JP4750049B2 - 配線ボックス、及び照明器具設置装置 - Google Patents

配線ボックス、及び照明器具設置装置 Download PDF

Info

Publication number
JP4750049B2
JP4750049B2 JP2007023112A JP2007023112A JP4750049B2 JP 4750049 B2 JP4750049 B2 JP 4750049B2 JP 2007023112 A JP2007023112 A JP 2007023112A JP 2007023112 A JP2007023112 A JP 2007023112A JP 4750049 B2 JP4750049 B2 JP 4750049B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
base body
ground
wall portion
wiring
ground surface
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2007023112A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2008192360A (ja
Inventor
祐介 北村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mirai Kogyo KK
Original Assignee
Mirai Kogyo KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mirai Kogyo KK filed Critical Mirai Kogyo KK
Priority to JP2007023112A priority Critical patent/JP4750049B2/ja
Publication of JP2008192360A publication Critical patent/JP2008192360A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4750049B2 publication Critical patent/JP4750049B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Laying Of Electric Cables Or Lines Outside (AREA)

Description

本発明は、地表面の僅かに上方で発光する照明器具を屋外に設置するため等に使用される配線ボックス、及び照明器具設置装置に関するものである。
例えば、屋外において鑑賞用樹木、建物等の被照射物に対して下方から光を照射(ライトアップ)させることにより、被照射物の全体を明るくして豪華に見せようとする場合がある。このような場合に、屋外において照明器具を地表面近くに設置するには、照明器具の設置ボックスが必要となると共に、複数本の電線を分岐配線させて当該分岐部の近傍に複数の照明器具を設置するには中継ボックスの設置も必要となる。地中に電線を埋設して電線を配線する技術としては、電線の結線部を埋設基礎本体内に配置して、この埋設基礎本体を地中に埋設して「中継ボックス」或いは「中継ハンドホール」として使用するものが知られている(特許文献1参照)。特許文献1の技術では、電線の結線部が地中埋設され、水付着、浸水等による接続不良の発生があるので、当該結線部を収容したケーブル結線室に合成樹脂液を充填して防水しており、結線部の防水作業が極めて面倒となる問題があった。
特に、上記したように被照射物に対して地表面から大きな仰角でほぼ上方に向けて発光・照射させる場合には、地表面に近接した部分に照明器具を設置せざるを得ないため、結線部を地中配置してしまうと、当該結線部に水付着、浸水等による接続不良の問題が発生する。なお、特許文献2に開示されているように、下端部が地中埋設されたポールの上端部に照明器具を設置される電源ポールにおいては、照明器具の配置位置が地表面から高いために、電線と照明器具の電源線との結線部を地表面よりも高い位置に容易に配置できるため、配線器具を地表面に近づけて配置する場合のように、結線部の水付着、浸水等による接続不良発生の問題は少ない。
特許第2881166号公報 特開平11−243629号公報
本発明は、地表面の僅かに上方で発光する照明器具を設置するに際して、照明器具の電源線と電線との結線部を地表面の僅かに上方に配置可能にして、水付着等による前記結線部の接続不良をなくすことを課題としている。
上記の課題を解決するための請求項1の発明は、地中埋設される給電側と照明器具側の各電線を地表面よりも上方で中継接続するための配線ボックスであって、前記配線ボックスは、内部に配線空間を形成して互いに組み付けられるベース体とカバー体とから成り、前記ベース体は、周壁部の内部に一体に設けられた底壁部により当該周壁部が上下に二分されて形成され、前記周壁部における前記底壁部よりも下方部分、及び上方部分は、それぞれ地中に埋設される固定部、及び前記配線空間となって、当該底壁部には、地中埋設される電線を収容する電線管の端部が接続される電線管接続部が形成され、前記ベース体の固定部を地中に埋設することにより、前記配線空間の一部又は全部が地表面よりも上方に配置されて、人が普通の歩行姿勢で跨ぐことのできる高さだけ地表面に対して突出して当該地表面に固定されることを特徴としている。
請求項1の発明によれば、固定部によりベース体を地中に埋設固定すると、配線ボックスは、前記配線空間の一部又は全部が地表面よりも上方に配置されて、人が普通の歩行姿勢で跨ぐことのできる高さだけ地表面に対して突出して当該地表面に固定されるので、給電側と照明器具側の各電線を結線すると、その結線部は底壁部の上方の配線空間に配置される。そして、当該配線空間の一部又は全部は地表面上に配置されるために、前記結線部は地表面の僅かに上方に配置されて、水付着等による前記結線部の接続不良を防止できる。
また、請求項2の発明は、屋外の鑑賞用樹木、建物等の被照射物に対して下方から光を照射する照明器具を設置するための配線ボックスであって、前記配線ボックスは、内部に配線空間を形成して互いに組み付けられるベース体とカバー体とから成り、前記ベース体は、周壁部の内部に一体に設けられた底壁部により当該周壁部が上下に二分されて形成され、前記周壁部における前記底壁部よりも下方部分、及び上方部分は、それぞれ地中に埋設される固定部、及び前記配線空間となって、当該底壁部には、地中埋設される電線を収容する電線管の端部が接続される電線管接続部が形成され、前記カバー体は、照明器具を設置するために上面に形成された器具設置部を備え、前記ベース体の固定部を地中に埋設することにより、前記配線空間の一部又は全部が地表面よりも上方に配置されて、人が普通の歩行姿勢で跨ぐことのできる高さだけ地表面に対して突出して当該地表面に固定されることを特徴としている。
請求項2の発明によれば、カバー体の上面の器具設置部に照明器具を設置して、当該照明器具の電源線と、ベース体の底壁部の引込み部を通して引き込まれた電線とを結線すると、その結線部は底壁部の上方の配線空間に配置される。そして、請求項1の発明と同様に、配線ボックスは、前記配線空間の一部又は全部が地表面よりも上方に配置されて、人が普通の歩行姿勢で跨ぐことのできる高さだけ地表面に対して突出して当該地表面に固定されるので、前記結線部は地表面の僅かに上方に配置されて、水付着等による前記結線部の接続不良を防止できる。
また、請求項の発明は、請求項の発明において、前記カバー体の器具設置部は、照明器具を固定するビスを螺入するために上面に形成されたビス螺入部を備えていることを特徴としている。
請求項の発明によれば、照明器具を固定するビスを、カバー体の器具設置部に形成されたビス螺入部に螺入することにより、カバー体の器具設置部に照明器具を簡単に設置できる。
また、請求項4の発明は、請求項1ないしのいずれかの発明において、前記ベース体の底壁部は、当該ベース体を地表面に固定するための杭体が取付可能な杭体取付部を備えていることを特徴としている。このため、請求項の発明によれば、ベース体の杭体取付部に杭体を取付けて、当該杭体を地表面に突刺することにより、ベース体を地表面に強固に固定できる。
また、請求項5の発明は、請求項1ないし3のいずれかの発明において、前記周壁部の外側における固定部を除く部分には、周溝形成壁部が形成されて、当該周溝形成壁部には、下端に開口した中空円筒状の杭体嵌合溝で形成され、前記固定部の外径に対応する内径を有する円筒杭体の上端部が前記杭体嵌合溝に嵌合される構成であることを特徴としている。このため、請求項5の発明によれば、ベース体の周壁部に対応する外径の円筒杭体によって、当該ベース体を地表面に対して強固に固定できる。
また、請求項6の発明は、請求項4の発明において、前記杭体取付部は、前記底壁部に形成された杭体嵌合孔で構成されて、当該杭体嵌合孔に円筒杭体の上端部が嵌合されることを特徴としているため、ベース体の底壁部に対して円筒杭体を簡単に取り付けて、当該ベース体を地表面に対して強固に固定できる。
請求項7の発明は、請求項4の発明において、前記杭体取付部は、前記底壁部に形成された一対の杭体挿入孔で構成されて、当該一対の杭体挿入孔に二股状杭体が挿入されることを特徴としているため、ベース体の底壁部に対して二股状杭体を簡単に取り付けて、当該ベース体を地表面に対して強固に固定できる。
また、請求項の発明は、屋外の鑑賞用樹木、建物等の被照射物に対して下方から光を照射する照明器具を設置するための照明器具設置装置であって、内部に配線空間を形成して互いに組み付けられるベース体と、当該ベース体を共用していずれか一方が選択使用される2種類のカバー体とから成り、前記ベース体は、周壁部の内部に一体に設けられた底壁部により当該周壁部が上下に二分されて形成され、前記周壁部における前記底壁部よりも下方部分、及び上方部分は、それぞれ地中に埋設される固定部、及び前記配線空間となって、当該底壁部には、地中埋設される電線を収容する電線管の端部が接続される電線管接続部が形成され、前記ベース体の固定部を地中に埋設することにより、前記配線空間の一部又は全部が地表面よりも上方に配置されて、人が普通の歩行姿勢で跨ぐことのできる高さだけ地表面に対して突出して当該地表面に固定され、前記2種類のカバー体は、前記ベース体の上面開口を閉塞する閉塞カバー体と、上面に照明器具を設置可能な器具設置部を備えた器具設置カバー体とで構成され、前記ベース体と前記器具設置カバー体との組み付けにより照明器具設置ボックスが形成可能であると共に、前記ベース体と前記閉塞カバー体との組み付けにより中継ボックスが形成可能であることを特徴としている。
請求項の発明によれば、照明器具設置ボックスとして使用する場合には、ベース体と器具設置カバー体とを組み付けて、当該器具設置カバー体の上面の器具設置部に照明器具を設置して、照明器具設置ボックスの配線空間に引き込まれた電線と照明器具の電源線との結線部を前記配線空間に収容すると、固定部によりベース体を地表面に固定することにより、前記配線空間の一部又は全部が地表面の上方に配置されるように、前記配線空間の分だけ地表面から突出して当該地表面に固定されるので、前記結線部に水付着等による接続不良が発生しなくなる。一方、中継ボックスとして使用する場合には、ベース体と閉塞カバー体とを組み付けると、ベース体における底壁部よりも上方の配線空間が閉塞カバー体により閉塞されるため、配線空間を通る電線、或いは配線空間に収容された電線同士の結線部に水が付着する等の不具合がなくなる。
このように、請求項の発明は、ベース体を共用する閉塞カバー体と器具設置カバー体との2種類のカバー体を形成しておくことにより、使用目的の異なる照明器具設置ボックスと中継ボックスとの2種類のボックスを形成できて、地表面の僅かに上方で発光する照明器具を屋外に設置したり、中継ボックスから分岐された各電線を端末の照明器具に接続したりする場合に、いずれの場合でも複数本の電線を分岐させた各電線と各照明器具の電源線との結線部に水付着等することなく、配線可能となる。また、照明器具設置ボックスと中継ボックスとは、ベース体を共用していて、全体としての部品点数が減少するので、施工、及び部品管理の双方が容易となる。
請求項1の発明では、地中埋設される給電側と照明器具側の各電線を中継接続する際に、各電線の結線部を地表面の上方に配置することが可能となり、また請求項2の発明では、地表面の上方で発光する照明器具を屋外に設置する際に、照明器具の電源線と電線との結線部を地表面の僅かに上方に配置することが可能となり、いずれの発明においても結線部が水付着等されて接続不良となるのが防止される。
また、請求項の発明に係る照明器具設置装置によれば、ベース体を共用する閉塞カバー体と器具設置カバー体との2種類のカバー体を備えていて、ベース体と閉塞カバー体との組付けにより、中継ボックスを形成できると共に、ベース体と器具設置カバー体との組付けにより、照明器具設置ボックスが形成できるので、地表面の僅かに上方で発光する照明器具を屋外に設置したり、中継ボックスから分岐された各電線を端末の照明器具に接続したりする場合に、いずれの場合でも結線部を地表面の僅かに上方に配置できて、水付着等による結線不良を防止できると共に、部品点数(部品の種類)が減少するので、施工、及び部品管理の双方が容易となる。
以下、最良の実施形態を挙げて本発明について更に詳細に説明する。図1は、照明器具設置ボックスB1 に照明器具Lを設置した状態の斜視図であり、図2は、同じく分解斜視図であり、図3は、ベース体Vに複数の電線管P1 ,P2 を接続すると共に、二股状杭体K3 を取付けた状態の斜視図であり、図4は、照明器具設置ボックスB1 に照明器具Lを設置した状態の断面図〔図6(イ)のX3 −X3 線断面相当図〕であり、図5は、中継ボックスB2 の断面図であり、図6(イ),(ロ)は、それぞれベース体Vの平面図及び底面図であり、図7(イ),(ロ),(ハ)は、それぞれ図6(イ)のX1 −X1 線、X2 −X2 線、及びX3 −X3 線断面図であり、図8は、ベース体Vを上下反転させた状態の斜視図であり、図9(イ)は、器具設置カバー体C1 の平面図であり、同(ロ)は、同(イ)のY−Y線断面図であり、図10(イ),(ロ)は、閉塞カバー体C2 の使用状態、及び上下反転状態の斜視図であり、図11(イ)は、閉塞カバー体C2 の平面図であり、同(ロ),(ハ)は、それぞれ同(イ)のZ1 −Z1 線及びZ2 −Z2 線断面図である。
最初に、本発明に係る照明器具設置ボックスB1 と中継ボックスB2 について説明する。照明器具設置ボックスB1 は、図1、図2及び図4に示されるように、上面の器具設置面34に照明器具Lを設置するためのボックスであって、地表面に固定されるベース体Vと、当該ベース体Vの上端部に嵌合される器具設置カバー体C1 とで構成される。一方、中継ボックスB2 は、複数本の電線(給電線)W1 を分岐配線させるためのボックスであって、図5に示されるように、地表面に固定されるベース体Vと、当該ベース体Vの上面開口を閉塞する閉塞カバー体C2 とで構成される。即ち、照明器具設置ボックスB1 及び中継ボックスB2 は、ベース体Vを共用していて、その上端部に嵌合される各カバー体C1 ,C2 の構成が異なる。
ベース体Vは、図2、図6及び図7に示されるように、全体形状が円筒状をなしていて、底壁部1により周壁部2が上下方向に二分されて、当該周壁部2における底壁部1よりも下方の部分は地表面に差し込まれて、ベース体Vを地表面に対して固定する固定部3となっている。また、周壁部2の上端には、当該周壁部2よりも内径及び外径の双方が大きい嵌合部4が一体に形成され、前記周壁部2における底壁部1よりも上方の空間は、配線空間Sとなっていて、当該周壁部2における底壁部1よりも上方の部分の外側には、所定間隔をおいて周溝形成壁部5が一体に形成され、当該周溝形成壁部5と、その内側の周壁部2との間に、当該周壁部2の外径に対応する内径を有する第1円筒杭体K1 の上端部を嵌合させるための杭体嵌合溝6が形成されている。杭体嵌合溝6は、第1円筒杭体K1 の挿入方向(周壁部2の軸心方向)に沿って僅かにテーパー状に形成されて、第1円筒杭体K1 の嵌合を確実にしている。
底壁部1の上方であって、しかも周方向に沿って特定の外周部には、嵩高部7が形成され、当該嵩高部7の裏面には、前記第1円筒杭体K1 よりも遥かに外径の小さな円筒状の第2円筒杭体K2 の上端部を嵌合させるための杭体嵌合孔8が形成され、当該杭体嵌合孔8の両側には、上方から二股状杭体K3 の各杭部81を挿入可能な一対の杭体挿入孔9が形成されている。第2円筒杭体K2 の上端部が嵌合される杭体嵌合孔8の上端面は閉塞されているが、一対の杭体挿入孔9の上端部は、二股状杭体K3 の使用時に貫通孔が形成可能なように打抜き可能な薄肉壁部11で閉塞されている。また、底壁部1には、大きな一対の第1ノックアウト部12と小さな1つの第2ノックアウト部13とが形成されている。一対の第1ノックアウト部12は、円筒状の周壁部2の横断面の中心に対して対称に配置され、第2ノックアウト部13の中心は、一対の第1ノックアウト部12の各中心を結ぶ直線に対して直交する別の直線上において、円筒状の周壁部2の横断面の中心に対して前記杭体嵌合孔8の中心とほぼ対称位置に配置されている。一対の第1ノックアウト部12は、大径と小径の各ノックアウト孔のいずれかが打抜き可能な構造になっている。第1及び第2の各ノックアウト部12,13を打ち抜いたノックアウト孔12’,12”,13’は、ベース体Vの下方から電線管P1 ,P2 の上端部が差し込まれる差込み部となる。また、固定部3の下端部の相対向する部分には、円弧状の切欠き部14が形成されて、地表面に対して差し込み易くしてある。
また、ベース体Vの嵌合部4の内周面であって、しかも第2ノックアウト部13の中心と杭体嵌合孔8の中心とを結ぶ直線が当該嵌合部4と交差する部分には、当該嵌合部4に嵌合された器具設置カバー体C1 又は閉塞カバー体C2 をベース体Vに対して一体に連結するビスD1 (図2、図4及び図5参照)を螺入可能なビス螺入筒部15が相対向して周壁部2の軸方向に沿って形成されている。また、前記嵌合部4の外周面には、Oリング16を嵌合させるOリング溝17(図2参照)が形成され、当該Oリング溝17の下方であって、しかも前記一対のビス螺入筒部16を結ぶ直線と直交する直線上に、ベース体Vに対する器具設置カバー体C1 又は閉塞カバー体C2 の周方向の位置決めを行って、必要に応じて係合可能な一対の係合突条18が相対向して周方向に沿って形成されている。なお、図6及び図7において19は、嵌合部4と周溝形成壁部5との交差部に形成された段差面を示す。
次に、図2、図4、図8及び図9を参照して、器具設置カバー体C1 について説明する。器具設置カバー体C1 は、短円筒状の周壁部31の上面が天壁部32で閉塞された形状であって、前記周壁部31の略下半部が前記ベース体Vの嵌合部4の外側に嵌合される。カバー体C1 の周壁部31の下端部の内周面には、ベース体Vに対するカバー体C1 の周方向の位置決めを行うために、当該ベース体Vの一対の係合突条18を収容して、当該周壁部31の下端面を前記ベース体Vの段差面19に当接可能にするための一対の位置決め凹部33が相対向して形成されている。
カバー体C1 の天壁部32の上面は、照明器具Lを設置するための器具設置面34となっていて、前記天壁部32には、当該天壁部32に照明器具Lを固定するビスD2 を螺入するためのビス螺入孔35a,35b,35c及びビス螺入溝36が形成されている。即ち、天壁部32の中心部には、照明器具Lの電源線W2 を挿通するノックアウト孔37’(図4参照)が形成可能なノックアウト部37が形成されて、当該ノックアウト部37を通る直線上に一対一組となった各ビス螺入孔35a,35b,35cが当該ノックアウト部37に対して対称配置されて形成されている。また、各ビス螺入孔35a,35b,35cとは異なる部分には、複数のビス螺入溝38が半径方向に沿って形成されている。更に、天壁部32における一対一組となった各ビス螺入孔35a,35b,35cの最も外側の部分には、ベース体Vに対してカバー体C1 を固定するビスD1 を挿通するための一対のビス挿通孔39が形成されている。また、一対のビス螺入孔35b,35c及び一対のビス挿通孔39が形成されている部分は、カバー体C1 の内部空間41内に大きく突出した突出部42が形成されて、当該突出部42の下端面42aは、ベース体Vの嵌合部4の上端面4aに当接可能となっている。
次に、図5、図10及び図11を参照して、閉塞カバー体C2 について説明する。閉塞カバー体C2 は、短円筒状の周壁部51の上面が、わん曲した天壁部52で閉塞された形状であって、周壁部51の下端部内周面と相対向する部分には、前記ベース体Vの一対の係合突条18と係合可能な一対の係合溝53が周方向に形成されていると共に、ベース体Vの段差面19に閉塞カバー体C2 の下端面を当接させて当該ベース体Vの嵌合部4の外側に閉塞カバー体C2 を嵌合可能なように、ベース体Vの一対の係合突条18の外側に配置される各凹部54が、前記係合溝53に接続し、しかも底面側に開口して形成されている。また、ベース体Vの各係合突条18を閉塞カバー体C2 の各凹部54に収容することにより、ベース体Vとカバー体C2 とを係合させて周方向の位置決めを行った状態で、ベース体Vに対して閉塞カバー体C2 を固定するビスD1 を挿通するためのビス挿通筒部55が閉塞カバー体C2 の内部空間56に突出した形態で形成されている。天壁部52におけるビス挿通筒部55に接続する部分には、ビスD1 の頭部を収容するための凹部57が形成されている。
次に、図1、図2及び図4を参照して、ベース体Vの嵌合部4の外側に嵌合される器具設置カバー体C1 の上面の器具設置面34に照明器具Lが設置される構造について簡単に説明する。器具設置カバー体C1 の天壁部32の上面に円板状の器具取付板61が載置されて、当該器具取付板61は、器具設置カバー体C1 の天壁部32に一対のビスD2 を介して固定される。各ビスD2 は、器具設置カバー体C1 の天壁部32に形成された各ビス螺入孔35bに螺入されて、器具設置カバー体C1 の天壁部32の上面に器具取付板61が固定される。器具取付板61の中心部には、照明体62の電源線W2 を挿通するための電源線挿通孔63が形成され、器具取付板61には、前記電源線挿通孔63に対して対称位置に一対のビスD3 が上方に向けて固定されている。
照明器具Lは、上面が閉塞された短円筒状の固定具64の上面にブラケット65が一体に取付けられ、照明体62のカバー66が前記ブラケット65に水平な回動支点軸心Eを中心にして取付角度を調整可能にして取付けられている。回動支点軸心Eの部分に設けられたロックナット67により、照明体62の取付角度を固定している。器具設置カバー体C1 の上面に固定された器具取付板61の各ビスD3 が、照明器具Lの固定具64の上板64aに形成された一対のビス挿通孔64bに挿通されて、各ビスD3 の上板64aから突出した部分に袋ナット68が螺合されて、器具設置カバー体C1 に照明器具Lが一体に設置される(取付けられる)。
次に、図12及び図13に示されるようにして、屋外において地表面から大きな仰角でほぼ上方に発光する複数の照明器具Lにより建物91の壁面92に取付けられた看板93を照射(ライトアップ)させる場合について説明する。図12は、各照明器具設置ボックスB1 内で電線W1 と各照明器具Lの電源線W2 とが結線された状態を示す模式的配線図であり、図13は、複数の照明器具Lにより建物91の壁面92に取付けられた看板93を照射している状態の斜視図である。図12において、3個の各照明器具設置ボックスB1 を区別する必要がある場合には、符号(B1)の後に(イ),(ロ)の別の符号を付加する。なお、現実の配線作業においては、ベース体Vを地表面Gに固定する場合に使用する杭体は、多数の照明器具設置ボックスB1 及び中継ボックスB2 において共通していることが多いと思われるが、杭体には種々の構造のものが用いられることを説明するため、図1、図3ないし図5においては、個々のボックスB1 ,B2 において異なる杭体を示してある。
まず、ベース体Vには、2個(一対)の第1ノックアウト部12と1個の第2ノックアウト部13との計3個のノックアウト部12,13が形成され、しかも第1ノックアウト部12は、中心を共通にして内径の異なる2種類のノックアウト孔12’,12”が形成可能になっていて、内径の小さなノックアウト孔12’の内径は、第2ノックアウト部13を打ち抜いたノックアウト孔13’の内径よりも大きい。従って、ベース体Vの底壁部1には、内径の異なる3種類のノックアウト孔12’,12”,13 ’が打抜き可能であり、最大3個のノックアウト孔を形成できて、ベース体Vの底壁部1には、同時に最大3本の電線管P1 ,P2 が接続可能である(図3参照)。電線W1 の配線方向に沿って複数の照明器具設置ボックスB1 を配置する場合には、端末に接続される照明器具設置ボックスB1 には1本の電線管P1 (P2 )が接続されるのみであるが、他の照明器具設置ボックスB1 には2本の電線管P1 (P2 )が接続される。また、中継ボックスB2 の場合には、3本の電線管P1 (P2 )が接続されて、給電側の電線W1 は、照明器具側の2本の電線W1 に接続される。第1ノックアウト部12を打ち抜いて大きな内径のノックアウト孔12’を明けると、当該ノックアウト孔12’には、コネクタを使用することなく、対応する太い電線管P1 の一端部が下方からそのまま挿通されて、当該電線管P1 の一端部(上端部)は、ベース体Vの配線空間S内に入り込む。また、第2ノックアウト部13を打ち抜いたノックアウト孔13’には、コネクタ71を介して対応する細い電線管P2 が接続される。
また、照明器具設置ボックスB1 を形成するには、図1、図2及び図4に示されるように、カバー体C1 に照明器具Lを設置して(取付けて)、カバー体C1 の天壁部32の中心部に打ち抜かれて形成されたノックアウト孔37’から前記照明器具Lの電源線W2 を引き出して、当該電源線W2 と、ベース体Vに接続された2本の各電線管P1 から引き出された2本の電線W1 との計3本の電線W1 及び電源線W2 の各心線部80をそれぞれ結線して、2つの各結線部Fをベース体Vの配線空間S又はカバー体C1 の内部空間41に配置しておく。その後に、ベース体Vの一対の係合突状18と器具設置カバー体C1 の一対の位置決め凹部33との周方向の位置を合致させた状態で、ベース体Vの嵌合部4に対して器具設置カバー体C1 の周壁部31を押し込むことにより、当該ベース体Vの嵌合部4の外側にカバー体C1 の周壁部31の略下半部を嵌合させて、一対のビスD1 を使用してベース体Vに対してカバー体C1 を固定する。
また、中継ボックスB2 は、図5及び図14に示されるように、ベース体Vと閉塞カバー体C2 とで構成されて、ベース体Vの底壁部1には、2本の電線管P1 と1本の電線管P2 とが接続されている。計3本の各電線管P1 ,P2 には、それぞれ1本の電線W1 が収容されて、その1本は、給電側からの電線であり、残りの2本は、2つの照明器具Lの各電源線W2 に接続される照明器具側の電線である。ベース体Vに対して閉塞カバ体ーC2 を嵌合させる前に、計3本の電線W1 を互いに結線しておく。3本の各電線W1 を結線した後に、ベース体Vの一対の係合突条18と、閉塞カバー体C2 の一対の凹部54との周方向の位置を合致させておいて、ベース体Vの嵌合部4の外側に閉塞カバー体C2 の周壁部51の下端部を嵌合させ、その後にベース体Vに対して閉塞カバー体C2 を所定方向に回動不能となるまで回動させると、ベース体Vの各係合突条18と閉塞カバー体C2 の係合溝53とが係合し、この状態でビスD1 を介してベース体Vに対して閉塞カバー体C2 を固定する。図14で示される例では、中継ボックスB2 で分岐された2本の電線W1 は、それぞれ本発明に係る器具設置ボックスB1 内において照明器具Lの電源線W2 と結線されているが、中継ボックスB2 で分岐された2本の電線W1 は、地表面Gの僅かに上方に配置される照明器具Lに限られず、地表面Gから高い位置に設置される照明器具、或いは他の電源を必要とする器具に接続されることもある。
ここで、照明器具設置ボックスB1 及び中継ボックスB2 を構成するベース体Vは、屋外において固定部3を地中に差し込むことにより、底壁部1、及び最も外側の周溝形成壁部5が地表面Gに接するまで前記固定部3が地中に埋設されて、当該地表面Gに対して固定される。このため、ベース体Vにおける底壁部1よりも上方の配線空間Sの全体は、地表面Gに接した状態で当該地表面Gの僅かに上方に配置されるため、当該配線空間Sに配置される電線W1 と照明器具Lの電源線W2 との結線部Fは、地表面よりも僅かに高い位置に配置される。しかも、ベース体Vの嵌合部4と、当該嵌合部4の外側に嵌合された閉塞カバー体C2 の周壁部51とは、Oリング16によって水密が図られているため、ボックスB1 ,B2 の周辺から配線空間Sの内部に水が浸入することはない。また、照明器具設置ボックスB1 の固定部3を地中埋設することにより底壁部1が保護されて、当該底壁部1の直下まで土砂が達しなくなるので、各ノックアウト孔12’,12”,13’と、当該各ノックアウト孔12’,12”,13’に差し込まれた各電線管P1 ,P2 との隙間から配線空間S内に水が浸入するのを防止できる。従って、照明器具設置ボックスB1 の配線空間S内に配置された前記結線部Fに水が付着する恐れがなくなって、接続不良を防止できる。
ここで、図4及び図5で示される各例では、照明器具設置ボックスB1 及び中継ボックスB2 の地表面Gからの各突出高さH1 ,H2 は、それぞれ約75,90mmであり、一般的には、人が普通の歩行姿勢で容易に跨ぐことができる高さであって、20ないし100mmが好ましい。このような突出高さであると、人の歩行中においてボックスB1 ,B2 に足が当たって怪我することもないため、安全である。
ここで、ベース体Vを地表面Gに対して固定するには、上記したように当該ベース体Vの固定部3を直接に地中に突き刺して固定してもよいし、当該ベース体Vの杭体取付部(杭体嵌合溝6、杭体嵌合孔8、一対の杭体挿入孔9)に取付けられた各杭体K1 〜K3 を介して固定してもよい。図1及び図4に示される例は、ベース体Vの杭体嵌合溝6に、第1円筒杭体K1 の上端部を挿入することにより、当該ベース体Vに第1円筒杭体K1 を取付けて、当該第1円筒杭体K1 を地中に突き刺すことにより、地表面Gに対してベース体Vを固定する例である。この例では、ベース体Vの固定部3の外径よりも大きな外径を有する第1円筒杭体K1 によりベース体Vの地中埋設部の全体が覆われるので、当該ベース体Vの底壁部1に形成されたノックアウト孔12’,12”,13’と、各電線管P1 ,P2 との間の隙間から配線空間S内に水が浸入するのが効果的に防止され、前記結線部Fに水が付着して接続不良となる不具合を一層確実に防止できる利点がある。
図5に示される例は、ベース体Vの杭体嵌合孔8に前記第1円筒杭体K1 よりも遥かに外径の小さな第2円筒杭体K2 の上端部を挿入して、当該ベース体Vに第2円筒杭体K2 を取付けて、当該第2円筒杭体K2 及びベース体Vの固定部3の双方を地中に埋設して、地表面Gに対してベース体Vを固定する例である。この例では、ベース体Vは、地表面Gに対して第2円筒杭体K2 及びベース体Vの固定部3の双方で固定されるので、固定強度が高まる利点がある。更に、図3に示される例は、ベース体Vに設けられた一対の杭体挿入孔9に、当該ベース体Vの上方から二股状杭体K3 の各杭部81をそれぞれ挿入して、当該各杭部81をベース体Vの下方に大きく突出させたものであって、ベース体Vの固定部3と二股状杭体K3 との双方によって、地表面Gに対してベース体Vを固定できる。よって、地表面Gに対するベース体Vの固定強度が高められる。なお、図3において82は、各杭部81を連結する連結部であって、ベース体Vの嵩高部7の上面に接して配置される。
このように、第1及び第2の各円筒杭体K1 ,K2 又は二股状杭体K3 を使用して、照明器具設置ボックスB1 及び中継ボックスB2 を地表面Gに対して固定すると、各ボックスB1 ,B2 の地表面Gに対する固定強度が大きくなるため、ベース体Vの上半部と、当該ベース体Vの周壁部2に嵌合されたカバー体C1 ,C2 とが地表面Gから上方に突出していて、仮に当該突出部に人の足が当たったりしても、容易には倒れない利点もある。
また、照明器具設置ボックスB1 と中継ボックスB2 とは、ベース体Vを共用していて、全体としての部品数(部品の種類)が減少するので、施工、及び部品管理の双方が容易となる。
また、上記実施例では、ベース体Vの底壁部1が地表面Gに接することにより、当該ベース体V内の配線空間Sの全体が地表面Gに接した状態で当該地表面Gよりも僅かに上方に配置された例であるが、前記配線空間Sは、その一部のみが地表面よりも僅かに上方に配置されて、残りは地表面Gよりも下方に配置されていたり、或いは前記配線空間Sの全体が地表面Gと僅かの間隔をおいて、当該地表面Gよりも上方に配置されるように構成することも可能である。
また、上記実施例は、照明器具は、地表面の僅かに上方に設置されて、被照射物に対して大きな仰角でほぼ上方を照射するものであるが、地表面の僅かに上方に設置されていて、スポットライト的に被照射物の足元部を照射する照明器具の場合でも、本発明に係る照明器具設置ボックスの使用は可能である。
照明器具設置ボックスB1 に照明器具Lを設置した状態の斜視図である。 同じく分解斜視図である。 ベース体Vに複数の電線管P1 ,P2 を接続すると共に、二股状杭体K3 を取付けた状態の斜視図である。 照明器具設置ボックスB1 に照明器具Lを設置した状態の断面図〔図6(イ)のX3 −X3 線断面相当図〕である。 中継ボックスB2 の断面図である。 (イ),(ロ)は、それぞれベース体Vの平面図及び底面図である。 (イ),(ロ),(ハ)は、それぞれ図6(イ)のX1 −X1 線、X2 −X2 線、及びX3 −X3 線断面図である。 ベース体Vを上下反転させた状態の斜視図である。 (イ)は、器具設置カバー体C1 の平面図であり、(ロ)は、(イ)のY−Y線断面図である。 (イ),(ロ)は、閉塞カバー体C2 の使用状態、及び上下反転状態の斜視図である。 (イ)は、閉塞カバー体C2 の平面図であり、(ロ),(ハ)は、それぞれ(イ)のZ1 −Z1 線及びZ2 −Z2 線断面図である。 各照明器具設置ボックスB1 内で電線W1 と各照明器具Lの電源線W2 とが結線された状態を示す模式的配線図である。 複数の照明器具Lにより建物91の壁面92に取付けられた看板93を照射している状態の斜視図である。 中継ボックスB2 内に各電線W1 が結線された状態を示す模式的配線図である。
1 :照明器具設置ボックス(配線ボックス)
2 :中継ボックス(配線ボックス)
1 :器具設置カバー体(カバー体)
2 :閉塞カバー体(カバー体)
F:結線部
G:地表面
1 ,H2 :地表面からの配線ボックスの突出高さ
1 :第1円筒杭体(杭体)
2 :第2円筒杭体(杭体)
3 :二股状杭体(杭体)
1 ,P2 :電線管
S:配線空間
V:ベース体
1 :電線
2 :電源線
3:ベース体の固定部(周壁部)
6:杭体嵌合溝(杭体取付部)
8:杭体嵌合孔(杭体取付部)
9:杭体挿入孔(杭体取付部)
12:第1ノックアウト部(電線管接続部
13:第2ノックアウト部(電線管接続部
34:器具設置面(器具設置部)
35a〜35c:ビス螺入孔(ビス螺入部)
80:電線又は電源線の心線部

Claims (8)

  1. 地中埋設される給電側と照明器具側の各電線を地表面よりも上方で中継接続するための配線ボックスであって、
    前記配線ボックスは、内部に配線空間を形成して互いに組み付けられるベース体とカバー体とから成り、
    前記ベース体は、周壁部の内部に一体に設けられた底壁部により当該周壁部が上下に二分されて形成され、
    前記周壁部における前記底壁部よりも下方部分、及び上方部分は、それぞれ地中に埋設される固定部、及び前記配線空間となって、当該底壁部には、地中埋設される電線を収容する電線管の端部が接続される電線管接続部が形成され、
    前記ベース体の固定部を地中に埋設することにより、前記配線空間の一部又は全部が地表面よりも上方に配置されて、人が普通の歩行姿勢で跨ぐことのできる高さだけ地表面に対して突出して当該地表面に固定されることを特徴とする配線ボックス。
  2. 屋外の鑑賞用樹木、建物等の被照射物に対して下方から光を照射する照明器具を設置するための配線ボックスであって、
    前記配線ボックスは、内部に配線空間を形成して互いに組み付けられるベース体とカバー体とから成り、
    前記ベース体は、周壁部の内部に一体に設けられた底壁部により当該周壁部が上下に二分されて形成され、
    前記周壁部における前記底壁部よりも下方部分、及び上方部分は、それぞれ地中に埋設される固定部、及び前記配線空間となって、当該底壁部には、地中埋設される電線を収容する電線管の端部が接続される電線管接続部が形成され、
    前記カバー体は、照明器具を設置するために上面に形成された器具設置部を備え、
    前記ベース体の固定部を地中に埋設することにより、前記配線空間の一部又は全部が地表面よりも上方に配置されて、人が普通の歩行姿勢で跨ぐことのできる高さだけ地表面に対して突出して当該地表面に固定されることを特徴とする配線ボックス。
  3. 前記カバー体の器具設置部は、照明器具を固定するビスを螺入するために上面に形成されたビス螺入部を備えていることを特徴とする請求項に記載の配線ボックス。
  4. 前記ベース体の底壁部は、当該ベース体を地表面に固定するための杭体が取付可能な杭体取付部を備えていることを特徴とする請求項1ないしのいずれかに記載の配線ボックス。
  5. 前記周壁部の外側における固定部を除く部分には、周溝形成壁部が形成されて、当該周溝形成壁部には、下端に開口した中空円筒状の杭体嵌合溝で形成され、前記固定部の外径に対応する内径を有する円筒杭体の上端部が前記杭体嵌合溝に嵌合される構成であることを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載の配線ボックス。
  6. 前記杭体取付部は、前記底壁部に形成された杭体嵌合孔で構成されて、当該杭体嵌合孔に円筒杭体の上端部が嵌合されることを特徴とする請求項4に記載の配線ボックス。
  7. 前記杭体取付部は、前記底壁部に形成された一対の杭体挿入孔で構成されて、当該一対の杭体挿入孔に二股状杭体が挿入されることを特徴とする請求項4に記載の配線ボックス。
  8. 屋外の鑑賞用樹木、建物等の被照射物に対して下方から光を照射する照明器具を設置するための照明器具設置装置であって、
    内部に配線空間を形成して互いに組み付けられるベース体と、当該ベース体を共用していずれか一方が選択使用される2種類のカバー体とから成り、
    前記ベース体は、周壁部の内部に一体に設けられた底壁部により当該周壁部が上下に二分されて形成され、
    前記周壁部における前記底壁部よりも下方部分、及び上方部分は、それぞれ地中に埋設される固定部、及び前記配線空間となって、当該底壁部には、地中埋設される電線を収容する電線管の端部が接続される電線管接続部が形成され、
    前記ベース体の固定部を地中に埋設することにより、前記配線空間の一部又は全部が地表面よりも上方に配置されて、人が普通の歩行姿勢で跨ぐことのできる高さだけ地表面に対して突出して当該地表面に固定され、
    前記2種類のカバー体は、前記ベース体の上面開口を閉塞する閉塞カバー体と、上面に照明器具を設置可能な器具設置部を備えた器具設置カバー体とで構成され、
    前記ベース体と前記器具設置カバー体との組み付けにより照明器具設置ボックスが形成可能であると共に、前記ベース体と前記閉塞カバー体との組み付けにより中継ボックスが形成可能であることを特徴とする照明器具設置装置。
JP2007023112A 2007-02-01 2007-02-01 配線ボックス、及び照明器具設置装置 Active JP4750049B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007023112A JP4750049B2 (ja) 2007-02-01 2007-02-01 配線ボックス、及び照明器具設置装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007023112A JP4750049B2 (ja) 2007-02-01 2007-02-01 配線ボックス、及び照明器具設置装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2008192360A JP2008192360A (ja) 2008-08-21
JP4750049B2 true JP4750049B2 (ja) 2011-08-17

Family

ID=39752277

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2007023112A Active JP4750049B2 (ja) 2007-02-01 2007-02-01 配線ボックス、及び照明器具設置装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4750049B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013046473A (ja) * 2011-08-23 2013-03-04 Panasonic Corp 電動車両用充電装置
JP6341377B2 (ja) * 2014-09-10 2018-06-13 パナソニックIpマネジメント株式会社 照明装置

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59213211A (ja) * 1983-05-13 1984-12-03 松下電工株式会社 屋外設置用電力供給用支柱
JP3304114B2 (ja) * 1991-12-24 2002-07-22 松下電工株式会社 照明装置
JP3517923B2 (ja) * 1994-01-31 2004-04-12 松下電工株式会社 電源ポール

Also Published As

Publication number Publication date
JP2008192360A (ja) 2008-08-21

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7311425B2 (en) Retrofit pendant light fixture
US7370988B2 (en) In-grade light fixture housing and hydrological barrier plate for use therein
US9004706B1 (en) Outdoor speaker and illumination tower
US20170363261A1 (en) Recessed downlight with integral junction box
JP4106381B2 (ja) 消火栓格納箱
KR101347711B1 (ko) 임의배광이 가능한 등기구
JP4750049B2 (ja) 配線ボックス、及び照明器具設置装置
KR20150099110A (ko) 조명등 장치
JP2016031858A (ja) 照明器具
JP2011040229A (ja) 照明装置
KR102032908B1 (ko) 라이팅 부스웨이용 복합 커넥터
GB2486236A (en) A Light Fitting
US20050128731A1 (en) Underwater light for soft-sided aboveground pools
KR102062808B1 (ko) 공동주택용 누수차단 전기배관 장치
JP2016134230A (ja) 照明装置
JP2006318846A (ja) 埋め込み型照明器具
JP6037265B2 (ja) 照明器具
KR100968091B1 (ko) 건축물 바닥 전기 케이블 보호관 구조
US20190353340A1 (en) Fire-Resistant Recessed Lighting Fixture
KR200441912Y1 (ko) 등기구 구조
JP6533392B2 (ja) 照明装置
JP2020017501A (ja) 天井取付用照明器具
KR20110001062U (ko) 부가기기 고정장치
KR200411219Y1 (ko) 천정매입등의 소켓 결합구조
US20030209359A1 (en) Water seal for electrical conduit

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20091127

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20110210

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20110315

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20110412

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20110517

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20110518

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Ref document number: 4750049

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140527

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140527

Year of fee payment: 3

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250