JP4744943B2 - 動きベクトル検出方法および動画処理装置 - Google Patents

動きベクトル検出方法および動画処理装置 Download PDF

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Description

本発明は動画像圧縮符号化における動き補償予測符号化のための動きベクトル検出技術に関し、特に、対象フレーム画像および参照フレーム画像の入力画像データにサブサンプリング手法を適用する動きベクトル検出方法および動画処理装置に関する。
近年、高能率符号化を行うMPEG等の動画像圧縮符号化技術の実用化が急速に進み、ビデオカメラや携帯電話等に普及している。MPEG等の動画像圧縮符号化技術においては、被写体の変位と画像の差分データのみを符号化することで効率よく画像データを圧縮する動き補償予測が用いられている。被写体の変位を示す動きベクトル検出においては、ブロックマッチング法が広く採用されている。
図17は従来の一般的な動きベクトル検出方法を説明する図である。図17において、対象ブロックとは現画像内で符号化の対象となるNX×NY画素からなるブロックであり、参照領域とは前画像における対象ブロックと同一空間位置の近傍で、かつ当該対象ブロックよりも大きいMX×MY画素からなる探索領域である。また、参照ブロックとは参照領域上の任意の位置におけるNX×NY画素からなるブロックである。
一般的なブロックマッチング法による動きベクトル検出方法は、対象ブロックと参照領域内の参照ブロックとの比較を行い、対象ブロックと最もマッチングの取れている参照ブロックの位置を求め、その参照ブロックの位置と対象ブロックの位置との間の距離および方向を動きベクトルとして検出するものである。
なお、対象ブロックと参照ブロックとのブロックマッチングは、ブロックを構成する画素が有する画素値の差分の絶対値の和である下記評価関数1の最小値を求めることにより行われる。
評価関数1=Σ|Ref(Mx+x,My+y)−Org(x,y)|
ここで、Ref(Mx+x,My+y)は対象ブロックに対して相対位置(Mx,My)にある参照ブロックの画素位置(Mx+x,My+y)における画素値を示し、Org(x,y)は対象ブロックの画素位置(x,y)における画素値を表わす。
また、より正確な動きベクトルを検出したい場合は、参照領域の画素データ間の中間位置における画素値を補間処理により求め、当該位置について対象ブロックとのマッチングを行う場合もある。また、前記評価関数1を算出するために差分累積装置を複数用意し、並列に処理させることで処理の高速化を図ることが従来行われている。
この動きベクトルの検出をさらに高速化し、かつ低消費電力するために、対象ブロックおよび参照ブロックの全ての画素について画素値の差分の絶対値の和を算出する代わりに、市松模様となるように画素のサブサンプリングを行い評価関数算出を行う技術が特許文献1に開示されている。
図18は、評価関数を算出するために、16×16画素からなる対象ブロックおよび参照ブロックにて市松模様となるようにサブサンプリングを行う様子を説明する図である。図18では、奇数ライン目の画素に関しては奇数コラムのデータのみを使用し、偶数ライン目の画素に関しては偶数コラムのデータのみを使用することが示されている。
この方式による対象ブロックと参照ブロックとのブロックマッチングは下記評価関数2の最小値を求めることにより行われる。なお、次式では乗算記号×を省略しているので、2xは2×xを意味する。
評価関数2=Σ|Ref(Mx+2x+1,My+2y+1)−Org(2x+1,2y+1)|+Σ|Ref(Mx+2x,My+2y)−Org(2x,2y)|
特開2001−339725号公報
一般に多くのデータ処理装置において、データの転送および記憶手段への読み書きを行う際に、P個(Pは任意の自然数)の画像データをパッキングして処理速度を上げる手法が採用されている。上記評価関数の計算においても、対象ブロックおよび参照ブロックの画像データをパッキングして処理の高速化を図ることが考えられる。
しかしながら、特許文献1に開示されている技術では次のような問題が挙げられる。例えばP=4とし、4個の画像データがパッキングされている状態を考える。この状態を図11と図12を用いて説明する。
図11において、D1−1、D1−2〜D16−15、D16−16は対象ブロックまたは参照ブロックの1画像データを表す。ここで、D1−1、D1−2、D1−3、D1−4の4画像データはパッキングされて1つのパッキングデータP1−1aとして扱われる。同様に、図12に示すように、全ての画像データが4画像データ毎に1つのパッキングデータとして扱われる。もちろん、画像データの転送や記憶手段への読み書きもパッキングデータ単位で行われる。
特許文献1に開示されている技術では、評価関数2の算出に画像データを全て使用する訳ではないため、記憶手段から画像データを読み出す際に不必要な画像データも読み出してしまうことになる。前記P=4の例では、評価関数2の算出に必要な画像データはパッキングデータP1−1aにおいてはD1−1とD1−3のみであり、D1−2とD1−3は必要ない。
P=4であれば4個の画像データを一度に扱うことができ、その4個の画像データに対して最大4個の差分累積装置を用意し、4並列に評価関数2を算出することが理論上は可能であるが、上述したように、評価関数2の算出において4個の画像データ中で2個の画像データしか必要でないため、2並列の処理しか行うことができない。また、必要のないデータも読み出してしまうため、消費電力の浪費にも繋がる。
本発明は上記問題点を解決するためになされたもので、サブサンプリングされた画像データを用いたブロックマッチング法による動きベクトル検出において、パッキングされた画像データを用いても演算処理をパッキングの並列度まで高速化することができる動きベクトル検出方法および動画処理装置を提供することを目的とする。
本発明の動きベクトル検出方法は、動画像圧縮符号化において対象フレーム画像および参照フレーム画像のパッキングされた入力画像データにサブサンプリング手法を適用する動きベクトル検出方法であって、前記サブサンプリング手法に応じて前記パッキングされた入力画像データに並び替えを施し、動きベクトル検出に使用する第1の画像データと動きベクトル検出に使用しない第2の画像データに分離してそれぞれを再パッキングし、前記再パッキングされた第1の画像データを用いて動きベクトル検出の演算を行うものである。
上記構成によれば、サブサンプリング手法に応じて対象データおよび参照データのパッキングデータの並び替え処理が施され、動きベクトル検出に使用する第1の画像データが再パッキングされるため、パッキング数分の並列演算が可能となり、動きベクトル検出の演算処理速度を大幅に向上させることができる。
本発明において、前記サブサンプリング手法に応じて前記パッキングされた入力画像データに並び替えを施すステップと、前記再パッキングされた第1の画像データおよび第2の画像データを記憶手段に記憶するステップと、前記記憶手段に記憶された第1の画像データを読み出し動きベクトル検出の演算を行うステップと、を含むものである。
本発明の動きベクトル検出方法は、動画像圧縮符号化において対象フレーム画像および参照フレーム画像のパッキングされた入力画像データにサブサンプリング手法を適用する動きベクトル検出方法であって、前記サブサンプリング手法に応じて画像データに並び替えを施し、動きベクトル検出に使用する第1の画像データと動きベクトル検出に使用しない第2の画像データに分離してそれぞれをパッキングしたものを前記入力画像データとし、その前記第1の画像データを用いて動きベクトル検出の演算を行う動きベクトル検出演算を行うものである。
上記構成によれば、サブサンプリング手法に応じて対象データおよび参照データのパッキングデータの並び替え処理が施され、動きベクトル検出に使用する第1の画像データが再パッキングされるため、パッキング数分の並列演算が可能となり、動きベクトル検出の演算処理速度を大幅に向上させることができる。
本発明において、前記サブサンプリング手法に応じて画像データに並び替えを施し、再パッキングされた前記第1の画像データおよび前記第2の画像データを入力し、記憶手段に記憶するステップと、前記記憶手段に記憶された第1の画像データを読み出し動きベクトル検出の演算を行うステップと、を含むものである。
本発明の動きベクトル検出方法は、動画像圧縮符号化において対象フレーム画像および参照フレーム画像のパッキングされた入力画像データにサブサンプリング手法を適用する動きベクトル検出方法であって、対象フレーム画像は、前記サブサンプリング手法に応じて前記パッキングされた入力画像データに並び替えを施し、動きベクトル検出に使用する第1の対象画像データと動きベクトル検出に使用しない第2の対象画像データに分離してそれぞれを再パッキングし、前記再パッキングされた第1の対象画像データを用いて動きベクトル検出の演算を行い、また、参照フレーム画像においては、前記サブサンプリング手法に応じて画像データに並び替えを施し、動きベクトル検出に使用する第1の参照画像データと動きベクトル検出に使用しない第2の参照画像データに分離してそれぞれをパッキングしたものを前記入力画像データとし、その前記第1の参照画像データを用いて動きベクトル検出の演算を行う動きベクトル検出の演算を行うものである。
上記構成によれば、サブサンプリング手法に応じて対象データおよび参照データのパッキングデータの並び替え処理が施され、動きベクトル検出に使用する第1の画像データが再パッキングされるため、パッキング数分の並列演算が可能となり、動きベクトル検出の演算処理速度を大幅に向上させることができる。
本発明において、前記サブサンプリング手法に応じて前記パッキングされた対象フレーム画像の入力画像データに並び替えを施すステップと、前記再パッキングされた第1の対象画像データおよび第2の対象画像データを対象データ用記憶手段に記憶するステップと、前記サブサンプリング手法に応じて前記参照画像データに並び替えを施し、再パッキングされた前記第1の参照画像データおよび前記第2の参照画像データを入力し、参照データ用記憶手段に記憶するステップと、前記対象データ用記憶手段に記憶された前記第1の対象画像データおよび前記参照データ用記憶手段に記憶された前記第1の参照画像データをを読み出し動きベクトル検出の演算を行うステップと、を含むものである。
本発明の動きベクトル検出方法は、動画像圧縮符号化において対象フレーム画像および参照フレーム画像のパッキングされた入力画像データにサブサンプリング手法を適用する動きベクトル検出方法であって、対象フレーム画像は、前記サブサンプリング手法に応じて画像データに並び替えを施し、動きベクトル検出に使用する第1の対象画像データと動きベクトル検出に使用しない第2の対象画像データに分離してそれぞれをパッキングしたものを前記入力画像データとし、その前記第1の対象画像データを用いて動きベクトル検出の演算を行い、また、参照フレーム画像においては、前記サブサンプリング手法に応じて前記パッキングされた入力画像データに並び替えを施し、動きベクトル検出に使用する第1の参照画像データと動きベクトル検出に使用しない第2の参照画像データに分離してそれぞれを再パッキングし、前記再パッキングされた第1の画像データを用いて動きベクトル検出の演算を行う動きベクトル検出の検出を行うものである。
上記構成によれば、サブサンプリング手法に応じて対象データおよび参照データのパッキングデータの並び替え処理が施され、動きベクトル検出に使用する第1の画像データが再パッキングされるため、パッキング数分の並列演算が可能となり、動きベクトル検出の演算処理速度を大幅に向上させることができる。
本発明において、前記サブサンプリング手法に応じて前記対象画像データに並び替えを施し、再パッキングされた前記第1の対象画像データおよび前記第2の対象画像データを入力し、対象データ用記憶手段に記憶するステップと、前記サブサンプリング手法に応じて前記パッキングされた参照フレーム画像の入力画像データに並び替えを施すステップと、前記再パッキングされた第1の参照画像データおよび第2の参照画像データを参照データ用記憶手段に記憶するステップと、前記対象データ用記憶手段に記憶された前記第1の対象画像データおよび前記参照データ用記憶手段に記憶された前記第1の参照画像データを読み出し動きベクトル検出の演算を行うステップと、を含むものである。
本発明において、前記記憶手段が、前記再パッキングされた画像データの任意位置において、パッキング数の画像データを一括して読み出すことができるように並列読み出し可能な複数個で構成されたものである。
上記構成によれば、複数個で構成された記憶手段に再パッキングされた画像データを割り振って記憶することができるため、動きベクトル検出の並列演算に使用する複数個の画像データの位置が画像データのパッキング位置とずれている場合にも、並列演算に必要な画像データを一括して読み出すことが可能なため、動きベクトル検出の演算処理速度を最大に向上させることができる。
本発明において、前記記憶手段に記憶された第1の画像データおよび第2の画像データを読み出して並び替えを施し、前記入力画像データを復元するステップを含むものである。
本発明において、前記パッキングされた入力画像データに並び替えを施さずに、前記記憶手段と異なる第2の記憶手段に記憶するステップを含むものである。
上記構成によれば、動きベクトル検出の演算処理には並び替えを施した画像データを記憶した記憶手段の画像データを使用し、画像データを出力する際には第2の記憶手段に記憶した画像データを使用することができるため、画像データの出力時に並び替え処理が不要になることで出力処理を高速化することができる。
本発明において、前記サブサンプリング手法は対象フレーム画像および参照フレーム画像において市松模様になるように画素を選択するものである。
本発明の動きベクトル検出装置は、動画像圧縮符号化において対象フレーム画像および参照フレーム画像のパッキングされた入力画像データにサブサンプリング手法を適用する動きベクトル検出装置であって、前記サブサンプリング手法に応じて前記パッキングされた対象フレームの入力画像データに並び替えを施し、動きベクトル検出に使用する第1の対象画像データと動きベクトル検出に使用しない第2の対象画像データに分離してそれぞれを再パッキングする対象データ入力並替手段と、前記サブサンプリング手法に応じて前記パッキングされた参照フレームの入力画像データに並び替えを施し、動きベクトル検出に使用する第1の参照画像データと動きベクトル検出に使用しない第2の参照画像データに分離してそれぞれを再パッキングする参照データ入力並替手段と、前記再パッキングされた第1の対象画像データおよび第2の対象画像データを記憶する対象データ記憶手段と、前記再パッキングされた第1の参照画像データおよび第2の参照画像データを記憶する参照データ記憶手段と、前記対象データ記憶手段から第1の対象画像データを読み出し、前記参照データ記憶手段から第1の参照画像データを読み出し、動きベクトル検出の演算を行う動きベクトル演算手段と、を具備するものである。
上記構成によれば、サブサンプリング手法に応じて対象データおよび参照データのパッキングデータの並び替え処理が施され、動きベクトル検出に使用する第1の画像データが再パッキングされるため、パッキング数分の並列演算が可能となり、動きベクトル検出の演算処理速度を大幅に向上させることができる。
本発明の動きベクトル検出装置は、動画像圧縮符号化において対象フレーム画像および参照フレーム画像のパッキングされた入力画像データにサブサンプリング手法を適用する動きベクトル検出装置であって、前記サブサンプリング手法に応じて対象フレームの画像データに並び替えを施し、動きベクトル検出に使用する第1の対象画像データと動きベクトル検出に使用しない第2の対象画像データに分離してそれぞれをパッキングしたものを対象フレームの入力とし、それを記憶する対象データ記憶手段と、前記サブサンプリング手法に応じて参照フレームの画像データに並び替えを施し、動きベクトル検出に使用する第1の参照画像データと動きベクトル検出に使用しない第2の参照画像データに分離してそれぞれをパッキングしたものを参照フレームの入力とし、それを記憶する参照データ記憶手段と、前記対象データ記憶手段から第1の対象画像データを読み出し、前記参照データ記憶手段から第1の参照画像データを読み出し、動きベクトル検出の演算を行う動きベクトル演算手段と、を具備するものである。
上記構成によれば、サブサンプリング手法に応じて対象データおよび参照データのパッキングデータの並び替え処理が施され、動きベクトル検出に使用する第1の画像データが再パッキングされるため、パッキング数分の並列演算が可能となり、動きベクトル検出の演算処理速度を大幅に向上させることができる。
本発明の動きベクトル検出装置は、動画像圧縮符号化において対象フレーム画像および参照フレーム画像のパッキングされた入力画像データにサブサンプリング手法を適用する動きベクトル検出装置であって、前記サブサンプリング手法に応じて前記パッキングされた対象フレームの入力画像データに並び替えを施し、動きベクトル検出に使用する第1の対象画像データと動きベクトル検出に使用しない第2の対象画像データに分離してそれぞれを再パッキングする対象データ入力並替手段と、前記再パッキングされた第1の対象画像データおよび第2の対象画像データを記憶する対象データ記憶手段と、前記サブサンプリング手法に応じて参照フレームの画像データに並び替えを施し、動きベクトル検出に使用する第1の参照画像データと動きベクトル検出に使用しない第2の参照画像データに分離してそれぞれをパッキングしたものを参照フレームの入力とし、それを記憶する参照データ記憶手段と、前記対象データ記憶手段から第1の対象画像データを読み出し、前記参照データ記憶手段から第1の参照画像データを読み出し、動きベクトル検出の演算を行う動きベクトル演算手段と、を具備するものである。
上記構成によれば、サブサンプリング手法に応じて対象データおよび参照データのパッキングデータの並び替え処理が施され、動きベクトル検出に使用する第1の画像データが再パッキングされるため、パッキング数分の並列演算が可能となり、動きベクトル検出の演算処理速度を大幅に向上させることができる。
本発明の動きベクトル検出装置は、動画像圧縮符号化において対象フレーム画像および参照フレーム画像のパッキングされた入力画像データにサブサンプリング手法を適用する動きベクトル検出装置であって、前記サブサンプリング手法に応じて対象フレームの画像データに並び替えを施し、動きベクトル検出に使用する第1の対象画像データと動きベクトル検出に使用しない第2の対象画像データに分離してそれぞれをパッキングしたものを対象フレームの入力とし、それを記憶する参照データ記憶手段と、前記サブサンプリング手法に応じて前記パッキングされた参照フレームの入力画像データに並び替えを施し、動きベクトル検出に使用する第1の参照画像データと動きベクトル検出に使用しない第2の参照画像データに分離してそれぞれを再パッキングする参照データ入力並替手段と、前記再パッキングされた第1の参照画像データおよび第2の参照画像データを記憶する参照データ記憶手段と、前記対象データ記憶手段から第1の対象画像データを読み出し、前記参照データ記憶手段から第1の参照画像データを読み出し、動きベクトル検出の演算を行う動きベクトル演算手段と、を具備するものである。
上記構成によれば、サブサンプリング手法に応じて対象データおよび参照データのパッキングデータの並び替え処理が施され、動きベクトル検出に使用する第1の画像データが再パッキングされるため、パッキング数分の並列演算が可能となり、動きベクトル検出の演算処理速度を大幅に向上させることができる。
本発明において、前記対象データ記憶手段および前記参照データ記憶手段が、前記再パッキングされた画像データの任意位置において、パッキング数の画像データを一括して読み出すことができるように並列読み出し可能な複数個で構成されたものである。
上記構成によれば、複数個で構成された対象データ記憶手段および前記参照データ記憶手段に再パッキングされた画像データを割り振って記憶することができるため、動きベクトル検出の並列演算に使用する複数個の画像データの位置が画像データのパッキング位置とずれている場合にも、並列演算に必要な画像データを一括して読み出すことが可能なため、動きベクトル検出の演算処理速度を最大に向上させることができる。
本発明において、前記複数個で構成された対象データ記憶手段および参照データ記憶手段では、書き込みあるいは読み出しを行わない対象データ記憶手段および参照データ記憶手段は動作クロックの供給を停止するように制御するものである。
上記構成によれば、読み書きを行わない対象データ記憶手段および参照データ記憶手段に対しては動作クロックを止めることができるため、無駄な消費電力を削減することができる。
本発明において、前記対象データ記憶手段に記憶された第1の対象画像データおよび第2の対象画像データを読み出して並び替えを施し前記対象フレームの入力画像データを復元する対象データ出力並替手段と、前記参照データ記憶手段に記憶された第1の参照画像データおよび第2の参照画像データを読み出して並び替えを施し前記参照フレームの入力画像データを復元する参照データ出力並替手段と、を具備するものである。
本発明において、前記対象データ記憶手段および前記参照データ記憶手段と異なる第2の対象データ記憶手段および第2の参照データ記憶手段を具備し、前記パッキングされた対象フレーム画像および参照フレーム画像の入力画像データを並び替えを施さずに前記第2の対象データ記憶手段および前記第2の参照データ記憶手段に記憶するものである。
上記構成によれば、動きベクトル検出の演算処理には並び替えを施した画像データを記憶した対象データ記憶手段および前記参照データ記憶手段の画像データを使用し、画像データを出力する際には第2の対象データ記憶手段および第2の参照データ記憶手段に記憶した画像データを使用することができるため、画像データの出力時に並び替え処理が不要になることで出力処理を高速化することができる。
本発明において、前記サブサンプリング手法は対象フレーム画像および参照フレーム画像において市松模様になるように画素を選択するものである。
本発明の撮像システムは、本発明の動きベクトル検出装置のいずれか1項に記載の信号処理装置を含んで画像処理を行う画像処理装置と、前記画像処理装置へ画像信号を出力するセンサと、前記センサへ光を結合する光学系とを備えたことを特徴としている。
上記構成によれば、データ並び替えの高速実行に伴って画像処理の高速化が期待できる。
本発明の撮像システムは、前記センサから得た画像信号をデジタル信号に変換して前記画像処理装置へ供給する変更器をさらに備えたことを特徴としている。
上記構成によれば、デジタル信号処理の利点を発揮することができる。
本発明によれば、サブサンプリング手法に応じて対象データおよび参照データのパッキングデータの並び替え処理が施され、動きベクトル検出に使用する画像データが再パッキングされるため、パッキング数分の並列演算が可能となり、動きベクトル検出の演算処理速度を大幅に向上させることができる。
図19はMPEG方式の代表的な画像処理装置の構成例を示すブロック図である。図19において画像処理装置605は画像前処理部134と、動画処理部100から構成され、撮像部101から送られてくる画像フレーム信号に対して画像処理を行う。
画像前処理部134は、撮像部101から送られてくるm画素×nライン(mおよびnは自然数)のフレーム画像信号を受け取り、そのフレーム画像信号に対しYC処理、エッジ処理、画像の拡大縮小処理等を行い、生成したi画素×jライン(iおよびjは自然数)の輝度信号Y、色差信号Cr、Cbからなるフレーム画像を動画処理部100に送る。
また、動画処理部100は、撮像部101、並替処理部102、スイッチ103、減算処理部104、DCT処理部105、量子化処理部106、可変長符号化部107、バッファメモリ108、レート制御部109、メインメモリ110、予測画像生成部123、加算処理部124、逆DCT処理部125、逆量子化処理部126、スイッチ127、動き検出部130、参照フレーム記憶手段131から構成される。
今、例として128画素×128ラインの動画像を圧縮符号化する場合を考える。撮像部101は、一定時間毎にm画素×nラインのフレーム画像信号を生成し、画像前処理部134に送る。画像前処理部134では、その送られてきたフレーム画像信号に対し、YC処理、エッジ処理、画像の拡大縮小処理等を行い、128画素×128ラインの輝度信号Y、色差信号Cr、Cbからなるフレーム画像を生成し、生成したフレーム画像を並替処理部102へ出力する。
並替処理部102は、撮像部101からフレーム画像を受け取り減算処理部104へ出力するとともに、受け取ったフレーム画像をフレーム内符号化するIピクチャ、フレーム間符号化をするPピクチャまたはBピクチャのいずれかに決定し、PピクチャとBピクチャとを動き検出部130へ出力する。
並替処理部102で扱う全てのフレーム画像は、図20に示すように、フレーム画像150を縦に8等分、横に8等分に分割して生成された64個の対象ブロックを含み、各対象ブロックは16画素×16ライン分の画素データより構成される。1行目に位置する8個の対象ブロックには左から順に1〜8、2行目に位置する8個の対象ブロックには左から順に9〜16となるように、各対象ブロックに1〜64のブロック番号が割り当てられる。ブロック番号はフレーム画像内での各対象ブロックの位置と符号化処理の順番とを示している。
また、並替処理部102は、PピクチャまたはBピクチャの対象ブロックのうちブロック番号1の対象ブロックを出力するときに、1フレーム画像の始まりを示す制御信号を動き検出部130へ出力する。
並替処理部102、減算処理部104、DCT処理部105、量子化処理部106、可変長符号化部107、予測画像生成部123、加算処理部124、逆DCT処理部125、逆量子化処理部126、動き検出部130、参照フレーム記憶手段131においてフレーム画像は対象ブロック毎に処理される。
減算処理部104は、並替処理部102からIピクチャの対象ブロックを受け取り、受け取ったIピクチャの対象ブロックをそのままDCT処理部105へ出力する。また、並替処理部102からPピクチャまたはBピクチャの対象ブロックを受け取り、予測画像生成部123からPピクチャまたはBピクチャの対象ブロックの予測画像を受け取り、並替処理部102から受け取った対象ブロックから予測画像生成部123から受け取った予測画像を減じて差分データを生成し、生成したPピクチャまたはBピクチャの対象ブロックの差分データをDCT処理部105へ出力する。
DCT処理部105は、減算処理部104から受け取ったIピクチャの対象ブロック、あるいはPピクチャまたはBピクチャの対象ブロックの差分データにDCTの処理を施し、DCT係数を生成し、生成したDCT係数を量子化処理部106へ出力する。
量子化処理部106は、DCT処理部から受け取ったDCT係数に量子化処理を施して量子化DCT係数を生成し、可変長符号化部107へ出力する。また、IピクチャおよびPピクチャの量子化DCT係数は逆量子化処理部126へも出力する。
可変長符号化部107は、量子化処理部106から量子化DCT係数を受け取り、また動き検出部130からPピクチャまたはBピクチャの対象ブロックの動きベクトルを受け取り、符号化方式所定の可変長符号を生成してバッファメモリ108へ出力する。
バッファメモリ108は可変長符号化部107から可変長符号を受け取り記憶する。レート制御部109は、バッファメモリ108に送られてきた可変長符号のビット量を監視し、量子化処理部106の量子化スケールを最適化する。
メインメモリ110はバッファメモリ108から可変長符号を受け取り記憶する。メインメモリ110に記憶された可変長符号は、CD−R、メモリカード等の外部記憶装置へ出力される。
逆量子化処理部126は、量子化処理部106から受け取った量子化DCT係数に逆量子化処理を施してDCT係数を生成し、これを逆DCT処理部125へ出力する。逆DCT処理部125は、逆量子化処理部126から受け取ったDCT係数に逆DCT処理を施してIピクチャの対象ブロックのデータまたはPピクチャの対象ブロックの差分データを生成し、これを加算処理部124へ出力する。
加算処理部124は、逆DCT処理部からIピクチャの対象ブロックのデータまたはPピクチャの対象ブロックの差分データを受け取り、予測画像生成部123からPピクチャの対象ブロックの予測画像を受け取る。Iピクチャの場合は対象ブロックをそのまま参照フレーム記憶手段131へ出力する。
Pピクチャの場合は、対象ブロックの差分データと予測画像を加算処理することで対象ブロックのデータを生成し、これを参照フレーム記憶手段131へ出力する。参照フレーム記憶手段131は、加算処理部124から受け取ったIピクチャとPピクチャの対象ブロックを記憶する。
動き検出部130は、参照フレーム記憶手段131に記憶されているIピクチャまたはPピクチャの対象ブロックを基にして、並替処理部102から受け取ったPピクチャまたはBピクチャの対象ブロックの動きベクトルを検出し、検出した動きベクトルを可変長符号化部107と予測画像生成部123へ出力する。この動き検出部130の動作については、それぞれの実施形態において詳細に説明する。
予測画像生成部123は、参照フレーム記憶手段131に記憶されているIピクチャまたはPピクチャの対象ブロックを基にして、動き検出部130から受け取った動きベクトルを用いて、PピクチャまたはBピクチャの対象ブロックの予測画像を生成する。Pピクチャの場合は生成した予測画像を減算処理部104と加算処理部124へ出力し、Bピクチャの場合は生成した予測画像を減算処理部104へ出力する。
参照フレーム記憶手段131はRAMで構成され、動き補償予測符号化において動きベクトル検出と予測画像生成の基になるIピクチャとPピクチャのフレーム画像を記憶している。参照フレーム記憶手段131に記憶されるIピクチャとPピクチャを参照フレームと称し、参照フレームを構成する対象ブロックを参照ブロックと称する。ここで、対象ブロックおよび参照ブロックは、それぞれP個の画像データをパッキングした状態で転送またはメモリや記憶手段等への読み書きが行われる。
(実施の形態1)
図2は本発明の実施の形態1に係る動きベクトル検出装置の構成を示すブロック図であり、図19の動き検出部130の具体的な構成例である。
図2において、動き検出部130は、動き検出制御手段260、動きベクトル演算手段240、対象データ制御手段220、対象データ入力手段200、対象データ入力並替手段202、対象データ記憶手段225、対象データ出力並替手段212、対象データ出力手段210、参照データ制御手段230、参照データ入力手段201、参照データ入力並替手段203、参照データ記憶手段235、参照データ出力並替手段213、参照データ出力手段211から構成される。
動き検出制御手段260は動き検出部130の全体の制御を行う。対象データ制御手段220は、動きベクトル検出を行う際に対象データ記憶手段225から対象データを読み出す制御を行い、動きベクトル検出後に予測画像生成部123に画像データを転送する際の画像データ読み出し制御を行う。
同様に、参照データ制御手段230は、動きベクトル検出を行う際に参照データ記憶手段235から参照データを読み出す制御を行い、動きベクトル検出後に予測画像生成部123に画像データを転送する際の画像データ読み出し制御を行う。
対象データ入力手段200は、並替処理部102から動きベクトルの検出対象となるIピクチャまたはPピクチャまたはBピクチャの対象ブロックを受け取り、受け取った対象ブロックを対象データ入力並替手段202へ転送するとともに、動き検出制御手段260へ、対象ブロックの受信を示す制御信号300を送る。
対象データ入力並替手段202は対象データ入力手段200から転送されてきたP個でパッキングされた対象ブロックに対して並び替えを行うことで、動きベクトル検出の際に使用する画像データのみを対象データ記憶手段225から読み出せるようにし、並び替え後のデータを対象データ記憶手段225へ転送する。
ここで、図11〜図14を用いて対象データ並替手段202の動作を詳しく説明する。P=4である場合、図11中のD1−1〜D16−16の画像データは、図12に示されるように4画像データ毎にパッキングされて1パッキングデータとして扱われる。すなわち、画像データD1−1、D1−2、D1−3、D1−4はパッキングデータP1−1aとして、D1−5、D1−6、D1−7、D1−8はパッキングデータP1−2aとして、D16−13、D16−14、D16−15、D16−16はパッキングデータP16−4aとして扱われる。
動きベクトル検出に必要な画像データは、P1−1a内ではD1−1とD1−3のみ、P1−2a内ではD1−5とD1−7のみである。そこで、P1−1aとP1−2aの2パッキングデータ内で、動きベクトル検出に必要な画像データを選別したパッキングとなるように画像データの並び替えを行う。
図13は、この並び替え動作を説明する図である。P1−1aとP1−2aの並び替えであればD1a〜D8aはそれぞれD1−1〜D1−8を表し、D1aはD1bへ、D2aはD5bへ、D3aはD2bへ、D4aはD6bへ、D5aはD3bへ、D6aはD7bへ、D7aはD4bへ、D8aはD8bへ並び替えられることを表している。このようにして並び替えた後に、D1b〜D4bの画像データはP1−1bとし、D5b〜D8bの画像データはP1−1bとして再度パッキングして対象データ記憶手段225へ転送する。
同様の並び替えをP1−3aとP1−4aから、P16−3aとP16−4aまで施し、再度パッキングした状態を図14に示す。以後、図12に示されるP1−1a〜P16−4aの画像データの並びを配列A、図14に示されるP1−1b〜P16−4bの画像データの並びを配列Bと呼ぶ。すなわち、対象データ入力並替手段202は配列Aから配列Bへの並び替え処理手段である。
参照データ入力手段201は、参照フレーム記憶手段131から参照ブロックを受け取り、受け取った参照ブロックを参照データ入力並替手段203へ転送するとともに、動き検出制御手段260へ、参照ブロックの受信を示す制御信号を送る。
参照データ入力並替手段203は、対象データ入力並替手段202と同様に、全画像データに対して画像データの配列を配列Aから配列Bへの並び替え処理を行うことで、動きベクトル検出の際に使用する画像データのみを参照データ記憶手段235から読み出せるようにし、並び替え後のデータを参照データ記憶手段235へ転送する。
動きベクトル演算手段240は、対象データ記憶手段225および参照データ記憶手段235から読み出した画像データを用いて動きベクトルを検出する。図3は動きベクトル演算手段240の構成例を示すブロック図である。図3において、動きベクトル演算手段240は、対象データ振分手段241、参照データ振分手段242、M個の差分器243〜246、差分器と同数の絶対値演算器247〜250、多入力加算器251、累積器252、比較器253からなる。
1つの差分器とその差分器に繋がる絶対値演算器を合せて差分装置255と呼ぶ。これにより、図中にはM個の差分装置があることになる。また、多入力加算器251と累積器252を合せて累積装置256と呼ぶ。
動き検出制御手段260より指示を受けると、対象データ制御手段220は対象データ記憶手段225から対象ブロックを読み出して動きベクトル演算手段240に供給し、参照データ制御手段230は参照データ記憶手段235から参照ブロックを読み出して動きベクトル演算手段240に供給する。
それぞれに供給された対象ブロックおよび参照ブロックの画像データはパッキングデータであるため、対象データ振分手段241および参照データ振分手段242では1画像データ毎に分割し、次の差分器243〜246へ画像データを送る。
差分器243〜246はそれぞれの画像データに対して差分値を算出し、その差分値をそれぞれ絶対値演算器247〜250に送る。絶対値演算器247〜250は差分値に対して絶対値演算を行う。
さらに、M個の絶対値演算器247〜250から出力された演算結果は多入力加算器である加算器251に送られ、全てのデータが加算されて累積器252に送られる。この累積器252は、動き検出制御手段260により、リセット信号を発生させて累積値を0にするリセット処理が随時実行可能である。
全ての画像データの差分累積が完了すると累積器252の累積結果は比較器253に送られ、それ以前に送られて保持された累積結果と比較され、値の小さな方を選択することで最適な動きベクトルが比較器253内に保持される。所定回数の動きベクトル検出が終了すると、その中で求められた最適な動きベクトルが動き検出制御手段260へ出力される。さらに、検出された動きベクトルは可変長符号化部107および予測画像生成部123へ転送される。
動きベクトル検出後は、対象データ制御手段220により対象データ記憶手段225から対象データを読み出し、対象データ出力並替手段212により配列Bから配列Aへの画像データの並び替え処理を行い、その結果を対象データ出力手段210により予測画像生成部123に転送する。
同様に、参照データ制御手段230により参照データ記憶手段235から参照データ読み出し、参照データ出力並替手段213により配列Bから配列Aへの画像データの並び替え処理を行い、その結果を参照データ出力手段211により予測画像生成部123に転送する。
図1は動き検出部130における1フレームの動きベクトル検出処理について、以上説明した内容を整理したフローチャートである。以下、図2を参照しながらフローチャートの処理を説明する。
(ステップS100) 対象ブロックが対象データ入力手段200に、参照ブロックが参照データ入力手段201に入力され、それぞれの出力が対象データ並替手段202および参照データ並替手段203に送られる。そのとき、対象データ入力手段200と参照データ入力手段201は動き検出制御手段260に対して受信信号300を送る。
(ステップS101) 対象データ入力並替手段202および参照データ入力並替手段203により対象データおよび参照データに対してそれぞれ配列Aから配列Bへの並び替えが行われ、その出力がそれぞれ対象データ記憶手段225および参照データ記憶手段235に書き込まれる。
(ステップS110) 対象データが対象データ記憶手段に全て書き込まれ、参照データが参照データ記憶手段に全て書き込まれるまで待機する。書き込み終了は、対象データ入力手段200および参照データ入力手段201がそれぞれ動き検出制御手段に対して発信する受信信号300により確認される。
(ステップS112) 動き検出制御手段260は、全ての書き込みが終了したと認識すると、対象データ制御手段220に対して対象データ記憶手段225からの対象データの読み出し指示301を発し、参照データ制御手段230に対して参照データ記憶手段235からの参照データの読み出し指示302を発する。このとき、ステップS101で行った画像データの並び替えにより、動き検出に必要なデータのみを読み出すことができる。
(ステップS113、S114) 動きベクトル演算手段240は動き検出制御手段260と制御信号303により連携し、対象データ記憶手段225および参照データ記憶手段235から読み出した対象データおよび参照データを動きベクトル演算手段240に供給されると、M個の差分累積器を用いて評価関数を算出し、動きベクトル検出を行う。
(ステップS115、S111) 参照データの読出し開始位置(図17のMx、My)を変更し、上記ステップS112〜S114を所定回数繰り返す。その度に評価関数が算出されて比較され、繰り返しが終了する時点で得られる最適な動きベクトルを動き検出制御手段260に転送する。さらに、検出された動きベクトルは可変長符号化部107および予測画像生成部123へ転送される。
(ステップS120) 動きベクトル検出が終了すると、動き検出制御手段260は、対象データ制御手段220に対して対象データ記憶手段225からの対象データの読み出しを、また、動きベクトル演算手段240より得た情報に基づき、参照データ制御手段230に対して参照データ記憶手段235からの検出した動きベクトルに適合する参照データの読み出しを指示する。
(ステップS121、S130) 読み出した対象データの画像データ配列を対象データ出力並替手段212により配列Bから配列Aに戻し、読み出した参照データの画像データ配列を参照データ出力並替手段213により配列Bから配列Aに戻し、並び替えた画像データを予測画像生成部123に出力する。
以上のように、本実施形態の動きベクトル検出装置を用いることにより、対象データおよび参照データのパッキングデータの並び替え処理が施されるため、動きベクトル検出の演算処理速度を大幅に向上させることが可能である。
また、本実施形態においては、対象データ入力並替手段202および参照データ入力並替手段203により、図15のように並び替えを行うことも可能であり、これにより図14に示された画像データのライン毎の位置ずれを吸収することができる。
しかし、動きベクトル検出処理の際、あるいは予測画像生成部123に画像データを転送する際に、図17に示すMxが4の倍数である場合は、参照データ記憶手段235から読み出す参照データの最左上データはパケットデータの最左データであり問題ないが、例えば図4に示すようにMx=1である場合は、参照データ記憶手段235から読み出す参照データの最左データはパケットデータの左から2番目のデータであり、最右データはパケットデータの右から4番目のデータであるため、最左パケットデータおよび最右パケットデータに関しては、図5に示すように4画像データを同時に参照データ記憶手段235から読み出すことはできなかった。
前述した本実施形態においては参照データ記憶手段235を1つだけ用いたが、上記問題を解決するために、参照データ記憶手段235を複数個用いて構成する。図7は参照データ記憶手段235を複数個(L個)用いた動き検出部130bの構成例を示すブロック図である。図2と比較すると、参照データ選択手段231が追加され、動き検出制御手段260bが更新されている。
参照データ選択手段231は動き検出制御手段260bからの信号を基づき、参照データ入力並替手段203から送られてきたパケットデータをL個の参照データ記憶手段235(参照データ記憶手段1〜参照データ記憶手段L)に適切に割り振って書き込み、また、書き込む際に割り振った画像データを参照データ記憶手段1〜参照データ記憶手段Lから読み出し、参照データ制御手段230に転送する。
また、図6は動き検出部130bの動きベクトル検出処理を示すフローチャートである。図6において、ステップS201、ステップS212、ステップS220が、L個の参照データ記憶手段235を取り扱うために、図1に対して更新されたステップである。
このように複数の参照データ記憶手段を使用することで、最左データまたは最右データにおいても参照データ記憶手段から4画像データを同時に読み出すことが可能になる。また、読み書きを行う必要がある参照データ記憶手段に対してのみアクティブなクロックを入れ、読み書きを行わない参照データ記憶手段に対してはクロックを止める制御を行うことで、無駄な消費電力を削減することができる。
また、本実施の形態における動きベクトル検出部130においては、並び替え処理部102から入力される対象ブロックの画像データ配列は配列Aとなっており、動きベクトル検出部130内の対象データ入力並替手段202において配列Aから配列Bに並び替える方法が示されているが、無論、動きベクトル検出部130に入力される以前、例えば撮像部101と並替処理部102の間に配列Aから配列Bにする対象フレーム画像並替手段132を設け、その対象フレーム画像並替手段132において配列Bにした後に並替処理部102に送り、そこで対象ブロックを作成した後に動きベクトル検出部130eに入力することも可能である。この場合の画像処理装置605bを図31に、動きベクトル検出部130eを図32に示す。本手法においては、対象データ入力並替手段202は不要となる。
また、参照フレーム記憶手段131から入力される参照ブロックの画像データ配列は配列Aとなっており、動きベクトル検出部130内の参照データ入力並替手段203において配列Aから配列Bに並び替える方法が示されているが、無論、動きベクトル検出部130に入力される以前、例えば加算処理部124と参照フレーム記憶手段131の間に、配列Aから配列Bに変更する参照フレーム画像並替手段133を設け、その参照フレーム画像並替手段133において配列Bに変更した後に参照フレーム記憶手段131に格納し、その後、配列Bとなった参照ブロックを読出し、動きベクトル検出部130fに入力することも可能である。この場合の画像処理装置605cを図33に、動きベクトル検出部130fを図34に示す。本手法においては、参照データ入力並替手段203は不要となる。
(実施の形態2)
動きベクトルの検出を高速化するために有効な画素サブサンプリングは、図18に示した市松模様の画素サブサンプリングに限られない。例えば、図21〜23に示す画素サブサンプリングも評価関数算出処理の高速化に有効な方法である。この場合は、4データのパッキングであれば、図13に示した並び替え方法に代えて、それぞれ図24〜26に示す並び替えを行う必要がある。
実施の形態2では、画素サブサンプリングの方法に応じた様々な配列への並び替え処理を可能にする。図8は本発明の実施の形態2に係る動きベクトル検出装置の構成を示すブロック図であり、図19の動き検出部130の本実施形態における具体的な構成例である。
図8において、動き検出部130cは、動き検出制御手段260c、サンプリングファクタ261、動きベクトル演算手段240、対象データ制御手段220、対象データ入力手段200、対象データ入力並替手段202c、対象データ記憶手段225、対象データ出力並替手段212c、対象データ出力手段210、参照データ制御手段230、参照データ入力手段201、参照データ入力並替手段203c、参照データ記憶手段235、参照データ出力並替手段213c、参照データ出力手段211から構成される。
ここで、図8の動き検出部130cにおいては、図2の動き検出部130の構成に対して、サンプリングファクタ261が追加され、画素サブサンプリングの方法に応じた制御に係るものとして、動き検出制御手段260c、対象データ入力並替手段202c、対象データ出力並替手段212c、参照データ入力並替手段203c、参照データ出力並替手段213cが更新されている。
サンプリングファクタ261は、様々な配列への並び替え処理をするために、パッキングデータの4データにおいて、どのデータが有効データであり、どのデータが無効データであるかを判断して並び替え処理が行えるように、対象データ入力並替手段202cおよび参照データ入力並替手段203cへ指示を出す。また、動きベクトル検出後の画像データ出力時には、画像データを元の配列に戻すために、対象データ出力並替手段212cおよび参照データ出力並替手段213cへ指示を出す。
図27はサンプリングファクタ261が係る制御動作を説明するタイミングチャートである。動き検出制御手段260cはパッキングデータの構成情報を持っており、対象データ入力手段200および参照データ入力手段201からの受信信号300を受け取ると、サンプリングファクタ261に対して、制御信号線401により、受信信号300とともに、ライン毎の同期信号であるラインシンク信号401aと、パッキングデータ内の画像データ数であるパッキング数Pを示すパッキングナンバ401bを転送する。
サンプリングファクタ261は、動き検出制御手段260cから前記3信号を受け取り、サンプリングファクタ261内に持つ入力データイネーブル信号生成用テーブルを用いて、対象データ入力並替手段202cおよび参照データ入力並替手段203cにおいて適切な並び替えが行えるようにデータイネーブル信号402および403を生成し、それぞれ対象データ入力並替手段202cおよび参照データ入力並替手段203cに送る。
図16はパッキングナンバ401bが4のときのデータイネーブル信号のコードを示す図である。対象データ入力並替手段202cおよび参照データ入力並替手段203cは、それぞれデータイネーブル信号402および403により、対象データ入力手段200および参照データ入力手段201から送られてくるパッキングデータのどの部位の画像データが有効であるのかを把握し、適切に画像データ並び替え処理を施すことができる。
図27は、さらに具体的に、図21に示すサンプリング方法で評価関数算出処理を行う場合のデータイネーブル信号の生成方法を示しており、図28は、その際に使用される入力データイネーブル信号生成用テーブルの内容を示す図である。
サンプリングファクタ261は、受信信号300とパッキングナンバ401bとラインシンク信号401aから制御信号V450およびH451を発生させる。制御信号V450はラインシンク401aを受け取る度に「odd」と「even」に値が切り替わる。制御信号H451は受信信号300を受け取ると値が1ずつインクリメントされ、ラインシンク401aを受け取ると値が「1」に初期化される。この制御信号V450とH451を用いて、図28の入力データイネーブル信号生成用テーブルによりデータイネーブル信号402を発生させる。
データイネーブル信号402による制御を具体的に説明する。1回目の転送ではパッキングデータ(d1,d2,d3,d4)が入力され、データイネーブル信号402は「12」となる。この「12」を図16によりデコードすると(有効、有効、無効、無効)となり、対象データ入力並替手段202cおよび参照データ入力並替手段203cは、転送データのうちで必要(有効)なデータは(d1,d2)で、不要(無効)なデータは(d3,d4)と判断することができる。
対象データ入力並替手段202cおよび参照データ入力並替手段203cは、必要なデータあるいは不要なデータが4データ分貯まる度に、1パッキングデータとして対象データ記憶手段225または参照データ記憶手段235に書き込む。
次に、動き検出部130cから対象ブロックおよび参照ブロックを出力する際のサンプリングファクタ261が係る制御動作を説明する。
この場合、動き検出制御手段260cは、内部で発生させた送信信号とパッキングナンバ401aとラインシンク信号401bをサンプリングファクタ261に転送する。サンプリングファクタ261は、これらの信号から制御信号V450およびH451を発生させ、これを用いて出力データイネーブル信号生成用テーブルにより出力データイネーブル信号404および405を生成し、対象データ出力並替手段212cおよび参照データ出力並替手段213cに送る。
出力データイネーブル信号生成用テーブルには、対象データ入力並替手段202cおよび参照データ入力並替手段203cにおいて配列Aから配列Bに並び替え処理が行われた対象データおよび参照ブロックを並び替え前の配列Aに戻せるようにテーブルデータを用意しておく必要がある。
しかし、対象データ入力並替手段202cおよび参照データ入力並替手段203cにおいて複雑な並び替え処理を行われた場合には、対象データ出力並替手段212cおよび参照データ出力並替手段213cでの処理もより複雑となる。そのため、出力データイネーブル信号生成用テーブルには、偶数ラインと奇数ラインの各画素位置に元の配列Aの画素位置を格納する。
図29は、図21のサンプリングパターンに対応する出力データイネーブル信号生成用テーブルの内容を示す図である。この場合は、たまたま偶数ラインと奇数ラインの内容が同じになっている。この並べ替えを指示する制御情報が出力データイネーブル信号404および405となる。
対象データ出力並替手段212または参照データ出力並替手段213に入力される配列Bのデータは次の順で送られる。
(d1,d2,d5,d6)、(d3,d4,d7,d8)、(d9,d10,d13,d14)、(d11,d12,d15,d16)
1回目の入力データ(d1,d2,d5,d6)に対して、出力データイネーブル信号生成用テーブルより(1,2,5,6)を得る。これらの数字はライン内の並び替え後の画素位置を示しており、入力データd1を一番左の画素位置1に、入力データd2を左から2番目の画素位置2に、入力データd5を左から5番目の画素位置5に、入力データd6を左から6番目の画素位置6に並び替えることを意味する。このようにして元の配列Aを再現することができる。
他のサンプリング方法においても、それに応じた出力データイネーブル信号生成用テーブルを用いることで、全てのパターンの配列Bから配列Aへの並び替えが可能となる。例えば、図30は、図22のサンプリングパターンに対応する出力データイネーブル信号生成用テーブルの内容を示す図である。
以上のように、本実施形態の動きベクトル検出装置を用いることにより、サンプリングファクタに内蔵された入力データイネーブル信号生成用テーブルおよび出力データイネーブル信号生成用テーブルにより、任意のサンプリングパターンに対応して対象データおよび参照データのパッキングデータの並び替え処理が施されるため、動きベクトル検出の演算処理速度を大幅に向上させることが可能となる。
また、サンプリング方法の変更があった場合でも、サンプリングファクタに内蔵された入力データイネーブル信号生成用テーブルおよび出力データイネーブル信号生成用テーブルを変更するだけで適切なデータ並び替え処理を行うことができる。
(実施の形態3)
図10は本発明の実施の形態3に係る動きベクトル検出装置の構成を示すブロック図であり、図19の動き検出部130の具体的な構成例である。本実施の形態では、動きベクトルを検出するために配列Bに並び替えた画像データを記憶する対象データ記憶手段および参照データ記憶手段に加えて、配列Aの画像データを記憶する第2の対象データ記憶手段および第2の参照データ記憶手段を備え、動きベクトル検出後に並び替えを行わずに配列Aの画像データの出力を可能にする。
図10において、動き検出部130dは、動き検出制御手段260d、動きベクトル演算手段240、対象データ制御手段220d、対象データ入力手段200、対象データ入力並替手段202、対象データ記憶手段225、第2の対象データ記憶手段226d、対象データ出力手段210、参照データ制御手段230d、参照データ入力手段201、参照データ入力並替手段203、参照データ記憶手段235、第2の参照データ記憶手段236d、参照データ出力手段211から構成される。
ここで、図10の動き検出部130dにおいては、図2の動き検出部130の構成に対して、第2の対象データ記憶手段226dおよび第2の参照データ記憶手段236dが追加され、対象データ出力並替手段212および参照データ出力並替手段213が削除され、動き検出制御手段260d、対象データ制御手段220d、参照データ制御手段230dが更新されている。
図9は上記動き検出部130dの動きベクトル検出処理を示すフローチャートである。図9において、ステップS301が、第2の対象データ記憶手段および第2の参照データ記憶手段に配列Aの画像データを記憶するために、図1に対して追加されたステップである。また、ステップS320が、動きベクトル検出後に並び替え処理を行わずに配列Aの画像データの出力するために、図1に対して更新されたステップである。
以上のように、本実施形態の動きベクトル検出装置を用いることにより、動きベクトル検出処理時は配列Bの画像データを高速に読み出し、動きベクトル検出後の結果出力時は並び替え処理を行わずに配列Aの画像データの出力することが可能になり、出力時のデータ並び替え装置が不要になる。
(実施の形態4)
図35は、本発明の実施の形態4に係る撮像システム600、例えばデジタルスチルカメラ(DSC)の構成を示すブロック図である。図35中の画像処理装置605は、上記本発明の実施の形態1〜3に係る画像処理装置及びそれに含まれる動きベクトル検出装置のいずれかである。
図35によれば、光学系602を通って入射した画像光はセンサ603上に結像される。センサ603はタイミング制御回路609によって駆動されることにより、結像された画像光を蓄積し、電気信号へと光電変換する。センサ603から読み出された電気信号は、アナログ・デジタル変換機(ADC)604によってデジタル信号へと変換された後に、当該動画処理部100を含む画像処理装置605に入力される。この画像処理装置605においては、Y/C処理、エッジ処理、画像の拡大縮小、及び本発明を用いた画像圧縮伸張処理などの画像処理が行われる。前述した画像前処理部134もこの画像処理装置605に含まれる。動画処理部100において画像処理された信号は、記録転送回路607においてメディアへの記録あるいは転送が行われる。記録あるいは転送された信号は、再生回路608により再生される。この撮像システム601の全体は、システム制御回路610によって制御されている。
なお、本発明に係る動画処理部100及びそれに含まれる動きベクトル検出装置130における画像処理は必ずしも光学系602を会してセンサ603に結像された画像光に基づく信号のみに適用されるものではなく、例えば外部装置から電気信号として入力される画像信号を処理する際にも適用可能であることは言うまでもない。
本発明は、デジタルカメラやカメラ付きの携帯電話のような動画撮影機能を持つ機器を生産し販売する産業において、また、画像コンテンツを作成または使用する産業、例えば映画産業や報道産業などにおいて、経営的に、また継続的かつ反覆的に利用することができる。
本発明の実施の形態1に係る動きベクトル検出装置の処理を説明するフローチャート。 本発明の実施の形態1に係る動きベクトル検出装置の構成を示すブロック図。 動きベクトル演算手段の構成例を示すブロック図。 動きベクトル(Mx,My)=(1,0)における参照データ読出し範囲を示す図。 動きベクトル(Mx,My)=(1,0)における任意ラインの参照データ読出し範囲とパッキングデータの関係を示す図。 本発明の実施の形態1に係る動きベクトル検出装置において、参照データ記憶手段を複数個用いた場合の処理を説明するフローチャート。 本発明の実施の形態1に係る動きベクトル検出装置において、参照データ記憶手段を複数個用いた場合の構成を示すブロック図。 本発明の実施の形態2に係る動きベクトル検出装置の構成を示すブロック図。 本発明の実施の形態3に係る動きベクトル検出装置の処理を説明するフローチャート。 本発明の実施の形態3に係る動きベクトル検出装置の構成を示すブロック図。 市松模様のサブサンプリングにおける画像データの状態を示す図。 市松模様のサブサンプリングにおけるパッキングデータの状態を示す図。 市松模様のサブサンプリングにおけるパッキングデータの並び替え処理を説明する図。 市松模様のサブサンプリングにおける並び替え後のパッキングデータの状態を示す図。 市松模様のサブサンプリングにおける並び替え後のパッキングデータの状態を示す図。 パッキングナンバが4のときのデータイネーブル信号のコードを示す図。 一般的な動きベクトル検出方法を説明する図。 市松模様のサブサンプリングを説明する図。 MPEG方式の代表的な動画撮影装置の構成例を示すブロック図。 フレーム画像の構成を説明する図。 評価関数算出処理の高速化に有効なサブサンプリングの例を示す図。 評価関数算出処理の高速化に有効なサブサンプリングの例を示す図。 評価関数算出処理の高速化に有効なサブサンプリングの例を示す図。 図21のサブサンプリングに対応する並び替え処理を示す図。 図22のサブサンプリングに対応する並び替え処理を示す図。 図23のサブサンプリングに対応する並び替え処理を示す図。 サンプリングファクタが係る制御動作を説明するタイミングチャート。 図21のサブサンプリングに対応する入力データイネーブル信号生成用テーブルの内容を示す図。 図21のサブサンプリングに対応する出力データイネーブル信号生成用テーブルの内容を示す図。 図22のサブサンプリングに対応する出力データイネーブル信号生成用テーブルの内容を示す図。 本発明の実施の形態1に係る動きベクトル検出装置において、画像処理装置を示す図。 本発明の実施の形態1に係る動きベクトル検出装置において、画像処理装置を示す図。 本発明の実施の形態1に係る動きベクトル検出装置において、画像処理装置を示す図。 本発明の実施の形態1に係る動きベクトル検出装置において、動きベクトル検出部を示す図。 本発明の実施の形態5に係る撮像システムを示す図。
符号の説明
100、100b、100c 動画処理部
101 撮像部
102 並替処理部
103 スイッチ
104 減算処理部
105 DCT処理部
106 量子化処理部
107 可変長符号化部
108 バッファメモリ
109 レート制御部
110 メインメモリ
123 予測画像生成部
124 加算処理部
125 逆DCT処理部
126 逆量子化処理部
127 スイッチ
130、130b、130c、130d、130e、130f 動き検出部
131 参照フレーム記憶手段
132 対象フレーム画像並替手段
133 参照フレーム画像並替手段
150 フレーム画像
200 対象データ入力手段
201 参照データ入力手段
202、202c 対象データ入力並替手段
203、203c 参照データ入力並替手段
210 対象デ−タ出力手段
211 参照データ出力手段
212、212c 対象データ出力並替手段
213、213c 参照データ出力並替手段
220、220d 対象デ−タ制御手段
230、230d 参照データ制御手段
231 参照データ選択手段
225、226d 対象データ記憶手段
235、236d 参照データ記憶手段
240 動きベクトル演算手段
241 対象データ振分手段
242 参照データ振分手段
243〜246 差分器
247〜250 絶対値演算器
251 多入力加算器
252 累積器
253 比較器
255 差分装置
256 累積装置
260、260b、260c、260d 動き検出制御手段
261 サンプリングファクタ
300 受信信号
301 対象データの読み出し指示
302 参照データの読み出し指示
303 制御信号
401 制御信号線
401a パッキングナンバ
401b ラインシンク信号
402、403 データイネーブル信号
404、405 出力データイネーブル信号

Claims (17)

  1. 動画像圧縮符号化において対象フレーム画像および参照フレーム画像にサブサンプリング手法を適用する動きベクトル検出方法であって、
    前記サブサンプリング手法に応じて、動きベクトル検出装置の入力画像データである前記対象フレーム画像および前記参照フレーム画像に並び替えを施し、動きベクトル検出に用いる第1の画像データと動きベクトル検出に使用しない第2の画像データに分離してパッキングするステップと、
    前記分離してパッキングした前記第1の画像データおよび第2の画像データを記憶手段に記憶するステップと、
    前記記憶手段に記憶された第1の画像データを読み出し動きベクトル検出を行うステップと、
    前記記憶手段に記憶された第1の画像データおよび第2の画像データを読み出して並び替えを施し、前記入力画像データを復元するステップと、を含み、
    前記パッキングするステップは、前記対象フレーム画像および前記参照フレーム画像をブロック毎に画像の配列に従った順序からデータ読み出し画素単位の並び替えを施し、前記第1の画像データと前記第2の画像データに分離してパッキングし、
    前記パッキングされた第1の画像データを用いて動きベクトル検出を行うことを特徴とする動きベクトル検出方法。
  2. 前記分離してパッキングした対象画像データおよび参照画像データを動きベクトル検出装置への入力画像データとすることを特徴とする請求項1記載の動きベクトル検出方法。
  3. 前記対象フレーム画像についてはブロック毎に画像の配列に従った順序でパッキングされたデータを動きベクトル検出装置への入力画像データとし、
    前記参照フレーム画像については前記第1の画像データと前記第2の画像データに分離してパッキングされたデータを動きベクトル検出装置への入力画像データとし、
    前記対象フレーム画像については前記動きベクトル検出装置への入力画像データを、前記第1の画像データと前記第2の画像データに分離して再度パッキングを行うことを特徴とする請求項1記載の動きベクトル検出方法。
  4. 前記参照フレーム画像についてはブロック毎に画像の配列に従った順序でパッキングされたデータを動きベクトル検出装置への入力画像データとし、
    前記対象フレーム画像については前記第1の画像データと前記第2の画像データに分離してパッキングされたデータを動きベクトル検出装置への入力画像データとし、
    前記参照フレーム画像については前記動きベクトル検出装置への入力画像データを、前記第1の画像データと前記第2の画像データに分離して再度パッキングを行うことを特徴とする請求項1記載の動きベクトル検出方法。
  5. 前記記憶手段が、前記パッキングされた画像データの任意位置において、パッキング数の画像データを一括して読み出すことができるように並列読み出し可能な複数個で構成された請求項1記載の動きベクトル検出方法。
  6. 前記サブサンプリング手法は対象フレーム画像および参照フレーム画像において市松模様になるように画素を選択する請求項1記載の動きベクトル検出方法。
  7. 対象フレーム画像および参照フレーム画像にサブサンプリング手法を適用して動きベクトル検出を行う動きベクトル検出装置を備え、動画圧縮符号化を行う動画処理装置であって、
    前記サブサンプリング手法に応じて前記対象フレーム画像に並び替えを施し、動きベクトル検出に使用する第1の対象画像データと動きベクトル検出に使用しない第2の対象画像データに分離してそれぞれをパッキングする対象データ入力並替手段と、
    前記サブサンプリング手法に応じて前記参照フレーム画像に並び替えを施し、動きベクトル検出に使用する第1の参照画像データと動きベクトル検出に使用しない第2の参照画像データに分離してそれぞれをパッキングする参照データ入力並替手段と、
    前記パッキングされた第1の対象画像データおよび第2の対象画像データを記憶する対象データ記憶手段と、
    前記パッキングされた第1の参照画像データおよび第2の参照画像データを記憶する参照データ記憶手段と、
    前記対象データ記憶手段から第1の対象画像データを読み出し、前記参照データ記憶手段から第1の参照画像データを読み出し、動きベクトル検出の演算を行う動きベクトル演算手段と、
    前記対象データ記憶手段に記憶された第1の対象画像データおよび第2の対象画像データを読み出して並び替えを施し、前記対象フレームの入力画像データを復元する対象データ出力並替手段と、
    前記参照データ記憶手段に記憶された第1の参照画像データおよび第2の参照画像データを読み出して並び替えを施し、前記参照フレームの入力画像データを復元する参照データ出力並替手段と、を備え、
    前記対象データ入力並替手段は、前記対象フレーム画像をブロック毎に画像の配列に従った順序からデータ読み出し画素単位に並び替えを施し、前記第1の対象画像データと前記第2の対象画像データに分離してパッキングするものであり、
    前記参照データ入力並替手段は、前記参照フレーム画像をブロック毎に画像の配列に従った順序からデータ読み出し画素単位にデータ並び替えを施し、前記第1の参照画像データと前記第2の参照画像データに分離してパッキングすることを特徴とする動画処理装置。
  8. 前記動きベクトル検出装置が、前記対象データ記憶手段、前記参照データ記憶手段及び前記動きベクトル演算手段を含む請求項記載の動画処理装置。
  9. 前記動きベクトル検出装置が、前記対象データ入力並替手段および前記参照データ入力並替手段を含む請求項記載の動画処理装置。
  10. 前記対象データ入力並替手段および前記参照データ入力並替手段の出力が前記動きベクトル検出装置への入力画像データとなることを特徴とする請求項記載の動画処理装置。
  11. 前記対照画像データをブロック毎に画像の配列に従った順序でパッキングしたデータ及び前記参照データ入力並替手段の出力が前記動きベクトル検出装置への入力画像データとなり、
    前記対象データ入力並替手段が、前記動きベクトル検出装置に含まれることを特徴とする請求項記載の動画処理装置。
  12. 前記参照画像データをブロック毎に画像の配列に従った順序でパッキングしたデータ及び前記対象データ入力並替手段の出力が前記動きベクトル検出装置への入力画像データとなり、
    前記参照データ入力並替手段が、前記動きベクトル検出装置に含まれることを特徴とする請求項記載の動画処理装置。
  13. 前記対象データ記憶手段および前記参照データ記憶手段が、前記パッキングされた画像データの任意位置において、パッキング数の画像データを一括して読み出すことができるように並列読み出し可能な複数個で構成された請求項記載の動画処理装置。
  14. 前記複数個で構成された対象データ記憶手段および参照データ記憶手段において、書き込みあるいは読み出しを行わない対象データ記憶手段および参照データ記憶手段は動作クロックの供給を停止するように制御する請求項記載の動画処理装置。
  15. 前記サブサンプリング手法は対象フレーム画像および参照フレーム画像において市松模様になるように画素を選択する請求項記載の動画処理装置。
  16. 請求項記載の動画処理装置を含んで画像処理を行う画像処理装置と、
    前記画像処理装置へ画像信号を出力するセンサと、
    前記センサへ光を結合する光学系とを備えたことを特徴とする撮像システム。
  17. 請求項16記載の撮像システムにおいて、
    前記センサから得た画像信号をデジタル信号に変換して前記画像処理装置へ供給する変更器をさらに備えたことを特徴とする撮像システム。
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