JP4739050B2 - 放送受信装置、視聴管理サーバ、視聴判定方法、放送システム、視聴判定プログラム、および記録媒体 - Google Patents

放送受信装置、視聴管理サーバ、視聴判定方法、放送システム、視聴判定プログラム、および記録媒体 Download PDF

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Description

本発明は、放送される番組を受信する放送受信装置、視聴管理サーバ、視聴判定方法、放送システム、視聴判定プログラム、および記録媒体に関する。
放送番組の視聴率測定は、従来、各家庭に設置された、専用の調査機器を用いて行われてきた。この手法によって、アナログ放送の視聴率は、確かに有効に測定されてきた。しかし、近年、携帯電話機のような移動体通信端末においても、放送番組を受信できるようになっている。この場合、これまで利用されてきた、家庭内の専用装置では、視聴率を正しく測定できない。
そこで、従来、番組の視聴率をより正確に測定するための技術が、いくつか提案されている。
特許文献1には、番組情報をデジタル形態で放送するデジタル放送システムにおいて、視聴時間測定用のコンテンツを放送し、当該コンテンツを用いて視聴者による番組の視聴時間を測定し、前記測定時間に応じたサービスを当該視聴者に提供することを特徴とするデジタル放送システムが開示されている。
特許文献2には、一定時間間隔で視聴放送局または視聴番組の識別情報をその時の時刻とともに不揮発性記憶部に記録させ、さらにより大きな一定時間間隔で不揮発性記憶部に記録させたデータを通信回線インターフェースを通じてセンターサーバーに転送させる視聴調査実行手段を備えることにより、視聴調査データを収集できるようにしたデータ放送を利用したデジタル放送の視聴データ収集システムが開示されている。
特許文献3には、受信中の番組に固有の番組情報を伝送信号から取得する番組情報取得手段と、この番組情報取得手段により取得された最新の番組情報を所定のタイミング毎に確認し、各タイミングでの最新の番組情報を記述した視聴履歴情報を作成する履歴作成手段と、この履歴作成手段により作成された視聴履歴情報と所定のユーザ識別情報とを少なくとも含む通知情報を、所定の集計センタに向けて、データ送信手段により送信させる履歴送信手段とを具備したことを特徴とする放送受信機が開示されている。
特許文献4には、応募情報に含まれている、視聴者が選択したポイント種類を示すデータに基づいて、前記選択したポイント種類のポイントを発行する特定のポイント企業のポイントシステムに対して、キャンペーン応募に対するインセンティブとしての所定ポイント数を前記視聴者のポイントアカウントに加算するリクエストを送信するステップを有した、放送キャンペーンの応募者にインセンティブを提供するための方法が開示されている。
特許文献5には、放送視聴契約者毎に個別に設定された個別情報を生成し、視聴率調査対象に選定した上記放送視聴契約者に対する上記個別情報に、視聴率調査対象であることを示す視聴率調査対象情報を付加し、上記個別情報を放送に多重して送信する放送送信装置と、上記放送を受信し、上記個別情報に上記視聴率調査対象情報が付加されている場合、視聴率調査処理を実行する複数の放送受信装置とを具えることを特徴とする放送システムが開示されている。
特許文献6には、受信装置により複数チャンネルの番組の中から選択された番組の選択履歴情報を取得する番組選択履歴情報取得方法であって、所定の取得タイミング毎に前記番組の選択情報を記憶する手順と、所定の表示タイミング毎に所定のアイコンを表示する手順と、前記所定のアイコンが表示されてから一定時間内に前記アイコンが選択されたか否かを判定し、該判定結果を記憶する手順と、前記記憶した選択情報および前記判定結果を所定の送信タイミング毎に送信する手順と、を備えることを特徴とする番組選択履歴情報取得方法が開示されている。
特許文献7には、現在時刻および視聴チャンネルを記憶する視聴単位時間をホームターミナルに通知すると、ホームターミナルは、現在時刻に時間を合わせて、視聴単位時間ごとに視聴チャンネルデータを記憶し、センタが記憶された視聴チャンネルデータをホームターミナルから任意に収集することを特徴とするCATV視聴率調査方法が開示されている。
特許文献8には、
放送電波でマーカ信号を伝送し、各家庭においてこのマーカ信号を受信できるようにし、マーカ信号を受信した時各家庭において使用してい装置に関するデータを一旦記憶させ、マーカ信号受信後所定時間経過した時自動的に所定の電話番号に発呼動作をさせ、記憶したデータを一般の電話回線を通じて収集することを特徴とするデータ収集方式が開示されている。
特許文献9には、放送局サーバから送信されてきた視聴情報からその映像番組の視聴時間が一定時間以上であるユーザIDを選択する判定部と、前記判定部により選択されたユーザIDに対応するメールアドレスをメールアドレスデータベースから読み出すとともに、当該映像番組に対応した広告情報を広告情報データベースから読み出し、前記広告情報データベースから読み出した前記広告情報が添付された広告メールを、前記メールアドレスデータベースから読み出したメールアドレス宛に配信する広告メール配信部とを備えたデータセンタを有する映像配信システムが開示されている。
特開2001−320341号公報(2001年11月16日公開) 特開2002−271286号公報(2002年9月20日公開) 特開2001−346231号公報(2001年12月14日公開) 特開2001−313920号公報(2001年11月9日公開) 特開2001−60928号公報(2001年3月6日公開) 特開2000−32500号公報(2000年1月28日公開) 特開平4−57588号公報(1992年2月25日公開) 特開昭和59−86341号公報(1984年5月18日公開) 特開2005−123694号公報(2005年5月12日公開)
しかし、上述した各文献の技術では、視聴者が番組を視聴したか否かを、正確に判定できない。たとえば、従来の技術では、視聴者が第1の番組を一瞬だけ選択し、すぐに他の第2の番組に切り替えたとしても、第1の番組を視聴者が視聴していたとみなしてしまう。すなわち、このようなやり方は信頼性に欠ける。
本発明は上記の課題を解決するためになされたものであり、その目的は、視聴者が番組を視聴したか否かをより正確に判定する放送システムを提供することにある。
本発明に係る放送受信装置は、上記の課題を解決するために、
放送される番組を受信すると共に、当該番組の受信を確認するための複数の受信確認キーを、順次、受信する放送受信装置であって、
上記受信確認キーを受信する受信手段と、
上記受信手段によって受信された上記受信確認キーの数が、あらかじめ定められた基準値を超えるとき、視聴者が上記番組を視聴したと判定する視聴判定手段とを備えていることを特徴としている。
上記の構成によれば、放送受信装置は、放送される番組を受信する。さらに、当該番組の受信を確認するための複数の受信確認キーを、番組の受信と共に、順次、受信する。各受信確認キーは、たとえば、番組のデータにあらかじめ多重化されている。
放送受信装置において、受信手段が、受信確認キーを受信する。このとき受信手段は、受信した受信確認キーの数をカウントする。これにより、視聴判定手段が、受信手段が受信した受信確認キーの数を、所定の基準値と比較する。この基準値は、視聴者が番組を視聴したと判定できる基準を示す値である。したがって視聴判定手段は、受信確認キーの数が基準値を超えるときに、視聴者が番組を視聴したと判定する。
以上のように、放送受信装置は、一定数の受信確認キーを受信したときにはじめて、視聴者が番組を視聴したと判定する。したがって、視聴者がたまたまたある番組を選択し、すぐに他の番組に切り替えた状況では、視聴者が番組を視聴してないと判定する。なぜなら、受信確認キーの受信数が、一定の基準値を満たさないからである。したがって放送受信装置は、視聴者が番組を視聴したか否かをより正確に判定できる効果を奏する。
本発明に係る視聴判定方法は、上記の課題を解決するために、
放送される番組を受信すると共に、当該番組の受信を確認するための複数の受信確認キーを、順次、受信する受信ステップと、
上記受信ステップにおいて受信された上記受信確認キーの数が、あらかじめ定められた基準値を超えるとき、視聴者が上記番組を視聴したと判定する視聴判定ステップとを含んでいることを特徴としている。
上記の構成によれば、上述した放送受信装置と同様の作用、効果を奏する。
本発明に係る視聴管理サーバは、上記の課題を解決するために、
放送される番組を受信すると共に、当該番組の受信を確認するための複数の受信確認キーを、順次、受信する放送受信装置から送信された、当該放送受信装置が受信した上記受信確認キーについての情報を受信する受信手段と、
上記受信手段によって受信された情報に基づき、上記放送受信装置が受信した上記受信確認キーの数を算出する受信確認キー数算出手段と、
上記算出された受信確認キーの数が、あらかじめ定められた基準値を超えるとき、視聴者が上記番組を視聴したと判定する視聴判定手段とを備えていることを特徴としている。
上記の構成によれば、上記の放送受信装置と同様の作用、効果を奏する。
本発明に係る放送受信装置は、上記の課題を解決するために、
放送される番組を受信すると共に、当該番組の受信を確認するための複数の受信確認キーを、順次、受信する放送受信装置であって、
上記受信確認キーを受信する受信手段と、
上記受信手段によって、あらかじめ定められた少なくとも1つの特定の上記受信確認キーが受信され、かつ、上記受信手段によって受信された上記受信確認キーの数が、あらかじめ定められた基準値を超えるとき、視聴者が上記番組を視聴したと判定する視聴判定手段とを備えていることを特徴としている。
上記の構成によれば、放送受信装置は、放送される番組を受信する。さらに、当該番組の受信を確認するための複数の受信確認キーを、番組の受信と共に、順次、受信する。各受信確認キーは、たとえば、番組のデータにあらかじめ多重化されている。
放送受信装置において、受信手段が、受信確認キーを受信する。このとき受信手段は、受信した受信確認キーの数をカウントする。これにより、視聴判定手段が、受信手段が受信した受信確認キーの数を、所定の基準値と比較する。この基準値は、視聴者が番組を視聴したと判定できる基準を示す値である。
ここで、視聴判定手段は、上記受信手段によって、あらかじめ定められた少なくとも1つの特定の上記受信確認キーが受信され、かつ、受信手段が受信した受信確認キーの数が基準値を超えるときに、視聴者が番組を視聴したと判定する。この特定の受信確認キーは、たとえば番組内の重要場面に設定されるものである。すなわち特定の受信確認キーを受信したことは、番組内の特定場面を視聴者が視聴した可能性が高いことを意味する。
以上のように、放送受信装置は、特定の受信確認キーを受信し、かつ、一定数の受信確認キーを受信したときにはじめて、視聴者が番組を視聴したと判定する。したがって、視聴者がたまたまたある番組を選択し、すぐに他の番組に切り替えた状況では、視聴者が番組を視聴してないと判定する。なぜなら、受信確認キーの受信数が、一定の基準値を満たさないからである。また、視聴者があまり熱心に番組を見ず、適当な場面だけをつまみ食いしてみているような状況でも、視聴者が番組を視聴していないと判定する。なぜなら、特定の視聴確認キーが受信されていないからである。
以上のように放送受信装置は、視聴者が番組を視聴したか否かをより正確に判定できる効果を奏する。
本発明に係る視聴判定方法は、上記の課題を解決するために、
放送される番組を受信すると共に、当該番組の受信を確認するための複数の受信確認キーを、順次、受信する受信ステップと、
上記受信ステップにおいて、あらかじめ定められた少なくとも1つの特定の上記受信確認キーが受信され、かつ、上記受信ステップにおいて受信された上記受信確認キーの数が、あらかじめ定められた基準値を超えるとき、視聴者が上記番組を視聴したと判定する視聴判定ステップとを含んでいることを特徴としている。
上記の構成によれば、上述した放送受信装置と同様の作用、効果を奏する。
本発明に係る視聴管理サーバは、上記の課題を解決するために、
放送される番組を受信すると共に、当該番組の受信を確認するための複数の受信確認キーを、順次、受信する放送受信装置から送信された、当該放送受信装置が受信した上記受信確認キーについての情報を受信する受信手段と、
上記受信手段によって受信された情報に基づき、上記放送受信装置が受信した上記受信確認キーの数を算出する受信確認キー数算出手段と、
上記受信手段によって受信された情報に基づき、上記放送受信装置が、あらかじめ定められた少なくとも1つの特定の上記受信確認キーが受信されたか否かを判定する特定キー受信判定手段と、
上記特定キー受信判定手段によって、上記放送受信装置が、あらかじめ定められた少なくとも1つの特定の上記受信確認キーを受信したと判定され、かつ、上記受信確認キー数算出手段によって算出された受信確認キーの数が、あらかじめ定められた基準値を超えるとき、視聴者が上記番組を視聴したと判定する視聴判定手段とを備えていることを特徴としている。
上記の構成によれば、上記の放送受信装置と同様の作用、効果を奏する。
本発明に係る放送受信装置は、上記の課題を解決するために、
放送される番組を受信すると共に、当該番組の受信を確認するための複数の受信確認キーを、順次、受信する放送受信装置であって、
上記受信確認キーを受信する受信手段と、
上記受信確認キーごとにあらかじめ設定されている個別点数を、上記受信された受信確認キーごとに加算することによって、受信点数を算出する受信点数算出手段と、
上記算出された受信点数が、あらかじめ定められた基準値を超えるとき、視聴者が上記番組を視聴したと判定する視聴判定手段とを備えていることを特徴としている。
上記の構成によれば、放送受信装置は、放送される番組を受信する。さらに、当該番組の受信を確認するための複数の受信確認キーを、番組の受信と共に、順次、受信する。各受信確認キーは、たとえば、番組のデータにあらかじめ多重化されている。
放送受信装置において、受信手段が、受信確認キーを受信する。各受信確認キーには、それぞれ、個別点数があらかじめ設定されている。たとえば、第1の受信確認キーには「10」点が設定されており、第2の受信確認キーには、「20」点が設定されている。
受信点数算出手段は、受信手段が受信した受信確認キーごとに、設定されている個別点数を加算する。これにより、個別点数の合計である、受信点数を算出する。たとえば、受信手段が第1および第2の受信確認キーを受信したとき、受信点数算出手段は、10+20=30点を、受信点数として算出する。
放送受信装置において、視聴判定手段は、受信点数算出手段が算出した受信点数を、所定の基準値と比較する。この基準値は、視聴者が番組を視聴したと判定できる基準を示す値である。したがって視聴判定手段は、受信点数が基準値を超えるときに、視聴者が番組を視聴したと判定する。
以上のように、放送受信装置は、受信点数が一定値を超えたときに初めて、視聴者が番組を視聴したと判定する。したがって、視聴者がたまたまたある番組を選択し、すぐに他の番組に切り替えた状況では、視聴者が番組を視聴してないと判定する。なぜなら、受信点数が、一定の基準値を満たさないからである。
このように放送受信装置は、視聴者が番組を視聴した可能性が高い条件が成立するとき、視聴者が番組を視聴したと判定する。したがって、視聴者が番組を視聴したか否かを、より正確に判定できる効果を奏する。
本発明に係る視聴判定方法は、上記の課題を解決するために、
放送される番組を受信すると共に、当該番組の受信を確認するための複数の受信確認キーを、順次、受信する受信ステップと、
上記受信確認キーごとにあらかじめ設定されている個別点数を、上記受信された受信確認キーごとに加算することによって、受信点数を算出する受信点数算出ステップと、
上記算出された受信点数が、あらかじめ定められた基準値を超えるとき、視聴者が上記番組を視聴したと判定する視聴判定ステップとを含んでいることを特徴としている。
上記の構成によれば、上述した放送受信装置と同様の作用、効果を奏する。
本発明に係る視聴管理サーバは、上記の課題を解決するために、
放送される番組を受信すると共に、当該番組の受信を確認するための複数の受信確認キーを、順次、受信する放送受信装置が送信した、当該放送受信装置が受信した上記受信確認キーについての情報を受信する受信手段と、
上記受信手段によって受信された情報に基づき、上記受信確認キーごとにあらかじめ設定されている個別点数を、上記放送受信装置によって受信された上記受信確認キーごとに加算することによって、受信点数を算出する受信点数算出手段と、
上記算出された受信点数が、あらかじめ定められた基準値を超えるとき、視聴者が上記番組を視聴したと判定する視聴判定手段とを備えていることを特徴としている。
上記の構成によれば、上記放送受信装置と同様の作用、効果を奏する。
本発明に係る放送受信装置は、上記の課題を解決するために、
放送される番組を受信すると共に、当該番組の受信を確認するための複数の受信確認キーを、順次、受信する放送受信装置であって、
上記受信確認キーを受信する受信手段と、
上記受信確認キーごとにあらかじめ設定されている個別点数を、上記受信された受信確認キーごとに加算することによって、受信点数を算出する受信点数算出手段と、
上記受信手段によって、あらかじめ定められた少なくとも1つの特定の上記受信確認キーが受信され、かつ、上記算出された受信点数が、あらかじめ定められた基準値を超えるとき、視聴者が上記番組を視聴したと判定する視聴判定手段とを備えていることを特徴としている。
上記の構成によれば、放送受信装置は、放送される番組を受信する。さらに、当該番組の受信を確認するための複数の受信確認キーを、番組の受信と共に、順次、受信する。各受信確認キーは、たとえば、番組のデータにあらかじめ多重化されている。
放送受信装置において、受信手段が、受信確認キーを受信する。各受信確認キーには、それぞれ、個別点数があらかじめ設定されている。たとえば、第1の受信確認キーには「10」点が設定されており、第2の受信確認キーには、「20」点が設定されている。
受信点数算出手段は、受信手段が受信した受信確認キーごとに、設定されている個別点数を加算する。これにより、個別点数の合計である、受信手段を算出する。たとえば、受信手段が第1および第2の受信確認キーを受信したとき、受信点数算出手段は、10+20=30点を、受信点数として算出する。
放送受信装置において、視聴判定手段は、受信点数算出手段が算出した受信点数を、所定の基準値と比較する。この基準値は、視聴者が番組を視聴したと判定できる基準を示す値である。
ここで、視聴判定手段は、上記受信手段によって、あらかじめ定められた少なくとも1つの特定の上記受信確認キーが受信され、かつ、受信点数が基準値を超えるときに、視聴者が番組を視聴したと判定する。この特定の受信確認キーは、たとえば番組内の重要場面に設定されるものである。すなわち特定の受信確認キーを受信したことは、番組内の特定場面を視聴者が視聴した可能性が高いことを意味する。
以上のように、放送受信装置は、受信点数が一定値を超えたときに初めて、視聴者が番組を視聴したと判定する。したがって、視聴者がたまたまたある番組を選択し、すぐに他の番組に切り替えた状況では、視聴者が番組を視聴してないと判定する。なぜなら、受信点数が、一定の基準値を満たさないからである。また、視聴者があまり熱心に番組を見ず、適当な場面だけをつまみ食いしてみているような状況でも、視聴者が番組を視聴していないと判定する。なぜなら、特定の視聴確認キーが受信されていないからである。
このように放送受信装置は、視聴者が番組を視聴した可能性が高い条件が成立するとき、視聴者が番組を視聴したと判定する。したがって、視聴者が番組を視聴したか否かを、より正確に判定できる効果を奏する。
本発明に係る視聴判定方法は、上記の課題を解決するために、
放送される番組を受信すると共に、当該番組の受信を確認するための複数の受信確認キーを、順次、受信する受信ステップと、
上記受信確認キーごとにあらかじめ設定されている個別点数を、上記受信された受信確認キーごとに加算することによって、受信点数を算出する受信点数算出ステップと、
上記受信ステップにおいて、あらかじめ定められた少なくとも1つの特定の上記受信確認キーが受信され、かつ、上記算出された受信点数が、あらかじめ定められた基準値を超えるとき、視聴者が上記番組を視聴したと判定する視聴判定ステップとを含んでいることを特徴としている。
上記の構成によれば、上述した放送受信装置と同様の作用、効果を奏する。
本発明に係る視聴管理サーバは、上記の課題を解決するために、
放送される番組を受信すると共に、当該番組の受信を確認するための複数の受信確認キーを、順次、受信する放送受信装置が送信した、当該放送受信装置が受信した上記受信確認キーについての情報を受信する受信手段と、
上記受信手段によって受信された情報に基づき、上記受信確認キーごとにあらかじめ設定されている個別点数を、上記放送受信装置によって受信された上記受信確認キーごとに加算することによって、受信点数を算出する受信点数算出手段と、
上記受信手段によって受信された情報に基づき、上記放送受信装置が、あらかじめ定められた少なくとも1つの特定の上記受信確認キーが受信されたか否かを判定する特定キー受信判定手段と、
上記特定キー受信判定手段によって、上記放送受信装置が、あらかじめ定められた少なくとも1つの特定の上記受信確認キーを受信したと判定され、かつ、上記受信確認キー数算出手段によって算出された上記受信点数が、あらかじめ定められた基準値を超えるとき、視聴者が上記番組を視聴したと判定する視聴判定手段とを備えていることを特徴としている。
上記の構成によれば、上記放送受信装置と同様の作用、効果を奏する
本発明に係る放送受信装置は、上記の課題を解決するために、
放送される番組を受信放送受信装置であって、
上記番組を受信する受信手段と、
上記受信手段によって上記番組が受信されているときに、上記番組に関する質問を、上記番組の視聴者に提示する質問提示手段と、
上記提示された質問に対する視聴者の回答が正しいとき、上記視聴者が上記番組を視聴したと判定する視聴判定手段とを備えていることを特徴としている。
上記の構成によれば、放送受信装置において、受信手段が番組を受信する。ここで、番組が受信手段によって受信されているとき、質問提示手段が、上記番組に関する質問を視聴者に提示する。このとき質問提示手段は、たとえば、表示装置に質問を表示させることもできるし、音声再生装置に質問の音声を再生させることもできる。
放送受信装置において、視聴判定手段は、上記質問に対する視聴者の答えが正しいか否かを判定する。正しければ、視聴者が番組を視聴したと判定する。
以上のように、放送受信装置は、番組に関する質問に、視聴者が正しく回答したとき初めて、視聴者が番組を視聴したと判定する。したがって、放送受信装置が番組を受信しているけれども、視聴者が番組をまったく視聴していない状況では、視聴者が番組を視聴してないと判定する。なぜなら視聴者が質問に答えないからである。あるいは、質問を瞬間的にみた視聴者が、あてずっぽうに間違って答えるからである。
このように放送受信装置は、視聴者が番組を視聴した可能性が高い条件が成立するとき、視聴者が番組を視聴したと判定する。したがって、視聴者が番組を視聴したか否かを、より正確に判定できる効果を奏する。
本発明に係る視聴判定方法は、上記の課題を解決するために、
放送される番組を受信ステップと、
上記受信ステップにおいて上記番組が受信されているとき、上記番組に関する質問を、上記番組の視聴者に提示する質問提示ステップと、
上記提示された質問に対する視聴者の回答が正しいとき、上記視聴者が上記番組を視聴したと判定する視聴判定ステップとを備えていることを特徴としている。
上記の構成によれば、上述した放送受信装置と同様の作用、効果を奏する。
本発明に係る視聴管理サーバは、上記の課題を解決するために、
放送される番組を受信する放送受信装置に対し、上記番組が当該放送受信装置によって受信されていることを、上記放送受信装置から送信された情報に基づき確認したあとに、上記番組に関する質問の、上記番組の視聴者に対する提示を、当該放送受信装置に実行させる質問提示手段と、
上記提示された質問に対する視聴者の回答が正しいとき、上記視聴者が上記番組を視聴したと判定する視聴判定手段とを備えていることを特徴としている。
上記の構成によれば、上記放送受信装置と同様の作用、効果を奏する。
本発明に係る放送受信装置は、上記の課題を解決するために、
放送される番組を受信すると共に、当該番組の受信を確認するための少なくとも1つの受信確認キーを受信する放送受信装置であって、
上記受信確認キーを受信する受信手段と、
上記受信手段によって上記受信確認キーが受信されたあとに、上記番組に関する質問を、上記番組の視聴者に提示する質問提示手段と、
上記提示された質問に対する視聴者の回答が正しいとき、上記視聴者が上記番組を視聴したと判定する視聴判定手段とを備えていることを特徴としている。
上記の構成によれば、放送受信装置は、放送される番組を受信する。さらに、当該番組の受信を確認するための少なくとも1つの受信確認キーを、番組の受信と共に、順次、受信する。各受信確認キーは、たとえば、番組のデータにあらかじめ多重化されている。
放送受信装置において、受信手段が、受信確認キーを受信する。受信確認キーが受信手段によって受信されたあと、質問提示手段が、上記番組に関する質問を視聴者に提示する。このとき質問提示手段は、たとえば、表示装置に質問を表示させることもできし、音声再生装置に質問の音声を再生させることもできる。
放送受信装置において、視聴判定手段は、上記質問に対する視聴者の答えが正しいか否かを判定する。正しければ、視聴者が番組を視聴したと判定する。
以上のように、放送受信装置は、番組に関する質問に、視聴者が正しく回答したとき初めて、視聴者が番組を視聴したと判定する。したがって、放送受信装置が番組を受信しているけれども、視聴者が番組をまったく視聴していない状況では、視聴者が番組を視聴してないと判定する。なぜなら視聴者が質問に答えないからである。あるいは、質問を瞬間的にみた視聴者が、あてずっぽうに間違って答えるからである。また、視聴確認キーを受信していない状況では、視聴者に質問を提示しない。したがって、まず視聴者は、番組の視聴に集中できる。さらに放送受信装置は、視聴者が番組を視聴しないで質問だけに答えるような行為を、排除できる。
このように放送受信装置は、視聴者が番組を視聴した可能性が高い条件が成立するとき、視聴者が番組を視聴したと判定する。したがって、視聴者が番組を視聴したか否かを、より正確に判定できる効果を奏する。また、視聴者に無用な混乱を与えなくて済む。
本発明に係る視聴判定方法は、上記の課題を解決するために、
放送される番組を受信すると共に、当該番組の受信を確認するための少なくとも1つの受信確認キーを受信する受信ステップと、
上記受信ステップにおいて上記受信確認キーが受信されたあとに、上記番組に関する質問を、上記番組の視聴者に提示する質問提示ステップと、
上記提示された質問に対する視聴者の回答が正しいとき、上記視聴者が上記番組を視聴したと判定する視聴判定ステップとを備えていることを特徴としている。
上記の構成によれば、上述した放送受信装置と同様の作用、効果を奏する。
本発明に係る視聴管理サーバは、上記の課題を解決するために、
放送される番組を受信すると共に、当該番組の受信を確認するための少なくとも1つの受信確認キーを受信する放送受信装置に対し、上記受信確認キーが当該放送受信装置によって受信されたことを、上記放送受信装置から送信された情報に基づき確認したあとに、上記番組に関する質問の、上記番組の視聴者に対する提示を、当該放送受信装置に実行させる質問提示手段と、
上記提示された質問に対する視聴者の回答が正しいとき、上記視聴者が上記番組を視聴したと判定する視聴判定手段とを備えていることを特徴としている。
上記の構成によれば、上記放送受信装置と同様の作用、効果を奏する。
また、本発明に係る放送受信装置では、さらに、
上記受信手段は、上記番組を受信すると共に、上記質問の提示を指示する質問提示指示キーを受信し、
上記質問提示手段は、上記受信手段によって上記質問提示指示キーが受信されたあとに、上記番組に関する質問を、上記番組の視聴者に提示することが好ましい。
上記の構成によれば、質問提示手段は、質問提示指示キーの受信タイミングに応じて、質問を提示することができる。たとえば、質問提示指示キーの受信タイミングに応じて、別途用意されているデータベースから質問データを取得し、当該質問データによって表される質問を視聴者に提示する。
これにより放送受信装置は、あらかじめ質問データが番組に多重化されていなくても、正確なタイミングで確実に質問を視聴者に提示することができる効果を奏する。
また、本発明に係る放送受信装置では、さらに、
上記受信確認キーは、上記番組を識別するための番組識別子を含んでおり、
上記視聴判定手段は、上記番組識別子に基づき、上記番組の種類を特定することが好ましい。
上記の構成によれば、視聴判定手段は、受信手段が受信した受信確認キーを調べることによって、受信手段が受信している番組がどの番組であるのかを特定できる。したがって、別途、電子番組表などの、番組情報を取得する必要がない。これにより放送受信装置は、視聴者によって視聴されたと判定できる番組がどの番組であるのかを、より効率的に特定できる効果を奏する。
また、本発明に係る放送受信装置では、さらに、
上記受信確認キーは、上記番組内の場面を識別するための場面識別子を含んでおり、
上記視聴判定手段は、上記場面識別子に基づき、上記番組内の上記場面を、上記視聴者が視聴したと判定することが好ましい。
上記の構成によれば、視聴判定手段は、視聴者が視聴していると判定できる、番組内の場面を、より効率的に特定できる。また、受信確認キーに番組識別子を含める必要がないので、受信確認キーのサイズを小さくすることができる。したがって、受信確認キーの伝送に要する通信容量を抑えることができる。
また、本発明に係る放送受信装置では、さらに、
上記視聴判定手段は、上記番組についての番組情報に基づき、上記番組を特定することが好ましい。たとえば、電子番組表(EPG)などの番組情報を用いて、視聴者が視聴した番組を特定する。上記の構成によれば、視聴判定手段は、視聴者が視聴したと判定できる番組がどの番組であるのかを、より効率的に特定できる。
また、本発明に係る放送受信装置では、さらに、
上記視聴判定手段は、上記受信手段が上記受信確認キーを受信した時間に基づき、上記番組を特定することが好ましい。
上記の構成によれば、視聴判定手段は、受信手段が受信確認キーを受信した時間に基づき、受信手段が受信している番組がどの番組であるのかを特定する。したがって、別途、電子番組表などの、番組情報を取得する必要がない。これにより放送受信装置は、視聴者によって視聴されたと判定できる番組が、どの番組であるのかを、より効率的に特定できる効果を奏する。
また、本発明に係る放送受信装置では、さらに、
上記視聴判定手段によって、上記視聴者が上記番組を視聴したと判定されたとき、上記視聴者に対してインセンティブを提供するインセンティブ提供手段をさらに備えていることが好ましい。
上記の構成によれば、インセンティブ提供手段は、視聴判定手段によって、視聴者が番組を視聴したと判定されたとき、視聴者に対して、何らかのインセンティブを提供する。たとえばインセンティブ提供手段は、有償の番組を無償で視聴できる権利を視聴者に提供する。あるいは、視聴した番組の数に応じて、番組視聴代金を値引きする。
これにより、視聴者による番組視聴の意欲を高めることができる。その結果として、番組の視聴率を向上できる効果を奏する。
また、本発明に係る放送受信装置は、さらに、
上記視聴判定手段によって、上記視聴者が上記番組を視聴したと判定されたとき、上記視聴者に対してインセンティブを提供するインセンティブ提供手段と、
上記受信手段によって上記受信確認キーが未だ受信されていないとき、上記インセンティブについての情報を視聴者に告知する告知手段をさらに備えていることが好ましい。
上記の構成によれば、受信手段によって受信確認キーが未だ受信されていないとき、告知手段は、インセンティブについての情報を視聴者に告知する。これにより視聴者は、インセンティブを獲得するために、番組の視聴を続けようとする。
したがって放送受信装置は、番組の視聴率をより向上させることができる効果を奏する。
また、本発明に係る放送受信装置は、さらに、
上記視聴判定手段によって、上記視聴者が上記番組を視聴したと判定されたとき、上記番組に関する質問を、上記番組の視聴者に提示する質問提示手段と、
上記提示された質問に対する視聴者の回答が正しいとき、上記視聴者に対してインセンティブを提供するインセンティブ提供手段とをさらに備えていることが好ましい
上記の構成によれば、視聴判定手段によって、視聴者が番組を視聴したと判定されたとき、質問提示手段が、番組に関する質問を番組の視聴者に提示する。この質問に対して視聴者が正しく回答したとき、インセンティブ提供手段が、視聴者にインセンティブを提供する。たとえばインセンティブ提供手段は、有償の番組を無償で視聴できる権利を視聴者に提供する。あるいは、視聴した番組の数に応じて、番組視聴代金を値引きする。
これにより放送受信装置は、視聴者による番組視聴の意欲を高めることができる。その結果として、番組の視聴率を向上できる効果を奏する。また、視聴者が番組を見たと判定できないときには、視聴者に質問を提示しない。したがって、不正にインセンティブを得ようとする視聴者の行為を防止できる。
また、本発明に係る放送受信装置は、さらに、
上記視聴判定手段によって、上記視聴者が上記番組を未だ視聴していないと判定されたとき、上記インセンティブについての情報を視聴者に告知する告知手段をさらに備えていることが好ましい。
上記の構成によれば、視聴判定手段によって、視聴者が番組を未だ視聴していないと判定されたとき、告知手段が、インセンティブについての情報を視聴者に告知する。たとえば、番組の一定時間視聴すれば、問題を出題すること、および、この問題に正しく回答すれば、一定のインセンティブを与えることなどを、視聴者に告知する。これにより視聴者は、インセンティブを獲得するために、番組の視聴を続けようとする。また、質問が提示されたとき、正確に答えようと努める。
したがって放送受信装置は、番組の視聴率をより向上させることができる効果を奏する。
本発明に係る放送システムは、上記の課題を解決するために、
上述したいずれかの放送受信装置と、
上記放送受信装置に、上記番組および上記受信確認キーを送信する放送送信装置とを含んでいることを特徴とする。
上記の構成によれば、視聴者が番組を視聴したか否かをより正確に判定する放送システムを提供できる効果を奏する。また、本構成の放送システムでは、視聴者が番組を視聴したか否かを、各放送送信装置が判定する。そのため、視聴を判定するための特別なサーバを用意する必要がない。
本発明に係る放送システムは、上記の課題を解決するために、
上述したいずれかの視聴管理サーバと、上記放送受信装置と含んでいることを特徴とする。
上記の構成によれば、視聴者が番組を視聴したか否かをより正確に判定する放送システムを提供できる効果を奏する。また、本構成の放送システムでは、視聴者が番組を視聴したか否かを、放送送信装置からの情報に基づき、視聴管理サーバが判定する。そのため、各放送受信装置の構成をより簡素なものにでき、かつ、各放送受信装置に掛かる処理の負担を軽減することができる。
なお、上記放送受信装置は、コンピュータによって実現してもよい。この場合、コンピュータを上記各手段として動作させることにより上記放送受信装置をコンピュータにおいて実現する視聴判定プログラム、およびその視聴判定プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体も、本発明の範疇に入る。
また、上記視聴管理サーバは、コンピュータによって実現してもよい。この場合、コンピュータを上記各手段として動作させることにより上記視聴管理サーバをコンピュータにおいて実現する視聴判定プログラム、およびその視聴判定プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体も、本発明の範疇に入る。
以上のように、本発明に係る第1の放送受信装置は、受信手段によって受信された受信確認キーの数が、あらかじめ定められた基準値を超えるとき、視聴者が上記番組を視聴したと判定する視聴判定手段を備えているため、視聴者が番組を視聴したか否かをより正確に判定する効果を奏する。
以上のように、本発明に係る第2の放送受信装置は、上記受信確認キーごとにあらかじめ設定されている個別点数から算出された受信点数が、あらかじめ定められた基準値を超えるとき、視聴者が上記番組を視聴したと判定する視聴判定手段を備えているため、視聴者が番組を視聴したか否かをより正確に判定する効果を奏する。
以上のように、本発明に係る第3の放送受信装置は、 提示された質問に対する視聴者の回答が正しいとき、視聴者が番組を視聴したと判定する視聴判定手段を備えているため、視聴者が番組を視聴したか否かをより正確に判定する効果を奏する。
〔実施形態1〕
本発明に係る第1の実施形態について、図1〜図12を参照して以下に説明する。
(放送システム1)
まず、本発明に係る放送システム1の構成について、図1を参照して以下に説明する。図1は、第1の実施形態に係る放送システム1の要部構成を示す図である。この図に示すように、放送システム1は、放送データ送信機2(放送送信装置)、放送データ受信機3(放送受信装置)、および視聴管理サーバ4を含んでいる。
ここで、放送データ受信機3は、放送データ受信部5(受信手段)、メモリ6、受信確認処理部7(受信確認キー数算出手段、特定キー受信判定手段)、受信確認キー抽出部8、表示処理部9(質問提示手段、告知手段)、入力処理部10、表示装置11、および入力装置12を備えている。一方、視聴管理サーバ4は、データ通信部13、視聴判定部14(視聴判定手段、受信点数算出手段、受信確認キー数算出手段、特定キー受信判定手段、インセンティブ提供手段)、視聴判定データベース15、および視聴結果データベース16を備えている。
放送データ送信機2は、放送番組を表す番組データを含んでいる放送データを、放送データ受信機3に送信する。放送データ受信機3は、送信された放送データを受信することによって、番組を表示装置11に表示させる。これにより視聴者は、表示装置11を通じて番組を視聴する。
(放送データ20)
本実施形態において、放送データ送信機2は、図2に示す構造の放送データ20を放送データ受信機3に送信する。図2は、放送データ20の構造の一例を示す図である。この図に示すように、放送データ20において、番組データ22には、複数の受信確認キー24が多重化されている。
番組データ22は、番組を表すデータである。受信確認キー24は、番組データ22によって表される番組を、放送データ受信部5が受信した否かを判定するために使用されるデータである。このデータは、少なくとも、受信確認キー24であることが識別さえできる構造であればよい。すなわち、すなわち受信確認キー24は、番組データ22によって表される番組を特定するための情報を含んでいてもよく、いなくてもよい。または、受信確認キー24が番組データ22において多重化されている位置が、番組におけるどの場面を表すのか示す情報を、含んでいてもよく、いなくてもよい。
(受信確認キー24の抽出)
放送データ受信機3は、受信した放送データ20から受信確認キー24を抽出する。さらに、抽出した受信確認キー24の数をカウントし、カウント結果を視聴管理サーバ4に送信する。
視聴管理サーバ4は、放送データ受信機3から送信された、受信確認キー24のカウント数を、あらかじめ定められた基準値と比較する。その結果、カウント数が基準値よりも多ければ、視聴者が番組を視聴したと判定する。
このとき視聴管理サーバ4は、図3に示す基準値管理テーブル30を用いる。視聴管理サーバ4において、基準値管理テーブル30は、視聴判定データベース15にあらかじめ形成されている。図3は、基準値管理テーブル30の構成を示す図である。この図に示すように、基準値管理テーブル30は、番組を識別するための番組IDと、視聴者が番組を視聴したか否かを判定するときの基準となる基準値とを、あらかじめ関連付けて格納している。
たとえば、基準値管理テーブル30は、識別子「番組A」に、基準値「5」を関連付けて格納している。また、識別子「番組B」に、基準値「3」を関連付けて格納している。また、識別子「番組C」に、基準値「12」を関連付けて格納している。また、識別子「番組D」に、基準値「7」を関連付けて格納している。
したがって放送データ受信機3は、たとえば、番組Aのデータを含んでいる放送データ20から抽出された受信確認キー24のカウント数が、「5」を超えたときに、視聴者が番組Aを視聴したと判定する。
(処理の流れ)
本実施形態に係る放送システム1が実行する処理の流れを、図4を参照して以下に説明する。図4は、第1の実施形態に係る放送システム1が実行する処理の流れを説明するフローチャートである。
放送データ送信機2は、図2に示す放送データ20を放送データ受信機3に送信する。放送データ受信機3において、放送データ受信部5が、送信された放送データ20を受信する(ステップS41)。放送データ受信部5は、受信した放送データ20を、入力処理部10および受信確認キー抽出部8に出力する。特に図示しないが、入力処理部10は、入力された番組データ22によって表される番組を、表示装置11に表示させる。
受信確認キー抽出部8は、入力された放送データ20に受信確認キー24が含まれているか否かを判定する(ステップS42)。含まれていないと判定したとき(No)、番組の終了であるか否かを判定する(ステップS43)。番組の終了であると判定したとき(Yes)、放送システム1は、図4に示す処理を終了する。一方、番組の終了でないと判定したとき(No)、処理はステップS42に戻る。このとき受信確認キー抽出部8は、再び、放送データ20に受信確認キー24が含まれているか否かを判定する。
一方、ステップS42において、放送データ20に受信確認キー24が含まれていると判定したとき(Yes)、受信確認キー抽出部8は、放送データ20から受信確認キー24を抽出する(ステップS44)。受信確認キー抽出部8は、受信確認キー24を抽出したことを、受信確認処理部7に通知する。これにより受信確認処理部7は、メモリ6に格納されている、受信確認キー24のカウント数を、1つ増やす(ステップS45)。
つぎに、受信確認処理部7は、受信確認キー24のカウント数を、視聴管理サーバ4に送信する(ステップS46)。視聴管理サーバ4では、送信されたカウント数を、データ通信部13が受信する。データ通信部13は、受信したカウント数を、視聴判定部14に出力する。このとき視聴判定部14は、何らかの方法によって、番組の識別子を特定する。たとえば、番組の識別子が「A」であるとする。このとき視聴判定部14は、視聴判定データベース15にアクセスし、基準値管理テーブル30から、番組Aの基準値を取得する。
視聴判定部14は、基準値管理テーブル30から取得した基準値と、データ通信部13から入力されたカウント数とを比較する(ステップS47)。これにより、カウント数が基準値を超えているか否かを判定する(ステップS48)。
ステップS48において、カウント数が基準値を超えていないと判定したとき(No)、視聴判定部14は、特に何もしない。この場合、放送データ受信機3において、ステップS42以降の処理が進む。
一方、ステップS48において、カウント数が基準値を超えていると判定したとき(Yes)、視聴判定部14は、視聴者が番組を視聴したと判定する。これにより視聴判定部14は、視聴者が番組を視聴したことを表すデータを、視聴結果データベース16に保存する。本実施形態では、視聴判定部14は、このデータを、視聴結果データベース16に形成されている視聴結果テーブル50に保存する。
図5は、視聴結果テーブル50の構成を示す図である。視聴結果テーブル50は、図5に示すように、放送データ受信機3を識別するための識別子(受信機ID)と、番組ごとの視聴結果を、互いに関連付けて格納している。たとえば、視聴判定部14が、受信機IDが「1」である放送データ受信機3を用いて、視聴者が番組Aを視聴したと判定したとする。このとき、視聴判定部14は、視聴結果テーブル50において、受信機IDが「1」であり、かつ、番組IDが「A」であるカラムに、「視聴済み」を表すデータを格納する。
このように視聴判定部14は、視聴結果テーブル50を用いることによって、視聴者が番組を視聴したか否かを、番組ごとに、かつ、放送データ受信機3ごとに管理する。
以上のように、視聴判定部14は、単に1つの受信確認キー24を受信確認キー抽出部8が抽出しただけでは、視聴者が番組を視聴したと判定しない。その代わり、受信確認キー抽出部8が抽出した複数の受信確認キー24の数が、あらかじめ定められた基準値を超えるとき、はじめて、視聴者が番組を視聴したと判定する。
受信確認キー抽出部8が複数の受信確認キー24を抽出することは、放送データ受信機3が、ある程度の時間、連続して放送データ20を受信したことを意味する。したがって、視聴者は、一瞬だけチャンネルを切り替えたのではなく、ある程度の時間、番組を続けて視聴していた可能性が高い。これにより視聴判定部14は、視聴者が番組を視聴したことを、より正確に判定できる。
(番組の特定)
放送データ受信機3が受信している番組が何であるのかについて、視聴判定部14は、何らかの方法を用いて特定できればよい。一例として、視聴判定部14は、電子番組表(Electronic Program Guide、EPG)を用いることによって、放送データ受信部5が受信している番組を特定できる。
図6は、EPGデータ66が多重化されている放送データ60の例を示す図である。この図に示すように、放送データ60では、番組データ62に複数の受信確認キー64と、1つのEPGデータ66が多重化されている。EPGデータ66は、EPGを表すデータである。このEPGは、番組を特定するために十分な各種の情報を含んでいる。
放送データ受信部5は、受信した放送データ60から、EPGデータ66を抽出する。抽出したEPGデータ66を、メモリ6に保存する。これにより受信確認キー抽出部8は、受信確認キー64を抽出したときに、さらに、メモリ6に記憶されているEPGデータ66から、番組の情報を取得する。これにより受信確認処理部7は、受信確認キー64のカウント数を視聴管理サーバ4に送信するとき、同時に、取得した番組の情報も送信する。これにより視聴判定部14は、放送データ受信機3から送信された、番組の情報に基づき、番組を特定できる。
以上の番組特定方法はあくまで一例に過ぎない。たとえば放送データ受信機3は、EPGデータ66を、別途、インターネットなどの通信ネットワークを通じて取得することもできる。
(連番の受信確認キー)
放送データ送信機2は、図7に示す構成の放送データ70aおよび70bを、放送データ受信機3に送信することもできる。図7(a)は、連番の受信確認キーが重化されている放送データ70aの構成を示す図である。図7(b)は、連番の受信確認キーが重化されている放送データ70bの構成を示す図である。
図7(a)に示すように、放送データ70aにおいて、番組データ72aに、受信確認キー73、74、および75が多重化されている。一方、図7(b)に示すように、放送データ70bにおいて、番組データ72bに、受信確認キー77、78、および79が多重化されている。
受信確認キー73〜79には、連続する番号が振られている。たとえば、受信確認キー73は、受信確認キーIDとしての「1」を有している。一方、受信確認キー74は、受信確認キーIDとしての「2」を有している。
ここで視聴判定部14は、受信確認キーが多重化されている番組データが、どの番組を表しているのかを、図8に示す番組管理テーブル80を用いて特定する。図8は、番組管理テーブル80の構成を示す図である。番組管理テーブル80は、視聴管理サーバ4において、視聴判定データベース15に格納されている。図8に示すように、番組管理テーブル80は、受信確認キーIDと、番組IDとを関連付けて格納している。
番組管理テーブル80において、受信確認キーIDが「1」であるとき、番組IDは「A」である。したがって視聴判定部14は、この番組管理テーブル80を用いることによって、受信確認キーIDとして「1」を有している受信確認キー73が、番組Aを表す番組データ70に多重化されていることを特定する。すなわち、受信確認キー73が、番組Aについてのキーであることを特定する。同様に、受信確認キー74から76を、番組Aについての受信確認キーであることを特定する。一方、受信確認キー77から79を、番組Bについての受信確認キーだと特定する。
以上のように、視聴判定部14は、番組を特定するための情報が、受信確認キーにあらかじめ含まれていなくても、各種の方法を用いて、受信確認キーに対応する番組を特定できる。以上の番組特定方法はあくまで例示であるに過ぎない。そのため、視聴判定部14は、他に考えられるあらゆる方法によって、受信確認キーに対応する番組を特定できる。
(放送システム1の他の構成)
放送システム1では、視聴判定部14は、必ずしも視聴管理サーバ4に備えられる必要はない。すなわち、放送システム1は、図9に示す構成としても実現できる。図9は、視聴判定部14が放送データ受信機3に備えられている構成の放送システム1を表すブロック図である。
この図に示す放送システム1では、視聴判定部14が、視聴管理サーバ4ではなく放送データ受信機3に備えられている。すなわち、視聴者が番組を視聴したか否かを、視聴管理サーバ4ではなく、放送データ受信機3が判定する。
このとき視聴管理サーバ4は、番組の視聴を判定するための基準値を、放送データ受信機3にあらかじめ提供しておく。具体的には、視聴管理サーバ4において、データ通信部13が、視聴判定データベース15から、基準値管理テーブル30そのものを読み出す。そして、読み出した基準値管理テーブル30を、放送データ受信機3に送信する。
放送データ受信機3においては、視聴判定部14が、送信された基準値管理テーブル30を受信する。これにより視聴判定部14は、基準値管理テーブル30を、メモリ6に格納する。
このとき、放送データ受信機3において、受信確認キー抽出部8は、放送データから抽出した受信確認キーを視聴判定部14に出力する。視聴判定部14は、入力された受信確認キーの数をカウントする。つぎに、メモリ6に保存されている基準値管理テーブル30から、番組の基準値を読み出す。このとき、受信確認キーのカウント数が基準値を超えていたら、視聴判定部14は、視聴者が番組を視聴したと判定する。これにより視聴判定部14は、番組の識別子と、放送データ受信機3の識別子と、視聴者が番組を視聴した知を意味する情報とを、視聴管理サーバ4に送信する。
視聴管理サーバ4では、データ通信部13が、視聴判定部14からの通知を受信する。これによりデータ通信部13が、視聴結果データベース16にアクセスし、受信した受信機IDのカラムに、視聴者が番組を視聴したことを表す「視聴済み」のデータを格納する。すなわち、データ通信部13は、視聴者による番組の視聴結果を、視聴結果テーブル50に格納する。
なお、図9に示す放送システム1も、あくまで、一例に過ぎない。すなわち本発明として構成可能な放送システム1は、図9に示すものに限定されるわけではない。放送システム1では、いずれかの装置に備えられる視聴判定部14が、視聴者が番組を視聴したことを適宜、判定できればよい。
〔実施形態2〕
本発明に係る実施形態について、図10から図14を参照して以下に説明する。
図10は、受信確認キーを特定するための識別子、を含んでいる受信確認キー、が多重化されている放送データ100を構成を示す図である。放送データ100では、番組データ102に、受信確認キー103から107が多重化されている。これらの受信確認キーは、いずれも、受信確認キーを個別に識別するための識別子すなわち受信確認キーIDを含んでいる。したがって、視聴管理サーバ4において、視聴判定部14は、放送データ受信機3から送信された受信確認キーを、それぞれ個別に特定できる。
本実施形態では、視聴判定部14は、図11に示す点数管理テーブル110、および図12に示す基準値管理テーブル120を用いる。以下に、各テーブルについて説明する。図11は、点数管理テーブル110を示す図である。この図に示すように、点数管理テーブル110は、受信確認キーIDと、個別点数とを互いに関連付けて格納している。たとえば、受信確認キーIDが「1」であれば、個別点数は10点である。また、受信確認キーIDが「2」であれば、個別点数は20点である。
視聴判定部14は、入力された受信確認キーのIDに対応する個別点数を、点数管理テーブル110から読み出す。読み出した個別点数を、それまでに算出していた合計点数に加算する。こうして、放送データ受信機3が受信している放送データ100の番組に関する、放送データ受信機3が取得した受信点数を算出する。こうして、算出した受信点数を、基準値管理テーブル120から読み出した基準値と比較する。
(処理の流れ)
本実施形態に係る放送システム1が実行する処理について、図13を参照して以下に説明する。図13は、第2の実施形態に係る放送システム1が実行する処理の流れを説明するフローチャートである。なお、図13に示すステップS41からS44、およびS49については、図4に示す対応ステップと本質的に同様の処理なので、説明を省略する。
ステップS131において、受信確認処理部7は、入力された受信確認キーの情報を、視聴管理サーバ4に送信する(ステップS131)。このとき受信確認処理部7は、入力された受信確認キーそのものを送信することもできるし、受信確認キーに含まれている、受信確認キーIDを送信することもできる。いずれにせよ、少なくとも、受信確認キーを特定できるのに十分な情報を、視聴管理サーバ4に送信すればよい。
視聴管理サーバ4において、データ通信部13が、受信確認処理部7によって送信された、受信確認キーの情報を受信する。データ通信部13は、受信した情報を視聴判定部14に出力する。視聴判定部14は、入力された受信確認キーの情報から、受信確認キーの識別子すなわち受信確認キーIDを抽出する。これにより視聴判定部14は、視聴判定データベース15にアクセスし、基準値管理テーブル120から、抽出した受信確認キーIDに関連付けて格納されている個別点数を読み出す。たとえば、受信確認キーIDが「1」であれば、図11に示すように、「10」点を読み出す。
視聴判定部14は、読み出した個別点数を、算出済みの累積点数に加算する。これにより、放送データ受信機3が取得した受信点数を算出する(ステップS132)。
視聴判定部14は、算出した受信点数を、あらかじめ定められた基準値と比較する(ステップS133)。このとき、視聴判定データベース15にアクセスし、基準値管理テーブル120から、入力された番組IDに関連付けて格納されている基準値を読み出す。たとえば、入力された番組IDが「A」であれば、基準値として「50」を読み出す。こうして視聴判定部14は、基準値管理テーブル120から読み出した基準値と、算出した受信点数とを比較する。これにより、受信点数が基準値を超えているか否かを判定する(ステップS134)。
ステップS134において、受信点数が基準値を超えていると判定したとき(Yes)、視聴判定部14は、放送データ受信機3において、視聴者が番組を視聴したと判定する。これにより視聴判定部14は、視聴結果データベース16にアクセスし、視聴結果テーブル50に視聴結果を保存する(ステップS49)。保存の方法は実施形態1と同様なので、説明を省略する。
一方、ステップS134において、受信点数が基準値を超えていないと判定したとき(No)、視聴判定部14は、視聴者がまだ番組を視聴していないと判定する。このとき図13に示す処理はステップS42に戻る。
以上の処理によって、視聴判定部14は、視聴者が番組を視聴したか否かを、より正確に判定できる。
(受信が必須の受信確認キー)
なお、視聴判定部14は、放送データ100に多重化されている受信確認キーのうち、あらかじめ定められた少なくとも1つの必須のキーを放送データ受信機3が受信し、かつ、放送データ受信機3が受信した複数の受信確認キーから算出できる受信点数が、あらかじめ定められた基準値を超えていると判定するときに、放送データ受信機3において視聴者が番組を視聴したと判定することもできる。
このとき、放送システム1において、受信確認キーに、受信することが必須であるが否かが、あらかじめ決定されている。具体的には、視聴判定部14は、図14に示す点数管理テーブル140を用いる。図14は、点数管理テーブル140を示す図である。
点数管理テーブル140は、受信確認キーIDごとに、判定ビットの値があらかじめ格納している。この判定ビットは、対応する受信確認キーの受信が必須であるか否かを表すものである。判定ビットが「1」であれば、対応する受信確認キーの受信が必須であることを意味する。
たとえば、受信確認キーIDが「1」であるとき、判定ビットは「0」である。したがって、視聴判定部14は、放送データ受信部5が、ID「1」の受信確認キーを受信したとしても、いまだ、受信が必須の受信確認キーを受信していないと判定する。
ここで、放送データ受信機3が、受信確認キーIDがそれぞれ1、2、3、および5である4つの受信確認キーを受信したとする。このとき、視聴判定部14は、放送データ受信機3の受信点数として、10+20+10+40=70を算出する。こうして算出した受信点数は、番組Aの視聴基準値である「50」を超えている。しかし、放送データ受信機3は、判定ビットが「1」であるID「4」の受信確認キーを受信していない。これにより視聴判定部14は、放送データ受信機3において番組を視聴していなかったと判定する。
ここで、判定ビットが「1」である受信確認キーは、番組における重要な場面に設定されていればよい。
〔実施形態3〕
本発明に係る第3の実施形態について、図15から図22を参照して以下に説明する。なお、実施形態1または2において説明済みの部材については、重複した説明を省略する。
まず、本実施形態に係る放送システム1について、図15を参照して以下に説明する。図15は、第3の実施形態に係る放送システム1の要部構成を示すブロック図である。この図の放送システム1では、放送データ受信機3は、図1に示す各部材に加え、さらに、質問データ抽出部17を備えている。また、視聴管理サーバ4は、図1に示す各部材に加え、さらに、質問データベース18を備えている。質問データ抽出部17、および質問データベース18については後述する。
(放送データ160)
本実施形態では、放送データ送信機2は、一例として、図16に示す放送データ160を、放送データ受信機3に送信する。以下に、まず、放送データ160について説明する。図16は、1つの質問データ166があらかじめ多重化されている放送データ160を示す図である。
この図に示すように、放送データ160において、番組データ162には、複数の受信確認キーと、1つの質問データ166とが多重化されている。放送データ送信機2は、この構成の放送データ160を、放送データ受信機3に送信する。
放送データ受信機3において、質問データ抽出部17は、放送データ160から質問データ166を抽出し、表示処理部9に出力する。表示処理部9は、入力された質問データ166が表す質問を、表示装置11に表示させる。この質問は、放送データ受信機3が受信している番組に関するものである。表示装置11に表示された質問を確認した視聴者は、入力装置12を通じて、回答を入力する。放送データ受信機3は、入力された回答を視聴管理サーバ4に送信する。
(質問管理テーブル170)
本実施形態では、視聴判定部14が、視聴者の回答が正解であるか否かを、質問管理テーブル170に基づき判定する。質問管理テーブル170は、視聴管理サーバ4において、質問データベース18に形成されている。
図17は、質問管理テーブル170の構成を示す図である。この図に示すように、質問管理テーブル170は、質問IDと、質問データと、正答データとを、互いに関連付けて格納している。
質問IDは、質問を特定するための識別子である。この質問IDは、放送データ160において、あらかじめ質問データ166に含まれている。質問データは、視聴者に提示する質問を表すデータである。正答データは、質問に対する回答の正解を表すデータである。図17に示すように、質問管理テーブル170は、たとえば、質問ID「A」と、質問データ「今流れている曲のタイトルは?」と、正答データ「曲C」とを関連付けて格納している。
(質問の表示例)
放送データ受信機3は、質問データ166によって表される質問を、表示装置11に表示させる。たとえば、図18に示すように、「今流れている曲のタイトルは?」という質問を、表示装置11の表示画面181に表示させる。この表示を格納した視聴者は、入力装置12を用いて、回答欄182に、回答を入力する。回答の入力後、視聴者は、送信ボタン183を押下する。これにより放送データ受信機3は、入力された回答のデータを視聴管理サーバ4に送信する。
(処理の流れ)
本実施形態の放送システム1における処理の流れについて、図19を参照して以下に説明する。図19は、第3の実施形態に係る放送システム1における処理の流れを説明するフローチャートである。この図において、ステップS41からS43については、本質的に図4の各ステップと同じであるため、説明を省略する。
受信確認キー抽出部8は、放送データ160から、受信確認キー164を抽出する(ステップS44)。これにより受信確認処理部7は、受信確認キー抽出部8が受信確認キーを抽出したことを、視聴管理サーバ4に通知する(ステップS191)。
視聴管理サーバ4において、視聴判定部14は、受信確認処理部7からの通知に基づき、放送データ受信機3が少なくとも1つの受信確認キーを受信したと判定する。これにより視聴判定部14は、番組に関する質問を、視聴者に提供してもよいと判定する。なお、この時点では、まだ、視聴者が番組を視聴したとは判定しない。
視聴判定部14は、放送データ受信機3に、質問の提示を許可することを通知する(ステップS192)。放送データ受信機3において、この通知を受けた受信確認処理部7は、質問の提示許可を、質問データ抽出部17に出力する。これにより質問データ抽出部17は、放送データ166に質問データ166が多重化されていることを確認したとき、放送データ160から質問データ166を抽出する。質問データ抽出部17は、抽出した質問データ166を表示処理部9に出力する。一方、質問データ166に含まれている質問IDを、受信確認処理部7に出力する。
表示処理部9は、入力された質問データ166によって表される質問を、表示装置11に表示させる。この表示を確認した視聴者は、入力装置12を通じて、回答を入力する。この回答入力を、入力処理部10が受け付ける(ステップS194)。これにより入力処理部10は、受け付けた回答を表す回答データを生成する。入力処理部10は、生成した回答データを受信確認処理部7に出力する。受信確認処理部7は、入力された回答データを、質問IDと共に、視聴管理サーバ4に送信する(ステップS195)。
視聴管理サーバ4では、送信された回答データおよび質問IDを、データ通信部13が受信する。データ通信部13は、受信した回答データおよび質問IDを、視聴判定部14に出力する。視聴判定部14は、質問データベース18にアクセスし、質問管理テーブル170から、入力された質問IDに関連付けて格納されている正答データを、取得する。そして、質問管理テーブル170から取得した正答データと、入力された回答データとを比較する。これにより、視聴者が放送データ受信機3に入力した回答が、正しいか否かを判定する(ステップS196)。
ステップS196において、回答を正しいと判定したとき(Yes)、視聴判定部14は、視聴者が番組を視聴したと判定する。これにより視聴判定部14は、視聴結果データベース16にアクセスし、視聴者の視聴結果を、視聴結果テーブル50に格納する。たとえば、受信機IDが「1」である放送データ受信機3において、視聴者が番組Aを視聴したと判定したとき、視聴結果テーブル50内の、受信機IDが「1」かつ番組IDが「A」であるカラムに、「視聴済み」のデータを格納する。
以上の処理によって、視聴判定部14は、放送データ受信機3において、表示装置11が表示している番組についての質問に、視聴者が、正しく答えたときに、視聴者が番組を視聴したと判定する。したがって、視聴者が番組を視聴したかどうかを、より正確に判定できる。
なお、質問データ166は、必ずしも、番組データ162に多重化されていなくてもよい。この場合、放送データ受信機3は、別途、インターネットなどの通信回線を通じて、番組についての質問を表す質問データをあらかじめ取得し、所定のデータベースに格納しておく。
また、放送データ送信機2は、放送データ受信機3に、あらかじめ質問提示指示キーが多重化されている放送データ160を送信する。この質問提示指示キーは、質問の提示を指示するキーである。質問提示指示キーを放送データ受信部5が受信したあと、表示処理部9は、上記データベースから質問データを取得し、当該質問データが表す質問を、ディスプレイ11に表示させる。
すなわち表示処理部9は、質問提示指示キーの受信タイミングに応じて、質問を視聴者に提示することができる。これにより、放送受信装置は、あらかじめ質問データが番組に多重化されていなくても、正確なタイミングで確実に質問を視聴者に提示することができる。
(視聴ポイントの加算)
本実施形態では、視聴判定部14は、視聴者が番組を視聴したと判定したとき、視聴者に(より正確には放送データ受信機3に)、インセンティブを与えることができる。具体的には、視聴判定部14は、図20に示す加算ポイント管理テーブル200、および、図21に示す累積ポイント管理テーブル210を用いて、視聴者に与えるインセンティブを管理する。
なお、視聴管理サーバ4において、加算ポイント管理テーブル200は、視聴判定データベース15にあらかじめ形成されている。一方、累積ポイント管理テーブル210は、視聴結果データベース16にあらかじめ作成されている。
(加算ポイント管理テーブル200)
加算ポイント管理テーブル200の一例について、図20を参照して以下に説明する。図20は、加算ポイント管理テーブル200の一例を表す図である。この図に示すように、加算ポイント管理テーブル200は、番組IDと、加算ポイントとを、互いに関連付けて格納している。
視聴者が番組を視聴したと判定したとき、視聴判定部14は、視聴判定データベース15にアクセスする。これにより視聴判定部14は、加算ポイント管理テーブル200から、入力された番組IDに対応する加算ポイントを取得する。
図21は、累積ポイント管理テーブル210の構成を示す図である。この図に示すように、受信機IDと、累積ポイントとを関連付けて格納している。視聴判定部14は、視聴結果データベース16にアクセスする。これにより、累積ポイント管理テーブル210から、入力された受信機IDに対応する累積ポイントを読み出す。また、累積ポイント管理テーブル210から読み出した累積ポイントに、加算ポイント管理テーブル200から読み出した加算ポイントを加算する。これにより、放送データ受信機3の新たな累積ポイントを算出する。
こうして視聴判定部14は、算出した新たな累積ポイントを、受信機IDを指定した上で、再び、累積ポイント管理テーブル210に格納する。すなわち、以上の処理によって、受信機IDごとに、累積ポイントを更新する。
(まとめ)
以上のように放送データ受信機3は、次の条件1および2が両方とも成立したとき、視聴者に視聴ポイントを与える。
・条件1:受信確認キー抽出部8が放送データ220から受信確認キーを抽出する
・条件2:視聴者の回答が正解である
ここで視聴者が、放送データ受信機3の電源を入れ、表示装置11を付けっぱなしに、番組をただ単に表示させたとする。すなわち視聴者は、番組を実際には視聴していないにも関わらず、不正に視聴ポイントを得ようとしている。ところが、このとき上記の条件1は成立するものの、条件2は成立しない。なぜなら、視聴者が質問に回答しないからである。
したがって視聴判定部14は、視聴者が表示装置11を付けっぱなしにして、番組を単に表示させただけの場合に、本来なら与える必要のない視聴ポイントを与えなくて済む。すなわち、視聴者が不正に視聴ポイントを得ることを確実に防止できる。
また、放送データ受信機3は、条件1が満たされたとき初めて、視聴者に質問を提示してもよい。すなわち、条件1が満たされていない状況では、質問を提示しなくてもよい。この場合、視聴者は番組の視聴に集中できる。言い換えれば、視聴者に無用な混乱を与えなくて済む。さらに、放送データ受信機3は、視聴者が番組を視聴しないで質問だけに答えるような行為を、排除できる。
また、放送データ受信機3において、条件1が満たされていないとき、すなわち、番組を受信しているけれども、受信確認キーを未だ受信できていないとき、表示処理部9(告知手段)は、視聴者に提供するインセンティブについての情報を、視聴者に告知してもよい。具体的には、表示処理部9は、ディスプレイ11に、一定時間の番組視聴を続ければ質問が表示されることや、質問に正解すれば一定数の視聴ポイントが得られることなどを、メッセージとして表示させる。これにより視聴者は、インセンティブを獲得しようとして、番組の視聴を続ける。したがって放送データ受信機3は、番組の視聴率を向上させることができる。
また、表示処理部9は、視聴判定部14によって、視聴者が番組を視聴したと判定されたとき、番組に関する質問を番組の視聴者に提示してもよい。この場合、質問に対して視聴者が正しく回答したとき、視聴判定部14が、視聴者にインセンティブを提供する。たとえば視聴判定部14は、有償の番組を無償で視聴できる権利を視聴者に提供する。あるいは、視聴した番組の数に応じて、番組視聴代金を値引きする。
これにより放送受信装置3は、視聴者による番組視聴の意欲を高めることができる。その結果として、番組の視聴率を向上できる。また、視聴者が番組を見たと判定できないときには、視聴者に質問を提示しない。したがって、不正にインセンティブを得ようとする視聴者の行為を防止できる。
また、表示処理部9は、視聴判定部14によって、視聴者が番組を未だ視聴していないと判定されたとき、インセンティブについての情報を視聴者に告知してもよい。たとえば、番組の一定時間視聴すれば、問題を出題すること、および、この問題に正しく回答すれば、一定のインセンティブを与えることなどを、視聴者に告知する。これにより視聴者は、インセンティブを獲得するために、番組の視聴を続けようとする。また、質問が提示されたとき、正確に答えようと努める。したがって放送受信装置3は、番組の視聴率をより向上させることができる。
(ポイントの加算方法)
視聴者が番組を視聴したことによって取得できるポイントは、上記の例に限定されない。たとえば視聴判定部14は、新番組を視聴者が視聴したときに累積ポイントに加算する視聴ポイントを、既存の番組を視聴者が視聴したときに累積ポイントに加算する視聴ポイントよりも、多くしてもよい。取得できる視聴ポイントがより多いほど、視聴者が番組を視聴する可能性は高まる。したがって視聴管理サーバ4は、新番組の視聴率をより高くすることができる。
(付加サービスの提供)
放送データ受信機3は、受信機IDごとに管理している累積ポイントを用いて、任意の付加サービスを、視聴者に提供することもできる。この付加サービスは、放送局が発生する番組の視聴率を高めるためのものである。
たとえば視聴管理サーバ4は、放送データ送信機2に次の指示を出すことができる。すなわち、累積ポイントがある特定のポイントを超えた放送データ受信機3に、本来であれば有償の番組を無償で送信するする指示を出す。有償の番組を無料で視聴できるのなら、視聴者は、当該番組をより積極的に視聴する。これにより視聴管理サーバ4は、放送データ送信機2を用いる放送局が放送する番組の視聴率を、より高めることができる。
また、視聴率が高くなれば、それだけ、放送局が番組と同時に放送する広告の価値が、より高まる。なぜなら、より多くの人が番組を視聴した結果、より多くの人が広告も視聴するからである。これにより広告主は、広告の放送により得られる広告効果を、より高めることができる。また、放送局は、広告主からより高い広告料を得ることができる。
また、視聴判定部14は、定期的に続けて放送される一連の番組を視聴者が全て視聴したと判定できるときに、特定のサービス視聴ポイントを提供してもよい。このとき視聴者が、一連の番組を全て視聴しようとする意欲が高まる。したがって、各番組の視聴率をそれぞれ高めることができる。
(自社ウェブサイトへの誘導)
また、放送データ送信機2を用いる放送局が、自社が放送する番組に関連するウェブサイトを運営している場合を想定する。この状況において、視聴管理サーバ4は、累積ポイントに残高に応じて、放送事業者のウェブサイトにおける特定のサービスを受けられるようにしてもよい。たとえば放送局は、自社ウェブサイトにおいて、パスワードを入力しないとアクセスできない特定のウェブページを用意する。視聴管理サーバ4は、累積ポイントが基準を超えた放送データ受信機3に、そのパスワードを通知する。これにより、視聴者は、取得したパスワードを用いて、放送局が用意している、特定のウェブページにアクセスできようになる。
以上の構成によれば、放送局の提供する特別のウェブページにアクセスしようとして、視聴者は、番組をより熱心に視聴する。したがって、放送システム1は、番組の視聴率をより高めることができる。
このように、本実施形態に係る放送システム1は、視聴者、放送局、および広告主のいずれにも、高い付加価値を提供できる。
(視聴ポイントのその他利用)
また、放送局は、上記の視聴ポイントを、放送局が放送するショッピングチャンネルにおいて、視聴者が商品を購入できる権利としても利用できる。さらに、ドラマ番組の中で、出演者が着用している衣服を購入できる権利としても利用できる。さらに、有料番組を値引きするため権利としても利用できる。すなわち放送局は、視聴管理サーバ4において受信機IDごとに蓄積されている視聴ポイントを、番組の視聴率を高めるための、あらゆる方法に活用できる。
(複数の質問)
放送データに多重化されている質問データ数は、1つに限定されない。複数であってもよい。すなわち放送データ送信機2は、複数の質問データが多重化されている放送データを、放送データ受信機3に送信することもできる。この例について、図22を参照して以下に説明する。
図22は、複数の質問データがあらかじめ多重化されている放送データ220を示す図である。この図に示すように、放送データ220において、番組データ222には、受信確認キー224および245があらかじめ多重化されている。さらに、3つの質問データすなわち質問Xデータ226、質問Yデータ227、および質問Zデータ228も、番組データ222に多重化されている。
質問Xデータ226は、質問Xを表す。質問Yデータ227は、質問Yを表す。質問Zデータ228は、質問Zを表す。質問X、Y、およびZは、いずれも、番組データ222によって表される番組に関連する。かつ、互いに異なる質問でもある。
放送データ受信機3が放送データ220を受信したとき、質問データ抽出部17は、番組データ222に多重化されている質問Xデータ226、質問Yデータ227、および質問Zデータ228を、それぞれ抽出する。これにより表示処理部9は、たとえば、番組データ222によって表される番組を表示装置11に表示させるとともに、質問Xデータ226によって表された質問Xを、同時に表示させる。したがって、番組の進行に伴い、表示装置11は、順次、質問X、質問Y,および質問Zを表示する。視聴者は、それぞれの質問に対して、回答する。
このとき、視聴判定部14は、以下に示す条件1が成立し、かつ、以下に示す条件2から4のうち、少なくとも1つが成立したときに、視聴者が番組を視聴したと判定することができる。
・条件1:受信確認キー抽出部8が、放送データ220から受信確認キーを抽出する
・条件2:質問Xに対する視聴者の回答が正解である
・条件3:質問Yに対する視聴者の回答が正解である
・条件4:質問Zに対する視聴者の回答が正解である
または、視聴判定部14は、上記の条件1が成立し、かつ、上記の条件2から4の全てが成立したときに、視聴者が番組を視聴したと判定することもできる。ここで、複数の回答の全てが正しいことは、視聴者が漠然と番組を視聴していたのではなく、高い関心を持って見ていた可能性が高いことを意味する。したがって視聴判定部14は、視聴者が番組をきちんと視聴していたと判定できる。
あるいは、視聴判定部14は、上記の条件1が成立し、かつ、上記の条件2から4のうち、あらかじめ定められている特定の条件が成立したときに、視聴者が番組を視聴したと判定することもできる。すなわち、特定の質問に対する回答が正解でないなら、視聴者が番組を視聴していなかったと判定することになる。このとき特定の質問が、番組の核心を問うようなものであれば、その質問を視聴者が正しく回答できたことは、それだけきちんと番組を視聴していたことを意味する。したがって視聴判定部14は、視聴者が番組を確かに視聴していたと判定できる。
(各種の変形例)
なお、本発明は上述した実施形態に限定されるものではなく、請求項に示した範囲で種々の変更が可能 なお、本発明は上述した実施形態に限定されるものではなく、請求項に示した範囲で種々の変更が可能である。すなわち、請求項に示した範囲で適宜変更した技術的手段を組み合わせて得られる実施形態についても、本発明の技術的範囲に含まれる。
たとえば、受信確認キーは、放送データにおいて、番組データに一定間隔で多重化されていればよい。たとえば、1分ごと、5分ごと、あるいは10分ごとであればよい。この構成は、たとえば番組が、天気予報やニュースなど、次に何が放送されるのか、事前に予測できない性質のものであるときに特に有効である。
なお、受信確認キーは、放送データにおいて、番組データに一定ではなく、適宜、任意の間隔をおいて多重化されていてもよい。たとえば受信確認キーは、番組データ内における、番組内の重要な場面を表す箇所に多重化されていてもよい。あるいは、番組データ内における、番組内のコマーシャルを表す箇所に多重化されていてもよい。
放送データ受信機3は、テレビジョン装置など、番組を受信して再生できる装置であれば、どのような装置でもかまわない。好ましくは、テレビ機能を有する携帯電話装置であることが好ましい。
入力装置12は、キーボードおよびマウスなど、視聴者が何らかの情報を放送データ受信機3に入力できるものであればよい。また、入力装置12と放送データ受信機3とは、分離されていてもよい。たとえば、入力装置12は放送データ受信機3を操作するためのリモコンであってもよい。このとき視聴者が入力された情報を、入力装置12は、IRSimpleプロトコルなどの任意の無線通信プロトコルに従い、無線によって放送データ受信機3に送信することもできる。
受信確認処理部7は、放送データ受信部5が受信している番組が、どのチャンネルのものであるのかを、任意の方法によって特定できればよい。たとえば、放送データにあらかじめ埋め込まれている、チャンネルを特定する識別子によって、番組のチャンネルを特定することができる。
(視聴判定プログラムおよび記録媒体)
最後に、放送データ受信機3に含まれている各ブロックは、ハードウェアロジックによって構成すればよい。または、次のように、CPU(Central Processing Unit)を用いてソフトウェアによって実現してもよい。
すなわち、放送データ受信機3は、各機能を実現する制御プログラムの命令を実行するCPU、この制御プログラムを格納したROM(Read Only Memory)、上記制御プログラムを実行可能な形式に展開するRAM(Random Access Memory)、および、上記制御プログラムおよび各種データを格納するメモリ等の記憶装置(記録媒体)を備えている。
この構成により、本発明の目的は、所定の記録媒体によっても、達成できる。この記録媒体は、上述した機能を実現するソフトウェアである放送データ受信機3の制御プログラムのプログラムコード(実行形式プログラム、中間コードプログラム、ソースプログラム)をコンピュータで読み取り可能に記録していればよい。この記録媒体は、放送データ受信機3はに供給される。これにより、コンピュータとしての放送データ受信機3(またはCPUやMPU)が、供給された記録媒体に記録されているプログラムコードを読み出し、実行すればよい。
プログラムコードを放送データ受信機3に供給する記録媒体は、特定の構造または種類のものに限定されない。すなわち、この記録媒体は、たとえば、磁気テープやカセットテープ等のテープ系、フロッピー(登録商標)ディスク/ハードディスク等の磁気ディスクやCD−ROM/MO/MD/DVD/CD−R等の光ディスクを含むディスク系、ICカード(メモリカードを含む)/光カード等のカード系、あるいはマスクROM/EPROM/EEPROM/フラッシュROM等の半導体メモリ系などとすることができる。
また、放送データ受信機3を、通信ネットワークと接続可能に構成しても、本発明の目的を達成できる。この場合、上記のプログラムコードを、通信ネットワークを介して放送データ受信機3に供給する。この通信ネットワークは、放送データ受信機3にプログラムコードを供給できるものであればよく、特定の種類または形態に限定されない。たとえば、インターネット、イントラネット、エキストラネット、LAN、ISDN、VAN、CATV通信網、仮想専用網(Virtual Private Network)、電話回線網、移動体通信網、衛星通信網等であればよい。
この通信ネットワークを構成する伝送媒体も、プログラムコードを伝送可能な任意の媒体であればよく、特定の構成または種類のものに限定されない。たとえば、IEEE1394、USB(Universal Serial Bus)、電力線搬送、ケーブルTV回線、電話線、ADSL(Asymmetric Digital Subscriber Line)回線等の有線でも、IrDAやリモコンのような赤外線、Bluetooth(登録商標)、802.11無線、HDR、携帯電話網、衛星回線、地上波デジタル網等の無線でも利用可能である。なお、本発明は、上記プログラムコードが電子的な伝送で具現化された、搬送波に埋め込まれたコンピュータデータ信号の形態でも実現され得る。
なお、視聴管理サーバ4も、放送データ受信機3と同様に、プログラムおよび記録媒体として実現できる。すなわち、放送データ受信機3を対象とした上記の説明は、視聴管理サーバ4にも同様に当てはまることである。
本発明は、視聴者が番組を視聴したか否かを正確に判定できる放送システムとして、幅広く利用できる。
第1の実施形態に係る放送システム1の要部構成を示す図である。 放送データの構造の一例を示す図である。 基準値管理テーブルの構成を示す図である。 第1の実施形態に係る放送システムが実行する処理の流れを説明するフローチャートである。 視聴結果テーブルの構成を示す図である。 EPGデータが多重化されている放送データの例を示す図である。 連番の受信確認キーがそれぞれ多重化されている、第1の放送データおよび第2の放送データの構成を表す図である 番組管理テーブルの構成を示す図である。 視聴判定部が放送データ受信機に備えられている構成の放送システムを表すブロック図である。 受信確認キーを特定するための識別子を含んでいる受信確認キーが多重化されている放送データを構成を示す図である。 点数管理テーブルを示す図である。 基準値管理テーブルの構成を示す図である。 第2の実施形態に係る放送システムが実行する処理の流れを説明するフローチャートである。 点数管理テーブルを示す図である。 第3の実施形態に係る放送システムの要部構成を示すブロック図である。 1つの質問データがあらかじめ多重化されている放送データを示す図である。 質問管理テーブルの構成を示す図である。 番組に関する質問を表示している表示装置を示す図である。 第3の実施形態に係る放送システムにおける処理の流れを説明するフローチャートである。 加算ポイント管理テーブルの一例を表す図である。 累積ポイント管理テーブルの構成を示す図である。 複数の質問データがあらかじめ多重化されている放送データを示す図である。
符号の説明
1 放送システム
2 放送データ送信機(放送送信装置)
3 放送データ受信機(放送受信装置)
4 視聴管理サーバ
5 放送データ受信部(受信手段)
6 メモリ
7 受信確認処理部(受信確認キー数算出手段、特定キー受信判定手段)
8 受信確認キー抽出部
9 表示処理部(質問提示手段、告知手段)
10 入力処理部
11 表示装置
12 入力装置
13 データ通信部
14 視聴判定部(視聴判定手段、受信点数算出手段、受信確認キー数算出手段、特定キー受信判定手段、インセンティブ提供手段)
15 視聴判定データベース
16 視聴結果データベース
17 質問データ抽出部
18 質問データベース

Claims (33)

  1. 放送される番組を受信すると共に、当該番組の受信を確認するための複数の受信確認キーを、順次、受信する放送受信装置であって、
    上記番組を表す番組データに多重化された上記受信確認キーを、上記番組の受信と共に、順次、受信する受信手段と、
    上記受信手段によって受信された上記受信確認キーの数が、あらかじめ定められた基準値を超えるとき、視聴者が上記番組を視聴したと判定する視聴判定手段とを備えていることを特徴とする放送受信装置。
  2. 放送される番組を受信すると共に、当該番組の受信を確認するための複数の受信確認キーを、順次、受信する放送受信装置であって、
    上記番組を表す番組データに多重化された上記受信確認キーを、上記番組の受信と共に、順次、受信する受信手段と、
    上記受信手段によって、あらかじめ定められた少なくとも1つの特定の上記受信確認キーが受信され、かつ、上記受信手段によって受信された上記受信確認キーの数が、あらかじめ定められた基準値を超えるとき、視聴者が上記番組を視聴したと判定する視聴判定手段とを備えていることを特徴とする放送受信装置。
  3. 放送される番組を受信すると共に、当該番組の受信を確認するための複数の受信確認キーを、順次、受信する放送受信装置であって、
    上記番組を表す番組データに多重化された上記受信確認キーを、上記番組の受信と共に、順次、受信する受信手段と、
    上記受信確認キーごとにあらかじめ設定されている個別点数を、上記受信された受信確認キーごとに加算することによって、受信点数を算出する受信点数算出手段と、
    上記算出された受信点数が、あらかじめ定められた基準値を超えるとき、視聴者が上記番組を視聴したと判定する視聴判定手段とを備えていることを特徴とする放送受信装置。
  4. 放送される番組を受信すると共に、当該番組の受信を確認するための複数の受信確認キーを、順次、受信する放送受信装置であって、
    上記番組を表す番組データに多重化された上記受信確認キーを、上記番組の受信と共に、順次、受信する受信手段と、
    上記受信確認キーごとにあらかじめ設定されている個別点数を、上記受信された受信確認キーごとに加算することによって、受信点数を算出する受信点数算出手段と、
    上記受信手段によって、あらかじめ定められた少なくとも1つの特定の上記受信確認キーが受信され、かつ、上記算出された受信点数が、あらかじめ定められた基準値を超えるとき、視聴者が上記番組を視聴したと判定する視聴判定手段とを備えていることを特徴とする放送受信装置。
  5. 放送される番組を受信する放送受信装置であって、
    上記番組を表す番組データに多重化された質問データを、上記番組の受信と共に、順次、受信する受信手段と、
    上記受信手段によって上記番組が受信されているとき、上記番組に関する質問を、上記質問データに基いて上記番組の視聴者に提示する質問提示手段と、
    質問IDと質問データと正答データとを互いに関連付けた質問管理テーブルに基づいて、上記提示された質問に対する視聴者の回答の正誤を判定し、上記回答が正しいとき、上記視聴者が上記番組を視聴したと判定する視聴判定手段とを備えていることを特徴とする放送受信装置。
  6. 放送される番組を受信すると共に、当該番組の受信を確認するための少なくとも1つの受信確認キーを受信する放送受信装置であって、
    上記番組を表す番組データに多重化された上記受信確認キーを、上記番組の受信と共に、順次、受信する受信手段と、
    上記受信手段によって上記受信確認キーが受信されたあとに、上記番組に関する質問を、上記番組の視聴者に提示する質問提示手段と、
    上記提示された質問に対する視聴者の回答が正しいとき、上記視聴者が上記番組を視聴したと判定する視聴判定手段とを備えていることを特徴とする放送受信装置。
  7. 上記受信手段は、上記番組を受信すると共に、上記質問の提示を指示する質問提示指示キーを受信し、
    上記質問提示手段は、上記受信手段によって上記質問提示指示キーが受信されたあとに、上記番組に関する質問を、上記番組の視聴者に提示することを特徴とする請求項5または6に記載の放送受信装置。
  8. 上記受信確認キーは、上記番組を識別するための番組識別子を含んでおり、
    上記視聴判定手段は、上記番組識別子に基づき、上記番組の基準値を特定することを特徴とする請求項1から6のいずれか1項に記載の放送受信装置。
  9. 上記受信確認キーは、上記番組内の場面を表す箇所に多重化された場面識別子を含んでおり、
    上記視聴判定手段は、上記場面識別子に基づき、上記番組内の上記場面を、上記視聴者が視聴したと判定することを特徴とする請求項1から6のいずれか1項に記載の放送受信装置。
  10. 上記視聴判定手段は、上記番組についての番組情報に基づき、上記番組を特定することを特徴とする請求項1から6のいずれか1項に記載の放送受信装置。
  11. 上記受信確認キーは、番組IDと関連付けられた受信確認キーIDを有しており、
    上記視聴判定手段は、上記受信手段が受信した受信確認キーと、上記受信確認キーIDと上記番組IDとが関連付けられて格納された番組管理テーブルとに基づき、上記番組を特定することを特徴とする請求項1から6のいずれか1項に記載の放送受信装置。
  12. 上記視聴判定手段によって、上記視聴者が上記番組を視聴したと判定されたとき、上記視聴者に対してインセンティブを提供するインセンティブ提供手段をさらに備えていることを特徴とする請求項1から6のいずれか1項に記載の放送受信装置。
  13. 上記視聴判定手段によって、上記視聴者が上記番組を視聴したと判定されたとき、上記視聴者に対してインセンティブを提供するインセンティブ提供手段と、
    上記受信手段によって上記受信確認キーが未だ受信されていないとき、上記インセンティブについての情報を視聴者に告知する告知手段をさらに備えていることを特徴とする請求項5または6に記載の放送受信装置。
  14. 上記視聴判定手段によって、上記視聴者が上記番組を視聴したと判定されたとき、上記番組に関する質問を、上記番組の視聴者に提示する質問提示手段と、
    上記提示された質問に対する視聴者の回答が正しいとき、上記視聴者に対してインセンティブを提供するインセンティブ提供手段とをさらに備えていることを特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載の放送受信装置。
  15. 上記視聴判定手段によって、上記視聴者が上記番組を未だ視聴していないと判定されたとき、上記インセンティブについての情報を視聴者に告知する告知手段をさらに備えていることを特徴とする請求項14に記載の放送受信装置。
  16. 放送される番組を受信すると共に、当該番組の受信を確認するために上記番組を表す番組データに多重化された複数の受信確認キーを、上記番組の受信と共に、順次、受信する受信ステップと、
    上記受信ステップにおいて受信された上記受信確認キーの数が、あらかじめ定められた基準値を超えるとき、視聴者が上記番組を視聴したと判定する視聴判定ステップとを含んでいることを特徴とする視聴判定方法。
  17. 放送される番組を受信すると共に、当該番組の受信を確認するために上記番組を表す番組データに多重化された複数の受信確認キーを、上記番組の受信と共に、順次、受信する受信ステップと、
    上記受信ステップにおいて、あらかじめ定められた少なくとも1つの特定の上記受信確認キーが受信され、かつ、上記受信ステップにおいて受信された上記受信確認キーの数が、あらかじめ定められた基準値を超えるとき、視聴者が上記番組を視聴したと判定する視聴判定ステップとを含んでいることを特徴とする視聴判定方法。
  18. 放送される番組を受信すると共に、当該番組の受信を確認するために上記番組を表す番組データに多重化された複数の受信確認キーを、上記番組の受信と共に、順次、受信する受信ステップと、
    上記受信確認キーごとにあらかじめ設定されている個別点数を、上記受信された受信確認キーごとに加算することによって、受信点数を算出する受信点数算出ステップと、
    上記算出された受信点数が、あらかじめ定められた基準値を超えるとき、視聴者が上記番組を視聴したと判定する視聴判定ステップとを含んでいることを特徴とする視聴判定方法。
  19. 放送される番組を受信すると共に、当該番組の受信を確認するために上記番組を表す番組データに多重化された複数の受信確認キーを、上記番組の受信と共に、順次、受信する受信ステップと、
    上記受信確認キーごとにあらかじめ設定されている個別点数を、上記受信された受信確認キーごとに加算することによって、受信点数を算出する受信点数算出ステップと、
    上記受信ステップにおいて、あらかじめ定められた少なくとも1つの特定の上記受信確認キーが受信され、かつ、上記算出された受信点数が、あらかじめ定められた基準値を超えるとき、視聴者が上記番組を視聴したと判定する視聴判定ステップとを含んでいることを特徴とする視聴判定方法。
  20. 放送される番組を表す番組データに多重化された質問データを、上記番組の受信と共に、順次、受信する受信ステップと、
    上記受信ステップにおいて上記番組が受信されているときに、上記番組に関する質問を、上記質問データに基いて上記番組の視聴者に提示する質問提示ステップと、
    質問IDと質問データと正答データとを互いに関連付けた質問管理テーブルに基づいて、上記提示された質問に対する視聴者の回答の正誤を判定し、上記回答が正しいとき、上記視聴者が上記番組を視聴したと判定する視聴判定ステップとを含んでいることを特徴とする視聴判定方法。
  21. 放送される番組を受信すると共に、当該番組の受信を確認するために上記番組を表す番組データに多重化された少なくとも1つの受信確認キーと、上記番組データに多重化された質問データとを、上記番組の受信と共に、順次、受信する受信ステップと、
    上記受信ステップにおいて上記受信確認キーが受信されたあとに、上記番組に関する質問を、上記質問データに基いて上記番組の視聴者に提示する質問提示ステップと、
    質問IDと質問データと正答データとを互いに関連付けた質問管理テーブルに基づいて、上記提示された質問に対する視聴者の回答の正誤を判定し、上記回答が正しいとき、上記視聴者が上記番組を視聴したと判定する視聴判定ステップとを含んでいることを特徴とする視聴判定方法。
  22. 放送される番組を受信すると共に、当該番組の受信を確認するために上記番組を表す番組データに多重化された複数の受信確認キーを、上記番組の受信と共に、順次、受信する放送受信装置から送信された、当該放送受信装置が受信した上記受信確認キーについての情報を受信する受信手段と、
    上記受信手段によって受信された情報に基づき、上記放送受信装置が受信した上記受信確認キーの数を算出する受信確認キー数算出手段と、
    上記算出された受信確認キーの数が、あらかじめ定められた基準値を超えるとき、視聴者が上記番組を視聴したと判定する視聴判定手段とを備えていることを特徴とする視聴管理サーバ。
  23. 放送される番組を受信すると共に、当該番組の受信を確認するために上記番組を表す番組データに多重化された複数の受信確認キーを、上記番組の受信と共に、順次、受信する放送受信装置から送信された、当該放送受信装置が受信した上記受信確認キーについての情報を受信する受信手段と、
    上記受信手段によって受信された情報に基づき、上記放送受信装置が受信した上記受信確認キーの数を算出する受信確認キー数算出手段と、
    上記受信手段によって受信された情報に基づき、上記放送受信装置が、あらかじめ定められた少なくとも1つの特定の上記受信確認キーが受信されたか否かを判定する特定キー受信判定手段と、
    上記特定キー受信判定手段によって、上記放送受信装置が、あらかじめ定められた少なくとも1つの特定の上記受信確認キーを受信したと判定され、かつ、上記受信確認キー数算出手段によって算出された上記受信確認キーの数が、あらかじめ定められた基準値を超えるとき、視聴者が上記番組を視聴したと判定する視聴判定手段とを備えていることを特徴とする視聴管理サーバ。
  24. 放送される番組を受信すると共に、当該番組の受信を確認するために上記番組を表す番組データに多重化された複数の受信確認キーを、上記番組の受信と共に、順次、受信する放送受信装置が送信した、当該放送受信装置が受信した上記受信確認キーについての情報を受信する受信手段と、
    上記受信手段によって受信された情報に基づき、上記受信確認キーごとにあらかじめ設定されている個別点数を、上記放送受信装置によって受信された上記受信確認キーごとに加算することによって、受信点数を算出する受信点数算出手段と、
    上記算出された受信点数が、あらかじめ定められた基準値を超えるとき、視聴者が上記番組を視聴したと判定する視聴判定手段とを備えていることを特徴とする視聴管理サーバ。
  25. 放送される番組を受信すると共に、当該番組の受信を確認するために上記番組を表す番組データに多重化された複数の受信確認キーを、上記番組の受信と共に、順次、受信する放送受信装置が送信した、当該放送受信装置が受信した上記受信確認キーについての情報を受信する受信手段と、
    上記受信手段によって受信された情報に基づき、上記受信確認キーごとにあらかじめ設定されている個別点数を、上記放送受信装置によって受信された上記受信確認キーごとに加算することによって、受信点数を算出する受信点数算出手段と、
    上記受信手段によって受信された情報に基づき、上記放送受信装置が、あらかじめ定められた少なくとも1つの特定の上記受信確認キーが受信されたか否かを判定する特定キー受信判定手段と、
    上記特定キー受信判定手段によって、上記放送受信装置が、あらかじめ定められた少なくとも1つの特定の上記受信確認キーを受信したと判定され、かつ、上記受信確認キー数算出手段によって算出された受信点数が、あらかじめ定められた基準値を超えるとき、視聴者が上記番組を視聴したと判定する視聴判定手段とを備えていることを特徴とする視聴管理サーバ。
  26. 放送される番組と上記番組を表す番組データに多重化された質問データとを、上記番組の受信と共に、順次、受信する放送受信装置に対し、上記番組が当該放送受信装置によって受信されていることを、上記放送受信装置から送信された情報に基づき確認したあとに、上記質問データに基づく上記番組に関する質問の、上記番組の視聴者に対する提示を、当該放送受信装置に実行させる質問提示手段と、
    質問IDと質問データと正答データとを互いに関連付けた質問管理テーブルに基づいて、上記提示された質問に対する視聴者の回答の正誤を判定し、上記回答が正しいとき、上記視聴者が上記番組を視聴したと判定する視聴判定手段とを備えていることを特徴とする視聴管理サーバ。
  27. 放送される番組を受信すると共に、当該番組の受信を確認するために上記番組を表す番組データに多重化された少なくとも1つの受信確認キーと、上記番組を表す番組データに多重化された質問データとを、上記番組の受信と共に、順次、受信する放送受信装置に対し、上記受信確認キーが当該放送受信装置によって受信されたことを、上記放送受信装置から送信された情報に基づき確認したあとに、上記質問データに基づく上記番組に関する質問の、上記番組の視聴者に対する提示を、当該放送受信装置に実行させる質問提示手段と、
    質問IDと質問データと正答データとを互いに関連付けた質問管理テーブルに基づいて、上記提示された質問に対する視聴者の回答の正誤を判定し、上記回答が正しいとき、上記視聴者が上記番組を視聴したと判定する視聴判定手段とを備えていることを特徴とする視聴管理サーバ。
  28. 請求項1から15のいずれか1項に放送受信装置と、上記放送受信装置に、上記番組および上記受信確認キーを送信する放送送信装置とを含んでいることを特徴とする放送システム。
  29. 請求項22から27のいずれか1項に記載の視聴管理サーバと、上記放送受信装置とを含んでいることを特徴とする放送システム。
  30. 請求項1から15のいずれか1項に記載の放送受信装置を動作させるプログラムであって、コンピュータを上記の各手段として機能させるためのプログラム。
  31. 請求項30に記載のプログラムを記録しているコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
  32. 請求項22から27のいずれか1項に記載の視聴管理サーバを動作させるプログラムであって、コンピュータを上記の各手段として機能させるためのプログラム。
  33. 請求項32に記載のプログラムを記録しているコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
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