JPH104557A - 画像処理装置、及び方法、及びその方法を記憶した記憶媒体 - Google Patents
画像処理装置、及び方法、及びその方法を記憶した記憶媒体Info
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- JPH104557A JPH104557A JP15550296A JP15550296A JPH104557A JP H104557 A JPH104557 A JP H104557A JP 15550296 A JP15550296 A JP 15550296A JP 15550296 A JP15550296 A JP 15550296A JP H104557 A JPH104557 A JP H104557A
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- Compression, Expansion, Code Conversion, And Decoders (AREA)
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 CG画像、限定色画像等の離散的な画素値を
有する画像のデータの符号化する際にも、効率良く符号
化する事を目的とする。 【解決手段】 符号化対象画素の画素値を予測し、予測
値を発生する発生手段と、予測値を修正する予測値修正
手段と、複数の前記符号化対象画素で構成される画像が
離散的な画素値で構成されているかどうか判別する判別
手段と、該判別手段による判別の結果に応じて、予測値
修正手段による修正を制御することを特徴とする画像処
理装置。
有する画像のデータの符号化する際にも、効率良く符号
化する事を目的とする。 【解決手段】 符号化対象画素の画素値を予測し、予測
値を発生する発生手段と、予測値を修正する予測値修正
手段と、複数の前記符号化対象画素で構成される画像が
離散的な画素値で構成されているかどうか判別する判別
手段と、該判別手段による判別の結果に応じて、予測値
修正手段による修正を制御することを特徴とする画像処
理装置。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本願発明は画像データの符号
化を行う画像処理装置、及び方法、及びその方法を記憶
した記憶媒体に関するものである。
化を行う画像処理装置、及び方法、及びその方法を記憶
した記憶媒体に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、画像処理装置を構成する一手法と
して予測符号化をベースとするものがある。予測符号化
は、画像データを予測変換によって予測誤差へと変換す
る系列変換部と、系列変換部から出力される予測誤差
を、ハフマン符号化等のエントロピー符号化方法を用い
て、より冗長性の少ない符号データへと変換するエント
ロピー符号化部とによって構成される。
して予測符号化をベースとするものがある。予測符号化
は、画像データを予測変換によって予測誤差へと変換す
る系列変換部と、系列変換部から出力される予測誤差
を、ハフマン符号化等のエントロピー符号化方法を用い
て、より冗長性の少ない符号データへと変換するエント
ロピー符号化部とによって構成される。
【0003】予測符号化による圧縮効率は、系列変換部
での予測精度とエントロピー符号化部での符号化方法に
依存する。上記の予測精度を向上させる目的のため、符
号化対象画素値と予測値との差分である予測誤差を予測
器にフィードバックして用いることにより予測値を修正
するエラーフィードバックと呼ばれる技術がある。
での予測精度とエントロピー符号化部での符号化方法に
依存する。上記の予測精度を向上させる目的のため、符
号化対象画素値と予測値との差分である予測誤差を予測
器にフィードバックして用いることにより予測値を修正
するエラーフィードバックと呼ばれる技術がある。
【0004】例えば、符号化対象画素の周辺画素の画素
値の状態に基づき、状態毎に予測誤差の平均値を算出
し、この平均値を予測値に加えるといった方法がある。
この方法を用いることにより、予測精度を向上(予測誤
差として符号長の短い0が多数発生する様に)させ、エ
ントロピーを低減することができる。
値の状態に基づき、状態毎に予測誤差の平均値を算出
し、この平均値を予測値に加えるといった方法がある。
この方法を用いることにより、予測精度を向上(予測誤
差として符号長の短い0が多数発生する様に)させ、エ
ントロピーを低減することができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
エラーフィードバックを使用した従来の画像処理装置で
は、CG画像、限定色画像等の離散的な画素値で構成さ
れる画像のデータをエントロピー符号化した場合には良
好な圧縮性能を得られない場合がある。
エラーフィードバックを使用した従来の画像処理装置で
は、CG画像、限定色画像等の離散的な画素値で構成さ
れる画像のデータをエントロピー符号化した場合には良
好な圧縮性能を得られない場合がある。
【0006】以下具体例を示す。
【0007】前値予測や平面予測などの除算を含まない
簡易な予測を用いる場合、エラーフィードバックを用い
なければ、離散的な画素値で構成される画像のデータか
ら生成される予測誤差は、図2の(a)に示す様な離散
的な頻度分布になる。
簡易な予測を用いる場合、エラーフィードバックを用い
なければ、離散的な画素値で構成される画像のデータか
ら生成される予測誤差は、図2の(a)に示す様な離散
的な頻度分布になる。
【0008】しかしながら、エラーフィードバック処理
を付加した場合には、本来離散的に発生する予測誤差が
その周囲の値の予測誤差に分散されてしまい、図2の
(b)に示す様な頻度分布となる。
を付加した場合には、本来離散的に発生する予測誤差が
その周囲の値の予測誤差に分散されてしまい、図2の
(b)に示す様な頻度分布となる。
【0009】この場合、エラーフィードバック処理を行
なわない時よりも、エントロピーが大きくなってしまう
ので、続いて行われるエントロピー符号化による符号化
データ量が大きくなってしまうという問題があった。
なわない時よりも、エントロピーが大きくなってしまう
ので、続いて行われるエントロピー符号化による符号化
データ量が大きくなってしまうという問題があった。
【0010】即ちエントロピーを小さくするために行う
エラーフィードバック処理は、元々エントロピーの低い
画像データに対して行うとエントロピーが逆に増加して
しまうという問題があった。
エラーフィードバック処理は、元々エントロピーの低い
画像データに対して行うとエントロピーが逆に増加して
しまうという問題があった。
【0011】本願発明は、上述の問題点に鑑みてなされ
たものであり、CG画像、限定色画像等の離散的な画素
値を有する画像のデータの符号化する際にも、効率良く
符号化することを目的とする。
たものであり、CG画像、限定色画像等の離散的な画素
値を有する画像のデータの符号化する際にも、効率良く
符号化することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】上述の課題を解決するた
め本願発明の画像処理装置は、符号化対象画素の画素値
を予測し、予測値を発生する発生手段と、予測値を修正
する予測値修正手段と、複数の前記符号化対象画素で構
成される画像が離散的な画素値で構成されているかどう
か判別する判別手段と、該判別手段による判別の結果に
応じて、予測値修正手段による修正を制御することを特
徴とする。
め本願発明の画像処理装置は、符号化対象画素の画素値
を予測し、予測値を発生する発生手段と、予測値を修正
する予測値修正手段と、複数の前記符号化対象画素で構
成される画像が離散的な画素値で構成されているかどう
か判別する判別手段と、該判別手段による判別の結果に
応じて、予測値修正手段による修正を制御することを特
徴とする。
【0013】
【発明の実施の形態】 (第1の実施の形態)次に、第1の実施の形態ついて図
面を参照して説明する。
面を参照して説明する。
【0014】図1は本願発明に係る第1の実施の形態を
示すブロック図である。同図に於いて701は信号線、
702は2ライン分の画像データを格納するバッファ、
703は周辺画素からコンテクスト(周辺画素値の状態
を示す値)を生成するコンテクスト生成器、704は予
測値を生成する予測器、705は減算器、706はパラ
メータk選択回路、707は各コンテキストに対するG
olomb−Riceパラメータkを保持するメモリ、
708は予測誤差eが発生したか否かを記憶する1bi
tのフラグf(e)を内部に持つ検査回路、709は変
換テーブルの更新を行なうか否かを判定する更新判定回
路、710は変換テーブル更新回路、711は変換器7
12に入力される値iに対する出力値M(i)を規定し
た変換テーブルを格納するメモリ、712はメモリ71
1の変換テーブルに従って予測誤差を変換する変換器、
713はGolomb−Rice符号化器、714は信
号線、715は信号線、716は減算器、717は予測
値修正回路、718は信号線である。
示すブロック図である。同図に於いて701は信号線、
702は2ライン分の画像データを格納するバッファ、
703は周辺画素からコンテクスト(周辺画素値の状態
を示す値)を生成するコンテクスト生成器、704は予
測値を生成する予測器、705は減算器、706はパラ
メータk選択回路、707は各コンテキストに対するG
olomb−Riceパラメータkを保持するメモリ、
708は予測誤差eが発生したか否かを記憶する1bi
tのフラグf(e)を内部に持つ検査回路、709は変
換テーブルの更新を行なうか否かを判定する更新判定回
路、710は変換テーブル更新回路、711は変換器7
12に入力される値iに対する出力値M(i)を規定し
た変換テーブルを格納するメモリ、712はメモリ71
1の変換テーブルに従って予測誤差を変換する変換器、
713はGolomb−Rice符号化器、714は信
号線、715は信号線、716は減算器、717は予測
値修正回路、718は信号線である。
【0015】本実施の形態では8ビット(0から255
の値)のモノクロ画像を符号化する場合を例に説明す
る。
の値)のモノクロ画像を符号化する場合を例に説明す
る。
【0016】メモリ707には予め幾つかのサンプル画
像を符号化テストして得られた、各コンテキストに適し
たパラメータkの値を格納しておくものとする。
像を符号化テストして得られた、各コンテキストに適し
たパラメータkの値を格納しておくものとする。
【0017】図7に、707に格納されるコンテキスト
Sとパラメータkの対応表の一例を示す。
Sとパラメータkの対応表の一例を示す。
【0018】また、予測値修正回路717はその内部に
コンテキストS毎の予測誤差eの発生回数N(S)とコ
ンテキストS毎の予測誤差eの累積値E(S)を保持す
るメモリ領域を有しており、初期状態では全ての値は0
に設定されている。
コンテキストS毎の予測誤差eの発生回数N(S)とコ
ンテキストS毎の予測誤差eの累積値E(S)を保持す
るメモリ領域を有しており、初期状態では全ての値は0
に設定されている。
【0019】また、信号線718に出力される制御信号
の初期状態は「0」とする。また、初期状態として、検
査回路708に保持するフラグf(e)の全てを0に設
定し、変換テーブル711は入力値iに対する出力値M
(i)が以下の式を満たすように設定しておく。
の初期状態は「0」とする。また、初期状態として、検
査回路708に保持するフラグf(e)の全てを0に設
定し、変換テーブル711は入力値iに対する出力値M
(i)が以下の式を満たすように設定しておく。
【0020】
【外1】
【0021】以下、本実施の形態での各部の動作を順に
説明する。
説明する。
【0022】まず、符号化対象画素を示す画像データが
ラスタースキャン順に入力され、信号線701を通じて
バッファ702、減算器705、減算器716に入力さ
れる。
ラスタースキャン順に入力され、信号線701を通じて
バッファ702、減算器705、減算器716に入力さ
れる。
【0023】バッファ702は信号線701から入力さ
れる信号を2ライン分格納する。予測器704では、符
号化対象画素xの周囲画素a,b,cの画像データをバ
ッファ702から読み出し、符号化対象画素xに対する
予測値pをp=a+b−cの演算により求める。符号化
対象画素xに対する周囲画素a,b,cの位置は図3に
示す通りである。コンテクスト生成器703では、ま
ず、符号化対象画素xの周囲画素a,b,cをバッファ
702から読み出し、次に(a−c)と(b−c)を求
める。この2つの値(a−c)と(b−c)を図8の表
に従って各々3レベルに量子化し、q(a−c),q
(b−c)を求める。この結果を用いてS=3×q(a
−c)+q(b−c)の演算を施すことによりコンテキ
ストS=0〜8の値を生成し、出力する。
れる信号を2ライン分格納する。予測器704では、符
号化対象画素xの周囲画素a,b,cの画像データをバ
ッファ702から読み出し、符号化対象画素xに対する
予測値pをp=a+b−cの演算により求める。符号化
対象画素xに対する周囲画素a,b,cの位置は図3に
示す通りである。コンテクスト生成器703では、ま
ず、符号化対象画素xの周囲画素a,b,cをバッファ
702から読み出し、次に(a−c)と(b−c)を求
める。この2つの値(a−c)と(b−c)を図8の表
に従って各々3レベルに量子化し、q(a−c),q
(b−c)を求める。この結果を用いてS=3×q(a
−c)+q(b−c)の演算を施すことによりコンテキ
ストS=0〜8の値を生成し、出力する。
【0024】パラメータk選択器706は、コンテキス
トSに対応するパラメータkの値をメモリ707から読
み出して出力する。減算器716は予測器704により
生成された予測値pと符号化対象画素値xとの差分であ
る予測誤差e1=x−pを出力する。
トSに対応するパラメータkの値をメモリ707から読
み出して出力する。減算器716は予測器704により
生成された予測値pと符号化対象画素値xとの差分であ
る予測誤差e1=x−pを出力する。
【0025】予測値修正回路717は、信号線718か
らの制御信号が「0」でかつ信号線718’からの信号
が「0」である場合には予測器704の出力するpを修
正予測値p’としてそのまま出力する。
らの制御信号が「0」でかつ信号線718’からの信号
が「0」である場合には予測器704の出力するpを修
正予測値p’としてそのまま出力する。
【0026】信号線718からの制御信号が「1」又は
信号線718’からの信号が「1」である場合には、ま
ず、コンテクスト生成回路703で生成されたコンテク
ストSに基づいて内部メモリ領域からN(S)(コンテ
クストS毎の予測誤差eの発生回数)とE(S)(予測
誤差eの累積値)を読み出す。次に、E(S)/N
(S)の演算を行うことにより、コンテクストSでの予
測誤差の平均値merr(S)を求める。この平均値m
err(S)と予測器704から出力された予測値pと
を用いて、修正予測値p’= p+merr(S)を減
算器705に出力する。
信号線718’からの信号が「1」である場合には、ま
ず、コンテクスト生成回路703で生成されたコンテク
ストSに基づいて内部メモリ領域からN(S)(コンテ
クストS毎の予測誤差eの発生回数)とE(S)(予測
誤差eの累積値)を読み出す。次に、E(S)/N
(S)の演算を行うことにより、コンテクストSでの予
測誤差の平均値merr(S)を求める。この平均値m
err(S)と予測器704から出力された予測値pと
を用いて、修正予測値p’= p+merr(S)を減
算器705に出力する。
【0027】減算器705は予測値修正回路717の出
力する修正予測値p’と符号化対象画素xから予測誤差
e=x−p’を求め、出力する。
力する修正予測値p’と符号化対象画素xから予測誤差
e=x−p’を求め、出力する。
【0028】また、予測値修正回路717は、信号線7
18からの制御信号が「1」又は信号線718’からの
制御信号が「1」のときには、予測誤差eが発生する毎
に減算器705の出力する予測誤差eを累積値E(S)
に新たに加え、コンテクストS毎の予測誤差eの発生回
数N(S)をインクリメントして内部メモリ領域に格納
する。
18からの制御信号が「1」又は信号線718’からの
制御信号が「1」のときには、予測誤差eが発生する毎
に減算器705の出力する予測誤差eを累積値E(S)
に新たに加え、コンテクストS毎の予測誤差eの発生回
数N(S)をインクリメントして内部メモリ領域に格納
する。
【0029】変換器712は変換テーブル711から入
力値eに対する中間出力値e’を読み出し、出力する。
Golomb−Rice符号化器713は、パラメータ
k選択器706が出力したパラメータkの値に対応する
図7の符号割り当ての表に基づいて中間出力値e’の符
号化データを生成し、信号線715から出力する。
力値eに対する中間出力値e’を読み出し、出力する。
Golomb−Rice符号化器713は、パラメータ
k選択器706が出力したパラメータkの値に対応する
図7の符号割り当ての表に基づいて中間出力値e’の符
号化データを生成し、信号線715から出力する。
【0030】次にGolomb−Rice符号化器71
3に於ける詳細な符号化手順を示す。
3に於ける詳細な符号化手順を示す。
【0031】まず、符号化対象である中間出力値e’を
2進数表現する。次に、これを下位kビット部分と上位
の残り部分に分割する。上位の残り部分を10進数で表
現した値をnとし、下位kビット部分にn個の「0」を
付加し、最後に「1」を付加して符号化データとする。
例として、図6にk=0,1,2の場合の中間出力値
e’と符号化データの対応を示す。
2進数表現する。次に、これを下位kビット部分と上位
の残り部分に分割する。上位の残り部分を10進数で表
現した値をnとし、下位kビット部分にn個の「0」を
付加し、最後に「1」を付加して符号化データとする。
例として、図6にk=0,1,2の場合の中間出力値
e’と符号化データの対応を示す。
【0032】検査回路708は、減算器716により予
測誤差e1が出力された時にはe1に対応するフラグf
(e1)を1に変える。
測誤差e1が出力された時にはe1に対応するフラグf
(e1)を1に変える。
【0033】検査回路708は保持するフラグf(−T
h)〜f(Th)の内、予測誤差−Th〜Th(Thは
0〜255の任意の整数)に対応するフラグf(−T
h)〜f(Th)の値を画素クロック毎に調べる。
h)〜f(Th)の内、予測誤差−Th〜Th(Thは
0〜255の任意の整数)に対応するフラグf(−T
h)〜f(Th)の値を画素クロック毎に調べる。
【0034】フラグf(−Th)〜f(Th)の全てが
1の場合には、制御信号「1」を信号線718’に出力
し、変換テーブル711を初期状態に戻す制御信号71
9を出力する。
1の場合には、制御信号「1」を信号線718’に出力
し、変換テーブル711を初期状態に戻す制御信号71
9を出力する。
【0035】また、フラグf(−Th)〜f(Th)の
内、1つでも0があれば、制御信号「0」を信号線71
8’に出力する。
内、1つでも0があれば、制御信号「0」を信号線71
8’に出力する。
【0036】上述の符号化処理を入力画像データの8ラ
イン分の画素に対して繰り返し行なう。
イン分の画素に対して繰り返し行なう。
【0037】次に更新回路の動作について詳細に説明す
る。
る。
【0038】以上の処理に於いて、検査回路708に保
持するフラグf(−Th)〜f(Th)は、8ライン内
に発生した予測誤差には「1」、発生しない予測誤差に
は「0」が割り当てられている。8ライン分の処理が終
了すると、更新判定回路709は検査回路708の保持
するフラグを参照し、予測誤差−Th〜Th(Thは0
〜255の任意の整数)に対応するフラグf(−Th)
〜f(Th)の中に0が存在する場合には、次の8ライ
ン分の処理の間、変換テーブル更新回路710を動作さ
せるための制御信号「1」を信号線714に出力し、予
測値修正回路717の動作制御のための制御信号「0」
を信号線718に出力する。
持するフラグf(−Th)〜f(Th)は、8ライン内
に発生した予測誤差には「1」、発生しない予測誤差に
は「0」が割り当てられている。8ライン分の処理が終
了すると、更新判定回路709は検査回路708の保持
するフラグを参照し、予測誤差−Th〜Th(Thは0
〜255の任意の整数)に対応するフラグf(−Th)
〜f(Th)の中に0が存在する場合には、次の8ライ
ン分の処理の間、変換テーブル更新回路710を動作さ
せるための制御信号「1」を信号線714に出力し、予
測値修正回路717の動作制御のための制御信号「0」
を信号線718に出力する。
【0039】逆に、f(−Th)〜f(Th)が全て1
である場合には、更新判定回路709は次の8ライン分
の処理の間、変換テーブル更新回路710を動作させな
いための制御信号「0」を信号線714に出力し、予測
値修正回路717の動作を制御するための制御信号
「1」を信号線718に出力するとともに、検査回路7
08、変換テーブル711を初期状態に戻す。
である場合には、更新判定回路709は次の8ライン分
の処理の間、変換テーブル更新回路710を動作させな
いための制御信号「0」を信号線714に出力し、予測
値修正回路717の動作を制御するための制御信号
「1」を信号線718に出力するとともに、検査回路7
08、変換テーブル711を初期状態に戻す。
【0040】変換テーブル更新回路710は信号線71
4からの制御信号が「1」である場合に作動し、変換テ
ーブル711を書き換える。
4からの制御信号が「1」である場合に作動し、変換テ
ーブル711を書き換える。
【0041】この場合、まず検査回路708に保持する
フラグの値を参照し、予測誤差0〜255の間で発生し
た予測誤差の個数Npを調べる。予測誤差0,1,2,
3〜255の順でフラグの値を調べ、フラグf(e)が
1の場合には、変換テーブル711に保持するM(e)
に0から2×Np−1までの偶数値を順に割り当て、f
(e)が0の場合にはM(e)に2×Npから510ま
での偶数値を割り当てる。
フラグの値を参照し、予測誤差0〜255の間で発生し
た予測誤差の個数Npを調べる。予測誤差0,1,2,
3〜255の順でフラグの値を調べ、フラグf(e)が
1の場合には、変換テーブル711に保持するM(e)
に0から2×Np−1までの偶数値を順に割り当て、f
(e)が0の場合にはM(e)に2×Npから510ま
での偶数値を割り当てる。
【0042】次に、予測誤差−1〜−255の間で発生
した予測誤差の個数Nmを調べる。予測誤差が正の場合
と同様に、予測誤差−1,−2,−3〜−255の順で
フラグf(e)を調べ、f(e)が1の場合には、変換
テーブル711に保持するM(e)に1から2×Np−
1までの奇数値を順に割り当て、f(e)が0の場合に
はM(e)に2×Np+1から509までの奇数値を割
り当てる。これにより、変換テーブル711は書き換え
られ、発生しなかった予測誤差には大きな値が割り当て
られる事となる。変換テーブル更新回路707は、変換
テーブル711の書き換え終了後、検査回路708を初
期状態にする。
した予測誤差の個数Nmを調べる。予測誤差が正の場合
と同様に、予測誤差−1,−2,−3〜−255の順で
フラグf(e)を調べ、f(e)が1の場合には、変換
テーブル711に保持するM(e)に1から2×Np−
1までの奇数値を順に割り当て、f(e)が0の場合に
はM(e)に2×Np+1から509までの奇数値を割
り当てる。これにより、変換テーブル711は書き換え
られ、発生しなかった予測誤差には大きな値が割り当て
られる事となる。変換テーブル更新回路707は、変換
テーブル711の書き換え終了後、検査回路708を初
期状態にする。
【0043】以上の様に画像データの8ライン分の符号
化処理と変換テーブル711の更新を繰り返して行な
い、信号線701より入力される最後の符号化対象画素
まで連続して符号化し、信号線715に符号化データを
出力する。
化処理と変換テーブル711の更新を繰り返して行な
い、信号線701より入力される最後の符号化対象画素
まで連続して符号化し、信号線715に符号化データを
出力する。
【0044】(第2の実施の形態)図9は本願発明に係
る第2の実施の形態のブロック図を示すものである。
る第2の実施の形態のブロック図を示すものである。
【0045】同図に於いて401は信号線、402はバ
ッファ、403はコンテクスト生成器、404は予測
器、405は予測修正回路、406はハフマンテーブル
生成器、407はハフマンテーブルを格納するためのメ
モリ、408はハフマン符号化器、409は減算器、4
10は信号線、411は予測誤差eが発生したか否かを
記憶する1bitのフラグf(e)を内部に持つ検査回
路である。
ッファ、403はコンテクスト生成器、404は予測
器、405は予測修正回路、406はハフマンテーブル
生成器、407はハフマンテーブルを格納するためのメ
モリ、408はハフマン符号化器、409は減算器、4
10は信号線、411は予測誤差eが発生したか否かを
記憶する1bitのフラグf(e)を内部に持つ検査回
路である。
【0046】本実施の形態は2パスで符号化を行なう。
1パス目でハフマンテーブル用のメモリ407にハフマ
ンテーブルを構築し、2パス目でそれを用いて実際の符
号化を行なう。
1パス目でハフマンテーブル用のメモリ407にハフマ
ンテーブルを構築し、2パス目でそれを用いて実際の符
号化を行なう。
【0047】ここでは8ビット(0〜255の値)のモ
ノクロ画像を符号化する場合を例に説明する。符号化前
に検査回路411に保持するフラグf(e)の全てを0
に設定する。また、予測修正回路417はその内部にコ
ンテキストS毎の予測誤差eの発生回数N(S)と状態
毎の誤差の累積値E(S)を保持するメモリ領域を有す
るが、初期状態として全ての値を0にしておく。
ノクロ画像を符号化する場合を例に説明する。符号化前
に検査回路411に保持するフラグf(e)の全てを0
に設定する。また、予測修正回路417はその内部にコ
ンテキストS毎の予測誤差eの発生回数N(S)と状態
毎の誤差の累積値E(S)を保持するメモリ領域を有す
るが、初期状態として全ての値を0にしておく。
【0048】まず、信号線401から画像データが順に
入力される。バッファ402は信号線401から入力さ
れる画像データを2ライン分格納する。予測器404は
バッファ402から符号化対象画素xの周囲画素a,
b,cを読み出し、p=a+b−cの演算により予測値
pを生成する。
入力される。バッファ402は信号線401から入力さ
れる画像データを2ライン分格納する。予測器404は
バッファ402から符号化対象画素xの周囲画素a,
b,cを読み出し、p=a+b−cの演算により予測値
pを生成する。
【0049】周囲画素a,b,cの位置は図3に示す通
りである。コンテクスト生成器403は同様に周囲画素
a,b,cを取りだし、(a−c),(b−c)を求
め、図9の各々3レベルに第1の実施の形態と同様に量
子化し、q(a−c),q(b−c)を求める。この結
果を用いてS=3×q(a−c)+q(b−c)により
0〜8で表される周辺画素の状態を示すコンテキストS
を生成する。
りである。コンテクスト生成器403は同様に周囲画素
a,b,cを取りだし、(a−c),(b−c)を求
め、図9の各々3レベルに第1の実施の形態と同様に量
子化し、q(a−c),q(b−c)を求める。この結
果を用いてS=3×q(a−c)+q(b−c)により
0〜8で表される周辺画素の状態を示すコンテキストS
を生成する。
【0050】予測値修正回路405はコンテクスト生成
器403の出力するコンテキストSを入力し、内部メモ
リ領域からコンテキストS毎の予測誤差eの発生回数N
(S)とコンテキストS毎の予測誤差eの累積値E
(S)を読み出す。
器403の出力するコンテキストSを入力し、内部メモ
リ領域からコンテキストS毎の予測誤差eの発生回数N
(S)とコンテキストS毎の予測誤差eの累積値E
(S)を読み出す。
【0051】次に、E(S)/N(S)によりコンテキ
ストSでの予測誤差の平均値merr(S)を求める。
続いて検査回路411では予測値pと符号化対象画素値
xとの予測誤差e2の内、すでに発生した値に対して
「1」のフラグを立てるフラグf(−merr(S))
の値を調べ、f(−merr(S))が「1」であれ
ば、予測値修正回路405において予測器404の出力
する予測値pにmerr(S)を加え、修正予測値p’
=p+merr(S)として出力する。なお、merr
(S)は整数値になる様に制御しても良い。
ストSでの予測誤差の平均値merr(S)を求める。
続いて検査回路411では予測値pと符号化対象画素値
xとの予測誤差e2の内、すでに発生した値に対して
「1」のフラグを立てるフラグf(−merr(S))
の値を調べ、f(−merr(S))が「1」であれ
ば、予測値修正回路405において予測器404の出力
する予測値pにmerr(S)を加え、修正予測値p’
=p+merr(S)として出力する。なお、merr
(S)は整数値になる様に制御しても良い。
【0052】f(−merr(S))が0であれば予測
値pを修正予測値p’としてそのまま出力する。減算器
409は符号化対象画素xと修正予測値p’の予測誤差
e=x−p’を求め出力する。
値pを修正予測値p’としてそのまま出力する。減算器
409は符号化対象画素xと修正予測値p’の予測誤差
e=x−p’を求め出力する。
【0053】減算器412は符号化対象画素xと予測値
pの差分である予測誤差e2を求め出力する。検査回路
411は差分値e2に対応するフラグ値f(e2)を調
べf(e2)が0であればこれを1に書き換える。
pの差分である予測誤差e2を求め出力する。検査回路
411は差分値e2に対応するフラグ値f(e2)を調
べf(e2)が0であればこれを1に書き換える。
【0054】予測値修正回路405はコンテキストS毎
の予測誤差eの発生回数N(S)をインクリメントし、
減算器409の生成する予測誤差eをE(S)に新たに
加えて保存する。ハフマンテーブル生成器406はコン
テクスト生成器403から渡されるコンテキストS毎に
予測誤差eの発生回数をカウントする。
の予測誤差eの発生回数N(S)をインクリメントし、
減算器409の生成する予測誤差eをE(S)に新たに
加えて保存する。ハフマンテーブル生成器406はコン
テクスト生成器403から渡されるコンテキストS毎に
予測誤差eの発生回数をカウントする。
【0055】信号線401から入力される画像データの
全てに対し、上述の処理を繰り返して行なうことによ
り、ハフマンテーブル生成器406の内部メモリには各
コンテキストSに対応する9つの頻度分布が生成され
る。ここで、この頻度分布から9つのハフマンテーブル
を構築し、ハフマンテーブル用のメモリ407に格納す
る。
全てに対し、上述の処理を繰り返して行なうことによ
り、ハフマンテーブル生成器406の内部メモリには各
コンテキストSに対応する9つの頻度分布が生成され
る。ここで、この頻度分布から9つのハフマンテーブル
を構築し、ハフマンテーブル用のメモリ407に格納す
る。
【0056】2パス目では、メモリ407に格納される
9つのハフマンテーブルをコンテキストS毎に切り換え
て用いることにより符号化出力される。
9つのハフマンテーブルをコンテキストS毎に切り換え
て用いることにより符号化出力される。
【0057】以上の処理を終えると、再度、次の画像デ
ータの最初の画素から順に信号線401に入力し、1パ
ス目と同様の動作により各画素に対し予測誤差eを生成
する。ハフマン符号化器408は、予測誤差eをハフマ
ンテーブル407に格納される各コンテキストSに対応
するハフマンテーブルを参照することによりハフマン符
号化し、出力する。
ータの最初の画素から順に信号線401に入力し、1パ
ス目と同様の動作により各画素に対し予測誤差eを生成
する。ハフマン符号化器408は、予測誤差eをハフマ
ンテーブル407に格納される各コンテキストSに対応
するハフマンテーブルを参照することによりハフマン符
号化し、出力する。
【0058】以上の処理を符号化対象画素全部に対して
繰り返して行い、符号化データを出力する。
繰り返して行い、符号化データを出力する。
【0059】(他の実施の形態)本願発明は上述した実
施の形態に限定されるものではない。例えば、符号化対
象素値の予測方法として単純に前値予測を用いても良い
し、幾つかの予測方法を用意して、適時切り換えても構
わない。
施の形態に限定されるものではない。例えば、符号化対
象素値の予測方法として単純に前値予測を用いても良い
し、幾つかの予測方法を用意して、適時切り換えても構
わない。
【0060】また、ここでは符号化手段としてハフマン
符号化、Golomb−Rice符号化を用いているが
算術符号化等、他の符号化方法を用いても良い。
符号化、Golomb−Rice符号化を用いているが
算術符号化等、他の符号化方法を用いても良い。
【0061】また、本発明の目的は、前述した実施形態
の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記
録した記憶媒体を、システムあるいは装置に供給し、そ
のシステムあるいは装置のコンピュータ(またはCPU
やMPU)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを
読出し実行することによっても、達成されることは言う
までもない。
の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記
録した記憶媒体を、システムあるいは装置に供給し、そ
のシステムあるいは装置のコンピュータ(またはCPU
やMPU)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを
読出し実行することによっても、達成されることは言う
までもない。
【0062】この場合、記憶媒体から読出されたプログ
ラムコード自体が前述した実施形態の機能を実現するこ
とになり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は
本発明を構成することになる。
ラムコード自体が前述した実施形態の機能を実現するこ
とになり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は
本発明を構成することになる。
【0063】プログラムコードを供給するための記憶媒
体としては、例えば、フロッピディスク,ハードディス
ク,光ディスク,光磁気ディスク,CD−ROM,CD
−R,磁気テープ,不揮発性のメモリカード,ROMな
どを用いることができる。
体としては、例えば、フロッピディスク,ハードディス
ク,光ディスク,光磁気ディスク,CD−ROM,CD
−R,磁気テープ,不揮発性のメモリカード,ROMな
どを用いることができる。
【0064】また、コンピュータが読出したプログラム
コードを実行することにより、前述した実施形態の機能
が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指示
に基づき、コンピュータ上で稼働しているOS(オぺレ
ーティングシステム)などが実際の処理の一部または全
部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が
実現される場合も含まれることは言うまでもない。
コードを実行することにより、前述した実施形態の機能
が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指示
に基づき、コンピュータ上で稼働しているOS(オぺレ
ーティングシステム)などが実際の処理の一部または全
部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が
実現される場合も含まれることは言うまでもない。
【0065】さらに、記憶媒体から読出されたプログラ
ムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボード
やコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わる
メモリに書込まれた後、そのプログラムコードの指示に
基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わ
るCPUなどが実際の処理の一部または全部を行い、そ
の処理によって前述した実施形態の機能が実現される場
合も含まれることは言うまでもない。
ムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボード
やコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わる
メモリに書込まれた後、そのプログラムコードの指示に
基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わ
るCPUなどが実際の処理の一部または全部を行い、そ
の処理によって前述した実施形態の機能が実現される場
合も含まれることは言うまでもない。
【0066】
【発明の効果】以上説明したように本願発明の画像処理
装置は、符号化される画像が離散的な画素値で構成され
ている場合に、予測値修正手段による予測値の修正を行
わない様に制御するので、CG画像、限定色画像等の離
散的な画素値を有する画像のデータの符号化する際に
も、効率良く符号化することができる。
装置は、符号化される画像が離散的な画素値で構成され
ている場合に、予測値修正手段による予測値の修正を行
わない様に制御するので、CG画像、限定色画像等の離
散的な画素値を有する画像のデータの符号化する際に
も、効率良く符号化することができる。
【図1】第1の実施の形態の画像処理装置のブロック図
【図2】従来の問題点を説明するための図
【図3】符号化対象画素xに対する周辺画素a,b,c
の位置を示す図
の位置を示す図
【図4】カウンタ105に保持されるカウント値の例
【図5】メモリ111に格納される変換テーブルの例を
示す図
示す図
【図6】Golomb−Rice符号化の符号表
【図7】メモリ707に格納されるコンテキストSとパ
ラメータkの対応表を示す図
ラメータkの対応表を示す図
【図8】周辺画素間の差分値(a−c),(b−c)の
量子化方法を示す図
量子化方法を示す図
【図9】第2の実施の形態の画像処理装置のブロック図
702 バッファ 703 コンテクスト生成回路 704 予測器 705 減算器 706 パラメータk選択回路 707 メモリ 708 検査回路 709 更新判定回路 710 変換テーブル更新回路 711 変換テーブル 712 変換器 713 Golomb−Rice符号化器 716 減算器 717 予測値修正回路
Claims (5)
- 【請求項1】 符号化対象画素の画素値を予測し、予測
値を発生する発生手段と、 予測値を修正する予測値修正手段と、 複数の前記符号化対象画素で構成される画像が離散的な
画素値で構成されているかどうか判別する判別手段とを
有し、 該判別手段による判別の結果に応じて、予測値修正手段
による修正を制御することを特徴とする画像処理装置。 - 【請求項2】 更に、前記発生手段により発生した予測
値と符号化対象画素の画素値との差分値を出力する出力
手段と、 該差分値をエントロピー符号化するエントロピー符号化
手段とを有することを特徴とする請求項1に記載の画像
処理装置。 - 【請求項3】 前記判別手段による判別は、前記予測値
の発生頻度分布に基づいて行われることを特徴とする請
求項1に記載の画像処理装置。 - 【請求項4】 符号化対象画素の画素値を予測し、予測
値を発生する発生ステップと、 予測値を修正する予測値修正ステップと、 複数の前記符号化対象画素で構成される画像が離散的な
画素値で構成されているかどうか判別する判別ステップ
とを有し、 該判別ステップでの判別の結果に応じて、予測値修正ス
テップでの修正を制御することを特徴とする画像処理方
法。 - 【請求項5】 符号化対象画素の画素値を予測し、予測
値を発生する発生ステップと、 予測値を修正する予測値修正ステップと、 複数の前記符号化対象画素で構成される画像が離散的な
画素値で構成されているかどうか判別する判別ステップ
と、 該判別ステップでの判別の結果に応じて、予測値修正ス
テップでの修正を制御するステップを含むプログラムを
コンピュータから読み出し可能に記憶した記憶媒体。
Priority Applications (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15550296A JPH104557A (ja) | 1996-06-17 | 1996-06-17 | 画像処理装置、及び方法、及びその方法を記憶した記憶媒体 |
US08/874,581 US6028963A (en) | 1996-06-17 | 1997-06-13 | Image encoding based on judgement on prediction error |
US09/827,925 USRE39984E1 (en) | 1996-06-17 | 2001-04-09 | Image encoding based on judgement on prediction error |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15550296A JPH104557A (ja) | 1996-06-17 | 1996-06-17 | 画像処理装置、及び方法、及びその方法を記憶した記憶媒体 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH104557A true JPH104557A (ja) | 1998-01-06 |
Family
ID=15607455
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP15550296A Pending JPH104557A (ja) | 1996-06-17 | 1996-06-17 | 画像処理装置、及び方法、及びその方法を記憶した記憶媒体 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH104557A (ja) |
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007251834A (ja) * | 2006-03-17 | 2007-09-27 | Canon Inc | 画像符号化装置及び復号装置及びそれらの制御方法、並びに、コンピュータプログラム及びコンピュータ可読記憶媒体 |
US7561749B2 (en) | 2004-11-15 | 2009-07-14 | Canon Kabushiki Kaisha | Apparatus, method, and computer-readable storage medium for lossy and lossless encoding of image data in accordance with an attribute of the image data |
US7613345B2 (en) | 2004-05-07 | 2009-11-03 | Canon Kabushiki Kaisha | Image coding apparatus and image decoding apparatus and their control methods, and computer program and computer-readable storage medium |
US7627181B2 (en) | 2004-09-08 | 2009-12-01 | Canon Kabushiki Kaisha | Image encoding apparatus and method, computer program, and computer-readable storage medium |
US7650039B2 (en) | 2005-03-03 | 2010-01-19 | Canon Kabushiki Kaisha | Image encoding apparatus, image decoding apparatus, control method therefor, computer program, and computer-readable storage medium |
US7680345B2 (en) | 2004-08-25 | 2010-03-16 | Canon Kabushiki Kaisha | Image encoding apparatus and method, computer program, and computer-readable storage medium |
WO2010084951A1 (ja) * | 2009-01-23 | 2010-07-29 | 日本電信電話株式会社 | パラメータ選択方法、パラメータ選択装置、プログラム及び記録媒体 |
-
1996
- 1996-06-17 JP JP15550296A patent/JPH104557A/ja active Pending
Cited By (10)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7613345B2 (en) | 2004-05-07 | 2009-11-03 | Canon Kabushiki Kaisha | Image coding apparatus and image decoding apparatus and their control methods, and computer program and computer-readable storage medium |
US7680345B2 (en) | 2004-08-25 | 2010-03-16 | Canon Kabushiki Kaisha | Image encoding apparatus and method, computer program, and computer-readable storage medium |
US7627181B2 (en) | 2004-09-08 | 2009-12-01 | Canon Kabushiki Kaisha | Image encoding apparatus and method, computer program, and computer-readable storage medium |
US7561749B2 (en) | 2004-11-15 | 2009-07-14 | Canon Kabushiki Kaisha | Apparatus, method, and computer-readable storage medium for lossy and lossless encoding of image data in accordance with an attribute of the image data |
US7650039B2 (en) | 2005-03-03 | 2010-01-19 | Canon Kabushiki Kaisha | Image encoding apparatus, image decoding apparatus, control method therefor, computer program, and computer-readable storage medium |
JP2007251834A (ja) * | 2006-03-17 | 2007-09-27 | Canon Inc | 画像符号化装置及び復号装置及びそれらの制御方法、並びに、コンピュータプログラム及びコンピュータ可読記憶媒体 |
JP4732203B2 (ja) * | 2006-03-17 | 2011-07-27 | キヤノン株式会社 | 画像符号化装置及び復号装置及びそれらの制御方法、並びに、コンピュータプログラム及びコンピュータ可読記憶媒体 |
WO2010084951A1 (ja) * | 2009-01-23 | 2010-07-29 | 日本電信電話株式会社 | パラメータ選択方法、パラメータ選択装置、プログラム及び記録媒体 |
JP4866484B2 (ja) * | 2009-01-23 | 2012-02-01 | 日本電信電話株式会社 | パラメータ選択方法、パラメータ選択装置、プログラム及び記録媒体 |
US8576910B2 (en) | 2009-01-23 | 2013-11-05 | Nippon Telegraph And Telephone Corporation | Parameter selection method, parameter selection apparatus, program, and recording medium |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20050208 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20050411 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20051122 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20060314 |