JP4740376B1 - ビルジ排出促進パイプ - Google Patents

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Abstract

【課題】荷揚げ作業に影響を与えることなく、しかも、危険を伴う作業を行わずに、ビルジをビルジウェルに排出させる。
【解決手段】このビルジ排出促進パイプ10は、貨物倉110に積み込まれた積荷120に含まれるビルジ130を、貨物倉の底面112に設けられた排水口114を経てビルジウェル140に排出する。ビルジ排出促進パイプは、第1部分20、第2部分30及び第3部分40を備えて構成される。第1部分は、貨物倉の側壁面116上に設けられる。第1部分は、側面に中空部分と連通する複数の穴を備えていて、貨物倉の底面112よりも高い位置にある。第2部分は、貨物倉の底面上から、貨物倉の底面の排水口内にわたって設けられている。また、第3部分は、第1部分と第2部分を連結する。
【選択図】図2

Description

この発明は、ビルジ排出促進パイプに関するものであって、特に、船舶の貨物倉に積まれた積荷に含まれる水を、ビルジウェルに排出するのに用いられるビルジ排出促進パイプに関する。
鉄鉱石等を輸送する貨物船などの船舶では、貨物倉(以下、ホールドと称することもある。)に積まれた鉄鉱石等の積荷(以下、カーゴと称することもある。)に含まれる水(以下、ビルジと称することもある。)を、船底付近に設けられたビルジウェルを経て、排出している(例えば、特許文献1参照)。
ここで、ブラジルのPDM(Ponta Da Madeira)港で積まれるカラジャスファイン(Carajas Fine)と呼ばれる鉄鉱石は、ビルジを多く含んでいることが知られている。
図7を参照して、カラジャスファインを積載するのに用いられるホールドについて説明する。図7は、従来のホールドを説明するための模式図である。
この従来のホールド110は、ビルジ130を効率よく、ビルジウェル140に排出するために、ホールド110の底面112に形成されたビルジウェル140への排出口114に、MDSV(Micro Drainage System for Vessel)と呼ばれる金網状のストレーナー(フィルタ)150を設けている。
特開平11−348892号公報
しかしながら、図7を参照して説明したようなストレーナー150を用いる場合、ストレーナー150の目詰まりなどにより、ビルジ130がビルジウェル140に排出されず、カーゴ120の周囲に残存してしまうことがある。ビルジ130が残存していると、荷揚げ時に、ビルジ130の排水処理等を行わなければならないため作業効率が悪く、その結果、荷揚げ作業に時間がかかってしまう。
この荷揚げ作業に影響を与えないためには、航行中に手作業によりビルジを排出することが考えられる。しかし、貨物倉の底から甲板までの高さは、10メートルを超えることもあり、また、船の動揺、荷崩れも考えられるので、航行中に、カーゴが積まれたホールドの底に降りることには危険が伴い、好ましくない。
この発明は、上述の問題点に鑑みてなされたものであり、この発明の目的は、ビルジをビルジウェルに排出させるビルジ排出促進パイプを提供することにある。
上述した目的を達成するために、この発明のビルジ排出促進パイプは、貨物倉内に設けられ、貨物倉に積み込まれた積荷である鉄鉱石に含まれるビルジを、ビルジウェルに排出する。
このビルジ排出促進パイプは、第1部分、第2部分及び第3部分を備えて構成される。第1部分は、直線状のパイプで構成される部分であって、貨物倉の側壁面上に設けられる。第1部分は、側面に中空部分と連通する複数の穴を備えていて、貨物倉の底面よりも高い位置に設けられる。第2部分は、L字状のパイプで構成され、貨物倉の底面上から、貨物倉の底面に設けられた排水口内にわたって設けられている。また、第3部分は、延在方向の一部分で屈曲する形状のパイプで構成される、第1部分と第2部分を連結する部分であって、底面上の第1端部が第2部分と連結され、側壁面上の第2端部が第1部分と連結される
この発明のビルジ排出促進パイプによれば、ビルジが、第1部分に設けられた穴からビルジ排出促進パイプ内に送られ、第1部分、第3部分及び第2部分を経てビルジウェルに排出される。この結果、荷揚げ時に貨物倉内のビルジの排出作業が不要になる、もしくは軽減される。
ホールドを上面から見た概略図である。 カーゴが積まれた状態のホールドの内部を示す概略図である。 ビルジ排出促進パイプの模式図である。 ビルジ排出促進パイプの第1部分の模式図である。 第3部分が2つの部分で構成される場合のビルジ排出促進パイプの模式図である ビルジ排出促進パイプの取り付けについて説明するための模式図である。 従来のホールドを説明するための模式図である。
以下、図を参照して、この発明の実施の形態について説明するが、各構成要素の形状、大きさ及び配置関係については、この発明が理解できる程度に概略的に示したものに過ぎない。また、以下、この発明の好適な構成例について説明するが、各構成要素の材質及び数値的条件などは、単なる好適例にすぎない。従って、この発明は以下の実施の形態に限定されるものではなく、この発明の構成の範囲を逸脱せずにこの発明の効果を達成できる多くの変更又は変形を行うことができる。
一般に、貨物船では、貨物倉(ホールド)の下側の船底付近にビルジウェルが設けられている。積荷(カーゴ)に含まれる水(ビルジ)は、ホールドの底面に設けられた排水口を経てビルジウェルに送られる。ビルジウェルに送られたビルジは、状況に応じて、随時船外に排出される。
図1、2及び3を参照して、この実施形態のビルジ排出促進パイプについて説明する。図1は、ホールドを上面から見た概略図である。また、図2は、カーゴが積まれた状態のホールドの内部を示す概略図である。図3は、ビルジ排出促進パイプの模式図である。
この実施形態のビルジ排出促進パイプ10は、ホールド110内から排水口114内に亘って設けられている。なお、ビルジ排出促進パイプ10が、ビルジウェル140内に至る構成にしても良い。このビルジ排出促進パイプ10は、ホールド110内のビルジ130の、ビルジウェル140への排出を促進するために用いられる。
ビルジ排出促進パイプ10は、第1部分20、第2部分30及び第3部分40を備えて構成される。第3部分40は、第1部分20と第2部分30とを連結する部分である。
ビルジ排出促進パイプ10は、任意好適な材料の管状部材(パイプ)を用いて構成される。このパイプとして、船舶の補修などで用いるために船舶に通常積まれている鉄製のパイプを用いることができる。複数のパイプを連結して、また、必要に応じて加工して所定の形状のビルジ排出促進パイプが形成される。ここでビルジ排出促進パイプ10の第1部分20、第2部分30及び第3部分40は、互いに着脱自在であるのが良い。また、第1部分20、第2部分30及び第3部分40を、それぞれ複数のパイプを連結して構成しても良い。
第1部分20は、ホールド110の下部スツール(Lower Stool)116a又はホッパー116b上に設けられる部分である。以下の説明では、下部スツール116a又はホッパー116bを側壁面116と総称することもある。なお、第1部分20は、カーゴ120内に埋まらないように、ホールド110の底面112よりも高い位置に設けられるのが良い。
図2〜4を参照して、ビルジ排出促進パイプの第1部分について説明する。図4は、ビルジ排出促進パイプの第1部分の模式図である。第1部分20は、パイプの中空部分22と連通する複数の穴24を、側面に備えている。カーゴ120に含まれるビルジ130は、第1部分20の側面の穴24を通して、ビルジ排出促進パイプ10内に入る(図2中、矢印Iで示す)。ビルジ排出促進パイプ10内に入ったビルジは、第1部分20、第3部分40及び第2部分30を経て、ビルジウェル140に送られる(図2中、矢印IIで示す)。
例えば、第1部分20を、直線状の1本のパイプで構成し、側壁面116上であって鉛直面内に含まれる配置にして、第1部分20の両端のうち、低い位置にある端部(第1端部)26が、第3部分40と連結される構成にすることができる。
また、第1部分20の、第1端部26とは異なる端部、すなわち第3部分40と連結されない第2端部28は、任意好適な部材29で、封止されているのが良い。第2端部28を封止しておくことで、鉄鉱石の積み込み時などに、ビルジ排出促進パイプ10内に、鉄鉱石が入るのを防ぐことができる。
第2部分30は、例えばL字状のパイプで構成され、一端(第1端部)36がホールド110の底面112上に配置される。この底面112上に配置される第1端部36が第3部分40と連結される。
第2部分30の他端(第2端部)38は、ホールド110の底面112に設けられた排水口114内に配置されている。なお、ホールド110、排水口114及びビルジウェル140の形状及び配置によっては、第2部分30の第2端部38が、排水口114を経てビルジウェル140内に、位置するように設けられても良い。
ここで、排水口114に、MDSVなどのストレーナー150が設けられている場合、第2部分30の第2端部38は、ストレーナー150の上側に設けて、第2部分30からストレーナー150を経てビルジウェル140にビルジ130を送る構成にしても良いし、ストレーナー150の下側に、すなわち、第2部分30がストレーナー150を貫通するように設けられて、ストレーナー150を経ずにビルジウェル140にビルジ130を送る構成にしても良い。いずれの場合であっても、ビルジ130のビルジウェル140への排出に影響を与えない。
第3部分40は、ホールド110の底面112及び側壁面116の形状に応じて用意され、ホールド110の底面112上から側壁面116上にわたって設けられる。第3部分40は、L字状あるいは、“く”の字状に、延在方向の一部分で屈曲する形状で構成される。第3部分40の底面112上の端部(第1端部)47は、第2部分30と連結される。また、第3部分40の側壁面116上の端部(第2端部)48は、第1部分20と連結される。第3部分40の側壁面116上の部分の長さと、第3部分40自体の底面からの高さにより、第1部分20の、ホールド110の底面112からの高さhが規定される。なお、第3部分40自体の底面からの高さは、後述する配管固定金具の形状など、第3部分40の底面112に対する固定方法により定められる。
カーゴ120としての鉄鉱石は、積載量の制限などから、ホールド110内に満載されない。この場合、カーゴ120は、ホールド110の中央付近に、側壁面116付近に比べて多く積載されるのが一般的である。すなわち、カーゴ120は、中央部が高く盛り上がった形状で積載されるので、側壁面116付近でのカーゴ120の高さは低くなる。
例えば、第1部分20を直径100mm及び長さ4000mmのパイプを用いて、第1端部26のホールド110の底面112からの高さhを380mm程度にすると、ビルジ130がビルジ排出促進パイプ10内を通って、ビルジウェル140に排出されることが確かめられている。ここでは、第1端部26の高さhを、第3部分40との連結に用いられるフランジの、最も高い箇所とする。すなわち、この高さhは、第3部分40のホールド110の底面112から最も高い箇所の高さに対応する。
なお、第1部分20に設けられる複数の穴24は、任意好適な手段で形成することができる。ここで、穴24の直径が小さいと、目詰まりを起こす可能性がある。一方、穴24の直径が大きいと、積み込み時や荷揚げ時に、鉄鉱石がビルジ排出促進パイプ10内に多量に入ってしまうなどして、良好な性能を示さない恐れがある。
そこで、直径が5mmと10mmの穴24を第1部分20の長さ方向及び周方向に交互に設けて試験を行ったところ、上記のような問題は起こらず、良好な性能を示すことが確認された。従って、第1部分20の複数の穴24の直径を、5mm以上10mm以下の範囲内で設定すればよい。なお、穴24の直径はこの範囲に限定されるものではない。今回の試験では5mmと10mmの穴を用いて行ったが、良好な性能を示すのであれば、穴24の直径を5mmより小さく、あるいは10mmより大きくしても良い。
なお、第3部分40は、2以上の互いに着脱自在な部分を備えて構成されるのが良い。図5は、第3部分が2つの部分で構成される場合のビルジ排出促進パイプの模式図である。第3部分42が2つの部分44及び46で構成される場合、1つの部分が、L字状、あるいは、「く」の字状の部分(以下、屈曲部分と称する。)44として構成され、他の部分が、直線状の部分(以下、直線部分と称する。)46として構成されるのが良い。
この直線部分46の長さを適宜選択することで、この直線部分46を長さの異なるパイプに変えれば良いので、他の構成を変えることなく、ホールド110の側壁面116と、排出口114との間隔が異なる箇所で用いることができる。もちろん、直線部分46を2以上の直線状のパイプを連結して長さの調節を行う構成にしてもよいし、直線部分46を備えない構成にしても良い。排水口114の位置の異なるホールド110について、直線部分46の長さを700mmから2500mmの範囲のパイプを用いて試験を行ったが、いずれの場合であっても、ビルジ130のビルジウェル140への排出に影響を与えない。
図6を参照して、ビルジ排出促進パイプの取り付けについて説明する。
PDM港で積まれるカラジャスファインにはビルジが多く含まれることが知られているが、カーゴによっては、ストレーナーの目詰まり等を起こすことなくビルジがビルジウェルに排出されたり、内部に含まれるビルジが少なかったりする。この場合には、ビルジ排出促進パイプが不要になる。不要なパイプがホールド内に存在することにより、荷揚げ作業の邪魔になることも考えられる。従って、ビルジ排出促進パイプは、取り外し可能に設けられるのが良い。
このため、例えば、ホールド110の底面112及び側壁面116に、任意好適な従来周知の配管固定金具50を溶接等により取り付けておいて、ビルジ排出促進パイプ10をその配管固定金具50に、ボルト52を用いるなどして取り付けるのが良い。図6では、配管固定金具50を側壁面116に取り付ける例を示しているが、底面112にも同様に取り付けることができる。
また、ビルジ排出促進パイプ10は、ホールド110の内面(底面又は側壁面)とは異なる色、例えば黄色に彩色されているのが良い。カーゴの荷揚げ作業は、クレーン等を用いて行われる。このクレーンの操作は、甲板上で行われるので、ホールド110の底面112付近に設けられた、ビルジ排出促進パイプ10から10m以上高い位置で操作することになる。このため、例えば、ビルジ排出促進パイプ10を鉄パイプで構成した場合、甲板上から、ビルジ排出促進パイプ10の視認が困難である。もし、ビルジ排出促進パイプ10の存在を認識せずに荷揚げ作業を行うと、ビルジ排出促進パイプ10やクレーンの破損につながる。従って、ビルジ排出促進パイプ10は、遠くからでも視認が容易な色として、例えば、黄色に彩色されているのが良い。
10 ビルジ排出促進パイプ
20 第1部分
22 中空部分
24 穴
30 第2部分
40、42 第3部分
44 屈曲部分
46 直線部分
50 配管固定金具
52 ボルト
110 ホールド
112 底面
114 排水口
116 側壁面
116a 下部スツール
116b ホッパー
120 カーゴ
130 ビルジ
140 ビルジウェル
150 ストレーナー

Claims (8)

  1. 積荷である鉄鉱石に含まれるビルジを、貨物倉の底面に設けられた排水口を経てビルジウェルに排出するビルジ排出促進パイプであって、
    直線状のパイプで構成される部分であって、前記貨物倉の側壁面上に設けられ、側面に中空部分と連通する複数の穴を備え、前記貨物倉の底面よりも高い位置にある第1部分と、
    L字状のパイプで構成される部分であって、前記貨物倉の底面上から、前記排水口内にわたって設けられる第2部分と、
    延在方向の一部分で屈曲する形状のパイプで構成される、前記第1部分及び前記第2部分を連結する部分であって、前記底面上の第1端部が前記第2部分と連結され、前記側壁面上の第2端部が前記第1部分と連結される第3部分と
    を備えることを特徴とするビルジ排出促進パイプ。
  2. 前記貨物倉に対して着脱自在に設けられている
    ことを特徴とする請求項1に記載のビルジ排出促進パイプ。
  3. 前記第1部分、第2部分及び第3部分が、互いに着脱自在である
    ことを特徴とする請求項2に記載のビルジ排出促進パイプ。
  4. 前記第3部分が、2以上の互いに着脱自在な部分を備える
    ことを特徴とする請求項3に記載のビルジ排出促進パイプ。
  5. 前記第1部分が備える穴は、前記第2部分の前記底面からの位置が最も高い箇所よりも、高い位置に設けられる
    ことを特徴とする請求項1〜4のいずれか一項に記載のビルジ排出促進パイプ。
  6. 前記第1部分の端部であって、前記第3部分と連結される第1端部と異なる第2端部が、封止されている
    ことを特徴とする請求項1〜5のいずれか一項に記載のビルジ排出促進パイプ。
  7. 前記第1部分が備える複数の穴の直径が5mm以上10mm以下である
    ことを特徴とする請求項1〜6のいずれか一項に記載のビルジ排出促進パイプ。
  8. 前記貨物倉の内壁とは異なる色に彩色されている
    ことを特徴とする請求項1〜7のいずれか一項に記載のビルジ排出促進パイプ。
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