JP4742624B2 - 電気光学装置、その製造方法、画像印刷装置および画像読み取り装置 - Google Patents

電気光学装置、その製造方法、画像印刷装置および画像読み取り装置 Download PDF

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Description

本発明は、発光素子またはライトバルブ素子が配列された電気光学パネルを有する電気光学装置、その製造方法、画像印刷装置および画像読み取り装置に関する。
発光素子またはライトバルブ素子、すなわち電気光学素子が配列された電気光学パネルは、画像表示装置として広く使用されている。また、このような電気光学パネルは、電子写真方式の画像印刷装置の像担持体(例えば感光体ドラム)に静電潜像を書き込むための発光装置としても使用されている。これらの電気光学パネルの各々は、電気光学素子を駆動または制御するための他の回路に以下のように様々な方式で接続されている。
図1は、従来の電気光学装置の側面図である。図1に示すように、この電気光学装置は、主基板12と封止体14を有する電気光学パネルを備える。この電気光学パネルは、エレクトロルミネセント(以下、「EL」と略す)パネルであり、主基板12の上に形成された多数のEL素子16を有する。封止体14は、主基板12の上に貼着され、主基板12と協働してEL素子16を外気から保護する。
この電気光学パネルの主基板12には、COG(chip on glass)方式により、集積回路(IC)素子18が実装されている。IC素子18は、EL素子16を駆動または制御する回路を内部に有する。例えば、一つのIC素子18は走査線駆動回路であり、他の一つのIC素子18はデータ線駆動回路である。また、主基板12には、フレキシブルプリント基板(FPC)20が実装されている。図示しないが、FPC20の上面または下面には、外部の電源回路に接続された電源線および外部の信号供給回路に接続された信号線が形成されている。IC素子18には、FPC20上の電源線を介して電力が供給され、FPC20上の信号線を介して信号が供給される。
しかし、図1のCOG方式では、主基板12の縁にFPC20を接続する領域に加えて、IC素子18を実装するための領域が必要である。また、主基板12の縁において、IC素子18の両サイドにIC素子18に接続される配線の領域が必要である。このため、電気光学パネルの小型化が困難である。また、高額な主基板の面積を減少できないので、電気光学パネルの製造コストが高い。図1の電気光学装置と類似の装置は、例えば特許文献1および特許文献2に開示されている。
図2は、従来の他の電気光学装置の側面図である。この電気光学装置では、電気光学パネルの主基板12ではなく、COF(chip on film)方式により、FPC20にIC素子18が実装されている。図2において、符号22は、FPC20にIC素子18が実装されたCOFアセンブリを示す。
図3は、図2のFPC20の下面図である。FPC20には、FPC20上のIC素子18を外部の装置と接続する一次配線24と、主基板12に貼着されてIC素子18を主基板12上の多数のEL素子16と接続する二次配線26が形成されている。一次配線24としては、外部の電源回路に接続された電源線および外部の信号供給回路に接続された信号線がある。二次配線26としては、走査線またはデータ線がある。
特開2000−58255号公報 特開2001−130048号公報
図2および図3のCOF方式では、主基板12にIC素子18を実装しないので、主基板12の幅Wを小さくすることができる。しかし、COG方式にせよCOF方式にせよ、FPC20と主基板12の接続部分では、図3に示すように、二次配線26同士のピッチPは大きくせざるをえないことがある。FPC20と主基板12の接続を簡単に行う方法としては、異方性導電接着剤で接着する方法があるが、異方性導電接着剤を使用する場合には、これのバインダを加熱する必要があるために、FPC20も加熱される。例えば、まずFPC20を加熱し、FPC20から熱伝導により異方性導電接着剤を加熱する手法がとられる。FPC20は例えばポリイミドフィルムなどの熱膨張率が高い材料から形成されているため、FPC上の二次配線26同士のピッチPが熱によって伸張しやすいので、ピッチPを小さくすると、FPC20と主基板12を接続する時にFPC20上の配線を主基板12上の配線に正確に接続することが困難になってしまう。
二次配線26同士のピッチPは、通常の異方性導電接着剤を使用する接着作業によれば、少なくとも約50μmは必要である。従って、主基板12の幅Wを小さくすることができるのに、主基板12の奥行きLを大きくしなければならないことがある。
そこで本発明は、基板の面積を小さくすることが可能であって、正確な製造が容易な電気光学装置、この電気光学装置を効率的に製造する製造方法、ならびにこの電気光学装置を用いた画像印刷装置および画像読み取り装置を提供する。
本発明に係る電気光学装置は、電気光学素子を有する電気光学パネルと、前記電気光学素子を駆動または制御する回路を内部に有する集積回路素子と、前記集積回路素子の内部の回路に電気的に接続される配線が設けられたフレキシブルプリント基板とを備え、前記集積回路素子は、第1の端子パッドと、前記第1の端子パッドに比べて能動面からの高さが高く設けられた第2の端子パッドとを有し、前記フレキシブルプリント基板は、前記集積回路素子の前記第2の端子パッドに対応して設けられた貫通孔を有し、前記集積回路素子は、前記フレキシブルプリント基板を介して前記電気光学パネルに配置され、前記第1の端子パッドは、前記フレキシブルプリント基板の配線に接続され、前記第2の端子パッドは、前記貫通孔を貫通して前記電気光学パネルの配線に接続されていることを特徴とする。
ここで、「電気光学素子」とは、与えられた電気的なエネルギにより光学的特性(発光特性または光の透過特性)が変化する素子を意味する。電気的なエネルギにより光学的特性が変化する素子としては、電気的なエネルギを光学的エネルギに変換する発光素子(例えばエレクトロルミネセント発光素子、プラズマディスプレイ素子)および電気的エネルギにより光の透過率が変化するライトバルブ画素(例えば液晶の画素、電気泳動ディスプレイの画素)がある。「電気光学パネル」は、電気光学素子のアレイが設けられたパネルである。電気光学パネルとしては、画像表示パネルでもよいし、発光パネルでもよい。例えば、電子写真方式の画像印刷装置の像担持体(例えば感光体ドラム)に静電潜像を書き込むための露光装置でもよい。
本発明によれば、集積回路素子は、第1の端子パッドを介してフレキシブルプリント基板の配線に接続され、フレキシブルプリント基板の貫通孔を貫通した第2の端子パッドを介して電気光学パネルの配線に接続される。従って、電気光学パネルの縁においては、フレキシブルプリント基板を配置する領域内において集積回路素子を電気光学パネルに電気的に接続できる。すなわち、フレキシブルプリント基板を配置する領域と集積回路素子の第2の端子パッドを電気光学パネルの配線に接続させる領域とを別々に設ける必要がないので、電気光学パネルの幅Wを図1の従来の技術に比べて小さくすることが可能である。言い換えれば、より小型な電気光学装置を提供できる。
また、本発明の電気光学装置において、前記第1の端子パッドと前記フレキシブルプリント基板の配線、ならびに前記第2の端子パッドと前記電気光学パネルの配線は、それぞれ異方性導電接着剤を用いて接続されている。
これによれば、電気光学パネルの配線に接続される第2の端子パッドが設けられた集積回路素子は、フレキシブルプリント基板よりも熱膨張率が小さいので、集積回路素子の第2の端子パッド同士のピッチは、異方性導電接着剤を加熱する工程でも伸張しにくい。従って、第2の端子パッド同士のピッチを小さくしても、集積回路素子と電気光学パネルを接続する時に、第2の端子パッドを電気光学パネルの配線に正確に接続することが従来技術に比べて容易である。従って、電気光学パネルの奥行きLも従来の技術に比べて小さくすることができる。
本発明に係る電気光学装置の製造方法は、電気光学素子を有する電気光学パネルと、前記電気光学素子を駆動または制御する回路を内部に有する集積回路素子と、前記集積回路素子の内部の回路に電気的に接続される配線が設けられたフレキシブルプリント基板とを備えた電気光学装置の製造方法であって、前記集積回路素子は、第1の端子パッドと、前記第1の端子パッドに比べて能動面からの高さが高く設けられた第2の端子パッドとを有し、前記フレキシブルプリント基板は、前記集積回路素子の前記第2の端子パッドに対応して設けられた貫通孔を有し、前記集積回路素子の前記第1の端子パッドが前記フレキシブルプリント基板の配線に載ると共に、前記第2の端子パッドが前記フレキシブルプリント基板の前記貫通孔を貫通するように、前記集積回路素子を前記フレキシブルプリント基板に配置する工程と、前記集積回路素子の前記第2の端子パッドが前記電気光学パネルの配線に載るように、前記集積回路素子を前記フレキシブルプリント基板を介して前記電気光学パネルに配置する工程とを備えることを特徴とする。
この方法によれば、電気光学パネルの縁において、フレキシブルプリント基板を配置する領域内で集積回路素子を電気光学パネルの配線に接続することができる。つまり、より小型な電気光学装置を製造することができる。
さらに好ましくは、前記集積回路素子を前記フレキシブルプリント基板に配置する工程では、前記集積回路素子の前記第1の端子パッドと前記フレキシブルプリント基板の配線との間に異方性導電接着剤を介在させ、前記集積回路素子を前記フレキシブルプリント基板を介して前記電気光学パネルに配置する工程では、前記集積回路素子の前記第2の端子パッドと前記電気光学パネルの配線との間に異方性導電接着剤を介在させ、これらの異方性導電接着剤により、前記第1の端子パッドと前記フレキシブルプリント基板の配線、ならびに前記第2の端子パッドと前記電気光学パネルの配線を同時に接着する。
これにより、異方性導電接着剤による必要箇所の接着を同時に行って、効率的に電気光学装置を製造することができる。

本発明に係る画像印刷装置は、像担持体と、前記像担持体を帯電する帯電器と、前記電気光学パネルから放出される光を、前記像担持体の帯電された面に照射して潜像を形成する本発明の電気光学装置と、前記潜像にトナーを付着させることにより前記像担持体に顕像を形成する現像器と、前記像担持体から前記顕像を他の物体に転写する転写器とを備える。本発明の電気光学装置が使用されていることにより、この画像印刷装置も小型化することが可能である。
本発明に係る画像読み取り装置は、本発明の電気光学装置と、前記電気光学パネルから放出されて読み取り対象で反射した光を電気信号に変換する受光装置とを備える。本発明の電気光学装置が使用されていることにより、この画像読み取り装置も小型化することが可能である。
以下、添付の図面を参照しながら本発明に係る様々な実施の形態を説明する。なお、図面においては、各部の寸法の比率は実際のものとは適宜に異ならせてある。
<第1の実施の形態>
図4は、本発明の第1の実施の形態に係る電気光学装置の概略を示す側面図である。図4に示すように、この電気光学装置は、主基板12と封止体14を有する電気光学パネル10を備える。この電気光学パネル10は、画像表示用のELパネルであり、主基板12の上に形成された多数のEL素子16を有する。ここで、EL素子16は有機EL素子でもよいし、無機EL素子でもよい。封止体14は、主基板12の上に接着剤で貼着され、主基板12と協働してEL素子16を外気から保護する。
この電気光学パネル10の主基板12の縁部には、COFアセンブリ22が実装されている。COFアセンブリ22は、FPC20とこれに実装されたIC素子18を有する。IC素子18は、EL素子16を駆動または制御する回路を内部に有する。例えば、一つのIC素子18は走査線駆動回路であり、他の一つのIC素子18はデータ線駆動回路である。FPC20は例えばポリイミドフィルムから形成され、図4には示されないが、FPC20の上面には、外部の電源回路に接続された電源線および外部の信号供給回路に接続された信号線が形成されている。IC素子18には、FPC20上の電源線を介して電力が供給され、FPC20上の信号線を介して信号が供給される。
COFアセンブリ22において、IC素子18はFPC20の端縁に取り付けられている。図4の部分A、すなわちIC素子18の取付部分付近を拡大して図5に示す。図4の部分Bも方向が逆であるが同様の構成である。
図6はFPC20の下面図である。図6に示すように、FPC20には、FPC20上のIC素子18を外部の装置と接続する一次配線44が形成されている。他方、電気光学パネル10の主基板12には、IC素子18に接続されて主基板12上の多数のEL素子16とを駆動する二次配線46が形成されている。一次配線44としては、外部の電源回路に接続された電源線および外部の信号供給回路に接続された信号線がある。二次配線46としては、走査線またはデータ線がある。
図5および図6に示すように、IC素子18には、その下面から下向きに突出する複数の端子パッド30,32が設けられている。端子パッド30,32のうち、FPC20上の一次配線44に接続されるのが第1の端子パッド30であり、電気光学パネル10の主基板12上の二次配線46に接続されるのが第2の端子パッド32である。第2の端子パッド32は、第1の端子パッド30よりも長く延びており、FPC20の端縁に形成された貫通孔34を通過させられている。但し、第2の端子パッド32は、主基板12に電気的に接続され、FPC20には電気的に接続されない。
端子パッド30,32の各々の端面は、異方性導電接着剤38により、FPC20または主基板12に接着されている。異方性導電接着剤38としては、異方性導電膜(ACF)でもよいし、異方性導電ペースト(ACP)でもよい。異方性導電ペーストを使用する場合には、異方性導電ペーストは硬化前の流動性が高いので、FPC20および主基板12には、端子パッド30,32と接合される部分に、流動性のある異方性導電ペーストをとどめておくためにバンクをあらかじめ形成しておくことが好ましい。
別な形態として、必要な位置での電気的接続が得られるのであれば、異方性導電接着剤38を使用せずに、端子パッド30,32の端面を、FPC20および主基板12の配線上の必要な位置に載せるだけでもよい。
次に、この電気光学装置の製造方法を述べる。まず図7に示すように、端子パッド30,32を有するIC素子18を準備する。また、電源線および信号線(図6の一次配線44)が設けられ、貫通孔34を有するFPC20を準備する。
次に、図8に示すように、第2の端子パッド32をFPC20の貫通孔34に通し、第1の端子パッド30をFPC20上の電源線および信号線に載せて電気的に接続するように、IC素子18をFPC20に配置し、COFアセンブリ22を形成する。さらに、図5に示すように、第2の端子パッド32を電気光学パネル10の主基板12上のデータ線および走査線(図6の二次配線46)に載せて電気的に接続するように、IC素子18を主基板12に配置する。この方法において、IC素子18をFPC20と電気光学パネル10に配置する工程は、極めて近い時期に実行することが可能であるので、効率的に電気光学装置10を製造することが可能である。
異方性導電接着剤38を使用して、端子パッド30,32を所定位置に機械的に固定する場合には、IC素子18をFPC20に配置する工程(図8)では、IC素子18の第1の端子パッド30とFPC20上の一次配線との間に異方性導電接着剤38を介在させる。また、IC素子18を電気光学パネル10の主基板12に配置する工程(図5)では、IC素子18の第2の端子パッド32と主基板12上の二次配線との間に異方性導電接着剤38を介在させる。
異方性導電接着剤38は、加熱および加圧されて所定位置にて圧着すなわち硬化させられる。IC素子18に対してFPC20および電気光学パネル10の主基板12をそれぞれ別な時に押圧して、IC素子18の第1の端子パッド30とFPC20との異方性導電接着剤38による圧着と、IC素子18の第2の端子パッド32と主基板12との異方性導電接着剤38による圧着とを別な時に行ってもよい。但し、IC素子18に対してFPC20および電気光学パネル10の主基板12を同時に押圧して、IC素子18の第1の端子パッド30とFPC20との異方性導電接着剤38による圧着と、IC素子18の第2の端子パッド32と主基板12との異方性導電接着剤38による圧着とを同時に行うと好ましい。これにより、異方性導電接着剤38による必要箇所の接着を同時に行うことが可能である。
この実施の形態によれば、IC素子18は、自分の第1の端子パッド30を介してFPC20に接続され、自分の第2の端子パッド32を介して電気光学パネル10の主基板12に接続される。従って、電気光学パネル10の主基板12の縁においては、IC素子18の第2の端子パッド32が電気的に接続される領域が必要であるが、IC素子18の第1の端子パッド30やそれに接続される配線を配置する領域と、FPC20を接着する領域は、電気光学パネル10内に必要とされない。従って、電気光学パネル10の幅Wを図1の従来の技術に比べて小さくすることが可能である。
また、電気光学パネル10上の配線に接続される第2の端子パッド32が設けられたIC素子18は、FPC20よりも熱膨張率が小さいので、IC素子18の第2の端子パッド32同士のピッチは、異方性導電接着剤38を加熱する工程でも伸張しにくい。従って、第2の端子パッド38同士のピッチを小さくしても、IC素子18と電気光学パネル10を接続する時に、第2の端子パッド32を電気光学パネル10上の配線に正確に接続することが従来技術に比べて容易である。従って、電気光学パネル10の奥行きLも従来の技術に比べて小さくすることができる。
<第2の実施の形態>
図9は、本発明の第2の実施の形態に係る電気光学装置の概略を示す側面図である。第2の実施の形態に関する図面において、第1の実施の形態と共通する構成要素を示すには同一の符号が使用されており、それらの詳細な説明はしない。
第2の実施の形態と第1の実施の形態との相違は、IC素子18における端子パッド30,32の配置である。具体的には、第2の実施の形態では、第1の端子パッド30はIC素子18の一端部側のみに設けられているので、FPC20に接続しやすくなっており、第1の端子パッド30より長い第2の端子パッド32はIC素子18の他端部側のみに設けられているので、電気光学パネル10の主基板12に接続しやすくなっている。従って、FPC20には貫通孔34が形成されていない。
次に、この電気光学装置の製造方法を述べる。まず図10に示すように、端子パッド30,32を有するIC素子18を準備する。また、電源線および信号線(図6の一次配線44)が設けられたFPC20を準備する。
次に、図11に示すように、第1の端子パッド30をFPC20上の電源線および信号線に載せて電気的に接続するように、IC素子18をFPC20に配置し、COFアセンブリ22を形成する。さらに、図9に示すように、第2の端子パッド32を電気光学パネル10の主基板12上のデータ線および走査線(図6の二次配線)に載せて電気的に接続するように、IC素子18を主基板12に配置する。但し、IC素子18を主基板12に接続する工程は、IC素子18をFPC20に接続する工程の前に行ってもよい。これらのいずれかの方法において、IC素子18をFPC20と電気光学パネル10に配置する工程は、極めて近い時期に実行することが可能であるので、効率的に電気光学装置10を製造することが可能である。
異方性導電接着剤38を使用して、端子パッド30,32を所定位置に機械的に固定する場合には、IC素子18をFPC20に配置する工程(図10)では、IC素子18の第1の端子パッド30とFPC20上の一次配線との間に異方性導電接着剤38を介在させる。また、IC素子18を電気光学パネル10の主基板12に配置する工程(図9)では、IC素子18の第2の端子パッド32と主基板12上の二次配線との間に異方性導電接着剤38を介在させる。
異方性導電接着剤38は、加熱および加圧されて所定位置にて圧着すなわち硬化させられる。IC素子18に対してFPC20および電気光学パネル10の主基板12をそれぞれ別な時に押圧して、IC素子18の第1の端子パッド30とFPC20との異方性導電接着剤38による圧着と、IC素子18の第2の端子パッド32と主基板12との異方性導電接着剤38による圧着とを別な時に行ってもよい。但し、IC素子18に対してFPC20および電気光学パネル10の主基板12を同時に押圧して、IC素子18の第1の端子パッド30とFPC20との異方性導電接着剤38による圧着と、IC素子18の第2の端子パッド32と主基板12との異方性導電接着剤38による圧着とを同時に行うと好ましい。これにより、異方性導電接着剤38による必要箇所の接着を同時に行うことが可能である。
この実施の形態に係る電気光学装置も第1の実施の形態と同様の効果を達成することが可能である。
<変形例>
以上、電気光学パネル10として画像表示用のELパネルを有する電気光学装置を本発明の実施の形態として説明したが、他の電気光学パネルを有する電気光学装置にも上述した特徴を応用してもよい。例えば、本発明に係る電気光学装置の電気光学パネルは、画像表示用でなくてもよく、各種の露光用の電気光学パネルまたは照明用の電気光学パネルであってもよい。また、本発明に係る電気光学装置の電気光学パネルは、ELパネルに限らず、他の種類の発光素子が配列された発光パネル(例えばプラズマ発光パネル)でもよいし、与えられた電気的エネルギにより光の透過率が変化するライトバルブ画素が多数配列されたライトバルブパネル、例えば液晶パネル、電気泳動ライトバルブパネルでもよい。
上述した実施の形態において、IC素子18は、画像表示用の電気光学素子を駆動する走査線駆動回路およびデータ線駆動回路をそれぞれ内蔵するが、露光用または照明用の他の種類の駆動回路を内蔵していてもよい。また、IC素子18は、電気光学素子を制御する他の種類の回路を内蔵していてもよい。IC素子18の個数は、特に限定されない。
<画像印刷装置>
上記の変形例の電気光学装置の電気光学パネルは、電子写真方式を利用した画像印刷装置における像担持体に潜像を書き込むためのライン型の光ヘッドとして用いることが可能である。画像印刷装置の例としては、プリンタ、複写機の印刷部分およびファクシミリの印刷部分がある。
図12は、上記の変形例の電気光学装置の電気光学パネルをライン型の光ヘッドとして用いた画像印刷装置の一例を示す縦断面図である。この画像印刷装置は、ベルト中間転写体方式を利用したタンデム型のフルカラー画像印刷装置である。
この画像印刷装置では、同様な構成の4個の有機ELアレイ露光ヘッド10K,10C,10M,10Yが、同様な構成である4個の感光体ドラム(像担持体)110K,110C,110M,110Yの露光位置にそれぞれ配置されている。有機ELアレイ露光ヘッド10K,10C,10M,10Yは上述した変形例の電気光学装置の電気光学パネルである。
図12に示すように、この画像印刷装置には、駆動ローラ121と従動ローラ122が設けられており、これらのローラ121,122には無端の中間転写ベルト120が巻回されて、矢印に示すようにローラ121,122の周囲を回転させられる。図示しないが、中間転写ベルト120に張力を与えるテンションローラなどの張力付与手段を設けてもよい。
この中間転写ベルト120の周囲には、互いに所定間隔をおいて4個の外周面に感光層を有する感光体ドラム110K,110C,110M,110Yが配置される。添え字K,C,M,Yはそれぞれ黒、シアン、マゼンタ、イエローの顕像を形成するために使用されることを意味している。他の部材についても同様である。感光体ドラム110K,110C,110M,110Yは、中間転写ベルト120の駆動と同期して回転駆動される。
各感光体ドラム110(K,C,M,Y)の周囲には、コロナ帯電器111(K,C,M,Y)と、有機ELアレイ露光ヘッド10(K,C,M,Y)と、現像器114(K,C,M,Y)が配置されている。コロナ帯電器111(K,C,M,Y)は、対応する感光体ドラム110(K,C,M,Y)の外周面を一様に帯電させる。有機ELアレイ露光ヘッド10(K,C,M,Y)は、感光体ドラムの帯電させられた外周面に静電潜像を書き込む。各有機ELアレイ露光ヘッド10(K,C,M,Y)は、複数のEL素子16の配列方向が感光体ドラム110(K,C,M,Y)の母線(主走査方向)に沿うように設置される。静電潜像の書き込みは、上記の複数のEL素子16により光を感光体ドラムに照射することにより行う。現像器114(K,C,M,Y)は、静電潜像に現像剤としてのトナーを付着させることにより感光体ドラムに顕像すなわち可視像を形成する。
このような4色の単色顕像形成ステーションにより形成された黒、シアン、マゼンタ、イエローの各顕像は、中間転写ベルト120上に順次一次転写されることにより、中間転写ベルト120上で重ね合わされて、この結果フルカラーの顕像が得られる。中間転写ベルト120の内側には、4つの一次転写コロトロン(転写器)112(K,C,M,Y)が配置されている。一次転写コロトロン112(K,C,M,Y)は、感光体ドラム110(K,C,M,Y)の近傍にそれぞれ配置されており、感光体ドラム110(K,C,M,Y)から顕像を静電的に吸引することにより、感光体ドラムと一次転写コロトロンの間を通過する中間転写ベルト120に顕像を転写する。
最終的に画像を形成する対象としてのシート102は、ピックアップローラ103によって、給紙カセット101から1枚ずつ給送されて、駆動ローラ121に接した中間転写ベルト120と二次転写ローラ126の間のニップに送られる。中間転写ベルト120上のフルカラーの顕像は、二次転写ローラ126によってシート102の片面に一括して二次転写され、定着部である定着ローラ対127を通ることでシート102上に定着される。この後、シート102は、排紙ローラ対128によって、装置上部に形成された排紙カセット上へ排出される。
図12の画像印刷装置は、書き込み手段として上記の変形例の電気光学装置を用いているので、レーザ走査光学系を用いた場合よりも、装置の小型化を図ることができる。また、上述した通り変形例の電気光学装置は従来よりも小型化することができるので、感光体ドラム110K,110C,110M,110Yに近い位置に配置することが可能であり、画像印刷装置もより小型化することが可能である。
次に、本発明に係る画像印刷装置の他の変形例について説明する。
図13は、上記の変形例の電気光学装置の電気光学パネルをライン型の光ヘッドとして用いた他の画像印刷装置の縦断面図である。この画像印刷装置は、ベルト中間転写体方式を利用したロータリ現像式のフルカラー画像印刷装置である。図13に示す画像印刷装置において、感光体ドラム(像担持体)165の周囲には、コロナ帯電器168、ロータリ式の現像ユニット161、有機ELアレイ露光ヘッド167、中間転写ベルト169が設けられている。
コロナ帯電器168は、感光体ドラム165の外周面を一様に帯電させる。有機ELアレイ露光ヘッド167は、感光体ドラム165の帯電させられた外周面に静電潜像を書き込む。有機ELアレイ露光ヘッド167は、上述した変形例の電気光学装置であり、複数のEL素子16の配列方向が感光体ドラム165の母線(主走査方向)に沿うように設置される。静電潜像の書き込みは、上記の複数のEL素子16により光を感光体ドラムに照射することにより行う。
現像ユニット161は、4つの現像器163Y,163C,163M,163Kが90°の角間隔をおいて配置されたドラムであり、軸161aを中心にして反時計回りに回転可能である。現像器163Y,163C,163M,163Kは、それぞれイエロー、シアン、マゼンタ、黒のトナーを感光体ドラム165に供給して、静電潜像に現像剤としてのトナーを付着させることにより感光体ドラム165に顕像すなわち可視像を形成する。
無端の中間転写ベルト169は、駆動ローラ170a、従動ローラ170b、一次転写ローラ166およびテンションローラに巻回されて、これらのローラの周囲を矢印に示す向きに回転させられる。一次転写ローラ166は、感光体ドラム165から顕像を静電的に吸引することにより、感光体ドラムと一次転写ローラ166の間を通過する中間転写ベルト169に顕像を転写する。
具体的には、感光体ドラム165の最初の1回転で、露光ヘッド167によりイエロー(Y)像のための静電潜像が書き込まれて現像器163Yにより同色の顕像が形成され、さらに中間転写ベルト169に転写される。また、次の1回転で、露光ヘッド167によりシアン(C)像のための静電潜像が書き込まれて現像器163Cにより同色の顕像が形成され、イエローの顕像に重なり合うように中間転写ベルト169に転写される。そして、このようにして感光体ドラム9が4回転する間に、イエロー、シアン、マゼンタ、黒の顕像が中間転写ベルト169に順次重ね合わせられ、この結果フルカラーの顕像が転写ベルト169上に形成される。最終的に画像を形成する対象としてのシートの両面に画像を形成する場合には、中間転写ベルト169に表面と裏面の同色の顕像を転写し、次に中間転写ベルト169に表面と裏面の次の色の顕像を転写する形式で、フルカラーの顕像を中間転写ベルト169上で得る。
画像印刷装置には、シートが通過させられるシート搬送路174が設けられている。シートは、給紙カセット178から、ピックアップローラ179によって1枚ずつ取り出され、搬送ローラによってシート搬送路174を進行させられ、駆動ローラ170aに接した中間転写ベルト169と二次転写ローラ171の間のニップを通過する。二次転写ローラ171は、中間転写ベルト169からフルカラーの顕像を一括して静電的に吸引することにより、シートの片面に顕像を転写する。二次転写ローラ171は、図示しないクラッチにより中間転写ベルト169に接近および離間させられるようになっている。そして、シートにフルカラーの顕像を転写する時に二次転写ローラ171は中間転写ベルト169に当接させられ、中間転写ベルト169に顕像を重ねている間は二次転写ローラ171から離される。
上記のようにして画像が転写されたシートは定着器172に搬送され、定着器172の加熱ローラ172aと加圧ローラ172bの間を通過させられることにより、シート上の顕像が定着する。定着処理後のシートは、排紙ローラ対176に引き込まれて矢印Fの向きに進行する。両面印刷の場合には、シートの大部分が排紙ローラ対176を通過した後、排紙ローラ対176が逆方向に回転させられ、矢印Gで示すように両面印刷用搬送路175に導入される。そして、二次転写ローラ171により顕像がシートの他面に転写され、再度定着器172で定着処理が行われた後、排紙ローラ対176でシートが排出される。
図13の画像印刷装置は、書き込み手段として有機ELアレイを有する露光ヘッド167(上記の変形例の電気光学装置の電気光学パネル)を用いているので、レーザ走査光学系を用いた場合よりも、装置の小型化を図ることができる。また、上述した通り電気光学装置は従来よりも小型化することができるので、感光体ドラム165に近い位置に配置することが可能であり、画像印刷装置もより小型化することが可能である。
以上、上記の変形例の電気光学装置を応用可能な画像印刷装置を例示したが、他の電子写真方式の画像印刷装置にも上記の変形例の電気光学装置を応用することが可能であり、そのような画像印刷装置は本発明の範囲内にある。例えば、中間転写ベルトを使用せずに感光体ドラムから直接シートに顕像を転写するタイプの画像印刷装置や、モノクロの画像を形成する画像印刷装置にも上記の変形例の電気光学装置を応用することが可能である。
<画像読み取り装置>
また、上記の変形例の電気光学装置は、画像読み取り装置における読み取り対象に光を照射するためのライン型の光ヘッドとして用いることが可能である。画像読み取り装置の例としては、スキャナ、複写機の読み取り部分、ファクシミリの読み取り部分、バーコードリーダおよび、例えばQRコード(登録商標)のような二次元画像コードを読む二次元画像コードリーダがある。
図14は、上記の変形例の電気光学装置をライン型の光ヘッドとして用いた画像読み取り装置の一例を示す縦断面図である。この画像読み取り装置のキャビネット201の上部には、平板状のプラテンガラス202が設けられており、プラテンガラス202には原稿203がその画像面を下方に向けて載置される。そして、図示しないプラテンカバーが原稿203をプラテンガラス202に向けて押さえる。
キャビネット201の内部には、高速キャリッジ204と低速キャリッジ205が横方向に移動可能に配置されている。高速キャリッジ204には原稿203を照射する有機ELアレイ露光ヘッド206と反射鏡207が搭載されており、低速キャリッジ205には二つの反射鏡208,209が搭載されている。これらの有機ELアレイ露光ヘッド206および反射鏡207,208,209は図14の紙面垂直方向(主走査方向)に延びている。また、有機ELアレイ露光ヘッド206は、複数のEL素子16の配列方向が主走査方向に沿うように設置される。
また、キャビネット201の内部の固定位置には、原稿読み取り器210が配置されている。この原稿読み取り器210は、結像レンズ212と、多数の感光画素(電荷結合素子)から構成されるラインセンサ(受光装置)213を備える。ラインセンサ213は図14の紙面垂直方向(主走査方向)に延びており、複数の感光画素の配列方向が主走査方向に沿うように設置される。
有機ELアレイ露光ヘッド206から発した光は、プラテンガラス202を透過して原稿203の下面で反射する。原稿203からの反射光は、プラテンガラス202を透過し、反射鏡207〜209で反射した後、結像レンズ212によりラインセンサ213で結像する。高速キャリッジ204は横方向に移動して、原稿203の全面が有機ELアレイ露光ヘッド206で照射されるようにし、低速キャリッジ205は高速キャリッジ204の半分の速度で移動して、原稿203からラインセンサ213に到る反射光路の長さを一定に維持する。
以上、上記の変形例の電気光学装置を応用可能な画像読み取り装置を例示したが、他の画像読み取り置にも上記の変形例の電気光学装置を応用することが可能であり、そのような画像印刷装置は本発明の範囲内にある。例えば、受光装置が照明装置としての電気光学装置と共に移動してもよいし、受光装置と電気光学装置が共に固定されて原稿または読み取り対象が移動して読み取られるようにしてもよい。
従来の電気光学装置の側面図である。 従来の他の電気光学装置の側面図である。 図2の電気光学装置のFPCの下面図である。 本発明の第1の実施の形態に係る電気光学装置の概略を示す側面図である。 図4の部分Aの拡大図である。 図5の電気光学装置のFPCの下面図である。 本発明の第1の実施の形態に係る電気光学装置の製造方法の一工程を示す図である。 図7の次の工程を示す図である。 本発明の第2の実施の形態に係る電気光学装置の概略を示す側面図である。 本発明の第2の実施の形態に係る電気光学装置の製造方法の一工程を示す図である。 図10の次の工程を示す図である。 本発明の変形例の電気光学装置の電気光学パネルをライン型の光ヘッドとして用いた画像印刷装置の一例を示す縦断面図である。 本発明の変形例の電気光学装置の電気光学パネルをライン型の光ヘッドとして用いた画像印刷装置の他の例を示す縦断面図である。 本発明の変形例の電気光学装置をライン型の光ヘッドとして用いた画像読み取り装置の一例を示す縦断面図である。
符号の説明
10…電気光学パネル、12…主基板、14…封止体、16…EL素子(エレクトロルミネセント素子、電気光学素子)、18…IC素子(集積回路素子)、20…FPC(フレキシブルプリント基板)、22…COF(chip on film)アセンブリ、24…一次配線、26…二次配線、30…第1の端子パッド、32…第2の端子パッド、34…貫通孔、38…異方性導電接着剤、44…一次配線、46…二次配線。

Claims (6)

  1. 電気光学素子を有する電気光学パネルと、
    前記電気光学素子を駆動または制御する回路を内部に有する集積回路素子と、
    前記集積回路素子の内部の回路に電気的に接続される配線が設けられたフレキシブルプリント基板とを備え、
    前記集積回路素子は、第1の端子パッドと、前記第1の端子パッドに比べて能動面からの高さが高く設けられた第2の端子パッドとを有し、
    前記フレキシブルプリント基板は、前記集積回路素子の前記第2の端子パッドに対応して設けられた貫通孔を有し、
    前記集積回路素子は、前記フレキシブルプリント基板を介して前記電気光学パネルに配置され、
    前記第1の端子パッドは、前記フレキシブルプリント基板の配線に接続され、
    前記第2の端子パッドは、前記貫通孔を貫通して前記電気光学パネルの配線に接続されていることを特徴とする電気光学装置。
  2. 前記第1の端子パッドと前記フレキシブルプリント基板の配線、ならびに前記第2の端子パッドと前記電気光学パネルの配線は、それぞれ異方性導電接着剤を用いて接続されていることを特徴とする請求項1に記載の電気光学装置。
  3. 電気光学素子を有する電気光学パネルと、前記電気光学素子を駆動または制御する回路を内部に有する集積回路素子と、前記集積回路素子の内部の回路に電気的に接続される配線が設けられたフレキシブルプリント基板とを備えた電気光学装置の製造方法であって、
    前記集積回路素子は、第1の端子パッドと、前記第1の端子パッドに比べて能動面からの高さが高く設けられた第2の端子パッドとを有し、
    前記フレキシブルプリント基板は、前記集積回路素子の前記第2の端子パッドに対応して設けられた貫通孔を有し、
    前記集積回路素子の前記第1の端子パッドが前記フレキシブルプリント基板の配線に載ると共に、前記第2の端子パッドが前記フレキシブルプリント基板の前記貫通孔を貫通するように、前記集積回路素子を前記フレキシブルプリント基板に配置する工程と、
    前記集積回路素子の前記第2の端子パッドが前記電気光学パネルの配線に載るように、前記集積回路素子を前記フレキシブルプリント基板を介して前記電気光学パネルに配置する工程とを備えることを特徴とする電気光学装置の製造方法。
  4. 前記集積回路素子を前記フレキシブルプリント基板に配置する工程では、前記集積回路素子の前記第1の端子パッドと前記フレキシブルプリント基板の配線との間に異方性導電接着剤を介在させ、
    前記集積回路素子を前記フレキシブルプリント基板を介して前記電気光学パネルに配置する工程では、前記集積回路素子の前記第2の端子パッドと前記電気光学パネルの配線との間に異方性導電接着剤を介在させ、
    これらの異方性導電接着剤により、前記第1の端子パッドと前記フレキシブルプリント基板の配線、ならびに前記第2の端子パッドと前記電気光学パネルの配線を同時に接着することを特徴とする請求項に記載の電気光学装置の製造方法。
  5. 像担持体と、
    前記像担持体を帯電する帯電器と、
    前記電気光学パネルから放出される光を、前記像担持体の帯電された面に照射して潜像を形成する請求項1または2に記載の電気光学装置と、
    前記潜像にトナーを付着させることにより前記像担持体に顕像を形成する現像器と、
    前記像担持体から前記顕像を他の物体に転写する転写器とを備える画像印刷装置。
  6. 請求項1または2に記載の電気光学装置と、
    前記電気光学パネルから放出されて読み取り対象で反射した光を電気信号に変換する受光装置とを備える画像読み取り装置。
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