盤1の外面下部には、図5に示すように、蓋体2のガイドとなるL字型の2個のガイド片14が立設されており、さらに、当該操作盤1の両側面には、パンチ錠受け具15が設けられている。また、当該操作盤1の外面上端の両側には夫々、切り込み16が設けられている。
また、前記蓋体2は、図6に示すように、略箱型で一側が開口し、前記操作盤1の外面に前記開口部が載る大きさとなっている。また、この蓋体2の上部両側には夫々、前記操作盤1の切り込み16に係止する係止片17が設けられている。また、当該蓋体2の両側面には、前記操作盤1のパンチ錠受け具15に係止自在なパンチ錠18が設けられている。なお、図3には、当該パンチ錠18をパンチ錠受け具15にかけた上に、鍵19で施錠している状態を示している。また、前記蓋体2は操作盤1にチェーン20により繋がっている。
上記図2及び3は、前記操作盤1に蓋体2を被せている状態を示し、この状態では、前記操作ハンドル11は折り畳まれた状態である。この操作ハンドル11を用いて開閉器Aの開閉操作をするには、蓋体2を開け、操作ハンドル11を、前記係止金具9のピン12を中心に回転させ、操作ハンドル11の握り部11aを手前に立ち上げ、当該操作ハンドル11の支点端部11cを、前記突起軸8に近づけ、支点穴13を前記突起軸8に嵌める。
そして、図7に示すように、操作ハンドル11の握り部11aを持って、これを下方に下ろす。これにより操作ハンドル11は前記突起軸8を中心に回転し、当該捜査ハンドル11に係止されたロッドケーブルEは前記ガイド管Iaの端部から下方に引き出される。その際、前記ガイド管Iaは前記軸受け4の軸6を中心に揺動自在となっているため、操作ハンドル11を回転させると当該操作ハンドル11の回転に追従して前記ガイド管Iaも回転する。この動作により前記開閉器Cの開閉ハンドルDが回転し、開閉器Cの「入」操作となる。
また、図8に示すように、下方にある操作ハンドル11の握り部11aを持って、これを上方に引き上げる。これにより操作ハンドル11は前記突起軸8を中心に回転し、当該操作ハンドル11に係止されたロッドケーブルEは前記ガイド管Iaの端部に挿入される。この動作により前記開閉器Cの開閉ハンドルDが回転し、開閉器Cの「切」操作となる。また、これらの操作中に、操作ハンドル11の一端の支点穴13付近に横方向の荷重がかかった場合でも、支点穴13の周囲が突起軸8の頭部8aに当たり、むやみに支点穴13は突起軸8から外れない。
次に、前記開閉器Cの開閉ハンドルDとロッドケーブルEとの接続及びロッドケーブルEの鞘管Iの上部支持部について、図9〜図11を基にして説明する。図9は前記ロッドケーブルEの上端の鞘管Iの端部を支持する上部支持部の側面図、図10は同正面図及び図11は同平面図である。
前記開閉器Cを吊り下げた腕金Bにチャネル材からなる縦長の支持体21を、その上端に設けた吊り金具21aにより前記開閉器Cの正面側に近接して吊り下げ、当該支持体21の、前記開閉器Cと対向する面の下部にL字金具22をボルト、ナットにより固定し、当該L字金具22の水平板22aに穿った孔に前記ロッドケーブルEの鞘管Iの上端部の直線状のガイド管Ibを全方向に傾斜自在に貫通させている。
これは、前記ガイド管Ibの外周に、内周面が球面の一部に相応する湾曲軸受けフランジ23を設け、前記ガイド管Ibの外周に設けた球面部を前記湾曲軸受けフランジ23の軸受けに回転自在に嵌合し、このガイド管Ibを前記L字金具22の水平板22aの孔に遊貫し、前記軸受けフランジ23を前記水平板22aに重合して固定したものである。
また、前記L字金具22の縦板には、離れた位置に2組のねじ孔24を設けており、開閉器Cの機種によってどちらか一方の組のねじ孔24を、前記支持体21に穿った2つの孔に合わせ、ボルト25をこれらの孔及びねじ孔24に挿入、螺着し、支持体21にL字金具22を固定している。
また、この様に固定されたガイド管Ibの端部から突出したロッドケーブルEの端部を、係止金具26の断面コ字型部の対向する両側板に設けた孔に夫々遊通して、前記コ字型部内のロッドケーブルEにスプリングワッシャーを挟んでダブルナット27を螺着して固定し、当該ボルト27がストッパーとなって、当該ロッドケーブルEはその軸を中心に回転自在に係止金具26に係止される。そしてこの係止金具26に、前記開閉ハンドルDに取り付けるアタッチメント28を回転自在に接続している。
このアタッチメント28は、略ひし形の2枚の板体28aを重ね、これらの板体28aの三箇所の角部に穿った3個の孔にボルト28bを通して、当該ボルト28bの端部にナット28cを螺着し、これらの板体28aと28aとの間に前記開閉ハンドルDの一端を挟持している。そして、前記開閉ハンドルDの一端の、引き綱を係止するため予め穿ってある孔に、当該孔に対向した位置にある前記ボルト28bの一つを通して固定する。このボルト28bの周囲には、図示は省略したが、前記孔の内径とほぼ同じ外径のワッシャーを被せて前記孔に嵌めることにより当該アタッチメント28は開閉ハンドルDの長手方向には動かず、固定され、位置決めされる。なお、この開閉ハンドルDの引き綱を係止するため予め穿ってある孔の内径と同じ外径を有するボルト28bを用いれば、前記ワッシャーは必ずしも必要ではない。そして、一方の板体28aの角部の前記孔のない箇所から突出させた軸28dに前記係止金具26の一端の孔をはめてその上からナット29を螺着し、前記係止金具26とアタッチメント28とは相互に前記軸28dを中心に回転自在に接続されている。
また、前記アタッチメント28の各板体28aの前記3個の孔の脇には夫々他の孔が設けてあり、これらの孔は他のタイプの機種の開閉器の開閉ハンドルに当該アタッチメント28を取り付ける場合に使用するものである。
図12〜図15は腕金Bに吊り下げた開閉器Cの開閉ハンドルDの一端に前記アタッチメント28を取り付けた状態を示す正面図、同一部省略側面図、同平面図である。特に図12は開閉器Cが「入」の状態を示す。また、図15は図12の開閉器Cが「切」の状態を示す。
前記操作ハンドル11の操作により、前記ロッドケーブルEの上端が上がると係止金具26及びアタッチメント28に引っ張られて開閉器Cの開閉ハンドルDの一端が回転して上がり、当該開閉器Cは、図15に示すように、「切」の状態になる。また、ロッドケーブルEの上端が下がると、前記開閉ハンドル11の一端は前記係止金具26及びアタッチメント28に引っ張られて回転して下がり、当該開閉器Cは、図12に示すように、「入」の状態になる。
また、図16及び図17はこの発明の上部支持部を他のタイプの機種の開閉器C´に取り付けた状態を示す正面図であり、図16は「入」の状態、図17は「切」の状態を示す。これらの場合、前記アタッチメント28の3個の孔は前記開閉器Cの際に使用した孔と異なる3個の孔を使用する。また、前記L字金具22の支持体21に対する取り付け位置も、前記開閉器Cの場合の位置とは異なり、使用するねじ孔24も異なる組のものを使用している。この様に、開閉器の開閉ハンドルの位置が機種によって異なるので、これらに対応して使用できるようにしたものである。
この発明の実施例1の全体を示す概略側面図である。 この発明の実施例1の操作ボックスの概略側面図である。 この発明の実施例1の操作ボックスの概略正面図である。 この発明の実施例1の操作ハンドルとロッドケーブルの下端部の接続状態を示す図で、(A)は正面図、(B)は側面図である。 この発明の実施例1の操作ボックスの操作盤自体を示す図で、(A)は正面図、(B)は側面図、(C)はA−A断面図である。 この発明の実施例1の操作ボックスの蓋体を示す図で、(A)は正面図、(B)は側面図である。 この発明の実施例1の操作ハンドルの、開閉器の「入」操作を示す側面図である。 この発明の実施例1の操作ハンドルの、開閉器の「切」操作を示す側面図である。 この発明の実施例1のロッドケーブルの上端の鞘管の端部を支持する上部支持部の側面図である。 この発明の実施例1のロッドケーブルの上端の鞘管の端部を支持する上部支持部の正面図である。 この発明の実施例1のロッドケーブルの上端の鞘管の端部を支持する上部支持部の平面図である。 この発明の実施例1の腕金に吊り下げた開閉器の開閉ハンドルの一端にアタッチメントを取り付けた開閉器の「入」状態を示す正面図である。 この発明の実施例1の腕金に吊り下げた開閉器の開閉ハンドルの一端にアタッチメントを取り付けた状態を示す側面図である。 この発明の実施例1の腕金に吊り下げた開閉器の開閉ハンドルの一端にアタッチメントを取り付けた状態を示す平面図である。 この発明の実施例1の腕金に吊り下げた開閉器の開閉ハンドルの一端にアタッチメントを取り付けた開閉器の「切」状態を示す正面図である。 この発明の上部支持部を他のタイプの機種の開閉器に取り付けた開閉器が「入」の状態を示す正面図である。 この発明の上部支持部を他のタイプの機種の開閉器に取り付けた開閉器が「切」の状態を示す正面図である 従来の開閉器用操作装置の上部の開閉器周辺を示す概略側面図である。 従来の開閉器用操作装置の下部の操作ボックスを示す概略側面図である。
符号の説明
A 電柱 B 腕金
C 開閉器 D 開閉ハンドル
E ロッドケーブル F 操作ボックス
G ハンドル差込棒 J アーム
H 操作ハンドル I 鞘管
Ia ガイド管 Ib ガイド管
1 操作盤 2 蓋体
3 バンド 4 軸受け
5 把持体 6 軸
7 突片 8 突起軸
9 係止金具 10 ナット
11 操作ハンドル 11a 握り部
11b U字型部 11c 支点端部
12 ピン 13 支点穴
14 ガイド片 15 パンチ錠受け具
16 切り込み 17 係止片
18 パンチ錠 19 鍵
20 チェーン 21 支持体
21a 吊り金具 22 L字金具
22a 水平板 23 軸受けフランジ
24 ねじ孔 25 ボルト
26 係止金具 27 ナット
28 アタッチメント 28a 板体
28b ボルト 28c ナット
28d 軸 29 ナット

Claims (5)

  1. 電柱の腕金に固定した開閉器の開閉ハンドルと電柱の下部に設けた操作ボックスの回転軸に嵌めた操作ハンドルとを、両端部を電柱又はその他の部材に固定した鞘管に摺動自在に収納したロッドケーブルの各端部に夫々係止し、前記操作盤の操作ハンドルを回転させて前記ロッドケーブルを上下動させることにより前記開閉器の入り切りを行う柱上開閉器用操作装置において、
    前記操作ボックスは操作盤と蓋体とから成り、前記操作盤上の一端に設けた軸受けに、前記ロッドケーブルの鞘管の端部を、ロッドケーブルの長手方向に対して直角な軸で揺動自在に軸支し、前記軸受けから当該ロッドケーブルの略長手方向に一定長離れた箇所の前記操作盤上に、前記軸と略平行に突起軸を設け、
    操作ハンドルの一端に前記突起軸に着脱自在な支点穴を穿ち、また、この支点穴にから離れた位置に前記ロッドケーブルの一端を回転自在に係止し、
    当該操作ハンドルは、支点穴を前記突起軸に嵌めて、当該支点穴を中心に回転させることにより、ロッドケーブルが上下動可能であり、
    また、当該操作ハンドルを前記突起軸から外し、前記ロッドケーブルの係止箇所を中心に当該操作ハンドルを回転させて、前記ロッドケーブル側に操作ハンドルを折り返し、この状態で当該操作盤上の前記鞘管の端部、ロッドケーブル、操作ハンドル、及び突起軸を収納可能な蓋体を設けたことを特徴とする、柱上開閉器用操作装置。
  2. 前記操作ハンドルへのロッドケーブルの一端を回転自在に係止する構成は、前記操作ハンドルの支点穴から離れた箇所で、前記ロッドケーブルの長手方向に対して略直角な方向のピンにより係止金具を回転自在に軸支し、この係止金具に断面コ字型部を設け、このコ字型部の対向する両側板に設けた孔に夫々ロッドケーブルの一端を遊通し、当該コ字型内のロッドケーブルにナットを螺着して固定し、前記ロッドケーブルはその軸を中心に回転自在であるとともに前記開閉ハンドルに対して前記ピンを中心に回転自在に係止されていることを特徴とする、請求項1に記載の柱上開閉器用操作装置。
  3. 前記突起軸は、先端に径の大きな頭部を有し、前記操作ハンドルの支点穴は当該操作ハンドルを貫通し、前記頭部の外径より大きい内径を有するとともに、前記ハンドルの前記支点穴の周囲の厚さは前記突起軸の頭部を除いた部分の幅より小さいことを特徴とする、請求項1又は2に記載の柱上開閉器用操作装置。
  4. 電柱の腕金に固定した開閉器の開閉ハンドルと、電柱の下部に設けた操作盤の回転軸に嵌めた操作ハンドルとを、両端部を電柱又は他の部材に固定した鞘管に摺動自在に収納したロッドケーブルの各端部で夫々係止し、前記操作盤の操作ハンドルを回転させて前記ロッドケーブルを上下動させることにより前記開閉器の入り切りを行う柱上開閉器用操作装置において、
    前記開閉器の開閉ハンドルの一端に係止するロッドケーブルの鞘管端部を、前記開閉器を固定した腕金に吊り下げた支持体の水平板の孔に貫通させて、支持させたことを特徴とする、柱上開閉器用操作装置。
  5. 前記開閉ハンドルの一端を、二枚の板体から成るアタッチメントで挟んで、当該二枚の板体をボルトナットで締め付け、前記開閉ハンドルの一端に設けた既設の引き綱用の孔に、前記二枚の板体に通したボルトを通して当該アタッチメントを開閉器ハンドルに固定し、当該アタッチメントの一方の板体に設けた軸で、前記ロッドケーブルの一端に固定した係止金具を軸支したことを特徴とする、請求項4に記載の柱上開閉器用操作装置。
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