JP4739916B2 - 冷却装置 - Google Patents

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Description

本発明は、蒸発器と、この蒸発器の除霜を制御する制御手段とを備え、時限手段に基づく所定の除霜指令により制御手段は蒸発器の除霜を行う冷却装置に関するものである。
従来、低温ショーケースや、冷凍・冷蔵庫等においては、冷気循環路に冷却装置の蒸発器(冷却器)を配設し、この蒸発器にて熱交換された冷気を庫内に吹き出し、庫内を冷却していた。この低温ショーケースや、冷凍・冷蔵庫等の運転時は、庫内に収納した食品の湿気や、食品の出し入れ時などに外気が庫内に入り、その外気の湿気により蒸発器に着霜が発生していた。蒸発器に着霜が発生すると庫内の冷却能力が低下し、これによって冷却装置の負荷が大きくなってしまうため、定期的に蒸発器の除霜を行うようにしていた(特許文献1参照)。
このような冷却装置の除霜装置には、蒸発器の霜を加熱して溶かす加熱手段(電気ヒータ、或いは、蒸発器を放熱器として使用する加熱手段など)が知られている。該除霜装置は、蒸発器の温度を検出する温度検出手段と、定期的に除霜開始時間の信号を発生するタイマと、これらを制御するためマイクロコンピュータから構成されたコントローラを備えている。このコントローラは、予め定められた時間(例えば12時間に1回、或いは、6時間に1回)に加熱手段を駆動して蒸発器の除霜(所謂定時除霜)を行うように構成されている。
即ち、除霜開始時間となってコントローラがタイマからの除霜信号を受信すると、コントローラは冷却装置の冷却運転を停止し、加熱手段を加熱する。これによって、蒸発器の除霜が開始される。除霜が開始されて所定時間が経過すると除霜が終了して蒸発器の温度は上昇する。コントローラは、温度検出手段からの温度情報に基づいて、蒸発器の除霜が終了したのを検知すると、加熱手段の加熱を停止して冷却運転を再開する。このようにして、蒸発器の除霜が行われていた。
一方、定時除霜が実行されない場合、或いは、高温多湿の場合などは着霜によって蒸発器の冷却能力が低下してしまう。このためコントローラには、定時除霜とは別の任意の時間に蒸発器の除霜を行う周期除霜が設けられている。この周期除霜は、定時除霜が実行されない場合に、タイマにより蒸発器の除霜を行うように構成されている。また、周期除霜は、例えば、定時除霜が12時間に1回実行されるとすると、それより2時間長い14時間後に実行されるように構成されている。即ち、周期除霜は、通常の定時除霜よりも長い時間に設定されてフェールセーフとして機能するように構成されている。
そして、周期除霜は図9に示すように、コントローラは所定時刻に定時除霜(101)を実行し、同時に周期除霜(112)を実行するためのタイマをON(T101)する。そして、コントローラは、蒸発器の除霜が終了し、定時除霜(101)の開始から12時間経過しても定時除霜((102)図中点線)が実行されない場合、タイマがONしてから14時間経過したのを待って、周期除霜(112)を実行し、同時にタイマをリセットした後再度タイマをON(T102)する。そして、更に時間が経過して実行されなかった定時除霜(102)の開始時間より12時間経過すると、次回の定時除霜(103)が実行され、タイマはそこでリセットされた後再度ON(T103)し、これが繰り返される。これにより、何らかの原因で定時除霜が実行されなかった場合でも、蒸発器の除霜が行えるように構成されている。
しかし、高温高湿の環境では蒸発器への着霜も増すため、除霜時間と次の除霜時間との間に蒸発器の着霜量が増大してしまうという不都合があった。そのため、近年では強制的に蒸発器の除霜を行う、所謂強制除霜スイッチが設けられた冷却装置が一般的になっている。この強制除霜スイッチが、操作されることにより、定時除霜以外のとき、何時でも即座に蒸発器の強制除霜が行えるように構成されていた。
そして、使用者或いは保守管理者が低温ショーケースや、冷凍冷蔵庫等の操作、或いは、メンテナンスを行っているときに、蒸発器の着霜量が多いのに気づいた場合、強制除霜スイッチが操作されて蒸発器の強制除霜が行われる。このメンテナンス時の強制除霜は、例えば定時除霜の直前に行われる場合もある。即ち、図10に示すように強制除霜(121)が定時除霜(102)の直前に実行された場合は、強制除霜(121)と定時除霜(102)が短時間の間に頻繁に実行されていた。
特開平7−190596号公報
しかしながら、使用者の操作或いはメンテナンス時の強制除霜、特に定時除霜の直前に強制除霜が実行されると、強制除霜と定時除霜とが短時間の間に頻繁に実行されることとなり、その間蒸発器は除霜のため温められてしまう。この場合、除霜時は庫内が冷却されないので、庫内に収納した商品の熱的負荷が大きくなる。このため、収納商品の温度が上昇してしまい最悪のときは商品の品質劣化を生じてしまい、収納商品を陳列する被冷却空間の負荷が増大してしまうという問題があった。
また、何らかの原因で定時除霜が行われなかった場合に、蒸発器の除霜を行う、所謂周期除霜の設定時間を間違ってしまった場合、定時除霜が実行される以前に周期除霜が実行されてしまう場合がある。このため、定時除霜と強制除霜の問題点と同様の問題が生じてしまう恐れがあった。
本発明は係る従来の技術的課題を解決するために成されたものであり、定時除霜と強制除霜とを備えた冷却装置において、好適な時間間隔で定時除霜と強制除霜とを実行し、被冷却空間の負荷の増大を確実且つ効果的に回避できる冷却装置を提供することを目的とする。
即ち、請求項1の発明の冷却装置は、蒸発器と、この蒸発器の除霜を制御する制御手段とを備えたものであって、制御手段は、時限手段に基づく所定の除霜指令により蒸発器の除霜を行う第1の除霜動作と、この第1の除霜動作以外の所定の除霜指令により蒸発器の除霜を行う第2の除霜動作とを実行すると共に、第1の除霜動作が実行される前の所定時間内に第2の除霜動作が実行された場合、次回の第1の除霜動作を実行しないことを特徴とする。
また、請求項2の発明の冷却装置は、上記発明において、制御手段は、第1の除霜動作が実行された後の所定時間内に第2の除霜動作が実行された場合、次回の第1の除霜動作を変更すること無く実行することを特徴とする。
請求項3の発明の冷却装置は、蒸発器と、この蒸発器の除霜を制御する制御手段とを備えたものであって、制御手段は、時限手段に基づく所定の除霜指令により蒸発器の除霜を行う第1の除霜動作と、この第1の除霜動作以外の所定の除霜指令により蒸発器の除霜を行う第2の除霜動作とを実行すると共に、第1の除霜動作が実行された後の所定時間内を第1の時間帯とし、第1の除霜動作が実行される前の所定時間内を第3の時間帯とし、第1の時間帯と第3の時間帯の間を第2の時間帯として、第1の時間帯で第2の除霜動作が実行された場合は当該第2の除霜動作後に行われる第1の除霜動作を変更すること無く実行し、第2の時間帯で第2の除霜動作が実行された場合は当該第2の除霜動作後に行われる第1の除霜動作を遅延して実行し、第3の時間帯で第2の除霜動作が実行された場合は当該第2の除霜動作後に行われる第1の除霜動作を実行しないことを特徴とする。
請求項1の発明によれば、蒸発器と、この蒸発器の除霜を制御する制御手段とを備えた冷却装置において、制御手段が、時限手段に基づく所定の除霜指令により蒸発器の除霜を行う第1の除霜動作と、この第1の除霜動作以外の所定の除霜指令により蒸発器の除霜を行う第2の除霜動作とを実行すると共に、第1の除霜動作が実行される前の所定時間内に第2の除霜動作が実行された場合、次回の第1の除霜動作を実行しないようにしたので、第1の除霜動作が実行される前の所定時間内に第2の除霜動作が実行された場合は、第2の除霜動作の実行によって殆ど第1の除霜動作と略同等のタイミングで除霜が行われたことになることから、次回の第1の除霜動作を実行しないことで、蒸発器の除霜を支障無く行いながら、頻繁に除霜が行われることによって生じる被冷却空間の負荷の増大を解消することが可能となる。
また、請求項2の発明の如く、第1の除霜動作が実行された後の所定時間内に第2の除霜動作が実行された場合は、次回の第1の除霜動作を変更すること無く実行するようにすれば、第2の除霜動作後、第1の除霜動作と略同等の間隔で除霜が実行されることになるので、同様に蒸発器の除霜を支障無く行いながら、被冷却空間の負荷の増大を防止することができる。
そして、請求項3の発明によれば、蒸発器と、この蒸発器の除霜を制御する制御手段とを備えた冷却装置において、制御手段が、時限手段に基づく所定の除霜指令により蒸発器の除霜を行う第1の除霜動作と、この第1の除霜動作以外の所定の除霜指令により蒸発器の除霜を行う第2の除霜動作とを実行すると共に、第1の除霜動作が実行された後の所定時間内を第1の時間帯とし、第1の除霜動作が実行される前の所定時間内を第3の時間帯とし、第1の時間帯と第3の時間帯の間を第2の時間帯として、第1の時間帯で第2の除霜動作が実行された場合は当該第2の除霜動作後に行われる第1の除霜動作を変更すること無く実行し、第2の時間帯で第2の除霜動作が実行された場合は当該第2の除霜動作後に行われる第1の除霜動作を遅延して実行し、第3の時間帯で第2の除霜動作が実行された場合は当該第2の除霜動作後に行われる第1の除霜動作を実行しないようにしたので、第2の除霜動作が行われたタイミングに応じてその後の第1の除霜動作を的確に調整し、頻繁に除霜が行われることによって生じる被冷却空間の負荷の増大を確実且つ効果的に回避することができるようになるものである。
本発明は、強制除霜と定時除霜とが短時間の間に頻繁に実行されて、被冷却空間の負荷が増大してしまうのを確実に回避することを主な特徴とする。被冷却空間の負荷の増大を回避するため、強制除霜の次回の定時除霜を実行する時間を遅延、若しくは、定時除霜を実行しないことにより実現した。
次に、図面に基づき本発明の実施例を詳述する。図1は本発明の冷却装置10を適用した実施例としてのコンビニエンスストアCの店舗内の配置図、図2は本発明の冷却装置10を構成する冷媒回路の概略図、図3は同図2の冷却装置10の制御回路(ブロック図)をそれぞれ示している。
図1において、Cはコンビニエンスストアで、例えば、店舗内一側近傍(図中上側)には、左側から右側へ順に扉を備えた4台の冷蔵ショーケース1、2、3、4、及び、リーチインと称されるガラス扉を備えた1台の冷凍ショーケース5が設置されている。また、店舗内下側近傍にはオープンの冷凍ショーケース6が設置されると共に、右側近傍にはウオークインと称される冷蔵ショーケース7が設置されている。また、店舗内左側近傍にはレジカウンター8が設置されると共に、冷凍ショーケース6はレジカウンター8の近傍に設置されている。尚、店舗内の中央には冷却の必要の無い商品を陳列するためのゴンドラ棚9が複数設置されている。
前記冷蔵ショーケース1には、図2に示すように蒸発器1A(冷却器)及び送風機(図示せず)から成る冷却ユニット20(図2に点線枠で図示)が設けられている。該冷却ユニット20は、後述する冷却装置10を構成するもので、この冷却ユニット20にて冷蔵ショーケース1内を所定の冷蔵温度に冷却する。また、同様に各冷蔵ショーケース2、3、4、7、冷凍ショーケース5、6にもそれぞれ冷却ユニット20が設けられている。
そして、係る冷蔵ショーケース1、2、3内には日配品(弁当や惣菜)、冷蔵ショーケース4内にはデザートなどの冷蔵食品が陳列保存されると共に、冷蔵ショーケース7内には缶入りコーヒーや缶入りジュース、或いは、ボトル入り炭酸飲料等の冷蔵食品が陳列保存される。尚、店舗には店内の空調を行うエアコン21が設けられており、このエアコン21にも冷却ユニット20が設けられている。
また、前記冷凍ショーケース5及び6にも同様に蒸発器1A及び送風機から成る冷却ユニット20が取り付けられている。この冷却ユニット20も冷却装置10を構成するものであり、冷凍ショーケース5及び6内を所定の冷凍温度に冷却する。そして、係る冷凍ショーケース5内にはレトルト食品などの冷凍食品が陳列保存されると共に、冷凍ショーケース6内には、アイスクリームなどの冷凍食品が陳列保存される。
一方、前記冷却装置10は、コンプレッサ12と凝縮器13を備えたコンデンシングユニット11(点線枠)と、前記各冷却ユニット20とから構成されている。係るコンプレッサ12の吐出管12Aには凝縮器13が接続されており、この凝縮器13の出口側の配管13Aは、分岐して、各種ショーケースの各冷却ユニット20に設けられた電磁弁14に接続されている。各電磁弁14は、膨張弁15、及び、蒸発器、アキュムレータ(図示せず)を介してコンプレッサ12の吸入管12Bに接続されて周知の冷媒回路が構成されている。
詳しくは、凝縮器13の出口側の配管13Aは分岐して、冷蔵ショーケース1の冷却ユニット20に設けられた電磁弁14及び減圧装置としての膨張弁15に接続され、膨張弁15の出口側の配管15Aは、蒸発器1Aを介してコンプレッサ12の吸入管12Bに接続されている。また、分岐した配管13Aは、冷蔵ショーケース2の冷却ユニット20に設けられた電磁弁14及び膨張弁15に接続され、膨張弁15の出口側の配管15Aは、蒸発器2Aを介してコンプレッサ12の吸入管12Bに接続されている。
同様に分岐した配管13Aは、冷蔵ショーケース3の冷却ユニット20に設けられた電磁弁14及び膨張弁15に接続され、膨張弁15の出口側の配管15Aは、蒸発器3Aを介してコンプレッサ12の吸入管12Bに接続されている。以下同様に、分岐した配管13Aは、冷蔵ショーケース4、7、冷凍ショーケース5、6及びエアコン21の各冷却ユニット20に設けられた電磁弁14及び膨張弁15に接続されている。これら各膨張弁15の出口側の配管15Aは、各ショーケース4、7、5、6及びエアコン21の蒸発器4A、7A、5A、6A、21Aを介してコンプレッサ12の吸入管12Bに接続されている。
各電磁弁14は、各ショーケース1〜7、エアコン21にそれぞれ設けられた端末側のコントローラ32(図3に図示)にて開閉することにより各蒸発器への冷媒供給を制御するものである。該コントローラ32は、例えば庫内温度が所定温度より上昇して冷却が必要なときは電磁弁14を開き、庫内温度が設定温度に下がれば電磁弁14を閉じる。また、エアコン21では、店内温度が上昇して冷却が必要なとき、コントローラ32は電磁弁14を開き、店内温度が設定温度に下がればコントローラ32は電磁弁14を閉じる。
そして、コンプレッサ12で圧縮された高温高圧のガス媒体は、凝縮器13において、そこで送風機(図示せず)にて送風される空気と熱交換して放熱し、凝縮する。凝縮した冷媒は電磁弁14を経て膨張弁15に至り、この膨張弁15で絞られた冷媒は各種ショーケース1〜7の蒸発器1A〜7Aに流入し、そこで蒸発して気化することで冷却して周囲から熱を奪い、所定の冷凍・冷蔵効果を発揮する。また、エアコン21においては、蒸発器21Aが所定の冷却作用を発揮し、この冷却作用によって店舗内の空気を冷却して空調する。
また、従来例で説明した如き、各種ショーケースの運転時は、各蒸発器への着霜が生ずるが、各蒸発器の除霜は予め設定された所定の時間間隔でそれぞれ行われる。この場合、冷却ユニット20は、所定のグループ別に分けられており、この分けたグループ別に順次蒸発器1A〜7Aの除霜を行うように構成されている。例えば、図1に示すように、冷蔵ショーケース1の後述するコントローラ32にチャンネルA03、冷蔵ショーケース2のコントローラ32にチャンネルA04、冷蔵ショーケース3のコントローラ32にチャンネルA05、冷蔵ショーケース4のコントローラ32にチャンネルA06を割り付けている。また、冷蔵ショーケース7のコントローラ32にはチャンネルA07、冷凍ショーケース5のコントローラ32にはチャンネルA01、冷凍ショーケース6のコントローラ32にはチャンネルA02を付している。
そして、本実施例ではグループを01〜04のグループに分けており、グループ01にはチャンネルA01、グループ02にはチャンネルA06とA07、グループ03にはチャンネルA03とA04とA05、グループ04にはチャンネルA02を割り振っている。そして、分けたグループ別に各種ショーケースを1日所定回数、所定順序で除霜を行うように構成されている。これにより、除霜後全てのショーケースの冷却運転が同時に開始されたときに、冷却装置10が高負荷となってしまうのを回避している。
また、除霜時は庫内を冷却できないため、除霜はショーケースに陳列された商品が少ないときに実行するように設定されている。また、各蒸発器の除霜には、24時間タイマに予め設定された時刻に基づいてコントローラ32が除霜指令を出す場合と、スタート時間を設定せずに所定の時刻から所定の時間間隔でコントローラ32が除霜指令を出す場合と、それら両方を併用した時間間隔でコントローラ32が除霜指令を出す場合などがある。即ち、コントローラ32は、タイマが予め設定した所定の時刻になったら、除霜指令を出力して蒸発器の除霜を行うように構成されている。尚、除霜は、ショーケースに陳列された商品が少ないとき以外に、使用者或いは保守管理者などが庫内温度変化などの状況により時間設定する場合もある。
詳しくは、コントローラ32の除霜指令は、例えば24時間タイマに予め設定された9時00分と21時00分の2回の場合と、タイマのスタート時間を設定しない所定の時刻から所定の時刻までの除霜周期で除霜指令を出す場合と、予めタイマのスタート時間を設定した所定の時刻から所定時刻までの除霜周期で除霜指令を出す場合などがある。尚、除霜の回数は、2時30分、8時30分、14時30分、20時30分など4回行う場合もある。
そして、各冷蔵ショーケース1には、図3に示すように冷凍・冷蔵制御を行うコントローラ32(本発明の制御手段に相当)が設けられている。該コントローラ32は、24時間タイマ(本発明の時限手段に相当)の機能を有した汎用マイクロコンピュータにて構成されている。また、コントローラ32は、タイマに基づく所定の除霜指令により蒸発器の除霜を行う定時除霜(本発明の第1の除霜動作に相当)と、この定時除霜以外に使用者、或いは、保守管理者などの除霜指令により、蒸発器の除霜を行う強制除霜(本発明の第2の除霜動作に相当)と従来技術で説明したものと同様の周期除霜(本発明の第2の除霜動作に相当)の機能を有している。尚、除霜動作については後で詳しく説明する。
また、コントローラ32には、蒸発器の温度設定や、除霜時間などの設定を行う入力スイッチ34、及び、入力スイッチ34からの入力や設定内容を表示する液晶ディスプレー36などが設けられている。前述した強制除霜の除霜指令は、使用者や保守管理者がこの入力スイッチ34を操作することによってコントローラ32に入力されることになる。また、各蒸発器には図示しない温度センサーが取り付けられており、この温度センサーはコントローラ32に接続されている。
そして、コントローラ32は、除霜時の除霜により蒸発器の温度が予め設定された所定温度に達したら、温度センサーで検出された蒸発器の温度に基づいて除霜を終了し、冷却運転を開始するように構成されている。また、各種冷蔵ショーケース2、3、4、7、冷凍ショーケース5、6、及び、エアコン21にも冷凍・冷蔵制御を行うコントローラ32が設けられると共に、コンデンシングユニット11にもコントローラ32が設けられている。尚、図3では冷蔵ショーケース1のコントローラ32のみ入力スイッチ34、及び、液晶ディスプレー36を図示し、他のコントローラ32はそれらの入力スイッチ34、及び、液晶ディスプレー36を省略している。
そして、上述のようにして蒸発器の除霜が行われるが、以降コントローラ32がタイマに基づく所定の除霜指令により行う蒸発器の除霜を単に定時除霜、使用者或いは保守管理者などの除霜指令により行う蒸発器の除霜を単に強制除霜と称す。該コントローラ32は、強制除霜が実行された場合、強制除霜が実行された次に実行される定時除霜の実行時間を調整する機能を有している。
また、前記冷却装置10には、主コントローラ22が設けられており、前記各コントローラ32・・・はこの主コントローラ22に通信線を介して接続されている。主コントローラ22もコントローラ32同様に24時間タイマの機能を有した汎用マイクロコンピュータにて構成されている。この主コントローラ22には、各ショーケース1〜7、エアコン21の温度設定や、各蒸発器1A〜7A、21Aの除霜設定、及び、前述した強制除霜の指令を行う入力スイッチ24が設けられ、この入力スイッチ24からの入力や設定内容を表示する液晶のディスプレー26などが設けられている。
主コントローラ22は各コントローラ32から温度センサーで検出された蒸発器1A〜7A、21Aの温度や庫内温度、室内温度、電磁弁14の開閉状態等の運転状態に関するデータを収集し、また、主コントローラ22の入力スイッチ24で設定されたデータ等を各コントローラ32に配信する。各コントローラ32・・宛のデータの配信は、前述した各コントローラ32のチャンネル(A01〜A07)を用いて行われる。尚、エアコン21やコンデンシングユニット11のコントローラ32にも同様にチャンネルが割り付けられている。
即ち、冷却装置10には、各端末のコントローラ32・・とこれらを集中管理する主コントローラ22が設けられており、各コントローラ32・・ではそれらが設けられたショーケース1A〜7Aに対する入力操作をそれぞれ行い、コントローラ22では全てのコントローラ32・・に対する入力操作を行えるように構成されている。端末のコントローラ32は主コントローラ22から設定データが配信された場合、当該データに基づいて運転制御を行う。
そして、前記コンプレッサ12は、コンプレッサ12に設けられた低圧スイッチ(図示せず)で運転制御が行われる。即ち、低圧スイッチは、コンプレッサ12の吸入側(吸入管12B側)が所定の低圧になったらコンプレッサ12の電源を切って運転を停止し、その低圧状態から所定圧力上昇したら電源を入れて運転を起動するように構成されている。そして、全てのショーケース1〜7やエアコン21からの冷却要求が無く、各コントローラ32にて全ての電磁弁14が閉じられて、コンプレッサ12の吸入管12B側が低圧になると、圧スイッチはコンプレッサ12を停止させる。また、何れかのショーケース1A〜7A、或いは、エアコン21から冷却要求があり、コントローラ32にてその電磁弁14を開いたときには、コンプレッサ12を起動させるように構成されている。
ここで、前記除霜動作は、蒸発器への冷媒循環を停止して送風機を運転し、通風によって蒸発器の除霜を行う所謂オフサイクル除霜と、その状態で更にヒータ(電気ヒータなど)で蒸発器の加熱を行うヒータ除霜との2種類の加熱手段がある。該定時除霜は、例えば、9時00分と21時00分の2回の場合と、2時30分と8時30分と14時30分と20時30分の4回の場合とがある。
係る弁当や惣菜、デザートやコーヒー等の冷蔵食品が陳列されるショーケースでは、1日に4回の除霜が行われる。また、アイスクリームやレトルト食品などの冷凍食品が陳列されるショーケースでは、1日2回の除霜が行われる。これを、店舗内に設置した各種ショーケースで説明すると、例えば冷凍ショーケース5、6では、1日2回加熱手段による除霜、冷蔵ショーケース1、2、3、7では、1日4回のオフサイクル除霜を行うように構成されている。
また、各種ショーケース1A〜7Aで実行される除霜動作においては、前述した如く通常定時で除霜が行われる定時除霜の場合と、強制的に除霜が行われる強制除霜や周期除霜の場合とがある(以下は、定時除霜と強制除霜の場合で説明する)。そして、強制除霜を実行した場合でも、定時除霜は通常通り実行される。このため、強制除霜を実行した後、短時間の間でも通常通り定時除霜が実行されるため、強制除霜を実行した時間によっては、蒸発器の除霜が短時間の間に頻繁に実行されてしまう。即ち、短時間の間に頻繁に蒸発器の除霜が実行されると、被冷却空間の温度(ショーケースの庫内温度)が高くなる状態が長時間続いてしまう。このため、陳列商品への熱的負荷が大きくなり、被冷却空間の負荷が増大してしまう。この場合、被冷却空間の温度が上昇してしまって最悪のときは陳列商品の品質劣化を生じる場合もあった。
そこで、本発明では、強制除霜を実行した時間によって被冷却空間の負荷を低減させるようにしている。この場合、定時除霜と定時除霜との間を、第1の時間帯と第2の時間帯と第3の時間帯とに3分割している。そして、コントローラ32には、これら何れかの時間帯内で強制除霜が実施された場合に、強制除霜を行った次に実行される定時除霜の実行時間を自動的に調整するようにしている。即ち、強制除霜が実行された後の、次回の定時除霜の実行時間を自動的に調整することにより、強制除霜後に発生する被冷却空間の負荷を分散させるようにしている。尚、第1の時間帯と第2の時間帯と第3の時間帯については後で詳しく説明する。
次に、本発明の定時除霜の一実施例を詳しく説明する。尚、実施例では以降冷凍ショーケース5を例に蒸発器5Aの除霜で説明を行うが、他の各種ショーケースも同様に除霜が行われるものとする。また、コントローラ32には、タイマに基づいて9時00分と21時00分の1日2回除霜指令を出し、強制除霜は使用者の操作或いはメンテナンス時などに行われるものとする。また、図4乃至図8では横軸に時間、縦軸に蒸発器5Aの温度を示している。
まず、通常の定時除霜では、コントローラ32は、使用者の操作或いはメンテナンス時の強制除霜が実行されない場合、予め設定された時刻(9時00分)に除霜指令を出力し、電磁弁14を閉じて冷媒循環を停止し、送風機を運転して蒸発器5Aの1回目の除霜(図4定時除霜(1))を行う。送風機の通風により蒸発器5Aに付着した霜が温められ、時間の経過に伴って霜は徐々に溶けて行く。
そして、所定時間除霜が行われて、蒸発器5Aの除霜が完了すると、こんどは蒸発器5Aの温度は上昇して行く。コントローラ32は、蒸発器5Aに取り付けられた温度センサーにより、蒸発器5Aの温度が所定の温度に達したのを検出したら、電磁弁14を開き、冷却運転を再開する。これにより、蒸発器5Aの温度は所定の冷却温度まで低下し、それが所定時間維持される。そして、コントローラ32は、所定時間経過して2回目の除霜時間(21時00分)になったら、再度除霜指令を出力し、1回目同様蒸発器5Aの定時除霜(2)を行い、これが毎日繰り返される。
次に、図5〜図8を用いて冷凍ショーケース5において入力スイッチ34が操作されて蒸発器5Aの強制除霜が行われた場合のコントローラ32の制御について説明する。コントローラ32には強制除霜が行われた場合に定時除霜を調整する機能が備えられている。
(I)定時除霜直後に強制除霜が行われた場合
即ち、コントローラ32は、図5に示すような定時除霜が実行された後の所定時間内(第1の時間帯)に強制除霜が実行された場合、この強制除霜の次回に予定している定時除霜を変更すること無く実行する。ここで、コントローラ32は前述した定時除霜と定時除霜との間の時間を3分割する。まず、1日2回の定時除霜を9時00分と21時00分に実行する場合、最初の定時除霜終了後から次回の定時除霜開始迄の時間は11時間となり、その11時間を第1、第2、第3の時間帯(T1)、(T2)、(T3)に3分割する。具体的には、定時除霜(1)終了後から定時除霜(2)開始までの時間を100%とすると、例えば、第1の時間帯(T1)に27.3%、第2の時間帯(T2)に45.4%、第3の時間帯(T3)に27.3%を割り当てる。即ち、除霜時間(実施例では除霜開始から終了までの時間を云う)を約60分とした場合、第1の時間帯(T1)は、10時00分から13時00分までの3時間、第2の時間帯(T2)は、13時00分から18時00分までの5時間、第3の時間帯(T3)は、18時00分から21時00分までの3時間に3分割する。
そして、コントローラ32には、定時除霜が実行された直後の所定時間内となる第1の時間帯(T1)に強制除霜(11)が実行された場合、次回実行予定の定時除霜を変更すること無く実行する。詳しくは、9時00分になると定時除霜(1)が実行される。そして、この定時除霜(1)の終了から1時間経過後に強制除霜(11)を実行する。この強制除霜(11)は、定時除霜(1)実行後、第1の時間帯(T1)内で実行されたことになるので、次回の21時00分に実行予定している定時除霜(2)は変更せず、そのまま21時00分に実行する。
このように、定時除霜(1)後、第1の時間帯の範囲で強制除霜(11)を実行している。これにより、コントローラ32は、強制除霜(11)後の定時除霜(2)は、定時除霜(1)、(2)と略同等の間隔で除霜が実行されたことになる。即ち、定時除霜(1)と強制除霜(11)とが短時間の間(定時除霜後の第1の時間帯の範囲)に次の除霜が実行された場合には、次回の定時除霜(2)の実施時間を変更すること無く実行することができる。これにより、蒸発器5Aの除霜を支障無く行いながら、被冷却空間の負荷の増大を防止することができる。
(II)定時除霜と定時除霜の間の中間で強制除霜が行われた場合
次に、定時除霜と定時除霜との間の中間の時間帯で強制除霜が行われた場合について図6を用いて説明する。コントローラ32は、定時除霜と定時除霜の間の中間の時間帯である所定時間内(前記第2の時間帯)に強制除霜が実行された場合、次回の定時除霜を遅延して実行する。
即ち、コントローラ32は、定時除霜(1)と定時除霜(2)の間の中間の時間帯である所定時間内となる第2の時間帯(T2)、即ち、前記第1の時間帯(T1)と第3の時間帯(T3)の間の時間帯で強制除霜(11)が実行された場合、この強制除霜(11)後に実行を予定している定時除霜(2)を所定時間遅延して実行する。詳しくは、9時00分になると定時除霜(1)が実行される。そして、この定時除霜(1)の終了から6時間経過した後の16時00分に強制除霜(11)が実行されると、強制除霜(11)は、第2の時間帯(T2)内で実行されたことになる。これにより、コントローラ32は、次回実行予定の定時除霜(2)(図中点線)を21時00分に実行せず、所定時間遅延(図中黒矢印)して定時除霜(2A)を実行する。
即ち、図7に示すようにコントローラ32は、強制除霜(11)後に実行されるべき定時除霜(2)(図中点線)の遅延時間を、強制除霜(11)と、この定時除霜(2)の次回に実行される定時除霜(3)との略中間の時間に設定する。詳しくは、最初9時00分に定時除霜(1)が実行された後、強制除霜(11)を第2の時間帯(T2)の中の16時00分に実行している。この場合、強制除霜(11)と実行されるべき21時00分の定時除霜(2)の次回(次の日)の、9時00分に実行される定時除霜(3)とは16時間の開きがある。
これを2等分した時間は8時間となり、強制除霜(11)終了後定時除霜(2)を遅延した定時除霜(2A)は、強制除霜(11)の8時間(B)後となる。即ち、コントローラ32は21時00分に実行されるべき定時除霜(2)を、遅延して24時00分に定時除霜(2A)を実行する。これにより、蒸発器5Aの除霜が短時間の間に頻繁に実行されることが回避され、好適な時間間隔で定時除霜と強制除霜とを実行することができ、且つ、被冷却空間の負荷の増大を効果的に回避することが可能となる。
このように、コントローラ32は、定時除霜(1)終了後、第2の時間帯(T2)で強制除霜(11)が実行された場合には、この強制除霜(11)実行後に実施されるべき定時除霜(2)を遅延して定時除霜(2A)を実行するようにしている。これにより、強制除霜(11)後に短時間の間隔で定時除霜(2)が行われる不都合を防止することが可能となる。従って、被冷却空間の負荷の増大を未然に回避することが可能となる。
(III)定時除霜の直前に強制除霜が行われた場合
次に、定時除霜の直前に強制除霜が行われた場合について図8を用いて説明する。コントローラ32には、定時除霜が実行される直前の所定時間内(第3の時間帯)に強制除霜が実行された場合、この強制除霜後に実行予定の定時除霜を実行しない。
即ち、コントローラ32は、定時除霜(2)が実行される直前の所定時間内となる第3の時間帯(T3)に強制除霜(11)が実行された場合、強制除霜(11)の次に実行予定の定時除霜(2)を実行せず、この定時除霜(2)の次回に実行予定している定時除霜(3)を実行する。詳しくは、9時00分になると定時除霜(1)が実行される。そして、この定時除霜(1)の終了から9時間経過した後の19時00分に強制除霜(11)が実行された場合、強制除霜(11)は、第3の時間帯(T3)内で実行されたことになる。
この場合、コントローラ32は、19時00分の強制除霜(11)実行後の次回の21時00分に実行されるべき定時除霜(2)(図中点線)は実行せず、次回(次の日)の9時00分に定時除霜(2)を実行する。これにより、蒸発器5Aの除霜が短時間の間に頻繁に実行されること無く好適な時間間隔で定時除霜と強制除霜とを実行することができる。また、強制除霜(11)実行後の次の定時除霜(2)の実行せずに、次回の定時除霜(3)を実行するようにしているので、被冷却空間の負荷の分散を好適に行えると共に、定時除霜を実行しない場合には被冷却空間の負荷の増大を確実に防止することができる。
このように、定時除霜が実行された後の所定時間内を第1の時間帯(T1)とし、定時除霜が実行される前の所定時間内を第3の時間帯(3)とし、第1の時間帯(T1)と第3の時間帯(3)の間を第2の時間帯(2)として、第1の時間帯(1)で強制除霜が実行された場合は当該強制除霜後に行われる定時除霜を変更すること無く実行し、第2の時間帯(2)で強制除霜が実行された場合は当該強制除霜後に行われる定時除霜を遅延して実行すると共に、第3の時間帯(3)で強制除霜が実行された場合は当該強制除霜後に行われる定時除霜を実行しないようにしているので、強制除霜が行われたタイミングに応じてその後の定時除霜を的確に調整し、被冷却空間の負荷の増大を確実且つ効果的に回避することができるようになる。
尚、実施例では、蒸発器5Aの除霜を冷凍ショーケース5で説明したが、蒸発器の除霜は他の各種ショーケースも冷凍ショーケース5同様に行うことができるのは勿論である。また、本発明の定時除霜終了後から次回の定時除霜開始までの時間を100%として、第1、第2、第3の時間帯(T1)、(T2)、(T3)に3分割し、この3分割の時間帯に強制除霜が実行された場合には、コントローラ32にて次回の定時除霜の実行時間を調整しているので、定時除霜を1日に3回、4回と実行するような場合であっても、同様に被冷却空間の負荷を好適に分散することができる。
また、定時除霜と定時除霜間の分割は、第1の時間帯(T1)を27.3%、第2の時間帯(T2)を45.4%、第3の時間帯(T3)を27.3%としたが、定時除霜と定時除霜間の分割割合はこの分割割合に限らず、本発明の要旨を逸脱しなければ他の分割割合であっても差し支えない。
また、実施例では9時00分から21時00分までの時間帯に第1の時間帯、第2の時間帯、第3の時間帯を設定したが、これら第1の時間帯、第2の時間帯、第3の時間帯の設定は、9時00分から21時00分までの時間帯に限らず、定時除霜間であれば、他の定時除霜と定時除霜との間であっても差し支えない。また、実施例では第2の除霜動作として強制除霜を採り上げて説明したが、前述した強制除霜のタイミングで先に説明した周期除霜が実行された場合にも本発明は極めて有効である。
また、実施例では低温ショーケースや冷凍・冷蔵庫等が設置された店舗をコンビニエンスストアCで説明したが、低温ショーケースや冷凍・冷蔵庫等が設置された店舗はコンビニエンスストアCに限らず、スーパーマーケットやデパートの地下街、或いは、小売店などであっても差し支えない。
本発明の冷却装置を適用した実施例としてのコンビニエンスストアの店舗内の配置図である。 本発明の冷却装置を構成する冷媒回路の概略図である。 同図2の冷却装置の制御回路(ブロック図)である。 本実施例の蒸発器の定時除霜のタイミングチャートである。 本実施例の第1の時間帯に蒸発器の強制除霜を行った場合の定時除霜のタイミングチャートである。 本実施例の第2の時間帯に蒸発器の強制除霜を行った場合の定時除霜の拡大タイミングチャートである。 同図6の第2の時間帯に蒸発器の強制除霜を行った場合の定時除霜のタイミングチャートである。 本実施例の第3の時間帯に蒸発器の強制除霜を行った場合の定時除霜のタイミングチャートである。 従来例の周期除霜のタイミングチャートである。 従来の定時除霜の直前に行った強制除霜のタイミングチャートである。
1 冷蔵ショーケース
1A 蒸発器
5 冷凍ショーケース
5A 蒸発器
8 レジカウンター
10 冷却装置
11 コンデンシングユニット
12 コンプレッサ
13 凝縮器
14 電磁弁
15 膨張弁
20 冷却ユニット
22 主コントローラ
32 コントローラ
C コンビニエンスストア
(1) 定時除霜
(2) 定時除霜
(2A) 定時除霜
(3) 定時除霜
(11) 強制除霜
T1 第1の時間帯
T2 第2の時間帯
T3 第3の時間帯

Claims (3)

  1. 蒸発器と、該蒸発器の除霜を制御する制御手段とを備えた冷却装置において、
    前記制御手段は、時限手段に基づく所定の除霜指令により前記蒸発器の除霜を行う第1の除霜動作と、該第1の除霜動作以外の所定の除霜指令により前記蒸発器の除霜を行う第2の除霜動作とを実行すると共に、
    前記第1の除霜動作が実行される前の所定時間内に前記第2の除霜動作が実行された場合、次回の前記第1の除霜動作を実行しないことを特徴とする冷却装置。
  2. 前記制御手段は、前記第1の除霜動作が実行された後の所定時間内に前記第2の除霜動作が実行された場合、次回の前記第1の除霜動作を変更すること無く実行することを特徴とする請求項1に記載の冷却装置。
  3. 蒸発器と、該蒸発器の除霜を制御する制御手段とを備えた冷却装置において、
    前記制御手段は、時限手段に基づく所定の除霜指令により前記蒸発器の除霜を行う第1の除霜動作と、該第1の除霜動作以外の所定の除霜指令により前記蒸発器の除霜を行う第2の除霜動作とを実行すると共に、
    前記第1の除霜動作が実行された後の所定時間内を第1の時間帯とし、前記第1の除霜動作が実行される前の所定時間内を第3の時間帯とし、前記第1の時間帯と第3の時間帯の間を第2の時間帯として、
    前記第1の時間帯で前記第2の除霜動作が実行された場合は当該第2の除霜動作後に行われる前記第1の除霜動作を変更すること無く実行し、
    前記第2の時間帯で前記第2の除霜動作が実行された場合は当該第2の除霜動作後に行われる前記第1の除霜動作を遅延して実行し、
    前記第3の時間帯で前記第2の除霜動作が実行された場合は当該第2の除霜動作後に行われる前記第1の除霜動作を実行しないことを特徴とする冷却装置。
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