JP4754332B2 - 解説システムおよび解説表示プログラム - Google Patents

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Description

この発明は、例えばパーソナルコンピュータに搭載されるオペレーションシステムの解説システム(所謂ヘルプシステム)やアプリケーションの解説システムなど特定の内容を解説するような解説システムおよび解説表示プログラムに関する。
従来、パーソナルコンピュータで利用可能なアプリケーションソフトウェアとして、ワードプロセッサソフトウェアや表計算ソフトウェア、コンピュータグラフィックソフトウェア、プログラミングソフトウェアなど、様々なソフトウェアが提供されている。これらのソフトウェアは、年々高機能化、複雑化する傾向にある。このため、利用者が全ての機能を把握することは困難になってきている。
一方、これらのソフトウェアは、目的とする処理を実行する本体プログラムに加えて、利用者が各種の機能を検索できるように解説表示プログラム(ヘルププログラム)が搭載されている。この解説表示プログラムにより、利用者が各種の機能を必要に応じて検索し、知らない機能であってもその場で解説情報を検索して使用できる環境が提供されている。
このような解説表示プログラムを利用する利用者の技能レベルは様々であり、解説情報の検索方法についての理解度も様々である。したがって、利用者は、一律に提供される解説表示プログラムでは充分に検索できない場合があり、たとえ目的とする解説情報が存在するはずであることを知っていても、その解説情報に到達できないという問題点があった。
この問題点を解決すべく、解説情報の検索結果として表示する内容を利用者の技能レベルに応じて変更するヘルプ機能検索装置が提供されている(特許文献1参照)。このヘルプ機能検索装置は、ヘルプ情報として利用者に提示する機能候補に、初心者向け機能、基本機能、熟練者向け機能といったランク付けを行い、このランク付けによるランク補正を行うことで不要な機能候補の表示を抑制できるものである。
しかし、上記ヘルプ機能検索装置は、利用者の個々の性質や傾向に個別対応することはできないため、何度利用しても使いやすさは変化せず、結局のところある程度の検索技能が必要となるものであった。また、初心者であっても一部の機能については詳しいような場合に、初心者としてのランク補正がかかることによって詳細な情報を得ることができないという問題点もあった
特開平10−177443号公報
この発明は、上述の問題に鑑み、利用すればするほど利用者に個別対応したカスタマイズがなされて使いやすく進化する解説システムおよび解説表示プログラムを提供し、利用者の満足度を向上させることを目的とする。
この発明は、解説システムまたは解説表示プログラムであって、制御手段を、表示手段に表示した解説情報についての評価情報の入力を許容する評価入力処理と、入力された評価情報を解説情報に対応させて記憶する評価情報記憶処理と、解説情報の表示回数を該解説情報に対応させて記憶する表示回数記憶処理と、評価情報と前記表示回数とに基づいて入力手段による検索の際に表示手段に表示する解説情報の優先順位を変更する優先順位変更処理と、前記解説情報に対応させて、該解説情報の前に表示した解説情報に関する前表示情報を記憶する前表示情報記憶処理とを実行する構成としたことを特徴とする。
この発明により、利用すればするほど利用者に個別対応したカスタマイズがなされて使いやすく進化する解説システムおよび解説表示プログラムを提供することができる。
この発明の一実施形態を以下図面と共に説明する。
図1は、解説システム1のシステム構成図を示す。解説システム1は、パーソナルコンピュータであり、表示手段としてのモニタ11、制御手段としてのCPUや記憶手段としてのハードディスクや通信手段としてのLANボード等が搭載されているコンピュータ本体12、および、入力手段としてのキーボード13とマウス14により構成されている。
コンピュータ本体12に搭載された図示省略するハードディスクには、OS(オペレーションシステム)や各種プログラムや各種データが記憶されており、アプリケーション本体プログラム21、解説表示プログラム22、管理データベース31も記憶されている。
アプリケーション本体プログラム21は、例えばワードプロセッサソフトウェアなどのアプリケーションソフトウェアの本体プログラムである。
解説表示プログラム22は、エラーが発生した場合や解説情報の検索がなされた場合に起動して解説情報を表示するプログラムである。
管理データベース31は、用語解説やエラー解説などの解説に必要な各種情報が記憶されているデータベースであり、頁情報32、履歴情報33、解説情報34、編集情報35、およびプライベート情報36が記憶されている。
以上の構成により、キーボード13やマウス14で利用者に入力された入力情報に基づいて、適切な解説情報34をモニタ11に表示するといったことができる。
図2(A)は、解説情報34を記憶する解説情報テーブルの構成図を示す。
解説情報群としての解説情報テーブルは、頁(ページ)番号、特定事項としての頁タイトル、頁キーワード、および解説情報としての解説本文といった項目(フィールド)で構成されている。この解説情報テーブルの各レコード(行)が解説情報34であり、図示するように複数の解説情報34により解説情報テーブルが構成されている。
頁番号は、解説情報34が掲載される頁の番号を記憶している。
頁タイトルは、解説情報34のタイトル(表題)を記憶している。
頁キーワードは、利用者が必要な解説情報34を容易に探し出せるように検索時のキーワードとして入力や選択されることを想定したキーワードを記憶している。
解説本文は、頁タイトルのタイトルについての説明文など文章を記憶している。
このように構成された解説情報テーブルの解説情報34により、エラーの原因や対処方法、用語の解説や機能の解説等で構成される解説情報34を整理して記憶することができる。そして、入力された検索キーワードに基づいて検索を行う際に、頁キーワードから優先的に検索し、ついで解説本文に検索キーワードと同一文言がないか検索することができる。
なお、検索キーワードに基づく検索は、頁キーワードから検索するか解説本文から検索するかを利用者に選択させる構成にしてもよく、また頁キーワードか解説本文のいずれか一方のみから検索する構成としてもよい。
図2(B)は、編集情報35を記憶する編集情報テーブルの構成図を示す。
編集情報テーブルは、頁番号、編集タイトル、編集キーワード、および編集本文といった項目で構成されている。この編集情報テーブルの各レコードが編集情報35であり、図示するように複数の編集情報35により編集情報テーブルが構成されている。
頁番号は、編集前の解説情報34の頁番号と同一の番号を記憶している。
編集タイトルは、解説情報34のタイトルを基に編集されたタイトルを記憶している。
編集キーワードは、解説情報34のキーワードを基に編集されたキーワードを記憶している。
編集本文は、解説情報34を基に編集された文章を記憶している。
このように構成された編集情報テーブルの編集情報35により、解説情報34を利用者が各自自由に編集した編集情報35を整理して記憶することができる。また、解説情報34をそのままの状態で残しておけるため、後に編集内容を消去して初期状態に戻すこともできる。
なお、解説情報テーブルをそのまま残す方式ではなく、解説情報テーブルの解説情報34を直接編集して更新する構成にしてもよい。この場合、更新時点で編集前の解説情報34のコピーを作成して編集情報35に累積的に記憶しておけば、1つ前やいくつか前の編集段階の解説情報34や、編集されていない最初の解説情報34に復帰させることができる。
また、編集情報テーブルの項目に頁編集回数を追加し、頁が編集されるたびに同一頁の編集情報35を追加して記憶してもよい。これにより、最新の編集情報35だけでなく、1つ前の編集情報35など、編集履歴をさかのぼって任意の時点の編集情報35を表示できる。
図2(C)は、プライベート情報36を記憶するプライベート情報テーブルの構成図を示す。
プライベート情報テーブルは、頁番号、プライベートタイトル、プライベートキーワード、およびプライベート本文といった項目で構成されている。このプライベート情報テーブルの各レコードがプライベート情報36であり、図示するように複数のプライベート情報36によりプライベート情報テーブルが構成されている。
頁番号は、プライベート情報36の頁の番号を記憶している。この頁番号は、解説情報34の頁番号と重複しないように構成されている。
プライベートタイトルは、利用者に入力されたタイトルを記憶している。
プライベートキーワードは、利用者に入力されたキーワードを記憶している。
プライベート本文は、プライベートタイトルについての説明文など利用者に入力された文章を記憶している。
このように構成されたプライベート情報テーブルのプライベート情報36により、利用者が各自作成した情報を記憶することができる。また、検索時にプライベート情報36を表示することも可能になる。
図3は、履歴情報33を記憶する履歴情報テーブルの構成図を示す。
履歴情報テーブルは、頁番号、検索条件としての検索キーワード、前表示情報としての解決前頁、評価情報および表示回数としての各評価点入力回数(−3点,−2点,…,2点,3点)、合計点数、および日時といった項目で構成されている。この履歴情報テーブルの各レコードが履歴情報33であり、図示するように複数の履歴情報33により履歴情報テーブルが構成されている。
頁番号は、解説情報34が掲載される頁の番号を記憶する。これにより、頁情報32と関連付けしている。
検索キーワードは、検索条件として利用者に入力等されたキーワードを記憶する。文字入力されたキーワードだけでなく、例えば目次から選択されたキーワードなども含まれる。
解決前頁は、頁番号に該当する解説情報34によって問題が解決したと利用者に入力された場合に、その手前に表示していた解説情報34の頁番号を記憶している。なお、この実施形態では直前の1頁のみ記憶しているが、複数頁連続して記憶してもよい。この場合は、解決するまで閲覧された頁の表示順を確認することが可能になる。
各評価点入力回数は、その評価点数が選択された回数を評価点数毎に記憶している。これにより、例えば過去の評価を合計した合計評価が同じ±0であっても、肯定的な評価と否定的な評価が相殺されて±0なのか、それとも全く閲覧されていなくて±0なのかといった詳細な情報を把握できるようにしている。
合計点数は、各評価点について評価点入力回数をそれぞれ乗算し、これを加算した合計点数を記憶している。
日時は、最終更新された日時を記憶している。
このように構成された履歴情報テーブルの履歴情報33により、解説情報34に対する利用者の評価を詳細に記憶できる。
図4(A)は、モニタ11に表示する検索結果一覧表示画面40の画面イメージ図である。
検索結果一覧表示画面40は、ヒット情報42を複数表示する一覧表示部41によって構成されている。このヒット情報42は、ヒット頁、優先度、およびチェックといった項目により構成されており、優先度の高いものから上から順に表示される。ヒット頁は、検索でヒットした頁の頁数を示し、優先度はその頁の優先順位を示し、チェックはその頁が参照された回数を示す。
図4(B)は、モニタ11に表示する個別情報表示画面50の画面イメージ図である。
個別情報表示画面50は、各プライベート情報36を複数表示する解説情報表示部51、解決ボタン52、および未解決ボタン53によって構成されている。
解説情報表示部51は、解説情報34の解説本文を表示する部分である。
解決ボタン52は、押下されることにより、解決したとの評価を入力するためのボタンである。評価の点数は、解決ボタン52の押下により別途表示する評価点数入力画面(図示省略)で+1〜+3までの3段階で正の点数を入力させ、表示中の頁の評価(頁情報32の解決回数および履歴情報33の評価点入力回数)を更新する。なお、解決ボタン52が押下されると、あらかじめ定められた固定値(例えば+1点など)を評価として記憶する構成にしてもよい。
未解決ボタン53は、押下されることにより、解決しなかったとの評価を入力するためのボタンである。評価の点数は、未解決ボタン53の押下により別途表示する評価点数入力画面(図示省略)で−1〜−3までの3段階で負の点数を入力させ、表示中の頁の評価(頁情報32の未解決回数および履歴情報33の評価点入力回数)を更新する。なお、未解決ボタン53が押下されると、あらかじめ定められた固定値(例えば−1点など)を評価として記憶する構成にしてもよい。
また、未解決ボタン53が押下された場合に、現在表示中の頁番号が解決前頁(図3参照)に存在する履歴情報33があれば、この履歴情報33の頁番号に該当する解説情報34(または編集情報35やプライベート情報36)を優先的に表示する。このように過去の履歴に基づいて表示順序を変更することで、目的とする解説頁の情報に早期にたどり着けるように補助している。
図5(A)は、モニタ11に表示する編集画面60の画面イメージ図である。
編集画面60は、編集タイトル入力部61、編集キーワード入力部62、登録ボタン63、PP(プライベート頁)作成ボタン64、編集本文入力部65、および終了ボタン66で構成されている。
編集タイトル入力部61は、タイトルの編集を許容する。
編集キーワード入力部62は、検索キーワードの編集を許容する。
登録ボタン63は、押下されると現時点での編集内容を登録するボタンである。
PP作成ボタン64は、押下されるとプライベート頁作成画面70に移行するボタンである。
編集本文入力部65は、解説本文の編集を許容する。
終了ボタン66は、押下されると解説表示プログラム22(図1)を終了する。
なお、ある頁について編集画面60を最初に表示した際には、該当頁の解説情報34の内容をデフォルト表示する。これにより、部分的に編集できるようにし、編集入力を容易にしている。
図5(B)は、プライベート頁作成画面70の画面イメージ図である。
プライベート頁作成画面70は、プライベートタイトル入力部71、プライベートキーワード入力部72、登録ボタン73、プライベート本文入力部74、戻るボタン75、および終了ボタン76で構成されている。
プライベートタイトル入力部71は、プライベートページのタイトルの入力や編集を許容する。
プライベートキーワード入力部72は、プライベートページのキーワードの入力や編集を許容する。
登録ボタン73は、入力されたプライベート情報36を登録(記憶)するボタンである。
プライベート本文入力部74プライベートページの本文の入力や編集を許容する。
戻るボタン75は、押下されると編集画面60に戻るボタンである。
終了ボタン76は、押下されると解説表示プログラム22を終了するボタンである。
以上の画面構成により、解説情報34の検索、編集、新規登録(プライベート情報36の登録)を実行することができる。
図6は、コンピュータ本体12のCPUが解説表示プログラム22に従って実行する処理のフローチャートを示す。
アプリケーション本体プログラム21の動作中にエラーが発生せず(ステップn1:NO)、アプリケーション本体プログラム21のヘルプ検索が選択されると(ステップn2:YES)、CPUは図示省略する検索画面を表示して検索キーワードの入力を許容する(ステップn3)。
検索キーワードが入力されるか、ステップn1でエラーを検知すると(ステップn1:YES)、CPUは検索処理として、解説情報テーブルを参照し入力された検索キーワードと一致する頁キーワードのある解説情報34を検索する(ステップn4)。このときCPUは、編集情報テーブルを参照して入力された検索キーワードと一致する編集キーワードのある編集情報35も検索すると共に、プライベート情報テーブルを参照して入力された検索キーワードと一致するプライベートキーワードのあるプライベート情報36も検索する。
CPUは、図4(A)に示したように検索結果一覧表示画面40を表示し、検索でヒットした解説情報34、編集情報35、およびプライベート情報36を、優先順位の高いものから順に一覧表示する(ステップn5)。このとき、編集情報35の存在する頁については、解説情報34ではなく編集情報35を表示する。また、プライベート情報36も表示する。
またこのときCPUは、優先順位変更処理として、各頁の履歴情報33を参照して合計点数と表示回数を求め、これに基づいて優先順位を決定する。このときの優先順位は、履歴情報33の合計点数が高い頁番号を優先順位が高いと判定し、合計点数が同じであれば、表示回数の多い頁番号を優先順位が高いと判定する。
CPUは、検索結果一覧表示画面40で任意の頁が選択されると個別情報表示画面50を表示し、選択された頁の解説情報34(または編集情報35やプライベート情報36)を解説情報表示部51に表示して、評価入力処理として解決か未解決という評価入力を許容する(ステップn6)。このとき、CPUは評価情報記憶処理および表示回数記憶処理を実行し、入力された評価を、履歴情報テーブル(図3参照)の履歴情報33に記憶して情報更新する。また、前表示情報記憶処理として、履歴情報テーブル(図3参照)の解決前頁に、利用者に解決と評価入力された頁の手前に表示した頁の頁番号を記憶する。
評価入力を受けると、CPUは、図示省略する画面を表示して、解説情報34の編集を行うか、プライベート情報36を作成するか、あるいは終了するかを各ボタンによって選択させる。
編集ボタンが押下されれば(ステップn7:YES)、CPUは、解説情報編集処理として、編集画面60を表示し解説情報34や編集情報35の編集を許容する(ステップn8)。
プライベート情報作成ボタンが押下されれば(ステップn9:YES)、CPUは、解説情報追加処理として、プライベート頁作成画面70を表示しプライベート情報36の作成を許容する(ステップn10)。
終了ボタンが押下されなければ(ステップn11:NO)、CPUは、ステップn5に戻って検索結果一覧表示画面40を画面表示する。終了ボタンが押下されれば(ステップn11:YES)、処理を終了する。
以上の動作により、利用者は解説表示プログラム22を起動してエラーの原因や対処方法を参照することや、用語解説や機能解説を参照するといったことができる。
その際、検索キーワードを用いて検索することができ、表示した解説情報34により問題が解決したか否かといった評価を登録し、この評価を蓄積することができる。
そして、評価に基づいて表示する優先順位を更新するため、それ以降同じ検索キーワードで検索した場合に、役立った頁番号の情報(解説情報34、編集情報35、またはプライベート情報36)を早期に表示することができる。
また、役立たなかった頁番号の情報は、優先順位が低くなっていくため、それ以降同じ検索キーワードで検索した場合に、何度も役立たない情報が表示されることを防止することができる。
従って、検索に不慣れな利用者であっても、使えば使うほどカスタマイズされて目的とする解説情報34、編集情報35、およびプライベート情報36が早期に表示されるようになり、利便性の高い解説システム1を提供できる。
しかも、役立たなかった情報の優先情報が下がることで、仮にある検索キーワードについて利用者が目的とする情報に辿りつけずあきらめた場合、後日に同じ検索キーワードで検索すれば次は異なる情報が表示されることになり、検索の苦手な利用者であってもいずれ適切な情報に辿りつくことができる。
また、解説情報34を編集できるため、例えば重要な部分に下線を引くことや印を付けることもでき、利用者にとって使いやすい解説システム1にカスタマイズすることができる。
また、プライベート情報36として新しい解説頁を追加できるため、デフォルトで提供されていない情報を追加することや、メモ頁を作成して追加するといったことができ、利用者にとって使いやすい解説システム1にカスタマイズすることができる。
また、個別情報表示画面50で未解決ボタン53が押下された場合に、現在表示中の頁番号が履歴情報テーブル(図3参照)に存在すれば、該当する頁番号の解説情報34(または編集情報35やプライベート情報36)を優先して表示するため、一度解決に至った経路(表示順序)を生かして次回以降に目的とする情報(解説情報34、編集情報35、およびプライベート情報36)を早期に表示できる。
なお、以上の実施形態では、解決前頁(図3参照)は1頁として説明したが、複数頁に渡って参照した頁の履歴を残す構成にしてもよい。この場合は、より詳細に解決に至るまでの奇跡を辿ることができ、これを解析することによって、参照経路を短縮して目的とする情報をより早く発見できる環境を提供することが可能となる。
また、表示した解説情報34について、良いとの評価である「解決」と悪いとの評価である「未解決」とのいずれも点数で入力する方式としたが、「良い」か「悪い」かの二者択一、あるいは「どちらでもない」を含めた3者択一として構成してもよい。
また、「解決」と「未解決」の評価は、選択された回数のみを記憶する構成としてもよく、入力された点数の合計のみを入力してもよい。この場合は、記憶するデータ量を抑制することができる。
また、解決した場合だけ利用者に「解決」を入力させることとし、それ以外はCPUが「未解決」に区分する構成にしてもよい。この場合は、利用者は目的とする解説情報34が得られるまで次々に閲覧し、目的の解説情報34が得られた段階でのみ「解決」と入力すればよいため、利便性を向上することができる。また、一度参照して役立たなかった解説頁の優先順位がCPUによって下げられるため、仮に目的の解説頁が発見できなくとも、次に同じ検索キーワードで検索した場合に異なる解説頁を参照することができ、検索に不慣れな利用者が評価入力などを意識せず使用していても、いずれ目的の解説頁にたどり着くことができる。
また、頁情報(解説情報34、編集情報35、プライベート情報36)を「原因」と「解決方法」の2パートに分割構成し、検索後の閲覧の際に「原因」と「解決方法」と「両方」のいずれかを指定して閲覧可能に構成してもよい。この場合、エラー原因とその解決方法といったように情報を分類できるため、利用者はエラー原因の参照を省略して解決方法だけを参照するといったことができ、利用者にとっての利便性が向上する。
また、解説情報34やプライベート情報36に、確認方法を記憶する構成としてもよい。この場合、確認方法として、図4(A)の検索結果一覧表示画面40で直接選択されて個別情報表示画面50に表示した解説頁は、確認方法に「直接」と記憶し、図4(B)の個別情報表示画面50で未解決ボタン53が押下されて表示した解説頁は、確認方法に「推移」と記憶するとよい。これにより、どのようにしてその解説頁が表示されたかより詳細に履歴に残すことができる。
また、図4(B)の個別情報表示画面50に、次へボタンを追加してもよい。この場合、利用者が解決か未解決かを選択せずに次へボタンを押下できるようにするとよい。そして、解決か未解決かが選択されずに次へボタンが押下された場合は、表示していないのと同様に扱えばよい。これにより、利用者の利便性を向上することができる。なお、解決か未解決かが選択されずに次へボタンが押下された場合は、表示回数のみカウントアップする構成にしてもよい。
また、履歴情報テーブルの代わりに、図7に示すように、頁情報32を記憶する頁情報テーブルを備えても良い。
この頁情報テーブルは、頁番号、表示回数としての確認回数、解決回数、未解決回数、および評価情報としての優先ランクといった項目で構成されている。この頁情報テーブルの各レコードが頁情報32であり、図示するように複数の頁情報32により頁情報テーブルが構成されている。
この頁情報テーブルには、解説情報34の各頁に関する情報に加えて、プライベート情報36の各頁に関する情報も記憶されている。
頁番号は、解説情報34が掲載される頁や、プライベート情報36が掲載される頁の番号を記憶する。各解説情報34とプライベート情報36について1つずつユニークな連番として頁番号が割り当てられており、一冊の本のごとき解説情報群が構成されている。
確認回数は、利用者によって参照された回数、すなわちエラー発生や解説情報検索などによってモニタ11に表示された回数を記憶する。
解決回数は、当該解説情報が役立ったと評価を受けた回数、すなわち解決した回数を記憶する。
未解決回数は、当該解説情報が役立たなかったと評価を受けた回数、すなわち未解決であった回数を記憶する。
優先ランクは、その頁の優先度をアルファベットで示しており、A+が最も高い評価となっている。
このように構成された頁情報テーブルの頁情報32により、点数ではなく解決回数と未解決回数とで記憶するシンプルな構成の解説システム1を提供することができる。また、検索終了の都度優先ランクを再計算して記憶しておくことができ、検索中に優先ランクを計算する時間を短縮することができる。
この発明は、上述の実施形態の構成のみに限定されるものではなく、多くの実施の形態を得ることができる。
解説システムのシステム構成図。 解説情報、編集情報、およびプライベート情報の説明図。 履歴情報の説明図。 検索結果一覧表示画面と個別情報表示画面の説明図。 編集画面とプライベート頁作成画面の説明図。 解説システムの動作を示すフローチャート。 他の実施例の頁情報の説明図。
符号の説明
1…解説システム
11…モニタ
13…キーボード
14…マウス
22…解説表示プログラム
34…解説情報
n6…評価入力処理、評価情報記憶処理、表示回数記憶処理、前表示情報記憶処理
n8…解説情報編集処理
n10…解説情報追加処理
n11…優先順位変更処理

Claims (4)

  1. 特定事項について解説する解説情報から成る解説情報群を記憶する記憶手段と、検索条件の入力を許容する入力手段と、該入力手段で入力された検索条件に従って前記解説情報群から対応する解説情報を検索する検索処理を実行する制御手段と、検索した解説情報を表示する表示手段とを備えた解説システムであって、
    前記制御手段を、
    前記表示手段に表示した解説情報についての評価情報の入力を許容する評価入力処理と、
    入力された評価情報を前記解説情報に対応させて記憶する評価情報記憶処理と、
    前記解説情報の表示回数を該解説情報に対応させて記憶する表示回数記憶処理と、
    前記評価情報と前記表示回数とに基づいて前記入力手段による検索の際に表示手段に表示する解説情報の優先順位を変更する優先順位変更処理と
    前記解説情報に対応させて、該解説情報の前に表示した解説情報に関する前表示情報を記憶する前表示情報記憶処理とを実行する構成とした
    解説システム。
  2. 前記制御手段を、前記解説情報の編集を許容する解説情報編集処理を実行する構成とした
    請求項1記載の解説システム。
  3. 前記制御手段は、前記解説情報の追加を許容する解説情報追加処理を実行する構成とした
    請求項1または2記載の解説システム。
  4. 入力手段による検索条件の入力を許容する入力処理と、記憶手段に記憶されている解説情報群のうち前記検索条件に対応する解説情報を制御手段が検索する検索処理と、検索した解説情報を表示手段に表示する表示処理とを実行する解説表示プログラムであって、
    前記制御手段により、
    前記表示手段に表示した解説情報についての評価情報の入力を許容する評価入力処理と、
    入力された評価情報を前記解説情報に対応させて記憶する評価情報記憶処理と、
    前記解説情報の表示回数を該解説情報に対応させて記憶する表示回数記憶処理と、
    前記評価情報と前記表示回数とに基づいて前記入力手段による検索の際に表示手段に表示する解説情報の優先順位を変更する優先順位変更処理と
    前記解説情報に対応させて、該解説情報の前に表示した解説情報に関する前表示情報を記憶する前表示情報記憶処理とを実行する
    解説表示プログラム。
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