JP4743314B2 - 照射装置 - Google Patents

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本発明は、半導体素子や液晶基板の製造工程において、ウエハやガラス基板等の基板のドライ洗浄に好適に用いることができる照射装置に関する。
半導体素子や液晶基板の製造工程においては、シリコンウエハやガラス基板等の基板の表面に付着した有機化合物等の除去処理が行われており、かかる有機化合物等の除去処理方法としては、水や有機溶剤等を使用しないドライ洗浄法が広く利用されている。
このようなドライ洗浄法の一つとして大気圧プラズマ発生装置が知られている。この装置は、一対の電極の間にプラズマが生じる空隙が形成されており、この空隙に窒素ガスを流しながら、短パルスの高電圧電界が印加される。高周波電界が印加された電極の大気圧近傍でプラズマが発生し、プラズマによってガラス基板などの被処理物に付着した有機物を除去することができる。
プラズマは、大気圧下では一瞬にしてグロー放電からアーク放電に移行し、スパーク放電が発生しやすい。そのため、短パルスの電界を電極に印加して、グロー放電からアーク放電に移行する前に、強制的に電界を切替えて、アーク放電に移行しないようにし、グロー放電のまま維持させている。
しかしながら、短パルスの電界を生成するパルス電源は高価であるため、装置全体の価格が上昇してしまうという問題がある。また、短パルス電界を印加する場合は、処理物であるガラス基板との走行位置とのタイミングを図る複雑な制御が必要となることや、急峻な電界が発生することからノイズの問題も生じる。
特開2002−151480号公報
本発明は、上記の問題点に鑑み、グロー放電からアーク放電への移行を防止することができ、かつ、パルス電源を使うことの種々の問題を解決できる新しい大気圧プラズマ発生装置を提供することを目的とする。
本願第1の発明は、交流電界が供給される一対の電極に挟まれる空間に、大気圧下に反応性ガスが流過されている反応性ガス層と放電容器の内部に不活性ガスが封入された不活性ガス層とが、電極に対して並行で連続するように配置されてなり、前記電極間で発生する放電が反応性ガス層におけるプラズマ放電と不活性ガス層におけるエキシマ放電とを介して発生することを特徴とする。
本願第2の発明は、第1の発明において、前記放電容器に一方の電極が取り付けられ、該放電容器が内部に配置されるランプハウスに他方の電極が取り付けられ、ランプハウスと放電容器との間に反応性ガス層が形成されていることを特徴とする。
本願第3の発明は、第2の発明において、前記一方の電極は放電容器の側面に伸びる一方の側面電極を有し、該一方の側面電極に対向する位置に前記他方の電極と同電位になるように電力が供給されている他方の側面電極が取り付けられ、前記一方の側面電極と前記他方の側面電極との間に誘電体を有することを特徴とする。
本願第4の発明は、第1の発明において、前記電極のうち、一方の電極を前記放電容器に直接に取り付けず、該一方の電極より大きい面積を有する誘電体を前記放電容器との間に配置し、該誘電体の被処理体に対向する面に前記一方の電極が取り付けられていることを特徴とする。
本願第1、第2の発明に係る照射装置によれば、一対の電極で発生する放電が反応性ガス層と不活性ガス層とを介して生じるようにすることによって、反応性ガス層の放電を持続させずに停止できるので、正弦波交流電圧を供給してもプラズマ放電のアーク放電への移行を防止でき、プラズマ放電を安定に維持することができる。また、被処理体に対して、エキシマランプからの紫外線による洗浄処理およびエキシマランプと電極との間に発生したプラズマによる洗浄処理の両方を行うことができるので、被処理体に対して高い洗浄処理能力が得られる。
本願第3の発明に係る照射装置によれば、ランプハウスと放電容器との間に反応性ガス層が形成されているため、放電容器の側面に伸びる一方の側面電極と、電極と同電位になるように電力が供給されている他方の側面電極との間でプラズマ放電が発生する。そのため、プラズマをより多く含むガスを被処理体Wに照射でき、被処理体Wの表面に付着した有機化合物がより効率よく分解・酸化される。
本願第4の発明に係る照射装置によれば、電極よりも大きい面積を有する誘電体を放電容器との間に配置し、誘電体の被処理体に対向する面に電極が取り付けることによって、電極同士がエキシマランプの放電容器の側面を放電が走り、沿面でアークショートしないようにすることができる。
第1の実施形態の照射装置の構成を示す説明用断面図 プラズマ放電用電極の設置位置を変更した構成を示す説明用断面図 エキシマ放電用電極を誘電体を介して設置した構成を示す説明用断面図 第2の実施形態の照射装置の構成を示す説明用断面図 放電容器の下側半分に外部電極が取り付けられた構成を示す説明用断面図 放電容器の全周を覆う網状電極が取り付けられた構成を示す説明用断面図 第3の実施形態の照射装置の構成を示す説明用断面図
図1は、第1の実施形態の照射装置の構成を示す説明用断面図である。
ランプハウス20の内部に、エキシマランプ10が配置され、エキシマランプ10の下方に被処理体Wを水平方向に搬送して移動させる搬送機構30が設けられている。ランプハウス20は、側壁を形成する側壁部材21a、21bが向かい合うように配置され、側壁部材21a、21bの上部の開口を塞ぐように天板22が形成されている。ランプハウス20を、側壁部材21a、21bと天板22とに分けて構成することにより、天板22を開閉式にしてランプハウス20内部に配置されるエキシマランプ10を交換できるようにしている。搬送機構30は、複数の搬送コロ31が被処理体Wの搬送方向に沿って並ぶよう配置されて構成されている。
ランプハウス20の天板22の内面には、例えばアルミニウムよりなる直方体状のプラズマ放電用電極25が設けられている。プラズマ放電用電極25の内部に、エキシマランプ10の長手方向に沿って水平に伸びる冷却水管26が複数設けられている。一方の側壁部材21aとプラズマ放電用電極25との間に、エキシマランプ10とプラズマ放電用電極25との間に反応性ガスを供給するためのマニホールド27が設けられている。反応性ガスとしては、窒素ガス(N)、アルゴンガス(Ar)、炭酸ガス(CO)、ヘリウムガス(He)などを主成分とし、酸素ガスが1〜2体積%含有してなるものを用いることが好ましい。また、単位長さ当りの流量が、1m当り0.5〜4m/sとなるように流過させている。
反応性ガスが、大気圧またはその近傍の圧力下において、マニホールド27からプラズマ放電用電極25とエキシマランプ10との間を流れ、他方の側壁部材21bとの隙間からエキシマランプ10の下方の被処理体Wに向かって流すことによって、発生したプラズマが被処理体Wに照射されるようにしている。反応性ガスが一方の側壁部材21aに沿って流出しないように、エキシマランプ10の側面に接触するように固定板23が配置されている。また、他方の側壁部材21bとの間にはエキシマランプ10の側面との間に反応性ガスが流過する隙間を挟んで案内部材28が配置されている。
エキシマランプ10は、合成石英ガラスなどのシリカガラス、サファイアなどの真空紫外線を良好に透過する断面矩形状で中空長尺の放電容器11の内部に、希ガス、または、希ガスとハロゲンガスとを混合した混合ガスよりなる不活性ガスが、例えば10〜80kPaで気密に封入されている。放電容器11の被処理体Wに対向する下面11bの外面に、網状のエキシマ放電用電極13が設けられている。エキシマ放電用電極13は、アルミニウム、ニッケル、金などの金属材料よりなり、これらの金属材料を含む導電性ペーストをスクリーン印刷することや、金属材料を真空蒸着することにより形成される。
プラズマ放電用電極25およびエキシマ放電用電極13は、正弦波交流電圧を供給する高周波電源Pに接続されている。高周波電源Pから供給される電力は、例えば、周波数が10〜100kHzであり、電圧が1kVrms〜数10kVrmsである。プラズマ放電用電極25とエキシマ放電用電極13との間に、放電容器11の内部に不活性ガスが封入された不活性ガス層14と、大気圧下に反応性ガスが流過する反応性ガス層24とが連続して挟まれるように配置されている。このため、プラズマ放電用電極25とエキシマ放電用電極13との放電は、エキシマランプ10の上面11aを介してプラズマ放電とエキシマ放電とを経ることになる。
不活性ガス層14でエキシマ放電が発生してエキシマ分子が形成され、真空紫外線が放射される。また、反応性ガス層24にかかる高周波電界によってプラズマ放電が発生し、反応性ガス24が電離または励起されてプラズマが生成される。そして、搬送機構30によって水平方向に移動する被処理体Wの表面に、エキシマランプ10から放射された真空紫外線が照射されると共に、真空紫外線によって発生したオゾン等の活性酸素が被処理体Wの表面に接触することにより、被処理体Wの表面に付着した有機化合物が分解・酸化される。更に、プラズマを含むガスが、エキシマランプ10の側面と案内部材28によって下方に導かれ、被処理体Wの表面に接触することにより、被処理体Wの表面に付着した有機化合物が分解・酸化される。
被処理体Wに対して、エキシマランプ10からの真空紫外線による洗浄処理、およびプラズマによる洗浄処理の両方を行うことができるので、被処理体Wに対して高い洗浄処理能力が得られる。
エキシマ放電およびプラズマ放電の開始電圧は、放電空間の圧力、放電ギャップの大きさ、ガスの種類等によって定まるが、プラズマ放電の開始電圧の方がエキシマ放電の開始電圧よりも高く、プラズマ放電がエキシマ放電より例えば数マイクロ秒間遅延して発生するよう設定されることが好ましい。このような条件が満たすように、反応性ガス層24と不活性ガス層14の放電ギャップの大きさや、不活性ガス層14のガス圧が設定される。
例えば、反応性ガス層24の放電ギャップの大きさとなるエキシマランプ10とプラズマ放電用電極25との離間距離を1〜10mmとし、不活性ガス層14の放電ギャップとなる放電容器11の上面11aと下面11bとの距離を0.05〜5mmとする。
プラズマ放電用電極25を高電圧発生側として正弦波交流電圧を供給した場合について説明する。エキシマ放電用電極13に印加された高電圧により、エキシマランプ10の下面11bに電荷が充電され、蓄えられた電荷による電圧がエキシマ放電の開始電圧に達すると、不活性ガス層14でエキシマ放電が発生する。さらに、不活性ガス層14でのエキシマ放電により、エキシマランプ10の上面11aに電荷がさらに充電され、プラズマ放電の放電開始電圧に達すると、反応性ガス層24でプラズマ放電が発生する。しかしながら、不活性ガス層14では、エキシマ放電によりエキシマランプ10の上面11aと下面11bとの間の電圧が低下するため、放電が維持することなく停止する。さらに、エキシマ放電の停止により、反応性ガス層24への電流が制限されてプラズマ放電も停止する。印加される高圧電圧をさらに上昇させていくと、上記状態が最大電圧に到達するまで繰り返し発生して放電する。反応性ガス層24の放電を持続させずに停止できるので、アーク放電への移行を防止できる。
プラズマ放電用電極25の極性が反転することによって、上記放電が再び生じる。
プラズマ放電用電極25とエキシマ放電用電極13との間に挟まれる空間に、反応性ガス層24と不活性ガス層14とが電極13、25に対して並ぶよう配置することによって、一対の電極25、13で発生する放電が反応性ガス層24と不活性ガス層14とを介して生じるようにしている。このような構成にすることによって、反応性ガス層24の放電を持続させずに停止できるので、正弦波交流電圧を供給してもプラズマ放電のアーク放電への移行を防止でき、プラズマ放電を安定に維持することができる。
続いて、第1の実施形態の変形例を示す。
図2は、第1の実施形態に対して、プラズマ放電用電極25の設置位置を変更した構成を示す説明用断面図である。
図1に示すようにプラズマ放電用電極25をランプハウス20の内部に配置して、プラズマ放電用電極25に高電圧を供給する場合、ランプハウス20やその他の部材と絶縁をとることが困難となる場合がある。そのような問題を回避するため、図2に示すようにランプハウス20の天板22とは別体に、天板22から吊り下げるようにしてプラズマ放電用電極25を配置している。このような構成にすることによって、プラズマ放電用電極25の絶縁がとりやすくなる。
図3は、第1の実施形態に対して、エキシマ放電用電極13を誘電体15を介して設置した構成を示す説明用断面図である。
エキシマ放電用電極13を放電容器11に直接に取り付けるのではなく、エキシマ放電用電極13より大きい面積を有する誘電体15を放電容器11との間に配置し、誘電体15の被処理体Wに対向する面にエキシマ放電用電極13が取り付けられている。このように誘電体15を介することによって、エキシマ放電用電極13とプラズマ放電用電極25とが、エキシマランプ10の放電容器11の側面を放電が走り、沿面でアークショートしないようにすることができる。
誘電体15とエキシマランプ10との間にも反応性ガスを流過させることによって、プラズマ放電用電極25とエキシマ放電用電極13との間で発生する放電は、誘電体とエキシマランプ10との間で生じるプラズマ放電が加わり、プラズマ放電が生じる反応性ガス層24に挟まれて、エキシマ放電が生じる不活性ガス層14が存在することになる。
続いて、第2の実施形態を示す。
図4は、第2の実施形態の照射装置のランプハウス内に配置される反射鏡51とエキシマランプ40とを示す説明用断面図である。
第2の実施形態のエキシマランプ40は、外側管43と内側管42とが同軸上に配置された二重管構造の放電容器41を有し、外側管43と内側管42に囲まれる空間に不活性ガスが封入されて構成されている。エキシマランプ40の上方にアルミニウムよりなる樋状の反射鏡51が配置されている。エキシマランプ40と反射鏡51との間には、反応性ガスが大気圧下において流過され、漏れ出たガスが被処理体に向かって流れ出るようになっている。
エキシマランプ40の内側管42の内周面に、円筒状の金属部材よりなる内側電極44が形成されており、反射鏡51を他方の電極として、正弦波交流電圧を供給する高周波電源Pが接続されている。内側電極44は内側管42の内側の閉じられた空間内にあるので、内側電極44を高圧側とし、反射鏡51を低圧側とすることによって、容易に絶縁を図ることができる。
内側電極44の上半分側は、反射鏡51との間に、放電容器41の内部に不活性ガスが封入された不活性ガス層45と、大気圧下に反応性ガスが流過する反応性ガス層52とが連続して挟まれるように配置されている。このような構成にすることによって、反応性ガス層52の放電を持続させずに停止できるので、正弦波交流電圧を供給してもプラズマ放電のアーク放電への移行を防止でき、プラズマ放電を安定に維持することができる。
また、被処理体に対して、エキシマランプ40からの真空紫外線による洗浄処理、およびプラズマによる洗浄処理の両方を行うことができるので、被処理体に対して高い洗浄処理能力が得られる。
続いて、第2の実施形態の変形例を示す。
図5は、第2の実施形態に対して、放電容器41の下側半分に外部電極46が取り付けられた構成を示す説明用断面図である。
エキシマランプ40の放電容器41の外側管43の下側半分に外部電極46を取り付け、外部電極46にアースをとっている。放電容器41の下側半分に封入されている不活性ガスに、内側電極44と外側電極46に挟まれて高電圧がかけられ、エキシマ放電する。図4に示す形態では、内側電極44の上半分側しか放電に寄与しなかったが、図5に示すように外側管43の下側半分に外部電極46を取り付けることによって、内側電極44の下半分側も放電に寄与するようにでき、被処理体に対して洗浄処理能力を高めることができる。
図6は、第2の実施形態に対して、反射鏡51ではなく、放電容器41の全周を覆う網状電極47が取り付けられた構成を示す説明用断面図である。
放電容器41の周囲を、反応性ガス層52を介して全周を覆うように網状電極47が取り付けられている。内側電極44の全周に対して、不活性ガス層45と反応性ガス層52とを介して網状電極47が挟むように形成されている。このような網状電極47を構成することによって、内側電極44を取り囲む全ての領域でエキシマ放電とプラズマ放電とを発生させることができる。
続いて、第3の実施形態の変形例を示す。
図7は、第3の実施形態の照射装置の構成を示す説明用断面図である。
第3の実施形態の照射装置は、反応性ガスをエキシマランプ10の下方の被処理体Wに向かって流れるように案内する案内部材28に側面電極29が取り付けられ、プラズマ放電用電極25と同電位になるように電力が供給されている。案内部材28の表面に、アルミナ(Al)、シリカ(SiO)などの誘電体材料よりなる誘電体19が形成されている。放電容器11の下面11bに形成されたエキシマ放電用電極13は、案内部材28に向かい合う側面12まで伸びるように形成されている。
エキシマランプと案内部材28の間には反応性ガスが流過しているので、側面12まで伸びたエキシマ放電用電極13と誘電体19を介して対向する側面電極29との間で、プラズマ放電が発生する。反応性ガスが被処理体Wの表面に接触する直前でプラズマ放電を発生させることによって、プラズマをより多く含むガスを被処理体Wに照射でき、被処理体Wの表面に付着した有機化合物がより効率よく分解・酸化される。
10 エキシマランプ
11 放電容器
13 エキシマ放電用電極
14 不活性ガス層
15 誘電体
20 ランプハウス
21 側壁部材
22 天板
23 固定板
24 反応性ガス層
25 プラズマ放電用電極
26 冷却水管
27 マニホールド
28 案内部材
29 側面電極
30 搬送機構
31 搬送コロ
P 高周波電源
W 被処理体

Claims (4)

  1. 交流電界が供給される一対の電極に挟まれる空間に、大気圧下に反応性ガスが流過されている反応性ガス層と放電容器の内部に不活性ガスが封入された不活性ガス層とが、電極に対して並行で連続するように配置されてなり、
    前記電極間で発生する放電が反応性ガス層におけるプラズマ放電と不活性ガス層におけるエキシマ放電とを介して発生することを特徴とする照射装置。
  2. 前記放電容器に一方の電極が取り付けられ、該放電容器が内部に配置されるランプハウスに他方の電極が取り付けられ、ランプハウスと放電容器との間に反応性ガス層が形成されていることを特徴とする請求項1に記載の照射装置。
  3. 前記一方の電極は放電容器の側面に伸びる一方の側面電極を有し、該一方の側面電極に対向する位置に、前記他方の電極と同電位になるように電力が供給されている他方の側面電極が取り付けられ、前記一方の側面電極と前記他方の側面電極との間に誘電体を有することを特徴とする請求項2に記載の照射装置。
  4. 前記電極のうち、一方の電極を前記放電容器に直接に取り付けず、該一方の電極より大きい面積を有する誘電体を前記放電容器との間に配置し、該誘電体の被処理体に対向する面に前記一方の電極が取り付けられていることを特徴とする請求項1に記載の照射装置。
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