JP4744384B2 - プリンタ - Google Patents
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Description
前記支持部材と前記駆動ローラとの間に所定の温度差を生じさせる加熱機構が設けられ、前記加熱機構は、前記記録紙ロールから引き出された記録紙のカール傾向を判定するカール判定機構と、前記カール判定機構によるカール傾向の判定結果に基づいて前記温度差を設定する制御装置とを含んでいる点にある。
前記支持部材と前記駆動ローラとの間に所定の温度差を生じさせる加熱機構が設けられ、
前記加熱機構は、前記供給機構による記録紙の搬送速度が標準的な搬送速度よりも速い場合に前記駆動ローラのベース温度を標準ベース温度よりも高く設定し、前記標準的な搬送速度よりも遅い場合に前記ベース温度を前記標準ベース温度よりも低く設定するとともに、前記支持部材の温度を当該ベース温度から前記温度差を有するように設定する制御装置を有する点にある。
前記支持部材と前記駆動ローラとの間に所定の温度差を生じさせる加熱機構が設けられ、
記録紙として樹脂を含有した記録紙を対象とし、前記加熱機構が前記支持部材と前記駆動ローラのうち記録紙の基材面を支持する部材を、前記樹脂の硬化を促す温度に加熱するように構成されている点にある。
(第1実施形態)
図1は本発明の第1実施形態によるプリンタとしてのインクジェットプリンタを示す。
このインクジェットプリンタは、記録紙2を紙芯2bに巻き取った記録紙ロール2aを回転可能に支持する記録紙保持部1と、記録紙2に画像を形成するプリント部20と、記録紙ロール2aから引き出された記録紙2をプリント部20に向けて供給する供給機構9とを備える。記録紙2の紙芯2bは、紙芯2bの内径よりも十分に小さな外径を備え水平姿勢で固定された水平シャフトT1に回転自在に支持されている。
駆動ローラ10aと支持ローラ10bとの内部には各ローラの周面を介して記録紙2を加熱するための第1ヒータ11a、第2ヒータ11b(いずれも加熱機構11の一例)が設けられている。また、駆動ローラ10aと支持ローラ10bとの周面には各ローラの表面温度を検出するための第1サーミスタ12aと第2サーミスタ12b(温度センサの一例)が配置されている。ヒータ11a,11bとしては、ハロゲンランプ型のヒータ、或いは、電熱線型のヒータを用いることができる。いずれの場合でも、第1ヒータ11aと第2ヒータ11bはいずれも駆動ローラ10aと支持ローラ10bの内部に設置されている。
補助供給機構4の下流側で、供給機構9よりも上流側の位置には、記録紙ロールから引き出された記録紙2の後端を適当な送り長さとなるように切断するためのカッタ7が設けられている。カッタ7は記録紙2の下方に位置する固定刃7aと、電動モータM2によって固定刃7aに向けて変位操作される可動刃7bとを有する。
尚、プラテン13の下流側には、プリント部20でプリントされた記録紙2が載置されるトレイ17が隣接配置されている。プリント部20とトレイ17の間には供給機構9と同期した送り速度で記録紙2をプリント部20から下流側に引き出すためのローラ対(不図示)を配置すれば良い。
先ず、オペレータがプリント開始の指示を入力すると、補助供給機構4のアドバンスローラ5と弛み形成部8の駆動ローラ8aと供給機構9の駆動ローラ10aとが回転駆動され、記録紙ロール2aから引き出された記録紙2の先端が供給機構9に挟着されたことが先端センサ(不図示)によって検出されると、供給機構9のみが一時的に停止される。この停止に基づいて弛み形成部8にはカール傾向の方向によって上方に突出した記録紙2の弛みが形成される。この弛みの量が一定値に達したことがセンサS1によって判定されると、供給機構9の駆動が再開され、以後、プリント部20によるプリント中はカッタ7による切断時を除き原則的に一定量の弛みが保持されるように制御される。
図3は本発明の第2実施形態によるプリンタとしてのインクジェットプリンタを示す。第2実施形態は前述した第1実施形態との共通点も多いので、基本的に第1実施形態と異なる点のみを記載し、第1実施形態との共通点は省略する。
第2実施形態によるインクジェットプリンタでは、記録紙保持部1の記録紙ロール2aは水平姿勢で固定されたシャフトT2の周囲に、紙芯2bの外周に相対回転不能に外嵌された摩擦クラッチ18(摩擦機構の一例)を介して支持されている。
先ず、オペレータがプリント開始の指示を入力すると、補助供給機構4のアドバンスローラ5と供給機構9の駆動ローラ10aとが回転駆動され、記録紙ロール2aから引き出された記録紙2の先端が供給機構9に挟着される。
〈1〉供給機構9を構成する支持ローラ10bの代わりに固定された平坦な滑り支持ガイドが記録紙2を上方から支持する支持部材として設けられており、固定された支持ガイドを加熱する機構を設けた構成としても良い。
S2 センサ
1 記録紙保持部
2 記録紙
2a 記録紙ロール
2b 紙芯
3 転向ローラ
4 補助供給機構
5 アドバンスローラ
6a,6b 圧着ローラ
7 カッタ
7a 固定刃
7b 可動刃
7D カッタアセンブリ
8 弛み形成部
8a 駆動ローラ
8b 圧着ローラ
8R 中間ローラ対
9 供給機構
10a 駆動ローラ
10b 支持ローラ(支持部材)
11a 第1ヒータ(加熱機構)
11b 第2ヒータ(加熱機構)
12a 第1サーミスタ(温度センサ)
12b 第2サーミスタ(温度センサ)
13 プラテン
14 プリントヘッド
18 摩擦クラッチ(摩擦機構)
19 カッタ搬送機構
20 プリント部
40 搬送速度判定部
41 ベース温度設定部
42 外径判定部
43 カール判定部
44 温度差設定部
45 カール判定部
46 温度差設定部
50 制御装置
150 制御装置
Claims (7)
- 記録紙に画像を形成するプリントヘッドと、記録紙ロールから引き出される前記記録紙を前記プリントヘッドに向けて供給する供給機構とを備え、前記供給機構は記録紙を支持する支持部材と、記録紙を前記支持部材との間で圧着可能な駆動ローラとを有するプリンタであって、
前記支持部材と前記駆動ローラとの間に所定の温度差を生じさせる加熱機構が設けられ、
前記加熱機構は、前記記録紙ロールから引き出された記録紙のカール傾向を判定するカール判定機構と、前記カール判定機構によるカール傾向の判定結果に基づいて前記温度差を設定する制御装置とを含むプリンタ。 - 前記カール判定機構は前記記録紙ロールの外径からカール傾向を判定する請求項1に記載のプリンタ。
- 前記記録紙ロールから引き出された記録紙を挟着して前記プリントヘッドに向けて搬送する搬送機構を備え、前記搬送機構による記録紙の引き出しに対して前記記録紙ロールの回転を所定の摩擦力で拘束する摩擦機構が備えられ、前記カール判定機構は、前記記録紙ロールと前記搬送機構の間に位置する記録紙のカール量を検出する検出センサからなる請求項1に記載のプリンタ。
- 記録紙に画像を形成するプリントヘッドと、記録紙ロールから引き出される前記記録紙を前記プリントヘッドに向けて供給する供給機構とを備え、前記供給機構は記録紙を支持する支持部材と、記録紙を前記支持部材との間で圧着可能な駆動ローラとを有するプリンタであって、
前記支持部材と前記駆動ローラとの間に所定の温度差を生じさせる加熱機構が設けられ、
前記加熱機構は、前記供給機構による記録紙の搬送速度が標準的な搬送速度よりも速い場合に前記駆動ローラのベース温度を標準ベース温度よりも高く設定し、前記標準的な搬送速度よりも遅い場合に前記ベース温度を前記標準ベース温度よりも低く設定するとともに、前記支持部材の温度を当該ベース温度から前記温度差を有するように設定する制御装置を有するプリンタ。 - 記録紙に画像を形成するプリントヘッドと、記録紙ロールから引き出される前記記録紙を前記プリントヘッドに向けて供給する供給機構とを備え、前記供給機構は記録紙を支持する支持部材と、記録紙を前記支持部材との間で圧着可能な駆動ローラとを有するプリンタであって、
前記支持部材と前記駆動ローラとの間に所定の温度差を生じさせる加熱機構が設けられ、
記録紙として樹脂を含有した記録紙を対象とし、前記加熱機構が前記支持部材と前記駆動ローラのうち記録紙の基材面を支持する部材を、前記樹脂の硬化を促す温度に加熱するように構成されているプリンタ。 - 前記記録紙ロールから引き出された記録紙を適当な送り長さで切断するカッタが前記供給機構よりも上流側に設けられており、前記供給機構と前記カッタとの間に記録紙の弛み部を形成する弛み形成部が設けられている請求項1から5のいずれか一項に記載のプリンタ。
- 前記記録紙ロールから引き出された記録紙を前記供給機構よりも上流側で切断するカッタが記録紙の供給方向に沿って往復移動可能に設けられており、前記カッタの駆動時に前記カッタを前記供給機構による記録紙の供給速度と同期した速度で前記供給方向に移動させるカッタ搬送機構が設けられている請求項1から6のいずれか一項に記載のプリンタ。
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