JP3943634B2 - 情報処理装置及び方法 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本願発明は、静止画像を表す多値画像データを予測符号化する情報処理装置及び方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、画像符号化装置で使用される符号化方式の1つとして、注目画素の画素値を周囲の画素から予測し、予測誤差をエントロピー符号化する、予測符号化があった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
従来の予測符号化において、予測誤差をエントロピー符号化する際の符号化効率を考慮すると依然改善の余地があった。
【0004】
以上により本願発明は、画像データを予測符号化する際において、予測符号化済の予測誤差の性質を考慮して、効率良くエントロピー符号化を行うことを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上述の課題を解決する為に、本発明の情報処理装置によれば、注目画素値の予測値を生成する予測手段と、前記注目画素値及び前記予測値に基づいて、予測誤差を取得する予測誤差生成手段と、前記処理対象の予測誤差以前に前記予測誤差生成手段により取得された予測誤差の発生分布に基づいて、前記処理対象の予測誤差の値を変換する変換手段と、前記変換手段により変換された予測誤差をエントロピー符号化するエントロピー符号化手段とを備え、−1/2の予測誤差が前記予測誤差生成手段で取得される予測誤差の発生分布の中心になる様に、前記予測値を修正し、前記変換手段は、前記処理対象の予測誤差以前に前記予測誤差生成手段により取得された予測誤差が、−1/2の予測誤差を境界として分けられる2つの発生分布領域のうち、0の予測誤差を含まない発生分布領域の方で多く発生している場合に、前記処理対象の予測誤差を−1/2を中心として対称変換することを特徴とする。
【0006】
【発明の実施の形態】
(第1の実施の形態)
以下、本願発明について図面を参照して詳細に説明する。
【0007】
図1に本願発明の第1の実施の形態を示す為のブロック図を示す。図1において100は信号を入力する為の入力部、101は信号を伝送する為の信号線、102は3ライン分の画像データを格納するバッファである。
【0008】
103は周囲画素の画素値からコンテキストを生成するコンテキスト生成回路であり、104は周囲画素の画素値から予測値を生成する予測回路である。
【0009】
105は予測誤差の符号(+/−)を予測する符号予測回路であり、106は減算回路である。
【0010】
107は符号変換回路、108はカウンタ、109はカウンタ更新回路、110はハフマンテーブル用メモリ、111はハフマン符号化回路、112及び113は信号線である。
本実施の形態では、符号化される画像データを8ビット(画素値が255段階)のモノクロ画像として説明する。
【0011】
ここでハフマンテーブル用メモリ111には、上記100、102〜109の回路を用いて予めいくつかの標準画像を符号化した際に求められた予測誤差の統計に基づいて、符号化効率が良くなると思われる標準的なハフマンテーブルを格納しておくものとする。本実施の形態における符号化処理においては、ハフマンテーブルは図15の様になる。即ち予測誤差eと−eを比較すると予測誤差eの方が符号長が短くなる場合が多くなっている。
【0012】
また、カウンタ108で保持するデータの全てを0に初期化しておく。
【0013】
以下に上述の各回路について詳細に説明する。
【0014】
まず、入力部100から符号化対象画素の画像データがラスタースキャン順に順次入力され、信号線101を通じてバッファ102及び減算回路106に出力される。
【0015】
バッファ102は信号線101から入力される画像データのうち、符号化対象画素のラインと前2ライン分の画像データ、即ち3ライン分の画像データを格納する。
【0016】
コンテキスト生成回路103は、符号化対象画素の周囲画素n0〜n7(図2の画素位置関係を参照)に対応する画像データをバッファ102から取り出す。次に、n0〜n7の画像データ(画素値)の平均値nを求め、nを閾値としてn0〜n7に対応する画像データを2値化した夫々の値b0〜b7(2値の1ビットデータ)を求める。このb0〜b7に対応する1ビットデータをMSBから順に割り当てた8ビットの状態番号Sを生成し、符号化対象画素の状態番号として画素毎に符号予測回路105及びカウンタ更新回路109に出力する。この状態番号Sにより周囲画素値の状態は8ビットで表されることになる。
【0017】
一方予測回路104では、符号化対象画素の周囲画素n0〜n2をバッファ102から取り出し、符号化対象画素Xに対する予測値Pを次式により求める。
【0018】
P = n0+n1−n2 :n0,n1,n2は8ビットデータ
ここで求められた予測値Pは減算回路106に出力される。
【0019】
符号予測回路105は、コンテキスト生成回路103から出力された状態Sのデータに基づき、この状態Sの発生回数Snとこの状態Sの時に予測誤差が負であった回数S_minusを後述するカウンタ108から取り出す。
【0020】
ここで、Sn−S_minus(即ち状態Sの時に予測誤差が正の値であった回数)がS_minusよりも少ない場合には信号線113に1を出力し、Sn−S_minusがS_minus以上だった場合には信号線113に0を出力する。
【0021】
減算回路106では、X−Pにより予測誤差eを生成し、出力する。
【0022】
符号変換回路107は、信号線113からの入力値が0の場合には、予測誤差eを修正予測誤差e’としてそのまま出力し、信号線113からの入力値が1の場合には予測誤差eの符号を変換した−eを修正予測誤差e’として出力する。
【0023】
カウンタ108は、符号化済の画素の各々を符号化対象画素とした時の周囲画素(n0〜n7)の画像データの状態Sの発生回数を集計した値Snを格納するものである。更には上記の各々の符号化対象画素を符号化した際に生じた予測誤差eが負の値であった時の回数S_minusを各状態Sに対応して格納するものである。
【0024】
なお以上の説明において、状態Sは2の8乗個存在するので、発生回数Snもこれに対応して2の8乗個存在し、S_minusも同様に2の8乗個存在することになる。
【0025】
カウンタ更新回路109は、上記のカウンタ108に格納されているSn及びS_minusを1画素符号化する毎にインクリメントする様に制御するものであり、コンテキスト生成回路103から出力された状態SのデータによりSnをインクリメントし、減算回路106から出力された予測値eのデータを基にS_minusをインクリメントする。
【0026】
ハフマン符号化回路111はハフマンテーブル用メモリ110から修正予測誤差e’に対応する符号を取り出し、信号線112に出力する。
【0027】
以上で説明した処理を、信号線101から入力される画像データが無くなるまで繰り返す。以上本実施の形態によれば、符号化済画素に対応する予測誤差の統計量に基づいて出現頻度の高い予測誤差の値に短い符号が割り当てられる様、予測誤差の正負符号を反転させ、これにより正負符号の制御された予測誤差をエントロピー符号化するので、効率良く予測符号化が行える。更に本実施の形態によれば、予測誤差の正負の出現回数をカウントするという簡単な構成により効率の良い符号長割り当てが行える。
【0028】
(第2の実施の形態)
図3に本願発明に関わる第2の実施の形態を示すブロック図を示す。
【0029】
図3において、100は入力部、301は信号線、302は2ライン分の画像データを格納するバッファ、303は周囲画素から符号化対象画素に対する予測値を生成する予測回路、304は減算回路、305は符号判定回路、306は符号判定結果を格納するバッファ、307は符号予測のためのコンテキストを生成するコンテキスト生成回路、308は予測誤差の符号を予測する符号予測回路、309はカウンタ、310は符号変換回路、311はカウンタ更新回路、312はハフマン符号化回路、313はハフマンテーブル用メモリ、314は信号線である。
【0030】
本実施の形態では、第1の実施の形態と同様に8ビットのモノクロ画像データを符号化する場合を例に説明する事とし、データ処理機能が第1の実施の形態と異なる部分のみを詳細に説明する。
【0031】
ハフマンテーブル用メモリ313には、第1の実施の形態と同様、100、302〜311の回路を用いて予めいくつかの標準画像を符号化する際に求められた予測誤差の統計に基づいて、符号化効率が良くなると思われる標準的なハフマンテーブルを格納しておくものとする。本実施の形態においても図15の様なハフマンテーブルが用いられることになる。
【0032】
また、カウンタ310で保持するデータの全てを0に初期化しておく。
【0033】
以下詳細に説明する。まず、装置外部から信号線301に符号化対象となる画素値Xがラスタースキャン順に順序入力される。バッファ302は信号線301から入力される信号を符号化対象画素のラインとその前の1ライン、即ち2ライン分格納する。
【0034】
予測回路303は符号化対象画素Xの直前の画素の画像データaと1ライン前の画素(直上の画素)の画像データb(a、bの位置は図5を参照)をバッファ302から取り出し、P=(a+b)/2により予測値Pを求め出力する。
【0035】
減算回路304では、予測値Pと符号化対象画素値Xを用いて、e=X−Pとなる様に予測誤差eを生成し、出力する。
【0036】
符号判定回路305は、減算回路304から出力されたeの符号を判定し、eが負の場合には0を、正の場合には1を出力する。バッファ306は符号判定回路305の生成する2値データを符号化対象画素のライン分とその前の2ライン分の合計3ライン分格納する。
【0037】
コンテキスト生成回路307は、S0〜S7(図4に示す位置関係を参照)の8つの2値データを取り出し、これをMSBから順に割当て、8ビットの状態番号Sを生成する。
【0038】
符号予測回路308は、カウンタ310から状態Sにおいて予測誤差eが負であった回数S_minusと0以外の正であった回数S_plusを取り出し、S_minus>S_plusである場合には信号線315に1を出力し、それ以外の場合には0を出力する。
【0039】
符号変換回路309では、信号線315から0が入力された場合には、減算回路304から出力された予測誤差eをそのまま修正予測誤差e’として出力し、信号線315から1が入力された場合には上記の予測誤差eの符号を変換した−eを修正予測誤差e’として出力する。
【0040】
カウンタ310は、上述のS_minusとS_plusを格納しておくものである。
【0041】
カウンタ更新回路311は、予測誤差eが負である場合にはカウンタ310の保持しているS_minusをインクリメントし、0以外の正であった場合はS_plusをインクリメントする。またeが0であった場合には何もしない。
【0042】
またインクリメントの処理において、S_minusまたはS_plusが一定値alpha(上限値)に達した場合には、S_minusとS_plusの両方を2で割ることにより、カウンタに保持する値を一定値alpha以下に保つ様にする。
【0043】
ハフマン符号化回路312は修正予測誤差e’に対応するハフマン符号をハフマンテーブル用メモリ313から取り出し、信号線314に出力する。
【0044】
以上の処理を入力部100に入力される最後の画画像データまで繰り返す。
【0045】
本実施の形態によれば第1の実施の形態と同様の効果が得られる。また状態番号Sの生成は予測誤差の正負符号を用いて行うので第1実施例よりも処理が容易である。
【0046】
(第3の実施の形態)
以下に、図面を参照して詳細に説明する。
【0047】
図6は、第3の実施の形態を示す全体図である。
【0048】
同図において1100は画像データを入力するための入力部、1101は信号線、1102は2ライン分の画像データを格納するバッファ、1103は周辺画素からコンテキストを生成するコンテキスト生成回路、1104は周辺画素から符号化対象画素の予測値Pを生成する予測回路、1105は各コンテキストに対するGolomb−Riceパラメータkを保持するメモリ、1106はパラメータkを選択するパラメータk選択回路、1107は予測値Pを予測値P’に修正する予測修正回路、1108は符号化対象画素の画像データから予測値P’を減算する減算回路、1109は後述する領域予測を行う領域予測回路、1110は減算回路1108から出力された予測誤差eを後述する処理によりe’に変換する領域変換回路、1111は後述する8個のR(k)を格納するレジスタである。1112はレジスタのR(k)を更新するレジスタ更新回路、1113は後述するGolomb−Rice符号化を行うGolomb−Rice符号化回路、1114は符号化データを出力する信号線、1115は符号化方式を選択する制御を行う符号化方式セレクタ、1116は算術符号化を行う算術符号化回路、1117は符号化方式の選択信号を送信するための信号線、1118は上記領域変換回路1110による予測誤差eの変換を制御する制御信号を出力するための信号線である。
【0049】
以下本実施の形態で用いるGolomb−Rice符号化を中心とする全体処理の概略を説明する。
【0050】
Golomb−Rice符号化は、2値データのランレングスのように1方向に減少する確率分布をもつ非負の整数を符号化対象とする。非負の整数値に対して割り当てられる符号語は、出現確率の減少の度合いによって設定されるパラメータk(k)は非負の整数値)により異なる。
【0051】
このパラメータkは、予測誤差が一番発生し易い値(即ち出現確率が最も高い値)(図8の各ヒストグラムでいえば、e=0,−1/2に対応する)から発生しずらい値(即ち出現確率が最も低い値)(図8のヒストグラムでいえば、e=0,−1/2から左右方向の値)に向かい出現確率の減少が急である場合には小さな値、緩やかである場合には大きな値となる。パラメータkが与えられた場合の、非負の整数値NのGolomb−Rice符号化による符号化手順は次の通りである。
【0052】
まず、符号化対象である非負の整数値Nを2進表現する。次に、これを下位kビット部分と上位の残りのビット部分に分割する。下位kビット部分に、上位の残りのビット部分を十進で表現される数だけの「0」を付加し、最後に「1」を付加して符号化語とする。例えば、k=2、N=13の場合、Nの2進表現”1101”の下位2ビット”01”に上位の残りのビット部分”11”が表す数、即ち3個の”0を付加して”01000”とし、最後に”1”を付加して符号語”010001”を生成するという具合である。
【0053】
図12にパラメータk=0,1,2の場合の非負の整数値と符号化語の対応を示す。このGolomb−Rice符号化を正と負の両方向に減少する確率分布をもつ予測誤差eの符号化に適用するためには、予測誤差eを非負の整数値にマッピングする必要がある。
【0054】
例えば、予測誤差eを0,−1,1,−2,2,−3,3,・・・という様な順序で非負の整数値0,1,2,3,4,5,6,・・・にマッピングし、これをGolomb−Rice符号化するといった方法が用いられる。Golomb−Rice符号化では、2のk乗個のシンボルに等長の符号が与えられるので、このようなマッピングを行なった場合には正の部分より負の部分に対して全体的に短い符号が割り当てられることになる。
【0055】
いいかえればこの場合、Golomb−Rice符号化のパラメータk>0の場合には予測誤差eが−1/2の値を中心として左右対称に符号長が割り当てられる。
【0056】
これに合わせて、予測誤差の発生分布の中心を−1/2にずらした方が符号量が少なくなるため、種々の方法(例えば予測値を修正することにより予測誤差の平均値が0から−1/2になる様に操作する等)を用いて予測誤差分布を移動させることが必要である。
【0057】
一方、予測符号化のエントロピー削減方法の1つに第1の実施の形態の様な符号予測がある。これは符号化済画素に対応する予測誤差の符号(+か−か)の統計を基に、符号化対象画素の予測誤差の符号を予測し、この予測結果に従い、必要に応じた符号反転を行うことにより、符号の+/−の何れかに偏りを持たせてエントロピーを減少させるものである。
【0058】
予測誤差の発生分布の中心が−1/2になる様に操作した場合には、第1、第2の実施の形態の様な正負符号の予測により正負符号の反転を行ったとしてもマイナスの符号の発生回数が多くなるのが当然であり、第1、第2の実施の形態の様な符号予測に基づく符号反転では、マイナスの予測誤差が全てプラスに符号反転されるだけであり、本来の符号反転の意味がなくなってしまう。即ち予測誤差の発生分布の中心を−1/2に操作した際には、予測誤差の反転(変換)の中心も−1/2にしなければ上述の処理の効果が得られない。よって本実施の形態ではこの様な場合も考慮に入れた符号化方法を提供するものであり、以下詳細に説明する。
【0059】
以下、図6の処理の流れについて説明する。
【0060】
ここでは8ビット(0から255の値)のモノクロ画像データを符号化する場合を例に説明する。メモリ1105には予め幾つかの画像でテストして、各状態番号S(コンテキスト)に適したパラメータkの値を格納しておくものとする。
【0061】
図14は、メモリ1105に格納されている状態番号Sとパラメータkの対応表の一例を示したものである。メモリ1105は入力された状態番号Sを用いて上記の対応表を参照し、対応するパラメータkを出力する。
【0062】
また、レジスタ1111では、パラメータk毎(本実施の形態ではk=0〜7の8個)の領域判定値R(k)を保持するが、このカウント値の全てを0に初期化しておく。領域判定値R(k)については後述する。
【0063】
本実施の形態は、エントロピー符号化の方式としてGolomb−Rice符号化回路1113が行うGolomb−Rice符号化と算術符号化回路1116が行う算術符号化を有しており、ユーザが必要に応じてどちらか一方の符号化方式を選択できる様になっている。
【0064】
エントロピー符号化を行なう前に、装置外部から信号線1117を通じて符号化方式選択信号が与えられるものとする。この符号化方式選択信号は、算術符号化を使用する場合には「0」、Golomb−Rice符号化を使用する場合には「1」を与えるものとする。
【0065】
次に、本実施の形態での各処理部の動作を順に説明する。
【0066】
まず、入力部1100から符号化対象画素の画像データがラスタースキャン順に入力され、信号線1101を通じてバッファ1102、減算器1108に入力される。
【0067】
バッファ1102は信号線1101から入力される画像データを2ライン分格納する。コンテキスト生成回路1103では、まず、符号化対象画素の周辺画素値a,b,c(図7の画素の位置関係を参照)に対応する画像データをバッファ1102から入力する。
【0068】
続いて、コンテキスト生成回路1103は、a−c,b−cの差分値を算出し、図10に示す差分値とレベルの対応表に従って各差分値を7レベルに量子化した値q(a−c),q(b−c)を求める。これら2つの値q(a−c),q(b−c)の組み合わせにより、図14に示す49個の状態を表す状態番号S(S=0〜48)を生成し出力する。なお、本実施例において、状態番号SはS=(q(a−c)+3)×7+q(b−c)+3の式により与えられる。
【0069】
予測回路1104では、符号化対象画素の周囲画素値a,b,cをバッファ1102から入力し、符号化対象画素xに対する予測値PをP=a+b−cにより求める。
【0070】
パラメータk選択回路1106は、メモリ1105に格納されている状態番号Sとパラメータkの対応表をもとにコンテキスト生成回路1103で生成した状態番号Sに対応するパラメータkを読み出し、出力する。
【0071】
予測修正回路1107は、入力されたパラメータkが0である場合には予測値PをそのままP’として出力する。
【0072】
パラメータkが0でない場合には予測値Pに修正値M(k)を加算し、P’として減算回路1108に出力する。この修正値M(k)の初期値は0であり、M(k)=1−M(k)により更新される。即ち、M(k)は0と1を繰り返す。
【0073】
減算回路1108は、e=x−P’により予測誤差eを生成する。領域予測回路1109は、入力されたパラメータkに基いて、レジスタ1111に保持されている領域判定値R(k)を読み出す。例えばk=2ならばR(2)を読み出す。R(k)についての詳細は後述する。
【0074】
領域判定値R(k)は、パラメータk(k=0〜7)の夫々の場合において発生した符号化済画素の前までの予測誤差が、図8に示す斜線領域(k=0の場合には、予測誤差が−1以下の領域を示し、また、k>0の場合には、予測誤差が0以上の整数である領域を示す)と、非斜線領域(同様にk=0の場合には、予測誤差が1以上の領域を示し、k>0の場合には、予測誤差が−1以下の整数である領域を示す)のどちらに多く存在したかを表すカウント値であり、R(k)>0ならば、符号化対象画素に対する予測誤差が非斜線領域に存在すると予測し、領域変換回路1110で領域変換を行なう様に指示する制御信号「1」を信号線1118に出力する。
【0075】
また、R(k)<0の場合には、符号化対象画素の予測誤差が斜線領域に存在すると予測し、領域変換回路1110で領域変換を行なわないように、制御信号「0」を信号線1118に出力する。
【0076】
領域変換回路1110では、信号線1118から入力される制御信号(1or0)に従って、パラメータkに応じた方法で予測誤差eの変換を行なう。
【0077】
即ち、制御信号が「0」である場合には、減算回路1108から入力された予測誤差eをそのままe’として出力する。制御信号が「1」である場合には、予測誤差eを領域変換し、出力する。この領域変換の方法はパラメータkが0の場合と0でない場合で異なる。
【0078】
まずパラメータkが0の場合には、単純に予測誤差eの符号を反転し、出力する。即ち、e’=−eとし、出力する。
【0079】
また、パラメータkが0でない場合には、図9に示すように、予測誤差eのバイナリ表現においての反転処理を行なう。即ち、予測誤差e=−1/2の点を中心として、対象領域に写像(対称変換)した新たな予測誤差e’(e’=−e−1の関係)を出力することになる。
【0080】
以上の処理により、後述されるエントロピー符号化が行われる際に用いられる整数値(例えば図12の整数値等)0,1,2,3,・・・の順に発生頻度の高い予測誤差がマッピングされることになる。
【0081】
また、説明が前後するが上述の処理(領域予測回路1109で制御信号1118を出力する処理)に伴って、レジスタ更新回路1112は、レジスタ1111に保持するR(k)のうち、上述の処理に用いたパラメータkに対応するR(k)の更新も行なう。
【0082】
具体的に説明すると、例えば、パラメータk=0が入力された場合には、領域変換前の予測誤差eが1以上ならばR(k=0)をインクリメントし、−1以下ならばR(k=0)をデクリメントする。(予測誤差eが0のときは何もしない。)また、パラメータkが0以外の場合には、領域変換前の予測誤差eが−1以下ならばR(k)(k=1〜7の何れか)をインクリメントし、0以上ならばR(k)(k=1〜7の何れか)をデクリメントする。
【0083】
以上の更新処理により更新されたR(k)が、次の符号化対象画素以降の処理に用いられる。即ち以上の符号化処理は画素単位に行われる。
【0084】
次に、符号化方式セレクタ1115は、装置外部から信号線1117を通じて入力される符号化方式選択信号が「0」ならば領域変換回路1110から出力される予測誤差e’を算術符号化回路1116へ入力し、符号化方式選択信号が「1」ならばe’をGolomb−Rice符号化回路1113へ入力する様にエントロピー符号化を制御する。
【0085】
符号化方式として算術符号化が選択された場合には、入力されたパラメータkを用い、算術符号化回路1116で、予測誤差e’を2値系列に変換し、これを2値算術符号化する。
【0086】
ここでは2値算術符号化の方式としてJBIGで使用されているQM−Coderを使用する。なお算術符号化回路1116は2値算術符号化に限らず、公知の多値算術符号化を用いても良い。
【0087】
尚、上述の2値系列への変換は、eが正ならば、2eの個の「0」に「1」を最後に付加することにより行ない、また、eが負ならば、−2e−1個の「0」に「1」を付加することにより行う。
【0088】
図11に2値系列への変換の一例を示す。生成した2値系列はパラメータk選択回路1106で生成されるパラメータkと2値系列の先頭からのビット数nによって状態分割して2値算術符号化される。生成された符号系列は信号線1114に出力される。
【0089】
また、符号化方式としてGolomb−Rice符号化を選択した場合には、Golomb−Rice符号化回路1113は、入力されたパラメータkに基づいて領域変換回路1110から出力される予測誤差e’を次式により非負の整数値I(e’)(I(e’)の値は図13を参照)に変換し、I(e’)をパラメータkでGolomb−Rice符号化し、信号線1114に符号化データを出力する。
【0090】
上述の処理を、信号線1101より入力される最後の画素まで繰り返し、符号化を行う。
【0091】
以上により、信号線1117からの符号化方式選択信号により選択された符号化方式に対応する符号系列を切り換えて生成することができる。
【0092】
(その他の実施の形態)
本願発明は上述した実施の形態に限定されるものではなく、例えば、注目画素値の予測方法として単純に前値予測を用いても良いし、幾つかの予測方法を用意して、適宜切り換えても良い。
【0093】
また、エントロピー符号化手段としてGolomb−Rice符号化と算術符号化とハフマン符号化を用いているが、他のエントロピー符号化を用いても良く、第3の実施の形態において他の符号化もパラレルに用いれば多数の符号化効率、符号化速度に対応することが可能である。
【0094】
また、上述の実施の形態では予測誤差の分布の中心が0の場合と、−1/2の場合に対応する符号化方法について述べたが、それ以外の場合に対応する符号化方法も、−1/2の場合と同様に構成できる。
【0095】
また、本願発明は上述の第1、第2、第3の実施の形態に限定されるものではない。例えば、符号化対象画素値の予測方法として単純に前値予測を用いても良いし、いくつかの予測方法を用意して、適宜切り換えても構わない。
【0096】
なお、本発明の符号化処理は複数の機器(たとえばホストコンピュータ、インタフェース機器、リーダ、プリンタ等)から構成されるシステムに適用しても1つの機器(たとえば複写機、ファクシミリ装置)からなる装置に適用してもよい。
【0097】
また前述した実施の形態の機能を実現する様に各種のデバイスを動作させるためのソフトウエアのプログラムコードを供給し、上記システムあるいは装置がこのプログラムコードに従って前記各種デバイスを動作させることで本発明の符号化を実現しても良い。
【0098】
またこの場合、前記ソフトウエアのプログラムコード自体が前述した実施の形態の機能を実現することになり、そのプログラムコード自体、及びそのプログラムコードをコンピュータに供給するための手段、例えばかかるプログラムコードを格納した記憶媒体は本発明に含まれる。
【0099】
かかるプログラムコードを格納する記憶媒体としては例えばフロッピーディスク、ハードディスク、光ディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、ROM等を用いることが出来る。
【0100】
またコンピュータが供給されたプログラムコードを実行することにより、前述の実施の形態の機能が実現されるだけではなく、そのプログラムコードがコンピュータにおいて稼働しているOS(オペレーティングシステム)、あるいは他のアプリケーションソフト等と共同して前述の実施例の機能が実現される場合にもかかるプログラムコードは本願発明の実施例に含まれることは言うまでもない。
【0101】
更に供給されたプログラムコードが、コンピュータの機能拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに格納された後そのプログラムコードの指示に基づいてその機能拡張ボードや機能格納ユニットに備わるCPU等が実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施例の機能が実現される場合も本願発明に含まれることは言うまでもない。
【0102】
【発明の効果】
以上本発明によれば、符号化済画素に対応する予測誤差の統計量に基づいて予測誤差の値を変化させた後、変化した予想誤差を符号化するので、予測符号化する際に用いられる予測誤差を効率良くエントロピー符号化することができる。
【0103】
もちろん復号化側でも符号化側と同様の処理(復号化済み予測誤差の統計量に基づいて予測誤差の変化を元に戻す処理)を行うので確実に復号できる。
【0104】
特に本発明は、上記効率の良い符号化を、予測誤差eは所定の予測誤差を中心として対象の値となるe’に変換するという簡易な方式で行うことができる。
【0106】
また、本発明は符号化済み画素に対する予測誤差の統計量に基づいて符号化対象画素に対する予測誤差を符号化するのでリアルタイムに符号化する事が可能である。従って画像データを大量に蓄積したり、画像を複数回スキャナーで走査したりする事がない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本願発明の第1の実施の形態を説明する為のブロック図
【図2】符号化対象画素と周囲画素の位置関係を示す図
【図3】本願発明の第2の実施の形態を説明する為のブロック図
【図4】コンテキスト(周囲画素の状態S)生成時に利用する2値判定結果の画素位置の図
【図5】本願発明の第2の実施の形態において予測符号化の方法の説明図
【図6】第3の実施の形態でのブロック図
【図7】注目画素と周辺画素の位置関係を示す図
【図8】k=0の場合と、k>0の場合での領域の分割方法を示す図
【図9】k>0の場合の、領域変換回路1110における領域変換処理を示す図
【図10】予測誤差の量子化の方法を示す図
【図11】算術符号化回路116での2値系列への変換を示す図
【図12】パラメータk0,1,2におけるGolomb−Rice符号化を説明する図
【図13】Golomb−Rice符号化されるI(e)の値を表す図
【図14】状態番号Sとパラメータkの対応図
【図15】第1、第2の実施の形態に用いるハフマンテーブルの図
【符号の説明】
1101,1114,1117,1118 信号線
1102 画像データ系列を格納するバッファ
1103 コンテキスト生成回路
1104 予測回路
1105 メモリ
1106 パラメータk選択回路
1107 予測修正回路
1108 減算回路
1109 領域予測回路
1110 領域変換回路
1111 レジスタ
1112 レジスタ更新回路
1113 Golomb−Rice符号化回路
1115 符号化方式セレクタ
1116 算術符号化回路
Claims (13)
- 注目画素値の予測値を生成する予測手段と、
前記注目画素値及び前記予測値に基づいて、予測誤差を取得する予測誤差生成手段と、
前記処理対象の予測誤差以前に前記予測誤差生成手段により取得された予測誤差の発生分布に基づいて、前記処理対象の予測誤差の値を変換する変換手段と、
前記変換手段により変換された予測誤差をエントロピー符号化するエントロピー符号化手段とを備え、
−1/2の予測誤差が前記予測誤差生成手段で取得される予測誤差の発生分布の中心になる様に、前記予測値を修正し、
前記変換手段は、前記処理対象の予測誤差以前に前記予測誤差生成手段により取得された予測誤差が、−1/2の予測誤差を境界として分けられる2つの発生分布領域のうち、0の予測誤差を含まない発生分布領域の方で多く発生している場合に、前記処理対象の予測誤差を−1/2を中心として対称変換することを特徴とする情報処理装置。 - 前記エントロピー符号化手段は、複数のエントロピー符号化方法から一つを選択して実行することを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
- 前記エントロピー符号化手段は、Golomb−Rice符号化を実行する手段を含むことを特徴とする請求項1または2に記載の情報処理装置。
- 前記エントロピー符号化手段は、算術符号化を実行する手段を含むことを特徴とする請求項1または2に記載の情報処理装置。
- なお、前記装置は複写機であることを特徴とする請求項1乃至4に記載の情報処理装置。
- なお、前記装置はファクシミリ装置であることを特徴とする請求項1乃至4に記載の情報処理装置。
- 前記請求項1乃至4の何れかの装置を含むシステムであって、ホストコンピュータを含むことを特徴とするシステム。
- 前記請求項1乃至4の何れかの装置を含むシステムであって、リーダを含むことを特徴とするシステム。
- 前記請求項1乃至4の何れかの装置を含むシステムであって、プリンタを含むことを特徴とするシステム。
- 注目画素値の予測値を生成する予測ステップと、
前記注目画素値及び前記予測値に基づいて、予測誤差を取得する予測誤差生成ステップと、
処理対象の予測誤差以前の前記予測誤差生成ステップにより取得された予測誤差の発生分布に基づいて、前記処理対象の予測誤差の値を変換する変換ステップと、
前記変換ステップにより変換された予測誤差をエントロピー符号化するエントロピー符号化ステップとを備え、
−1/2の予測誤差が前記予測誤差生成ステップで取得される予測誤差の発生分布の中心になる様に、前記予測値を修正し、
前記変換ステップでは、前記処理対象の予測誤差以前に前記予測誤差生成ステップで取得された予測誤差が、−1/2の予測誤差を境界として分けられる2つの発生分布領域のうち、0の予測誤差を含まない発生分布領域の方で多く発生している場合に、前記処理対象の予測誤差を−1/2を中心として対称変換することを特徴とする情報処理方法。 - 前記エントロピー符号化ステップは、複数のエントロピー符号化方法から一つを選択して実行することを特徴とする請求項10に記載の情報処理方法。
- 前記エントロピー符号化ステップは、Golomb−Rice符号化を実行するステップを含むことを特徴とする請求項10または11に記載の情報処理方法。
- 前記エントロピー符号化ステップは、算術符号化を実行するステップを含むことを特徴とする請求項10または11に記載の情報処理方法。
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