JP2003008906A - ビットモデリングの処理方法及びそれを用いる処理回路 - Google Patents

ビットモデリングの処理方法及びそれを用いる処理回路

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JP2003008906A JP2001192670A JP2001192670A JP2003008906A JP 2003008906 A JP2003008906 A JP 2003008906A JP 2001192670 A JP2001192670 A JP 2001192670A JP 2001192670 A JP2001192670 A JP 2001192670A JP 2003008906 A JP2003008906 A JP 2003008906A
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Masahiro Taniguchi
征浩 谷口
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Mitsubishi Electric Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 処理速度の速いビットモデリングの処理方法
及びそれを用いる処理回路を得ることである。 【解決手段】 sigパスにより、処理対象であるビッ
トと周囲のビット群の有意フラグの状態及び符号ビット
の状態に応じて変化するコンテキスト及びデシジョンと
を同時に生成し、処理対象であるビットの値が1のとき
のみ符号ビットのコンテキスト及びデシジョンを採用
し、有意フラグを更新し、処理対象であるビットの値が
0のときは廃止し、処理対象であるビットの値が1か0
に係わらず、処理済フラグを更新するビットモデリング
の処理回路を、同一グループのビット○0〜○3に同時
に適用し、並列に処理する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、ビットモデリン
グの処理方法及びそれを用いる処理回路に係り、特にJ
PEG2000の符号化におけるビットモデリングの高
速化に関するビットモデリングの処理方法及びそれを用
いる処理回路である。
【0002】
【従来の技術】JPEG2000(ISO/IEC F
DIS15444−1で定義。以下、JPEG2000
と示す。)の符号化処理は、量子化係数を符号ビット及
び絶対値で表す。コードブロックという単位で絶対値を
表すビットを上位ビットプレーンから下位ビットプレー
ンの順に各ビットの上下左右の関係を調べながらコンテ
キスト及びデシジョンを生成する(以下、ビットモデリ
ングと示す。)。
【0003】また、コードブロック内の絶対値を表すビ
ットプレーンの最上位から全てのビットが0であるビッ
トプレーンがN0個続くときは、別に処理する。
【0004】例えば、絶対値としてMビットプレーンの
精度があり、あるコードブロックにおいて、全ての絶対
値の上位N0ビットが0であるようなときは、N=M−
N0ビットプレーンのみビットモデリングの対象とな
る。
【0005】ビットモデリングの対象となる最上位のビ
ットプレーンをMSB(MostSignifican
t Bitプレーン、以下、MSBと示す。)、最下位
のビットプレーンをLSB(Less Signifi
cant Bitプレーン、以下、LSBと示す。)と
呼ぶ。
【0006】コードブロック内のデータは、MSBから
LSBまでビットプレーンごとに処理して行く。各ビッ
トプレーンにおいては縦方向に4個のビットをまとめて
グループ化しておき、ラスタ順にビットモデリングを行
う。
【0007】図14は横8(0〜7)×縦12(0〜1
1)のコードブロックサイズでビットモデリングを行う
ときのグループを処理する順番(0〜23)を示す。
【0008】また、図15はビットプレーンのグループ
を跨ぐ個々のビット(縦方向に4個づつのビット、例え
ば、横0×縦4(0〜3)、横1×縦4(0〜3))の
処理順(0〜7)を示す。
【0009】ビットモデリングにはSignifica
nce propagationdecoding p
ass(以下、sigパスと示す。)、Magnitu
de refinement pass(以下、ref
パスと示す。)、Cleanup pass(以下、c
lnパスと示す。)という3種のコーディングパスがあ
り、sigパス、refパス、clnパスの順番で処理
される。
【0010】即ち、この処理は、あるビットプレーンに
おいて図14、15に示した順にビットを評価して、そ
れがsigパスで処理すべきデータであればsigパス
で処理し、そうでなければ次のビットに進む。
【0011】コードブロック処理が終了すると、次にr
efパスとして順番に評価して行く。最後にclnパス
を処理する。このとき、あるビットが処理順序の早い
(優先度が高い)コーディングパスで処理されると、そ
のビットは他のコーディングパスでは処理しない。
【0012】従って、各ビットは上記3種類の内、1種
類だけのコーディングパスで処理されることになる。こ
の処理をMSBからLSBまで繰り返すが、MSBに限
りclnパスのみで処理する。
【0013】例えば、N=8ビットのとき、(7ビット
プレーン×3コーディングパス+1コーディングパス)
×(8×12)コードブロックサイズのビットモデリン
グの演算が必要になる。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】上記のような従来のJ
PEG2000のビットモデリングの処理方法では、例
えば、あるコードブロックをビットモデリングすると
き、1個のデータは処理するビットプレーンに応じて
(N−1)×3+1倍の処理が必要になる。
【0015】これは1個のデータが、ビット精度に係わ
らず1回の処理だけで済む量子化等と比べて、処理速度
が遅くなるという問題がある。
【0016】
【課題を解決するための手段】この発明に係るビットモ
デリングの処理方法及びそれを用いる処理回路は、JP
EG2000のビットモデリングのシグニフィカンスプ
ロパゲーションデコーディングパス(Signific
ance propagation decoding
pass)の処理方法において、処理対象であるビッ
ト及び周囲のビット群の有意フラグの状態に応じて変化
するデータのコンテキスト及びデシジョンと、処理対象
であるビット及び周囲のビット群の符号ビットの状態に
応じて変化する符号ビットのコンテキスト及びデシジョ
ンとを同時に生成しておき、処理対象であるビットの値
が1のときのみ符号ビットのコンテキスト及びデシジョ
ンを採用し、有意フラグを更新し、処理対象であるビッ
トの値が0のときは廃棄し、処理対象であるビットの値
が1か0に係わらず、処理済フラグを更新するビットモ
デリングの処理回路を、同一グループの4個のビットに
同時に適用し、並列に処理するものである。
【0017】また、JPEG2000のビットモデリン
グのマグニチュードリファインメントパス(Magni
tude refinement pass)の処理方
法において、処理対象であるビットがマグニチュードリ
ファインメントパスで初めて処理されるかどうかの情報
である有意第2ビットと処理済フラグ及び有意フラグと
を参照して、処理するかどうかを判断し、マグニチュー
ドリファインメントパスで処理する場合は、処理対象で
あるビットのコンテキスト及びデシジョンを生成し、処
理済フラグも更新するビットモデリングの処理回路を、
同一グループの4個のビットに同時に適用し、並列に処
理するものである。
【0018】また、JPEG2000のビットモデリン
グのクリーンアップパス(Cleanup pass)
の処理方法において、処理対象である同一グループのビ
ットが全て未処理のとき、まとめて処理できるかどうか
を判断し、同一グループのビット群が全て非有意のとき
は特別なコンテキスト及びデシジョンを生成するビット
モデリングの第1の処理回路と、処理済のビットについ
ては何も行わず、非有意のビットについて処理を行うビ
ットモデリングの第2の処理回路とを設け、第1の処理
回路の1つと、同一グループの4個のビットに第2の処
理回路とを同時に適用し、並列に処理するものである。
【0019】また、JPEG2000のビットモデリン
グの処理方法において、同一ビットプレーンについて、
3種類のコーディングパスを順番に処理するものであ
る。
【0020】また、JPEG2000のビットモデリン
グの処理方法において、同一ビットプレーンの隣り合っ
た3個のグループを、3種類のコーディングパスごとに
並列に処理するものである。
【0021】また、請求項5記載のビットモデリングの
処理方法において、同一ビットプレーンで複数並列に処
理するものである。
【0022】また、請求項5または6記載のいずれかの
ビットモデリングの処理方法において、複数のビットプ
レーンで並列に処理するものである。
【0023】また、請求項1記載のビットモデリングの
処理方法を用いる処理回路において、処理対象であるビ
ットのデータの値を格納するレジスタと、処理対象であ
るビット及び周囲のビット群の有意フラグ及び符号ビッ
トを格納するレジスタと、処理対象であるビットの処理
済フラグを格納するレジスタとを備えるものである。
【0024】また、請求項2記載のビットモデリングの
処理方法を用いる処理回路において、処理対象であるビ
ットのデータの値を格納するレジスタと、処理対象であ
るビット及び周囲のビット群の有意フラグを格納するレ
ジスタと、処理対象であるビットがマグニチュードリフ
ァインメントパスで初めて処理されるかどうかの情報で
ある有意第2ビットを格納するレジスタとを備えるもの
である。
【0025】また、請求項5、6、8記載のいずれかの
ビットモデリングの処理方法を用いる処理回路におい
て、コードブロックサイズ分のデータビット、符号ビッ
ト、処理済フラグ、有意フラグ及び有意第2ビットとを
格納するレジスタを備えるものである。
【0026】さらに、請求項5、6、8記載のいずれか
のビットモデリングの処理方法を用いる処理回路におい
て、データビット、符号ビット、処理済フラグ、有意フ
ラグ及び有意第2ビットとを処理の対象とするビット分
だけを格納するレジスタを備えるものである。
【0027】
【発明の実施の形態】実施の形態1.以下、この発明に
ついて説明する。図1は実施の形態1によるJPEG2
000のあるビットプレーンにおけるグループのビット
群○0〜○3を処理する場合を示した図である。図1を
参照して、ビット群○0〜○3で示すグループをsig
パスで処理する場合、その周囲のビットの内、×で示す
ビットについての情報が必要になる。
【0028】図2は図1における○0のビットを処理す
る場合に必要となるビットを示した図である。図2を参
照して、×0、×1、×2、×3、×5については同一
コーディングパスの処理においてビット○0より先に処
理されるビットを示している。△4、△6、△7につい
てはビット○0より後に処理されるビットを示してい
る。
【0029】sigパスにおいてビットが処理対象とな
る条件は、そのビットがinsignificance
(以下、非有意と示す。)であり、周囲のビットが1個
以上significance(以下、有意と示す。)
であることである。
【0030】従って、処理対象であるビット及び周囲の
ビットが有意であるかどうか(以下、有意フラグと示
す。)の情報が必要になる。有意フラグはレジスタに格
納しておく。
【0031】ビット○0が非有意で、周囲のビット群×
0〜△7の内、1個以上が有意であればsigパスで処
理することとなる。
【0032】周囲のビット群×0〜△7の有意フラグの
状態に応じてコンテキスト(以下、データのコンテキス
トと示す。)を生成し、ビット○0の値そのものをデシ
ジョン(以下、データのデシジョンと示す。)とする。
【0033】ビット○0の値が1であれば、そのデータ
が非有意から有意になるので、有意フラグを更新して、
さらに符号ビットについてもビットモデリングを行う。
【0034】符号ビット処理には、ビット○0の符号ビ
ット及び周囲のビット群×0〜△7の符号ビットが必要
になる。
【0035】周囲のビット群×0〜△7の符号ビットの
状態に応じてコンテキスト(以下、符号ビットのコンテ
キストと示す。)を生成し、ビット○0の符号ビット及
びコンテキストに応じた値のXOR演算の結果をデシジ
ョン(以下、符号ビットのデシジョンと示す。)とす
る。
【0036】データのコンテキスト/デシジョン及び符
号ビットのコンテキスト/デシジョンは同時に生成して
おき、必要なとき(ビット○0の値が1)のみ符号ビッ
トのコンテキスト/デシジョンを採用する。
【0037】また、必要のないとき(ビット○0の値が
0)は廃棄すれば並列に処理することができる。
【0038】また、ビット○0の値が1であるか0であ
るかに係わらず、sigパスで処理されたときは、その
ビットプレーンにおいて処理済であるという情報(以
下、処理済フラグと示す。)を更新する。
【0039】あるビットをsigパスで処理するとき
は、そのビットの値、そのビットと周囲のビットの有意
フラグ及び符号ビットとを参照する。
【0040】即ち、ビット○0の値、ビット○0と周囲
のビット群×0〜△7の有意フラグ及び符号ビットとを
格納するレジスタが必要になる。
【0041】また、ビット○0の処理済フラグのための
レジスタについても用意する必要がある。
【0042】図3は図1における○1のビットを処理す
る場合に必要となるビットを示した図である。図3を参
照して、ビット○1をsigパスで処理するかどうかの
判断には、周囲のビット群×0〜△7の有意フラグを参
照する。
【0043】また、ビット×1の有意フラグは図2のビ
ット○0の有意フラグと同等なので、ビット○0の処理
時に更新される可能性があり、ビット○0の処理が終了
するまでビット○1の処理は開始できないはずである
が、ビット○1を処理するときにビット×1の有意フラ
グが更新されるかどうかが解っていれば、同時に処理す
ることが可能となる。
【0044】即ち、ビット×1が非有意のとき、その値
が1でありその周囲のビット群が1個以上有意である場
合に、直前のsigパスの処理で有意になると判断し、
ビット×1及びその周囲のビット群の有意フラグ及びそ
のビットの値とを同時に参照して更新後の有意フラグと
することで、ビット○0及びビット○1とを同時に処理
する。
【0045】図4は図1における○2のビットを処理す
る場合に必要となるビットを示した図である。図4を参
照して、ビット○2をsigパスで処理するかどうかの
判断には、周囲のビット群×0〜△7の有意フラグを参
照する。
【0046】ビット×1の有意フラグは図3のビット○
1の有意フラグと同等なので、ビット○1の処理時に更
新される可能性があり、ビット○1の処理が終了するま
でビット○2の処理は開始できないはずであるが、ビッ
ト○2を処理するときにビット×1の有意フラグが更新
されるかどうかが解っていれば、同時に処理することが
可能となる。
【0047】即ち、ビット×1が非有意のとき、その値
が1でありその周囲のビット群が1個以上有意である場
合に、直前のsigパスの処理で有意になると判断し、
ビット×1及びその周囲のビット群の有意フラグ及びそ
のビットの値とを同時に参照して更新後の有意フラグと
することで、ビット○1及びビット○2とを同時に処理
する。
【0048】図5は図1における○3のビットを処理す
る場合に必要となるビットを示した図である。図5を参
照して、ビット○3をsigパスで処理するかどうかの
判断には、周囲のビット群×0〜△7の有意フラグを参
照する。
【0049】ビット×1の有意フラグは図4のビット○
2の有意フラグと同等なので、ビット○2の処理時に更
新される可能性があり、ビット○2の処理が終了するま
でビット○3の処理は開始できないはずであるが、ビッ
ト○3を処理するときにビット×1の有意フラグが更新
されるかどうかが解っていれば、同時に処理することが
可能となる。
【0050】即ち、ビット×1が非有意のとき、その値
が1でありその周囲のビット群が1個以上有意である場
合に、直前のsigパスの処理で有意になると判断し、
ビット×1及びその周囲のビット群の有意フラグ及びそ
のビットの値とを同時に参照して更新後の有意フラグと
することで、ビット○2及びビット○3とを同時に処理
する。
【0051】この実施の形態1によると、ビット群○0
〜○3のグループの並列処理が可能となり、1ビットの
データについてはsigパスで処理するかどうかも判断
し、コンテキスト/デシジョンのセットを0/1/2個
出力する回路を構成することが可能となる。
【0052】また、1ビットのデータを処理する回路を
4個並列に並べてそれぞれビット○0,○1,○2,○
3について処理することで、1個のグループ(4個のデ
ータ)について、0〜8個のコンテキスト/デシジョン
のセットを出力する回路を構成することが可能となる。
【0053】実施の形態2.次に、実施の形態2による
並列処理方法について述べる。これは、図1〜5をre
fパスで処理する実施の形態であるため、実施の形態1
における図1〜5と同様の図面を用いて説明する。
【0054】まず、図1のビット群○0〜○3で示すグ
ループをrefパスで処理するとき、その周囲のグルー
プの内、×で示すビットについての情報が必要になる。
このグループをさらに各ビット毎に分けると図2〜5に
示す各ビット○0,○1,○2,○3について、周囲8
ビットの情報が必要となる。
【0055】refパスでのビットの処理条件は、その
ビットがsigパスで処理されてなく、有意であること
が必要である。従って、処理対象であるビットが処理済
であるか、また、有意であるかどうかの情報が必要とな
る。
【0056】図2のビット○0において、未処理で有意
であればrefパスにより処理することになる。初めて
ビット○0がrefパスで処理されるとき、周囲のビッ
ト群×0〜△7の有意フラグの状態に応じてデータのコ
ンテキストを生成し、そうでないときは有意フラグの状
態によらず固定のデータのコンテキストを生成する。
【0057】いずれのときもビット○0の値そのものを
データのデシジョンとし、refパスで処理されるとき
は処理済フラグを更新し、有意フラグ、処理済フラグは
sigパスと同様のものを使用する。さらに、初めてビ
ット○0がrefパスで処理されるかどうかの情報(以
下、有意第2ビットと示す。)はレジスタに格納してお
く。
【0058】図3においてビット○1をrefパスで処
理するかどうかの判断は、ビット○1の処理済フラグ及
び有意フラグとを参照する。同様に、図4、5について
もそれぞれビット○2、ビット○3の処理済フラグ及び
有意フラグとを参照する。
【0059】また、図2〜5に示す各ビット○0,○
1,○2,○3を処理するには図1に示すビット群○0
〜○3の値、処理済フラグ及び有意フラグと、ビット○
及びビット×との有意フラグが必要になる。
【0060】この実施の形態2によると、refパスは
有意フラグを更新することがないので、ビット群○0〜
○3のグループの並列処理が可能となり、1ビットのデ
ータについてはrefパスで処理するかどうかも判断
し、コンテキスト/デシジョンのセットを0/1個出力
する回路を構成することが可能となる。
【0061】また、1ビットのデータを処理する回路を
4個並列に並べてそれぞれビット○0,○1,○2,○
3について処理することで、1個のグループ(4個のデ
ータ)について、0〜4個のコンテキスト/デシジョン
のセットを出力する回路を構成することが可能となる。
【0062】実施の形態3.実施の形態3による並列処
理方法について述べる。これは、図1〜5をclnパス
で処理する実施の形態であるため、実施の形態1におけ
る図1〜5と同様の図面を用いて説明する。
【0063】まず、図1のビット群○0〜○3で示すグ
ループをclnパスで処理するとき、その周囲のグルー
プの内、×で示すビットについての情報が必要になる。
このグループをさらに各ビット毎に分けると図2〜5に
示す各ビット○0,○1,○2,○3について、周囲8
ビットの情報が必要となる。
【0064】clnパスでのビットの処理条件は、その
ビットが未処理であることである。但し、MSBではc
lnパスしか処理しないので全てのビットが処理対象と
なる。従って、処理対象であるビットが処理済であるか
どうかの情報が必要となる。
【0065】また、clnパスでは図2〜5に示す各ビ
ット○0,○1,○2,○3において、全て未処理のと
き、まとめて処理できるかどうかを判断する。図2〜5
に示す各ビット○0,○1,○2,○3のそれぞれにお
いて、周囲のビット群×0〜△7が全て非有意のときは
特別なコンテキスト(以下、ランレングスのコンテキス
トと示す。)を生成する。
【0066】また、同時に図2〜5に示す各ビット○
0,○1,○2,○3の値が全て0であればデシジョン
(以下、ランレングスのデシジョンと示す。)0を生成
し、そのグループの処理を終了する。
【0067】また、図2〜5に示す各ビット○0,○
1,○2,○3の値が1つでも1であれば、ランレング
スのデシジョンは1とする。このとき図2〜5に示す各
ビット○0,○1,○2,○3の内、最初に1の値を持
つビットの位置を2ビットのデータで表す。
【0068】即ち、ビット○0が最初の1であれば0
0、ビット○1であれば01、以下、同様10、11と
する。これらの2つのデータはランレングスに続くコン
テキスト(以下、UNIFORMのコンテキストと示
す。)とともに生成され、それぞれデシジョン(以下、
UNIFORMのデシジョンと示す。)として出力され
る。
【0069】ランレングスのコンテキストだけが出力さ
れるときは、全て非有意のままであるので有意フラグの
更新は行われない。
【0070】UNIFORMのコンテキストも出力され
るとき、UNIFORMのデシジョンが示す位置のビッ
トは非有意から有意になるので、そのビットの有意フラ
グを更新する。
【0071】但し、UNIFORMのコンテキスト自体
が、そのデシジョンの示す位置のビットが1であること
を表すので、sigパスと同様にそのビットの符号ビッ
トのコンテキストを生成する。
【0072】clnパスでの符号ビットのコンテキスト
の生成方法はsigパスと同様であり、UNIFORM
のデシジョンが11のときは符号ビットのみの処理で終
了となるが、それ以外のときは残るビットを1ビットづ
つ処理する。
【0073】残るビットの処理の方法はそのビットの周
囲のビットが全て非有意でも処理することを除いて、s
igパスと同様である。また、UNIFORMのデシジ
ョンが示す位置より前のビットは非有意のままであるの
で、有意フラグの更新は行わない。
【0074】この実施の形態3によると、ランレングス
のコンテキストの処理対象とならないときは、そのグル
ープ中のビットの内、未処理のものを順番に処理する。
また、UNIFORMのコンテキスト以後のビット、ま
たはランレングスのコンテキストの処理対象とならない
ときの未処理のビットについては、sigパスと同様の
処理を行うためsigパスと同様の回路を構成すること
が可能となる。
【0075】また、sigパスでは各ビットが独立した
ものを並列に処理することで0〜8個のコンテキスト/
デシジョンのセットを出力する回路を構成しているが、
clnパスによると、さらに0ランレングスのコンテキ
スト/デシジョン、UNIFORMのコンテキスト/デ
シジョンを処理する回路を並列に処理させ、 ・0ランレングスのコンテキストを含む場合 →UNIFORMのコンテキストを含むか →UNIFORMのコンテキスト以後のビット数 ・0ランレングスのコンテキストを含まない場合 →clnパスで処理するビット数 を考慮して、0ランレングス、UNIFORM、各ビッ
トのコンテキスト/デシジョンを計算することで0〜1
0個のコンテキスト/デシジョンのセットを出力する回
路を構成することが可能となる。
【0076】実施の形態4.実施の形態1〜3について
は、各コーディングパスについて個別の回路構成につい
て述べたものであるが、実施の形態4では同一ビットプ
レーン内の同一グループについて実施の形態1〜3の回
路で同時に処理するものである。
【0077】この場合、3種類のコーディングパスで情
報を共有する必要があるため、コードブロックサイズ分
の有意フラグ、有意第2ビット、処理済フラグをレジス
タに格納しておく必要がある。
【0078】また、符号ビット、処理対象となるビット
プレーンのデータビットについては、コードブロックサ
イズ分、または実際に処理対象となる部分を各コーディ
ングパス毎に読み出す場合はその分だけレジスタに格納
しておく必要がある。
【0079】この実施の形態4によると、実施の形態1
〜3に比べ処理速度を速くすることができる。
【0080】実施の形態5.図6は実施の形態5による
3個の連続したグループを処理する場合に使用するデー
タの範囲を示す図である。実施の形態4では、同一ビッ
トプレーン内の同一グループを3種類のコーディングパ
スで同時に処理する方法であった。
【0081】しかし、コードブロック内のあるビットプ
レーンについては、sigパス→refパス→clnパ
スの順で処理して行くが、各ビットは1個のコーディン
グパスだけで処理されることや、sigパスあるいはc
lnパス等複数のパスで有意フラグを更新すること等の
制約により、正確なビットモデリングを得ようとすれ
ば、各コーディングパスを順番に処理する必要がある。
【0082】つまり、あるビットプレーンにおいて、4
個のビットを同時に処理しているとはいえ実際には3種
類のコーディングパスで順番に処理することになり、回
路としての動作周波数を低く押さえる必要がある。これ
を解決するために実施の形態5では、横方向に連続した
グループ(ビット群○0〜○3、ビット群○4〜○7、
ビット群○8〜○11)をそれぞれ別のコーディングパ
スで処理する方法をとっている。
【0083】図7はビット群○8〜○11のグループを
処理する場合に使用するデータの範囲を示す図である。
また、図8はビット群○4〜○7のグループを処理する
場合に使用するデータの範囲を示す図である。また、図
9はビット群○0〜○3のグループを処理する場合に使
用するデータの範囲を示す図である。
【0084】sigパスは非有意であり、かつ周囲のビ
ットに1個以上有意であるビットが存在するときに処理
するコーディングパスであり、最初に実行され、他の2
個のパスからは何の制約も受けずに処理することができ
る。
【0085】図6で示す3個のグループではビット群○
8〜○11を処理するコーディングパスであり、図7が
そのデータの使用範囲である。ビット群○8〜○11を
sigパスで処理するので、条件によりビット群○8〜
○11の処理済フラグ、有意フラグが更新される。
【0086】図6〜9におけるビット群×5〜×8、ビ
ット群○0〜○3、ビット群○4〜○7はsigパスに
より既に処理済である。
【0087】次に、refパスは既に有意であるデータ
を処理するコーディングパスであり、処理時に有意であ
るかどうかを考慮する必要がある。
【0088】そのビットが既に有意であるかどうかは有
意フラグを参照するが、そのビットが同じビットプレー
ンのsigパスで処理され有意になったときは処理でき
ない。
【0089】即ち、sigパスで処理されたかどうかを
判断する必要があるため、sigパスと同時に処理する
ことはできない。
【0090】図6で示す3個のグループではビット群○
4〜○7を処理するコーディングパスであり、図8がそ
のデータの使用範囲である。ビット群○4〜○7をre
fパスで処理するので、ビット群○4〜○7の処理済フ
ラグ、有意フラグを参照し、条件により処理済フラグを
更新する。
【0091】sigパスでビット群○8〜○11、re
fパスでビット群○4〜○7を処理することで、ref
パスではsigパスで更新した後のビット群○4〜○7
のフラグを参照することができる。
【0092】また、この実施の形態5では、回路規模を
最小とするためsigパスとrefパスで処理するグル
ープは横方向に1グループずらした構成を示したが、2
グループ以上ずらしてもよい。
【0093】図6、8、9におけるビット群5×〜×
8、ビット群○0〜○3はrefパスにより既に処理済
である。
【0094】また、clnパスは非有意であり、sig
パスで処理されなかったデータを処理するコーディング
パスである。この実施の形態5では、有意なデータはr
efパスで既に処理されており、非有意なデータの内s
igパスで処理されなかったデータというのは、未処理
のデータ全てであるので、処理済フラグを参照し、未処
理のデータのみを処理する。
【0095】処理対象となるビット及び周囲ビットの有
意フラグを参照する必要があるため、sigパスと同時
に処理することはできない。
【0096】図6で示す3個のグループではビット群○
0〜○3を処理するコーディングパスであり、図9がそ
のデータの使用範囲である。ビット群○0〜○3をcl
nパスで処理するので、ビット群○4〜○7の有意フラ
グ、ビット群○0〜○3の処理済フラグを参照し、条件
により有意フラグを更新する。
【0097】また、図6、9におけるビット群×5〜×
8はclnパスにより既に処理済である。
【0098】sigパスでビット群○8〜○11、re
fパスでビット群○4〜○7、clnパスでビット群○
0〜○3を処理することで、clnパスではsigパス
及びrefパスで更新した後のビット群○0〜○3、ビ
ット群○4〜○7のフラグを参照することができる。
【0099】また、この実施の形態5では、回路規模を
最小とするためsigパスとrefパスで処理するグル
ープは横方向に1グループずらした構成を示したが、s
igパス、refパス及びclnパスで処理するグルー
プ数は任意でよい。
【0100】上記構成で3種類のコーディングパスを並
列に処理するとき、実施の形態1〜4と同様の方法とあ
わせて、4個のデータを3種類のコーディングパスだけ
並列に処理できる。
【0101】また、図6においてsigパスでビット群
△9〜△12、refパスでビット群○8〜○11、c
lnパスでビット群○4〜○7というように処理するグ
ループをずらすことで連続に処理することができる。
【0102】各コーディングパスは0〜10個のコンテ
キスト/デシジョンのセットを出力するが、これらのデ
ータはコーディングパス毎に格納する必要がある。
【0103】この実施の形態5によると、コードブロッ
クサイズ分の有意フラグ、有意第2ビットの情報をレジ
スタに格納しておく必要があるが、3種類のコーディン
グパスを1度に処理するため、符号ビット、処理対象と
なるビットプレーンのデータビット、処理済フラグにつ
いては実際に処理する場合に処理の対象となっている部
分だけレジスタに格納しておけばよい。
【0104】また、図6のように、各コーディングパス
で処理するグループの間隔を1グループにした場合、処
理の対象となっている部分というのは、符号ビットでは
○△×の30ビット分、データビット及び処理済フラグ
では×5〜×8、○0〜○11、△9〜△12の20ビ
ット分になる。
【0105】従って、実施の形態1〜4に比べ、高速に
処理でき、回路規模を縮小できる。
【0106】実施の形態6.次に、実施の形態6による
並列処理方法について述べる。これは、図6における有
意フラグ及び有意第2ビットを処理の対象とする部分
(○△×の30ビット分(有意フラグ)、×5〜×8、
○0〜○11、△9〜△12の20ビット分(有意第2
ビット))だけのレジスタ量で実行する方法である。
【0107】有意フラグがコードブロックサイズ分必要
であるのは、MSBからLSBまでビットモデリングを
している間、情報を共有する必要があるため、保持する
必要があるからである。
【0108】しかし、あるビットプレーンの処理におい
ては、その直前のビットプレーンでの処理後の状態が解
ればよく、直前のビットプレーンまで処理した後の状態
を予め計算することができれば、ビットプレーン間で情
報を共有する必要がなくなる。
【0109】実施の形態6では、処理しようとするデー
タの値を調べ、処理対象となるビットプレーンより上位
に値が1であるビットがあるかどうかで判断する方法を
とる。
【0110】図10は、ビットモデリングで処理しよう
とするある1つのデータを符号ビット、及び絶対値に分
け、その値を示した図である。図10を参照して、MS
Bから処理対象であるビットプレーンより1個上のビッ
トまでの値は全て0であるので、このデータのsigパ
ス処理前の有意フラグは非有意とする。
【0111】また、図11では、MSBから処理対象で
あるビットプレーンより1個上のビットまでの値が1で
あるので、このデータのsigパス処理前の有意フラグ
は有意とする。
【0112】これをビットプレーン毎にデータビットを
読み出すときに実行すれば、ビットプレーン間で情報を
共有する必要がなくなるため、有意フラグのレジスタ数
を削減することができる。
【0113】従って、有意フラグは図6に示す○△×の
30ビット分だけレジスタを持てばよいことになる。
【0114】また、有意第2ビットも同様に、初めてr
efパスで処理するビットプレーン、即ち、有意になっ
た次のビットプレーンを予め計算しておくことにより、
ビットプレーン間で情報を共有する必要がなくなる。
【0115】この実施の形態6では、処理しようとする
データを調べ、処理対象となるビットプレーンより1ビ
ット上位の値が1で、それより上位のビットが全て0で
あるかどうかで判断する。
【0116】図10を例にとると、処理対象のビットプ
レーンより上位のビットの値が全て0であるので有意第
2ビットにはならない。また、図11では、処理対象す
るビットプレーンの1ビット上位の値が1で、それより
上位ビットの値が全て0であるので有意第2ビットにな
る。
【0117】これをビットプレーン毎にデータビットを
読み出すときに実行すれば、ビットプレーン間で情報を
共有する必要がなくなるため、有意第2ビットのレジス
タ数を削減することができる。
【0118】従って、有意第2ビットは図6に示す×5
〜×8、○0〜○11、△9〜△12の20ビット分だ
け持てばよいことになる。
【0119】実施の形態6は、同一のビットプレーンに
おいて3種類のコーディングパスを並列に処理する回路
であり、以下の実施の形態の基本回路とする。
【0120】実施の形態7.この実施の形態7は、同一
のビットプレーンにおいて実施の形態6の回路を複数使
用する処理方法である。図13は3個の連続したグルー
プを複数並列に処理する場合に使用するデータの範囲を
示す図である。これはビット群○000〜○011、○
100〜○111について2つの実施の形態6で述べた
回路を使用するものである。
【0121】図13を参照して、ビット群○000〜○
011については実施の形態6と同様の回路を使用して
そのまま処理する。また、ビット群×100〜×104
は本来ビット群○100〜○111よりも前に処理され
るべきデータであるので有意フラグを予め計算しておく
必要がある。
【0122】実施の形態6では、処理対象となるビット
プレーンの1ビット上位のビットプレーンまでの有意フ
ラグの計算方法を示したが、この実施の形態7では、さ
らに縦方向に1段上のグループの処理後の情報が必要に
なる。これは実施の形態6で示した方法に加えて、処理
対象のビットプレーンのデータも考慮することで計算で
きる。
【0123】以下に、図13の×100が、図10〜1
2のような値を持っている場合について述べる。
【0124】図10では、MSBから処理対象となるビ
ットプレーンまで値が全て0なので非有意である。図1
1では、MSBから処理対象となるビットプレーンの1
ビット上位までに値が1であるビットがあるので有意で
ある。
【0125】また、図12では、MSBから処理対象と
なるビットプレーンまでに値が1であるビット(この場
合は、処理対象のビットプレーン)があるので有意であ
る。このように、縦方向に1段上のグループまで、有意
フラグを計算することが可能となる。
【0126】但し、ビット群×105〜×108、ビッ
ト群△109〜△117については実施の形態1〜6と
同様の処理とする。例えば、ビット△117が図12の
ような値を持っていた場合、非有意となる。
【0127】この実施の形態7によると、同一のビット
プレーンにおいて複数のグループの並列処理が可能とな
る。また、縦方向に連続したグループを処理する例を示
したが、縦方向のグループの間隔は1に限らず任意でよ
く、並列に処理する実施の形態6と同様の回路も2個以
上の任意の数でよい。尚、並列回路を2個設ければ、回
路規模は2倍となるが、処理性能も2倍となる。
【0128】実施の形態8.さらに、実施の形態8では
異なるビットプレーンでの並列処理が可能な方法につい
て述べる(図示せず。)。これは実施の形態6で述べた
方法を異なるビットプレーンに対して同時に使用するこ
とで、複数のビットプレーン(2以上の任意の数)での
並列処理が可能となる。
【0129】また、この実施の形態8も並列回路を2個
設ければ、回路規模は2倍となるが、処理性能も2倍と
なる。
【0130】さらに、実施の形態7と同様の回路を異な
るビットプレーンに対して同時に実行させることも可能
である。尚、この場合も任意の数のビットプレーンでの
並列処理が可能である。
【0131】
【発明の効果】この発明に係るビットモデリングの処理
方法及びそれを用いる処理回路は、JPEG2000の
ビットモデリングのシグニフィカンスプロパゲーション
デコーディングパス(Significance pr
opagation decoding pass)の
処理方法において、処理対象であるビット及び周囲のビ
ット群の有意フラグの状態に応じて変化するデータのコ
ンテキスト及びデシジョンと、処理対象であるビット及
び周囲のビット群の符号ビットの状態に応じて変化する
符号ビットのコンテキスト及びデシジョンとを同時に生
成しておき、処理対象であるビットの値が1のときのみ
符号ビットのコンテキスト及びデシジョンを採用し、有
意フラグを更新し、処理対象であるビットの値が0のと
きは廃棄し、処理対象であるビットの値が1か0に係わ
らず、処理済フラグを更新するビットモデリングの処理
回路を、同一グループの4個のビットに同時に適用し、
並列に処理するので、処理速度を速くすることができ
る。
【0132】また、JPEG2000のビットモデリン
グのマグニチュードリファインメントパス(Magni
tude refinement pass)の処理方
法において、処理対象であるビットがマグニチュードリ
ファインメントパスで初めて処理されるかどうかの情報
である有意第2ビットと処理済フラグ及び有意フラグと
を参照して、処理するかどうかを判断し、マグニチュー
ドリファインメントパスで処理する場合は、処理対象で
あるビットのコンテキスト及びデシジョンを生成し、処
理済フラグも更新するビットモデリングの処理回路を、
同一グループの4個のビットに同時に適用し、並列に処
理するので、さらに処理速度を速くすることができる。
【0133】また、JPEG2000のビットモデリン
グのクリーンアップパス(Cleanup pass)
の処理方法において、処理対象である同一グループのビ
ットが全て未処理のとき、まとめて処理できるかどうか
を判断し、同一グループのビット群が全て非有意のとき
は特別なコンテキスト及びデシジョンを生成するビット
モデリングの第1の処理回路と、処理済のビットについ
ては何も行わず、非有意のビットについて処理を行うビ
ットモデリングの第2の処理回路とを設け、第1の処理
回路の1つと、同一グループの4個のビットに第2の処
理回路とを同時に適用し、並列に処理するので、さらに
処理速度を速くすることができる。
【0134】また、JPEG2000のビットモデリン
グの処理方法において、同一ビットプレーンについて、
3種類のコーディングパスを順番に処理するので、さら
に処理速度を速くすることができる。
【0135】また、JPEG2000のビットモデリン
グの処理方法において、同一ビットプレーンの隣り合っ
た3個のグループを、3種類のコーディングパスごとに
並列に処理するので、さらに処理速度を速くすることが
でき、回路規模を縮小することができる。
【0136】また、請求項5記載のビットモデリングの
処理方法において、同一ビットプレーンで複数並列に処
理するので、さらに処理速度を速くすることができ、回
路規模を縮小することができる。
【0137】また、請求項5または6記載のいずれかの
ビットモデリングの処理方法において、複数のビットプ
レーンで並列に処理するので、さらに処理速度を速くす
ることができる。
【0138】また、請求項1記載のビットモデリングの
処理方法を用いる処理回路において、処理対象であるビ
ットのデータの値を格納するレジスタと、処理対象であ
るビット及び周囲のビット群の有意フラグ及び符号ビッ
トを格納するレジスタと、処理対象であるビットの処理
済フラグを格納するレジスタとを備えるので、処理速度
を速くすることができる。
【0139】また、請求項2記載のビットモデリングの
処理方法を用いる処理回路において、処理対象であるビ
ットのデータの値を格納するレジスタと、処理対象であ
るビット及び周囲のビット群の有意フラグを格納するレ
ジスタと、処理対象であるビットがマグニチュードリフ
ァインメントパスで初めて処理されるかどうかの情報で
ある有意第2ビットを格納するレジスタとを備えるの
で、さらに処理速度を速くすることができる。
【0140】また、請求項5、6、8記載のいずれかの
ビットモデリングの処理方法を用いる処理回路におい
て、コードブロックサイズ分のデータビット、符号ビッ
ト、処理済フラグ、有意フラグ及び有意第2ビットとを
格納するレジスタを備えるので、処理速度を速くするこ
とができ、回路規模を縮小することができる。
【0141】さらに、請求項5、6、8記載のいずれか
のビットモデリングの処理方法を用いる処理回路におい
て、データビット、符号ビット、処理済フラグ、有意フ
ラグ及び有意第2ビットとを処理の対象とするビット分
だけを格納するレジスタを備えるので、さらに処理速度
を速くすることができ、回路規模を縮小することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1によるJPEG20
00のビットモデリングにおいて、あるグループを処理
する場合に使用するデータの範囲を示す図である。
【図2】 この発明の実施の形態1によるJPEG20
00のビットモデリングにおいて、ビット○0を処理す
る場合に使用するデータの範囲を示す図である。
【図3】 この発明の実施の形態1によるJPEG20
00のビットモデリングにおいて、ビット○1を処理す
る場合に使用するデータの範囲を示す図である。
【図4】 この発明の実施の形態1によるJPEG20
00のビットモデリングにおいて、ビット○2を処理す
る場合に使用するデータの範囲を示す図である。
【図5】 この発明の実施の形態1によるJPEG20
00のビットモデリングにおいて、ビット○3を処理す
る場合に使用するデータの範囲を示す図である。
【図6】 この発明の実施の形態5による3個の連続し
たグループを処理する場合に使用するデータの範囲を示
す図である。
【図7】 この発明の実施の形態5によるビット群○8
〜○11のグループを処理する場合に使用するデータの
範囲を示す図である。
【図8】 この発明の実施の形態5によるビット群○4
〜○7のグループを処理する場合に使用するデータの範
囲を示す図である。
【図9】 この発明の実施の形態5によるビット群○0
〜○3のグループを処理する場合に使用するデータの範
囲を示す図である。
【図10】 この発明の実施の形態6によるJPEG2
000のビットモデリングにおいて、処理の対象となる
データを符号ビットとデータに分けてビットプレーン毎
に値を示した図である。
【図11】 この発明の実施の形態6によるJPEG2
000のビットモデリングにおいて、別の処理の対象と
なるデータを符号ビットとデータに分けてビットプレー
ン毎に値を示した図である。
【図12】 この発明の実施の形態6によるJPEG2
000のビットモデリングにおいて、さらに別の処理の
対象となるデータを符号ビットとデータに分けてビット
プレーン毎に値を示した図である。
【図13】 この発明の実施の形態7による3個の連続
したグループを複数並列に処理する場合に使用するデー
タの範囲を示す図である。
【図14】 従来のJPEG2000のビットモデリン
グにおいて、ビットプレーン内で処理するグループの順
番を示す図である。
【図15】 従来のJPEG2000のビットモデリン
グにおいて、別のビットプレーン内で処理するグループ
の順番を示す図である。
【符号の説明】
○0〜○3、○4〜○7、○8〜○11 ビット群 ×0〜△7 周囲のビット群 ○0,○1,○2,○3 各ビット ×5〜×8、○0〜○11、△9〜△12 ビット群 ○000〜○011、○100〜○111 ビット群

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 JPEG2000のビットモデリングの
    シグニフィカンスプロパゲーションデコーディングパス
    (Significance propagation
    decoding pass)の処理方法において、 処理対象であるビット及び周囲のビット群の有意フラグ
    の状態に応じて変化するデータのコンテキスト及びデシ
    ジョンと、 前記処理対象であるビット及び周囲のビット群の符号ビ
    ットの状態に応じて変化する符号ビットのコンテキスト
    及びデシジョンとを同時に生成しておき、 前記処理対象であるビットの値が1のときのみ前記符号
    ビットのコンテキスト及びデシジョンを採用し、前記有
    意フラグを更新し、 前記処理対象であるビットの値が0のときは廃棄し、 前記処理対象であるビットの値が1か0に係わらず、処
    理済フラグを更新するビットモデリングの処理回路を、 同一グループの4個のビットに同時に適用し、並列に処
    理することを特徴とするビットモデリングの処理方法。
  2. 【請求項2】 JPEG2000のビットモデリングの
    マグニチュードリファインメントパス(Magnitu
    de refinement pass)の処理方法に
    おいて、 処理対象であるビットが前記マグニチュードリファイン
    メントパスで初めて処理されるかどうかの情報である有
    意第2ビットと処理済フラグ及び有意フラグとを参照し
    て、処理するかどうかを判断し、 前記マグニチュードリファインメントパスで処理する場
    合は、前記処理対象であるビットのコンテキスト及びデ
    シジョンを生成し、前記処理済フラグも更新するビット
    モデリングの処理回路を、 同一グループの4個のビットに同時に適用し、並列に処
    理することを特徴とするビットモデリングの処理方法。
  3. 【請求項3】 JPEG2000のビットモデリングの
    クリーンアップパス(Cleanup pass)の処
    理方法において、 処理対象である同一グループのビットが全て未処理のと
    き、まとめて処理できるかどうかを判断し、 前記同一グループのビット群が全て非有意のときは特別
    なコンテキスト及びデシジョンを生成する前記ビットモ
    デリングの第1の処理回路と、 処理済のビットについては何も行わず、 非有意のビットについて処理を行う前記ビットモデリン
    グの第2の処理回路とを設け、 前記第1の処理回路の1つと、前記同一グループの4個
    のビットに前記第2の処理回路とを同時に適用し、並列
    に処理することを特徴とするビットモデリングの処理方
    法。
  4. 【請求項4】 JPEG2000のビットモデリングの
    処理方法において、同一ビットプレーンについて、3種
    類のコーディングパスを順番に処理することを特徴とす
    るビットモデリングの処理方法。
  5. 【請求項5】 JPEG2000のビットモデリングの
    処理方法において、同一ビットプレーンの隣り合った3
    個のグループを、3種類のコーディングパスごとに並列
    に処理することを特徴とするビットモデリングの処理方
    法。
  6. 【請求項6】 請求項5記載のビットモデリングの処理
    方法において、 同一ビットプレーンで複数並列に処理することを特徴と
    するビットモデリングの処理方法。
  7. 【請求項7】 請求項5または6記載のいずれかのビッ
    トモデリングの処理方法において、 複数のビットプレーンで並列に処理することを特徴とす
    るビットモデリングの処理方法。
  8. 【請求項8】 請求項1記載のビットモデリングの処理
    方法を用いる処理回路において、 処理対象であるビットのデータの値を格納するレジスタ
    と、 処理対象であるビット及び周囲のビット群の有意フラグ
    及び符号ビットを格納するレジスタと、 前記処理対象であるビットの処理済フラグを格納するレ
    ジスタとを備えることを特徴とする処理回路。
  9. 【請求項9】 請求項2記載のビットモデリングの処理
    方法を用いる処理回路において、 処理対象であるビットのデータの値を格納するレジスタ
    と、 処理対象であるビット及び周囲のビット群の有意フラグ
    を格納するレジスタと、 処理対象であるビットがマグニチュードリファインメン
    トパスで初めて処理されるかどうかの情報である有意第
    2ビットを格納するレジスタとを備えることを特徴とす
    る処理回路。
  10. 【請求項10】 請求項5、6、8記載のいずれかのビ
    ットモデリングの処理方法を用いる処理回路において、 コードブロックサイズ分のデータビット、符号ビット、
    処理済フラグ、有意フラグ及び有意第2ビットとを格納
    するレジスタを備えることを特徴とする処理回路。
  11. 【請求項11】 請求項5、6、8記載のいずれかのビ
    ットモデリングの処理方法を用いる処理回路において、 データビット、符号ビット、処理済フラグ、有意フラグ
    及び有意第2ビットとを処理の対象とするビット分だけ
    を格納するレジスタを備えることを特徴とする処理回
    路。
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