JP4742285B2 - 地図情報作成装置及び方法、並びにプログラム - Google Patents
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Description
(1)まず、最初に、オペレータにより市街地図データ上の道路領域内の一点が指定される;
(2)次に、指定点が、ある交差点内に存在すると仮定して、その交差点領域を示す凸多角形(凸包(convex hull))を抽出する。凸包の抽出方法については説明を省略する(特許文献2参照);
(3)抽出した凸包の各辺の中央付近が実線分(道路線)かどうかを判定し、実線分の辺の数により、指定点が本当に交差点内にあるか、交差点間を結ぶ道路要素内にあるかを判定する;
(4)指定点が本当に交差点内にあれば、その交差点の凸包を交差点ポリゴンに決定する。指定点が交差点間を結ぶ道路要素内にある場合、その指定点を内包する最小道路幅の矩形領域を二差路仮想交差点として決定する。この場合、二差路仮想交差点を表す凸包は、仮想的な交差点ポリゴンとされる;
(5)上記(4)で決定された交差点ポリゴン(仮想的な交差点ポリゴン)から、道路要素に対応する辺を抽出する。抽出した辺から、その道路要素を構成する線分を順次追跡する。そして、最も近い交差点を検出し、交差点ポリゴンとして登録する。また、両交差点間の道路要素を抽出し、道路ポリゴンとして登録する;
(6)検出された交差点ポリゴンの重心点をノードとする。また、抽出された道路ポリゴンの中心線を道路リンクとする。これにより、基本的な道路ネットワーク・データを同時に生成する;
(7)上記(5)(6)の操作を繰り返して、順次、交差点ポリゴン及び道路ポリゴンを作成し登録する。
(1)前記道路リンクL3の道路ポリゴンP3の左側線又は右側線と道路リンクL1の道路ポリゴンP1の構成辺とが交差する交点a、
(2)前記道路ポリゴンP3の左側線又は右側線と道路リンクL2の道路ポリゴンP2の構成辺とが交差する交点d、
(3)前記交点aから前記道路ポリゴンP1の交点aに対向する構成辺に下ろした垂線の足に位置する点b、
(4)前記交点aから前記道路ポリゴンP3の交点aに対向する構成辺に下ろした垂線の足に位置する点e、
(5)及び、前記交点dから前記道路ポリゴンP2の交点dに対向する構成辺に下ろした垂線の足に位置する点c、
を構成点とする凸5角形からなる交差点ポリゴン(以下「分岐・合流点の交差点ポリゴン」という。)を作成することを特徴とする。
(1)前記道路リンクL3の道路ポリゴンP3の左側線又は右側線と道路リンクL1の道路ポリゴンP1の構成辺とが交差する交点a、
(2)前記道路ポリゴンP3の左側線又は右側線と道路リンクL2の道路ポリゴンP2の構成辺とが交差する交点d、
(3)前記交点aから前記道路ポリゴンP1の交点aに対向する構成辺に下ろした垂線の足に位置する点b、
(4)前記交点aから前記道路ポリゴンP3の交点aに対向する構成辺に下ろした垂線の足に位置する点e、
(5)及び、前記交点dから前記道路ポリゴンP2の交点dに対向する構成辺に下ろした垂線の足に位置する点c、
を構成点とする凸5角形からなる交差点ポリゴン(以下「分岐・合流点の交差点ポリゴン」という。)を作成することを特徴とする。
図1は、本発明の実施例1に係る地図情報作成装置1の構成を表すブロック図である。本実施例の地図情報作成装置1は、汎用コンピュータ用のコンピュータ・プログラムとして実装されている。当該プログラムをコンピュータで実行することにより図1の地図情報作成装置1が機能的に構成される。
次に、図1の道路ネットワーク記憶手段2に記憶されている道路ネットワーク・データベースのデータ構造について説明する。道路ネットワーク・データベースは、既存のデータベースを用いる。前述のように、道路ネットワーク・データは、地図上の道路網の交差点をノード,交差点間道路を道路リンクとするグラフ・データとしてモデル化したものであり(図60参照)、本実施例では図2のようなデータ構造とする。
道路リンク情報は、地図上のそれぞれの交差点間道路に一対一に対応して設けられた“道路レコード”の集合からなる。それぞれの道路レコードは、“道路ID”,“リンク種別”,“車線数”,“幅員”,“一方通行情報”,“交差関係情報”,及び“構成点情報”により構成される。
交差点情報は、地図上のそれぞれの交差点ノードに一対一に対応して設けられた“交差点レコード”の集合からなる。それぞれの交差点レコードは、“交差点ID”,“差路数”,“料金所”,“信号機の有無情報”,及び差路数分の“交差点付近情報”により構成される。
次に、図1の市街地図記憶手段3に記憶されている市街地図データベースのデータ構造について説明する。図4に市街地図データベースのデータ構造を示す。市街地図データベースは、住宅地図などの既存のデータベースを用いる。
次に、図1の地図情報作成装置1により作成されるポリゴン・データベースのデータ構造について説明する。作成されたポリゴン・データベースは、ポリゴン記憶手段4に記憶される。
道路ポリゴン・レコードは、“道路ID”,“形状情報”,及び“道路標示情報”から構成される。「道路ID」は、道路ネットワーク・データベースの各道路レコードの道路IDに対応している。
同様に、交差点ポリゴン・レコードは、“交差点ID”,“形状情報”,及び“道路標示情報”から構成される。“形状情報”,及び“道路標示情報”は道路ポリゴン・レコードと同様である。尚、「交差点ID」は、道路ネットワーク・データベースの各交差点レコードの交差点IDに対応している。
以上のように構成された本実施例1に係る地図情報作成装置1について、以下それによる道路情報作成処理について説明する。
最初に、道路情報作成方法の概略について説明する。図6は、実施例1に係る道路情報作成方法の全体の処理の流れを表すフローチャートである。
図7は、図6の道路ポリゴン作成処理(S1)の流れを表すフローチャートである。
図15は、一般交差点に対する図6の交差点ポリゴン作成処理(S2)の基本的な処理の流れを表すフローチャートである。
上記ステップS2において、各交差点ノードにおいて交差点ポリゴンの作成を行った結果、道路ポリゴン同士の重なりは除去され、交差点ノードにおいては道路ポリゴンと道路ポリゴンは交差点ポリゴンを介して接続される。ここで、道路ポリゴンについては高さの補正を行っていないため、道路ポリゴンと交差点ポリゴンとの接続部分において、両者間に高さのずれが生じている。
以上で、道路ネットワーク・データのすべての道路リンク及び交差点ノードに対して道路ポリゴン及び交差点ポリゴンが作成されたので、ここからは、それらのポリゴンに対して道路標示を付する処理に入る。
道路外側線作成処理においては、道路ポリゴンPiに対して、その中心線及び車道外側線の作成が行われる。図34は、道路外側線作成処理を表すフローチャートである。
レーン作成処理においては、道路ポリゴンPiについて、中央分離帯(又は車道中央線)、車線境界線、付加レーン、及びレーン中心線の作成を行う。図39はレーン作成処理のフローチャートである。
料金所と判定される交差点ノードNiについては、料金所作成処理(S5)において、それに対応する交差点ポリゴンPi及びその交差点ノードNiに接続する2本の道路リンクLj,Lkに対応する道路ポリゴンPj,Pkに対して、レーン中央線の補正を行う。
交差点標示作成処理(S6)においては、交差点及び踏切における横断歩道及び停止線の表示を作成する処理である。図43は、図6の交差点標示作成処理(S6)の流れを表すフローチャートである。
(a)‘上下線分離’
(b)‘本線’
(c)‘本線間の渡り線’,‘ランプ(取り付け道路)’
(d)‘サービス・エリア(SA)’,‘パーキング・エリア(PA)’
の順に決められている。
(A)道路ポリゴンPiが信号機のない交差点ノードに接続する場合。
(B)道路ポリゴンPiが格下道路の場合、道路ポリゴンPiの交差点ノードNjに進入するレーンに、停止線が作成される(図48参照)。
(C)T字路の場合、直角又は鋭角で交差点に進入する道路の進入レーンに、停止線が作成される(図49参照)。
(D)道路ポリゴンPiが一方通行道路で、進行方向に接続する交差点ノードNjに他の一方通行道路の進行方向の出口側が接続されている場合(図50参照)。
分岐・合流区間標示作成処理では、道路の分岐・合流において、道路ポリゴン上に優先本線車道標示の表示を行う。「分岐・合流点」とは、優先本線車道に対して非優先本線車道が鋭角に分岐する地点をいう。例えば、高速道路のインターチェンジやジャンクションなどがある。「優先本線車道標示」とは、高速自動車国道や自動車専用道路において、本線車道と本線車道、本線車道と渡り線、本線車道と取り付け道路等が合流する場合に前方の本線車道が優先であることを表す道路標示をいう。優先本線車道標示は、図51に示すように、白の破線で標示される。
進行方向標示作成処理では、交差点の手前の道路の各レーン上に設置される進行方向標示の作成を行う。図55に進行方向標示の例を示す(一般的には、図55の道路標示は「進行方向別通行区分」と呼ばれるが、ここでは矢印部分を簡単に「進行方向標示」という)。
最後に、幅員変化点における道路標示の作成処理について説明する。「幅員変化点」とは、上記〔6.3〕のステップS202において説明したとおり、二差路の交差点であって当該交差点に接続する2本の道路リンクの幅員が異なるものをいう。幅員変化点である交差点ノードNiにおいては、交差点ポリゴンPiが作成されているので、まずその交差点ポリゴンPiのポリゴン・データをポリゴン・データベースから抽出する。また、交差点ノードNiに接続する2つの道路リンクLj,Lkの道路リンク情報を道路ネットワーク・データベースから抽出し、道路リンクLj,Lkの車線数nj,nkを取得する。ここでは、便宜上nj>nkとする。
最後に、上述のような本実施例の地図情報作成装置1により作成した道路ポリゴン及び交差点ポリゴンにより表した例を示す。図58は、地図情報作成装置1により作成した道路ポリゴン及び交差点ポリゴンと、市街地図データベース内の敷地ポリゴン,建物ポリゴンを用いて、三次元的に地図データを標示した例である。また、図59は、地図情報作成装置1により作成した道路ポリゴン及び交差点ポリゴンを用いて、交差点付近の形状を標示した例である。本実施例の地図情報作成装置1によれば、横断歩道や停止線、車線、道路標示を自動的に作成するため、ユーザーの視認性に優れた立体地図の標示が可能となる。また、道路幅も市街地図データベースの道路線を用いて補正されているために、現実の道路幅に即したものとなっている。更に、市街地図の道路線を簡略化して道路ポリゴンを作成しているため、ポリゴン・データベースのデータ量は小さくできる。また、各道路の構造が単純な図形で表示されるので、ユーザーに対する視認性も高くなる。
2 道路ネットワーク記憶手段
3 市街地図記憶手段
4 ポリゴン記憶手段
5 道路ポリゴン作成手段
6 道路ポリゴン補正手段
7 交差点ポリゴン作成手段
8 高さ補正手段
9 道路標示作成手段
10 交点テーブル記憶手段
11 料金所作成手段
12 幅員変化点作成手段
13 分岐合流点作成手段
14 三差路作成手段
15 四差路作成手段
16 一般交差点作成手段
21 車線区画線作成手段
22 料金所区画線作成手段
23 交差点標示作成手段
24 進行方向標示作成手段
25 優先本線車道作成手段
26 車線数変更点区画線作成手段
Claims (12)
- 交差点を表す交差点ノード及び交差点間の道路を表す道路リンクからなるグラフ構造として地図の道路網をモデル化した道路ネットワーク・データ、及び地図の各道路及び歩道の形状を描線した道路線及び歩道線の線データからなる市街地図データに基づき、道路及び交差点を表すポリゴンである道路ポリゴン及び交差点ポリゴンを作成する地図情報作成装置であって、
前記道路リンクの構成点で区分される区間線分について前記道路リンクと同一形状の線分を、前記区間線分を中心線とし、該区間線分から前記道路リンクに対応する車線の幅員値の半分の間隔であってかつ左右対称となるように一対発生させるとともに、発生させた線分を伸縮して交点を求めて一対の折線を作成し、前記一対の折線の向かい合った端点同士を連結することにより、初期の道路ポリゴンを作成する道路ポリゴン作成手段;
前記市街地図データから初期の道路ポリゴンの領域に含まれる道路線のうち、前記道路リンクの左側及び右側に位置する道路線(以下「左側道路線」及び「右側道路線」という。)を抽出する道路線抽出手段;
前記道路リンクから前記左側道路線及び前記右側道路線までの平均距離(以下「左平均距離」及び「右平均距離」という。)をそれぞれ求める平均距離算出手段;
前記初期の道路ポリゴンの構成辺のうち前記道路リンクの左側及び右側の構成辺(以下「左側線」及び「右側線」という。)について、道路リンクからの距離が左平均距離及び右平均距離となるように道路ポリゴンの形状を補正する道路ポリゴン補正手段;
前記道路ネットワーク・データの各交差点ノードにおいて、当該交差点に接続する二つの道路ポリゴンの左側線と右側線とが交差する交点をすべて求め、それらの交点を構成点とする凸多角形からなる交差点ポリゴンを作成する交差点ポリゴン作成手段;
及び、前記各交差点ノードに接続する各道路ポリゴンについて、その交差点ノードの前記交差点ポリゴンと重複する領域を削除することにより、当該道路ポリゴンの補正を行う重複補正手段;
を備えた地図情報作成装置。 - 前記交差点ポリゴン作成手段は、3つの道路リンクが接続する交差点ノードのうち、隣り合う道路リンクの成す角度が90度及び180度である直角三差路の交差点ノードに対しては、
左右の道路リンクと成す角度が90度である道路リンク(以下「分岐道路リンク」という。)の左側線及び右側線が他の2つの道路リンクの構成辺と交差する2つの交点、及び前記2つの交点からそれらに対向する他の2つの道路リンクの構成辺に下ろした垂線の足に位置する2つの点を構成点とする四角形の交差点ポリゴンを作成すること
を特徴とする請求項1記載の地図情報作成装置。 - 前記道路ポリゴン又は前記交差点ポリゴンの各構成点について、当該構成点に最も近い前記道路リンク上の点を算出し、その点における前記道路リンク上の高さを当該構成点に設定する高さ設定手段
を備えていることを特徴とする請求項1又は2記載の地図情報作成装置。 - 前記道路ポリゴン補正手段により形状補正がされた前記各道路ポリゴンについて、その道路ポリゴンの領域に属する道路線及び歩道線を前記市街地図データから抽出する道路・歩道線抽出手段;
その道路ポリゴンの左側線又は右側線に沿った歩道線がある場合は、その道路ポリゴンの中心線と歩道線との距離の最頻値又は平均値を求め、当該中心線から当該最頻値又は平均値だけ左側又は右側に離れて当該中心線に平行な路側線を作成し、
その道路ポリゴンの左側線又は右側線に沿った歩道線がない場合は、その道路ポリゴンの中心線と道路線との距離の最頻値又は平均値を求め、当該中心線から当該最頻値又は平均値だけ左側又は右側に離れて当該中心線に平行な路側線を作成する路側線作成手段;
及び、前記路側線から所定距離だけ内側に車道外側線を作成する車道外側線作成手段;
を備えていることを特徴とする請求項1乃至3の何れか一記載の地図情報作成装置。 - 前記道路ネットワーク・データには、それぞれの道路リンクに対してその道路リンクの上り車線数及び下り車線数の情報が含まれており、
前記各道路ポリゴンに対し、左右の前記車道外側線の間隔を全車線数で割った値をレーン間隔として算出するレーン間隔算出手段;
前記レーン間隔だけ間隔をおいて左右の路側線の間に、路側線と平行に車線境界線及び車道中央線を作成することでレーンを作成するレーン作成手段;
を備えていることを特徴とする請求項4記載の地図情報作成装置。 - 前記道路ネットワーク・データには、それぞれの道路リンクに対してその道路リンクの上り車線数及び下り車線数の情報、及び中央分離帯の有無の情報が含まれており、
前記レーン作成手段は、前記各道路リンクのうち、中央分離帯の有る道路リンクに対する道路ポリゴンに対しては、左右の車道外側線の間隔を全車線数に1
を加えた値で割った値をレーン間隔として算出するものであり、
前記レーン作成手段は、中央分離帯の有る道路リンクに対する道路ポリゴンに対しては、レーン間隔だけ間隔をあけて左右の路側線の間に、路側線と平行に車線境界線及び中央分離帯を作成することでレーンを作成すること
を特徴とする請求項5記載の地図情報作成装置。 - 前記道路ネットワーク・データには、前記各交差点ノードに対して、当該交差点ノードに接続する各道路リンクに含まれるそれぞれのレーンの進行方向に関する情報、及び前記各交差点ノードに対して、当該交差点ノードに信号機が設置されているか否かに関する情報が含まれており、
前記各交差点ノードのうち、信号機が設置されている交差点ノードについて、当該交差点ノードに接続する各道路リンクに対応する道路ポリゴンの当該交差点ノード側のレーンのうち当該交差点ノードに進入するレーンに対し、当該道路ポリゴンの当該交差点ノード側の端部に停止線を作成する停止線作成手段
を備えていることを特徴とする請求項5又は6記載の地図情報作成装置。 - 前記道路ネットワーク・データには、前記各交差点ノードに対して、当該交差点ノードに接続する各道路リンクに含まれるそれぞれのレーンの進行方向に関する情報が含まれており、
前記各交差点ノードにおいて、当該交差点ノードに接続する道路リンクがT字状に接続している場合には、3つの道路リンクのうち、他の2つの道路リンクとの間の内角が90度の道路リンクに対して、その道路リンクに対応する道路ポリゴンの当該交差点ノード側のレーンのうち当該交差点ノードに進入するレーンに対し、当該道路ポリゴンの当該交差点ノード側の端部に停止線を作成する停止線作成手段
を備えていることを特徴とする請求項5又は6記載の地図情報作成装置。 - 前記道路ネットワーク・データには、各道路リンクの道路種別に関する情報が含まれており、
前記各交差点ノードについて、当該交差点ノードに接続する各道路リンクのうち、他の道路リンクよりも道路種別が格下である道路リンクがある場合は、その道路リンクに対応する道路ポリゴンの当該交差点ノード側のレーンのうち当該交差点ノードに進入するレーンに対し、当該道路ポリゴンの当該交差点ノード側の端部に停止線を作成する停止線作成手段
を備えていることを特徴とする請求項5又は6記載の地図情報作成装置。 - 前記道路ネットワーク・データには、前記各交差点ノードに対して、当該交差点ノードに接続する各道路リンクに含まれるそれぞれのレーンの進行方向に関する情報、及び交差点ノードに進入する各レーンの進行方向に関する情報が含まれており、
前記各交差点ノードについて、当該交差点ノードに接続する各道路リンクに対応する道路ポリゴンの当該交差点ノード側のレーンのうち当該交差点ノードに進入するレーンに対し、そのレーンの進行方向に対する進行方向標示を作成する進行方向標示作成手段
を備えていることを特徴とする請求項5乃至9の何れか一記載の地図情報作成装置。 - コンピュータを用いて、交差点を表す交差点ノード及び交差点間の道路を表す道路リンクからなるグラフ構造として地図の道路網をモデル化した道路ネットワーク・データ、及び地図の各道路及び歩道の形状を描線した道路線及び歩道線の線データからなる市街地図データに基づき、道路及び交差点を表すポリゴンである道路ポリゴン及び交差点ポリゴンを作成する地図情報作成方法であって、
前記コンピュータが、前記道路リンクの構成点で区分される区間線分について前記道路リンクと同一形状の線分を、前記区間線分を中心線とし、該区間線分から前記道路リンクに対応する車線の幅員値の半分の間隔であってかつ左右対称となるように一対発生させるとともに、発生させた線分を伸縮して交点を求めて一対の折線を作成し、前記一対の折線の向かい合った端点同士を連結することにより、道路リンクの構成点数の2 倍の構成点数を有する初期の道路ポリゴンを作成する道路ポリゴン作成ステップ;
前記コンピュータが、前記市街地図データから初期の道路ポリゴンの領域に含まれる道路線のうち、前記道路リンクの左側及び右側に位置する道路線(以下「左側道路線」及び「右側道路線」という。)を抽出する道路線抽出ステップ;
前記コンピュータが、前記道路リンクから前記左側道路線及び前記右側道路線までの平均距離(以下「左平均距離」及び「右平均距離」という。)をそれぞれ求める平均距離算出ステップ;
前記コンピュータが、前記初期の道路ポリゴンの構成辺のうち前記道路リンクの左側及び右側の構成辺(以下「左側線」及び「右側線」という。)について、道路リンクからの距離が左平均距離及び右平均距離となるように道路ポリゴンの形状を補正する道路ポリゴン補正ステップ;
前記コンピュータが、前記道路ネットワーク・データの各交差点ノードにおいて、当該交差点に接続する二つの道路ポリゴンの左側線と右側線とが交差する交点をすべて求め、それらの交点を構成点とする凸多角形からなる交差点ポリゴンを作成する交差点ポリゴン作成ステップ;
及び、前記コンピュータが、前記各交差点ノードに接続する各道路ポリゴンについて、その交差点ノードの前記交差点ポリゴンと重複する領域を削除することにより、当該道路ポリゴンの補正を行う重複補正ステップ;
を備えた地図情報作成方法。 - コンピュータに読み込んで実行することにより、コンピュータを請求項1乃至10の何れか一記載の地図情報作成装置として機能させるプログラム。
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