JP4743483B2 - データ通信方法、通信サーバ装置および通信端末 - Google Patents

データ通信方法、通信サーバ装置および通信端末 Download PDF

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Description

本発明は、携帯電話機等の通信端末間におけるデータ通信方法、そのデータ通信を制御する通信サーバ装置、ならびに通信端末に関するものである。
近年、携帯電話等の通信端末による通信の態様が多様化しており、回線交換による従来の音声通話に加え、IP(internet protocol)網を利用したパケット通信など新たな態様の通信が行われている。例えば、通信端末間でリアルタイムに文字をやり取りすることで会話を行う「チャットメール」がある(特許文献1参照)。チャットメールは、予め登録しておいたメンバー間でグループを形成し、このグループ内でリアルタイムに文字などのメディアデータの通信を行う「グループ通信」と呼ばれる通信態様の1つである。
近年注目を集めているグループ通信の1つに、PoC(push to talk over cellular)と呼ばれるものがある。PoCでは、複数の通信端末でグループを形成し、このグループ内でリアルタイムに1対多の通信が行われる。送信側の通信端末がグループ内の他の通信端末に対してデータを送信し、受信側である他の通信端末が一斉にデータを受信することで通信が行われる。このようなリアルタイムのグループ通信は、帯域確保のため半二重で行われることがある。
特開2003−174520号公報
しかしながら、PoCのようなリアルタイムのグループ通信を半二重で行う場合、話し手の通信端末から聞き手の複数の通信端末へ一斉にデータを送信したときに聞き手の中に通信品質の悪化によって通信不能に陥り、適切にデータを受信できない端末があったとしても、通信が半二重で行われているために聞き手側から話し手側にその旨を報告することができない。その結果、話し手はデータを受信できない通信端末が存在することを把握することができず、データの再送も行うことができないため、良好なグループ通信が妨げられてしまうという課題があった。
本発明はかかる事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、リアルタイムで行うグループ通信において、通信品質の悪い通信端末が含まれていたとしてもデータの送受信を良好に維持することができるデータ通信方法と、そのようなデータ通信を制御する通信サーバ装置、ならびに、そのようなデータ通信に好適な通信端末を提供することにある。
本発明の第1の観点は、第1の通信端末と複数の第2の通信端末とが通信サーバ装置を介して行うデータ通信方法に関するものであり、このデータ通信方法は、上記第1の通信端末から上記複数の第2の通信端末に宛てて送信されたデータを上記通信サーバ装置が受信する第1のステップと、上記第2の通信端末がそれぞれ通信可能であるか否かを上記通信サーバ装置が繰り返し判定する第2のステップと、上記第2のステップにおいて全ての第2の通信端末が通信可能と判定されると、上記通信サーバ装置が全ての第2の通信端末に上記データを転送するとともに、上記第2のステップにおいて少なくとも1つの第2の通信端末が通信不能と判定されると、上記通信サーバ装置が上記データを保持して転送を保留する第3のステップと、上記データの転送保留後、上記第2のステップの繰り返しの判定により全ての第2の通信端末が通信可能と判定されると、上記通信サーバ装置が上記転送を保留していたデータを上記複数の第2の通信端末に転送する第4のステップとを有する。
上記第1の観点に係るデータ通信方法は、上記第3のステップにおいて上記データの転送を保留にすると、未転送のデータを保持している旨を上記第1の通信端末に通知しても良い。
また、上記第1の観点に係るデータ通信方法は、上記通信サーバ装置が、上記転送を保留したデータのうち保留時間が所定の時間を超えたデータ、および/または、所定のデータ量からの超過分のデータを破棄する第5のステップを有しても良い。
本発明の第2の観点は、第1の通信端末と複数の第2の通信端末とが行うデータ通信方法に関するものであり、このデータ通信方法は、上記複数の第2の通信端末の各々が通信可能であるか否かを上記第1の通信端末が繰り返し判定する第1のステップと、上記第1のステップにおいて全ての第2の通信端末が通信可能と判定されると、上記第1の通信端末が全ての第2の通信端末にデータを送信するとともに、上記第2のステップにおいて少なくとも1つの第2の通信端末が通信不能と判定されると、上記第1の通信端末がデータを保持して送信を保留する第2のステップと、上記データの送信保留後、上記第1のステップの繰り返しの判定により全ての第2の通信端末が通信可能と判定されると、上記第1の通信端末が上記送信を保留していたデータを上記複数の第2の通信端末に送信する第3のステップとを有する。
上記第2の観点に係るデータ通信方法は、上記第3のステップの後に未送信の保留データが残る場合、未転送のデータを保持している旨を上記複数の第2の通信端末に通知しても良い。
また、上記第2の観点に係るデータ通信方法は、上記第1の通信端末が、上記送信を保留したデータのうち保留時間が所定の時間を超えたデータ、および/または、所定のデータ量からの超過分のデータを破棄する第4のステップを有しても良い。
本発明の第3の観点は、第1の通信端末と複数の第2の通信端末とが行うデータ通信を制御する通信サーバ装置に関するものであり、この通信サーバ装置は、上記第1の通信端末から上記複数の第2の通信端末に宛てて送信されたデータを受信する受信手段と、上記第2の通信端末がそれぞれ通信可能であるか否かを繰り返し判定する判定手段と、上記データを保持可能な保持手段と、上記データを全ての第2の通信端末に転送する転送手段と、上記判定手段において少なくとも1つの第2の通信端末が通信不能と判定された場合は、上記受信手段にて受信したデータを上記保持手段に保持して上記転送手段による転送を保留し、且つ当該転送の保留後に上記判定手段において全ての第2の通信端末が通信可能と判定されると上記保持手段に保持していたデータを上記転送手段にて全ての第2の通信端末へ転送するよう制御する制御手段とを有する。
上記第3の観点に係る通信サーバ装置は、上記データを保持して転送を保留すると、未転送のデータを保持している旨を上記第1の通信端末に通知する通知手段を有しても良い。
上記制御手段は、上記転送を保留したデータのうち保留時間が所定の時間を超えたデータ、および/または、所定のデータ量からの超過分のデータを破棄するよう制御しても良い。
本発明の第4の観点は、複数の通信端末とデータ通信を行う通信端末に関するものであり、この通信端末は、上記複数の第2の通信端末の各々が通信可能であるか否かを繰り返し判定する判定手段と、上記データを保持可能な保持手段と、上記データを全ての第2の通信端末に送信する送信手段と、上記判定手段において少なくとも1つの第2の通信端末が通信不能と判定された場合は、上記データを上記保持手段に保持して上記送信手段による送信を保留し、且つ当該送信の保留後に上記判定手段において全ての第2の通信端末が通信可能と判定されると上記保持手段に保持していたデータを上記送信手段にて全ての第2の通信端末へ送信するよう制御する制御手段とを有する。
上記第4の観点に係る通信端末は、上記保留していたデータの送信の後に未送信の保留データが残る場合、未転送のデータを保持している旨を上記複数の第2の通信端末に通知する通知手段を有しても良い。
上記制御手段は、上記送信を保留したデータのうち保留時間が所定の時間を超えたデータ、および/または、所定のデータ量からの超過分のデータを破棄するように制御しても良い。
本発明によれば、1つの通信端末から複数の通信端末へデータを送信する場合において、一時的に通信不能となる通信端末が現れても、通信可能な状態に回復した後で当該通信端末にデータを送信することが可能になるため、良好なデータ通信を維持することができる。
以下、本発明の2つの実施形態について、図面を参照して説明する。
<第1の実施形態>
図1は、本発明の第1の実施形態に係る通信システムの構成の一例を示す図である。
図1に示す通信システムは、通信端末100−1〜100−4と、通信サーバ装置200とを有する。
通信端末100−1〜100−4は、例えば携帯電話機等の無線通信端末であり、基地局(300−1,300−2)を介して通信網300に接続される。通信端末100−1〜100−4は、通信網300に接続される通信サーバ装置200の制御に従ってデータ通信を行う。本実施形態では、一例として、PoCによる半二重のデータ通信を行うものとする。
なお、データ通信において伝送されるデータには、例えば通話の音声や、画像、文字などのデータが含まれる。
通信端末100−1〜100−4は、PoCによるデータ通信の期間において、通信サーバ装置200からping(packet internet groper)コマンドなどによって通信可能な状態にあるか否かを検査するための信号が送られてきた場合、通信サーバ装置200に対して所定の応答を返す。
通信サーバ装置200は、通信端末100−1〜100−4のPoCによるグループ通信を制御する装置である。
通信サーバ装置200は、通信端末100−1〜100−4の1つからPoCによるグループ通信の開始要求を受けると、その要求に応じて相手方の通信端末を呼出し、通信セッションを確立する。
通信セッションの確立後、通信サーバ装置200は、1つの通信端末から複数の通信端末へ送信されるデータを中継する。すなわち、送信側の通信端末から受信側の通信端末に宛てて送信されるデータを一旦受信し、これを受信側の通信端末へ転送する。
また、通信サーバ装置200は、グループ通信の期間において、各通信端末が通信可能な状態にあるか否かを繰り返し判定する。例えば、通信サーバ装置200は、受信側の通信端末に対して定期的にpingコマンドを実行し、その応答を調べることによって、受信側の通信端末が通信可能な状態にあるか否かをそれぞれ判定する。
この判定によって、受信側の全ての通信端末が通信可能と判定された場合、通信サーバ装置200は、送信側の通信端末から送られてきたデータを受信側の各通信端末へ転送する。
他方、この判定によって、通信不能な通信端末が存在することが分かった場合、通信サーバ装置200は、受信側の全ての通信端末に対するデータの転送を保留し、送信側の通信端末から送られてきたデータを一時的に保持する。その後、上述した繰り返しの判定によって、通信不能と判定された通信端末が通信可能と新たに判定された場合、通信サーバ装置200は、転送保留中のデータを受信側の全ての通信端末に送信する。
また、通信サーバ装置200は、転送保留中のデータを所定の条件に従って適宜廃棄する。例えば、転送保留中のデータのうち、その保留時間が所定の時間を越えたデータを破棄する。あるいは、転送保留中のデータのうち、所定のデータ量からの超過分のデータであって転送を保留した時刻が最も古いデータを破棄する。これにより、データ転送の保留によって通信サーバ装置200内に保持されるデータの量を制限することが可能になる。
次に、通信端末100−1〜100−4の構成を説明する。
図2は、通信端末100−1〜100−4の構成の一例を示す図である。
図2に示す通信端末は、アンテナ1と、通信部2と、キー入力部3と、音声処理部4と、表示部5と、記憶部6と、制御部7とを有する。
通信部2は、通信網300の基地局(300−1,300−2)との間の無線通信に関する処理を行う。例えば、制御部7から供給される送信データに所定の変調処理を施して無線信号に変換し、アンテナ1から送出する。また、アンテナ1において受信される基地局からの無線信号に所定の復調処理を施して受信データに変換し、制御部7に出力する。
キー入力部3は、例えば数字キー、文字キー、矢印キー、決定キーなど、各種の機能を持ったキーを有しており、これらのキーがユーザによって操作された場合に、その操作内容を電気信号に変換して制御部7に通知する。
また、キー入力部3には、PoCによるグループ通信において送信と受信とをためのキー(送信キー)が設けられている。ユーザが送信キーを操作することにより、通信端末は送信端末または受信端末に切り換わる。
音声処理部4は、スピーカやマイクロフォンにおいて入出力される音声信号を処理する。すなわち、マイクロフォンから入力される音声信号に増幅、アナログ−デジタル変換、符号化等の信号処理を施し、デジタルの音声データに変換してシステム制御部7に出力する。また、システム制御部7から供給される音声データに復号化、デジタル−アナログ変換、増幅等の信号処理を施し、アナログの音声信号に変換してスピーカに出力する。
表示部5は、例えば液晶表示パネルや有機ELパネルなどの表示デバイスを用いて構成されており、制御部7から供給される画像データに応じた画像を表示する。例えば、発信時における発信先の電話番号や、着信時における着信相手の電話番号、受信メールや送信メールの内容、待ち受け画面、日付、時刻、バッテリ残量等を表示する。
記憶部6は、制御部7の処理で利用される各種のデータや、制御部7の処理結果のデータを記憶する。例えば、制御部7のコンピュータ・プログラム、その処理に用いる定数データ、処理過程で一時的に記憶する変数データ、電話番号や電子メールドレスなとの情報を管理するアドレス帳などを記憶する。
制御部7は、通信端末の全体的な動作に関わる種々の処理を行う。
例えば通話に関する処理として、所定のプロトコルに従った音声通話が適切に行われるように、音声処理部4における音声の入出力、通信部2における通話データの送受信を制御する。
また、電子メールに関する処理として、送信メールの作成、受信メールの閲覧、電子メールの送受信が適切に行われるように、キー入力部3からの文字データの入力、表示部5における送受信メールの表示、通信部2における電子メールの送受信を制御する。
制御部7は、例えば、記憶部6に格納されるプログラム(オペレーティングシステム、アプリケーション等)に基づいて処理を実行するコンピュータを有しており、プログラムに従って上述した処理を実行する。
制御部7に含まれる各処理ブロックについて以下に説明する。
受信制御部701および送信制御部702は、PoCによる半二重のデータ通信においてデータの送受信に関わる動作を制御する。
通知処理部703は、通信サーバ装置200から送られてくる通知を処理する。例えば、通信状態を確認するための所定の信号(pingコマンド等)が通信サーバ装置200から送られてきた場合、通知処理部703は、通信サーバ装置200に対して所定の応答信号を送信する。
また、通知処理部703は、通信サーバ装置200内に未転送のデータが保持されている旨の通知を受信した場合、キー入力制御部704に対して送信キーの無効を要求し、送信者になることを禁止する。この場合、通知処理部703は、データ送信の無効を通知する文字や画像を表示部5に表示させても良い。
キー入力制御部704は、通知処理部703の要求に従って、キー入力部3の送信キーの入力を有効または無効にする。送信キーの入力を無効にした場合、送信端末になることが禁止され、ユーザが送信キーを操作してもデータの送信を行うことができなくなる。
次に、通信サーバ装置200の構成を説明する。
図3は、通信サーバ装置200の構成の一例を示す図である。
図3に示す通信サーバ装置200は、通信部8と、ユーザインターフェース部9と、制御部10と、記憶部11とを有する。
通信部8は、通信網300を介した通信に関する処理を行う。例えば、PoCによるグループ通信を行う場合、通信サーバ装置はIP網に接続される。通信部8は、このIP網を介したデータの送受信に関わる処理を行う。
ユーザインターフェース部9は、例えばキーボードやマウス、ディスプレイ装置など、通信サーバ装置200を操作するための情報を入出力する。
記憶部11は、制御部10の処理で利用される各種のデータや、制御部10の処理結果のデータを記憶する。例えば、制御部10のコンピュータ・プログラム、その処理に用いる定数データ、処理過程で一時的に記憶する変数データなどを記憶する。
また、記憶部11は、制御部10によって転送を保留されたデータを一時的に保持する。
制御部10は、通信サーバ装置200の全体的な動作に関わる種々の処理を行う。例えば、1つの通信端末からグループ通信の開始を要求された場合に、相手方の通信端末を呼び出して、通信セッションを確立する処理を行う。また、通信セッションの確立後、1つの通信端末から複数の通信端末に宛てて送信されるデータを一旦受信し、これを受信側の通信端末へ適宜転送する。
制御部10は、例えば、記憶部11に格納されるプログラム(オペレーティングシステム、アプリケーション等)に基づいて処理を実行するコンピュータを有しており、プログラムに従って処理を実行する。
制御部10は、PoCによるグループ通信に関連する処理ブロックとして、判定部101と、受信制御部102と、転送制御部103と、一次記憶データ処理部104と、通知送信部105とを有する。
判定部101は、PoCによるデータ通信に参加中の各通信端末が通信可能であるか否かを繰り返し判定する。例えば、pingコマンド等によって接続状態を確認する信号を受信側の通信端末へ定期的に送信し、これに対する応答信号が返されるか否かに応じて、各通信端末が通信可能であるか否かを判定する。
受信制御部101および転送制御部103は、PoCによる半二重のデータ通信においてデータの受信および転送に関わる動作を制御する。
受信制御部101は、送信側の通信端末からグループ通信によって送信されるデータを受信する。
転送制御部103は、判定部101において受信側の全ての通信端末が通信可能と判定される場合、受信制御部101において受信されたデータを受信側の全ての通信端末に転送する。
他方、転送制御部101は、判定部101において少なくとも1つの通信端末が通信不能と判定された場合、この通信不能と判定された通信端末に対するデータの転送を保留し、送信側の通信端末から送られてきたデータを記憶部11の所定の記憶領域に一時的に格納する。
そして、この転送保留の後、通信不能と判定された通信端末が判定部101の繰り返しの判定により通信可能と判定された場合、転送を保留したデータを受信側の通信端末へ転送する。
例えば、転送制御部103は、受信側の通信端末が1つでも通信不能と判定された場合、受信側の全ての通信端末に対するデータの転送を保留する。この場合、転送制御部10は、その後に行われる判定部101の判定によって受信側の全ての通信端末が通信可能と判定された場合、転送の保留により記憶部11に一時的に格納されているデータを受信側の全ての通信端末に転送する。
一時記憶データ処理部104は、転送の保留によって記憶部11に一時的に格納されるデータを所定の条件に基づいて廃棄する。例えば、転送保留中のデータのうち、その保留時間が所定の時間を越えたデータを破棄する。あるいは、転送保留中のデータのうち、所定のデータ量からの超過分のデータであって転送を保留した時刻が最も古いデータを破棄する。
通知送信部104は、各通信端末に対する通知を送信する処理を行う。
例えば、記憶部11に未転送のデータが残っているか否かを通知する信号を、送信側および受信側の各通信端末へ送信する。
ここで、上述した構成を有する本実施形態に係る通信システムの動作について、図4,図5を参照して説明する。図4,図5の例では、通信端末100−1が送信側、通信端末100−2〜100−4が受信側になって音声通話が行われる。
図4は、本実施形態に係る通信システムにおけるデータ通信手順の第1の例を示すフローチャートである。
送信側の通信端末100−1が通信サーバ装置200にログインし、相手方の通信端末の呼出しを要求する。通信サーバ装置200は、この要求に応じて受信側となる相手方の通信端末を呼出し、通信セッションを確立する。ここまでが、サーバのログイン処理である。
通信セッションが確立すると、通信サーバ装置200は、受信側の端末(100−2〜100−4)に対して接続状態を確認するための信号(pingコマンド等)を定期的に送信する(ステップS102,S116,S130,S144)。
ステップS102の確認を行う時点において、通信端末100−2〜100〜4は何れも通信可能な状態にあるため、受信側の各通信端末は通信サーバ装置200に応答信号を返す(ステップS104,S106,S108)。
この応答信号を受けた通信サーバ装置200は、受信側の全ての通信端末100−2〜100−4が通信可能であると判定する。
この場合、通信サーバ装置200は、送信側の通信端末100−1から送信されるデータ(ステップS110)を、受信側の全ての通信端末100−2〜100〜4に転送する(ステップS112)。
このとき、通信サーバ装置200には未転送のデータが保持されていないため、通信サーバ装置200は、その旨を通知する信号を各通信端末(100−1〜100−4)に送信する。送信側の通信端末100−1には、この通知が単独で送信され(S114)、受信側の通信端末100−2〜100−4には、例えばステップS110のデータに付加して送信される。
この通知を受けた受信側の通信端末100−2〜100−4は、送信キーの操作を有効にする。すなわち、この場合の通信端末100−2〜100−4は、この時点で送信キーの操作に応じて、受信側から送信側に切り換わることが可能である。
このように、受信側の全ての通信端末が通信可能である場合、送信側の通信端末100−1から通信サーバ装置200へ送信されたデータは、受信側の全ての通信端末(100−2〜100−4)へ転送される。
一方、ステップS116,S130の確認を行う時点において、通信端末100−4は通信不能な状態に陥っており、通信端末100−2からの応答信号(S118,S132)および通信端末100−3からの応答信号(S120,S134)は返ってくるものの、通信端末100−4からの応答信号は返ってこない。
そのため、通信サーバ装置200は、通信端末100−4が通信不能になっていると判定する。
この場合、通信サーバ装置200は、送信側の通信端末100−1から送信されるデータ(ステップS124,S138)を受信側の端末100−2〜100−4に転送せず、記憶部11に一時的に格納する(ステップS126,S140)。
これにより、通信サーバ装置200には未転送のデータが保持されるため、通信サーバ装置200は、その旨を通知する信号を送信側の通信端末100−1に送信する(S128,S142)。
その後、ステップS144の確認を行う時点において、通信端末100−4が再び通信可能な状態になると、受信側の全ての通信端末100−2〜100−4から応答信号が返ってくる(ステップS146,S148,S150)。
この応答信号を受けた通信サーバ装置200は、受信側の全ての通信端末100−2〜100−4が再び通信可能な状態になったと判定する。
すると、通信サーバ装置200は、記憶部11に一時的に格納されている転送保留中のデータを、受信側の全ての通信端末100−2〜100−4に転送する(S154)。
このデータ転送を行った後も、通信サーバ装置200に未転送のデータが残る場合、通信サーバ装置200は、その旨を通知する信号を各通信端末(100−1〜100−4)に送信する。
この通知を受けた受信側の通信端末100−2〜100−4は、送信キーを無効にする。すなわち、受信側の通信端末100−2〜100−4は、送信キーを操作しても送信側に切り換わることを禁止される。この禁止状態は、通信サーバ装置200に残存する未転送のデータが無くなり、その旨を通知する信号が通信サーバ装置200から端末に送信されることにより解除される。
以上説明したように、本実施形態によれば、受信側の各通信端末が通信可能であるか否かが通信サーバ装置200において繰り返し判定され、通信不能の通信端末があると判定された場合、受信側の全ての通信端末に対するデータの転送が保留される。そして、通信不能と判定された通信端末がその後に通信可能であると判定された場合、転送を保留されたデータが改めて受信側の全ての通信端末に転送される。
これにより、例えばPoCなどのグループ通信において、1つの通信端末から複数の通信端末へデータを送信する際に、一時的に通信不能となる通信端末が存在する場合はどの受信側の通信端末にもデータを転送せず、通信端末の通信状態が回復したときに受信側の全通信端末へ一斉にデータを送信することができるため、受信側の通信端末間でデータ受信の遅延が生じることなく1対多のデータ通信を良好に行うことができる。
また、転送保留中のデータを一時記憶するために通信サーバ装置200に設けられる記憶領域を、複数の受信側の通信端末で共有することができるため、記憶領域の容量を小さくすることができる。
しかも、本実施形態においては、通信サーバ装置200に未転送のデータが保持されているか否かが各通信端末に通知される。
これにより、各通信端末は、通信サーバ装置200に保持されている未転送のデータの有無を正しく把握することが可能になる。
特に受信側の通信端末では、この通知によって未転送のデータが通信サーバ装置200に残存していることを把握した場合に、そのデータ送信を禁止することによって、受信側の通信端末が連続したデータを受信する際に受信の順番が入れ替わってしまう事態を防止できる。例えば、ある通信端末が送信側となって言葉を発した後で、その送信側になる前に通信サーバ装置200に残存していた古い通話音声を聞くような事態を防止できる。
更に、本実施形態においては、通信サーバ装置200に保持される転送保留中のデータが、所定の条件に従って適宜廃棄される。例えば、転送の保留時間が所定の時間を越えたデータや、所定のデータ量からの超過分のデータであって転送を保留した時刻が最も古いデータなどが破棄される。
これにより、データ転送の保留によって通信サーバ装置200内に保持されるデータの量を制限することが可能になり、記憶容量を無駄に大きくしなくて済む。
また、転送を保留した時刻が最も古いデータを順に廃棄していくため、一時記憶されたデータが無くなったときには、リアルタイムで伝送されるデータをその後に切れ目なく繋げて受信側の通信端末に送信することが可能になる。これにより、受信側の通信端末では、現在受信しているデータをあたかもリアルタイムで伝送されるデータのように扱うことが可能になり、例えば音声通話などのリアルタイム性が要求される通信を良好に行うことができる。
<第2の実施形態>
次に、本発明の第2の実施形態について説明する。
先に説明した第1の実施形態に係る通信システムでは、通信サーバ装置を介してデータ通信が行われているが、本実施形態に係る通信システムでは、通信サーバ装置を介さずに通信端末同士で直接データ通信が行われる。
図5は、本実施形態に係る通信システムの構成の一例を示す図である。
図5に示すように、本実施形態に係る通信システムでは、複数の通信端末(100A−1〜100A−4)が通信網300を介して直接データ通信(P2P:ピア・ツゥ・ピア通信)を行う。
図6は、本実施形態に係る通信端末の構成の一例を示す図であり、図2と図6の同一符号は同一の構成要素を示す。
図6に示す通信端末は、図2に示す通信端末における制御部7を制御部7Aに置き換えたものであり、他の構成要素については図2に示す通信端末と同じである。
制御部7Aは、通信端末の全体的な動作に関わる種々の処理を行う。制御部7Aは、例えば、記憶部6に格納されるプログラムに基づいて処理を実行するコンピュータを有しており、プログラムに従って処理を実行する。
制御部7Aは、PoCによるグループ通信に関する処理ブロックとして、受信制御部705と、送信制御部706と、判定部707と、一次記憶データ処理部708と、通知処理部709と、キー入力制御部710とを有する。
判定部707は、通信端末が送信側となる場合に動作する処理ブロックであり、PoCによるデータ通信に参加中の各通信端末が通信可能であるか否かを繰り返し判定する。例えば、pingコマンド等によって接続状態を確認する信号を受信側の通信端末へ定期的に送信し、これに対する応答信号が返されるか否かに応じて、各通信端末が通信可能であるか否かを判定する。
受信制御部705は、グループ通信において通信相手の通信端末から送られてくるデータを受信する。
送信制御部706は、判定部707において受信側の全ての通信端末が通信可能と判定される場合、受信側の全ての通信端末にデータを送信する。
他方、送信制御部706は、判定部707において少なくとも1つの通信端末が通信不能と判定された場合、この通信不能と判定された通信端末に対するデータの送信を保留し、送信を保留したデータを記憶部6の所定の記憶領域に一時的に格納する。
そして、この送信保留の後、通信不能と判定された通信端末が判定部707の繰り返しの判定により通信可能と判定された場合、送信を保留したデータを受信側の通信端末へ転送する。
例えば、送信制御部706は、受信側の通信端末が1つでも通信不能と判定された場合、受信側の全ての通信端末に対するデータの送信を保留する。この場合、送信制御部706は、その後に行われる判定部707の判定によって受信側の全ての通信端末が通信可能と判定された場合、送信の保留により記憶部6に一時的に格納されているデータを受信側の全ての通信端末に送信する。
一時記憶データ処理部708は、送信の保留によって記憶部6に一時的に格納されるデータを所定の条件に基づいて廃棄する。例えば、送信保留中のデータのうち、その保留時間が所定の時間を越えたデータを破棄する。あるいは、送信保留中のデータのうち、所定のデータ量からの超過分のデータであって送信を保留した時刻が最も古いデータを破棄する。
通知処理部709は、送信側の通信端末として動作する場合において、所定の通知を受信側の通信端末へ送信する。例えば、記憶部6に未送信のデータが残っているか否かを通知する信号を、受信側の各通信端末へ送信する。
また、通知処理部709は、受信側の通信端末として動作する場合において、送信側の通信端末から送られてくる通知や命令を処理する。例えば、通信状態を確認するための所定の信号(pingコマンド等)が送信側の通信端末から送られてきた場合、通知処理部709は、この送信側の通信端末に対して所定の応答信号を送信する。
また、通知処理部709は、送信側の通信端末内に未送信のデータが保持されている旨の通知を受信した場合、キー入力制御部710に対して送信キーの無効を要求し、送信者になることを禁止する。この場合、通知処理部709は、データ送信の無効を通知する文字や画像を表示部5に表示させても良い。
キー入力制御部710は、通知処理部709の要求に従って、キー入力部3の送信キーを有効または無効にする。送信キーを無効にした場合、送信端末になることが禁止され、データの送信を行うことができなくなる。
ここで、上述した構成を有する本実施形態に係る通信システムの動作について、図7を参照して説明する。図7の例では、通信端末100A−1が送信側、通信端末100A−2〜100A−4が受信側になって音声通話が行われる。
図7は、本実施形態に係る通信システムにおけるデータ通信手順の第1の例を示すフローチャートである。
送信側の通信端末100A−1は、受信側の通信端末100A−2〜100A−4に対して接続状態を確認するための信号(pingコマンド等)を定期的に送信する(ステップS202,S212,S222,S232)。
ステップS202の確認を行う時点において、通信端末100A−2〜100A〜4は何れも通信可能な状態にあるため、受信側の各通信端末は通信端末100A−1に応答信号を返す(ステップS204,S206,S208)。
この応答信号を受けた通信端末100A−1は、受信側の全ての通信端末100A−2〜100A−4が通信可能であると判定する。
この場合、通信端末100A−1は、受信側の全ての通信端末100−2〜100〜4に通話音声などのデータを送信する(ステップS210)。
このとき、通信端末100A−1には未送信のデータが保持されていないため、通信端末100A−1は、その旨を通知する信号を受信側の通信端末100A−2〜100A−4に送信する。この通知信号は、例えばステップS210のデータに付加して送信される。
この通知を受けた受信側の通信端末100A−2〜100A−4は、送信キーの操作を有効にする。すなわち、この場合の通信端末100A−2〜100A−4は、送信キーの操作に応じて、受信側から送信側に切り換わることが可能である。
このように、受信側の全ての通信端末が通信可能である場合、送信側の通信端末100A−1から受信側の全ての通信端末(100A−2〜100−4)へデータが送信される。
一方、ステップS212,S222の確認を行う時点において、通信端末100A−4は通信不能な状態に陥っており、通信端末100A−2からの応答信号(S214,S224)および通信端末100A−3からの応答信号(S216,S226)は返ってくるものの、通信端末100A−4からの応答信号は返ってこない。
そのため、通信端末100A−1は、通信端末100A−4が通信不能になっていると判定する。
この場合、通信端末100A−1は、受信側の全ての端末(100A−2〜100A−4)にデータを送信せず、記憶部6に一時的に格納する(ステップS220,S230)。
その後、ステップS232の確認を行う時点において、通信端末100A−4が再び通信可能な状態になると、受信側の全ての通信端末から応答信号が返ってくる(ステップS234,S236,S238)。
この応答信号を受けた通信端末100A−1は、受信側の全ての通信端末100A−2〜100A−4が再び通信可能な状態になったと判定する。
この場合、通信端末100A−1は、記憶部6に一時的に格納されている送信保留中のデータを、受信側の全ての通信端末100A−2〜100A−4に送信する(ステップS240)。
このデータ送信を行った後も、通信端末100A−1に未転送のデータが残る場合、通信端末100A−1は、その旨を通知する信号を受信側の通信端末100A−2〜100A−4に送信する。
この通知を受けた受信側の通信端末100A−2〜100A−4は、送信キーを無効にする。すなわち、受信側の通信端末100A−2〜100A−4は、送信キーの操作に関わらず送信側に切り換わることを禁止される。この禁止状態は、通信端末100A−1に残存する未送信のデータが無くなり、その旨を通知する信号が通信端末100A−1から端末に送信されることにより解除される。
以上説明したように、本実施形態によれば、受信側の各通信端末(100A−2〜100A−4)が通信可能であるか否かが送信側の通信端末(100A−1)において繰り返し判定され、通信不能の通信端末があると判定された場合、受信側の全通信端末へのデータの送信が保留される。そして、通信不能と判定された通信端末がその後に通信可能であると判定された場合、送信を保留されたデータが改めて受信側の全ての通信端末に送信される。
これにより、例えばPoCなどのグループ通信において、1つの通信端末から複数の通信端末へデータを送信する際に、一時的に通信不能となる通信端末が存在する場合はどの受信側の通信端末にもデータを転送せず、通信端末の通信状態が回復したときに受信側の全通信端末へ一斉にデータを送信することができるため、受信側の通信端末間でデータ受信の遅延が生じることなく1対多のデータ通信を良好に行うことができる。
また、送信保留中のデータを一時記憶するために送信側の通信端末に設けられる記憶領域を、複数の受信側の通信端末によって共有することができるため、記憶領域の容量を小さくすることができる。
しかも、本実施形態においては、送信側の通信端末に未送信のデータが保持されているか否かが受信側の各通信端末に通知される。
これにより、受信側の通信端末では、当該通知によって未送信のデータが送信側の通信端末に残存していることを把握した場合に、そのデータ送信を禁止して、受信側の通信端末が連続したデータを受信する際に受信の順番が入れ替わってしまう事態を防止できる。例えば、ある通信端末が送信側となって言葉を発した後で、その送信側になる前に別の通信端末に残存していた古い通話音声を聞くような事態を防止できる。
更に、本実施形態においては、通信端末100A−1に保持される送信保留中のデータが、所定の条件に従って適宜廃棄される。例えば、送信の保留時間が所定の時間を越えたデータや、所定のデータ量からの超過分のデータであって送信を保留した時刻が最も古いデータなどが破棄される。
これにより、データ送信の保留によって送信側の通信端末内に保持されるデータの量を制限することが可能になり、記憶容量を無駄に大きくしなくて済む。
また、送信を保留した時刻が最も古いデータを順に廃棄していくため、一時記憶されたデータが無くなったときには、リアルタイムで伝送されるデータをその後に切れ目なく繋げて受信側の通信端末に送信することが可能になる。これにより、受信側の通信端末では、現在受信しているデータをあたかもリアルタイムで伝送されるデータのように扱うことが可能になり、例えば音声通話などのリアルタイム性が要求される通信を良好に行うことができる。
以上、本発明の幾つかの実施形態について説明したが、本発明は上記の形態のみに限定されるものではなく、種々のバリエーションを含んでいる。
上述の実施形態では、PoCによるグループ通信に本発明を適用する例を説明しているが、本発明はこれに限定されず、1対多のデータ通信を行う他の種々のグループ通信にも適用可能である。
通信端末の制御部7,7Aの処理や、通信サーバ装置の制御部10の処理は、全てをハードウェアで実行しても良いし、その少なくとも一部を、コンピュータによってプログラムに基づいて実行させても良い。
本発明の携帯端末は携帯電話機に限定されない。例えば、PDA(personal digital assistants)など、通信機能を有する端末装置に本発明は広く適用可能である。
第1の実施形態に係る通信システムの構成の一例を示す図である。 第1の実施形態に係る通信端末の構成の一例を示す図である。 第1の実施形態に係る通信サーバ装置の構成の一例を示す図である。 第1の実施形態に係る通信システムにおけるデータ通信手順の一例を示すフローチャートである。 第2の実施形態に係る通信システムの構成の一例を示す図である。 第2の実施形態に係る通信端末の構成の一例を示す図である。 第2の実施形態に係る通信システムにおけるデータ通信手順の一例を示すフローチャートである。
符号の説明
100−1〜100−4,100A−1〜100A−4…通信端末、200…通信サーバ装置、300…通信網、1…アンテナ、2…通信部、3…キー入力部、4…音声処理部、5…表示部、6,11…記憶部、7,7A…制御部、701,705…受信制御部、702,706…送信制御部、703,709…通知処理部、704,710…キー入力制御部、707…判定部、708…一時記憶データ処理部、8…通信部、9…ユーザインターフェース部、10…制御部、101…判定部、102…受信制御部、103…転送制御部、104…一時記憶データ処理部、105…通知送信部

Claims (12)

  1. 第1の通信端末と複数の第2の通信端末とが通信サーバ装置を介して行うデータ通信方法であって、
    上記第1の通信端末から上記複数の第2の通信端末に宛てて送信されたデータを上記通信サーバ装置が受信する第1のステップと、
    上記第2の通信端末がそれぞれ通信可能であるか否かを上記通信サーバ装置が繰り返し判定する第2のステップと、
    上記第2のステップにおいて全ての第2の通信端末が通信可能と判定されると、上記通信サーバ装置が全ての第2の通信端末に上記データを転送するとともに、上記第2のステップにおいて少なくとも1つの第2の通信端末が通信不能と判定されると、上記通信サーバ装置が上記データを保持して転送を保留する第3のステップと、
    上記データの転送保留後、上記第2のステップの繰り返しの判定により全ての第2の通信端末が通信可能と判定されると、上記通信サーバ装置が上記転送を保留していたデータを上記複数の第2の通信端末に転送する第4のステップと
    を有することを特徴とするデータ通信方法。
  2. 上記第3のステップにおいて上記データの転送を保留にすると、未転送のデータを保持している旨を上記第1の通信端末に通知する
    ことを特徴とする請求項1に記載のデータ通信方法。
  3. 上記通信サーバ装置が、上記転送を保留したデータのうち保留時間が所定の時間を超えたデータ、および/または、所定のデータ量からの超過分のデータを破棄する第5のステップを有する
    ことを特徴とする請求項1または2に記載のデータ通信方法。
  4. 第1の通信端末と複数の第2の通信端末とが行うデータ通信方法であって、
    上記複数の第2の通信端末の各々が通信可能であるか否かを上記第1の通信端末が繰り返し判定する第1のステップと、
    上記第1のステップにおいて全ての第2の通信端末が通信可能と判定されると、上記第1の通信端末が全ての第2の通信端末にデータを送信するとともに、上記第1のステップにおいて少なくとも1つの第2の通信端末が通信不能と判定されると、上記第1の通信端末がデータを保持して送信を保留する第2のステップと、
    上記データの送信保留後、上記第1のステップの繰り返しの判定により全ての第2の通信端末が通信可能と判定されると、上記第1の通信端末が上記送信を保留していたデータを上記複数の第2の通信端末に送信する第3のステップと
    を有することを特徴とするデータ通信方法。
  5. 上記第3のステップの後に未送信の保留データが残る場合、未転送のデータを保持している旨を上記複数の第2の通信端末に通知する
    ことを特徴とする請求項4に記載のデータ通信方法。
  6. 上記第1の通信端末が、上記送信を保留したデータのうち保留時間が所定の時間を超えたデータ、および/または、所定のデータ量からの超過分のデータを破棄する第4のステップを有する
    ことを特徴とする請求項4または5に記載のデータ通信方法。
  7. 第1の通信端末と複数の第2の通信端末とが行うデータ通信を制御する通信サーバ装置であって、
    上記第1の通信端末から上記複数の第2の通信端末に宛てて送信されたデータを受信する受信手段と、
    上記第2の通信端末がそれぞれ通信可能であるか否かを繰り返し判定する判定手段と、
    上記データを保持可能な保持手段と、
    上記データを全ての第2の通信端末に転送する転送手段と、
    上記判定手段において少なくとも1つの第2の通信端末が通信不能と判定された場合は、上記受信手段にて受信したデータを上記保持手段に保持して上記転送手段による転送を保留し、且つ当該転送の保留後に上記判定手段において全ての第2の通信端末が通信可能と判定されると上記保持手段に保持していたデータを上記転送手段にて全ての第2の通信端末へ転送するよう制御する制御手段と
    を有することを特徴とする通信サーバ装置。
  8. 上記データを保持して転送を保留すると、未転送のデータを保持している旨を上記第1の通信端末に通知する通知手段を有する
    ことを特徴とする請求項7に記載の通信サーバ装置。
  9. 上記制御手段は、上記転送を保留したデータのうち保留時間が所定の時間を超えたデータ、および/または、所定のデータ量からの超過分のデータを破棄するよう制御する
    ことを特徴とする請求項7に記載の通信サーバ装置。
  10. 複数の通信端末とデータ通信を行う通信端末であって、
    上記複数の第2の通信端末の各々が通信可能であるか否かを繰り返し判定する判定手段と、
    上記データを保持可能な保持手段と、
    上記データを全ての第2の通信端末に送信する送信手段と、
    上記判定手段において少なくとも1つの第2の通信端末が通信不能と判定された場合は、上記データを上記保持手段に保持して上記送信手段による送信を保留し、且つ当該送信の保留後に上記判定手段において全ての第2の通信端末が通信可能と判定されると上記保持手段に保持していたデータを上記送信手段にて全ての第2の通信端末へ送信するよう制御する制御手段と
    を有することを特徴とする通信端末。
  11. 上記保留していたデータの送信の後に未送信の保留データが残る場合、未転送のデータを保持している旨を上記複数の第2の通信端末に通知する通知手段を有する
    ことを特徴とする請求項10に記載の通信端末。
  12. 上記制御手段は、上記送信を保留したデータのうち保留時間が所定の時間を超えたデータ、および/または、所定のデータ量からの超過分のデータを破棄するように制御する
    ことを特徴とする請求項10または11に記載の通信端末。
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