JP4748507B2 - 遊技機 - Google Patents

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Description

本発明は、表示装置を備えた遊技機に関する。
この種の遊技機に関する先行技術として、比較的大型の液晶表示装置を備えた各種のスロットマシンが挙げられる(例えば、特許文献1,2参照。)。これら公知のスロットマシンではいずれもリール(図柄表示装置)の前面側に液晶表示装置が配置されており、液晶表示装置の表示部は図柄表示装置の表示部よりも大きな画面を有している。この画面の一部に透過性の窓が形成されているため、遊技者はこの窓を通じて図柄表示装置を視認することができる。
上記の先行技術によれば、遊技者の視点が集中するリールの周辺部や前部で液晶表示装置による演出的な表示を行うことができるので、遊技者がリールを見る際に液晶表示装置の表示画面に自然と目を引かれるため、それだけ視覚的な効果が高まると考えられる。また先行技術では、リールの周辺部に比較的大型の表示画面が拡がっているため、リールとは別の位置(例えば上・下・左・右位置)に中型・小型の表示画面が配置されている形態と比較して、視覚的にインパクトのある演出表示を行うことができると考えられる。
特開2004−105616号公報(第3−4頁、図1) 特開2004−208968号公報(第4頁、図1,図2)
スロットマシンやパチンコ機等の遊技機にあっては、同一構造の遊技機本体を使用しつつも、その一部分の形態を機種ごとに違うものにすることで、多様な機種展開を行うことが可能である。例えばスロットマシンの場合、箱形状の本体ボックスやその前面を開閉するフロントドアを同一構造としながら、リール帯のデザインや図柄の配列、フロントドアの装飾板のデザイン等を機種ごとに異ならせることで、同時期に複数の機種を提供することができる。
ところが、先行技術のようにリールの前面側に液晶表示装置が配置されている場合、リールの視認性を高めるために表示窓に相当する部分の偏光板を取り除いて光の透過率を高めたり(特許文献1)、バックライトユニットの構成部材に開口領域を形成したりする(特許文献1,2)必要がある。
これらの場合、表示窓に相当する開口部分の配置を一度決めてしまうと、後からその位置や大きさ等をおいそれと変更することはできない。なぜなら、表示窓に相当する開口部分の偏光板を取り除いたり(特許文献1)、バックライトユニットの構成部材に開口領域を形成したりする(特許文献1,2)には、液晶表示装置の構造を大幅に変更する必要があるからである。このため先行技術では、リールのサイズや取付位置を変更する度に液晶表示装置の基本的な構造を一から変更する必要があり、多様な機種の変更に対応することが難しいという問題がある。
そこで本発明は、多様な機種の変更に容易に対応できる技術を提供しようとするものである。
(基本的手段)
本発明では、バックライトにより表示を行う液晶表示パネルの光学特性に着目する。通常、液晶表示装置は、液晶表示パネルの背面側から光を照射し、この光が表示領域全体を透過することで前面側から画像を視認可能とする。一方、液晶表示パネルを透過型のディスプレイとして利用する場合、表示領域内にバックライトの光を照射しない範囲を設け、液晶表示パネルを透過させてその背面側を視認可能とする。すなわち、液晶表示パネルそのものはバックライトからの照射光を偏光板により偏光して液晶層に通し、さらに前面側の偏光板を通して透過させるものであるが、液晶層への電圧印加状態(印加または無印加)を調節することで、液晶表示パネルを透明(または半透明)材料として利用することができる。このため、1つの表示領域内においてバックライトから発せられる光の照射範囲を変更することにより、光の照射部分では通常の液晶表示パネルによる表示を行い、それ以外の部分では液晶表示パネルを透明(または半透明)材料として利用することで、その背面側への視認性を持たせることが可能となる。
(解決手段1)
より具体的な解決手段として、本発明の遊技機は、遊技機本体の前面側にて表示を行う表示領域を有した液晶表示パネルと、前記液晶表示パネルによる表示の内容を前面側から視認可能とするための光を発する光源と、前記液晶表示パネルの背面側に設けられ、前記光源から発せられる光を前記液晶表示パネルに対して背面側から照射する光照射部材と、前記光照射部材が前記液晶表示パネルに対して光を照射する照射範囲を前記表示領域内にて規定するとともに、前記表示領域内における前記照射範囲の配置および形態の少なくとも一方を変更可能とする照射範囲可変手段とを備え、前記照射範囲可変手段は、前記光照射部材の背面側に沿った本体部を有し、この本体部に対して特定の部位が着脱可能であるとともに、前記光照射部材から放射された光を前記光照射部材に向けて反射する反射面を有する反射部材と、前記液晶表示パネルと前記光照射部材との間に配置されて前記光照射部材からの放射光を拡散させるとともに、前記反射部材の本体部における前記特定の部位の装着状態に対応した形態に置き換え可能な拡散部材とを有する。
液晶表示パネルのバックライトとなる光源の光は、背面側に設けられた光照射部材によって照射される。照射範囲可変手段は、液晶表示パネルに対して光が照射される照射範囲の位置を変更したり、大きさや形状等の形態を所望に変更したりすることができる。このため本発明の遊技機では、表示領域内に規定された照射範囲内にて通常の可視画像を表示させる一方で、その他の範囲では液晶表示パネルを透明(または半透明)材料として利用することができる。加えて本発明の遊技機では、照射範囲の位置や形態を様々に変更することにより、同じ構造の液晶表示パネルを利用して以下のように多様な機種のバリエーションを展開することができる。
(1)ある1つの機種では液晶表示パネルの表示領域の全範囲を使って可視画像を表示させる一方で、別の機種では表示領域の一部の範囲を使って可視画像を表示させ、その他の範囲では液晶表示パネルを透明(または半透明)材料として利用することが可能となる。
(2)ある1つの機種では液晶表示パネルの表示領域内で比較的大きな範囲に可視画像を表示させる一方で、別の機種では比較的小さい範囲に可視画像を表示させるといった利用の態様も実現可能である。
(3)ある1つの機種では、液晶表示パネルの表示領域内のある特定位置(適宜所望の位置でよい)に可視画像を表示させる範囲を設ける一方で、別の機種では特定位置とは異なる位置に可視画像を表示させる範囲を設けることが可能である。
(4)ある1つの機種で、液晶表示パネルを透明(または半透明)材料として利用する領域を表示領域内に1箇所だけ設ける一方で、別の機種では複数の箇所に透明(または半透明)材料として利用する領域を設けることができる。
なお、本発明の遊技機において機種のバリエーションは上記(1)〜(4)に限られず、その他にも実現可能である。
(解決手段2)
本発明は、図柄表示装置を備えた遊技機として独立の構成を有する。すなわち本発明の遊技機は、表面に複数種類の図柄が付された複数の可動表示体を有し、前記可動表示体を作動させて図柄の表示を変動させる一方、前記可動表示体を停止させて図柄の組み合わせを表示する図柄表示装置と、前記図柄表示装置の前面側に配置され、少なくとも前記可動表示体の停止時に図柄の組み合わせが表示される図柄表示領域よりも大きい表示領域を有した液晶表示パネルと、前記液晶表示パネルの背面側に設けられ、前記表示領域内で行われる表示の内容を前面側から視認可能とするための光を発する光源と、前記液晶表示パネルの前記表示領域のうち少なくとも前記図柄表示領域に対応する範囲の外側部分に対し、前記光源が発する光を背面側から照射する光照射部材と、前記液晶表示パネルに対して背面側から前記光照射部材が光を照射する照射範囲の配置および形態の少なくとも一方を、前記表示領域内にて予め規定された複数パターンの中から選択可能とする照射範囲可変手段とを備え、前記照射範囲可変手段は、前記光照射部材の背面側に沿った本体部を有し、この本体部に対して特定の部位が着脱可能であるとともに、前記光照射部材から放射された光を前記光照射部材に向けて反射する反射面を有する反射部材と、前記液晶表示パネルと前記光照射部材との間に配置されて前記光照射部材からの放射光を拡散させるとともに、前記反射部材の本体部における前記特定の部位の装着状態に対応した形態に置き換え可能な拡散部材とを有する。
本解決手段では、液晶表示パネルの背面側に図柄表示装置が配置されている構成を有する。図柄表示装置は、可動表示体の作動によって図柄の表示を変動させたり、その停止時に図柄の組み合わせを表示したりすることができる。図柄の組み合わせ表示は液晶表示パネルを透過して前面側から視認されるため、液晶表示パネルの表示領域のうち、少なくとも図柄表示領域に対応する範囲では通常の画像表示が行われず、この範囲(図柄表示領域に対応する範囲)は透明または半透明の材料として利用される。したがって液晶表示パネルでは、表示領域内のうち図柄表示領域に対応する範囲の外側部分にのみ光照射部材により光が照射され、それによって前面側から通常の画像が視認可能となる。
上記の構成の場合、多様な機種のバリエーションを展開するに際して、表示領域内での図柄表示領域の配置を異ならせたり、その大きさや形状に違いを持たせたりすることで機種別に外観上の変化が与えられる。このように、機種によって図柄表示領域の配置や大きさ、形状等に違いを設けようとすると、それにあわせて液晶表示パネルを透明(または半透明)材料として利用する部分の配置や大きさ、形状等が変わってくるため、表示領域内で通常の表示を行うべき範囲も機種によって変わることになる。
このため本発明の遊技機では、液晶表示パネルの表示領域のうち、図柄表示領域に対応した範囲の外側部分となる所望の位置に光照射部材が光を照射する照射範囲を規定するとともに、照射範囲の配置および形態の少なくとも一方を予め規定された複数パターンの中から選択可能とすることで、以下のように多様な機種変更を実現する。
(1)ある1つの機種について、液晶表示パネルの表示領域のうち、図柄表示領域に対応する範囲の外側部分の全体が照射範囲として規定されているパターンが選択された場合を考える。この場合、遊技者からみて図柄表示領域に対応する範囲が透明または半透明となるため、この範囲内で遊技者は図柄の表示が変動したり、組み合わせが表示されたりする様子を視認することができる。逆に、図柄表示領域に対応する範囲の外側部分では、その全体に拡がる画面上で画像表示を視認することができる。
(2)上記(1)の機種と同じ液晶表示パネルを用いて別の機種を提供する場合を考える。ここでは、照射範囲の配置に関して上記(1)の機種とは別のパターンが選択されており、表示領域中には図柄表示領域に対応する範囲以外にも照射範囲が配置されない部分が存在する。この場合、液晶表示パネルが透明または半透明材料として利用される部分が複数箇所に存在する態様となるため、上記(1)の機種とは外観上では大きな相違を有することになる。なお、表示領域中で図柄表示領域に対応する範囲以外にも照射範囲が配置されない部分は1箇所に限らず、複数箇所であってもよい。
(3)あるいは上記(1)の機種とは異なり、液晶表示パネルの表示領域内で複数の可動表示体の1つ1つに対応して複数の図柄表示領域が設けられている機種を提供する場合を考える。すなわち、上記(1)の機種では1つの図柄表示領域が複数の可動表示体の全てをカバーできる大きさを有することが前提となっているが、ここでは可動表示体のそれぞれに対応して1つずつ図柄表示領域が形成される。この場合、液晶表示パネルの表示領域には、各可動表示体を視認するために透明または半透明となる部分が複数箇所に存在する態様となるため、上記(1),(2)の機種とはいずれも外観が異なったものとなる。
(4)さらには、図柄表示領域について上記(3)の機種と同じパターンを採用しつつ、上記(2)の機種と同様に、図柄表示領域に対応する範囲以外にも照射範囲が配置されない部分が存在するパターンを選択することもできる。この場合、液晶表示パネルの表示領域には、遊技者からみて1つ1つの可動表示体とは別の位置に透明または半透明部分が存在する態様となるため、上記(1)〜(3)の機種のいずれとも外観が違ったものとなる。
なお、本発明の遊技機において機種のバリエーションは上記(1)〜(4)に限られず、その他にも実現可能である。
(解決手段3)
請求項1または2記載の遊技機において、本発明の遊技機は、前記液晶表示パネルの背面側に配置され、前記光源から取り込んだ光を前記液晶表示パネルの前面側へ向けて放射する導光部材と、前記反射部材の本体部に形成され、前記反射面のうち予め区画された一部の領域に対応する前記特定の部位を着脱可能に支持するとともに、前記特定の部位を取り付けた状態で前記反射面の全領域を構成する一方、前記特定の部位を分離させた状態で前記反射面から前記一部の領域を欠落させる特定部位支持部とを備え前記反射部材は、前記導光部材の背面側に配置される前記本体部を有するとともに、この本体部に前記導光部材から背面側へ向けて放射される光を前面側へ反射する前記反射面が形成されており、前記拡散部材は、前記導光部材と前記液晶表示パネルとの間に配置されて前記導光部材からの放射光を拡散させる拡散面を有し、この拡散面の領域が前記反射部材に構成される前記反射面の全領域に対応する第1の態様となるか、もしくは、前記特定部位支持部により前記特定の部位が分離された状態で一部が欠落して構成される前記反射面の領域に対応した第2の態様となるかのいずれか一方に選択的に切り替え可能である
本解決手段では、液晶表示パネルに光を照射してバックライトとして利用したり、液晶表示パネルを部分的に透明または半透明材料として利用したりするための構成がより明らかである。先ず、バックライトとなる光源には白色光を発するものが望ましく、冷陰極管等の線状光源であれば導光部材の周囲の位置に設けられることが望ましい。線状光源であっても、その光が導光部材に取り込まれると、その内部を全反射しながら進行し、そして液晶表示パネルの前面側へ向けて平面光として放射される。より詳しくは、導光部材の背面には白色ドットパターン等の光錯乱領域が分布して形成されており、導光部材の内部を全反射しながら進行する光は、光錯乱領域に反射して平面光となる。光錯乱領域は、線状光源に近い位置では分布密度が低く、光源から遠ざかるほど分布密度が高くなっている。これにより、拡散部材からの平面光がほぼ均等な明るさになる。一方、導光部材から液晶表示パネルの背面側へ漏れる光は、反射部材の反射面により反射されて液晶表示パネルの前面側に向けて放射される。いずれにしても、導光部材から放射される放射光(平面光)は拡散部材の拡散面を通じて拡散され、全体として輝度を均一化される。
本解決手段では、上記の反射部材および拡散部材の構成に特徴を有する。先ず反射部材は、その本体部に対して特定の部位が着脱可能となっており、特定の部位を取り付けた状態とするか、あるいは離脱させた状態とするかの違いによって反射面の形態を変化させることができる。すなわち反射部材は、その本体部に対して特定の部位が取り付けられた状態ではその反射面が最大(全領域)となるが、特定の部位が離脱されると、そこだけ反射面が欠落した状態となる。
上記のような反射部材による反射面の形態の変化に合わせて、拡散部材は拡散面の領域を選択的に切り替え可能な構成を有する。すなわち、反射部材の反射面が最大であれば、拡散部材はそれに合わせた拡散面の領域を有する第1の態様を選択可能であり、一方、反射面の領域の一部に欠落がある状態では、それに合わせて拡散面の領域の一部に欠落のある第2の態様を選択可能である。
このような構成により、反射面の領域に対応した領域に拡散面が形成されるため、結果として、光源の光は反射面および拡散面の領域から平面光として液晶表示パネルに照射されることになる。この場合、液晶表示パネルの表示領域内では、反射面および拡散面の領域に対応する部分にて通常の画像を表示することができ、それ以外の部分(特定の部位が抜け落ちた領域に対応する部分)では液晶表示パネルを透明または半透明材料として利用することができる。
したがって、反射部材において特定の部位を取り付けた状態とするか、それとも離脱させた状態とするかを選択し、これに合わせて拡散部材の態様を選択するだけで容易に液晶表示パネルを透明または半透明材料として利用する部分を変更することができるので、同じ構造の液晶表示パネルを用いて様々な機種の変更に容易に対応することができる。
なお、本解決手段において、反射部材の本体部に対して着脱可能な「特定の部位」の配置や数量、大きさ、形状等は特に限定されていない。例えば、「特定の部位」が複数あれば、その全てを一緒に着脱してもよいし、あるいは、その一部のみを選択的に着脱してもよい。また、「特定の部位」が複数ある場合、全てが同じ大きさ・形状を有していてもよいし、逆に全てが別々の大きさ・形状を有していてもよいし、あるいは同じ大きさ・形状のものが数個ずつあってもよい。
(解決手段4)
請求項3記載の遊技機において、本発明の遊技機は、前記反射部材の前記特定の部位を構成するべく前記本体部に対して着脱可能に形成され、前記反射面のうち予め区画された一部の領域に対応した外形を有するとともに前記本体部に取り付けられた状態で前記本体部と一体にして前記反射面の全領域を構成する反射面着脱部と、前記特定部位支持部を構成するべく前記反射部材の前記本体部に開口して形成され、この開口の縁の形状が前記反射面着脱部の外形に合致することで前記反射面着脱部を嵌め込んで支持可能とする反射面開口部とを含む。
本解決手段では、反射部材の構成がより明らかとなる。すなわち、本体部の「特定の部位」は反射面着脱部としての構成を有し、この反射面着脱部は、反射面にて予め区画されている。一方、本体部の「特定部位支持部」は反射面開口部としての構成を有し、反射面開口部は反射面着脱部を本体部に対して支持するため、本体部に開口して形成されている。
この場合、反射面着脱部が反射面開口部に嵌め込まれた状態では、反射面着脱部が本体部と一体にして反射面を構成するため、反射部材において反射面が最大(全領域)となり、液晶表示パネルの表示領域内では比較的広い範囲で画像を表示することができる。逆に反射面着脱部が反射面開口部から取り外されると、この開口内で反射面が抜け落ちた状態となるので、この部分では液晶表示パネルを透明または半透明材料として利用することが可能となる。
したがって、機種の変更に合わせて反射面着脱部を取り付けたり、離脱させたりすることで容易に液晶表示パネルを透明または半透明材料として利用する部分を変更することができるため、同じ構造の液晶表示パネルを用いて様々な機種の変更に容易に対応することができる。
なお、本解決手段において「反射面着脱部」および「反射面開口部」の配置や数量、大きさ、形状等は特に限定されていない。「反射面着脱部」および「反射面開口部」が複数あれば、全ての「反射面着脱部」を「反射面開口部」に対して着脱してもよいし、あるいは、その一部の「反射面着脱部」のみを選択的に着脱してもよい。また、「反射面着脱部」および「反射面開口部」が複数ある場合、全てが同じ大きさ・形状を有していてもよいし、逆に別々の大きさ・形状を有していてもよいし、あるいは同じ大きさ・形状のものが数個ずつあってもよい。
(解決手段5)
請求項1ないし4記載の遊技機において、本発明の遊技機は、遊技機本体の内部に設置され、前記液晶表示パネルを通じて前面側から視認可能な位置で所定の演出動作を行う演出動作体をさらに備える。
演出動作体は、遊技の進行状況に応じて演出動作を行うものであり、ここでの演出動作は機械的な可動体の作動によって行われるものであってもよいし、あるいは発光体の点灯・点滅によって行われるものであってもよい。いずれにしても、演出動作体は液晶表示パネルを透かして前面側から視認される位置にあるため、遊技者からは表示領域内の一部に演出動作体の存在が認められることになる。
上記の構成によれば、演出動作体による演出動作の内容と、その周囲で表示される液晶表示パネルによる表示の内容との間に何らかの関連性を持たせたり、液晶表示パネルに表示される画像の中にあたかも演出動作体が溶け込んでいるかのように遊技者に視認させたりすることができるので、演出上の視覚的な効果が高まる。
(解決手段6)
あるいは、本発明の遊技機が図柄表示装置を備える態様では以下の構成となる。すなわち請求項2ないし5記載において、本発明の遊技機は、前記液晶表示パネルの背面側に設置され、前記表示領域のうち、その背面側に前記反射面または前記拡散面の領域が位置しない部分を通じて前面側から視認可能な位置で所定の演出動作を行う演出動作体をさらに備える。
本解決手段においても同様に、演出動作体は、遊技の進行状況に応じて演出動作を行うものであり、演出動作は機械的な可動体の作動によって行われるものであってもよいし、あるいは発光体の点灯・点滅によって行われるものであってもよい。いずれにしても、演出動作体は液晶表示パネルを透かして前面側から視認される位置にあり、そのためには以下のように表示領域内に反射面や拡散面が配置されない部分が設けられる。
(1)上記の解決手段2において、演出動作体は、液晶表示パネルの表示領域中、図柄表示領域に対応する範囲の外側部分で、かつ、照射部材による光の照射範囲が形成されていない部分を通じて前面側から視認可能な位置に配置される。
(2)上記の解決手段3において、演出動作体は、液晶表示パネルの表示領域中、反射部材の本体部から特定の部位が分離された箇所に対応する部分を通じて前面側からに視認可能な位置に配置される。この場合、反射部材の本体部から特定の部位が分離された状態であることに対応して拡散部材は第2の態様に切り替えられる。
(3)上記の解決手段4において、演出動作体は、液晶表示パネルの表示領域中、反射部材の本体部から反射面着脱部が離脱された後の反射面開口部に対応する部分を通じて前面側から視認可能な位置に配置される。ここでも同様に、反射部材の本体部から反射面着脱部が離脱された状態であることに対応して拡散部材は第2の態様に切り替えられる。
上記(1)〜(4)の態様によれば、演出動作体による演出動作の内容と、その周囲で表示される液晶表示パネルによる表示の内容との間に何らかの関連性を持たせたり、液晶表示パネルに表示される画像の中にあたかも演出動作体が溶け込んでいるかのように遊技者に視認させたりすることができるので、演出上の視覚的な効果が高まる。
(解決手段7)
請求項2ないし6記載の遊技機において、本発明の遊技機は回胴式遊技機としての基本的な構成を備える。すなわち本発明の遊技機は、1回のゲームごとに所定数の遊技価値を掛けた状態で前記図柄表示装置を始動可能とする遊技価値掛け手段と、前記図柄表示装置を始動させるための始動操作を受け付ける始動操作手段と、前記図柄表示装置を停止させるための停止操作を受け付ける停止操作手段と、前記図柄表示装置の停止時における図柄の組み合わせ表示態様に応じて必要な数の遊技価値を遊技者に与える遊技価値付与手段と、一般的な通常遊技状態のゲームにおいて前記図柄表示装置の停止時に特定の図柄の組み合わせが表示されると、前記通常遊技状態よりも遊技者に有利な特別遊技状態に移行させる特別遊技状態移行手段とを備える。
回胴式遊技機では、1回のゲームごとに遊技価値を掛けた状態で遊技者が図柄表示装置を始動させ、そして遊技者が停止操作によって図柄表示装置を停止させる。図柄表示装置は複数の可動表示体を有するため、遊技者が始動操作を行うと、全ての可動表示体が作動し、その表面に付された図柄の表示を変動させる。また、遊技者は1つ1つの可動表示体について停止操作を行い、この停止操作に応じて全ての可動表示体が停止すると、何らかの図柄の組み合わせが表示される。複数の可動表示体の間で図柄を組み合わせとして見る方向(組み合わせの有効ライン)は、遊技価値の掛け数(または掛け単位)で異なる場合があり、一般的に遊技価値の掛け数が多いほど、図柄の組み合わせが有効になる方向(有効ライン)は増える。
回胴式遊技機では、一般的に可動表示体の数だけ同種類の図柄が揃う組み合わせが表示されると、予め決められた数の遊技価値が遊技者に与えられる。ただし、遊技価値が与えられるか否かは、そのとき揃った図柄の種類によって決まり、なかには同種類の図柄が揃う組み合わせが表示されても遊技価値は与えらず、代わりに再遊技が認められる場合もある。
そして、一般的な通常遊技状態のゲームで特定の図柄の組み合わせが表示されると、回胴式遊技機において特別遊技状態と称する状態に移行することがある。特別遊技状態は、通常遊技状態よりも遊技者にとって有利な遊技状態であり、この特別遊技状態においては、毎回のゲームにおいて規定数の遊技価値が与えられる一連のゲーム機会が遊技者に与えられるため、遊技者は比較的多くの遊技価値を獲得することができる。
本発明の遊技機によれば、大幅な構造の変更を伴うことなく液晶表示パネルを汎用的に利用することができるので、多様な機種のバリエーション展開を容易に行うことができる。
本発明は、例えばスロットマシンやパチンコ機として好ましい実施の形態をとることができる。以下、本発明をスロットマシンに適用した実施形態について、各対応図面を参照しながら説明する。
(1.一実施形態)
図1は、一実施形態のスロットマシン1を示している。図1のスロットマシン1は、メダル、コイン等の遊技媒体を用いるタイプのものである。その他に、遊技媒体としては遊技球も考えられる(いわゆる「パロット機」)。
(1−1.本体部)
図1のスロットマシン1は箱形状の本体部2を備えており、スロットマシン1は本体部2をベースとして遊技場の島設備に複数台が並んだ状態で設置される。図1には示されていないが、本体部2の前面側は開放されており、その内部には各種の構成要素を収容できるだけの収容空間が形成されている。
(1−2.前面扉)
本体部2の前面側は、前面扉4に覆われている。前面扉4は、その左側端部が本体部2の左側壁にヒンジ機構を介して連結されている。前面扉4は閉じた状態で本体部2に施錠されているが、前面扉4の右端部には鍵穴部5があり、この鍵穴部5に専用の鍵を差し込んで右回りにひねると、前面扉4の施錠が解除される。この状態で、前面扉4はその右側を手前に引くことで前面側へ開放することができる。前面扉4が開放されると、本体部2の内部が前面側に露出するので、この状態で内部の保守・点検作業が可能となる。
(1−3.液晶表示装置)
前面扉4はその上半分に大型の液晶表示装置6を備えている。液晶表示装置6は前面扉4の前面に沿って設置されており、遊技者はほぼ正面から液晶表示装置6を視認することができる。液晶表示装置6は、その横幅が前面扉4の幅方向に大きく拡がっており、また縦方向の長さは前面扉4の中央あたりから上半分以上を占めている。
液晶表示装置4の表示画面(表示領域)には、例えば3つの表示窓6a,6b,6cが形成されている。これら表示窓6a,6b,6cはいずれも同じ大きさ・形状を有しており、正面からみて表示画面内の左端に近い位置から幅方向に水平に並んでいる。
(1−4.図柄表示装置)
各表示窓6a,6b,6cの奥には、それぞれ左リール10a、中リール10bおよび右リール10cが配置されている。これら左リール10a、中リール10bおよび右リール10cは前面扉4の奥、つまり、本体部2の内部に配置されている。左リール10a、中リール10bおよび右リール10cもまた左右方向に一列に並んで配置されており、本実施形態では3つの左リール10a、中リール10bおよび右リール10cがユニット化された1つのリール装置として構成されている。なお、リール装置についてはさらに後述する。
(1−5.遊技価値と掛け数)
スロットマシン1におけるゲームは、1回ごとにメダル・コイン・遊技球等の遊技媒体を遊技価値とし、この遊技価値を掛けた状態で行われる。なお、以下の説明ではメダルを例に挙げている。
遊技者は、メダルをスロットマシン1に投入することで遊技価値を掛けることができる。前面扉4には、ちょうど液晶表示装置6の下縁部の右側あたりにメダルの投入口15が設けられており、遊技者はこの投入口15に1枚ずつメダルを投入していくことができる。通常の遊技状態では、1回のゲームあたりに3枚のメダルを掛ける必要があり、メダルが1枚投入されるごとに1枚掛け、2枚掛け、3枚掛けと状態が変化していく。本実施形態のスロットマシン1は、通常遊技状態のゲーム(以下、「通常ゲーム」と呼称する場合がある。)で3枚掛け専用となるタイプであるが、1枚〜3枚掛けを遊技者が選択して通常ゲームを実行できるタイプであってもよい。
上記のように、遊技者がメダルを3枚まで投入すると、その3枚が遊技価値の掛け数(以下、「ベット数」と呼称することがある。)となる。前面扉4には、その上部位置に3つの表示ランプ17a,17b,17cが配置されており、これら表示ランプ17a,17b,17cの点灯によってベット数(1〜3)が表示されるものとなっている。表示ランプ17a,17b,17cは上下に配置されており、一番下の表示ランプ17aだけが点灯するとベット数として1(1枚掛け)が表示され、下から2つの表示ランプ17a,17bが点灯するとベット数として2(2枚掛け)が表示され、そして3つの表示ランプ17a,17b,17cが点灯するとベット数として3が表示される。
一方、ベット数が3になった状態で、さらに投入されたメダルはクレジットとして貯留される。クレジットの数は最大で50まで増やすことができ、このクレジット数はスロットマシン1の前面側から視認できる位置に数値表示される。このため前面扉4には、その上部位置に表示部16が設けられており、この表示部16には7セグメントLED等によってクレジット数が数値表示される。
1回のゲームが終了した時点でクレジットが残存していれば、その分を次回のゲームに掛けることができる。このため前面扉4には、例えばメダルの投入口15とは反対側の位置に1ベットボタン18、2ベットボタン20およびMAXベットボタン22が配置されており、遊技者がいずれかのベットボタン18,20,22を操作(押し下げ操作)すると、クレジットの中からベット数が決定される。なお、一番左端に位置する1ベットボタン18は1ベット(1枚掛け)に対応し、その右隣の2ベットボタン20は2ベット(2枚掛け)に対応する。そして、1つだけ離れた位置にあるMAXベットボタン22は最大ベット数に対応する。最大ベット数は、通常ゲームまたはビッグボーナス中の小役ゲームでは3ベットであり、レギュラーボーナス、JACゲームでは1ベットである。
(1−6.始動操作)
遊技者がメダルを掛ける操作を行い、あわせてウェイトタイマ(前回の始動から4.1秒を計測するタイマ)がタイムアップしていると上記のリール装置が始動可能な状態となる。リール装置の始動は、遊技者が始動レバー24を操作することで行われる。前面扉4には始動レバー24が設けられており、この始動レバー24は、前面扉4から前面側へ突出するようにして配置されている。なお、始動レバー24の操作態様については、これを押し下げるもの、押し上げるもの、左右方向へ倒すもの、上下左右を含むいずれかの方向へ傾斜させるもの等のパターンがある。
(1−7.停止操作)
前面扉4の中央位置には、左停止ボタン26、中停止ボタン28および右停止ボタン30が横方向に3つ並んで配置されている。始動レバー24が操作されると、上記のリール装置が始動して3つのリールが回転する。この後、遊技者が左停止ボタン26、中停止ボタン28および右停止ボタン30を1つずつ操作(例えば押し込む操作)すると、3つのリールのうち各対応するものが回転を停止する。そして、3つのリールが全て停止すると、そのときの停止図柄の組み合わせ(以下、停止図柄態様)に基づいてゲーム結果が判定され、必要に応じて遊技者に遊技価値が与えられる。
(1−8.遊技価値の付与)
遊技価値の付与は、例えばメダルの払い出しによって行われる。メダルの払い出しが行われる場合、その枚数が表示部32に数値表示される。上記のクレジットが最大数に達していなければ、払い出されたメダルはクレジット数に加算される。また、払い出し枚数を加算してクレジットが最大数を超えると、その超過分は払出口36を通じて受皿38に払い出される。また遊技者が精算ボタン40を操作すると、貯留されているクレジット数分のメダルが返却され、返却されたメダルもまた払出口36を通じて払い出される。
スロットマシン1によるゲームにおいては、上記のように図柄の組み合わせに応じて遊技価値が付与されることを「入賞」と呼称するほか、ゲームの結果には単純な外れや取りこぼし、リプレイ(再遊技)等がある。リール装置の停止時に、何らの図柄も揃わなかった場合は単純に外れか、あるいは取りこぼしとなる。公知のように、1回ごとのゲームで図柄が揃うか揃わないかは内部的な抽選で決まっているため、内部的に揃う状態でない限り「入賞」はない。ただし、内部的に揃う状態であっても、遊技者が停止ボタン26,28,30を操作するタイミングが合っていないと、揃うはずの図柄が揃わないことがあり、この場合は「取りこぼし」となる。
また、リール装置の停止時にリプレイ図柄と称する種類の図柄が3つ揃う組み合わせが表示されると「リプレイ」となり、遊技者は次に改めてメダルを掛けることなく、前回のゲームと同じベット数で再度ゲームを実行することができる。
また、リール停止時に「ボーナス図柄」と称する図柄の組み合わせが表示されると、いわるビッグボーナスゲームやレギュラーボーナスゲームと称する特別な遊技状態に移行する。なお、これらボーナスゲームの内容はいずれも公知であるので、ここでは説明を省略する。
(1−9.その他の構成)
その他、スロットマシン1には、遊技の進行に伴う演出を行うための要素が装備されている。例えば、上記の受皿38の奥には、払出口36の左右に一対のスピーカ44が内蔵されている。また、前面扉4の天辺には、中央部や左右のコーナ部にランプ45,46が配置されているほか、下側部分の左右縁部にもランプ48が配置されている。
(2.内部の構成)
図2は、前面扉4を開放した状態で本体部2の内部を示している。通常、前面扉4を頻繁に取り外しすることはないが、図2では構造の理解を容易にするため、便宜上前面扉4が取り外された状態で示されている。
(2−1.リール装置)
本体部2の内部には支持棚42が設けられており、この支持棚42は、本体部2の内部を上下に仕切るようにして左右に延びている。支持棚42の上に上記のリール装置(参照符号10)が設置されており、リール装置10は前面側からみて左寄りとなる位置に設置されている。
上記のように、リール装置10は可動表示体の一例として3つの左リール10a、中リール10bおよび右リール10cを有している。各リール10a,10b,10cの外周にはそれぞれリール帯が巻かれており、その表面に各種の図柄が付されている。図2には示されていないが、図柄には例えば、数字の「7」や「BAR」等の文字、ベル、スイカ、チェリー、プラム等を図案化したもの、あるいは、スロットマシン1の機種を特徴付けるキャラクタや図形、記号等を図案化したもの等が含まれている。
(2−2.ホッパ装置)
また本体部2の内部には、底板の上面にホッパ装置54が設置されている。上記の投入口15から投入されたメダルはホッパ装置54に受け止められ、ここに貯えられる。ホッパ装置54は、相当枚数(例えば2000枚程度)のメダルを貯えられるだけの容量を有している。またホッパ装置54は、貯えたメダルを1枚ずつ払い出す機能をも有している
(2−3.演出装置〔演出動作体〕)
図2中に2点鎖線で示されているように、本実施形態のスロットマシン1では、本体部2の内部に演出装置(参照符号70)を設置するためのスペースが確保されている。演出装置70としては、例えば演出用リール(以下では、第4のリールという意味で「4thリール」と呼称する。)を想定することができ、このような4thリールは、リール装置10とは別に演出動作を行う目的で作動される。
4thリールは、リール装置10の各リール10a,10b,10cと同様に横型円筒形状をなしているが、メイン制御基板56の制御ではない図柄の表示に用いられる。つまり、4thリールの表面には演出上で用いられる各種の情報(文字、図形、記号、キャラクタ画像等)が付されている。なお、演出装置70についてはさらに後述する。
(3.電子機器類)
本体部2の内部には各種の電子機器類が設置されている。図2中、主なものはメイン制御基板50やサブ制御基板56、外部端子基板58等の基板類のほか、電源ユニット62である。これら電子機器類については以下に詳しく説明する。
(4.スロットマシンの内部構成)
図3は、スロットマシン1に装備されている各種の機構要素や電子機器類、操作部材等の構成を概略的に示している。
(4−1.メイン制御基板)
上記のメイン制御基板50は、スロットマシン1の遊技の進行を統括的に制御するためのものである。メイン制御基板50には、CPU50aをはじめROM50b、RAM50c、インタフェース等の電子部品が実装されている。メイン制御基板50は主に遊技者の利益に関わる内部抽選を行い、その抽選結果に基づいて各リール10a,10b,10cの停止位置を制御する機能を有する。
図3に示されているように、始動レバー24や左・中・右停止ボタン26,28,30等の操作部材類はいずれもメイン制御基板50に接続されており、これら操作部材類は図示しないセンサを用いて遊技者による操作を検出し、その操作信号をメイン制御基板50に出力する。
上記のリール装置10は、左リール10a、中リール10b、右リール10cを個別に回転させるためのステッピングモータを有しており、メイン制御基板50からはステッピングモータの駆動を制御するための駆動パルス信号がリール装置10に出力される。またリール装置10は、各リール10a,10b,10cの回転に関する基準位置を検出するためのリールインデックスセンサを有しており、これらリールインデックスセンサからの検出信号(基準位置信号)がメイン制御基板50に入力されている。メイン制御基板50はこの検出信号に基づいて各リール10a,10b,10cの回転に関する位置(いずれの図柄が有効ライン上に位置しているか)を割り出し、その停止時にいずれの図柄を有効ライン上に停止させるかの制御、つまりリール制御を実行することができる。
リール装置10の停止時にメダルの払い出しが必要となる場合、メイン制御基板50はホッパ装置54に対して駆動信号(ON信号)を出力し、払出用のモータ(図示していない)を駆動する制御を行う。一方、ホッパ装置54には払出センサ(図示していない)が内蔵されており、この払出センサは実際に払い出されたメダルを検出し、その検出信号をメイン制御基板50に出力する。メイン制御基板50は、実際の払出枚数が入賞役に対応した払出枚数に達すると、そこで払出用モータの駆動を停止させる。
また、前面扉4の背面側(本体部2の内部)には、メダル投入口15の奥にメダルセレクタ52が設置されており、メダルセレクタ52もまたメイン制御基板50に接続されている。メダルセレクタ52は投入センサおよびロックアウトソレノイドを有しており、メダル投入口15から投入されたメダルが投入センサにより検出されると、その検出信号がメイン制御基板50に出力される。一方のロックアウトソレノイドは、メダル投入通路を開閉する役割を果たす。ロックアウトソレノイドは、非作動の状態でメダルセレクタ52の通路を閉塞しているが、作動時にはこの通路を開き、メダルの投入を受け付け可能な状態にする。
逆に、ロックアウトソレノイドが非作動になるとメダル投入通路が閉塞されてメダルの投入が受け付けられなくなり、遊技者がメダルを投入しても、そのまま受皿38に返却される。これにより、メダル投入によるベット・クレジット加算のいずれも行われなくなる。
その他、表示部16,32,34もまたメイン制御基板50に接続されており、メイン制御基板50は、ゲーム中のクレジット数や払出枚数等の情報を7セグメントLEDによって数値表示する。またメイン制御基板50は、表示部34にてボーナスゲーム中のゲームカウント数を表示することができる。なお表示部34は、前面扉4の上部位置に設置されている。
(4−3.外部端子基板)
メイン制御基板50には外部端子基板58が接続されており、スロットマシン1はこの外部端子基板58を介してホールコンピュータ60に接続されている。外部端子基板58は、メダルの出入信号(投入メダル信号や払出メダル信号)のほか、メイン制御基板50から送信される各種信号(BB中、RB中等を表す遊技ステータス)をホールコンピュータ60に中継している。なお、BB」はビッグボーナス、「RB」はレギュラーボーナスの略号であり、本実施形態では、いずれも公知の内容と同じである。
(4−4.サブ制御基板〔演出制御基板〕)
上記のサブ制御基板56には、CPU56aやROM56b、RAM56c、VDP(Video Display Processor)56d、音源IC56e、オーディオアンプ56f等が実装されている。サブ制御基板56は、メイン制御基板50から送信される指令信号に基づいて、例えば液晶表示装置6による画像の表示や、スピーカ44の作動を制御するほか、ランプ(LED)45,46,48の点灯または点滅を制御している。
さらにサブ制御基板56は、メイン制御基板50から送信される指令信号(メダル投入音コマンド、ベット操作音コマンド、払出音コマンド等)を受け取って、液晶表示装置6やスピーカ44、ランプ45,46,48の制御を実行することもできる。
(4−5.電源ユニット〔電源装置〕)
上記の電源ユニット62は外部電源(例えばAC100V)から電力を取り込み、スロットマシン1の作動に必要な電力(例えばDC24V,12V,5V)を生成する。本実施形態では、電源ユニット62からメイン制御基板50に電力が供給され、そして、メイン制御基板50を中継してサブ制御基板56やリール装置10、ホッパ装置54等に必要な動作電力が供給される。
また電源ユニット62には、電源スイッチ64や設定キースイッチ66、リセットスイッチ68等が付属している。これらスイッチ類はいずれも本体部2の外側に露出しておらず、前面扉4を開くことで始めて操作可能となる。このうち電源スイッチ64は、スロットマシン1への電力供給をON−OFFするためのものであり、設定キースイッチ66はスロットマシン1の設定(例えば設定1〜6)を変更するためのものである。またリセットスイッチ68はスロットマシン1で発生したエラーを解除するためのものであり、さらには設定キースイッチ66とともに設定を変更する際にも操作される。設定の変更は、スロットマシン1の出玉率(投入枚数に対する払出枚数の割合)を段階的に変更するためのものであり、通常、設定1で最も低い出玉率となり、設定6で最も高い出玉率となる。設定の変更は、遊技場の責任者によって行われる。
(5.液晶表示装置の構成)
次に図4は、本実施形態のスロットマシン1における液晶表示装置6を各構成要素に分離した状態で示している。液晶表示装置6は主に、前面側の液晶表示パネル80とその背面側のバックライトユニットから構成される。さらにバックライトユニットは、その前面側から拡散板82、導光板84および冷陰極管86、反射板88の順に構成要素を有する。以下、各構成要素について説明する。
(5−1.液晶表示パネル)
液晶表示パネル80は、液晶層を有したアレイ基板と、その前後に付設された偏光板とから構成されている。また必要に応じて、液晶表示パネル80には駆動基板80aを付設することができる。
図4には取り付け状態が示されていないが、液晶表示パネル80は前面扉4の背面側から取り付けられる。このため前面扉4には、前面側にて液晶表示パネル80を保護するための保護部材(例えば透明樹脂プレート)が配置されることが望ましい。なお、液晶表示パネル80の画面サイズ(表示領域)は、前面扉4の幅やその背面における設置スペースの制約はあるが、遊技者からみて、図柄の組み合わせが表示される領域(図柄表示領域)よりも大きいサイズであることが好ましい。このサイズの画面であれば、視覚的にインパクトのある表示を行うことが可能となる。
(5−2.拡散板〔拡散部材〕)
拡散板82は、例えば透明な板材に光拡散性を有するフィルムやシートを貼着したり、光拡散性を有する材料層を蒸着または塗布したりして構成されている。あるいは、拡散板82そのものが光拡散性を有する材料で成型されていてもよい。
拡散板82の大きさ、特に外形は、液晶表示パネル80の画面サイズに対応している必要がある。なお、特に板材を必要としなければ、フィルムまたはシート材料のみで拡散板82を構成してもよい。
拡散板82には、左リール10a、中リール10b、右リール10cに対応して3つの表示窓6a,6b,6cが形成されている。これら表示窓6a,6b,6cは例えば、予め決まった位置でフィルムやシート材料、拡散材料層等を矩形にくり抜くことによって形成される。あるいは、材料層を蒸着・塗布する場合、事前にマスキングを施した部分に表示窓6a,6b,6cが形成される。
なお、各表示窓6a,6b,6cの縦・横の大きさは、実際に使用するリール装置10の幅や直径等のサイズに合わせて相対的に決定することができる。いずれにしても、各表示窓6a,6b,6cは左・中・右のリール10a,10b,10cについて縦方向に3つの図柄が有効に視認されるだけの大きさに形成されている必要がある。また、正面からみた拡散板82上における各表示窓6a,6b,6cの位置についても、その背後に設置されるリール装置10との相対的な位置関係から最適な位置を決定することができる。
(拡散板の入れ替え)
図4に示されているように、本実施形態では2つの異なる態様を有した拡散板82,82’が使用される。具体的には、先に挙げた1つの拡散板82には3つのリール10a,10b,10cにそれぞれ対応した3つの表示窓6a,6b,6cが形成されている。これに対してもう1つの拡散板82’には、3つの表示窓6a,6b,6cに加えて4thリール窓6dが形成されている。
いずれの拡散板82,82’を使用するかは、スロットマシン1の機種に応じて選択される。より具体的には、4thリール窓6dは、スロットマシン1において上記の4thリール(演出装置70)を使用する場合に必要となるものであり、その位置や形状は、4thリールの配置との相対関係から決定することができる。したがって、スロットマシン1において4thリールが使用される機種においては、一方の拡散板82ではなくもう一方の拡散板82’が使用される。
(スライド機構)
図4には示されていないが、上記のような拡散板82,82’の入れ替え作業を容易にするため、前面扉4の背面側にはスライド機構が設けられており、このスライド機構により、拡散板82,82’は前面扉4に対して横方向にスライド式に着脱可能に支持されている。スライド機構は、例えば拡散板82を上下から挟み込む位置に設置されており、このスライド機構は、拡散板82の上下縁部を横方向にスライド自在に支持することができる。したがって、例えば一方の拡散板82が液晶表示パネル80の背面側に位置している状態で、この拡散板82を横方向(この例では正面からみて右方向)にずらすと、その上下縁部がスライド機構に案内されながらスライドする。
そして、そのまま拡散板82を引き去ることで、液晶表示パネル80の背面側から拡散板82を完全に抜き取ることができる。拡散板82を抜き取った後は、もう一方の拡散板82’の上下縁部をスライド機構に支持させるようにして差し込み、これを逆方向(この例では正面からみて左方向)に押し込めば、そのまま上下縁部がスライド機構に案内されて拡散板82’がスライドする。そして、そのまま拡散板82’を左奥いっぱいまで押し込むと、抜き取った方の拡散板82が元々あった位置に別の拡散板82’を配置させることができる。なお、拡散板82,82’のいずれも、液晶表示パネル80の背面側に配置された状態ではストッパ部材等によって固定されることが好ましい。なお、スライド機構の具体的な構成については図示を省略しているが、公知のリニアガイドやローラ式ガイド、レール式ガイド等の各種の機構部品を本実施形態に転用することができる。
このようにして、本実施形態では2つの態様の拡散板82,82’を選択的に入れ替える作業を容易に行うことができる。また、拡散板82,82’の入れ替えについてはさらに後述する。
(5−3.導光板〔導光部材〕)
導光板84は、例えば透明アクリル板等から構成されている。導光板84の大きさ・形状もまた、液晶表示パネル80の画面サイズに合わせて決定される必要がある。また、導光板84の片方の面(背面)には、例えば白色ドットパターンをプリントしたり、立体的な凹凸パターンを一体に成型したりすることで、光の反射率を高める加工がされている。
(5−4.冷陰極管〔光源〕)
冷陰極管86は、例えば導光板84の上下の縁部に沿って配置される。この例とは別に、冷陰極管86は導光板84の左右側縁部に沿って配置されていてもよいし、上下の縁部のいずれか一方と、左右側縁部のいずれか一方とにL字型をなして配置されていてもよい。また冷陰極管86は、液晶表示パネル80の画面の左右いっぱいまで光を照射できるだけの充分な長さを有することが好ましい。
(5−5.反射板〔反射部材〕)
反射板88は、例えば基板となる板材(本体部)の表面に高反射率のフィルムやシート材料等を貼着したり、高反射率の材料層を蒸着・塗布したりすることで構成される。いずれにしても、反射板88において反射性の高い材料が付されている部分が反射面を構成する。本実施形態では、反射板88の板材に適度な厚みを持たせることで、反射板88そのものにある程度の強度が付与されている。反射板88の左右側縁部には、それぞれ上下で一対をなす取付部88hが形成されており、反射板88は4つの取付部88hを介して前面扉4の背面にねじ留めされる。このとき、導光板84は反射板88が押さえとなって拡散板82の背面側に固定される。
なお、一般的に液晶表示パネル80の輝度(照射範囲の表示輝度)を高めるための方法として、上記のように導光板84の背面に白色ドットパターンを印刷する手法があるが、本実施形態では、導光板84を透明部として使用する予定がある部分(4thリール窓6dやドットマトリクスLEDの表示領域に対応する部分)にまでドットパターンが印刷されていると、これらの部分を透明部として利用する場合にドットパターンが視認性の妨げとなる。このため本実施形態では、導光板84そのものの透明度を確保するために導光板84には予めドットパターンが印刷されていない。その代わりに本実施形態では、液晶表示パネル80の輝度を高める方法として、反射板88の表面(前面)に白色ドットパターンを印刷する手法を採用している。この場合、反射板88と導光板84とを密着させることで、導光板84内を全反射する光を反射板88のドットパターンによって良好に散乱させることができる。
(反射面開口部・反射面着脱部)
反射板88には、上記の3つの表示窓6a,6b,6cに対応する位置に3つの表示開口部88a,88b,88cが形成されている。これら表示開口部88a,88b,88cは反射板88の板材(本体部)を開口して形成されており、それゆえ表示開口部88a,88b,88cには反射面が形成されていない。各表示開口部88a,88b,88cの大きさ・形状は各表示窓6a,6b,6cと同じであり、また、表示開口部88a,88b,88c同士の相対的な位置関係は、表示窓6a,6b,6c同士の位置関係と同じに設定されている。したがって、導光板84を挟んで拡散板82の背面側に反射板88が取り付けられると、拡散板82の3つの表示窓6a,6b,6cと反射板88の3つの表示開口部88a,88b,88cとがぴったり重なり合った状態となる。
また反射板88には、その右側縁部に右側開口部88dが形成されており、この右側開口部88dは正面からみて右端の表示開口部88cに隣接した位置にある。また反射板88の下縁部には下側開口部88eが形成されており、この下側開口部88eは表示開口部88a,88b,88cの下方を幅方向に延びている。
上記の右側開口部88dは縦長の矩形をなし、もう一方の下側開口部88eは横に長細い矩形をなしている。反射板88には、右側開口部88dおよび下側開口部88eにそれぞれ対応して右側着脱部88fおよび下側着脱部88gが付属している。これら着脱部88e,88fは、それぞれ対応する開口部88c,88dの開口縁の形状に合致した外形を有している。それゆえ右側着脱部88fは右側開口部88dの内側にぴったり嵌り込んだ状態で右側開口部88dを隙間なく閉塞することができる。同様に、下側着脱部88gは下側開口部88eの内側にぴったり嵌り込んだ状態で下側開口部88eを隙間なく閉塞することができる。
したがって、右側開口部88dおよび下側開口部88eにそれぞれ対応する右側着脱部88fまたは下側着脱部88gが嵌め込まれると、この状態で反射板88には3つの表示開口部88a,88b,88cを除いて板材の全領域に反射面が形成されることになる。
これに対し、右側開口部88dおよび下側開口部88eからそれぞれ対応する右側着脱部88fまたは下側着脱部88gが分離されると、反射板88には3つの表示開口部88a,88b,88cの他に反射面が欠落した部分が形成される。
なお図4には示されていないが、実用上は各着脱部88f,88gの着脱作業を容易にするため、反射板88の板材または各着脱部88f,88gに着脱自在の固定部材(例えば樹脂製スナップ、フック、ファスナー等)が設けられていることが好ましい。
(開口部の形態)
ここで右側開口部88dを例に挙げると、その大きさや形状・位置関係は拡散板82’の4thリール窓6dと同じであり、また、表示開口部88a,88b,88cと右側開口部88dとの相対的な位置関係は、拡散板82’における表示窓6a,6b,6cと4thリール窓6dとの相対的な位置関係と同じに設定されている。したがって、一方の拡散板82からもう一方の拡散板82’に入れ替えられた状態にあるとき、導光板84を挟んで拡散板82’の背面側に反射板88が取り付けられると、拡散板82’の4thリール窓6dと反射板88の右側開口部88dとがぴったり重なり合った状態となる。
(5−6.図柄表示領域)
前面扉4が閉じられた状態にあるとき、スロットマシン1の前面側からは各表示窓6a,6b,6cを透かしてリール10a,10b,10cの一部のみが視認可能であり、その停止時には各リール10a,10b,10cにつき、縦方向に3図柄分の表示領域が表示窓6a,6b,6c内に形成される。表示窓6a,6b,6cは、前面側からみて液晶表示装置6の表示画面内に形成されているが、この表示窓6a,6b,6cに対応する範囲では液晶表示パネル80による画像の表示が行われず、この範囲の液晶表示パネル80は透明(または半透明)な状態で用いられる。
(6.機種変更の例)
以上が本実施形態における液晶表示装置6の構成であるが、このような液晶表示装置6の構成により、本実施形態では同じ構造の液晶表示パネル80を用いることで、以下のようにスロットマシン1に多様な機種を用意できるものとなっている。
(6−1.第1機種)
図5は、スロットマシン1を第1機種として構成した場合の形態例を示している。この第1機種は、主に以下の点に特徴を有する。
(1)前面扉4の前面に比較的大型の液晶表示画面が配置されている。
(2)3つのリール10a,10b,10cがそれぞれ独立した表示窓6a,6b,6c内にて、液晶表示パネル80を透かして視認される。
(3)液晶表示画面内には表示窓6a,6b,6cが存在するだけであるため、液晶表示画面の有効面積が比較的大きい。
(第1機種の態様)
図5の第1機種を構成するためには、液晶表示装置6において一方の拡散板82が選択される。また、あわせて反射板88の右側開口部88dおよび下側開口部88eには、それぞれ対応する右側着脱部88fまたは下側着脱部88gが取り付けられた状態にある。この場合、導光板84から液晶表示パネル80に対して光が照射される範囲は、上記の表示窓6a,6b,6cを除く全ての範囲となるので、表示窓6a,6b,6c以外の部分を有効に活用して液晶表示装置6による画像の表示が可能となる。
(6−2.第2機種)
図6は、スロットマシン1を第2機種として構成した場合の形態例を示している。この第2機種は、主に以下の点に特徴を有する。
(1)前面扉4の前面に比較的大型の液晶表示画面が配置されている。
(2)3つのリール10a,10b,10cがそれぞれ独立した表示窓6a,6b,6c内にて、液晶表示パネル80を透かして視認される。
(3)前面側からは、3つのリール10a,10b,10cに加えて、その右隣に4thリール(演出装置70)が視認される。
(4)液晶表示画面内には表示窓6a,6b,6cの他に4thリール窓6dが存在する。このため上記の第1機種と比較すると、4thリール窓6dの分だけ液晶表示画面の有効面積が小さい。
(第2機種の態様)
図6の第2機種を構成するためには、液晶表示装置6においてもう一方の拡散板82’が選択される。また、あわせて反射板88の右側開口部88dから右側着脱部88fが取り外されるが、下側開口部88eに対応する下側着脱部88gは取り付けられたままの状態にある。この場合、導光板84から液晶表示パネル80に対して光が照射される範囲は、上記の表示窓6a,6b,6cおよび4thリール窓6dを除く範囲となり、表示窓6a,6b,6cおよび4thリール窓6d以外の部分を有効に活用して液晶表示装置6による画像の表示が可能となる。
なお、4thリール窓6dに対応する範囲では導光板84から液晶表示パネル80に対して光は照射されないが、例えば、4thリールに内蔵のバックライトを照射することで、4thリールの前面側に液晶表示装置6による画像を重ねて表示することが可能である。なお4thリールは、演出動作に用いられるものであって遊技者の利益を直接左右するものではないため、その前面側に液晶表示装置6による画像を重ねて表示させることで演出を優先させることができる。
(6−3.第3機種)
次に、スロットマシン1を第3機種として構成した場合の形態例を説明する。特に図示していないが、この第3機種は、主に以下の点に特徴を有する。
(1)前面扉4の前面に比較的大型の液晶表示画面が配置されている。
(2)3つのリール10a,10b,10cがそれぞれ独立した表示窓6a,6b,6c内にて、液晶表示パネル80を透かして視認される。
(3)前面側からは、3つのリール10a,10b,10cに加えて、その下方位置にドットマトリクスLED(演出装置70)が視認される。
(4)液晶表示画面内には表示窓6a,6b,6cの他にドットマトリクスLEDの表示領域が存在する。このため上記の第1機種と比較すると、4thリール窓6dの分だけ液晶表示画面の有効面積が小さい。
(第3機種の態様)
上記の第3機種を構成するためには、液晶表示装置6において別の拡散板(図示されていない)への入れ替えが行われる。また、あわせて反射板88の下側開口部88eから下側着脱部88gが取り外される必要があるが、右側開口部88dに対応する右側着脱部88fは取り付けられたままの状態で残される。この場合、導光板84から液晶表示パネル80に対して光が照射される範囲は、上記の表示窓6a,6b,6cおよびドットマトリクスLEDの表示領域を除く範囲となり、この範囲を有効に活用して液晶表示装置6による画像の表示が可能となる。
第3機種において、ドットマトリクスLEDの表示領域内では導光板84から液晶表示パネル80に対して光は照射されないが、例えば、冷陰極管86とは別のバックライトを照射することで、ドットマトリクスLEDの前面側に液晶表示装置6による画像を重ねて表示することが可能である。
なお、第3機種で用いられる拡散板の具体的な態様は、図4に例示したもう一方の拡散板82’にならって考えればよい。すなわち、ここで用いられる拡散板は、表示窓6a,6b,6cの他に反射板88の下側開口部88eに対応する部分において拡散面がくり抜かれた状態となっている。
(6−4.第4機種)
次に、スロットマシン1を第4機種として構成した場合の形態例を説明する。ここでも特に図示していないが、この第4機種は、主に以下の点に特徴を有する。
(1)前面扉4の前面に比較的大型の液晶表示画面が配置されている。
(2)3つのリール10a,10b,10cがそれぞれ独立した表示窓6a,6b,6c内にて、液晶表示パネル80を透かして視認される。
(3)前面側からは、3つのリール10a,10b,10cに加えて、その右隣に4thリールが視認されるほか、さらに下方位置にドットマトリクスLED(いずれも演出装置70)が視認される。
(4)液晶表示画面内には表示窓6aの他に4thリール窓6dおよびドットマトリクスLEDの表示領域が存在する。このため上記の第1〜第3機種のいずれと比較しても、液晶表示画面の有効面積が小さく、なかでも最小の有効面積となる。
(第4機種の態様)
上記の第4機種を構成するためには、液晶表示装置6においてさらに別の拡散板(図示されていない)への入れ替えが行われる。また、あわせて反射板88の右側開口部88dおよび下側開口部88eから、それぞれ対応する右側着脱部88fまたは下側着脱部88gが取り外される必要がある。この場合、導光板84から液晶表示パネル80に対して光が照射される範囲は、上記の表示窓6aに加えて4thリール窓6dおよびドットマトリクスLEDの表示領域を除いた範囲となる。
第4機種において、4thリール窓6dおよびドットマトリクスLEDの表示領域内ではいずれも導光板84から液晶表示パネル80に対して光は照射されない。その代わり、例えば4thリール窓6d内では4thリールのバックライトを照射し、また、ドットマトリクスLEDの表示領域内では冷陰極管86とは別のバックライトを照射することで、4thリールやドットマトリクスLEDの前面側にて液晶表示装置6による画像を重ねて表示することが可能である。
なお、第4機種で用いられる拡散板の具体的な態様もまた、図4に例示したもう一方の拡散板82’にならって考えればよい。すなわち、ここで用いられる拡散板は、表示窓6aと4thリール窓6dに加えて、反射板88の下側開口部88eに対応する部分において拡散面がくり抜かれた状態となっている。
(6−5.第5機種)
次に図7は、スロットマシン1を第5機種として構成した場合の形態例を示している。この第5機種は、主に以下の点に特徴を有する。
(1)前面扉4の前面に比較的大型の液晶表示画面が配置されている。
(2)リール10a,10b,10cは、前面側からみて液晶表示装置6の背後に位置していない。その代わり、他の機種と比較して小型のリール10a’,10b’,10c’が液晶表示装置6の直ぐ上方となる前面扉4の上部位置に設置されており、この位置で液晶表示パネル80を透過することなく前面側から視認される。
(3)液晶表示画面内には表示窓6aをはじめ右側開口部88dおよび下側開口部88eのいずれも存在していないため、液晶表示画面の有効面積は上記の第1〜第4機種のいずれと比較しても大きく、これらの中で最大となる。
(第5機種の態様)
図7の第5機種を構成するためには、液晶表示装置6において全く別の拡散板への入れ替えが行われる。ここで用いる拡散板は、窓等の開口が一切設けられておらず、その全面にわたって反射面が形成されている態様となる。
また、反射板88の右側開口部88dおよび下側開口部88eには、それぞれ対応する右側着脱部88fまたは下側着脱部88gが取り付けられた状態にあるが、さらには3つの表示開口部88a,88b,88cにも、それぞれ対応する形状を有した着脱部が取り付けられる。この場合、導光板84から液晶表示パネル80に対して光が照射される範囲は、導光板84の全体にわたって拡がるので、液晶表示パネル80の全域を使って視覚的にインパクトの大きい画像の表示が可能となる。
(7.その他の実施形態についての言及)
上述した一実施形態の他に、本発明の遊技機は各種の実施形態を採用することができる。以下に、いくつか例を挙げてその他の実施形態について言及する。
(1)一実施形態では、いずれの機種についても各リール窓6dが別々に独立して形成されているが、3つのリール10a,10b,10cの全てをカバーする大きさで1つの表示窓(図柄表示領域)が形成されている態様であってもよい。
(2)一実施形態では、演出装置70として4thリールやドットマトリクスLED等を挙げているが、演出装置70にはキャラクタ体等の可動物を用いてもよいし、あるいは、回転灯のような電子装置を用いてもよい。
(3)図4では拡散板82,82’がスライド機構によって相互に入れ替えられる構成となっているが、予め右側着脱部88fや下側着脱部88gが取り外された状態の反射板88と、右側着脱部88fおよび下側開口部88eの両方が取り付けられた状態の反射板88の2種類が予め用意されており、いずれかの反射板88が選択的に入れ替え可能である構成であってもよい。
(4)その他、一実施形態で挙げた第1〜第5機種はいずれも好ましい例示であり、表示窓6aや4thリール窓6d等の配置を様々に変更することで、より多様な機種のバリエーション展開が可能であることはいうまでもない。
(8.バックライトユニットの変更)
一実施形態ではバックライトユニットのうちの拡散板82および反射板88の構成を変更して複数機種のバリエーションを展開する例を挙げたが、以下にバックライトユニット全体を変更して機種のバリエーションを展開する場合について、図8〜図11を参照して説明する。なお、以下の説明では既に一実施形態において説明済みの構成要素については図面とともに同じ参照符号を付し、重複した説明を省略するものとする。
(8−1.第1機種)
図8は、一実施形態で挙げた第1機種に相当する液晶表示装置6の構成を示している。ここでは拡散板82、導光板84および反射板88が1つのバックライトユニット81として構成されている。このバックライトユニット81は、全体として前面扉4の背面側に設置される。
一実施形態で述べたように、導光板84の背面には光の反射率を高めるためのドットパターンが印刷されているが、各表示窓6a,6b,6cに対応する位置ではドットパターンが印刷されていない。ドットパターンは導光板84の背面のほぼ全域に分布して付されており、その分布密度は冷陰極管86に近い上下端の位置ほど低く、冷陰極管86から遠ざかるにつれて分布密度が高くなり、中央位置で最も密度が高くなっている。これにより、導光板84の全域で均等に光を照射することができる。なお図中に簡略化して示されている黒点は、ドットパターンが印刷されていない領域(マスク部分)である。
(8−2.第2機種)
図9は、一実施形態で挙げた第2機種に相当する液晶表示装置6の構成を示している。ここでも同様に、拡散板82、導光板84および反射板88が1つのバックライトユニット81として構成されている。
第2機種においても、導光板84の背面には各表示窓6a,6b,6cに対応する位置にドットパターンが印刷されていない。これに加えて第2機種では、4thリール窓6dに対応する位置にもドットパターンが印刷されていない。
(8−2.第3機種)
図10は、一実施形態で挙げた第3機種に相当する液晶表示装置6の構成を示している第3機種においても、導光板84の背面には各表示窓6a,6b,6cに対応する位置にドットパターンが印刷されていない。これに加えて第2機種では、ドットマトリクスLED用の抜き窓82eに対応する位置にもドットパターンが印刷されていない。
(8−5.第4機種)
図11は、一実施形態で挙げた第4機種に相当する液晶表示装置6の構成を示している。第4機種においては、導光板84の背面には各表示窓6a,6b,6cに対応する位置にドットパターンが印刷されていないほか、4thリール窓6dおよびドットマトリクスLED用の抜き窓82eにそれぞれ対応する位置にもドットパターンが印刷されていない。
図8〜図11に例示した構成によれば、複数機種について液晶表示パネル80を共通化する一方、その背後のバックライトユニット81を専用のものに入れ替えることで、容易に機種のバリエーション展開が可能となる。液晶表示装置6の構成により、一実施形態と同様にスロットマシン1に多様な機種を用意できるものとなっている。なお、その他の特徴については、一実施形態で挙げた場合と同じである。
スロットマシンの正面図である。 筐体の内部を示した正面図である。 スロットマシンの構成を概略的に示したブロック図である。 液晶表示装置の分解斜視図である。 スロットマシンの第1機種の形態を示した図である。 スロットマシンの第2機種の形態を示した図である。 スロットマシンの第5機種の形態を示した図である。 スロットマシンの第1機種の別形態を示した図である。 スロットマシンの第2機種の別形態を示した図である。 スロットマシンの第3機種の別形態を示した図である。 スロットマシンの第4機種の別形態を示した図である。
符号の説明
1 スロットマシン
4 前面扉
6 液晶表示装置
6a,6b,6c 表示窓
10 リール装置
24 始動レバー
26,28,30 停止ボタン
70 演出動作体
80 液晶表示パネル
82,82’ 拡散板
84 導光板
86 冷陰極管
88 反射板
88a,88b,88c 表示開口部
88d 右側開口部
88e 下側開口部
88f 右側着脱部
88g 下側着脱部

Claims (7)

  1. 遊技機本体の前面側にて表示を行う表示領域を有した液晶表示パネルと、
    前記液晶表示パネルによる表示の内容を前面側から視認可能とするための光を発する光源と、
    前記液晶表示パネルの背面側に設けられ、前記光源から発せられる光を前記液晶表示パネルに対して背面側から照射する光照射部材と、
    前記光照射部材が前記液晶表示パネルに対して光を照射する照射範囲を前記表示領域内にて規定するとともに、前記表示領域内における前記照射範囲の配置および形態の少なくとも一方を変更可能とする照射範囲可変手段とを備え
    前記照射範囲可変手段は、
    前記光照射部材の背面側に沿った本体部を有し、この本体部に対して特定の部位が着脱可能であるとともに、前記光照射部材から放射された光を前記光照射部材に向けて反射する反射面を有する反射部材と、
    前記液晶表示パネルと前記光照射部材との間に配置されて前記光照射部材からの放射光を拡散させるとともに、前記反射部材の本体部における前記特定の部位の装着状態に対応した形態に置き換え可能な拡散部材と
    を有することを特徴とした遊技機。
  2. 表面に複数種類の図柄が付された複数の可動表示体を有し、
    前記可動表示体を作動させて図柄の表示を変動させる一方、前記可動表示体を停止させて図柄の組み合わせを表示する図柄表示装置と、
    前記図柄表示装置の前面側に配置され、少なくとも前記可動表示体の停止時に図柄の組み合わせが表示される図柄表示領域よりも大きい表示領域を有した液晶表示パネルと、
    前記液晶表示パネルの背面側に設けられ、前記表示領域内で行われる表示の内容を前面側から視認可能とするための光を発する光源と、
    前記液晶表示パネルの前記表示領域のうち少なくとも前記図柄表示領域に対応する範囲の外側部分に対し、前記光源が発する光を背面側から照射する光照射部材と、
    前記液晶表示パネルに対して背面側から前記光照射部材が光を照射する照射範囲の配置および形態の少なくとも一方を、前記表示領域内にて予め規定された複数パターンの中から選択可能とする照射範囲可変手段とを備え
    前記照射範囲可変手段は、
    前記光照射部材の背面側に沿った本体部を有し、この本体部に対して特定の部位が着脱可能であるとともに、前記光照射部材から放射された光を前記光照射部材に向けて反射する反射面を有する反射部材と、
    前記液晶表示パネルと前記光照射部材との間に配置されて前記光照射部材からの放射光を拡散させるとともに、前記反射部材の本体部における前記特定の部位の装着状態に対応した形態に置き換え可能な拡散部材と
    を有することを特徴とした遊技機。
  3. 請求項1または2記載の遊技機において、
    前記液晶表示パネルの背面側に配置され、前記光源から取り込んだ光を前記液晶表示パネルの前面側へ向けて放射する導光部材と、
    前記反射部材の本体部に形成され、前記反射面のうち予め区画された一部の領域に対応する前記特定の部位を着脱可能に支持するとともに、前記特定の部位を取り付けた状態で前記反射面の全領域を構成する一方、前記特定の部位を分離させた状態で前記反射面から前記一部の領域を欠落させる特定部位支持部とを備え
    前記反射部材は、
    前記導光部材の背面側に配置される前記本体部を有するとともに、この本体部に前記導光部材から背面側へ向けて放射される光を前面側へ反射する前記反射面が形成されており、
    前記拡散部材は、
    前記導光部材と前記液晶表示パネルとの間に配置されて前記導光部材からの放射光を拡散させる拡散面を有し、この拡散面の領域が前記反射部材に構成される前記反射面の全領域に対応する第1の態様となるか、もしくは、前記特定部位支持部により前記特定の部位が分離された状態で一部が欠落して構成される前記反射面の領域に対応した第2の態様となるかのいずれか一方に選択的に切り替え可能であることを特徴とした遊技機。
  4. 請求項3記載の遊技機において、
    前記反射部材の前記特定の部位を構成するべく前記本体部に対して着脱可能に形成され、
    前記反射面のうち予め区画された一部の領域に対応した外形を有するとともに前記本体部に取り付けられた状態で前記本体部と一体にして前記反射面の全領域を構成する反射面着脱部と、
    前記特定部位支持部を構成するべく前記反射部材の前記本体部に開口して形成され、この開口の縁の形状が前記反射面着脱部の外形に合致することで前記反射面着脱部を嵌め込んで支持可能とする反射面開口部とを含むことを特徴とした遊技機。
  5. 請求項1ないし4記載の遊技機において、
    遊技機本体の内部に設置され、前記液晶表示パネルを通じて前面側から視認可能な位置で所定の演出動作を行う演出動作体をさらに備えたことを特徴とした遊技機。
  6. 請求項2ないし5記載の遊技機において、
    前記液晶表示パネルの背面側に設置され、前記表示領域のうち、その背面側に前記反射面または前記拡散面の領域が位置しない部分を通じて前面側から視認可能な位置で所定の演出動作を行う演出動作体をさらに備えたことを特徴とした遊技機。
  7. 請求項2ないし6記載の遊技機において、
    1回のゲームごとに所定数の遊技価値を掛けた状態で前記図柄表示装置を始動可能とする遊技価値掛け手段と、
    前記図柄表示装置を始動させるための始動操作を受け付ける始動操作手段と、
    前記図柄表示装置を停止させるための停止操作を受け付ける停止操作手段と、
    前記図柄表示装置の停止時における図柄の組み合わせ表示態様に応じて必要な数の遊技価値を遊技者に与える遊技価値付与手段と、
    一般的な通常遊技状態のゲームにおいて前記図柄表示装置の停止時に特定の図柄の組み合わせが表示されると、前記通常遊技状態よりも遊技者に有利な特別遊技状態に移行させる特別遊技状態移行手段とを備えたことを特徴とした遊技機。
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