JP4667132B2 - モータ駆動装置及びこれを用いた電気機器 - Google Patents

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Description

本発明は、大トルクが要求されるモータ(空気調整器のファン用三相全波モータなど)の駆動制御を行うモータ駆動装置に関するものであり、特に、各相駆動信号の位相シフト制御並びに通電角制御に関するものである。
大トルクが要求されるモータの駆動制御を行うモータ駆動装置においては、モータコイルに与える各相駆動信号の位相を、ホールセンサで検出されるホール信号の位相に対して意図的に進めることで、モータの出力トルクを増大させる制御(いわゆる進角制御)が一般に行われている。
より具体的に述べると、三相モータを制御対象とするモータ駆動装置は、モータコイルに生じる逆起電圧信号と同一位相で三相駆動信号を供給することが基本であるが、上記の進角制御を実現すべく、通常、モータのホールセンサは、モータコイルに対して所定位相(一般には+30°)だけ進んだ位置に置かれていた。すなわち、モータ駆動装置には、モータコイルに生じる逆起電圧信号に対して、30°だけ進んだホール信号が入力され、モータ駆動装置は、当該ホール信号に基づいてモータコイルに与える各相駆動信号を生成する構成とされていた。
ただし、モータの出力トルクが最大となる位相差(或いは、ユーザが要求するモータ特性を得るための位相差)は、モータ毎に千差万別である。そのため、従来のモータ駆動装置は、モータコイルに生じる逆起電圧信号とホールセンサで検出されるホール信号との間で所望の位相差が得られるように、ホールセンサの位置を適宜調整する構成とされていた(例えば、特許文献1を参照)。
特開2000−134978号公報(特に、段落[0020]など)
確かに、上記従来のモータ駆動装置でも、ホールセンサの配設位置を適宜調整しさえすれば、モータの出力トルクを最大とすることが可能である。
しかしながら、上記従来のモータ駆動装置は、モータの通電角切替制御(例えば、通電角120°/150°切替制御)が行われると適切な進角制御ができなくなる、という課題を有していた。すなわち、従来のモータ駆動装置では、一方の通電角を基準としてホールセンサの配設位置が調整されていたため、通電角が他方に切り替えられた場合には、上記の調整に齟齬が生じ、却って出力トルクが小さくなってしまうおそれがあった。
なお、特許文献1では、マイクロコンピュータを用いて進角制御を行う技術が開示・提案されているが、当該従来技術は、あくまで、モータ駆動中における進角制御の最適化を図るための技術に過ぎず、上記課題を解決し得るものではなかった。また、当該従来技術は、マイクロコンピュータを必要とする構成であるため、仮に当該構成を応用して上記課題の解決を図った場合には、不要なコストアップを招来するおそれもあった。
本発明は、上記の問題点に鑑み、簡易かつ安価な構成でありながら、モータの通電角切替制御に依ることなく、常に適切な進角制御を行うことが可能なモータ駆動装置、及び、これを用いた電気機器を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明に係るモータ駆動装置は、モータからのホール信号に所定の信号処理を施して、所望進角量P°が与えられた通電角m°の第1駆動信号と、同じく所望進角量P°が与えられた通電角n(n>m)°の第2駆動信号と、を予め生成しておく手段と;第1、第2駆動信号のいずれか一をモータ駆動信号として選択出力する手段と;を有して成る構成(第1の構成)としている。
具体的に述べると、本発明に係るモータ駆動装置は、モータからのホール信号に所定の信号処理を施して、通電角m°の基準駆動信号を生成する手段と;前記基準駆動信号を所望進角量P°よりもさらにα°だけ進める信号処理を施し、前記基準駆動信号から(P+α)°だけ位相シフトされた通電角m°の第1要素信号を生成する手段と;第1要素信号をα°だけ遅らせる信号処理を施し、前記基準駆動信号からP°だけ位相シフトされた通電角m°の第2要素信号を生成する手段と;第2要素信号をさらにα°だけ遅らせる信号処理を施し、前記基準駆動信号から(P−α)°だけ位相シフトされた第3要素信号を生成する手段と;第1、第3要素信号に論理和演算を施し、通電角n(=m+2α)°の第4要素信号を生成する手段と;通電角をm°とすべき場合には第2要素信号をモータ駆動信号として選択出力し、通電角をn°とすべき場合には第4要素信号をモータ駆動信号として選択出力する手段と;を有して成る構成(第2の構成)としている。
さらに具体的に述べると、本発明に係るモータ駆動装置は、モータからのホール信号に所定の信号処理を施して、通電角m°の基準駆動信号を生成する合成部と;前記基準駆動信号から、所望進角量P°が与えられた通電角m°の第1駆動信号と、同じく所望進角量P°が与えられた通電角n(n>m)°の第2駆動信号と、を生成する波形整形部と;第1、第2駆動信号のいずれか一をモータ駆動信号として選択出力するセレクタ部と;を有するほか、前記ホール信号を逓倍する逓倍部と;前記逓倍部の出力パルス数をカウントするカウンタ部と;進角量設定信号を前記カウンタ部でのカウント値と比較し得る設定値にデコードするデコーダ部と、前記カウンタ部でのカウント値が前記デコーダ部の設定値と一致したか否かを判定し、両者が一致したときにトリガされる第1トリガ信号を生成する一致判定部と;第1トリガ信号をα°だけ遅延させた第2トリガ信号を生成する第1シフト部と;第1トリガ信号を2α°だけ遅延させた第3トリガ信号を生成する第2シフト部と;を有して成り、かつ、前記波形整形部は、第1トリガ信号を用いて、前記基準駆動信号を所望進角量P°よりもさらにα°だけ進める信号処理を施し、前記基準駆動信号から(P+α)°だけ位相シフトされた通電角m°の第1要素信号を生成する手段と;第2トリガ信号を用いて、第1要素信号をα°だけ遅らせる信号処理を施し、前記基準駆動信号からP°だけ位相シフトされた通電角m°の第2要素信号を生成する手段と;第3トリガ信号を用いて、第2要素信号をさらにα°だけ遅らせる信号処理を施し、前記基準駆動信号から(P−α)°だけ位相シフトされた第3要素信号を生成する手段と;第1、第3要素信号に論理和演算を施し、通電角n(=m+2α)°の第4要素信号を生成する手段と;を有して成り、第2要素信号を第1駆動信号として出力する一方、第4要素信号を第2駆動信号として出力するものである構成(第3の構成)としている。
また、本発明に係る電気機器は、上記第1〜第3いずれかの構成から成るモータ駆動装置と、前記モータ駆動装置で駆動制御されるモータと、を有して成ることを特徴とする。
本発明に係るモータ駆動装置及びこれを用いた電気機器であれば、簡易かつ安価な構成でありながら、モータの通電角切替制御に依ることなく、常に適切な進角制御を行うことが可能となる。
以下では、三相全波モータの駆動制御を行うモータ駆動装置に本発明を適用した場合を例示して詳細な説明を行う。図1は、本発明に係るモータ駆動装置の一実施形態を示すブロック図(一部に回路図を含む)である。本図に示すように、本実施形態のモータ駆動装置は、モータ各相(U相、V相、W相)の駆動信号(UH、UL、VH、VL、WH、WL)を生成するプリドライバIC1と、各相の駆動信号を所定の電圧レベルにシフトさせるレベルシフタ回路2と、レベルシフトされた各相の駆動信号に応じてモータ4を駆動するモータドライバ回路3と、を有して成る。
図2は、モータドライバ回路3の内部構成を示す回路図である。本図に示すように、モータドライバ回路3は、Hブリッジ接続されたパワートランジスタ(Nチャネル電界効果トランジスタNU1、NU2、NV1、NV2、NW1、NW2)を用いてモータ4を駆動する手段である。トランジスタNU1、NV1、NW1は、Hブリッジの上側スイッチ素子であり、トランジスタNU2、NV2、NW2は、Hブリッジの下側スイッチ素子である。トランジスタNU1、NV1、NW1のドレインは電源ラインに共通接続されており、トランジスタNU2、NV2、NW2のソースは接地ラインに共通接続されている。トランジスタNU1、NV1、NW1のソースと、トランジスタNU2、NV2、NW2のドレインは、各相毎に接続されており、その接続ノードは、モータ4を構成するコイルの一端に各々接続されている。Hブリッジ接続された上記のパワートランジスタは、各々のゲートに入力される駆動信号(UH、UL、VH、VL、WH、WL)に応じて開閉制御され、モータ4を駆動する。
図1に戻り、プリドライバIC1の内部構成及び動作について詳細に説明する。本図に示すように、プリドライバIC1は、ホールアンプ11U、11V、11Wと、ロジック部12と、プリドライバ部13と、アナログ/ディジタル変換部14(以下では、A/D[Analog/Digital]変換部14と呼ぶ)と、バッファアンプ15と、プルダウン抵抗16と、をパッケージングして成る半導体集積回路装置である。
モータ4を構成する各相(U相、V相、W相)のコイルには、各々ホールセンサ5U、5V、5Wが付加されており、各々のホール信号出力端はいずれも、プリドライバIC1に外部接続されている。各相ホールセンサ5U、5V、5Wで得られたホール信号HU、HV、HW(矩形波のコンパレータ出力)は、ホールアンプ11U、11V、11Wに差動入力されている。ホールアンプ11Uは、入力されたU相ホール信号HUを増幅してロジック部12に送出する。同様に、ホールアンプ11V、11Wは、入力されたV相、W相ホール信号HV、HWを増幅してロジック部12に送出する。
ロジック部12は、入力された各相ホール信号に基づいて、モータ回転速度のフィードバック制御を行いつつ、モータ各相のプリ駆動信号(uh、ul、vh、vl、wh、wl)を生成し、当該プリ駆動信号をプリドライバ部13に送出する。
また、本実施形態のロジック部12は、上記の基本機能を具備するほか、外部端子T1に印加されるアナログ電圧信号PC(より正確には、アナログ電圧信号PCをA/D変換して得られるディジタル(nビット)の進角量設定信号DPC)に応じた進角量設定(0〜30°)や、外部端子T2に印加されるディジタル(1ビット)の通電角切替信号MODEに応じた通電角切替(120°/150°)を行う機能を備えている。なお、当該機能については、後ほど詳細に説明する。
また、本実施形態のロジック部12は、上記の他にも、図示しない外部制御信号に応じて、回転方向切替(正転/逆転)、PWM切替(上側/下側)、ブートストラップ対応切替(有/無)、制御パルス数切替(6パルス/12パルス)、PWM同期整流切替(有/無)など、各種の動作モードや回路特性値を任意に切り替えることが可能である。
また、本実施形態のロジック部12には、ホール信号の入力異常検出回路が内蔵されており、入力されたホール信号の論理が異常状態(例えば、全てローレベル或いは全てハイレベル)であった場合、モータ4の駆動を停止するように、より具体的には、プリドライバIC1から出力される各相駆動信号(UH、UL、VH、VL、WH、WL)の論理を全てローレベルとするように動作する。このような構成とすることにより、ホールセンサ5U、5V、5Wの接続不良等によってホールセンサ接続用の外部端子が異常開放した場合であっても、モータ4の駆動を自動停止して、プリドライバIC1やモータ4の破壊等を未然に回避することが可能となる。
また、本実施形態のロジック部12には、上記の他にも、各種の保護機能(過電流保護機能、過電圧保護機能、低入力誤動作防止機能、温度保護機能など)が具備されている。
プリドライバ部13は、ロジック部12から入力されるプリ駆動信号(uh、ul、vh、vl、wh、wl)のレベルシフトや波形成形を行い、レベルシフタ回路13へ外部出力すべきモータ各相の駆動信号(UH、UL、VH、VL、WH、WL)を生成する。
A/D変換部14は、外部端子T1に印加されるアナログ電圧信号PCを、ディジタル(例えば4ビット)の進角量設定信号DPCに変換してロジック部12に送出する。これにより、ロジック部12では、進角量設定信号DPCに応じて、各相駆動信号の進角量を任意(可変範囲:0〜30°、可変ステップ:2°)に設定することができる。従って、アナログ電圧信号PCを適宜設定し、モータ毎に最適な進角制御を行うことにより、その最大出力トルク(或いはユーザが要求するモータ特性)を得ることが可能となる。
なお、上記のアナログ電圧信号PCは、電源ラインと接地ラインの間に直列接続される外部抵抗Rex1、Rex2の接続ノードから引き出される分圧電圧信号(例えば0〜5[V])である。このような構成とすることにより、外部抵抗Rex1、Rex2の付け替え作業を行うだけで、容易に各相駆動信号の進角量を調整することが可能となる。
バッファアンプ15は、所定のヒステリシスをもって、外部端子T2に印加される2値(ハイレベル/ローレベル)の通電角切替信号MODEをロジック部12に対して送出する。これにより、ロジック部12では、通電角切替信号MODEに応じて、各相駆動信号の通電角切替(ハイレベルなら通電角120°、ローレベルなら通電角120°から通電角150°への切替)を行うことができる。なお、通電角150°への切替は、ホール信号を数周期分(例えば4周期分)だけモニタし、連続して所定周波数以上(例えば5[Hz]以上)となった場合に切り替わる。
また、バッファアンプ15の入力端は、通電角切替信号MODEを受け付けるための外部端子T2に接続される一方、プルダウン抵抗16を介して接地ラインにも接続されている。このような構成とすることにより、外部端子T2の開放時には、その端子電圧が接地電位付近(ローレベル)まで引き下げられるので、デフォルト通電角としては、150°が選択されることになる。従って、外部端子T2の異常開放時など、通電角切替信号MODEが正常に入力されない場合であっても、モータ駆動制御に支障が生じることはない。また、通電角切替信号MODEが正常に入力されていれば、外部端子T2の端子電圧は、当該信号の電圧レベルに律される。従って、プルダウン抵抗16の挿入によって、通常時の通電角切替制御に支障が生じることはない。なお、上記とは逆に、デフォルト通電角を120°と設定する場合には、バッファアンプ15の入力端を電源ラインにプルアップしておけばよい。
次に、図3を参照しながら、ロジック部12の内部構成について説明する。図3は、ロジック部12の内部構成を示すブロック図である。本図に示す通り、ロジック部12は、合成部121と、進角/通電角制御部122と、出力部123と、逓倍部124と、カウンタ部125と、デコーダ部126と、一致判定部127と、を有して成る。
合成部121は、ホールアンプ11Uから入力されるU相ホール信号HUに基づいて、上側U相ホール信号HUHと下側U相ホール信号HULを生成する。同様に、合成部121は、ホールアンプ11V、11Wから入力されるV相、W相ホール信号HV、HWに基づいて、上側ホール信号HVH、HWHと下側ホール信号HVL、HWLをそれぞれ生成する。すなわち、合成部121は、3相ホール信号から6相ホール信号を論理合成し、各信号を進角/通電角制御部122に出力する手段である(図4を参照)。
進角/通電角制御部122は、合成部121で得られる6相ホール信号から各相駆動信号(通電角:120°/150°双方、所望進角量:P°)を生成する波形整形部122aと、後述する第1トリガ信号Aに第1位相シフト量(α°=+15°)の遅延を与えて信号Bを生成する第1シフト部122bと、同じく第1トリガ信号Aに第2位相シフト量(2α°=+30°)の遅延を与えて信号Cを生成する第2シフト部122cと、外部入力される通電角切替信号MODEに基づいて、波形整形部122aで得られる通電角120°/150°双方の各相駆動信号のうち、いずれか一方を後段の出力部123に選択出力するセレクタ部122dと、を有して成る。なお、各部動作については後述する。
出力部123は、進角/通電角制御部122で得られた各相駆動信号にデッドタイム等を付与し、所定の電流能力を与えて後段のプリドライバ部13に出力する手段である。
逓倍部124は、ホール信号HU、HV、HWのうち、いずれか一相をx逓倍する手段である。なお、本実施形態の逓倍部124は、各相のホール信号を代表して、U相ホール信号HUを360逓倍する構成とされている。従って、制御パルス信号FG(ホール信号の1周期中にハイレベル/ローレベル合わせて6つのパルスを有する矩形波信号)のハイレベル期間中或いはローレベル期間中(すなわち半周期60°)に現れる逓倍出力信号のパルス数は、ちょうど60パルスとなる(図5(a)、(b)を参照)。
カウンタ部125は、前記逓倍部124の出力パルス数をカウント数し、その結果を一致判定部127に送出する手段である。なお、カウンタ部125のカウント動作は、制御パルス信号FGの更新毎(立上がり/立下がり毎)にリセットされる。
デコーダ部126は、A/D変換部14から入力される進角量設定信号DPCを、カウンタ部125でのカウント値と比較し得る設定値にデコードし、その結果を一致判定部127に送出する手段である。なお、デコーダ部126は、以下の(1)式に基づき、進角量設定信号DPCに対するデコーダ出力の設定値を決定する。
デコーダ出力の設定値=60°−(15°+P°) … (1)
なお、上記(1)式において、右辺の「60°」は、先述した制御パルス信号FGのパルス幅(ハイレベル期間/ローレベル期間)に相当する値であり、「15°」は、通電角120°の駆動信号から通電角150°の駆動信号を生成する際に必要となる差分値(30°)の半分に相当する値である。また、右辺の「P°」は、進角量設定信号DPCに応じて設定される各相駆動信号の所望進角量に相当する値である。
ここで、本実施形態のモータ駆動装置では、先述した通り、各相駆動信号の進角量P°を0°〜30°の可変範囲で任意に設定することができる。従って、上記したデコーダ出力の設定値は、図5(b)に示すように、4ビット(0〜15)の進角量設定信号DPCに対して、15°〜45°の可変設定範囲を有している。
より具体的に述べると、デコーダ部126は、進角量設定信号DPCの値が「0」であった場合には、所望進角量P°が「0°」であると判断し、デコーダ出力として「45°(45カウント)」を設定する。一方、進角量設定信号DPCの値が「15」であった場合には、所望進角量P°が「30°」であると判断し、デコーダ出力として「15°(15カウント)」を設定する。進角量設定信号DPCの値が「1」〜「14」である場合も上記と同様であり、デコーダ部126は、進角量設定信号DPCに応じて、2°(2カウント)ステップのデコーダ出力を設定する。
一致判定部127は、カウンタ部125でのカウンタ値がデコーダ部126の設定値と一致したか否かを判定し、両者が一致したときにトリガされる第1トリガ信号A(下向きのトリガパルス)を生成する手段である。当該第1トリガ信号Aは、進角/通電角制御部122に送出され、後述する各相駆動信号の波形整形処理に用いられる。なお、先述した通り、カウンタ部125のカウント動作は、制御パルス信号FGの更新毎(立上がり/立下がり毎)にリセットされるため、一致判定部127での判定動作(延いては第1トリガ信号Aの生成動作)も、制御パルス信号FGの更新毎に行われる。
次に、先出の図3のほかに、図6及び図7を参照しながら、進角/通電角制御部122の内部構成及び動作(特に波形整形部122aの内部構成及び波形整形動作)について、詳細な説明を行う。なお、図6は、波形整形部122aの内部構成(U相駆動信号の生成に関連する箇所のみ)を示すブロック図であり、図7は、波形整形部122aの波形整形動作(所望進角量P°=28°のU相駆動信号を生成する際の波形整形動作のみ)を示すタイミングチャートである。
まず、波形整形部122aの内部構成について説明する。図6に示すように、波形整形部122aは、インバータINV1〜INV3と、論理和演算器OR1〜OR6と、DフリップフロップFF1〜FF6と、を有して成る。
論理和演算器OR1の一入力端は、インバータINV1を介して、制御パルス信号FGの入力端に接続されている。論理和演算器OR1の他入力端は、信号Aの入力端(一致判定部127の出力端)に接続されている。論理和演算器OR1の出力端は、論理和演算器OR2の一入力端に接続されている。論理和演算器OR2の他入力端は、下側U相ホール信号HUL(通電角:120°、進角量:0°)の入力端に接続されている。論理和演算器OR2の出力端は、DフリップフロップFF1のクロック入力端(CK)に接続されている。DフリップフロップFF1のデータ入力端(D)は、インバータINV2を介して上側U相ホール信号HUHの入力端に接続されている。DフリップフロップFF1の出力端(Q)は、DフリップフロップFF2のデータ入力端(D)に接続される一方、論理和演算器OR3の一入力端にも接続されている。DフリップフロップFF2のクロック入力端(CK)は、信号Bの入力端(第1シフト部122bの出力端)に接続されている。DフリップフロップFF2の出力端(Q)は、DフリップフロップFF3のデータ入力端(D)に接続される一方、セレクタ122dの一入力端にも接続されている。DフリップフロップFF3のクロック入力端(CK)は、信号Cの入力端(第2シフト部122cの出力端)に接続されている。DフリップフロップFF3の出力端(Q)は、論理和演算器OR3の他入力端に接続されている。論理和演算器OR3の出力端は、セレクタ122dの一入力端に接続されている。
論理和演算器OR4の一入力端は、制御パルス信号FGの入力端に接続されている。論理和演算器OR4の他入力端は、信号Aの入力端に接続されている。論理和演算器OR4の出力端は、論理和演算器OR5の一入力端に接続されている。論理和演算器OR5の他入力端は、上側U相ホール信号HUH(通電角:120°、進角量:0°)の入力端に接続されている。論理和演算器OR5の出力端は、DフリップフロップFF4のクロック入力端(CK)に接続されている。DフリップフロップFF4のデータ入力端(D)は、インバータINV3を介して下側U相ホール信号HULの入力端に接続されている。DフリップフロップFF4の出力端(Q)は、DフリップフロップFF5のデータ入力端(D)に接続される一方、論理和演算器OR6の一入力端に接続されている。DフリップフロップFF5のクロック入力端(CK)は、信号Bの入力端に接続されている。DフリップフロップFF5の出力端(Q)は、DフリップフロップFF6のデータ入力端(D)に接続される一方、セレクタ122dの一入力端にも接続されている。DフリップフロップFF6のクロック入力端(CK)は、信号Cの入力端に接続されている。DフリップフロップFF6の出力端(Q)は、論理和演算器OR6の他入力端に接続されている。論理和演算器OR6の出力端は、セレクタ122dの一入力端に接続されている。
続いて、上記構成から成る波形整形部122aの波形整形動作、並びに、セレクタ122dの選択動作について説明する。
各相駆動信号の所望進角量P°を28°に設定する場合、デコーダ出力は、先の(1)式に基づいて、17°(=60°−(15°+28°))に設定される。従って、波形整形部122aには、図7に示す通り、上記のデコーダ設定に基づく第1トリガ信号Aと、当該第1トリガ信号Aから第1、第2位相シフト量(+15°、+30°)だけ遅れた第2、第3トリガ信号B、Cが各々入力される。
論理和演算器OR1は、第1トリガ信号Aと反転制御パルス信号FGバーとの論理和演算によって信号a1を生成する。論理和演算器OR2は、信号a1と下側U相ホール信号HULとの論理和演算によって信号a2を生成する。一方、論理和演算器OR4は、第1トリガ信号Aと制御パルス信号FGとの論理和演算によって信号a3を生成する。論理和演算器OR5は、信号a3と上側U相ホール信号HUHとの論理和演算によって信号a4を生成する。
DフリップフロップFF1は、信号a2をクロック信号とし、そのトリガ時におけるデータ信号(反転上側U相ホール信号HUHバー)の論理状態を出力することで、第1要素信号1)を生成する。このようにして生成された第1要素信号(1)は、基準となる上側U相ホール信号HUHから43°だけ進んだ通電角120°の矩形波信号となる。
DフリップフロップFF2は、第2トリガ信号Bをクロック信号とし、そのトリガ時におけるデータ信号(第1要素信号(1))の論理状態を出力することで、第2要素信号(2)を生成する。このようにして生成された第2要素信号(2)は、基準となる上側U相ホール信号HUHから28°(所望進角量P°)だけ進んだ通電角120°の矩形波信号となる。
DフリップフロップFF3は、第3トリガ信号Cをクロック信号とし、そのトリガ時におけるデータ信号(第2要素信号(2))の論理状態を出力することで、第3要素信号(3)を生成する。このようにして生成された第3要素信号(3)は、基準となる上側U相ホール信号HUHから13°だけ進んだ通電角120°の矩形波信号となる。
論理和演算器OR4は、第1要素信号(1)と第3要素信号(3)との論理和演算によって第4要素信号(4)を生成する。このようにして生成された第4要素信号(4)は、第2要素信号(2)の両端に±15°ずつ加算された矩形波信号、すなわち、所望進角量P°(=28°)だけ進んだ通電角150°の矩形波信号となる。
一方、DフリップフロップFF4は、信号a4をクロック信号とし、そのトリガ時におけるデータ信号(反転下側U相ホール信号HULバー)の論理状態を出力することで、第5要素信号(5)を生成する。このようにして生成された第5要素信号(5)は、基準となる下側U相ホール信号HULから43°だけ進んだ通電角120°の矩形波信号となる。
DフリップフロップFF5は、第2トリガ信号Bをクロック信号とし、そのトリガ時におけるデータ信号(第5要素信号(5))の論理状態を出力することで、第6要素信号(6)を生成する。このようにして生成された第6要素信号(6)は、基準となる下側U相ホール信号HULから28°(所望進角量P°)だけ進んだ通電角120°の矩形波信号となる。
DフリップフロップFF6は、第3トリガ信号Cをクロック信号とし、そのトリガ時におけるデータ信号(第6要素信号(6))の論理状態を出力することで、第7要素信号(7)を生成する。このようにして生成された第7要素信号(7)は、基準となる下側U相ホール信号HULから13°だけ進んだ通電角120°の矩形波信号となる。
論理和演算器OR6は、第5要素信号(5)と第7要素信号(7)との論理和演算によって第8要素信号(8)を生成する。このようにして生成された第8要素信号(8)は、第6要素信号(6)の両端に±15°ずつ加算された矩形波信号、すなわち、所望進角量P°(=28°)だけ進んだ通電角150°の矩形波信号となる。
セレクタ部122dは、先述した通り、通電角切替信号MODEに基づいて、波形整形部122aで得られる通電角120°/150°双方の上側、下側U相駆動信号のうち、いずれか一の通電角信号を後段の出力部123に選択出力する。より具体的に述べると、セレクタ部122dは、通電角切替信号MODEに応じて、通電角を120°とすべき場合には、上側、下側のU相駆動信号として、それぞれ、第2要素信号(2)、第6要素信号(6)を選択出力し、通電角を150°とすべき場合には、上側、下側のU相駆動信号として、それぞれ、第4要素信号(4)、第8要素信号(8)を選択出力する。
なお、上記では、U相駆動信号の生成を例に挙げて説明を行ったが、V相、W相の各相駆動信号についても、同様の手法で生成することができる(図8を参照)。図8は、各相駆動信号の進角制御並びに通電角切替制御を説明するためのタイミングチャートである。なお、本図中において、下側駆動信号の縦ハッチングは、当該駆動信号がPWM[Pulse Width Modulation]制御されていることを示している。
上記の通り、本実施形態のプリドライバIC1は、外部入力されるアナログ電圧信号PC(延いては進角量設定信号DPC)に応じて、所望進角量Pだけ進んだ通電角120°及び通電角150°双方の各相駆動信号を予め作成しておき、同じく外部入力される通電角切替信号MODEに応じた信号選択処理を行うことで、進角量と通電角をいずれも制御する構成とされている。このような構成とすることにより、ホールセンサの位置調整によって進角制御を行っていた従来構成と異なり、簡易かつ安価な構成でありながら、モータの通電角切替制御に依ることなく、常に適切な進角制御を行うことが可能となる。
なお、上記の実施形態では、三相全波モータの駆動制御を行うモータ駆動装置に本発明を適用した場合を例示して説明を行ったが、本発明の適用対象はこれに限定されるものではなく、他形式モータの駆動制御を行うモータ駆動装置にも適用することが可能である。
また、本発明の構成は、上記実施形態のほか、発明の主旨を逸脱しない範囲で種々の変更を加えることが可能である。例えば、上記実施形態では、進角量のステップ幅を2°とした例を挙げて説明を行ったが、そのステップ幅は、より細かくても構わないし、逆に、より粗くても構わない。また、上記実施形態では、通電角の切替制御について、通電角120°と通電角150°の2値を選択候補とした構成を例に挙げて説明を行ったが、その選択候補は、上値以外でも構わない。
本発明は、大トルクが必要とされるモータの駆動制御を最適化する上で有用な技術であり、空気清浄機や室外機、洗濯機や自動食器洗浄機、或いは、給湯器などの家電製品や、OA機器の紙送り機構部に搭載されるモータの駆動制御を行うモータ駆動装置に利用可能な技術である。
は、本発明に係るモータ駆動装置の一実施形態を示すブロック図である。 は、モータドライバ回路3の内部構成を示す回路図である。 は、ロジック部12の内部構成を示すブロック図である。 は、合成部121の信号生成動作を示すタイミングチャートである。 は、一致判定部127の信号生成動作を示すタイミングチャートである。 は、波形整形部122aの内部構成を示すブロック図である。 は、波形整形部122aの波形整形動作を示すタイミングチャートである。 は、各相駆動信号の進角制御並びに通電角切替制御を説明するためのタイミングチャートである。
符号の説明
1 プリドライバIC
2 レベルシフタ回路
3 モータドライバ回路
4 モータ
5U、5V、5W ホールセンサ
11U、11V、11W ホールアンプ
12 ロジック部
121 合成部
122 進角/通電角制御部
122a 波形整形部
122b 第1シフト部
122c 第2シフト部
122d セレクタ部
123 出力部
124 逓倍部
125 カウンタ部
126 デコーダ部
127 一致判定部
13 プリドライバ部
14 アナログ/ディジタル変換部
15 バッファアンプ
16 プルダウン抵抗
T1、T2 外部端子
Rex1、Rex2 外部抵抗
NU1、NU2 Nチャネル電界効果トランジスタ(U相上側、U相下側)
NV1、NV2 Nチャネル電界効果トランジスタ(V相上側、V相下側)
NW1、NW2 Nチャネル電界効果トランジスタ(W相上側、W相下側)
INV1〜INV3 インバータ
OR1〜OR6 論理和演算器
FF1〜FF6 Dフリップフロップ

Claims (4)

  1. モータからのホール信号に所定の信号処理を施して基準駆動信号を生成する合成部と;
    所望進角量P°を設定するための進角量設定信号及び前記ホール信号に応じて第1トリガ信号を生成する一致判定部と;
    前記第1トリガ信号をα°だけ遅延させた第2トリガ信号を生成する第1シフト部と;
    前記第1トリガ信号を2α°だけ遅延させた第3トリガ信号を生成する第2シフト部と;
    前記第1トリガ信号に基づいて前記基準駆動信号を(P+α)°位相だけシフトした第1要素信号を生成し、前記第2トリガ信号に基づいて前記基準駆動信号をP°だけ位相シフトした第2要素信号を生成し、前記第3トリガ信号に基づいて前記基準駆動信号を(P−α)°だけ位相シフトした第3要素信号を生成し、前記第1要素信号及び前記第3要素信号に論理和演算を施して第4要素信号を生成する波形整形部と;
    前記第2要素信号または前記第4要素信号を選択的に出力するセレクタ部と;
    を有して成ることを特徴とするモータ駆動装置。
  2. モータからのホール信号に所定の信号処理を施して、通電角m°の基準駆動信号を生成する手段と;前記基準駆動信号を所望進角量P°よりもさらにα°だけ進める信号処理を施し、前記基準駆動信号から(P+α)°だけ位相シフトされた通電角m°の第1要素信号を生成する手段と;第1要素信号をα°だけ遅らせる信号処理を施し、前記基準駆動信号からP°だけ位相シフトされた通電角m°の第2要素信号を生成する手段と;第2要素信号をさらにα°だけ遅らせる信号処理を施し、前記基準駆動信号から(P−α)°だけ位相シフトされた第3要素信号を生成する手段と;第1、第3要素信号に論理和演算を施し、通電角n(=m+2α)°の第4要素信号を生成する手段と;通電角をm°とすべき場合には第2要素信号をモータ駆動信号として選択出力し、通電角をn°とすべき場合には第4要素信号をモータ駆動信号として選択出力する手段と;を有して成ることを特徴とするモータ駆動装置。
  3. モータからのホール信号に所定の信号処理を施して、通電角m°の基準駆動信号を生成する合成部と;前記基準駆動信号から、所望進角量P°が与えられた通電角m°の第1駆動信号と、同じく所望進角量P°が与えられた通電角n(n>m)°の第2駆動信号と、を生成する波形整形部と;第1、第2駆動信号のいずれか一をモータ駆動信号として選択出力するセレクタ部と;を有するほか、
    前記ホール信号を逓倍する逓倍部と;前記逓倍部の出力パルス数をカウントするカウンタ部と;進角量設定信号を前記カウンタ部でのカウント値と比較し得る設定値にデコードするデコーダ部と前記カウンタ部でのカウント値が前記デコーダ部の設定値と一致したか否かを判定し、両者が一致したときにトリガされる第1トリガ信号を生成する一致判定部と;第1トリガ信号をα°だけ遅延させた第2トリガ信号を生成する第1シフト部と;第1トリガ信号を2α°だけ遅延させた第3トリガ信号を生成する第2シフト部と;を有して成り、かつ、
    前記波形整形部は、第1トリガ信号を用いて、前記基準駆動信号を所望進角量P°よりもさらにα°だけ進める信号処理を施し、前記基準駆動信号から(P+α)°だけ位相シフトされた通電角m°の第1要素信号を生成する手段と;第2トリガ信号を用いて、第1要素信号をα°だけ遅らせる信号処理を施し、前記基準駆動信号からP°だけ位相シフトされた通電角m°の第2要素信号を生成する手段と;第3トリガ信号を用いて、第2要素信号をさらにα°だけ遅らせる信号処理を施し、前記基準駆動信号から(P−α)°だけ位相シフトされた第3要素信号を生成する手段と;第1、第3要素信号に論理和演算を施し、通電角n(=m+2α)°の第4要素信号を生成する手段と;を有して成り、第2要素信号を第1駆動信号として出力する一方、第4要素信号を第2駆動信号として出力するものであることを特徴とするモータ駆動装置。
  4. 請求項1〜請求項3のいずれかに記載のモータ駆動装置と、前記モータ駆動装置で駆動制御されるモータと、を有して成ることを特徴とする電気機器。
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