JPH08293620A - 画像読取り装置 - Google Patents

画像読取り装置

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JPH08293620A
JPH08293620A JP9850195A JP9850195A JPH08293620A JP H08293620 A JPH08293620 A JP H08293620A JP 9850195 A JP9850195 A JP 9850195A JP 9850195 A JP9850195 A JP 9850195A JP H08293620 A JPH08293620 A JP H08293620A
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thin film
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insulating
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JP9850195A
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Tadao Endo
忠夫 遠藤
Toshio Kameshima
登志男 亀島
Tatsuto Kawai
達人 川合
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Original Assignee
Canon Inc
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 軽量・小型の画像読取り装置とする。 【構成】 同一基板100上に、被読取り面に光を放出
する薄膜エレクトロルミネッセンス素子504と、該薄
膜エレクトロルミネッセンス素子の近傍に設けられた、
該被読取り面からの反射光を受光する光電変換素子10
4とを有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はファクシミリ、イメージ
リーダー、ディジタル複写機等に好適に用いられる画像
読み取り装置に関する。
【0002】
【従来の技術】高度情報化社会の現在、ファクシミリ、
イメージリーダー、ディジタル複写機等の画像読み取り
装置の小型化、低コスト化の需要が高まりつつある。そ
ういった状況の中、従来の縮小光学系を用いたCCDタ
イプの画像読み取り装置に変わり縮小光学系を用いない
密着型の画像読み取り装置が普及しはじめている。特に
レンズを全く用いない完全密着型の画像読み取り装置
は、その小型化の点で最も優れている。
【0003】図10は、完全密着型の画像読み取り装置
の光電変換部周囲の断面を表したものである。光源10
1から出射した光は窓103を通過し、ローラ130に
より搬送された原稿120に照射された後、原稿上の濃
度(情報)に応じた光量が光電変換素子104に照射さ
れる構成となっている。106は光電変換素子104か
らの信号電荷を蓄積するための蓄積用容量素子、107
はその蓄積電荷を転送するためのスイッチング素子であ
る。109はスイッチング素子107を駆動するための
配線、108は信号電荷を読み取りICへ導くための配
線である。また、111,112はデバイスを外界の水
分やイオンから保護するための絶縁性耐湿保護層であ
る。113は接着層である。105は原稿の摩擦等によ
る機械的ダメージからデバイスや配線等を保護するため
の耐摩耗層である。また、114〜118はデバイスや
配線を構成するための薄膜層であり、それぞれ、第1の
金属薄膜層、第2の金属薄膜層、非晶質又は多結晶の絶
縁物薄膜層、半導体薄膜層、N+ 型薄膜層である。14
0は光電変換素子にバイアスを与える配線、180は蓄
積用容量素子の一定電位側の電極配線である。以上10
3〜118が透光性の絶縁基板100上に作り込まれて
ある。
【0004】図11は、図10に示される光電変換部の
等価的回路図であり、光電変換部を駆動するための駆動
回路部および光電変換部からの信号を読み取るための読
み取り回路部も含めて書かれてある。全Lビットの画素
はMビットを1ブロックとしてNブロックに分けられる
(L=M×N)。図11においては簡単化のためM=N
=3で記載してある。以下その読み取り動作について図
10および図11を用いて説明する。
【0005】共通配線240を介して電源に接続されて
なる光電変換素子104に原稿からの反射光が照射され
光電流Ipが流れる。
【0006】Ipは一定時間、蓄積用容量素子106に
信号電荷として蓄積される。その後、駆動用シフトレジ
スタからの駆動信号によりスイッチング素子107が
“オン”し、蓄積用容量素子106の信号電荷は読み出
し用容量素子210に転送され、読み取り回路部230
によりMビットの信号がパラレル−シリアル変換されア
ンプ220を介して出力される。その後Mビットの読み
だし用容量素子210がリセット信号TRによりリセッ
トされ1ブロック分の走査を終了する。以下同様にして
Nブロックまで走査を行い1ラインの読み取りを完了す
る。
【0007】読みだし容量素子210は図10上に特に
素子として記載はされておらず、配線108とシールド
部110とで形成される容量やスイッチング素子107
の電極間容量Cgs等を利用すれば良い。もちろん蓄積
用容量素子106と同様に基板100上に作り込んでも
良い。
【0008】上記動作の内容を表したタイミングチャー
トを図12に示しておく。同図において、D1〜D3は
駆動用シフトレジスタの信号、R1〜R3は読み出し用
シフトレジスタの信号、TRはリセット信号、Videoは
出力信号を示す。
【0009】図13は、図10において耐摩耗層105
と原稿120が密着する面側から見た図の例である(図
10は図13におけるA−B断面を概略記載してあ
る)。光電変換素子104のピッチは、例えばG3規格
対応のファクシミリであれば125μmであり、所望の
解像度に応じた画素ピッチで設計される。受光素子と原
稿との距離を決める絶縁保護層や耐摩耗層の厚さは、所
望の解像度を確保するために画素ピッチと同様設計上重
要なパラメータである。
【0010】以上に示されるような原稿情報を読み取る
完全密着型光電変換装置において原稿120と耐摩耗層
105との摩擦により静電気が発生する。そして、その
読み取り時の静電気により光電変換素子、容量素子、ス
イッチング素子等が正常に機能しなくなり光電変換装置
としての性能を低下させるという問題点がある。これを
解決するべく従来は、光電変換素子、容量素子、スイッ
チング素子及びその他の配線をすべて覆うように、原稿
接触面と反対側に透明でかつ導電率の小さい導電膜層1
10(図10)を1層設け光電変換機器のGNDに接地
(160)させることにより静電気から光電変換素子、
容量素子、スイッチング素子等をシールドしている。
【0011】光源101としては、水銀やキセノンを封
入した陰極管、発光ダイオード(LED)等が用いられ
ている。最近の低価格ファクシミリに使用される光電変
換装置の光源としてはLEDが主流となっており、軽量
コンパクトな機器が増えてきている。
【0012】
【発明が解決しようとしている課題】ファクシミリやイ
メージリーダー等の1次元の原稿情報を読み取る光電変
換装置においては、縮小光学系を用いたCCDに比べ、
密着型のセンサ(コンタクトイメージセンサ:CIS)
は形状的に小さい。CISの中でもロッドレンズ等を全
く用いない完全密着型CISは形状の点で特に優れてい
る。
【0013】しかしながら、絶縁基板上に配置された光
電変換部は薄型形状ではあるが、原稿に光を照射するた
めの光源の配置如何により光電変換装置としての形状が
制限される。LEDチップ自体が最近安価になってきて
おり、完全密着型のCISの光源としてもLEDが頻繁
に使われだしてきているが、アレー方向(主走査方向)
にLEDチップを多数個並べて光源として用いる場合、
LEDチップの実装ピッチとしては、現状においておお
よそ3mmピッチ〜10mmピッチで並べられている。
【0014】これらの光源を用いて完全密着型の光電変
換装置を更に小型(薄型)にするためには、LED光源
を光電変換装置側へ近づけることが考えられる。しかし
ながら、光電変換装置の出力にLEDチップの実装ピッ
チに相当するばらつき(LEDチップ上の出力が大きく
LEDチップ間の出力が小さい)が現れ、原稿情報の正
確な読み取りを困難にする。これをなくすためにLED
チップをできるだけ密に並べられればよいが、LEDの
消費電力の増大に伴う発熱が機器の信頼性上の問題を誘
発する。またチップもたくさん必要となり、実装コスト
も含め、光源としてのコストが高くなりLEDを用いる
意味あいも薄れてくる。反対に、LEDチップ数をでき
るだけ間引けば安価な光源が実現可能であるが、チップ
むらによる出力ばらつきが生じ、それを低減するために
は光源を光電変換装置から遠ざけなければならず、装置
として大きくなると同時にS/N比も低下してくる。結
局のところ、LEDのチップの数(コスト)と光電変換
装置としての大きさ及び性能が密接に関わっており、現
状の完全密着型の光電変換装置においては(他の装置に
比しサイズこそ小さいが)それらのバランスを鑑み最適
な設計が施されているのが現状である。
【0015】LEDを光源として用いる場合、LEDチ
ップをガラスエポキシ系の(電気部品用)基板に実装す
る際、光電変換装置の出力をできるだけ均一にするため
にはチップ実装の点においても高い精度が要求される。
LEDチップが実装された基板と光電変換素子が形成さ
れた透光性絶縁基板100との位置精度においても同様
である。つまり完全密着型の光電変換装置の組立工程に
おいて、上記、実装や組立精度に起因した歩留りの低下
を引き起こす可能性も存在する。
【0016】またLEDチップにおいて、同一ウェハー
上の近傍の位置関係にあるチップどうしの発光効率、発
光強度等の特性は同じであるが、ウェハーや製造ロット
が異なればLEDチップの特性は大きく変化する。現状
においては、チップを発光強度別にランク分けを行い、
同一のランクのチップのみを一つの光電変換装置の光源
に用いている例も少なくない。このようにLEDチップ
を用いる場合、工程管理の煩雑さに伴う管理コストも含
まれてくる。
【0017】以上述べてきたように、完全密着型の光電
変換装置において、その形状は光電変換素子(透光性絶
縁基板)と光源との位置関係で支配的に決定され、更に
小型・軽量・安価な光電変換装置の実現のためには現用
の光源であるLEDや陰極管を用いてはおのづと限界が
ある。
【0018】そこで、本発明は、このような問題を解決
することを目的としている。すなわち、完全密着型の特
徴である軽量化・小型化を更に押し進め、設計自由度の
高い光電変換装置を安価に提供することを目的としてい
る。
【0019】
【課題を解決するための手段】本発明の第1の画像読取
り装置は、同一基板上に、被読取り面に光を放出する薄
膜エレクトロルミネッセンス素子と、該薄膜エレクトロ
ルミネッセンス素子の近傍に設けられた、該被読取り面
からの反射光を受光する光電変換素子とを有することを
特徴とする。
【0020】また、本発明の第2の画像読取り装置は、
上記本発明の第1の画像読取り装置において、前記光電
変換素子は第1の電極層、非晶質または多結晶からなる
絶縁層、半導体層、第2の電極層、絶縁性耐湿保護層、
透光性導電層を備え、前記薄膜エレクトロルミネッセン
ス素子は第1の電極層、第1の絶縁層、蛍光体層、第2
の絶縁層、第2の電極層を備えており、前記光電変換素
子の第1の電極層又は第2の電極層と、前記薄膜エレク
トロルミネッセンス素子の第1の電極層とは同一層から
なり、前記光電変換素子の透光性導電層と、前記薄膜エ
レクトロルミネッセンス素子の第2の電極層とは同一層
からなり、前記光電変換素子の絶縁層又は前記絶縁性耐
湿保護層と、前記薄膜エレクトロルミネッセンス素子の
第1の絶縁層とは同一層からなることを特徴とする。
【0021】また、本発明の第3の画像読取り装置は、
上記本発明の第2の画像読取り装置において、前記光電
変換素子の第1の電極層、絶縁層、絶縁性耐湿保護層、
透光性導電層の各層は、前記薄膜エレクトロルミネッセ
ンス素子の第1の電極層、第1の絶縁層、第2の絶縁
層、第2の電極層の各層とそれぞれ同一層からなること
を特徴とする。
【0022】また、本発明の第4の画像読取り装置は、
上記本発明の第2の画像読取り装置において、前記光電
変換素子の第1の電極層、絶縁層、絶縁性耐湿保護層及
び接着層、透光性導電層の各層は、前記薄膜エレクトロ
ルミネッセンス素子の第1の電極層、第1の絶縁層、第
2の絶縁層、第2の電極層の各層とそれぞれ同一層から
なることを特徴とする。
【0023】また、本発明の第5の画像読取り装置は、
上記本発明の第2〜第4のいずれかの画像読取り装置に
おいて、同一基板上に、光電変換素子からの信号を転送
するためのスイッチング素子を有し、このスイッチング
素子は第1の電極層、非晶質または多結晶からなる絶縁
層、半導体層、第2の電極層を備えており、これらの層
は前記光電変換素子の各層とそれぞれ同一層からなるこ
とを特徴とする。
【0024】また、本発明の第6の画像読取り装置は、
上記本発明の第1〜第5のいずれかの画像読取り装置に
おいて、前記薄膜エレクトロルミネッセンス素子は基板
上に複数個配列されて設けられており、各薄膜エレクト
ロルミネッセンス素子の発光面積は光電変換出力のばら
つきに対応させて変えられていることを特徴とする。
【0025】また、本発明の第7の画像読取り装置は、
上記本発明の第1〜第6のいずれかの画像読取り装置に
おいて、前記薄膜エレクトロルミネッセンス素子は発光
波長の異なる複数の薄膜エレクトロルミネッセンス素子
からなることを特徴とする。
【0026】また、本発明の第8の画像読取り装置は、
上記本発明の第7の画像読取り装置において、前記発光
波長の異なる複数の薄膜エレクトロルミネッセンス素子
は、薄膜エレクトロルミネッセンス素子配列方向に順次
繰り返して配されていることを特徴とする。
【0027】
【実施例】以下、本発明の実施例について図面を用いて
詳細に説明する。 (第1の実施例)図1及び図2は、本発明の第1の実施
例を説明するための図面であり、図2は光電変換装置の
原稿接触面から見た平面図であり、図1は、図2のA−
B線で切断したときの模式的断面図である。図1及び図
2における構成部材のうち、既に説明した図10及び図
13に記載されている構成部材と同一のものには同一番
号が付されてある。絶縁基板100上に、第1の金属薄
膜層114、非晶質または多結晶で構成される絶縁薄膜
層116、半導体層117、N+ 型薄膜層118、第2
の金属薄膜層115で構成される光電変換素子104、
蓄積容量素子106、スイッチング素子107及び、ス
イッチング素子107を駆動するための配線群109、
光電変換素子104にバイアスを与えるための配線14
0、信号電荷を読み取りIC(未記載)へ導出するため
の配線群108等が配置されている。また、ここでは、
薄膜エレクトロルミネッセンス(TFEL)素子504
の一方の電極510として第2の金属薄膜層を共有す
る。第1、第2の金属薄膜層の材料としては、Al、T
a、Cr、Mo等が用いられ主にスパッタリングで成膜
される。また絶縁薄膜層116(すなわちスイッチング
素子107のゲート絶縁膜等)としてアモルファスSi
Nx等が用いられ、(真性)半導体層117にアモルフ
ァスSi、N+ 型薄膜層118にはPドープのアモルフ
ァスSi層が用いられ主にプラズマCVDにより成膜さ
れる。第2の金属薄膜層が形成された後は、前述のデバ
イス群および配線群を絶縁性耐湿保護薄膜111で完全
に覆う。絶縁薄膜層116で用いたSiNx膜は耐湿性
かつ絶縁性に優れ、絶縁性耐湿保護薄膜111の材料と
して同様にプラズマ−CVDにより成膜される。絶縁性
耐湿保護薄膜111の上には、順次、TFEL用の蛍光
体薄膜層(発光層)511、TFEL用の他方の絶縁薄
膜層512そして透明性導電膜110を配置する。絶縁
性耐湿保護薄膜111はTFEL素子504の一方の絶
縁薄膜層513を兼ねており、透光性導電膜110は原
稿と耐摩耗層105との摩擦により生ずる静電気から光
電変換素子等の機能低下を防ぐために設けられたシール
ド層であり、TFEL素子504の一方の電極をも兼ね
ている。最後に耐摩耗層105をエポキシ系の接着剤1
13で接着する。TFEL用の蛍光体薄膜層の材料とし
ては、ZnS母体材に発光中心としてTb3+やMn2+
付活させたものを用い、EB蒸着やスパッタ等で成膜さ
れる。また絶縁薄膜層512は、111,116で用い
たSiNxを用い、透明導電性薄膜110にはITOス
パッタ膜が用いられる。
【0028】透光性導電薄膜層110(すなわちTFE
L素子の一方の電極等)は接地(図1、図2中の16
0)し、他方の電極510に交流電圧を印加することに
より、110と510に挟まれた部分511(E)(図
1、2参照)の蛍光体薄膜層(発光層)が発光する。発
光層511の両側に配置された絶縁薄膜層(誘電体)は
発光層に安定に高電界を供給させるために設けられてい
る。その時の駆動周波数は、たとえば5msec/li
ne(200Hz)で読み取るイメージリーダーの場
合、200Hzに対し十分に高い周波数(たとえば1k
Hz以上)が望ましい。
【0029】TFELの発光のプロセスとしては、発光
層/絶縁薄膜層の界面における準位から発光層へのキャ
リアが注入され、発光層内の106 V/cmの高電界に
より加速されたキャリア(ホットエレクトロン)が発光
中心を直接衝突し励起→発光すると考えられている。ま
たは、ホットエレクトロンがまず母体(ZnS)をイオ
ン化し生成された電子−正孔対が再結合する際のエネル
ギーが発光中心に伝達され、励起→発光するという説も
ある。いずれにしても発光中心からの発光はその物質個
有の励起準位(発光順位)からの遷移による発光である
ため、特に上記Tb3+による発光波長はほぼ一意的に決
まりピーク波長は人間の目の視感度分布のピーク値に近
い約550nmである。かつてファクシミリ用の光電変
換装置の光源(Xe冷陰極管)の蛍光体の発光中心とし
てTbが用いられた例もある。
【0030】以上説明してきたように、絶縁基板上に光
電変換素子及びTFEL素子を近傍に配置することによ
り、ローラ130で搬送された原稿にTFEL素子から
出射した光が照射され、原稿情報に応じた反射光が光電
変換素子に反射され光電変換される構成となる。光電変
換部と光源部を同一基板上に配置したこのような構成を
とることにより約1mm厚の非常に軽量・小型の光電変
換装置の提供が可能となる。
【0031】図3は本発明における完全密着型光電変換
装置を1枚の大判基板上に作成した後の上面からみた模
式的な図である。大判の絶縁基板上に複数アレー分の光
電変換部及びTFEL部を成膜し、ほぼ同形状の大判の
耐摩耗層(但しワイヤボンディング用のパッド701は
含まれないサイズ)105を接着し、その後A0−B
0,A1−B1,A2−B2,…,AN−BN及びC1
−D1,C2−D2で切断することによりN本の完全密
着型光電変換アレー302ができあがる。このように作
成すれば、大量生産化が可能となりコスト的にも有利と
なる。従来の光電変換装置においても光電変換回路部は
同様に作成されるが、光源部は別体であったため1本の
アレーに一つずつ光源を取り付けなければならない。L
EDチップの実装時におけるチップの位置ずれや組立時
の光軸ずれによる光電変換装置としての出力のばらつき
が低歩留まりを発生させていた例も少なくない。それに
対し、前述のように光源を一体に作り込めば光電変換素
子と光源(TFEL)との位置関係はフォトリソグラフ
ィで決定させることができ位置精度は格段に向上する。
【0032】また、本発明においては、従来の光電変換
装置における光源→原稿の光路間に設けられた窓(図1
0の103)に相当する領域にTFEL素子を配置する
だけでよく、本発明を実施するにあたりアレーの幅が太
まるわけではない。すなわち、大判基板1枚からの取り
本数が減少することはない。
【0033】さらに、従来は透光性の絶縁基板が必須で
あったが、本発明においては絶縁基板上に光源が設けら
れるので、透明である必要はなく、基板選定の自由度が
増す。
【0034】(第2の実施例)図4は本発明の第2の実
施例を説明するための図であり、光電変換装置の断面図
で表されている。既に説明した図1と同一の構成部材に
ついては一部番号を省略してある。本実施例において
は、光電変換素子を構成する絶縁薄膜層116(すなわ
ちスイッチング素子のゲート絶縁膜等)がTFEL素子
504の一方の絶縁薄膜層を共有し、かつ絶縁性耐湿保
護層111がTEFL素子の他方の絶縁薄膜層を共有
し、さらに第1の金属薄膜層114がTFEL素子の一
方の電極を共有した構成となっている。また、透光性導
電薄膜層110は第1の実施例と同様にTFEL素子の
他方の電極を共有する構成となっている。この構成にお
ける各薄膜層の材料、成膜法、TFEL素子の駆動周波
数については第1の実施例で示された内容と同様であ
る。この構成の特徴としては第1の実施例と比較すると
透光性導電膜直下のTFEL素子用の絶縁薄膜層を1層
省略でき、層構成として簡単化され、透光性導電薄膜層
のガバレッジ性が向上する。ただし、TFEL素子50
4を構成するためには第1の実施例に比較して、光電変
換素子等を構成するための絶縁薄膜層116や半導体薄
膜層117をエッチングする工程が付加されることにな
る。この構成をとることによって、その効果は、第1の
実施例で述べた内容と同様である。
【0035】(第3の実施例)図5は本発明の第3の実
施例を説明するための図であり、光電変換装置の断面図
で表されている。既に説明した図1と同一の構成部材に
ついては一部番号を省略してある。本実施例において
は、第2の実施例と同様に、光電変換素子を構成する絶
縁薄膜層116(すなわちスイッチング素子のゲート絶
縁膜等)がTFEL素子の一方の絶縁薄膜層を共有し、
かつ絶縁性耐湿保護層111がTFEL素子の他方の絶
縁薄膜層を共有し、第1の金属薄膜層114がTFEL
素子の一方の電極を共有し、更に透光性導電薄膜層11
0がTFEL素子の他方の電極を共有する構成となって
いる。
【0036】第2の実施例と異なる点は透光性導電膜が
絶縁性耐湿保護膜の真上に配置されておらず耐摩耗層1
05の直下に配置されているということである。すなわ
ち、予め耐摩耗層に成膜された透光性導電膜110を、
第1の金属薄膜層〜絶縁性耐湿保護膜まで形成された光
電変換基板100に絶縁性接着剤113で接着した構成
を有する。第1または第2の実施例においては、複数層
の成膜またはエッチングした上に透光性導電膜を成膜す
るため、そのカバレッジを確保するためには膜厚を大き
くせざるを得ず、透光性導電膜としての透過率も低減す
る可能性がある。一方、本構成においては、均一な耐摩
耗層上に透光性導電膜110を(予め)成膜するためカ
バレッジ性の心配もなく膜厚も薄くすることが可能であ
る。この場合TFEL素子の透光性導電膜側の絶縁膜と
しては111と113で構成される複合絶縁膜となる。
この構成における各薄膜層の材料、成膜法に、TFEL
素子の駆動周波数については第1、第2の実施例で示さ
れた内容と同様であり、その効果についても全く同じで
ある。
【0037】(第4の実施例)図6は、本発明の第4の
実施例を説明するための図であり、光電変換装置の平面
図で表されている。既に説明した図4と同一の構成部材
については一部番号を省略してある。図6中ハッチング
部511(E)はTFEL素子が発光している部分であ
る。このTFEL素子の構成は、第1〜第3の実施例で
説明したTFEL素子の構成(図1、図4、図5参照)
のどの構成を用いても適応可能である。この実施例にお
ける特徴はアレーの中で発光するTFEL素子の発光の
パターンがアレー内の場所により異なる点である。図3
に示される様に、大判の絶縁基板上に多数個アレーを作
成する場合、成膜装置の関係上、光電変換素子を構成す
る半導体薄膜層やTFEL素子を構成する蛍光体薄膜層
の膜厚や膜の特性が大判基板内において分布を有する。
それらの分布に対応して、光電変換素子の感度特性やT
FEL素子の発光特性が大判基板内で分布を有する可能
性がある。この場合、予めそれらの分布の様相を調査し
たうえで、それらの分布を補正するべく、設計上TFE
L素子の発光部分のパターンをアレー内で変更しておく
ことが可能である。これらの補正はプロセスのばらつき
の補正のみならず配線の引き回し上起こりうる設計上の
ばらつきをも補正可能である。たとえば図10、図11
に示されるマトリクス駆動の配線パターンにおいて読み
とりICへ導出されるMビットの信号配線は特に1ビッ
ト及びMビットは両側に配線がないため(2ビット〜M
−1ビットは両隣りに配線が存在する)、図11におけ
るMビットの読み出し容量119にばらつきが生じその
結果出力がばらつく(ゲインばらつき)。これらを補正
するためにTFEL素子の発光パターンを変える(光電
変換素子に照射される光量を変える)ことで解決され
る。
【0038】(第5の実施例)図7及び図8は、本発明
の第5の実施例を説明するための図である。図8は光電
変換装置の平面図を表しており、図7は図8のA−B線
で切断した際の模式的断面図である。既に説明した図1
及び図2と同一の構成部材については一部番号を省略し
てある。図7及び図8中、ハッチング部511(a)、
511(b)、511(c)はTFEL素子が発光して
いる部分である。この実施例の特徴はTFEL素子の発
光領域が3カ所存在する点である。これらの3つのTF
EL素子の構成は、第1実施例(図1)で説明したTF
EL素子の構成と同一であるが、第2、第3、第4の実
施例(図4、図5、図6)の構成を用いても適応可能で
ある。この3つのTFEL素子の発光の発光色を赤
(R)、緑(G)、青(B)にすればカラー原稿の画像
読みとりが可能となる。各発光層の材料は、赤色発光層
材料としてはEuを付活したCaS蛍光体薄膜またはS
mを付活したZnS蛍光体薄膜が、青色発光層材料とし
てはCeを付活したSrS蛍光体薄膜またはTmを付活
したZnS蛍光体薄膜が、そして緑色発光層材料として
はTbを付活したZnS蛍光体薄膜がよく知られてお
り、いずれもEB蒸着もしくはスパッタリング等により
成膜される。
【0039】実際にカラー原稿を読みとる際は、R,
G,Bを独立に点灯させ、1スキャン目(R)、2スキ
ャン目(G)、3スキャン目(B)、4スキャン目
(R)、5スキャン目(G)…という具合に、それぞれ
のTFEL素子の出射光で原稿を照射しその反射光を読
みとり画像処理を施す。カラー原稿読みとりにおける原
稿の搬送タイミングとしては、原稿上の同一箇所をR、
G、Bそれぞれで読みとった後で1ステップ移動させ、
次にまたR,G,Bそれぞれで読みとる…といった動作
が望ましい。また、1ライン分読み取られる原稿のエリ
アもR,G,Bそれぞれで読みとる際には同一エリアで
あることが望ましい。しかしながら図7、図8で表され
ている光源(TFEL)配置においては、それらの位置
が副走査方向に並べられている関係上、R,G,Bそれ
ぞれで読みとる際の読みとりエリアは原稿が静止してい
るとすると、同一エリアを読みとることができない(そ
れぞれの光源の間隔分だけずれる)。原稿の搬送をうま
く制御しそのずれ量を補正することは可能である。
【0040】図9は、第5の実施例において、R,G,
BのTFEL素子の配置を変更した例を説明するための
図であり、光電変換素子とTFEL素子の周囲を上面か
ら見た図である。図9中ハッチング部511(a)、5
11(b)、511(c)はTFEL素子が発光してい
る部分である。この場合、図8と異なる点は、副走査方
向に対して原稿照射エリアがR,G,Bそれぞれの光源
で同一となる。
【0041】図7〜図9をみてわかるように、TFEL
素子を3カ所分設置しても光電変換装置としての小型・
軽量性が損なわれるわけではない。
【0042】
【発明の効果】以上説明したように、光電変換素子と薄
膜エレクトロルミネッセンス素子を同一基板上に配置さ
せることにより、軽量・小型の完全密着型光電変換装置
の提供が可能となる。しかも、光電変換素子を構成する
ため金属薄膜層、絶縁薄膜層、絶縁性耐湿保護層、およ
び透光性導電薄膜層を薄膜電界発光素子の構成膜として
共用すれば、光電変換装置として低コスト化が実現でき
る。更に、カラー原稿のリーダーとして、小型・軽量・
安価な装置が実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例を示す光電変換装置の模
式的な断面図である。
【図2】本発明の第1の実施例を示す光電変換装置の模
式的な平面図である。
【図3】本発明における光電変換アレーの作製例を説明
するための大判基板全体図である。
【図4】本発明の第2の実施例を示す光電変換装置の模
式的な断面図である。
【図5】本発明の第3の実施例を示す光電変換装置の模
式的な断面図である。
【図6】本発明の第4の実施例を示す光電変換装置の模
式的な平面図である。
【図7】本発明の第5の実施例を示す光電変換装置の模
式的な断面図である。
【図8】本発明の第5の実施例を示す光電変換装置の模
式的な平面図である。
【図9】本発明の第5の実施例の他の構成例を示す光電
変換装置の模式的な平面図である。
【図10】従来の光電変換装置を示す模式的な断面図で
ある。
【図11】従来または本発明の光電変換装置の等価回路
である。
【図12】図11の回路の動作を示すタイミングチャー
トである。
【図13】従来の光電変換装置を示す模式的な平面図で
ある。
【符号の説明】
100 絶縁基板 101 光源 103 窓 104 光電変換素子 105 耐摩耗層 106 蓄積用容量素子 107 スイッチング素子 108 読み取り配線 109 駆動配線 140 バイアス配線 210 読みだし用容量素子 110 透光性導電薄膜層(ITO) (光電変換素子の静電シールド層、薄膜EL素子の電
極) 111,112 絶縁性耐湿保護層 113 接着層 114 第1の金属薄膜層 115 第2の金属薄膜層 116 非晶質または多結晶の絶縁薄膜層 117 非晶質または多結晶の半導体薄膜層 118 非晶質または多結晶のN+ 型薄膜層 180 蓄積用容量素子の一定電位側の電極配線 160 接地端子 120 原稿 130 ローラ 230 処理IC 220 アンプ 302 光電変換アレー 504 薄膜エレクトロルミネッセンス(TFEL)
素子 510 TFEL素子の電極 511 TFEL素子の蛍光体薄膜層(発光層) 511(E) TFEL素子の発光領域 511(a) TFEL素子の発光領域 511(b) TFEL素子の発光領域 511(c) TFEL素子の発光領域 512 TFEL素子の絶縁層 513 TFEL素子の絶縁層 701 ワイヤボンディング用パッド
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H05B 33/00 H01L 31/10 A

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 同一基板上に、被読取り面に光を放出す
    る薄膜エレクトロルミネッセンス素子と、該薄膜エレク
    トロルミネッセンス素子の近傍に設けられた、該被読取
    り面からの反射光を受光する光電変換素子とを有するこ
    とを特徴とする画像読取り装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の画像読取り装置におい
    て、前記光電変換素子は第1の電極層、非晶質または多
    結晶からなる絶縁層、半導体層、第2の電極層、絶縁性
    耐湿保護層、透光性導電層を備え、前記薄膜エレクトロ
    ルミネッセンス素子は第1の電極層、第1の絶縁層、蛍
    光体層、第2の絶縁層、第2の電極層を備えており、 前記光電変換素子の第1の電極層又は第2の電極層と、
    前記薄膜エレクトロルミネッセンス素子の第1の電極層
    とは同一層からなり、前記光電変換素子の透光性導電層
    と、前記薄膜エレクトロルミネッセンス素子の第2の電
    極層とは同一層からなり、前記光電変換素子の絶縁層又
    は前記絶縁性耐湿保護層と、前記薄膜エレクトロルミネ
    ッセンス素子の第1の絶縁層とは同一層からなることを
    特徴とする画像読取り装置。
  3. 【請求項3】 請求項2記載の画像読取り装置におい
    て、前記光電変換素子の第1の電極層、絶縁層、絶縁性
    耐湿保護層、透光性導電層の各層は、前記薄膜エレクト
    ロルミネッセンス素子の第1の電極層、第1の絶縁層、
    第2の絶縁層、第2の電極層の各層とそれぞれ同一層か
    らなることを特徴とする画像読取り装置。
  4. 【請求項4】 請求項2記載の画像読取り装置におい
    て、前記光電変換素子の第1の電極層、絶縁層、絶縁性
    耐湿保護層及び接着層、透光性導電層の各層は、前記薄
    膜エレクトロルミネッセンス素子の第1の電極層、第1
    の絶縁層、第2の絶縁層、第2の電極層の各層とそれぞ
    れ同一層からなることを特徴とする画像読取り装置。
  5. 【請求項5】 請求項2〜請求項4のいずれかの請求項
    に記載の画像読取り装置において、同一基板上に、光電
    変換素子からの信号を転送するためのスイッチング素子
    を有し、このスイッチング素子は第1の電極層、非晶質
    または多結晶からなる絶縁層、半導体層、第2の電極層
    を備えており、これらの層は前記光電変換素子の各層と
    それぞれ同一層からなることを特徴とする画像読取り装
    置。
  6. 【請求項6】 請求項1〜請求項5のいずれかの請求項
    に記載の画像読取り装置において、前記薄膜エレクトロ
    ルミネッセンス素子は基板上に複数個配列されて設けら
    れており、各薄膜エレクトロルミネッセンス素子の発光
    面積は光電変換出力のばらつきに対応させて変えられて
    いることを特徴とする画像読取り装置。
  7. 【請求項7】 請求項1〜請求項6のいずれかの請求項
    に記載の画像読取り装置において、前記薄膜エレクトロ
    ルミネッセンス素子は発光波長の異なる複数の薄膜エレ
    クトロルミネッセンス素子からなることを特徴とする画
    像読取り装置。
  8. 【請求項8】 請求項7記載の画像読取り装置におい
    て、前記発光波長の異なる複数の薄膜エレクトロルミネ
    ッセンス素子は、薄膜エレクトロルミネッセンス素子配
    列方向に順次繰り返して配されていることを特徴とする
    画像読取り装置。
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