JP2017020750A - 冷温蔵装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】冷蔵室の温度上昇を抑制しつつ、冷却器の除霜処理を行う。
【解決手段】冷蔵室と、温蔵室と、冷蔵室を冷却可能な冷却器を備える冷却装置と、温蔵室を加熱可能なヒータと、冷却装置を制御可能な制御部と、冷却器の除霜処理の除霜開始時刻を設定することが可能なタッチパネルと、を備え、制御部は、冷却装置の運転中に除霜開始時刻になった場合に、冷却装置の運転を停止することで除霜処理を行うものとされ、除霜開始時刻は、ヒータによる加熱開始時刻t0の第1所定時間TA前である第1開始時刻t1と、第1開始時刻t1の第2所定時間TB前である第2開始時刻t2と、を少なくとも含み、タッチパネルは、第1所定時間TA及び第2所定時間TBをそれぞれ設定することが可能である。
【選択図】図5

Description

本発明は、冷温蔵装置に関する。
従来、冷温蔵装置として、例えば、特許文献1に記載のものが知られている。特許文献1には、冷蔵室と温蔵室とを備え、温食と冷食をそれぞれ冷蔵保存したのち、温蔵室内の温食を再加熱して取り出すことができるものが記載されている。一般的に、冷蔵室及び温蔵室を冷却するための冷却装置を運転すると、冷却器に霜が付着して冷却能力が低下する。このため冷温蔵装置では冷却装置を運転しているときに一時的に冷却装置の運転を停止して霜を溶かす除霜処理が行われている。
特開2011−43310号公報
しかしながら、例えば、冷蔵室を冷却する冷却器の除霜処理を行っている間に、温蔵室の加熱運転が行われると、温蔵室の熱によって冷蔵室の温度が上昇し、食材の温度が上昇するという問題点があった。本発明は上記のような事情に基づいて完成されたものであって、冷蔵室の温度上昇を抑制しつつ、冷却器の除霜処理を行うことを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明の冷温蔵装置は、冷蔵室と、温蔵室と、前記冷蔵室を冷却可能な冷却器を備える冷却装置と、前記温蔵室を加熱可能な加熱装置と、前記冷却装置を制御可能な制御部と、前記冷却器の除霜処理の除霜開始時刻を設定することが可能な時間設定部と、を備え、前記制御部は、前記冷却装置の運転中に前記除霜開始時刻になった場合に、前記冷却装置の運転を停止することで前記除霜処理を行うものとされ、前記除霜開始時刻は、前記加熱装置による加熱開始時刻の第1所定時間前である第1開始時刻と、前記第1開始時刻の第2所定時間前である第2開始時刻と、を少なくとも含み、前記時間設定部は、前記第1所定時間及び前記第2所定時間をそれぞれ設定することが可能であることに特徴を有する。
本発明によれば、冷却器の除霜開始時刻を、加熱開始時刻を基準として設定することができる。これにより、第1所定時間を適宜設定することで、加熱装置の作動中に除霜処理が実行される事態を防ぐことができる。この結果、温蔵室の熱によって、冷蔵室の温度が上昇する事態を抑制しつつ、冷却器の除霜処理を行うことができる。また、本発明によれば、第1所定時間とは別に第2所定時間を設定することができる。第1所定時間は、上述したように、加熱開始時刻に除霜処理が完了するような時間で設定することが好ましい。これに対して、第2所定時間は、このように設定する必要がなく、冷蔵室の周囲温度などに応じてより柔軟に設定することができる。
また、前記冷蔵室内の温度を検知する温度センサを備え、前記制御部は、前記温度センサによって検知された温度が予め設定されている除霜終了温度に達した際に、前記除霜処理を終了するものとすることができる。このような構成とすれば、除霜処理中に冷蔵室内の温度が除霜終了温度以上の温度になる事態を抑制できる。
本発明によれば、冷蔵室の温度上昇を抑制しつつ、冷却器の除霜処理を行うことができる。
本発明の一実施形態に係る冷温蔵装置の分解斜視図 冷温蔵装置を示す断面図(正面側から視た断面図) 冷温蔵装置の電気的構成を示すブロック図 制御部による除霜処理を示すフローチャート 除霜開始時刻と加熱開始時刻の関係を示す図
(冷温蔵装置の構成)
本発明の一実施形態を図1ないし図5によって説明する。本実施形態の冷温蔵装置9は、図1に示すように、トレイXを収納するカート10と、同カート10を出し入れ可能に格納するステーション30と、を備えている。なお、このような冷温蔵装置9は再加熱カートと呼ばれる。カート10は、断熱箱からなるカート本体11と、トレイXを収納するフレームカート20とから構成されている。カート本体11は前後両面が開口され、その開口部11Aにはそれぞれ観音開き式の断熱扉12が装着されている。また、カート本体11の底面にはキャスタ13が設けられている。
フレームカート20は、キャスタ22が設けられた底板21の左右の側縁から金属製のフレーム23が立ち上げられた構造であって、上記したカート本体11内に前面側から出し入れ可能となっている。フレームカート20の左右方向の略中央部分には、前後方向全域に亘って仕切壁24が設けられている。仕切壁24は断熱性の高い複数の単位仕切壁24Aを積み上げた形状であって、トレイXは、前後両面から、上下の単位仕切壁24Aの間を貫通しつつ複数段に亘って収納されるようになっている。フレームカート20がカート本体11内に収納した状態では、図2に示すように、カート本体11の内部が仕切壁24によって左右に仕切られ、仕切壁24の左側に温蔵室25Hが、右側に冷蔵室25Cが形成されるようになっている。
ステーション30は、正面が開口された略箱形をなし、その開口を通してカート10が出し入れ可能となっている。ステーション30の天井部には、図2に示すように、第1熱交換室31と第2熱交換室32とが左右に並んで区画形成され、温蔵室25Hの上方に配される左側の第1熱交換室31には、温蔵室25Hを冷却可能な冷却器33H、及び温蔵室25Hを加熱可能なヒータ34(加熱装置)が設けられている。一方、冷蔵室25Cの上方に配される右側の第2熱交換室32には、冷蔵室25Cを冷却可能な冷却器33Cが設けられている。
第1熱交換室31には循環ファン35Hが設けられ、第2熱交換室32には循環ファン35Cが設けられている。両冷却器33H,33C(蒸発器)は、ステーション30の機械室36に配された圧縮機38及び凝縮器(図示せず)、凝縮器ファン(図示せず)等と共に冷却装置37を構成するものとされる。つまり、冷却器33H,33Cの各々は、冷媒配管によって、圧縮機38及び凝縮器と循環接続されており、周知の冷凍サイクルを構成することで冷気を生成するものとされる。また、両冷却器33H,33Cは、例えば、圧縮機38及び凝縮器に対してそれぞれ開閉弁(例えば電磁弁など)を介して並列接続されている。これにより、開閉弁の開閉を制御することで、冷却器33H,33Cを個別に動作させることが可能となっている。具体的には、弁部材の開閉を制御することで、冷却器33H,33Cへの冷媒の流通とその停止、すなわち冷却機能の発揮とその停止とを制御することが可能となっている。
カート10がステーション30内に格納された状態では、第1熱交換室31と温蔵室25Hの間において空気を循環可能とする第1空気循環路41が形成され、第2熱交換室32と冷蔵室25Cの間において空気を循環可能とする第2空気循環路42が形成される構成となっている。第1空気循環路41及び循環ファン35Hによって、温蔵室25Hの天井側から温蔵室25H内の空気を引いて第1熱交換室31に送り、この空気を熱交換した後、温蔵室25Hの側面から打ち込むことが可能となっている。つまり、温蔵室25H(冷温蔵室)は、冷却器33Hが動作している場合には、冷蔵室として機能するものとされ、ヒータ34が動作している場合には、温蔵室として機能するものとされる。また、第2空気循環路42及び循環ファン35Cによって、冷蔵室25Cの天井側から冷蔵室25C内の空気を引いて第2熱交換室32に送り、この空気を熱交換した後、冷蔵室25Cの側面から打ち込むことが可能となっている。
(冷温蔵装置の電気的構成)
次に、冷温蔵装置9の電気的構成について説明する。図3に示すように、冷温蔵装置9は、制御部50を備えている。制御部50には、表示部54A、操作部54B、温度センサ43H,43C、循環ファン35H,35C、ヒータ34、冷却装置37(より具体的には圧縮機38)、内蔵時計57、記憶部56が電気的に接続されている。
制御部50は、例えばCPUを主体に構成され、記憶部56は、例えばROMやRAMなどによって構成されている。制御部50は、記憶部56に記憶されたプログラムを実行することで、制御部50に接続された各機器(表示部54A、循環ファン35H,35C、ヒータ34、冷却装置37の圧縮機38)を制御することが可能となっている。なお、制御部50及び記憶部56は、例えば、機械室36内に配置された電装箱26(図1参照)内に収容されているが、これに限定されない。また、表示部54A及び操作部54Bは、図1に示すタッチパネル54によって構成されている。作業者は、タッチパネル54に表示されるスイッチを操作することで、冷温蔵装置9の運転や各種設定(例えば、配膳時刻や加熱温度などの入力)などを行うことができる。内蔵時計57は、現在時刻を計時するものとされ、制御部50は、内蔵時計57の現在時刻に基づいて、各機器の制御を行うことが可能となっている。
(冷温蔵装置の使用形態の一例)
次に、本実施形態の冷温蔵装置9の使用形態の一例を説明する。まず、調理等の準備をした温食と冷食とをトレイXに分けて盛り付けて、各トレイXをフレームカート20に収納し、フレームカート20をカート本体11に収納してカート10を構成する(盛付け工程)。次にカート10がステーション30内に入れられ、運転スイッチがオンされると、冷蔵モードが実行される。
冷蔵モードでは、両熱交換室31,32において冷却器33H,33Cが作動状態とされ、温蔵室25Hと冷蔵室25Cには共に冷気が循環供給されることで、トレイXに載せられた温食と冷食が共に冷蔵保存(チルド保存)される。この冷蔵モードでは、温蔵室25Hの庫内温度が温度センサ43Hによって検知され、冷蔵室25Cの庫内温度が温度センサ43Cで検知される。温度センサ43H,43Cの各検知温度が予め設定された各設定温度と比較され、その比較に基づいて、冷却装置37が備える開閉弁の開閉切替や、圧縮機38のオンオフ切替を行うことで、各室25H,25Cに対応した各熱交換室31,32の冷却器33H,33Cの作動、又は非作動が制御される。これにより、温蔵室25Hと冷蔵室25Cの庫内温度がほぼ設定温度に維持されるようになっている。
そして、冷温蔵装置9に内蔵された内蔵時計57の現在時刻が、予め設定された所定時刻(加熱開始時刻t0)となったら、再加熱モードに切り替わる。なお、このような加熱開始時刻t0は、例えば、予め入力された配膳時刻(食品を配膳する時刻)から食品の加熱に必要な時間などを逆算することで決定される。なお、加熱開始時刻t0を直接的に入力する構成としてもよい。再加熱モードにおいては、第1熱交換室31では、冷却器33Hが非作動とされ、ヒータ34の作動に切り替わる一方、第2熱交換室32では、引き続き冷却器33Cが作動された状態が維持される。これにより、温蔵室25H内には暖気が循環されて温食が再加熱される一方、冷蔵室25Cには引き続き冷気が循環供給されてチルド保存される。
所定時間が経過して配膳時刻となったら、再加熱モードが終了し、併せて運転スイッチがオフとなる。その後、カート10がステーション30から引き出され、トレイXが取り出されて配膳に供されるようになっている。なお、配膳が終了すると、フレームカート20のみが配膳場所に残され、下膳時に用いられる。
(除霜処理)
本実施形態の制御部50は、冷却装置37の運転中に、予め設定されている除霜開始時刻になると、除霜処理を実行する。ここで言う除霜処理とは、循環ファン35H,35Cを回転させたまま冷却装置37(より詳しくは圧縮機38)を一時的に停止させることをいう(オフサイクル除霜)。除霜処理を行うと冷却器33H,33Cに付着した霜が溶けるので冷却能力を回復させることができる。また、冷却装置37を停止している間に循環ファン35H,35Cを回転させることで冷却器33H,33Cに風を当てて除霜を促進させることができる。
制御部50による除霜処理について、図4のフローチャートを用いて詳しく説明する。本実施形態において、冷温蔵装置9の運転スイッチがオンされると、上述した冷蔵モードが開始されると共に、除霜処理に係るプログラムが実行される。図4に示すように、制御部50は、冷却装置37が運転中である場合(ステップS11がYES)において、内蔵時計57によって計時される現在時刻が除霜開始時刻になる(ステップS12がYES)と、除霜処理を開始する(ステップS13)。
また、制御部50は、除霜処理の実行中に、温度センサ43H,43Cで検知された庫内温度が、予め設定されている温度(除霜終了温度)に達すると(ステップS14がYES)、冷却装置37の運転を再開する。これにより、除霜処理が終了する(ステップS15)。なお、除霜終了温度は、温蔵室25H及び冷蔵室25Cにそれぞれ設定することが可能である。また、このような除霜終了温度は、例えば11℃以下で設定されるが、これに限定されない。
本実施形態において、上述の除霜開始時刻は、図5に示すように、ヒータ34の加熱開始時刻t0(再加熱モードの開始時刻)を基準として設定される。本実施形態では、図5に示すように、加熱開始時刻t0の直前の除霜開始時刻t1(第1開始時刻)は、加熱開始時刻t0の第1所定時間TA前で設定される。また、除霜開始時刻t1よりも一つ前の除霜開始時刻t2(第2開始時刻)は、除霜開始時刻t1の第2所定時間TB前で設定される。また、除霜開始時刻t2よりも一つ前の除霜開始時刻t3は、除霜開始時刻t2の第2所定時間TB前で設定される。つまり、除霜開始時刻t1より前の除霜開始時刻t2〜tN(Nは任意の整数)は、除霜開始時刻t1より、第2所定時間TBずつ遡った時刻で設定される。
つまり、第1所定時間TAは、加熱開始時刻t0からの最も近い除霜開始時刻t1(第1開始時刻)を決定するものとされる。一方、第2所定時間TBは、除霜開始時刻t2以前の除霜開始時刻を決定するものとされる。言い換えると、第2所定時間TBは、前回の除霜処理が開始してから、次に除霜処理が開始するまでの時間(除霜間隔)である。
本実施形態では、第1所定時間TA、及び第2所定時間TBを、例えば、上述したタッチパネル54(表示部54A及び操作部54B、時間設定部の一例)を用いて、それぞれ設定することができる。具体的には、作業者は、タッチパネル54に表示される専用の入力画面を用いて、第1所定時間TA、第2所定時間TBを設定することができる。言い換えると、本実施形態では、第1所定時間TA、第2所定時間TBを設定することで、除霜開始時刻を設定することができる。なお、入力された第1所定時間TA、第2所定時間TBは例えば、記憶部56に記憶される。また、制御部50における開始時刻演算部は、例えば、加熱開始時刻t0、及び記憶部56に記憶された第1所定時間TA、第2所定時間TBに基づいて各除霜開始時刻を演算するものとされる。
なお、加熱開始時刻t0の直前の除霜開始時刻を1番目の除霜開始時刻t1とし、除霜開始時刻t1の直前の除霜開始時刻を2番目の除霜開始時刻t2とした場合において、N番目(t0のN個前)の除霜開始時刻tNは、下記式(1)で求めることができる。
tN=t0−TA−TB*(N−1)・・・・・・・・・式(1)
また、第1所定時間TAは、実際の「除霜処理に要する時間」よりも長い時間で設定される。例えば、除霜処理が30分で終了する環境である場合には、第1所定時間TAは、30分より長い時間(例えば1時間)で設定される。このようにすれば、加熱開始直前の除霜処理を、加熱開始時刻以前に確実に完了させることができる。すなわち、除霜処理中にヒータ34の加熱が開始されることがない。
また、上述した「除霜処理に要する時間」は、冷温蔵装置9の設置環境(例えば、周囲の温度や周囲の湿度など)によって異なる。このため、第1所定時間TAは、設置環境に応じて適宜設定される。なお、経験則上、除霜処理は30分以内に完了することが多いため、例えば、第1所定時間TAを1時間以上で設定すると好適であり、第1所定時間TAは、例えば、1時間〜6時間の範囲で設定可能とされる。
また、第2所定時間TBは、例えば、1時間〜12時間の範囲で設定することができる。なお、第2所定時間TBを短い時間で設定すれば、除霜処理の頻度を増やすことができる。このため、冷却器33Cに霜が付き易い環境下では、第2所定時間TBをより短い時間で設定することが好ましい。一方、除霜処理の頻度が多いと、冷蔵室25C(及び温蔵室25H)の温度が上がりやすくなる。このため、第2所定時間TBを長い時間で設定すれば、冷蔵室25C(及び温蔵室25H)の温度上昇を抑制することができる。なお、第1所定時間TA及び第2所定時間TBの設定可能範囲は、これに限定されない。また、上記式(1)のN(設定される除霜開始時刻の個数)は、任意に設定可能とされる。
次に、本実施形態の効果について説明する。本実施形態によれば、冷却器33Cの除霜開始時刻tNを、加熱開始時刻t0を基準として設定することができる。これにより、第1所定時間TAを適宜設定することで、ヒータ34の作動中に除霜処理が実行される事態を防ぐことができる。この結果、温蔵室25Hの熱によって、冷蔵室25Cの温度が上昇する事態を抑制しつつ、冷却器33Cの除霜処理を行うことができる。また、本実施形態によれば、第1所定時間TAとは別に第2所定時間TBを設定することができる。第1所定時間TAは、上述したように、加熱開始時刻t0に除霜処理が完了するような時間で設定することが好ましい。これに対して、第2所定時間TBは、このように設定する必要がなく、冷蔵室25Cの周囲温度などに応じてより柔軟に設定することができる。
また、冷蔵室25C内の温度を検知する温度センサ43Cを備え、制御部50は、温度センサ43Cによって検知された温度が予め設定されている除霜終了温度に達した際に、除霜処理を終了するものとされる。このような構成とすれば、冷蔵室25C内の温度が除霜終了温度以上の温度になる事態を抑制できる。
<他の実施形態>
本発明は上記記述及び図面によって説明した実施形態に限定されるものではなく、例えば次のような実施形態も本発明の技術的範囲に含まれる。
(1)冷蔵室25C内の温度を検知する温度センサとして、冷蔵室25C内の食品の温度(例えば芯温)を検知する芯温センサを用いてもよい。
(2)上記実施形態では、時間設定部として、タッチパネル54を例示したが、これに限定されない。時間設定部が、例えば、機械式の入力ボタンを備えていてもよい。
(3)上述した除霜開始時刻は、冷却器33H,33Cについてそれぞれ個別に設定されていてもよい。つまり、冷却器33H,33Cの各々について除霜処理を個別に行ってもよい。
25C…冷蔵室、25H…温蔵室、33C…冷却器、34…ヒータ(加熱装置)、37…冷却装置、43C…温度センサ、50…制御部、54…タッチパネル(時間設定部)、t1…除霜開始時刻(第1開始時刻)、t2…除霜開始時刻(第2開始時刻)、TA…第1所定時間、TB…第2所定時間

Claims (2)

  1. 冷蔵室と、
    温蔵室と、
    前記冷蔵室を冷却可能な冷却器を備える冷却装置と、
    前記温蔵室を加熱可能な加熱装置と、
    前記冷却装置を制御可能な制御部と、
    前記冷却器の除霜処理の除霜開始時刻を設定することが可能な時間設定部と、を備え、
    前記制御部は、
    前記冷却装置の運転中に前記除霜開始時刻になった場合に、前記冷却装置の運転を停止することで前記除霜処理を行うものとされ、
    前記除霜開始時刻は、
    前記加熱装置による加熱開始時刻の第1所定時間前である第1開始時刻と、
    前記第1開始時刻の第2所定時間前である第2開始時刻と、を少なくとも含み、
    前記時間設定部は、
    前記第1所定時間及び前記第2所定時間をそれぞれ設定することが可能である冷温蔵装置。
  2. 前記冷蔵室内の温度を検知する温度センサを備え、
    前記制御部は、前記温度センサによって検知された温度が予め設定されている除霜終了温度に達した際に、前記除霜処理を終了する請求項1に記載の冷温蔵装置。
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