JP4740747B2 - 電気接続箱 - Google Patents
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Description
まず、回路構成体の係合部と、第1部材の弾性係合部とを係合させることで、回路構成体を第1部材に固定する。次に、第1部材と第2部材とを組み付けることで、第2部材の二重係止部が弾性係合部の撓み領域内に進入し、これにより、弾性係合部が係合部との係合を解除する方向に撓み変形することが阻止される。この結果、回路構成体がハウジング内に固定されて収容される。このように請求項1の発明によれば、おおまかには、回路構成体と第1部材との固定作業と、第1部材と第2部材との組み付け作業との2つの工程により、回路構成体をハウジングに固定できる。この結果、回路構成体とハウジングの固定作業の効率を向上させることができる。
また、請求項1の発明によれば、二重係止部は第2部材の内壁面により構成されているから、例えば二重係止部を第2部材の内壁面から内方に突設する場合に比べて、ハウジングを弾性係合部の撓み方向に低背化することができる。
上記のように第2部材の内壁面を二重係止部とすると、今度は二重係止部を構成する第2部材の壁全体が撓み変形することが懸念される。そこで請求項1の発明では、第2部材の二重係止部に対応する外壁面には撓み防止用の補強リブを設ける構成とした。これにより、二重係止部を構成する第2部材の壁が撓み変形することを防止できるから、回路構成体とハウジングとを一層確実に固定できる。
また、弾性係合部は、回路基板及びバスバーに合わせた形成された係合孔と係合するようになっているから、例えば、回路基板のみ又はバスバーのみに係合孔が形成される場合に比べて、回路基板と第1部材とを一層確実に固定できる。
また、請求項1の発明によれば、第1部材を雄コネクタとして利用できる。これにより、ハウジングとは別体に形成された雄コネクタを用いる場合に比べて、部品点数を削減できる。
請求項2の発明によれば、挿通孔がバスバーの外表面に接するように形成されているから、挿通孔の内周面にバスバーが支持されることにより、回路構成体が弾性係合部から逃げる方向に動くことを抑制できる。これにより、弾性係合部を回路構成体の一方側にだけ設けることで、回路構成体をハウジングに対して固定することができるから、電気接続箱の構造を全体として簡素化できる。
ケース13は合成樹脂製であって、扁平な形状をなすと共に下方に開口している。ケース13の下端部には、図3における左右方向外方に広がって段差部20が形成されている。段差部20の外面には、外方に突出するロック爪21が形成されており、後述するカバー17のロック爪受け部22と弾性的に係合することで、ケース13とカバー17とが組み付けられるようになっている。段差部20のうち、図2における右端部は下方に垂下して形成されており、カバー17が組み付けられたときに図示しない電線を案内するための電線案内部23とされる。
カバー17は合成樹脂製であって、上方に開口を有すると共に、ケース13の下端部を下方から覆う形状をなしている。カバー17の下縁部は図2における右方に向けて下方に傾斜して形成されており、カバー17の下端部のうち図2における右端部には、図示しない電線が導出される電線導出口28が形成されており(図1参照)、ケース13の電線案内部23との間の空間を通って、電線が導出されるようになっている。。カバー17の上端部には、上述したケース13のロック爪21と係合するロック爪受け部22が形成されており、このロック爪受け部22とロック爪21とが弾性的に係合することで、ケース13とカバー17とが組み付けられるようになっている。
コネクタハウジング15は合成樹脂製であって、図6に示すように、略直方体状をなす本体部30と、本体部30のうち図6の左右両端部から上方に延設されて、回路構成体12とコネクタハウジング15とを組み付ける際に回路構成体12をガイドする一対のガイドレール31とを備えてなる。
図5に示すように、回路構成体12は、回路基板39の表面に例えばプリント配線技術により形成された導電路(図示せず)に電子部品40を実装し、裏面には複数のバスバー32を絶縁性の接着層(図示せず)を介して接着してなる。回路基板39には開口部41が形成されており、この開口部41内にはバスバー32が露出している。開口内には電子部品40が収容されており、この電子部品40のうちバスバー32側の面には接続端子(図示せず)が設けられており、この接続端子とバスバー32とが接続されるようになっている。また、電子部品40のうち、図7における下面側には、下方へ延出された後、回路基板39側に略直角曲げされた複数の接続端子42が形成されている。図7に示すように、各電子部品40に設けられた接続端子42の一部は開口から露出するバスバー32に接続されており、他の接続端子42は回路基板39の表面に形成された導電路に接続されている。
本発明は上記記述及び図面によって説明した実施形態に限定されるものではなく、例えば次のような実施形態も本発明の技術的範囲に含まれる。
<参考例>
(1)例えば、回路基板39が十分に厚い場合には、回路基板39にのみ係合孔38が形成される構成としてもよい。また、回路基板39の端縁からバスバー32を延出させ、この延出部分にのみ係合孔38を形成してもよい。
11…ハウジング
12…回路構成体
13…ケース(第2部材)
15…コネクタハウジング(第1部材)
32…バスバー
33…延出部
34…挿通孔
36…弾性係合部
37…係合突部
38…係合孔(係合部)
39…回路基板
46…二重係止部
47…補強リブ
Claims (2)
- 回路構成体をハウジング内に収容してなる電気接続箱であって、前記ハウジングは互いに組み付けられることで前記回路構成体を収容する第1部材及び第2部材からなり、
前記回路構成体は、回路基板とこれに貼り付けたバスバーとを備えると共に、そのバスバーは前記回路基板の側縁から並んで延出された延出部を備え、
前記第1部材は前記回路構成体から突出する前記バスバーの前記延出部を収容して雄コネクタとして構成するコネクタハウジングであり、前記第2部材は前記コネクタハウジングによって開口を塞がれるケースであって、
前記第1部材には前記回路構成体に形成した係合部と係合して前記回路構成体を前記ハウジングに固定すると共にその係合状態から撓み変形することによりその係合が解除される弾性係合部が設けられ、
前記弾性係合部には係合突部が設けられると共に、前記回路構成体の前記係合部は前記回路基板及び前記バスバーに併せて形成されて前記係合突部が嵌合する係合孔として構成されており、
前記第2部材には前記弾性係合部の撓み領域内に進入して前記弾性係合部が前記係合部との係合を解除する撓み変形を阻止する二重係止部が設けられており、
前記二重係止部は前記第2部材の内壁面により構成され、その第2部材の前記二重係止部に対応する外壁面には撓み防止用の補強リブが設けられている電気接続箱。 - 前記第1部材には前記バスバーの前記延出部を外部へ導出させるための挿通孔が前記バスバーの外表面に接するように形成されている請求項1記載の電気接続箱。
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