JP2014202374A - 冷却庫 - Google Patents

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山崎 拓也
Takuya Yamazaki
拓也 山崎
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Abstract

【課題】作業性を損なうことなく冷却装置の冷却に関連する装置の動作を適切な間隔で行うことが可能な冷却庫を提供する。
【解決手段】冷却庫11は、蓄冷剤47を収納可能な収納室12と、蓄冷剤47の冷却を行う冷却装置45と、蓄冷剤47の冷却に関連する動作を間隔を空けて行う除霜ヒータ26と、除霜ヒータ26が次に動作するまでの動作間隔として異なる複数の動作間隔X,Y,Zを設定可能な操作パネル27と、操作パネル27に設定された複数の動作間隔X,Y,Zで除霜ヒータ26を複数回動作させる制御部30と、を備える。
【選択図】図7

Description

本発明は、冷却庫に関する。
従来、食品等の要保冷物品の配送時の冷却、保冷には、凍結させた蓄冷剤が用いられている。このような蓄冷剤を凍結させるために用いられる冷却庫として、特許文献1に記載の蓄冷剤凍結庫が知られている。
この種の蓄冷剤凍結庫は、蓄冷剤を凍結させるために−20℃〜−40℃程度といった極低温に冷却する。
このような庫内温度を−40℃程度といった極低温域まで下げるためには、冷却器を相応の低温状態に維持される必要があり、着霜が生じやすいと言える。そのため、特許文献1では霜取りヒータが装着されている。
特開平11−264645号公報
ところで、冷却装置の冷却に関連して動作する霜取りヒータ(除霜ヒータ)は、通常、設定した一定時間(一定間隔)ごとに行われる。
ここで、霜取りを確実に行うために霜取りまでの時間(一定時間)を短く設定すると、冷却不良になるおそれがある。
一方、通常運転時に霜取りが適切に行われる範囲で霜取りまでの時間を長い時間に設定すると、扉開閉が多いときや運転停止後の再開時等の着霜が生じやすい時間には、ユーザが手動で霜取り操作を行う場合必要があり、手間がかかるという問題があった。
本発明は上記のような事情に基づいて完成されたものであって、作業性を損なうことなく冷却装置の冷却に関連する装置の動作を適切な間隔で行うことが可能な冷却庫を提供することを目的とする。
本発明の冷却庫は、冷却対象物を収納可能な収納室と、前記冷却対象物の冷却を行う冷却装置と、前記冷却対象物の冷却に関連する動作を間隔を空けて行う冷却関連装置と、前記冷却関連装置が次に動作するまでの動作間隔として異なる複数の前記動作間隔を設定可能な設定手段と、前記設定手段に設定された前記複数の動作間隔で前記冷却関連装置を複数回動作させる制御手段と、を備える。
本構成によれば、冷却関連装置が動作する動作間隔を異なる複数の動作間隔で設定できるため、短い動作間隔のみで冷却関連装置を複数回動作させることによる冷却の不具合や、長い動作間隔のみで動作させ、手動による冷却関連装置の追加の操作によって作業性が損なわれることを防止できる。よって、作業性を損なうことなく冷却装置の冷却に関連する装置の動作を適切な間隔で行うことが可能となる。
上記構成の実施態様として以下の構成を有すれば好ましい。
・前記設定手段には、前記複数の動作間隔の順番が設定されており、前記制御手段は、前記設定手段に設定されている順番で前記冷却関連装置を動作させるとともに、前記冷却庫が停止状態となった後、再始動したときには、前記設定手段に設定されている最初の順番の動作間隔から順番に前記冷却関連装置を動作させる。
このようにすれば、冷却庫が停止状態となって再始動したときには動作間隔の誤差がリセットされるため、高精度の発振子を用いなくても、冷却関連装置の動作間隔の精度を高めることができる。
また、毎日の冷却対象物の配送時等に冷却庫が停止状態とされる場合に、冷却関連装置の動作時間の誤差をリセットすることができる。
・前記制御手段を有する制御回路と、前記冷却装置を停止させる時間を設定可能なタイマと、電源から前記制御回路への通電を遮断する第1遮断部と、前記第1遮断部により前記電源から前記制御回路への通電が遮断されると、前記電源から前記冷却装置への通電を遮断する第2遮断部と、を備える。
これにより、比較的電流値の小さい制御回路の通電を遮断すれば、冷却装置への通電を遮断することができるため、冷却装置の通電を遮断するために比較的大きい開閉器を用いなくてもよい。
・前記複数の動作間隔を組み合わせると24時間となっている。
このようにすれば、決まった時間に冷却関連装置を動作させることが可能になる。
・前記冷却関連装置は、前記冷却装置の霜取りを行う除霜ヒータである。
本発明によれば、作業性を損なうことなく冷却装置の冷却に関連する装置の動作を適切な間隔で行うことが可能となる。
実施形態1の冷却庫を示す側断面図 機械室の内部を露出させた状態の冷却庫を示す斜視図 冷却庫の断熱扉を外した状態を示す正面図 操作パネルを拡大して示す図 冷却庫の電気的構成を概略的に示す図 制御部の入力側と出力側の電気的接続を示す図 異なる動作間隔で霜取りが行われることを示す図 異なる動作間隔で霜取りが行われることを示すフローチャート 実施形態2の異なる動作間隔で霜取りが行われることを示す図 異なる動作間隔で霜取りが行われることを示すフローチャート 実施形態3の異なる動作間隔で霜取りが行われることを示す図
<実施形態1>
以下、実施形態1を図1ないし図8を参照しつつ説明する。以下では、図1の左方を前方、右方を後方として説明する。
本実施形態は、本発明の冷却庫の一例として蓄冷剤47(「冷却対象物」の一例)を冷却して凍結させるための蓄冷剤凍結庫に適用したものである。
冷却庫11は、図1に示すように、蓄冷剤47(図3参照)を収納可能な収納室12と、収納室12の上方に配され、蓄冷剤47を冷却する冷却装置45が収容される機械室34とを備える。
収納室12は、前面開口の縦長の断熱箱体からなり、その内部には、長方形の4隅の位置に4本の棚柱13が取り付けられており、各棚柱13には、上下方向に間隔を空けて棚受金14が装着されている。
4本の棚柱13の内側に4枚の棚網15が上下方向に一定間隔を開けて棚受金14に支持されており、各棚網15の上方に、蓄冷剤47を収納する収納スペースを形成している。
蓄冷剤47は、コンテナ48内において左右に間隔を空けて複数収容される。
蓄冷剤47は、ポリエチレン等の合成樹脂製のハードケース内にゲル化剤が充填された公知のものであって、全体としては平面長方形の厚板形状をなしている。
収納室12の前面開口部17には上下2個の断熱扉49が幅方向の一端側を軸として回動可能に支持されている。
前面開口部17の周縁には、結露防止ヒータ39(図5参照)が埋設されている。
収納室12の上方における機械室34の下方に連なる位置には、冷却器18が収容される冷却器室19が設けられている。
冷却器室19は、冷却器18と収納室12を仕切るダクトパネル20を有する。
ダクトパネル20は、ステンレス鋼板等の金属板からなり、水平方向に対して傾斜した方向に延びて固定されており、吸込口を有するとともに、庫内ファン21が設けられている。
機械室34は、圧縮機22と、凝縮器23と、凝縮器ファン24と、制御回路29がケース28Aに収容された制御ボックス28(図2参照)と、ケース31A内に複数のリレー32,37が収容されたリレーボックス31とを備える。
圧縮機22及び凝縮器23と冷媒配管により冷却器18が循環接続され、周知の冷凍サイクルが構成されている。
圧縮機22、凝縮器23、凝縮器ファン24、冷却器18、庫内ファン21は、蓄冷剤47の冷却を行う冷却装置45とされる。
基本的な冷却運転は、冷却装置45が駆動されることで行われ、吸込口を通して吸引された庫内空気が冷却器18を通過する間に熱交換により冷気が生成され、この冷気が庫内ファン21から収納室12に吹き出されるといった循環流が生じ、蓄冷剤47を冷却(凍結)される。本実施形態では、蓄冷剤47を凍結するために、収納室12内が−20℃から−40℃程度まで冷却される。
このように、庫内温度を−40℃程度といった極低温域まで下げるためには、冷却器18は相応の低温状態に維持される必要があり、着霜が生じやすいと言える。そのため適宜に霜取運転が行われ、冷却器18のの下面に、シーズヒータからなる除霜ヒータ26(図5参照)が装着されている。
制御ボックス28のケース28Aは、正面側が樹脂で形成され、その後方が金属のカバーで覆われている。
機械室34の前面を構成するフロントパネル34Aには、図3に示すように、操作パネル27が設けられている。
操作パネル27は、各種の設定を変更可能な設定ボタン46と、設定された情報等を表示する表示部40とを有する(図5参照)。
この操作パネル27は、フロントパネル34Aの左右方向に長い角丸長方形状の孔34B内に設けられている。操作パネル27は、ケース28Aにおける正面側の樹脂部分が孔34Bの内側に配されるとともに外側からラベルで覆われることで設定ボタン46等を操作可能に構成される(なお、図2では、ケース28Aにおける正面の孔34Bの内側に配される部分の図示は省略されている)。
機械室34の前面には、図3に示すように、操作パネル27が設けられている。
操作パネル27(「設定手段」の一例)は、図4に示すように、各種の設定を変更可能な設定ボタン46と、変更可能な設定が表示される設定表示ボタン50と、設定された情報等を表示する表示部40とを有する。
例えば、設定表示ボタン50を押すことにより、後述する除霜ヒータ26が動作するまでの各動作間隔が対応付けられる複数の間隔設定を順番に切り替えることができる。
また、設定ボタン46を押すことで、表示部40に表示された動作間隔を1時間単位で増減(変更)することができる。
設定ボタン46及び設定表示ボタン50で設定された複数の間隔設定及び複数の動作間隔の情報は、各間隔設定に複数の動作間隔のそれぞれが対応付けられて記憶部44に記憶される。
なお、各動作間隔等の設定方法は、上記方法に限られず、種々の公知の方法が可能である。
本実施形態では、除霜ヒータ26(「冷却関連装置」の一例)が次に動作するまでの動作間隔として3つの動作間隔X,Y,Zをパラメータとして設定可能となっている。
具体的には、操作パネル27の操作で設定され、間隔設定1〜3に対応付けて記憶されている動作間隔X,Y,Z(間隔設定1=X時間,間隔設定2=Y時間,間隔設定3=Z時間)が、間隔設定1〜3の順番で除霜ヒータ26が次に動作するまでの動作間隔とされる。
本実施形態では、例えば、X=2時間,Y=8時間,Z=12時間とされる。
これにより、運転開始後(始動後)は、X時間経過後に除霜ヒータ26が作動して霜取りを行い、更に、Y時間経過後に除霜ヒータ26が作動して霜取りを行い、更に、Z時間経過後に除霜ヒータ26が作動して霜取りを行う。そして、再び間隔設定1に戻って同様の動作を繰り返す。
このように、本実施形態では、間隔設定は、3種類とされているが、4種類以上の任意の数としてもよく、更に異なる動作間隔で霜取りを続けて行うようにしてもよい。
冷却庫11は、予め設定した時間で冷却庫11の始動や停止をさせるためのタイマ装置57を備えている(図5参照)。
タイマ装置57は、時間をカウントするタイマ36と、電源Eから制御回路29に至る導電路の通断電を行う第1リレー58とを備える。時間の設定は、タイマ装置57の表面に設けられた操作部(図示しない)の操作により行うことができる。タイマ装置57の場所は、例えば、リレーボックス31に取付けることができる。なお、タイマ装置57を冷却庫11の外部に設けて冷却庫11と電線を介して接続し、設定した時間で冷却庫11の停止や始動を行うようにしてもよい。このタイマ装置57は、種々の公知のタイマを用いることができる。
次に、冷却庫11の電気的構成について説明する。
図5に示すように、冷却庫11は、外部の電源Eから電力の供給を受ける制御回路29と圧縮機22と除霜ヒータ26と結露防止ヒータ39とが並列に接続されている。
制御回路29には、接点としての第1遮断部58Bが直列に接続されるとともに、庫内ファン21が並列に接続されている。
圧縮機22には、接点としての第2遮断部37Bが直列に接続されているとともに、凝縮器ファン24が並列に接続されている。
除霜ヒータ26は、スイッチとしてのリレー51に直列に接続されている。リレー51は、いわゆるノーマリオープンであって、制御回路29からの電流がリレー51のコイル51Aに供給されることでリレー51の接点部51Bが閉じて除霜ヒータ26が作動する。
なお、圧縮機22には、電源Eから三相交流の200[V]が供給され、制御回路29,庫内ファン21,除霜ヒータ26及び結露防止ヒータ39には、図示しない変換部で変換された単相交流の100[V]が供給され、制御回路29では更に図示しない整流回路で直流に変換された電流が供給されている。
タイマ36は、冷却庫11を停止する時間になると、第1コイル58Aの通電を遮断することで、第1遮断部58Bの接点を開放して制御回路29及び庫内ファン21への電力の供給を遮断し、冷却庫11を始動する時間になると、第1コイル58Aを通電することで、第1遮断部58Bの接点を閉じて制御回路29及び庫内ファン21への電力の供給を行う。
第1遮断部58Bは、リレーボックス31内の回路に実装された第1リレー58の内部に第1コイル58Aとともに備えられている。
制御回路29への電力の供給が遮断されると、第2リレー37における制御回路29の分流電流が供給される第2コイル37Aへの通電が遮断されて第2遮断部37Bの接点間が開放されることにより、電源Eから圧縮機22及び凝縮器ファン24への電力の供給が遮断される。
第2遮断部37Bは、第2リレー37の内部に第2コイル37Aとともに備えられている(図5では、第2コイル37Aが、第2遮断部37Bとともに第2リレー37内にあることを破線で示している)。
第2コイル37Aは、第1遮断部58Bを介して制御回路29に供給された電流が分流することで通電可能となっている。
この第2リレー37は、いわゆるノーマリオープンであって、第2コイル37Aが通電していないときは接点が開放されており、第2コイル37Aが通電すると、接点を閉じる。
制御回路29(制御基板)は、回路基板と、この回路基板に実装されたマイクロコンピュータ等の複数の電子部品とから構成され、図6に示すように、所定のプログラムを実行する制御部30を有する。
制御部30の入力側には、操作パネル27の設定ボタン46及び設定表示ボタン50が接続されている。制御部30の出力側には、圧縮機22、凝縮器ファン24、庫内ファン21、除霜ヒータ26、結露防止ヒータ39及び表示部40が接続されている。
制御部30は、冷却装置制御部41と、霜取制御部42と、ヒータ制御部43と、記憶部44とを有する。
冷却装置制御部41は、冷却装置45の運転を制御する。通常の冷却運転中は、冷却装置制御部41によって、圧縮機22と凝縮器ファン24と庫内ファン21が制御され、設定温度近傍に庫内温度が維持される。
霜取制御部42は、除霜ヒータ26のオンオフを制御しており、霜取開始時刻となると、除霜ヒータ26をオンにする。霜取制御部42は、冷却器18の除霜が終了した等の霜取終了条件が満たされると、除霜ヒータ26をオフにする。
ヒータ制御部43は、結露防止ヒータ39のオンオフを制御する。
次に、冷却装置45の動作について説明する。
タイマ装置57により、毎日蓄冷剤47が庫外に持ち出され冷却庫11の運転を停止させる時刻を運転停止時刻として設定し、冷却庫11の運転を開始する時刻を作動開始時刻として設定する。なお、作動開始時刻の前に除霜ヒータ26による霜取りを行っておいてもよい。
蓄冷剤47が庫外に出され、設定された運転停止時刻になると、タイマ36は、第1遮断部58Bの接点間を開放し、電源Eから制御回路29及び庫内ファン21への電力の供給を遮断する。また、第2遮断部37Bの接点間が開放され、電源Eから圧縮機22及び凝縮器ファン24への電力の供給が遮断され、冷却装置45が停止する。このとき、冷却庫11への電力供給は行われているものの制御部30以外が停止して冷却庫11が停止状態(見かけ上電源Eが入っていないスタンバイ状態)となる。
そして、蓄冷剤47が収納室12内に収納されて、作動開始時刻になると、タイマ36が第1遮断部58Bの接点間を閉じて制御回路29及び庫内ファン21に電源Eから電力が供給される。また、第2遮断部37Bの接点間が閉じて圧縮機22及び凝縮器ファン24に電源Eから電力が供給され、冷却装置45が作動する(冷却庫11が再始動する)。
次に、除霜ヒータ26の動作間隔について図8,図9を参照して説明する。
図8に示すように、制御回路29に電力が供給されると制御部30の処理が開始され、間隔設定1にリセット(初期化)され(S1)、制御部30によって作動開始時刻から時間T1のカウントが開始される(S2)。
そして、時間T1が間隔設定1のX=2時間になると(S3で「Y」)、霜取制御部42によって除霜ヒータ26がオンし(S4)、冷却器18の霜取が行われる。また、表示部40では霜取中であることがわかる表示がされる。この霜取りの際には冷却装置45はオフされており、冷却器18の霜取が終了すると、除霜ヒータ26がオフされるとともに、冷却装置45による冷却が再開する。
次に、制御部30によってS4の霜取り開始から時間T2のカウントが開始され(S5)、時間T2が間隔設定2のY=8時間になると(S6で「Y」)、霜取制御部42によって除霜ヒータ26がオンにされ(S7)、冷却器18の霜取が行われる。また、表示部40では霜取中であることがわかる表示がされる。この霜取りの際には冷却装置45はオフされており、冷却器18の霜取が終了すると、除霜ヒータ26がオフされるとともに、冷却装置45による冷却が再開する。
次に、制御部30によってS7の霜取り開始から時間T3のカウントが開始され(S8)、時間T3が間隔設定3のZ=12時間になると(S9で「Y」)、霜取制御部42によって除霜ヒータ26がオンにされ(S10)、冷却器18の霜取が行われる。また、表示部40では霜取中であることがわかる表示がされる。また、動作間隔X,Y,Zの設定が間隔設定1にリセットされる(S1)。そして、この霜取りの際には冷却装置45はオフされており、冷却器18の霜取が終了すると、除霜ヒータ26がオフされるとともに、冷却装置45による冷却が再開する。
この後は、上記と同様に、除霜ヒータ26は、間隔設定1〜3の動作間隔で順番に動作を繰り返す。
ここで、タイマ装置57の設定等により、上記処理の途中で制御回路29への電力の供給が遮断されて冷却庫11の運転が停止されると、その後に再び制御回路29に電力が供給されて冷却庫11が再始動した際には、上記処理が再スタートするようになっている。
具体的には、本実施形態では、10時から14時の間は、図7に示すように、毎日蓄冷剤47が庫外に持ち出され運転を停止させる時刻であるため、通常は、時間T3が12時間になる前にタイマ36で設定された冷却庫11の運転が停止される時間(10時)になって冷却庫11の運転が停止し、冷却庫11が再始動すると、上記処理が再スタートし、間隔設定1にリセットされ(S1)、以後処理の動作が行われる(S2〜S10)。
本実施形態によれば、以下の作用・効果を奏する。
冷却庫11は、蓄冷剤47(冷却対象物)を収納可能な収納室12と、蓄冷剤47の冷却を行う冷却装置45と、蓄冷剤47の冷却に関連する動作を間隔を空けて行う除霜ヒータ26(冷却関連装置)と、除霜ヒータ26が次に動作するまでの動作間隔として異なる複数の動作間隔X,Y,Zを設定可能な操作パネル27(設定手段)と、操作パネル27に設定された複数の動作間隔X,Y,Zで除霜ヒータ26を複数回動作させる制御部30(制御手段)と、を備える。
本実施形態によれば、除霜ヒータ26が動作する動作間隔X,Y,Zを異なる複数の動作間隔X,Y,Zで設定できるため、短い動作間隔のみで除霜ヒータ26を複数回動作させることによる冷却の不具合や、長い動作間隔のみで動作させ、手動による除霜ヒータ26の追加の操作によって作業性が損なわれることを防止できる。よって、作業性を損なうことなく除霜ヒータ26(冷却装置45の冷却に関連する装置)の動作を適切な間隔で行うことが可能となる。
また、操作パネル27には、複数の動作間隔X,Y,Zの順番が設定されており、制御部30は、操作パネル27に設定されている順番で除霜ヒータ26を動作させるとともに、冷却庫11が停止状態となった後、再始動したときには、操作パネル27に設定されている最初の順番の動作間隔Xから順番に除霜ヒータ26を動作させる。
このようにすれば、冷却庫11が停止状態となって再始動したときには動作間隔X,Y,Zの誤差がリセットされるため、高精度の発振子を用いなくても、除霜ヒータ26の動作間隔X,Y,Zの精度を高めることができる。
また、毎日の蓄冷剤47(冷却対象物)の配送時等に冷却庫11が停止状態とされる場合に、除霜ヒータ26(冷却関連装置)の動作時間の誤差をリセットすることができる。
さらに、制御部30を有する制御回路29と、冷却装置45を停止させる時間を設定可能なタイマ36と、電源から制御回路29への通電を遮断する第1遮断部58Bと、第1遮断部58Bにより電源から制御回路29への通電が遮断されると、電源から冷却装置45への通電を遮断する第2遮断部37Bとを備える。
これにより、比較的電流値の小さい制御回路29の通電を遮断すれば、冷却装置45への通電を遮断することができるため、冷却装置45の通電を遮断するために比較的大きい開閉器を用いなくてもよい。
<実施形態2>
次に、本発明の実施形態2を図9,図10を参照しつつ説明する。実施形態2は、除霜ヒータ26が動作する3つ(複数)の動作間隔X,Y,Zを合わせて24時間となるようにしたものである。その他の構成は、実施形態1と同様であり、実施形態1と同一の構成は、説明を省略する。なお、実施形態2では、実施形態1のタイマ装置57は備えていない構成としてもよい。
本実施形態では、除霜ヒータ26(冷却関連装置)が次に動作するまでの動作間隔として異なる3つの動作間隔X,Y,Zを3つのパラメータとして設定可能となっており、操作パネル27で動作間隔X,Y,Zが間隔設定1〜3と対応付けて設定されると(間隔設定1=X時間,間隔設定2=Y時間,間隔設定3=Z時間)、動作間隔X,Y,Zが各間隔設定1〜3に対応付けられて記憶部44に記憶される。
運転開始後(運転再開後)、最初の動作間隔は、X時間であり、2回目の動作間隔Y時間であり、3回目の動作間隔は、Z時間である。
ここで、実施形態2では、X+Y+Z=24[H]となっている。
具体的には、例えば、間隔設定1=2時間,間隔設定2=8時間,間隔設定3=14時間となっている。
動作間隔X,Y,Zの設定方法は、実施形態1と同様である。
次に、除霜ヒータ26の動作間隔について説明する。
図10に示すように、制御部30の処理が開始されると、制御部30は、間隔設定1として、作動開始時刻から時間T1のカウントを開始する(S21)。
そして、時間T1が間隔設定1のX=2時間になると(S22で「Y」)、霜取制御部42によって除霜ヒータ26がオンにされ(S23)、冷却器18の霜取が行われる。また、表示部40では霜取中であることがわかる表示がされる。この霜取りの際には冷却装置45はオフされており、冷却器18の霜取が終了すると、除霜ヒータ26がオフされるとともに、冷却装置45による冷却が再開する。
次に、制御部30によってS24の霜取り開始から時間T2のカウントが開始され(S24)、時間T2が間隔設定2のY=8時間になると(S25で「Y」)、霜取制御部42によって除霜ヒータ26がオンにされ(S26)、冷却器18の霜取が行われる。また、表示部40では霜取中であることがわかる表示がされる。この霜取りの際には冷却装置45はオフされており、冷却器18の霜取が終了すると、除霜ヒータ26がオフされるとともに、冷却装置45による冷却が再開する。
次に、制御部30によってS26の霜取り開始から時間T3のカウントが開始され(S27)、時間T3が間隔設定3のZ=14時間になると(S28で「Y」)、霜取制御部42によって除霜ヒータ26がオンにされ(S29)、間隔設定1とされて、制御部30によってS30の霜取り開始から時間T1のカウントが開始される(S21)。
ここで、10時から14時の間は、毎日蓄冷剤47が庫外に持ち出され運転を停止させる時刻であるため、冷却庫11の運転が停止している。
このように、実施形態2では、冷却庫11の運転が停止した場合も動作間隔X,Y,Zのカウント(T1〜T3)は、中断せずに続けるものである。このようにしても、間隔設定3(Z=14時間)を長い時間に設定すれば、蓄冷剤47が庫外に持ち出され冷却庫11の運転を停止させる時間帯については、霜取りを行わないようにすることができる。
実施形態2によれば、複数の動作間隔X,Y,Zを組み合わせると24時間となっているため、タイマ装置35を用いなくても決まった時間に除霜ヒータ26(冷却関連装置)を動作させることが可能になる。
<実施形態3>
次に、本発明の実施形態3を図11を参照しつつ説明する。実施形態3は、実施形態2において除霜ヒータ26が次に動作するまでの動作間隔としての3つのパラメータのうち、2つを合わせて24時間とし、残りの一つの時間を0時間としたものである。その他の構成は、実施形態2と同一であるため、説明を省略する。
間隔設定1=X時間,間隔設定2=Y時間,間隔設定3=Z時間の3つのパラメータを設定する。
運転開始後(運転再開後)、最初の動作間隔は、X時間であり、2回目の動作間隔はY時間であり、3回目の動作間隔はZ時間であり、X+Y+Z=24[H]となっている。
具体的な値は、例えば、図11に示すように、間隔設定1=8時間,間隔設定2=16時間,間隔設定3=0時間とされる。このようにすれば、3つのパラメータを用いて除霜ヒータ26をパラメータの数よりも少ない数で繰り返し動作させることができる。
<他の実施形態>
本発明は上記記述及び図面によって説明した実施形態に限定されるものではなく、例えば次のような実施形態も本発明の技術的範囲に含まれる。
(1)上記実施形態では、冷却庫11は、蓄冷剤凍結庫であるとしたが、これに限られず、他の冷却庫に本発明を適用してもよい。例えば、不要時に運転を停止させた期間に庫内温度が上昇しても問題とならない他の冷却庫や、運転停止中に冷却庫内が空になるような保存庫、空調機器に本発明を適用することができる。
(2)タイマ装置35は、毎日の決まった時間に冷却庫11の作動や停止をさせる構成としたが、これに限られず、例えば、いわゆるウイークリータイマのように一週間の内の特定の曜日にのみ冷却庫11の動作や停止を行うようにしてもよい。
(3)冷却関連装置が次に動作するまでの時間のカウントは、その都度0からスタートするものでなくてもよい。例えば、時刻を検出して、その時刻から冷却関連装置が次に動作するまでの経過時間を算出して、除霜ヒータ26を複数の動作間隔で動作させるようにしてもよい。
(4)冷却関連装置としては、上記実施形態の除霜ヒータに限られない。例えば、ショーケースなどの照明(例えば、営業時間のみ自動で点灯させる等)や、庫内を除菌するUVランプやオゾン発生装置(例えば、人がいない(扉を開閉しない)ときなどに庫内を除菌する等)にも冷却装置に関連する動作を間隔を空けて行う冷却関連装置として本発明を適用することが可能である。
10...冷却庫 12...収納室12 18...冷却器 21...庫内ファン 22...圧縮機 24...凝縮器ファン 26...除霜ヒータ(冷却関連装置) 27...操作パネル(設定手段) 29...制御回路 30...制御部(制御手段) 58...第1リレー 58B...第1遮断部 35...タイマ装置 36...タイマ 37...第2リレー 37B...第2遮断部 45...冷却装置 47... 蓄冷剤(冷却対象物) E...電源

Claims (5)

  1. 冷却対象物を収納可能な収納室と、
    前記冷却対象物の冷却を行う冷却装置と、
    前記冷却対象物の冷却に関連する動作を間隔を空けて行う冷却関連装置と、
    前記冷却関連装置が次に動作するまでの動作間隔として異なる複数の前記動作間隔を設定可能な設定手段と、
    前記設定手段に設定された前記複数の動作間隔で前記冷却関連装置を複数回動作させる制御手段と、を備える冷却庫。
  2. 前記設定手段には、前記複数の動作間隔の順番が設定されており、
    前記制御手段は、前記設定手段に設定されている順番で前記冷却関連装置を動作させるとともに、前記冷却庫が停止状態となった後、再始動したときには、前記設定手段に設定されている最初の順番の動作間隔から順番に前記冷却関連装置を動作させる請求項1に記載の冷却庫。
  3. 前記制御手段を有する制御回路と、
    前記冷却装置を停止させる時間を設定可能なタイマと、
    電源から前記制御回路への通電を遮断する第1遮断部と、
    前記第1遮断部により前記電源から前記制御回路への通電が遮断されると、前記電源から前記冷却装置への通電を遮断する第2遮断部と、を備える請求項1又は請求項2に記載の冷却庫。
  4. 前記複数の動作間隔を組み合わせると24時間となっている請求項1ないし請求項3のいずれか一項に記載の冷却庫。
  5. 前記冷却関連装置は、前記冷却装置の霜取りを行う除霜ヒータである請求項1ないし請求項4のいずれか一項に記載の冷却庫。
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