JP4745865B2 - 符号化装置および方法 - Google Patents
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Description
また、この他にも、係数ビットモデリング処理を高速に行う技術が、例えば、特許文献1、2、3および4に開示されている。
Novel Word-Level Algorithm of Embedded Block Coding in JPEG2000, Hung-Chi Fang, Tu-Chih Wang, Yu-Wei Chang, Ya-Yuh Shih, and Liang-Gee Chen, Graduate Institute of Electronics Eng. And Dept. of Electrical Eng. National Taiwan University
第1態様の符号化装置において、前記タイプ決定部は、コードブロックを構成するそれぞれのビットプレーンの対応するストライプ毎に備えられ、前記バッファ部、パス決定部、コンテキスト生成部は、ビットプレーン毎に、かつ、そのビットプレーン内のストライプ毎に備えられ、前記タイプ決定部に対して、そのストライプのビットプレーン内での位置に応じて、ウェーブレット係数の各ビットを深さ方向に並列に入力する処理の開始時刻をずらしてもよい。
本発明の第2態様の符号化装置は、ウェーブレット変換の処理結果である有意状態変数で示されたウェーブレット係数を基に、符号化データを出力する符号化装置において、前記ウェーブレット係数の各ビットを深さ方向に並列に入力して、その各ビットに対して、MSB側から見て、初めに有意となるビットであるか、その初めに有意となるビットよりMSB側のビットであるか、その初めに有意となるビットよりLSB側のビットであるか、を示すタイプ情報を決定するタイプ決定部と、それぞれのビットに対して決定されたタイプ情報を、それぞれのビットの深度毎にバッファリングするバッファ部と、バッファリングされた同一深度の複数のタイプ情報を基に、その複数のタイプ情報中の処理対象とするタイプ情報に対するパス情報を決定するパス決定部と、前記バッファ部から出力されたタイプ情報と、そのタイプ情報に対して決定されたパス情報を基に、コンテキストを生成するコンテキスト生成部と、生成されたコンテキストを基に、算術符号化を行う算術符号化部を備えることを特徴とする符号化装置である。
本発明の他の態様の符号化装置は、ウェーブレット変換の処理結果のウェーブレット係数を基に符号化データを出力する符号化装置において、前記ウェーブレット係数が量子化された値の各ビットがMSB側からLSB側に深さ方向に並列に入力され、前記各ビットに対して、MSB側から見て初めに「1」となるビットであるか、前記「1」となるビットよりMSB側のビットであるか、前記「1」となるビットよりLSB側のビットであるか、を示すタイプ情報を決定するタイプ情報決定部と、前記決定された各タイプ情報を基に処理対象のビットに対するパス情報を決定するパス決定部と、前記各タイプ情報と前記パス情報を基にコンテキストを生成するコンテキスト生成部と、前記コンテキストを基に算術符号化を行う算術符号化部とを備えることを特徴とする符号化装置である。
本発明の更に他の態様の符号化装置は、ウェーブレット変換の処理結果である有意状態変数で示されたウェーブレット係数を基に符号化データを出力する符号化装置において、前記ウェーブレット係数が量子化された値の各ビットがMSB側からLSB側に深さ方向に並列に入力され、前記各ビットに対して、MSB側から見て初めに有意となるビットであるか、前記有意となるビットよりMSB側のビットであるか、前記有意となるビットよりLSB側のビットであるか、を示すタイプ情報を決定するタイプ情報決定部と、前記決定された各タイプ情報を基に処理対象のビットに対するパス情報を決定するパス決定部と、前記各タイプ情報と前記パス情報を基にコンテキストを生成するコンテキスト生成部と、前記コンテキストを基に算術符号化を行う算術符号化部とを備えることを特徴とする符号化装置である。
本発明の他の態様の符号化方法は、ウェーブレット変換の処理結果のウェーブレット係数を基に符号化データを出力する符号化方法において、前記ウェーブレット係数が量子化された値の各ビットがMSB側からLSB側に深さ方向に並列に入力され、前記各ビットに対して、MSB側から見て初めに「1」となるビットであるか、前記「1」となるビットよりMSB側のビットであるか、前記「1」となるビットよりLSB側のビットであるか、を示すタイプ情報を決定するタイプ情報決定ステップと、前記決定された各タイプ情報を基に処理対象のビットに対するパス情報を決定するパス決定ステップと、前記各タイプ情報と前記パス情報を基にコンテキストを生成するコンテキスト生成ステップと、前記コンテキストを基に算術符号化を行う算術符号化ステップとを備えることを特徴とする符号化方法である。
なお、本実施形態の符号化装置は、JPEG(Joint Photographic Experts Group)2000規格を採用したものである。
図1において、ウェーブレット変換器11は、画像データを入力し、その入力した画像データに対してウェーブレット変換を行い、その処理結果のウェーブレット係数をエントロピ符号化器12に出力する。
従来の場合、ビットモデリング処理においては、ビットプレーン上の各ビットのパス情報を決定し、そのパス情報と、処理対象とするビットの近傍8ビットの有意状態変数(有意または非有意の値を持つ。通常、有意=「1」、非有意=「0」に対応させる)の値を基に、その処理対象とするビットのコンテキストを算出している。
SPパス(Significance Propagation Pass)・・・量子化されたウェーブレット係数の各ビットをMSB側からLSB側に見ていくときに、初めに、「1」の値を持つ深度のビットプレーンにおいて、その「1」の値を持ったビット(処理対象のビット)の図2に示すような8近傍中に少なくとも1つ有意であるビットがある場合、その「1」の値を持ったビットは、SPパスに分類される。なお、初めに、「1」の値を持つビットがその8近傍中に含まれている場合は、そのビットが処理対象とするビットより前に処理されたビットであれば、そのビットがSPパスに分類されていれば有意、それ以外、すなわち、後に処理されるビットであった場合や、前に処理されるビットであっても、そのビットのパス情報がSPパス以外のパスに分類されている場合は、非有意となる。
MRパス(Magnitude Refinement Pass)・・・処理対象のウェーブレット係数のビットが有意であれば、そのウェーブレット係数のビットは、MRパスに分類される。
CLパス(Cleanup Pass)・・・SPパス、MRパスに分類されなかったウェーブレット係数のビットは、CLパスに分類される。
従来のビットモデリング処理では、ビットプレーンをMSB側からLSB側に1プレーンずつ処理する。図3Aの有意RAM21は、処理するビットプレーン内のそれぞれの(係数)ビットに対応する有意状態を保持する。そして、図3Bに示すように、有意RAM21に保持される、それぞれのビットプレーンに対して、SPパスの決定、決定されたパス情報に基づくコンテキストの生成、MRパス情報の決定、決定されたパス情報に基づくコンテキストの生成、CLパス情報の決定、決定されたパス情報に基づくコンテキストの生成が行われる。ただし、最もMSB側のビットプレーンでは、CLパス情報の決定、および、決定されたパス情報に基づくコンテキストの生成しか行わない。
上述したように、有意状態、SPパスは、相互に関連し合って、他方の判定に影響を及ぼす。そして、これら有意状態、SPパスは、ビットの処理順序にも依存して定義される量である。このように、SPパスに関連する処理は、ビットモデリング全体の処理の中で、他の部分より複雑である。
図6において、ビットモデリング演算器30は、コードブロックを構成するそれぞれのビットプレーンの対応するストライプから出力されたウェーブレット係数の各ビットを深さ方向に並列に入力して、各ビットに対するタイプ情報を出力するタイプ分類器311、312、313、・・・31n(nは、ビットプレーンを構成するストライプの数)、それぞれのタイプ分類器から出力されたタイプ情報をバッファリングするとともに、そのバッファリングされたタイプ情報に対応するパス情報を決定するバッファ部331,m、331,m−1・・・331,0、332,m、332,m−1、・・・332,0、333,m、333,m−1、・・・333,0、・・・、33n,m、33n,m−1、・・・、33n,0、それぞれのバッファ部から出力されたタイプ情報およびパス情報を用いて、そのタイプ情報に対応するコンテキストを生成するコンテキスト生成部341,m、341,m−1・・・341,0、342,m、342,m−1、・・・342,0、343,m、343,m−1、・・・343,0、・・・、34n,m、34n,m−1、・・・、34n,0、を備える。なお、ウェーブレット係数は、(m+1)ビットとしている。また、タイプ分類器に対して、そのストライプのビットプレーン内での位置に応じて、ウェーブレット係数の各ビットを深さ方向に並列に入力する処理の開始時刻をずらしている。
図7において、タイプ分類器41kは、ウェーブレット係数の各ビットを深さ方向に並列に入力して、その各ビットに対するタイプ情報を出力する。
図8Bにおいて、タイプ分類器41kは、タイプ選択部47k,m、47k,m−1、・・・、47k,0を備える。
このようにして、最もLSB側のビット(0番目のビット)まで、タイプ情報が出力される。
図8Cに示すように、前段の出力が「X」である場合は、入力したビットが「0」ならば、「X」を出力し、入力したビットが「1」ならば、「Y」を出力する。
ストライプバッファ50は、処理順で連続した複数のビットに対応するタイプ情報をバッファリングするバッファ(FIFO、First-In First-Out)である。このストライプバッファ50は、複数個(図では、32個、通常、4の倍数)の遅延器(図では、四角により表示)をチェーン状に連結したものである。
なお、図9において、符号51で示される領域の中心の遅延器にラッチされたビット(タイプ情報)に対してパス情報が決定される。
図11Aは、ビットプレーン上の連続する3つのストライプのビットの一例を示す図である。この例では、対象とするビットプレーンは、左右方向に8ビットの幅を持っている。図11Aにおいて、破線内に含まれるビット、すなわち、ストライプの中央の2行に含まれるビットは、図11Bの符号61に示されるように、そのビットが処理対象となっても、そのビットの8近傍がストライプ内に含まれるようなビットである。このようなビットを処理対象とするときは、そのストライプ内での処理順によって、その処理対象とするビットの8近傍に含まれるビットに対してその処理対象のビットより前に処理されるビット(前処理のビット)と後に処理されるビット(後処理のビット)が決定される。例えば、図11Bの符号61で示される領域では、処理対象ビット「41」に対して、「36」、「37」、「38」、「40」が前処理のビットであり、「42」、「44」、「45」、「46」が後処理のビットである。
1.前のストライプに8近傍の一部が含まれる場合。この場合は、前のストライプ(ここでは、8近傍のうちの3つを含むストライプを「前のストライプ」と呼ぶ)に含まれるビットの方が、処理対象のビットが含まれるストライプより、前に処理される(ことになっている)ので、その処理対象とするビットの8近傍に含まれるビットのうちで、前のストライプに含まれる3ビットは、その処理対象のビットより前に処理されるビットになる。例えば、図11Bの符号62で示される領域では、処理対象ビット「52」に対して、「19」、「23」、「27」、「48」、「49」が前処理のビットであり、「53」、「56」、「57」が後処理のビットである。
2.後のストライプに8近傍の一部が含まれる場合。この場合は、後のストライプ(ここでは、8近傍のうちの3つを含むストライプを「後のストライプ」と呼ぶ)に含まれるビットの方が、処理対象のビットが含まれるストライプより、後に処理される(ことになっている)ので、その処理対象とするビットの8近傍に含まれるビットのうちで、後のストライプに含まれる3ビットは、その処理対象のビットより後に処理されるビットになる。例えば、図11Bの符号63で示される領域では、処理対象ビット「51」に対して、「46」、「47」、「50」が前処理のビットであり、「54」、「55」、「76」、「80」、「84」が後処理のビットである。
図12Bは、図11Bに符号61、62および63で示される処理領域が、ストライプバッファ上にどのように配置されるかを示す図である。
これに対して、図11Bにおいて、2つのストライプ間にまたがっていた処理領域(「52」のビットを処理対象とする8近傍、「51」のビットを処理対象とする8近傍)は、図12Bにおいては、2つのストライプバッファに分断されて保持されている。例えば、図11Bの符号62の領域内のビットに対するタイプ情報は、ストライプバッファ651内の領域67bとストライプバッファ652内の領域67aに保持され、図11Bの符号63の領域内のビットに対するタイプ情報は、ストライプバッファ652内の領域68aとストライプバッファ653内の領域68bに保持される。
パス決定処理においては、タイプ情報が「X」に分類されたビットについては処理を行わない。タイプ情報が「X」のビットは常に「CLパス」に分類されるためである。また、タイプ決定処理においては、タイプ情報が「Z」または「Z’」に等しいビットのパス情報を「MRパス」に決定する。そして、タイプ情報が「X」、「Z」、「Z’」のいずれでもなく、8近傍の有意状態がすべて「0(非有意)」であるもの、すなわち、タイプ情報が「Y」で、その8近傍の有意状態がすべて「0」であるものを「CLパス」に決定する。
このように、パス決定処理において、処理対象とするビットの8近傍の有意状態が参照されているため、図13に示すように、8近傍有意状態生成部85は、処理対象とするビットに対する8近傍の有意状態を生成している。
図14Aは、図14Bに示す8近傍のビットのタイプ情報と、その8近傍のそれぞれのビットが、処理対象とするビット「C」よりも前に処理されるビットであるか後に処理されるビットであるかを基に、処理対象とするビット「C」に対する8近傍の有意/非有意を決定する表である。この表からも明らかなように、8近傍のビットのタイプ情報が、「X」であれば処理順に関係なく有意状態は「非有意」となり、また、8近傍のビットのタイプ情報が、「Z」または「Z’」であれば処理順に関係なく有意状態は「有意」となる。また、8近傍のビットのタイプ情報が、「Y」である場合も、そのビットが処理対象とするビット「C」よりも後に処理される場合は、有意状態は「非有意」となる。
図15において、まず、ステップS101で、パス決定部86は、処理対象とするビットのタイプ情報(遅延器「9」にラッチされた値)が「X」に等しいかどうかを判定する。
図12Aのストライプバッファ652の遅延器「54」内のタイプ情報を処理対象とする。このとき、図16に示すように、遅延器「59」、「55」、「51」の領域82a、遅延器「58」、「54」、「50」の領域82b、遅延器「57」、「53」、「49」の領域82c、1つ下のストライプバッファ653から受け取る、遅延器「95」、「91」、「87」の領域83’、1つ上のストライプバッファ651から受け取る、遅延器「21」、「17」、「13」の領域84’、が、遅延器「54」に対する8近傍の領域を決定する際の候補となる。
図20において、コンテキスト生成部90は、パス情報と、8近傍の有意状態を入力して、ランレングスに対応するパターンを検出したときに、そのランレングスに対応するコンテキストを生成するランレングス生成部91、パス情報と、8近傍の有意状態を入力して、ユニフォームに対応するパターンを検出したときに、そのユニフォームに対応するコンテキストを生成するユニフォーム生成部92、タイプ情報と、そのタイプ情報に対応するパス情報と、そのタイプ情報のビットの8近傍有意状態を入力して、そのビットに対するコンテキストを生成する符号化器93と、パス情報と、ランレングス生成部91の出力と、ユニフォーム生成部92の出力と、符号化器93の出力と、コードブロックの対応するビットを入力して、内蔵するロジック(ランレングスは対応するCLパスに優先する等)を基に、コンテキストの選択処理を行って、その選択結果のコンテキストと、シンボル(そのコンテキストに対応するウェーブレット係数のビット)を出力するセレクタ94を備える。
また、符号化器93は、最初のMRパスであることを示すタイプ情報「Z’」と、2番目以降のMRパスであることを示すタイプ情報「Z」との違いを反映してコンテキストを生成する。
(付記1) ウェーブレット変換の処理結果のウェーブレット係数を基に、符号化データを出力する符号化装置において、
前記ウェーブレット係数の各ビットを深さ方向に並列に入力して、その各ビットに対して、MSB側から見て、初めに「1」となるビットであるか、その初めに「1」となるビットよりMSB側のビットであるか、その初めに「1」となるビットよりLSB側のビットであるか、を示すタイプ情報を決定するタイプ決定部と、
それぞれのビットに対して決定されたタイプ情報を、それぞれのビットの深度毎にバッファリングするバッファ部と、
バッファリングされた同一深度の複数のタイプ情報を基に、その複数のタイプ情報中の処理対象とするタイプ情報に対するパス情報を決定するパス決定部と、
前記バッファ部から出力されたタイプ情報と、そのタイプ情報に対して決定されたパス情報を基に、コンテキストを生成するコンテキスト生成部と、
生成されたコンテキストを基に、算術符号化を行う算術符号化部を備えることを特徴とする符号化装置。
(付記2) 前記パス決定部は、処理対象とするタイプ情報に対する8近傍のタイプ情報と、その8近傍のうちで、処理対象に対して前処理となるビットのパス情報を基に、その8近傍の有意状態を生成するとともに、
その生成された8近傍の有意状態と、処理対象とするタイプ情報を基に、その処理対象とするタイプ情報に対するパス情報を決定することを特徴とする付記1記載の符号化装置。
(付記3) 前記パス決定部は、前記処理対象とするタイプ情報が、MSB側から見て、初めに「1」となるビットよりLSB側のビットであることを示すタイプ情報である場合に、その処理対象とするタイプ情報に対するパス情報をMRパス(Magnitude Refinement Pass)に決定し、
前記処理対象とするタイプ情報が、MSB側から見て、初めに「1」となるビットであって、その処理対象のタイプ情報の8近傍の有意状態がすべて非有意である場合に、その処理対象とするタイプ情報に対するパス情報をCLパス(Cleanup Pass)に決定し、
前記処理対象とするタイプ情報が、MSB側から見て、初めに「1」となるビットであって、その処理対象のタイプ情報の8近傍の有意状態の少なくとも1つが有意である場合に、その処理対象とするタイプ情報に対するパス情報をSPパス(Significance Propagation Pass)に決定することを特徴とする付記1記載の符号化装置。
(付記4) 前記タイプ決定部は、コードブロックを構成するそれぞれのビットプレーンの対応するストライプ毎に備えられ、
前記バッファ部、パス決定部、コンテキスト生成部は、ビットプレーン毎に、かつ、そのビットプレーン内のストライプ毎に備えられ、
前記タイプ決定部に対して、そのストライプのビットプレーン内での位置に応じて、ウェーブレット係数の各ビットを深さ方向に並列に入力する処理の開始時刻をずらしたことを特徴とする付記1記載の符号化装置。
(付記5) 前記パス決定部において処理しているタイプ情報について、8近傍の有意状態を求めるに際して、その8近傍に含まれていて、前処理となるビットをそのパス決定部に対応するストライプの1つ前のストライプから取得する場合に、その前処理となるビットに対してはすでに1つ前のストライプにおいてパス情報が決定されているように、前記タイプ決定部に対する処理の開始時刻をストライプ毎にずらしたことを特徴とする付記4記載の符号化装置。
(付記6) 前記タイプ決定部は、前記ウェーブレット係数の各ビットを深さ方向に並列に入力して、その各ビットに対して、MSB側から見て、初めに「1」となるビットであるか、その初めに「1」となるビットよりMSB側のビットであるか、その初めに「1」となるビットより1つだけLSB側のビットであるか、または、その1つだけLSB側のビットよりもさらにLSB側のビットであるか、を示すタイプ情報を決定し、
前記コンテキスト生成部は、前記初めに「1」となるビットより1つだけLSB側のビットであることを示すタイプ情報を用いて、最初のMRパスに対するコンテキストを生成することを特徴とする付記1記載の符号化装置。
(付記7) ウェーブレット変換の処理結果である有意状態変数で示されたウェーブレット係数を基に、符号化データを出力する符号化装置において、
前記ウェーブレット係数の各ビットを深さ方向に並列に入力して、その各ビットに対して、MSB側から見て、初めに有意となるビットであるか、その初めに有意となるビットよりMSB側のビットであるか、その初めに有意となるビットよりLSB側のビットであるか、を示すタイプ情報を決定するタイプ決定部と、
それぞれのビットに対して決定されたタイプ情報を、それぞれのビットの深度毎にバッファリングするバッファ部と、
バッファリングされた同一深度の複数のタイプ情報を基に、その複数のタイプ情報中の処理対象とするタイプ情報に対するパス情報を決定するパス決定部と、
前記バッファ部から出力されたタイプ情報と、そのタイプ情報に対して決定されたパス情報を基に、コンテキストを生成するコンテキスト生成部と、
生成されたコンテキストを基に、算術符号化を行う算術符号化部を備えることを特徴とする符号化装置。
(付記8) ウェーブレット変換の処理結果のウェーブレット係数を基に、符号化データを出力する符号化方法において、
前記ウェーブレット係数の各ビットを深さ方向に並列に入力して、その各ビットに対して、MSB側から見て、初めに「1」となるビットであるか、その初めに「1」となるビットよりMSB側のビットであるか、その初めに「1」となるビットよりLSB側のビットであるか、を示すタイプ情報を決定するタイプ決定ステップと、
それぞれのビットに対して決定されたタイプ情報を、それぞれのビットの深度毎にバッファリングするステップと、
バッファリングされた同一深度の複数のタイプ情報を基に、その複数のタイプ情報中の処理対象とするタイプ情報に対するパス情報を決定するパス決定ステップと、
前記バッファ部から出力されたタイプ情報と、そのタイプ情報に対して決定されたパス情報を基に、コンテキストを生成するコンテキスト生成ステップと、
生成されたコンテキストを基に、算術符号化を行う算術符号化ステップを備えることを特徴とする符号化方法。
(付記9) 前記パス決定ステップにおいて、処理対象とするタイプ情報に対する8近傍のタイプ情報と、その8近傍のうちで、処理対象に対して前処理となるビットのパス情報を基に、その8近傍の有意状態を生成するとともに、
その生成された8近傍の有意状態と、処理対象とするタイプ情報を基に、その処理対象とするタイプ情報に対するパス情報を決定することを特徴とする付記8記載の符号化方法。
(付記10) 前記パス決定ステップにおいて、前記処理対象とするタイプ情報が、MSB側から見て、初めに「1」となるビットよりLSB側のビットであることを示すタイプ情報である場合に、その処理対象とするタイプ情報に対するパス情報をMRパスに決定し、
前記処理対象とするタイプ情報が、MSB側から見て、初めに「1」となるビットであって、その処理対象のタイプ情報の8近傍の有意状態がすべて非有意である場合に、その処理対象とするタイプ情報に対するパス情報をCLパスに決定し、
前記処理対象とするタイプ情報が、MSB側から見て、初めに「1」となるビットであって、その処理対象のタイプ情報の8近傍の有意状態の少なくとも1つが有意である場合に、その処理対象とするタイプ情報に対するパス情報をSPパスに決定することを特徴とする付記8記載の符号化方法。
(付記11) 前記タイプ決定ステップは、コードブロックを構成するそれぞれのビットプレーンの対応するストライプ毎に実行され、
前記バッファリングするステップ、パス決定ステップ、コンテキスト生成ステップは、ビットプレーン毎に、かつ、そのビットプレーン内のストライプ毎に実行され、
前記タイプ決定ステップにおいて、そのストライプのビットプレーン内での位置に応じて、ウェーブレット係数の各ビットを深さ方向に並列に入力する処理の開始時刻をずらしたことを特徴とする付記8記載の符号化方法。
(付記12) 前記パス決定ステップにおいて処理しているタイプ情報について、8近傍の有意状態を求めるに際して、その8近傍に含まれていて、前処理となるビットをそのパス決定部に対応するストライプの1つ前のストライプから取得する場合に、その前処理となるビットに対してはすでに1つ前のストライプにおいてパス情報が決定されているように、前記タイプ決定ステップの処理の開始時刻をストライプ毎にずらしたことを特徴とする付記11記載の符号化方法。
(付記13) 前記タイプ決定ステップにおいて、前記ウェーブレット係数の各ビットを深さ方向に並列に入力して、その各ビットに対して、MSB側から見て、初めに「1」となるビットであるか、その初めに「1」となるビットよりMSB側のビットであるか、その初めに「1」となるビットより1つだけLSB側のビットであるか、または、その1つだけLSB側のビットよりもさらにLSB側のビットであるか、を示すタイプ情報を決定し、
前記コンテキスト生成ステップにおいて、前記初めに「1」となるビットより1つだけLSB側のビットであることを示すタイプ情報を用いて、最初のMRパスに対するコンテキストを生成することを特徴とする付記8記載の符号化方法。
12 エントロピ符号化器
13 ビットモデリング演算器
14 算術符号化器
15 ストリーム生成器
21 有意RAM
22 SP符号化器
23 MR符号化器
24 CL符号化器
31、41 タイプ分類器
33、43、80 バッファ部
34、44、90 コンテキスト生成部
47 タイプ選択部
50、65、81 ストライプバッファ
51、52、61、62、63、66、67a、67b、68a、68b、82、83、84 領域
86 パス決定部
85、87 8近傍有意状態生成部
91 ランレングス生成部
92 ユニフォーム生成部
93 符号化器
94 セレクタ
Claims (10)
- ウェーブレット変換の処理結果のウェーブレット係数を基に符号化データを出力する符号化装置において、
前記ウェーブレット係数が量子化された値の各ビットがMSB側からLSB側に深さ方向に並列に入力され、前記各ビットに対して、MSB側から見て初めに「1」となるビットであるか、前記「1」となるビットよりMSB側のビットであるか、前記「1」となるビットよりLSB側のビットであるか、を示すタイプ情報を決定するタイプ情報決定部と、
前記決定された各タイプ情報を基に処理対象のビットに対するパス情報を決定するパス決定部と、
前記各タイプ情報と前記パス情報を基にコンテキストを生成するコンテキスト生成部と、
前記コンテキストを基に算術符号化を行う算術符号化部と
を備えることを特徴とする符号化装置。 - 前記パス決定部は、前記処理対象のビットを中心とする近傍8ビットを含む9ビットに対する前記タイプ情報と、前記近傍8ビットのうち前記処理対象のビットより前に処理されるビットのパス情報を基に前記処理対象のビットに対するパス情報を決定することを特徴とする請求項1記載の符号化装置。
- 前記パス決定部は、前記処理対象のビットに対する前記タイプ情報が、
前記「1」となるビットよりLSB側のビットであることを示すタイプ情報である場合に前記パス情報をMRパス(Magnitude Refinement Pass)に決定し、
前記「1」となるビットであることを示すタイプ情報であって前記処理対象のビットの近傍8ビットに対するタイプ情報がすべて非有意状態である場合に前記パス情報をCLパス(Cleanup Pass)に決定し、
前記「1」となるビットであることを示すタイプ情報であって前記処理対象のビットの近傍8ビットに対するタイプ情報の少なくとも1つが有意状態である場合に前記パス情報をSPパス(Significance Propagation Pass)に決定する
ことを特徴とする請求項1記載の符号化装置。 - 前記タイプ情報決定部を複数備え、
前記複数のタイプ情報決定部への前記各ビットの入力処理の開始時刻をずらして並列処理することを特徴とする請求項1記載の符号化装置。 - 前記パス決定部は、前記処理対象のビットを中心とする近傍8ビットを含む9ビットに対する前記タイプ情報と、前記近傍8ビットのうち前記処理対象のビットより前に処理されるビットのパス情報を基に前記処理対象のビットに対するパス情報を決定し、
前記処理対象のビットより前に処理されるビットのパス情報が前記処理対象のビットに対するパス情報の決定前に決定されているように、前記入力処理の開始時刻がずらされる
ことを特徴とする請求項4記載の符号化装置。 - ウェーブレット変換の処理結果である有意状態変数で示されたウェーブレット係数を基に符号化データを出力する符号化装置において、
前記ウェーブレット係数が量子化された値の各ビットがMSB側からLSB側に深さ方向に並列に入力され、前記各ビットに対して、MSB側から見て初めに有意となるビットであるか、前記有意となるビットよりMSB側のビットであるか、前記有意となるビットよりLSB側のビットであるか、を示すタイプ情報を決定するタイプ情報決定部と、
前記決定された各タイプ情報を基に処理対象のビットに対するパス情報を決定するパス決定部と、
前記各タイプ情報と前記パス情報を基にコンテキストを生成するコンテキスト生成部と、
前記コンテキストを基に算術符号化を行う算術符号化部と
を備えることを特徴とする符号化装置。 - ウェーブレット変換の処理結果のウェーブレット係数を基に符号化データを出力する符号化方法において、
前記ウェーブレット係数が量子化された値の各ビットがMSB側からLSB側に深さ方向に並列に入力され、前記各ビットに対して、MSB側から見て初めに「1」となるビットであるか、前記「1」となるビットよりMSB側のビットであるか、前記「1」となるビットよりLSB側のビットであるか、を示すタイプ情報を決定するタイプ情報決定ステップと、
前記決定された各タイプ情報を基に処理対象のビットに対するパス情報を決定するパス決定ステップと、
前記各タイプ情報と前記パス情報を基にコンテキストを生成するコンテキスト生成ステップと、
前記コンテキストを基に算術符号化を行う算術符号化ステップと
を備えることを特徴とする符号化方法。 - 前記パス決定ステップにおいて、前記処理対象のビットを中心とする近傍8ビットを含む9ビットに対する前記タイプ情報と、前記近傍8ビットのうち前記処理対象のビットより前に処理されるビットのパス情報を基に前記処理対象のビットに対するパス情報を決定することを特徴とする請求項7記載の符号化方法。
- 前記パス決定ステップにおいて、前記処理対象のビットに対する前記タイプ情報が、
前記「1」となるビットよりLSB側のビットであることを示すタイプ情報である場合に前記パス情報をMRパスに決定し、
前記「1」となるビットであることを示すタイプ情報であって前記処理対象のビットの近傍8ビットに対するタイプ情報がすべて非有意状態である場合に前記パス情報をCLパスに決定し、
前記「1」となるビットであることを示すタイプ情報であって前記処理対象のビットの近傍8ビットに対するタイプ情報の少なくとも1つが有意状態である場合に前記パス情報をSPパスに決定する
ことを特徴とする請求項7記載の符号化方法。 - 前記タイプ情報決定ステップを複数備え、
前記複数のタイプ情報ステップへの前記各ビットの入力処理の開始時刻をずらして並列処理することを特徴とする請求項7記載の符号化方法。
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