JP4747819B2 - モータ制御装置 - Google Patents

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  • Control Of Stepping Motors (AREA)

Description

本発明は、モータを制御する技術に関する。
複写機等の画像形成装置においては、記録紙を搬送する搬送機構の駆動源として、ステッピングモータが使用されている。図14は、ステッピングモータを駆動する回路の従来例である。マイクロコンピュータ1は、ROM,RAM、各種入出力端子等を備えており、ROMに記憶されているプログラムに従って、モータドライバ3を制御する。ステッピングモータ2は、A相(巻線A)に加える電流とB相(巻線B)に加える電流とを制御することにより、2相励磁やW1−2相励磁等の様々な励磁モードで駆動される。モータドライバ3は、マイクロコンピュータ1とステッピングモータ2とに接続されており、マイクロコンピュータ1から出力される複数の制御信号により制御され、ステッピングモータ2の巻線Aと巻線Bに流す電流(A1、A2、B1、B2端子から流す電流)を制御する。
この構成の下、ステッピングモータ2が制御されてステッピングモータ2のシャフトが回転するが、ステッピングモータ2に異常が発生して過電流が流れた場合、過電流を放置しておくと、モータ周辺回路の破壊等につながることとなる。このため、例えば、特許文献1に開示されているように、ステッピングモータ2へ過電流が流れたことを検知し、ステッピングモータ2への通電を停止する技術が考案されている。
特開2004−282920号公報
ところで、ステッピングモータ2が正常に動作しなくなる場合としては、ステッピングモータ2に異常が発生した場合だけではない。例えば、マイクロコンピュータ1とモータドライバ3との接続不良により、マイクロコンピュータ1から出力される複数の制御信号のいずれかがモータドライバ3に入力されなくなると、マイクロコンピュータ1がモータドライバ3を正常に制御できなくなり、脱調や逆回転等の不具合が発生する虞がある。このような不具合が発生した場合、特許文献1に開示された技術では、制御線の異常を検知することができていないため、脱調や逆回転等の不具合が発生するのを防ぐことができない。
本発明は、上述した背景の下になされたものであり、その目的は、制御信号を出力する手段と制御信号に応じてモータを駆動する手段との間に接続不良が生じた場合でもモータを制御できるようにすることにある。
上述した課題を解決するために本発明は、モータと、第1系統に属する複数の制御信号と第2系統に属する複数の制御信号とを出力する第1制御信号発生手段と、前記第1系統に属する複数の制御信号を出力する第2制御信号発生手段と、前記第1制御信号発生手段から出力された第1系統に属する制御信号と、前記第2制御信号発生手段から出力された第1系統に属する制御信号のいずれかを、入力される選択信号に応じて選択して出力する信号選択手段と、前記信号選択手段から出力された第1系統に属する制御信号と、前記第1制御信号発生手段から出力された第2系統に属する制御信号とに応じて、前記モータに流す電流を制御して前記モータを駆動するモータ制御手段と、前記第2系統に属する制御信号が前記モータ制御手段へ入力されているか否か検知する検知手段と、前記第2系統に属する複数の制御信号のうち少なくともいずれか一つが前記モータ制御手段へ入力されていないことが前記検知手段により検知された場合、前記第2系統に属する複数の制御信号の前記モータ制御手段への入力を防止する防止手段と、前記第2系統に属する複数の制御信号が前記モータ制御手段へ入力されていることが前記検知手段により検知された場合には、前記第1制御信号発生手段から出力された第1系統に属する制御信号の出力を指示する選択信号を前記信号選択手段に出力し、前記第2系統に属する複数の制御信号のうち少なくともいずれか一つが前記モータ制御手段へ入力されていないことが前記検知手段により検知された場合には、前記第2制御信号発生手段から出力された第1系統に属する制御信号の出力を指示する選択信号を前記信号選択手段に出力する制御手段とを有するモータ制御装置を提供する。
また本発明は、第1励磁モードまたは第2励磁モードで駆動されるモータと、第1系統に属する複数の制御信号と第2系統に属する複数の制御信号とを出力する制御信号発生手段と、前記制御信号発生手段から出力された第1系統に属する複数の制御信号のみが入力されている場合には前記モータに流す電流を制御して前記モータを第1励磁モードで駆動し、前記制御信号発生手段から出力された第1系統に属する複数の制御信号と第2系統に属する複数の制御信号とが入力されている場合には前記モータに流す電流を制御して前記モータを第2励磁モードで駆動するモータ制御手段と、前記第2系統に属する複数の制御信号が前記モータ制御手段へ入力されているか否か検知する検知手段と、前記第2系統に属する複数の制御信号のうち少なくともいずれか一つが前記モータ制御手段へ入力されていないことが前記検知手段により検知された場合、前記第2系統に属する複数の制御信号の前記モータ制御手段への入力を防止する防止手段とを有するモータ制御装置を提供する。
本発明によれば、制御信号を出力する手段と制御信号に応じてモータを駆動する手段との間に接続不良が生じた場合でもモータを制御することができる。
[第1実施形態]
図1は、本発明の実施形態に係わる画像形成装置の要部のハードウェア構成を示した図である。マイクロコンピュータ100は、ROM、RAMおよび各種入出力端子を備えた、所謂、ワンチップ型のマイクロコンピュータである。マイクロコンピュータ100は、ROMに記録されているプログラムに従って動作し、制御信号発生部110、セレクタ140、電圧固定回路C2、表示部150、不揮発性メモリ160、および図示せぬ画像形成装置の各部を制御する。
また、マイクロコンピュータ100は、入力端子ADINを備えている。マイクロコンピュータ100は、ADIN端子の電圧値をデジタル値に変換する。マイクロコンピュータ100は、このデジタル値により、ADIN端子の電圧値を知ることができる。また、マイクロコンピュータ100は、出力端子として、SEL、B11、B12、SH/LD、CLOCK、PO1を備えている。SELは、セレクタ140に接続されており、端子の電圧レベルをLレベルまたはHレベルにする。B11、B12は、セレクタ140に接続されており、端子の電圧レベルをHレベルまたはLレベルにする。SH/LDは、制御信号発生部110に接続されており、端子の電圧レベルをHレベルまたはLレベルにする。また、CLOCKは、制御信号発生部110に接続されており、制御信号発生部110を制御するためのクロックパルス(制御指示信号)を出力する。PO1は、トランジスタTR1〜TR4に接続されており、接続されているトランジスタのON/OFFを制御するのに使用される。
また、マイクロコンピュータ100は、CLOCKから出力したクロックパルスの数を格納する領域(カウンタN)をRAMに確保する。また、マイクロコンピュータ100は、図2に示した電圧テーブルTB1を記憶している。電圧テーブルTB1においては、カウンタNによりカウントされる1〜16の値に対応づけて所定の電圧値(X1〜X16)が格納されている。この電圧値は、クロックパルスを出力した後、後述するモータドライバ120の入力端子CLK1〜CLK6に接続されている接続線に異常がなかった場合にADIN端子に入力される電圧の電圧値となっている。また、マイクロコンピュータ100は、図3に示した出力テーブルTB2を記憶している。出力テーブルTB2においては、カウンタNの値に対応付けて、B11とB12の端子の電圧レベルが格納されている。
表示部150は、液晶ディスプレイを備えており、マイクロコンピュータ100の制御の下、各種メニューやメッセージを表示する。不揮発性メモリ160は、データを永続的に記憶するメモリであり、マイクロコンピュータ100からの制御によって、各種データを記憶し、また、記憶しているデータをマイクロコンピュータ100へ出力する。
制御信号発生部110は、マイクロコンピュータ100と、セレクタ140と、モータドライバ120とに接続されている。制御信号発生部110は、マイクロコンピュータ100により制御され、モータドライバ120を制御するために出力端子OUT1〜OUT6の電圧レベルをHレベルまたはLレベルにする(制御信号を出力する)。入力端子であるSH/LD−INは、マイクロコンピュータ100のSH/LDに接続され、CLK−INは、マイクロコンピュータ100のCLOCKに接続されている。また、出力端子であるOUT1とOUT2はセレクタ140に接続され、OUT3〜OUT6は、抵抗R1〜R4を介して、後述するモータドライバ120の入力端子CLK3〜CLK6に接続されている。制御信号発生部110は、図4に示した出力パターンテーブルTB3を記憶しており、SH/LD−INの端子のレベルがLレベルになると、パターンP1〜パターンP16の列を指し示すポインタの値を初期化して「1」とする。SH/LD−INのレベルがHレベルとなった後、CLK−INにクロックパルスが入力されると、クロックパルスの立ち上がりで、ポインタの値が示す列に格納されている電圧レベルを各端子から出力し、クロックパルスのたち下がりでカウンタNの値をインクリメントする。例えば、ポインタの値が「1」である場合、制御信号発生部110の各出力端子の電圧レベルは、P1の列に格納されている電圧、即ち、OUT1=H、OUT2=H、OUT3=L、OUT4=L、OUT5=L、OUT6=Hとなる。そして、制御信号発生部110は、次のクロックパルスが入力されると、ポインタの値が示す列に格納されている電圧レベルを各端子から出力する。例えば、ポインタの値がインクリメントされて「2」となっている場合、各出力端子の電圧レベルは、P2の列に格納されている電圧、即ち、OUT1=H、OUT2=H、OUT3=H、OUT4=L、OUT5=H、OUT6=Lとなる。制御信号発生部110は、ポインタの値をインクリメントして「17」となると、ポインタの値を「1」に戻す。
セレクタ140は、マイクロコンピュータ100と、制御信号発生部110と、モータドライバ120とに接続されている。セレクタ140は、マイクロコンピュータ100のSEL端子の電圧レベルがHレベルである場合には、マイクロコンピュータ100のB11から出力されたHレベルまたはLレベルの電圧レベルを出力端子SOUT1から出力するとともに、マイクロコンピュータ100のB12から出力されたHレベルまたはLレベルの電圧レベルを出力端子SOUT2から出力する。一方、セレクタ140は、マイクロコンピュータ100のSEL端子の電圧レベルがLレベルである場合には、制御信号発生部110のOUT1端子から出力されたHレベルまたはLレベルの電圧レベルを出力端子SOUT1から出力するとともに、制御信号発生部110のOUT2端子から出力されたHレベルまたはLレベルの電圧レベルを出力端子SOUT2から出力する。
モータ130は、バイポーラ型のステッピングモータであり、モータドライバ120に接続されている。モータ130においては、巻線Aと巻線Bに流す電流が制御され、W1−2相励磁モードまたは2相励磁モードで駆動される。モータ130は、記録紙を搬送する搬送機構(図示略)に接続されており、モータ130のシャフトが回転すると、画像形成装置の用紙トレイから記録紙が送り出され、送り出された記録紙が画像形成装置内の搬送路上を移動する。
モータドライバ120は、セレクタ140と、制御信号発生部110とモータ130に接続されている。モータドライバ120は、入力端子CLK1〜CLK6を備えており、これらの端子の電圧レベルに基づいて、モータ130の巻線Aと巻線Bに流す電流(出力端子A1、A2、B1、B2から流す電流)を制御し、モータ130をW1−2相励磁モード、または2相励磁モードで駆動する。
(W1−2相励磁モードで動作させる場合)
図5に示したように、モータドライバ120は、CLK1〜CLK6の各端子の電圧が、CLK1=H、CLK2=H、CLK3=L、CLK4=L、CLK5=L、CLK6=Hとなった場合(パターンP1)、端子A1から端子A2の方向へ100%の電流を流し、端子B1から端子B2の方向へは33%の電流を流す。これにより、モータ130の電流ベクトルは、図7(a)のT1となる。また、図5に示したように、CLK1〜CLK6の各端子の電圧が、CLK1=H、CLK2=H、CLK3=H、CLK4=L、CLK5=H、CLK6=Lとなった場合(パターンP2)、端子A1から端子A2の方向へ67%の電流を流し、端子B1から端子B2の方向へ67%の電流を流す。これにより、モータ130の電流ベクトルは、図7(a)のT2となる。また、同様にCLK1〜CLK6の各端子の電圧がパターンP3からパターンP16へ順次変化すると、各端子の電圧に応じて、図5に示したように巻線Aに流す電流の方向および電流値と巻線Bに流す電流の方向および電流値とを制御する。これにより、モータ130の電流ベクトルが図7(a)に示したようにT3からT16へ順次変化する。
(2相励磁モードで動作させる場合)
モータドライバ120は、図6に示したように、CLK3〜CLK6の各端子の電圧がLレベルとなり、CLK1=H、CLK2=Hとなった場合、端子A1から端子A2の方向へ100%の電流を流し、端子B1から端子B2の方向へは100%の電流を流す。これにより、モータ130の電流ベクトルは、図7(b)のT1となる。また、図6に示したように、CLK3〜CLK6の各端子の電圧がLレベルとなり、CLK1=L、CLK2=Hとなった場合、端子A2から端子A1の方向へ100%の電流を流し、端子B1から端子B2の方向へ100%の電流を流す。これにより、モータ130の電流ベクトルは、図7(b)のT2となる。また、図6に示したように、CLK3〜CLK6の各端子の電圧がLレベルとなり、CLK1=L、CLK2=Lとなった場合、端子A2から端子A1の方向へ100%の電流を流し、端子B2から端子B1の方向へ100%の電流を流す。これにより、モータ130の電流ベクトルは、図7(b)のT3となる。また、図6に示したように、CLK3〜CLK6の各端子の電圧がLレベルとなり、CLK1=H、CLK2=Lとなった場合、端子A1から端子A2の方向へ100%の電流を流し、端子B2から端子B1の方向へ100%の電流を流す。これにより、モータ130の電流ベクトルは、図7(b)のT4となる。
分圧回路C1は、モータドライバ120の入力端子であるCLK1〜CLK6の電圧を分圧するための回路である。R11はCLK1、R12はCLK2、R13はCLK3に接続されており、また、R14はCLK4、R15はCLK5、R16はCLK6に接続されている。また、R11〜R16はGNDに接続されているR17と、マイクロコンピュータ100のADINに接続されている。CLK1〜CLK6の電圧は、分圧回路C1によって分圧される。そして、R11〜R16と、R17との接続点の電圧はマイクロコンピュータ100によって検知される。R11〜R17の各抵抗値は、各々異なる値となっている。
電圧固定回路C2は、CLK3〜CLK6の電圧をLレベルに固定するための回路であり、トランジスタTR1〜トランジスタTR4を備えている。各トランジスタのベースはマイクロコンピュータ100の出力端子PO1に接続されており、各トランジスタのエミッタは、GNDに接続されている。また、トランジスタTR1のコレクタは抵抗R5を介してCLK4に接続されており、トランジスタTR2のコレクタは抵抗R6を介してCLK3に接続されており、トランジスタTR3のコレクタは抵抗R7を介してCLK6に接続されており、トランジスタTR4のコレクタは抵抗R8を介してCLK5に接続されている。ここで、抵抗R5〜抵抗R8は、抵抗R1〜抵抗R4に比べて抵抗値が大きくなっている。マイクロコンピュータ100のPO1端子の電圧レベルがHレベルとなっていると、各トランジスタはONとなり、CLK3〜CLK6の電圧は、抵抗の分圧によりモータドライバ120がLレベルと判定する電圧レベルより低くなり、Lレベルに固定される。一方、マイクロコンピュータ100のPO1端子の電圧レベルがLレベルとなっていると、各トランジスタはOFFとなってコレクタがオープンとなり、CLK3〜CLK6の電圧レベルは、制御信号発生部110の端子OUT3〜OUT6の電圧レベルとなる。
[実施形態の動作]
次に、本実施形態の動作について説明する。
記録紙への画像形成指示がマイクロコンピュータ100に入力されると、マイクロコンピュータ100はモータ130を動作させて記録紙を搬送するために、まず、カウンタNを初期化してカウンタNの値を「1」にする(図8:ステップSA1)。次にマイクロコンピュータ100は、SEL端子の電圧レベルをLレベルにする(ステップSA2)。これにより、セレクタ140は、制御信号発生部110のOUT1端子とOUT2端子の電圧レベルをSOUT1とSOUT2からモータドライバ120に出力するようになる。また、マイクロコンピュータ100は、PO1端子のレベルをLレベルにする(ステップSA3)。これにより、トランジスタTR1〜TR4のコレクタ端子はオープンとなる。また、マイクロコンピュータ100は、SH/LDの端子のレベルをLレベルにする(ステップSA4)。SH/LDがLレベルになると、制御信号発生部110のSH/LD−INの端子のレベルがLレベルになる。SH/LD−INの端子のレベルがLレベルになると、制御信号発生部110においては、出力パターンテーブルTB3のパターンP1〜パターンP16の列を指し示すポインタの値が初期化されて「1」となる。
マイクロコンピュータ100は、SH/LDの端子をLレベルにした後、SH/LDの端子のレベルをHレベルにする(ステップSA5)。そして、SH/LDの端子の端子をHレベルにした後、CLOCKの端子からクロックパルスを1発分出力する(ステップSA6)。ここでCLOCKからクロックパルスが出力されると、制御信号発生部110の各出力端子OUT1〜OUT6の電圧レベルは、ポインタの値(1)が示す列に格納されているレベル(OUT1=H、OUT2=H、OUT3=L、OUT4=L、OUT5=L、OUT6=H)となり、モータドライバ120のCLK1〜CLK6端子の電圧レベルが、CLK1=H、CLK2=H、CLK3=L、CLK4=L、CLK5=L、CLK6=Hとなる。
ここで、入力端子CLK1〜CLK6の電圧レベルは分圧回路C1によって分圧され、分圧された電圧がADIN端子に入力される。マイクロコンピュータ100は、ADIN端子の電圧値を検知し(ステップSA7)、検知した電圧値と、予め記憶している所定電圧値とが同じであるか否かを判断する。具体的には、マイクロコンピュータ100は、カウンタNと同じ値に対応付けて電圧テーブルTB1に格納されている電圧値を電圧テーブルTB1から読み出す。ここで、検知した電圧値が、電圧テーブルTB1から読み出した所定電圧値と同じである場合には(図9:ステップSA8;YES)、マイクロコンピュータ100は、モータドライバ120のCLK1〜CLK6に接続されている接続線に異常がないと判断する。そして、マイクロコンピュータ100は、記録紙への画像形成が終了し、記録紙が画像形成装置外へ排出されたか否かを判断する(ステップSA9)。
ステップSA9でNOと判断した場合には、カウンタNの値をインクリメントする(ステップSA10)。そして、カウンタNの値が17以上となったか否かを判断する。マイクロコンピュータ100は、カウンタNの値が「17」未満である場合には(ステップSA11;NO)、処理の流れをステップSA6に遷移させ、カウンタNの値が「17」以上となった場合には(ステップSA11;YES)、カウンタNの値を初期化して「1」にした後(ステップSA12)、処理の流れをステップSA6に遷移させる。
ステップSA6〜ステップSA12の処理を繰り返し、CLOCK端子からクロックパルスが順次出力されると、制御信号発生部110は、OUT1〜OUT6の端子のレベルを、図5に示したように順次変化させる。これにより、巻線Aに流れる電流と巻線Bに流れる電流が図5に示したように変化し、この結果、モータ130のロータのトルクベクトルが図7(a)に示したようにT1からT16まで順次変化してモータ130のシャフトが回転する。そして、マイクロコンピュータ100は、ステップSA9でYESと判断した場合には処理を終了する。
一方、マイクロコンピュータ100は、ステップSA8でNOと判断した場合、モータドライバ120のCLK1〜CLK6に接続されている接続線に異常があると判断する。マイクロコンピュータ100は、ステップSA8でNOと判断すると、検知したADIN端子の電圧値に基づいて、異常がある接続線を特定する(ステップSA13)。マイクロコンピュータ100は、CLK1またはCLK2に接続されている接続線に異常があると判断した場合(ステップSA14;YES)、接続線に異常があったことを不揮発性メモリ160に記憶する(ステップSA15)。そして、マイクロコンピュータ100は、モータ130を制御する回路に異常があることを知らせるメッセージを表示部150に表示して(ステップSA16)処理を終了する。
一方、マイクロコンピュータ100は、CLK3〜CLK6に接続されている接続線に異常があると判断した場合(ステップSA14;NO)、PO1の端子の電圧レベルをHレベルにする(ステップSA17)。これにより、トランジスタTR1〜トランジスタTR4がONとなり、CLK3〜CLK6の端子の電圧レベルがLレベルに固定される。
ここで、CLK3〜CLK6がLレベルに固定されるので、これ以降モータ130は2相励磁モードで駆動されることとなる。次にマイクロコンピュータ100は、出力端子SELの電圧レベルをHレベルにする(ステップSA18)。これによりセレクタ140は、マイクロコンピュータ100の出力端子B11とB12の電圧レベルをSOUT1とSOUT2から出力するようになる。
次にマイクロコンピュータ100は、カウンタNの値と出力テーブルTB2とを参照してB11とB12の端子の電圧レベルを設定する(ステップSA19)。例えばカウンタの値が「1」である場合、出力テーブルTB2を参照すると、「1」に対応づけて格納されている電圧レベルは、B11=H、B12=Hとなっているので、マイクロコンピュータ100は、B11とB12の端子の電圧レベルを[B11=H、B12=H]とする。これにより、モータドライバ120のCLK1とCLK2の電圧レベルが[CLK1=H、CLK2=H]となる。CLK3〜CLK6がLレベルとなっているので、図6に示したように、端子A1から端子A2へ100%の電流が流れ、端子B1から端子B2へ100%の電流が流れる。これにより、モータ130の電流ベクトルは、図7(b)のT1となる。
次に、マイクロコンピュータ100は、記録紙の搬送が終了終了したか否かを判断する。マイクロコンピュータ100は、記録紙の搬送が終了している場合には(ステップSA20;YES)、接続線に異常があったことを不揮発性メモリ160に記憶する(ステップSA15)。そして、マイクロコンピュータ100は、モータ130を制御する回路に異常があることを知らせるメッセージを表示部150に表示して(ステップSA16)処理を終了する。
一方、記録紙の搬送が終了していない場合には(ステップSA20;NO)、クロックパルスのカウンタNの値をインクリメントする(ステップSA21)。そして、クロックパルスのカウンタの値が「5」以上である場合には(ステップSA22;YES)、カウンタの値を初期化して「1」にする(ステップSA23)。この後、マイクロコンピュータ100は、処理の流れをステップSA19に遷移させる。
マイクロコンピュータ100が、図3に示したように、B11とB12の端子の電圧レベルを[B11=H、B12=H]→[B11=L、B12=H]→[B11=L、B12=L]→[B11=H、B12=L]→[B11=H、B12=H]・・・と変化させると、図6に示したように、モータドライバ120のCLK1とCLK2の電圧レベルが、[CLK1=H、CLK2=H]→[CLK1=L、CLK2=H]→[CLK1=L、CLK2=L]→[CLK1=H、CLK2=L]→[CLK1=H、CLK2=H]・・・と変化する。これに応じて、巻線Aに流れる電流と巻線Bに流れる電流とが図6に示したように変化し、モータ130の電流ベクトルが、図7(b)に示したようにT1→T2→T3→T4→T1・・・、というように順次変化してモータ130のシャフトが回転する。
以上説明したように、本実施形態によれば、モータドライバ120の入力端子に接続されている接続線に異常があった場合でも、モータ130を停止させることなく、記録紙の搬送を続けることができる。
[第2実施形態]
次に、本発明の第2実施形態について説明する。図10は、本発明の第2実施形態に係わる画像形成装置の要部のハードウェア構成を示した図である。本実施形態は、セレクタ140を具備しておらず、制御信号発生部110のOUT1がモータドライバ120のCLK1に接続され、OUT2がCLK2に接続されている点が第1実施形態と異なり、他の構成は第1実施形態と同じとなっている。
[実施形態の動作]
記録紙への画像形成指示がマイクロコンピュータ100に入力されると、マイクロコンピュータ100はモータ130を動作させて記録紙を搬送するために、まず、カウンタNを初期化してカウンタNの値を「1」にする(図11:ステップSB1)。また、マイクロコンピュータ100は、CLOCK端子から出力するクロックパルスの周波数を初期化して周波数f1とする(ステップSB2)。また、マイクロコンピュータ100は、PO1端子のレベルをLレベルにする(ステップSB3)。これにより、トランジスタTR1〜TR4のコレクタ端子はオープンとなる。また、マイクロコンピュータ100は、SH/LDの端子のレベルをLレベルにする(ステップSB4)。SH/LDがLレベルになると、制御信号発生部110のSH/LD−INの端子のレベルがLレベルになる。SH/LD−INの端子のレベルがLレベルになると、制御信号発生部110においては、出力パターンテーブルTB3のパターンP1〜パターンP16の列を指し示すポインタの値が初期化されて「1」となる。
マイクロコンピュータ100は、SH/LDの端子をLレベルにした後、SH/LDの端子のレベルをHレベルにする(ステップSB5)。そして、SH/LDの端子の端子をHレベルにした後、CLOCKの端子からクロックパルスを1発分出力する(ステップSB6)。ここでCLOCKからクロックパルスが出力されると、制御信号発生部110の各出力端子OUT1〜OUT6の電圧レベルは、ポインタの値(1)が示す列に格納されているレベルとなり、モータドライバ120のCLK1〜CLK6端子の電圧レベルが、CLK1=H、CLK2=H、CLK3=L、CLK4=L、CLK5=L、CLK6=Hとなる。
ここで、入力端子CLK1〜CLK6の電圧レベルは分圧回路C1によって分圧され、分圧された電圧がADIN端子に入力される。マイクロコンピュータ100は、ADIN端子の電圧値を検知し(ステップSB7)、検知した電圧値と、予め記憶している所定電圧値とが同じであるか否かを判断する。具体的には、マイクロコンピュータ100は、カウンタNと同じ値に対応付けて電圧テーブルTB1に格納されている電圧値を電圧テーブルTB1から読み出す。ここで、検知した電圧値が、電圧テーブルTB1から読み出した所定電圧値と同じである場合には(図12:ステップSB8;YES)、マイクロコンピュータ100は、モータドライバ120のCLK1〜CLK6に接続されている接続線に異常がないと判断し、次に、記録紙への画像形成が終了し、記録紙が画像形成装置外へ排出されたか否かを判断する(ステップSB9)。
ステップSB9でNOと判断した場合には、カウンタNの値をインクリメントする(ステップSB10)。そして、カウンタNの値が17以上となったか否かを判断する。マイクロコンピュータ100は、カウンタNの値が「17」未満である場合には(ステップSB11;NO)、処理の流れをステップSB6に遷移させ、カウンタNの値が「17」以上となった場合には(ステップSB11;YES)、カウンタNの値を初期化して「1」にした後(ステップSB12)、処理の流れをステップSB6に遷移させる。
一方、マイクロコンピュータ100は、ステップSB8でNOと判断した場合、モータドライバ120のCLK1〜CLK6に接続されている接続線に異常があると判断する。マイクロコンピュータ100は、ステップSB8でNOと判断すると、検知したADIN端子の電圧値に基づいて、異常がある接続線を特定する(ステップSB13)。マイクロコンピュータ100は、CLK1またはCLK2に接続されている接続線に異常があると判断した場合(ステップSB14;YES)、接続線に異常があったことを不揮発性メモリ160に記憶する(ステップSB15)。そして、マイクロコンピュータ100は、モータ130を制御する回路に異常があることを知らせるメッセージを表示部150に表示して(ステップSB16)処理を終了する。
一方、マイクロコンピュータ100は、CLK3〜CLK6に接続されている接続線に異常があると判断した場合(ステップS14;NO)、PO1の端子の電圧レベルをHレベルにする(ステップSB17)。マイクロコンピュータ100のPO1端子の電圧レベルがHレベルとなると、トランジスタTR1〜トランジスタTR4はONとなり、CLK3〜CLK6の電圧は、抵抗の分圧によりモータドライバ120がLレベルと判定する電圧レベルより低くなり、Lレベルに固定される。ここで、CLK1とCLK2に接続されている接続線は正常であり、CLK1とCLK2はLレベルに固定されないため、この後、CLK1端子の電圧レベルとCLK2端子の電圧レベルのみが変化することとなり、モータドライバ120はモータ130を2相励磁モードで駆動することとなる。
次にマイクロコンピュータ100は、ステップSB2で初期化したクロックパルスの周波数f1を4倍の周波数f2に変更し(ステップSB18)CLOCK端子からクロックパルスを出力する(ステップSB19)。そして、マイクロコンピュータ100は、記録紙の搬送が終了したか否かを判断する。マイクロコンピュータ100は、記録紙の搬送が終了している場合には(ステップSB20;YES)、接続線に異常があったことを不揮発性メモリ160に記憶する(ステップSB15)。そして、マイクロコンピュータ100は、モータ130を制御する回路に異常があることを知らせるメッセージを表示部150に表示して(ステップSB16)処理を終了する。一方、記録紙の搬送が終了していない場合には(ステップSB20;NO)、処理の流れをステップSA19に遷移させ、ステップSB19を繰り返す。
以上説明したように、本実施形態によっても、モータドライバ120の入力端子に接続されている接続線に異常があった場合にモータ130を停止させることなく記録紙の搬送を続けることができる。
[変形例]
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は上述した実施形態に限定されることなく、例えば、上述の実施形態を以下のように変形して本発明を実施してもよい。
上述した第1実施形態においては、R11をOUT1とセレクタとを接続する接続線に接続し、R12をOUT2とセレクタとを接続する接続線に接続するようにしてもよい。
このような態様によれば、OUT1〜OUT6端子に異常があってもセレクタ140を介してB11とB12とによりモータドライバ120を制御することができる。
上述した第1実施形態においては、B11とB12とによりモータドライバを制御する場合、即ち、2相励磁モードでモータ130を駆動する場合には、単位時間あたりの回転数がW1−2相励磁モード時と同じ回転数となるように、B11とB12から出力するパルスの周波数を調整するようにしてもよい。
上述した実施形態においては、入力されるクロックパルスに応じて6本の出力端子の電圧レベルを図4に示したように所定のパターンで変化させるのであれば、制御信号発生部110は、マイクロコンピュータで実現してもよいし、シフトレジスタとAND回路とを組み合わせた回路で実現してもよい。
上述した実施形態においては、異常が発生していない場合にはモータ130はW1−2相励磁モードで駆動されているが、W1−2相励磁モードではなく、1−2相励磁モードで駆動するようにしてもよい。
上述した実施形態においては、電源が投入された時に不揮発性メモリ160に記憶されているデータを読み出し、接続線に異常があったことが記憶されている場合には、表示部150を制御して異常があることを報知し、モータ130の制御を行わないようにしてもよい。
上述した実施形態においては、制御信号発生部110とモータドライバ120とを接続する接続線に異常があることが検知された場合、光の点滅や音声により異常があったことを報知するようにしてもよい。
上述した実施形態においては、ハードウェア構成を図13に示したようにしてもよい。図13の態様においては、監視回路C3が設けられている点が上述した第1実施形態と異なる。監視回路C3においては、CLK3〜CLK6に接続されている接続線に異常があった場合にのみ、コンパレータCOM1から信号が出力されるように、R18とR19の抵抗値を設定しておく。マイクロコンピュータ100は、コンパレータCOM1から出力される信号を入力端子IN1で検知し、コンパレータCOM1から出力される信号を検知した場合には、セレクタ140を介してモータドライバ120を制御し、モータ130を2相励磁モードで駆動する。なお、上述した第2実施形態においても、監視回路C3を用いてCLK3〜CLK6に接続されている接続線の異常を検知するようにしてもよい。
本発明の第1実施形態に係る画像形成装置の要部のハードウェア構成を示した図である。 電圧テーブルTB1のフォーマットを示した図である。 出力テーブルTB2のフォーマットを示した図である。 出力パターンテーブルTB3のフォーマットを示した図である。 CLK1〜CLK6の電圧レベルと巻線A及び巻線Bに流す電流の関係を示した図である。 CLK1〜CLK6の電圧レベルと巻線A及び巻線Bに流す電流の関係を示した図である。 モータ130の電流ベクトルを示した図である。 マイクロコンピュータ100が行う処理の流れを示したフローチャートである。 マイクロコンピュータ100が行う処理の流れを示したフローチャートである。 第2実施形態に係る画像形成装置の要部のハードウェア構成を示した図である。 マイクロコンピュータ100が行う処理の流れを示したフローチャートである。 マイクロコンピュータ100が行う処理の流れを示したフローチャートである。 本発明の変形例に係る画像形成装置の要部のハードウェア構成を示した図である。 ステッピングモータを駆動する従来の回路構成を示したブロック図である。
符号の説明
100・・・マイクロコンピュータ、110・・・制御信号発生部、120・・・モータドライバ、130・・・モータ、140・・・セレクタ、150・・・表示部、160・・・不揮発性メモリ

Claims (5)

  1. モータと、
    第1系統に属する複数の制御信号と第2系統に属する複数の制御信号とを出力する第1制御信号発生手段と、
    前記第1系統に属する複数の制御信号を出力する第2制御信号発生手段と、
    前記第1制御信号発生手段から出力された第1系統に属する制御信号と、前記第2制御信号発生手段から出力された第1系統に属する制御信号のいずれかを、入力される選択信号に応じて選択して出力する信号選択手段と、
    前記信号選択手段から出力された第1系統に属する制御信号と、前記第1制御信号発生手段から出力された第2系統に属する制御信号とに応じて、前記モータに流す電流を制御して前記モータを駆動するモータ制御手段と、
    前記第2系統に属する制御信号が前記モータ制御手段へ入力されているか否か検知する検知手段と、
    前記第2系統に属する複数の制御信号のうち少なくともいずれか一つが前記モータ制御手段へ入力されていないことが前記検知手段により検知された場合、前記第2系統に属する複数の制御信号の前記モータ制御手段への入力を防止する防止手段と、
    前記第2系統に属する複数の制御信号が前記モータ制御手段へ入力されていることが前記検知手段により検知された場合には、前記第1制御信号発生手段から出力された第1系統に属する制御信号の出力を指示する選択信号を前記信号選択手段に出力し、前記第2系統に属する複数の制御信号のうち少なくともいずれか一つが前記モータ制御手段へ入力されていないことが前記検知手段により検知された場合には、前記第2制御信号発生手段から出力された第1系統に属する制御信号の出力を指示する選択信号を前記信号選択手段に出力する制御手段と
    を有するモータ制御装置。
  2. データを記憶する記憶手段と、
    前記第2系統に属する複数の制御信号のうち少なくともいずれか一つが前記モータ制御手段へ入力されていないことが前記検知手段により検知された場合、第2系統に属する複数の制御信号が前記モータ制御手段へ正しく入力されていないことを表すデータを前記記憶手段に記憶させる記憶制御手段と
    を有することを特徴とする請求項1に記載のモータ制御装置。
  3. 前記第2系統に属する複数の制御信号のうち少なくともいずれか一つが前記モータ制御手段へ入力されていないことが前記検知手段により検知された場合、第2系統に属する複数の制御信号が前記モータ制御手段へ正しく入力されていないことを報知する報知手段
    を有することを特徴とする請求項1に記載のモータ制御装置。
  4. 前記モータは複数の励磁モードで駆動可能なステッピングモータであり、
    前記モータ制御手段は、第1系統に属する複数の制御信号のみが入力されている場合には前記モータの励磁モードが第1励磁モードとなるように前記モータに流す電流を制御し、第1系統に属する複数の制御信号と第2系統に属する複数の制御信号の両方が入力されている場合には前記モータの励磁モードが第2励磁モードとなるように前記モータに流す電流を制御すること
    を特徴とする請求項1に記載のモータ制御装置。
  5. 第1励磁モードまたは第2励磁モードで駆動されるモータと、
    第1系統に属する複数の制御信号と第2系統に属する複数の制御信号とを出力する制御信号発生手段と、
    前記制御信号発生手段から出力された第1系統に属する複数の制御信号のみが入力されている場合には前記モータに流す電流を制御して前記モータを第1励磁モードで駆動し、前記制御信号発生手段から出力された第1系統に属する複数の制御信号と第2系統に属する複数の制御信号とが入力されている場合には前記モータに流す電流を制御して前記モータを第2励磁モードで駆動するモータ制御手段と、
    前記第2系統に属する複数の制御信号が前記モータ制御手段へ入力されているか否か検知する検知手段と、
    前記第2系統に属する複数の制御信号のうち少なくともいずれか一つが前記モータ制御手段へ入力されていないことが前記検知手段により検知された場合、前記第2系統に属する複数の制御信号の前記モータ制御手段への入力を防止する防止手段と
    を有するモータ制御装置。
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