JP2002354233A - 画像縮小装置、画像縮小方法およびその記憶媒体 - Google Patents
画像縮小装置、画像縮小方法およびその記憶媒体Info
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Abstract
分に保存した任意のサイズの縮小二値画像データを簡単
な計算で高速に作成する。 【解決手段】 二値画像データの1画素をS×T画素に
拡大する画素拡大手段103と、画素拡大手段103に
よって拡大された二値画像データをM×N画素のブロッ
クデータに変換するブロック化手段104と、ブロック
データのブロック内のドットの数によってブロックデー
タを多値化する多値化手段105と、多値化されたブロ
ックデータを二値化する二値化手段106とを備えた画
像縮小装置であって、多値化されたブロックデータを二
値化する二値化手段106は誤差拡散法を用いるように
したものである。これにより、縮小時にディザマトリッ
クスなどのスクリーン周期と干渉が起こらずに面積階調
を十分に保存した任意のサイズの縮小画像を作成するこ
とができる。
Description
ら縮小された二値画像データを作成する画像縮小方法お
よび画像縮小装置、もしくは解像度を変換する画像解像
度変換方法および画像解像度変換装置に関する。
高解像度化、高画質化、カラー化に伴って、画像データ
のデータ量は増大し、データ蓄積装置、ネットワーク通
信装置などの記憶容量、伝送時間は膨大となってきてい
る。このためこのような画像データを高能率に圧縮する
技術が非常に重要となってきている。
像データのひとつとして二値画像があり、このような二
値画像に対しても、様々な圧縮方法が検討されている。
たとえば、テキスト文書などの二値画像にはモディファ
イハフマン(MH)符号化、モディファイリード(M
R)符号化などのランレングス符号化をベースとした圧
縮方法が、また自然画像などの連続階調画像をディザリ
ング、もしくは誤差拡散法などによって二値化した中間
調二値画像には、二値データをマルコフ情報源と見なし
てドットの出現頻度に応じて符号化を行うJBIGなど
の算術符号化をベースとした圧縮方法が検討されてい
る。しかし、複雑な構造をもった二値画像に対してこの
ようなロスレス圧縮を行っても、十分な圧縮率を確保で
きない場合が存在する。
は印字速度を確保するためのひとつの方法として、二値
画像の解像度を変換する方法が考えられる。たとえば、
主走査方向の解像度が600dpiの二値画像を300
dpiに解像度変換すると、画像データのサイズは半分
に縮小される。
に知ることができ、したがって、データ量やデータ伝送
時間を事前に知ることができるため、様々なシステムを
構成する上で非常に有効である。したがって、画質を大
きく損なうことなく画像を縮小し、解像度を変換する技
術は非常に重要である。
を作成する場合であって、中間調二値画像のサイズを変
更してドキュメントを編集する場合においても、画質を
損なうことなく画像を縮小する技術は非常に重要であ
る。
来の画像縮小方法について説明する。
対する画像縮小装置の構成図、図12は従来のモノクロ
二値画像データに対する画像縮小装置のブロック図であ
る。
手段1102、縮小手段1103、データ出力手段11
04、および記憶手段1105から構成される。
いて、図12のブロック図を用いて処理の流れを説明す
る。
ら入力二値画像データを受け取り、縮小手段1103は
入力された二値画像データの縮小を行う(ステップS1
201)。
二値画像データが出力される。また、これらの動作は記
憶手段1105に記憶された制御プログラムによって制
御される場合もある。
小する。二値画像データを縮小する方法としては、図1
3(a)に示すように、縦、横それぞれ1/2に間引く
ことによって、2×2画素ブロック内の1画素を抜き出
して縮小画像を作成する場合や、図13(b)に示すよ
うに2×2画素ブロック内のドット数によってブロック
を多値化し、多値化したデータを二値化することによっ
て縮小画像を作成する場合がある。
までの4値データとなるため、たとえば、しきい値を
2.5とし、2.5未満は0、2.5以上は1とするこ
とで二値化を行う。
二値化したような効果を奏する。また、JBIGで採用
されたPRES方式を用いて縮小する場合も考えられ
る。図14はPRES方式を用いて1/2に画像を縮小
する場合の説明図である。
は低解像度の画像のPの画素を高解像度画像および低解
像度画像のa〜iおよびX,Y,Zの画素を用いて決定
する。ただし、線画などの保存性を保つためのいくつか
の例外処理を行っている。
ような従来の技術では、連続階調の多値画像データをデ
ィザリングすることによって作成された中間調二値画像
を縮小する場合、縮小手段において作成するM×N画素
のブロックデータのサイズとディザマトリックスのマト
リックスサイズが干渉するため、階調性を十分に保存し
た縮小画像を作成することができないという問題点を有
していた。図15に階調性が保存されない場合の例を示
す。間引きによる方法でも平均値を二値化する方法で
も、もとの画像が持っている階調性を保存できず、黒ベ
タもしくは白ベタのような画像となっている。また、P
RES方式では任意のサイズに縮小する場合の処理が複
雑であり、また例外処理も複雑であるという問題点を有
していた。
した任意のサイズの縮小画像を容易に作成することがで
きる画像縮小装置、画像縮小方法およびその記憶媒体を
提供することを目的とする。
に、本発明の画像縮小装置は、二値画像データを前記二
値画像データより解像度の低い多値画像データに変換す
る多値化手段と、前記多値画像データを二値化する二値
化手段とを備えたものであり、前記二値化手段は二値化
対象画素周辺の画素を用いて前記二値化対象画素を二値
化する構成としたものである。
優れた縮小画像を作成することができる。
縮小装置は、二値画像データを複数の画素からなるブロ
ックデータに変換するブロック化手段と、前記ブロック
データのブロック内の画素を用いて前記ブロックデータ
を多値化する多値化手段と、前記多値化されたブロック
データを二値化する二値化手段とを備えたものであり、
前記二値化手段は二値化対象画素周辺の画素を用いて前
記二値化対象画素を二値化する構成としたものである。
優れた縮小画像を作成することができる。
縮小装置は、二値画像データの1画素を複数の画素に拡
大する画素拡大手段と、前記画素拡大手段によって拡大
された二値画像データを複数の画素からなるブロックデ
ータに変換するブロック化手段と、前記ブロックデータ
のブロック内の画素を用いて前記ブロックデータを多値
化する多値化手段と、前記多値化されたブロックデータ
を二値化する二値化手段とを備えたものであり、前記二
値化手段は二値化対象画素周辺の画素を用いて前記二値
化対象画素を二値化する構成としたものである。
優れた縮小画像を作成することができる。
縮小装置は、前記画素拡大手段は1画素をS×T画素に
拡大し、前記ブロック化手段はM×N画素(M>S,N
>T)のブロックデータに変換する構成としたものであ
る。
イズの階調性に優れた縮小画像を作成することができ
る。
縮小装置は、前記多値化されたブロックデータを二値化
する前記二値化手段は誤差拡散法を用いた構成としたも
のである。
イズの階調性に優れた縮小画像を作成することができ
る。
縮小装置は、前記多値化されたブロックデータをα倍
(α:整数>1)する多値化データレベル変換手段と、
前記二値化手段による二値化誤差と周辺の各画素へ拡散
する拡散誤差との対応を格納した拡散誤差テーブルとを
備えた構成としたものである。
クリーン周期と干渉が起こらずに面積階調を十分に保存
した縮小画像を作成することができる。
縮小方法は、二値画像データを前記二値画像データより
解像度の低い多値画像データに変換する多値化ステップ
と、前記多値画像データを二値化する二値化ステップと
を有する画像縮小方法であって、前記二値化ステップは
二値化対象画素周辺の画素を用いて前記二値化対象画素
を二値化する二値化ステップとを有するものである。
常に簡単な計算で行うことができる。
縮小方法は、二値画像データを複数の画素からなるブロ
ックデータに変換するブロック化ステップと、前記ブロ
ックデータのブロック内の画素を用いて前記ブロックデ
ータを多値化する多値化ステップと、前記多値化された
ブロックデータを二値化する二値化ステップとを有する
画像縮小方法であって、前記二値化ステップは二値化対
象画素周辺の画素を用いて前記二値化対象画素を二値化
する二値化ステップよりなるものである。
優れた縮小画像を作成することができる。
縮小方法は、二値画像データの1画素を複数の画素に拡
大する画素拡大ステップと、前記画素拡大ステップによ
って拡大された二値画像データを複数の画素からなるブ
ロックデータに変換するブロック化ステップと、前記ブ
ロックデータのブロック内の画素を用いて前記ブロック
データを多値化する多値化ステップと、前記多値化され
たブロックデータを二値化する二値化ステップとを有す
る画像縮小方法であって、前記二値化ステップは二値化
対象画素周辺の画素を用いて前記二値化対象画素を二値
化する二値化ステップよりなるものである。
優れた縮小画像を作成することができる。
縮小方法は、前記画素拡大ステップは1画素をS×T画
素に拡大し、前記ブロック化ステップはM×N画素(M
>S,N>T)のブロックデータに変換するものであ
る。
イズの階調性に優れた縮小画像を作成することができ
る。
縮小方法は、前記多値化されたブロックデータを二値化
する前記二値化ステップは誤差拡散法を用いたものであ
る。
イズの階調性に優れた縮小画像を作成することができ
る。
縮小方法は、前記多値化されたブロックデータをα倍
(α:整数>1)する多値化データレベル変換ステップ
と、前記二値化ステップによる二値化誤差と周辺の各画
素へ拡散する拡散誤差との対応を格納した拡散誤差テー
ブルを用いて二値化誤差を拡散する誤差拡散ステップと
を有するものである。
りディザマトリックスなどのスクリーン周期と干渉が起
こらずに面積階調を十分に保存した縮小画像を作成する
ことができる。
媒体は、二値画像データを前記二値画像データより解像
度の低い多値画像データに変換する多値化ステップと、
前記多値画像データを二値化する二値化ステップとを有
する画像縮小方法であって、前記二値化ステップは二値
化対象画素周辺の画素を用いて前記二値化対象画素を二
値化する二値化ステップであることを特徴とする制御プ
ログラムを記憶したものである。
常に簡単な計算で行うことができる。
媒体は、二値画像データを複数の画素からなるブロック
データに変換するブロック化ステップと、前記ブロック
データのブロック内の画素を用いて前記ブロックデータ
を多値化する多値化ステップと、前記多値化されたブロ
ックデータを二値化する二値化ステップとを有する画像
縮小方法であって、前記二値化ステップは二値化対象画
素周辺の画素を用いて前記二値化対象画素を二値化する
二値化ステップよりなるものである。
優れた縮小画像を作成することができる。
媒体は、二値画像データの1画素を複数の画素に拡大す
る画素拡大ステップと、前記画素拡大ステップによって
拡大された二値画像データを複数の画素からなるブロッ
クデータに変換するブロック化ステップと、前記ブロッ
クデータのブロック内の画素を用いて前記ブロックデー
タを多値化する多値化ステップと、前記多値化されたブ
ロックデータを二値化する二値化ステップとを有する画
像縮小方法であって、前記二値化ステップは二値化対象
画素周辺の画素を用いて前記二値化対象画素を二値化す
る二値化ステップであることを特徴とする制御プログラ
ムを記憶したものである。
の面積階調を保存して二値化を行うことができるので、
非常に簡単な計算で階調性に優れた縮小画像を作成する
ことができる。
媒体は、前記画素拡大ステップは1画素をS×T画素に
拡大し、前記ブロック化ステップはM×N画素(M>
S,N>T)のブロックデータに変換する制御プログラ
ムを記憶したものである。
イズの階調性に優れた縮小画像を作成することができ
る。
媒体は、前記多値化されたブロックデータを二値化する
前記二値化ステップは誤差拡散法を用いている制御プロ
グラムを記憶したものである。
りディザマトリックスなどのスクリーン周期と干渉が起
こらずに面積階調を十分に保存した縮小画像を作成する
ことができる。
媒体は、前記多値化されたブロックデータをα倍(α:
整数>1)する多値化データレベル変換ステップと、前
記二値化ステップによる二値化誤差と周辺の各画素へ拡
散する拡散誤差との対応を格納した拡散誤差テーブルを
用いて二値化誤差を拡散する誤差拡散ステップとを有す
る制御プログラムを記憶したものである。
常に簡単な計算で行うことができる。
は、二値画像データを二値画像データより解像度の低い
多値画像データに変換する多値化手段と、多値画像デー
タを二値化する二値化手段とを備え、二値化手段は二値
化対象画素周辺の画素を用いて二値化対象画素を二値化
する画像縮小装置であり、多値化されたブロックデータ
の面積階調を保存して二値化を行うことができるので、
非常に簡単な計算で階調性に優れた縮小画像を作成する
ことができるという作用を有する。
像データを複数の画素からなるブロックデータに変換す
るブロック化手段と、ブロックデータのブロック内の画
素を用いてブロックデータを多値化する多値化手段と、
多値化されたブロックデータを二値化する二値化手段と
を備え、二値化手段は二値化対象画素周辺の画素を用い
て二値化対象画素を二値化する画像縮小装置であり、多
値化されたブロックデータの面積階調を保存して二値化
を行うことができるので、非常に簡単な計算で階調性に
優れた縮小画像を作成することができるという作用を有
する。
像データの1画素を複数の画素に拡大する画素拡大手段
と、画素拡大手段によって拡大された二値画像データを
複数の画素からなるブロックデータに変換するブロック
化手段と、ブロックデータのブロック内の画素を用いて
ブロックデータを多値化する多値化手段と、多値化され
たブロックデータを二値化する二値化手段とを備え、二
値化手段は二値化対象画素周辺の画素を用いて二値化対
象画素を二値化する画像縮小装置であり、二値化手段は
二値化対象画素周辺の画素を用いて二値化対象画素を二
値化する二値化手段であることを特徴とする画像縮小装
置で、任意のサイズで多値化されたブロックデータの面
積階調を保存して二値化を行うことができるので、非常
に簡単な計算で任意のサイズの階調性に優れた縮小画像
を作成することができるという作用を有する。
3記載の発明において、画素拡大手段は1画素をS×T
画素に拡大し、ブロック化手段はM×N画素(M>S,
N>T)のブロックデータに変換する画像縮小装置であ
り、任意のサイズで多値化されたブロックデータの面積
階調を保存して二値化を行うことができるので、非常に
簡単な計算で任意のサイズの階調性に優れた縮小画像を
作成することができるという作用を有する。
1〜4の何れか一項に記載の発明において、多値化され
たブロックデータを二値化する二値化手段は誤差拡散法
を用いている画像縮小装置であり、誤差拡散法を用いる
ことによりディザマトリックスなどのスクリーン周期と
干渉が起こらずに面積階調を十分に保存した縮小画像を
作成することができるという作用を有する。
5記載の発明において、多値化されたブロックデータを
α倍(α:整数>1)する多値化データレベル変換手段
と、二値化手段による二値化誤差と周辺の各画素へ拡散
する拡散誤差との対応を格納した拡散誤差テーブルとを
備えた画像縮小装置であり、誤差拡散法を拡散マトリッ
クスによる浮動小数点演算ではなく、拡散する誤差をテ
ーブルから求めることにより、また多値化されたデータ
をα倍することにより、精度の高い誤差拡散演算を非常
に簡単な計算で行うことができるという作用を有する。
像データを二値画像データより解像度の低い多値画像デ
ータに変換する多値化ステップと、多値画像データを二
値化する二値化ステップとを有し、二値化ステップは二
値化対象画素周辺の画素を用いて二値化対象画素を二値
化する二値化ステップである画像縮小方法であり、多値
化されたブロックデータの面積階調を保存して二値化を
行うことができるので、非常に簡単な計算で階調性に優
れた縮小画像を作成することができるという作用を有す
る。
像データを複数の画素からなるブロックデータに変換す
るブロック化ステップと、ブロックデータのブロック内
の画素を用いてブロックデータを多値化する多値化ステ
ップと、多値化されたブロックデータを二値化する二値
化ステップとを有し、二値化ステップは二値化対象画素
周辺の画素を用いて二値化対象画素を二値化する二値化
ステップである画像縮小方法であり、多値化されたブロ
ックデータの面積階調を保存して二値化を行うことがで
きるので、非常に簡単な計算で階調性に優れた縮小画像
を作成することができるという作用を有する。
像データの1画素を複数の画素に拡大する画素拡大ステ
ップと、画素拡大ステップによって拡大された二値画像
データを複数の画素からなるブロックデータに変換する
ブロック化ステップと、ブロックデータのブロック内の
画素を用いてブロックデータを多値化する多値化ステッ
プと、多値化されたブロックデータを二値化する二値化
ステップとを有し、二値化ステップは二値化対象画素周
辺の画素を用いて二値化対象画素を二値化する二値化ス
テップである画像縮小方法であり、任意のサイズで多値
化されたブロックデータの面積階調を保存して二値化を
行うことができるので、非常に簡単な計算で任意のサイ
ズの階調性に優れた縮小画像を作成することができると
いう作用を有する。
項9記載の発明において、画素拡大ステップは1画素を
S×T画素に拡大し、ブロック化ステップはM×N画素
(M>S,N>T)のブロックデータに変換する画像縮
小方法であり、任意のサイズで多値化されたブロックデ
ータの面積階調を保存して二値化を行うことができるの
で、非常に簡単な計算で任意のサイズの階調性に優れた
縮小画像を作成することができるという作用を有する。
項7〜10の何れか一項に記載の発明において、多値化
されたブロックデータを二値化する二値化ステップは誤
差拡散法を用いている記載の画像縮小方法であり、誤差
拡散法を用いることによりディザマトリックスなどのス
クリーン周期と干渉が起こらずに面積階調を十分に保存
した縮小画像を作成することができるという作用を有す
る。
項11記載の発明において、多値化されたブロックデー
タをα倍(α:整数>1)する多値化データレベル変換
ステップと、二値化ステップによる二値化誤差と周辺の
各画素へ拡散する拡散誤差との対応を格納した拡散誤差
テーブルを用いて二値化誤差を拡散する誤差拡散ステッ
プとを有する画像縮小方法であり、誤差拡散法を拡散マ
トリックスによる浮動小数点演算ではなく、拡散する誤
差をテーブルから求めることにより、また多値化された
データをα倍することにより、精度の高い誤差拡散演算
を非常に簡単な計算で行うことができるという作用を有
する。
画像データを二値画像データより解像度の低い多値画像
データに変換する多値化ステップと、多値画像データを
二値化する二値化ステップとを有し、二値化ステップは
二値化対象画素周辺の画素を用いて二値化対象画素を二
値化する二値化ステップである制御プログラムを記憶し
た記憶媒体であり、多値化されたブロックデータの面積
階調を保存して二値化を行うことができるので、非常に
簡単な計算で階調性に優れた縮小画像を作成することが
できるという作用を有する。
画像データを複数の画素からなるブロックデータに変換
するブロック化ステップと、ブロックデータのブロック
内の画素を用いてブロックデータを多値化する多値化ス
テップと、多値化されたブロックデータを二値化する二
値化ステップとを有し、二値化ステップは二値化対象画
素周辺の画素を用いて二値化対象画素を二値化する二値
化ステップである制御プログラムを記憶した記憶媒体で
あり、多値化されたブロックデータの面積階調を保存し
て二値化を行うことができるので、非常に簡単な計算で
階調性に優れた縮小画像を作成することができるという
作用を有する。
画像データの1画素を複数の画素に拡大する画素拡大ス
テップと、画素拡大ステップによって拡大された二値画
像データを複数の画素からなるブロックデータに変換す
るブロック化ステップと、ブロックデータのブロック内
の画素を用いてブロックデータを多値化する多値化ステ
ップと、多値化されたブロックデータを二値化する二値
化ステップとを有し、二値化ステップは二値化対象画素
周辺の画素を用いて二値化対象画素を二値化する二値化
ステップである制御プログラムを記憶した記憶媒体であ
り、任意のサイズで多値化されたブロックデータの面積
階調を保存して二値化を行うことができるので、非常に
簡単な計算で任意のサイズの階調性に優れた縮小画像を
作成することができるという作用を有する。
項9記載の発明において、画素拡大ステップは1画素を
S×T画素に拡大し、ブロック化ステップはM×N画素
(M>S,N>T)のブロックデータに変換する制御プ
ログラムを記憶した記憶媒体であり、任意のサイズで多
値化されたブロックデータの面積階調を保存して二値化
を行うことができるので、非常に簡単な計算で任意のサ
イズの階調性に優れた縮小画像を作成することができる
という作用を有する。
項7〜10の何れか一項に記載の発明において、多値化
されたブロックデータを二値化する二値化ステップは誤
差拡散法を用いている制御プログラムを記憶した記憶媒
体であり、誤差拡散法を用いることによりディザマトリ
ックスなどのスクリーン周期と干渉が起こらずに面積階
調を十分に保存した縮小画像を作成することができると
いう作用を有する。
項11記載の発明において、多値化されたブロックデー
タをα倍(α:整数>1)する多値化データレベル変換
ステップと、二値化ステップによる二値化誤差と周辺の
各画素へ拡散する拡散誤差との対応を格納した拡散誤差
テーブルを用いて二値化誤差を拡散する誤差拡散ステッ
プとを有する制御プログラムを記憶した記憶媒体であ
り、誤差拡散法を拡散マトリックスによる浮動小数点演
算ではなく、拡散する誤差をテーブルから求めることに
より、また多値化されたデータをα倍することにより、
精度の高い誤差拡散演算を非常に簡単な計算で行うこと
ができるという作用を有する。
から図9を用いて説明する。なお、これらの図面におい
て同一の部材には同一の符号を付しており、また、重複
した説明は省略されている。
像縮小装置を実現するための構成図、図2は本発明の一
実施の形態における画像縮小装置を実現するためのブロ
ック図、図6は、画素拡大の説明図、図7は、ブロック
化の説明図、図8は、多値化の説明図、図9(a)は、
拡散誤差テーブルの例示図、(b)は、多値化データの
レベル変換の説明図、図10は、各種データ処理プログ
ラムを格納する記憶媒体のメモリマップの説明図であ
る。
1に示すように、制御手段101、入力手段102、画
素拡大手段103、ブロック化手段104、多値化手段
105、二値化手段106、出力手段107、記憶手段
108から構成されている。
を制御する。
る。画素拡大手段103は、1画素をS×T画素に拡大
する。ブロック化手段104は、画素拡大手段103に
よって拡大された二値画像データをM×N画素のブロッ
クデータに変換する。
ロック内のドット数によってブロックデータを多値化す
る。二値化手段106は、多値化されたブロックデータ
の面積階調を保存して二値化を行う。出力手段107
は、縮小された画像を出力する。記憶手段108は、制
御プログラムを記憶する。
ついて、以下、図2のブロック図を用いて処理の流れを
説明する。
から入力画像データを受け取る。次に画素拡大手段10
3は入力された二値画像の各画素をS×T画素に拡大す
る(ステップS201)。
手段103によって拡大された二値画像データをM×N
画素のブロックにブロック化する(ステップS20
2)。次に、多値化手段105はブロック化されたブロ
ックデータのブロック毎にドットの数をカウントし多値
化を行う(ステップS203)。
05によって多値化されたデータに対して周辺画素を用
いて二値化を行う(ステップS204)。最後に出力手
段107は縮小画像データを出力する。
て制御される。またこれらの動作を制御するプログラム
を記憶する記憶手段108を有し、記憶手段108に記
憶された制御プログラムを用いて各構成手段の動作が制
御される場合もある。
置を実現するためのハードウェア構成図を表している。
図3において、画像縮小装置は、外部記憶装置301、
中央演算処理装置(以下、CPUという)302、リー
ドオンリーメモリ(以下、ROMという)303、ラン
ダムアクセスメモリ(以下、RAMという)304でそ
れぞれがバス結合されている。ROM303内には、プ
ログラムの記憶領域があり、RAM304内には画像記
憶領域がある。
であるが、汎用機器で本実施の形態を実現する場合は、
図4に示すように外部記憶装置401内にプログラムの
記憶領域がある場合もある。ここで、外部記憶装置40
1としてはハードディスク、フロッピーディスク、CD
−ROM(Compact Disk Read On
ly Memory)、MO(Magneto Opt
ical disk)などがある。
法を実現するためのフローチャートを表している。以下
に図5を用いて処理の流れを説明する。
記憶されている画像データがRAM304の画像記憶領
域に入力された後、ステップS501では原画像の画素
数(画素数1)と縮小画像の画素数(画素数2)を設定
する。ここで、画素数1は原画像の横画素数をX、縦画
素数をYとすると、 (画素数1)=X×Y となり、1画素をS×Tに画素拡大し、拡大された二値
画像データをM×Nにブロック化する場合、画素数2
は、 (画素数2)=(画素数1)×(S×T)/(M×N) となる。
NはTで割り切れない数である。
数XがMの倍数でない場合、あるいは縦画素数YがNの
倍数でない場合に画像の右端や最下部で作成されたブロ
ックに画素の欠落が発生する。したがって、このような
状態を回避するためには縦横画素数を、 X=X+(M−(X%M)) Y=Y+(N−(Y%N)) となるように、原画像の画素数を補正し、画像データの
右端や最下部に白画素を追加するなど処理が必要とな
る。
で割ったときの余りを表している。
に初期化する。そしてステップS503では1画素をS
×T画素に拡大する。SとTは1以上の任意の整数であ
る。拡大された画像はRAM304などに記憶される。
以下拡大された二値画像を拡大画像と呼ぶ。
1を加え、ステップS505では、画素番号が画素数1
より小さいかどうかを判定する。画素番号が画素数1よ
り小さい場合はステップS503に戻り、次の画素に対
して同様の処理を繰り返す。
は、全ての画素に対して画素拡大が終了しているので次
の処理(S506)に進む。
期化する。そして、ステップS507では、RAM30
4に記憶された拡大画像をM×N画素のブロックにブロ
ック化し、ステップS508ではブロック内のドット数
によってブロックを多値化する。多値化されたデータは
RAM304に記憶される。以下ブロック毎に多値化さ
れたデータを多値化データと呼ぶ。
を加え、ステップS510では、画素番号が画素数2よ
り小さいかどうかを判定する。画素番号が画素数2より
小さい場合は、ステップS507に戻り、次のブロック
に対して同様の処理を繰り返す。画素番号が画素数2よ
り小さくない場合は、全てのブロックに対してブロック
化および多値化が終了しているので次の処理(S51
1)に進む。
期化する。そして、ステップS512では、RAM30
4に記憶された多値化データに対して二値化を行う。二
値化されたデータはRAM304に記憶される。
を加え、ステップS514では画素番号が画素数2より
小さいかどうかを判定する。画素番号が画素数2より小
さい場合は、ステップS512に戻り、次の多値化デー
タに対して同様の処理を繰り返す。
は、全ての多値化データに対して二値化が終了している
ので、最後に作成された二値データは外部記憶装置30
1などに記憶される。また、上述の処理はCPU302
を用いて行う。
像の画素数(画素数1)を(X×N)と読み替えて以降
の処理を行うことにより原画像のNライン分の縮小処理
となるため、この処理を全画像データに対してNライン
毎に(Y/N)回行うことにより、全画像データに対し
て縮小画像を作成することができる。
にはY=Y+(N−(Y%N))となるように、原画像
の最下部に白画素を追加するなどの処理が必要になる。
毎に行うことができ、途中で作成される拡大画像、多値
化データなどを記憶するためのRAM304の記憶容量
を少なくすることができる。
合は、直前のNラインの最終ラインから発生する拡散誤
差を次のNラインの先頭ラインに拡散するため、拡散誤
差を格納するための誤差バッファが必要となり、誤差は
次のNラインの先頭ラインの多値データに拡散される。
この処理は画質劣化が許容される場合は省略される場合
もある。
る。
画像データに対して、1画素をS×T画素に拡大する。
図6は、画素拡大の説明図である。図6は、S=T=3
の場合の例示図である。
大するため、入力された二値画像データの画素数が(X
×Y)画素ならば、拡大画像の画素数は(X×Y)×
(S×T)画素となる。
N画素のブロックデータに変換する。
は、M=N=4の場合の例示図である。図7に示すよう
に、M×N画素を1つのブロックとしてブロック化する
ため、拡大画像の画素数が(X×Y)×(S×T)画素
ならば、ブロックデータのブロック数は(X×Y)×
(S×T)/(M×N)となる。
ブロックデータのブロック内のドット数によってブロッ
クデータを多値化する。
M=N=4の場合のM×N画素ブロックを多値化した場
合の例示図である。1つのブロックにはM×N個の画素
が存在するため、ブロック内のドット数によって0から
M×Nまでの(M×N)+1値に多値化することとな
る。また、この多値化データを二値化手段106におい
て誤差拡散法などによって二値化する場合、誤差の精度
を上げるためにα×(M×N)+1値に拡張した多値化
を行う場合もある。この場合は、各ブロック内のドット
数をα倍した値が多値化データとなる。
クデータの面積階調を保存して二値化を行う。二値化の
方法としては誤差拡散法などによる方法が考えられる。
ここではJarvisの誤差拡散マトリックスを用いて
誤差拡散を行う場合について説明する。二値化の対象と
なる画素の値をp(x,y)、二値化閾値をth、二値
化後の値をp’(x,y)(=pmaxまたはpmi
n)とすると、二値化処理は(数1)によって表され
る。また、二値化による誤差e(x,y)は(数2)に
よって表される。ここで、Jarvisの誤差拡散マト
リックスは(数3)によって表されるので、(数4)に
よって周辺の画素に誤差を拡散することによって誤差拡
散法を実現する。
程度の非常に少ないレベルなので、全ての演算を整数演
算とすることにより高速化が可能である。そこで、(数
3)の誤差拡散マトリックスの代わりに、たとえば、M
×Nが32以下の場合には図9(a)に示すような二値
化誤差e(x,y)と周辺画素に拡散する拡散値Tの対
応を表す拡散誤差テーブルを用意し、(数5)によって
誤差を拡散することにより高速に誤差拡散を行うことが
できる。
化データは0〜4の5レベルしかないので、図9(b)
に示すように多値化データをα倍(ここでは8倍)にレ
ベル変換した後、上記(数5)による誤差拡散を行うこ
とにより、誤差拡散の精度を向上することができる。
ブルの誤差eの最大値をemaxとするとα=(ema
x×2)/(M×N)となる。図9(a)の場合、em
ax=16であるので、M=N=2なら、α=8とな
る。逆にαが整数となるように拡散誤差テーブルの誤差
eの最大値をemaxを設定する必要がある。
処理装置で読み出し可能な各種データ処理プログラムを
格納する記憶媒体のメモリマップを説明する図である。
されるプログラム群を管理する情報、たとえば、バージ
ョン情報、作成者なども記憶され、且つ、プログラム読
み出し側のOSなどに依存する情報、たとえば、プログ
ラムを識別表示するアイコンなども記憶される場合もあ
る。
も上記ディレクトリに管理されている。また、各種プロ
グラムをコンピュータにインストールするためのプログ
ラムや、インストールするプログラムが圧縮されている
場合に、解凍するプログラムなども記憶される場合もあ
る。
からインストールされるプログラムによって、ホストコ
ンピュータにより遂行されていてもよい。そして、その
場合、CD−ROMやフラッシュメモリやFD(Flo
ppy Disk)などの記憶媒体により、あるいはネ
ットワークを介して外部の記憶媒体から、プログラムを
含む情報群を出力装置に供給される場合でも本発明は適
用されるものである。
を実現するソフトウェアのプログラムコードを記録した
記憶媒体を、システムあるいは装置に供給し、そのシス
テムあるいは装置のコンピュータ(またはCPUやMP
U)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを読み出
し実行することによっても、本発明の目的が達成される
ことは言うまでもない。
グラムコード自体が本発明の新規な機能を実現すること
になり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は本
発明を構成することになる。
体としては、たとえば、フロッピー(登録商標)ディス
ク、ハードディスク、光ディスク、光磁気ディスク、C
D−ROM、CD−R(CD−Recordabl
e)、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、ROM、
EEPROM(Electrically Erasa
ble Programmable ROM)などを用
いることができる。
ムコードを実行することにより、前述した実施の形態の
機能が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの
指示に基づき、コンピュータ上で稼動しているOS(オ
ペレーティングシステム)などが実際の処理の一部また
は全部を行い、その処理によって前述した実施の形態の
機能が実施される場合も含まれることは言うまでもな
い。
ラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボー
ドやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わ
るメモリに書き込まれた後、そのプログラムコードの指
示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに
備わるCPUなどが実際の処理の一部または全部を行
い、その処理によって前述した実施の形態の機能が実現
される場合も含まれることは言うまでもない。
像データを前記二値画像データより解像度の低い多値画
像データに変換する多値化手段と、前記多値画像データ
を二値化する二値化手段とを備えた画像縮小装置であっ
て、前記二値化手段は二値化対象画素周辺の画素を用い
て前記二値化対象画素を二値化するようにしたので、非
常に簡単な計算で階調性の優れた縮小画像を作成する画
像縮小装置を実現することができるという有効な効果が
得られる。
複数の画素からなるブロックデータに変換するブロック
化手段と、前記ブロックデータのブロック内の画素を用
いて前記ブロックデータを多値化する多値化手段と、前
記多値化されたブロックデータを二値化する二値化手段
とを備えた画像縮小装置であって、前記二値化手段は二
値化対象画素周辺の画素を用いて前記二値化対象画素を
二値化するようにしたので、非常に簡単な計算で階調性
の優れた縮小画像を作成する画像縮小装置を実現するこ
とができるという有効な効果が得られる。
素に拡大する画素拡大手段と、前記画素拡大手段によっ
て拡大された二値画像データを複数の画素からなるブロ
ックデータに変換するブロック化手段と、前記ブロック
データのブロック内の画素を用いて前記ブロックデータ
を多値化する多値化手段と、前記多値化されたブロック
データを二値化する二値化手段とを備えた画像縮小装置
であって、前記二値化手段は二値化対象画素周辺の画素
を用いて前記二値化対象画素を二値化するようにしたの
で、非常に簡単な計算で任意のサイズの階調性に優れた
縮小画像を作成する画像縮小装置を実現することができ
るという有効な効果が得られる。
は1画素をS×T画素に拡大し、前記ブロック化手段は
M×N画素(M>S,N>T)のブロックデータに変換
するようにしたので、非常に簡単な計算で任意のサイズ
の階調性に優れた縮小画像を作成する画像縮小装置を実
現することができるという有効な効果が得られる。
たブロックデータを二値化する前記二値化手段は誤差拡
散法を用いるようにしたので、縮小時にディザマトリッ
クスなどのスクリーン周期と干渉が起こらずに面積階調
を十分に保存した縮小画像を作成する画像縮小装置を実
現することができるという有効な効果が得られる。
ブロックデータをα倍(α:整数>1)する多値化デー
タレベル変換手段と、前記二値化手段による二値化誤差
と周辺の各画素へ拡散する拡散誤差との対応を格納した
拡散誤差テーブルとを備え、拡散誤差テーブルを用いて
二値化誤差を拡散するようにしたので、誤差拡散法を拡
散マトリックスによる浮動小数点演算ではなく、拡散す
る誤差をテーブルから求め、また、多値化されたデータ
をα倍して誤差拡散を行うことができるので、精度の高
い誤差拡散演算を非常に簡単な計算で行うことができる
画像縮小装置を実現することができるという有効な効果
が得られる。
実現するための構成図
実現するためのブロック図
実現するためのハードウェア構成図
実現するためのハードウェア構成図
実現するためのフローチャート
体のメモリマップの説明図
ク図
できない場合の説明図 (b)平均値の二値化による画像縮小で階調性が保存で
きない場合の説明図
Claims (18)
- 【請求項1】二値画像データを前記二値画像データより
解像度の低い多値画像データに変換する多値化手段と、
前記多値画像データを二値化する二値化手段とを備えた
画像縮小装置であって、前記二値化手段は二値化対象画
素周辺の画素を用いて前記二値化対象画素を二値化する
ことを特徴とする画像縮小装置。 - 【請求項2】二値画像データを複数の画素からなるブロ
ックデータに変換するブロック化手段と、前記ブロック
データのブロック内の画素を用いて前記ブロックデータ
を多値化する多値化手段と、前記多値化されたブロック
データを二値化する二値化手段とを備えた画像縮小装置
であって、前記二値化手段は二値化対象画素周辺の画素
を用いて前記二値化対象画素を二値化することを特徴と
する画像縮小装置。 - 【請求項3】二値画像データの1画素を複数の画素に拡
大する画素拡大手段と、前記画素拡大手段によって拡大
された二値画像データを複数の画素からなるブロックデ
ータに変換するブロック化手段と、前記ブロックデータ
のブロック内の画素を用いて前記ブロックデータを多値
化する多値化手段と、前記多値化されたブロックデータ
を二値化する二値化手段とを備えた画像縮小装置であっ
て、前記二値化手段は二値化対象画素周辺の画素を用い
て前記二値化対象画素を二値化することを特徴とする画
像縮小装置。 - 【請求項4】前記画素拡大手段は1画素をS×T画素に
拡大し、前記ブロック化手段はM×N画素(M>S,N
>T)のブロックデータに変換することを特徴とする請
求項3記載の画像縮小装置。 - 【請求項5】前記多値化されたブロックデータを二値化
する前記二値化手段は誤差拡散法を用いていることを特
徴とする請求項1〜4の何れか一項に記載の画像縮小装
置。 - 【請求項6】前記多値化されたブロックデータをα倍
(α:整数>1)する多値化データレベル変換手段と、
前記二値化手段による二値化誤差と周辺の各画素へ拡散
する拡散誤差との対応を格納した拡散誤差テーブルとを
備えたことを特徴とする請求項5記載の画像縮小装置。 - 【請求項7】二値画像データを前記二値画像データより
解像度の低い多値画像データに変換する多値化ステップ
と、前記多値画像データを二値化する二値化ステップと
を有する画像縮小方法であって、前記二値化ステップは
二値化対象画素周辺の画素を用いて前記二値化対象画素
を二値化する二値化ステップであることを特徴とする画
像縮小方法。 - 【請求項8】二値画像データを複数の画素からなるブロ
ックデータに変換するブロック化ステップと、前記ブロ
ックデータのブロック内の画素を用いて前記ブロックデ
ータを多値化する多値化ステップと、前記多値化された
ブロックデータを二値化する二値化ステップとを有する
画像縮小方法であって、前記二値化ステップは二値化対
象画素周辺の画素を用いて前記二値化対象画素を二値化
する二値化ステップであることを特徴とする画像縮小方
法。 - 【請求項9】二値画像データの1画素を複数の画素に拡
大する画素拡大ステップと、前記画素拡大ステップによ
って拡大された二値画像データを複数の画素からなるブ
ロックデータに変換するブロック化ステップと、前記ブ
ロックデータのブロック内の画素を用いて前記ブロック
データを多値化する多値化ステップと、前記多値化され
たブロックデータを二値化する二値化ステップとを有す
る画像縮小方法であって、前記二値化ステップは二値化
対象画素周辺の画素を用いて前記二値化対象画素を二値
化する二値化ステップであることを特徴とする画像縮小
方法。 - 【請求項10】前記画素拡大ステップは1画素をS×T
画素に拡大し、前記ブロック化ステップはM×N画素
(M>S,N>T)のブロックデータに変換することを
特徴とする請求項9記載の画像縮小方法。 - 【請求項11】前記多値化されたブロックデータを二値
化する前記二値化ステップは誤差拡散法を用いているこ
とを特徴とする請求項7〜10の何れか一項に記載の画
像縮小方法。 - 【請求項12】前記多値化されたブロックデータをα倍
(α:整数>1)する多値化データレベル変換ステップ
と、前記二値化ステップによる二値化誤差と周辺の各画
素へ拡散する拡散誤差との対応を格納した拡散誤差テー
ブルを用いて二値化誤差を拡散する誤差拡散ステップと
を有することを特徴とする請求項11記載の画像縮小方
法。 - 【請求項13】二値画像データを前記二値画像データよ
り解像度の低い多値画像データに変換する多値化ステッ
プと、前記多値画像データを二値化する二値化ステップ
とを有する画像縮小方法であって、前記二値化ステップ
は二値化対象画素周辺の画素を用いて前記二値化対象画
素を二値化する二値化ステップである制御プログラムを
記憶したことを特徴とする記憶媒体。 - 【請求項14】二値画像データを複数の画素からなるブ
ロックデータに変換するブロック化ステップと、前記ブ
ロックデータのブロック内の画素を用いて前記ブロック
データを多値化する多値化ステップと、前記多値化され
たブロックデータを二値化する二値化ステップとを有す
る画像縮小方法であって、前記二値化ステップは二値化
対象画素周辺の画素を用いて前記二値化対象画素を二値
化する二値化ステップである制御プログラムを記憶した
ことを特徴とする記憶媒体。 - 【請求項15】二値画像データの1画素を複数の画素に
拡大する画素拡大ステップと、前記画素拡大ステップに
よって拡大された二値画像データを複数の画素からなる
ブロックデータに変換するブロック化ステップと、前記
ブロックデータのブロック内の画素を用いて前記ブロッ
クデータを多値化する多値化ステップと、前記多値化さ
れたブロックデータを二値化する二値化ステップとを有
する画像縮小方法であって、前記二値化ステップは二値
化対象画素周辺の画素を用いて前記二値化対象画素を二
値化する二値化ステップである制御プログラムを記憶し
たことを特徴とする記憶媒体。 - 【請求項16】前記画素拡大ステップは1画素をS×T
画素に拡大し、前記ブロック化ステップはM×N画素
(M>S,N>T)のブロックデータに変換する制御プ
ログラムを記憶したことを特徴とする請求項9記載の記
憶媒体。 - 【請求項17】前記多値化されたブロックデータを二値
化する前記二値化ステップは誤差拡散法を用いている制
御プログラムを記憶したことを特徴とする請求項7〜1
0の何れか一項に記載の記憶媒体。 - 【請求項18】前記多値化されたブロックデータをα倍
(α:整数>1)する多値化データレベル変換ステップ
と、前記二値化ステップによる二値化誤差と周辺の各画
素へ拡散する拡散誤差との対応を格納した拡散誤差テー
ブルを用いて二値化誤差を拡散する誤差拡散ステップと
を有する制御プログラムを記憶したことを特徴とする請
求項11記載の記憶媒体。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001153520A JP2002354233A (ja) | 2001-05-23 | 2001-05-23 | 画像縮小装置、画像縮小方法およびその記憶媒体 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001153520A JP2002354233A (ja) | 2001-05-23 | 2001-05-23 | 画像縮小装置、画像縮小方法およびその記憶媒体 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002354233A true JP2002354233A (ja) | 2002-12-06 |
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ID=18998025
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001153520A Pending JP2002354233A (ja) | 2001-05-23 | 2001-05-23 | 画像縮小装置、画像縮小方法およびその記憶媒体 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2002354233A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007166632A (ja) * | 2005-12-15 | 2007-06-28 | Xerox Corp | データ処理装置および方法 |
CN100355267C (zh) * | 2004-12-07 | 2007-12-12 | 致伸科技股份有限公司 | 误差扩散影像处理系统及其方法 |
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-
2001
- 2001-05-23 JP JP2001153520A patent/JP2002354233A/ja active Pending
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