JP4738530B2 - 電子式過負荷継電器 - Google Patents

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Description

本発明は、モータ等を過負荷から保護する電子式過負荷継電器(以下、単に「過負荷継電器」ともいう。)に関するものである。
電子式過負荷継電器は、モータの負荷電流を電流検出デバイス(CT等)により検出し、検出した負荷電流が設定値を超えると、電流検出回路から有極電磁石に動作電流を流し、制御回路接点を開閉するトリップ動作を行なう。
このトリップ動作によって、常開接点(a接点)を閉じて表示灯を点灯させたり、常閉接点(b接点)を開いてモータの負荷回路の電磁接触器の電磁石の励磁を解き、負荷回路を遮断してモータの焼損等の事故を防ぐ。トリップ動作後は、再び、モータを始動させるために、過負荷継電器をトリップ動作前の状態(常開接点を開き、常閉接点を閉じた状態)に戻すリセット動作を行なう必要がある。
このリセット動作には、リセットバーを操作して行なう手動リセットと、トリップ動作後、所定時間経過後に、電流検出回路から出力される動作電流により有極電磁石を動作させて行なう自動リセットとがある。このリセット動作は、モータの負荷回路の過負荷の原因を取り除いた後に行なうようにしなければならない。
また、過負荷継電器には、リセットバーが、何らかの原因、例えば、電線等がリセットバーに当たってリセット操作がなされていても、電流検出デバイスによりモータ(負荷)の過負荷が検出された場合には、支障なくトリップ動作が行えるトリップフリー機能と、前述のリセット動作の手動/自動切替機能と、トリップ後は、所定時間リセット動作を禁止し、モータの冷却や異常状態からの復旧が行われる前にモータが再始動されることを禁止する機能と、が必要とされる。
上述の三つの機能を備えた従来の過負荷継電器として、磁気回路内に永久磁石とコイルとを備え、前記永久磁石の磁界によりばね力に抗してアーマチュアをリセット位置に吸引保持するとともに、過負荷検出時には、前記永久磁石と逆向きの磁界を発生させるように前記コイルに通電することにより前記アーマチュアを釈放する有極電磁石と、前記アーマチュアと連動する接点機構と、釈放された前記アーマチュアを前記リセット位置に復帰させるリセットバーとを有する過負荷継電器において、ばね作用の死点越えによりリセット側とトリップ側の双方向に交互に反転し、前記接点機構を切り換える反転機構を設け、この反転機構を釈放された前記アーマチュアで押して前記リセット側からトリップ側に反転させるとともに、トリップ側に反転した前記反転機構を前記リセットバーで前記リセット側に押すようにし、過負荷検出時に前記アーマチュアが釈放されたら、所定時間経過後に前記コイルに前記永久磁石と同じ向きに磁界を発生させるように通電し、釈放された前記アーマチュアをリセット位置に復帰させた後、前記リセットバーを押すことにより、前記反転機構をリセット側に反転させるようにしたものがある(例えば、特許文献1参照)。
この過負荷継電器は、前記リセットバーを押込み状態でロックできるようにするとともに、この押込み状態で、前記反転機構が前記アーマチュアによりトリップ側に押されると、この反転機構が、リセットバーにより死点越えの手前で反転を阻止されるようにして、自動リセットを可能にしている。
特開2004−022203号公報
しかしながら、上記の従来の過負荷継電器は、自動リセットモードにおいて、リセットバーを押込み状態でロックしているときは、アーマチュアと連動する接点機構の常開接点の接点ギャップ及び接点のオーバートラベル量が、手動リセットモードにおける常開接点の接点ギャップ及び接点のオーバートラベル量よりも小さくなっている。そのため、自動リセットモードでは、常開接点の耐圧性及び接点容量が小さくなる、という問題がある。
また、手動リセットモードでのリセット時は、自動リセットモードのときと同様に、電流検出回路から、リセット電流を有極電磁石に供給し、有極電磁石を動作させる必要があり、無通電でテストトリップ/リセットを行なうことができず、無通電で接点機構の動作確認を行なうことができない、という問題がある。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、自動リセットモードにおける常開接点の接点ギャップ及びオーバートラベル量が、手動リセットモードにおける接点ギャップ及びオーバートラベル量と比べて小さくならず、耐圧性及び接点容量が低下することのない過負荷継電器を得ることを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明は、ケース内に収容され、過負荷信号を発信するトリップ位置と待機信号を発信するリセット位置とに切替わる接点機構と、固定鉄心と、永久磁石と、前記接点機構に固定され前記固定鉄心に吸着されたトリップ位置と前記固定鉄心と離間するリセット位置とに切替わるアーマチュアと、を環状に配置した磁気回路と、前記アーマチュアを前記固定鉄心から離間させ前記磁気回路を開いて前記接点機構がリセット位置に切替わるように付勢する接点機構ばねと、前記磁気回路に配置され、過負荷検出時には、通電により前記永久磁石の磁束と同一方向の磁束を発生して前記接点機構ばねに抗して前記アーマチュアをリセット位置からトリップ位置に切替え、過負荷検出時から所定時間経過後に、逆方向通電により前記永久磁石の磁束と逆方向の磁束を発生して該永久磁石の吸着力により前記トリップ位置に保持されたアーマチュアを前記固定鉄心から開離させるコイルと、前記アーマチュアが前記固定鉄心から少し開離した位置で、前記接点機構ばねの付勢力に抗して前記接点機構を係止する可動ストッパと、前記可動ストッパを、前記接点機構を係止する係止位置と、非係止位置とに切替えるリセットバーと、を備えることを特徴とする。
本発明にかかる過負荷継電器は、接点機構のリセット位置が常に同じであり、接点機構の常開接点の接点ギャップ及びオーバートラベル量が常に同一となり、自動リセットモードにおける常開接点の耐圧性及び接点容量が、手動リセットモードにおける常開接点の耐圧性及び接点容量に比べて小さくなることはない、という効果を奏する。
図1は、本発明にかかる過負荷継電器の実施の形態を示す斜視図である。 図2は、過負荷継電器のケースの実施の形態を示す正面図である。 図3は、図2のA部詳細図である。 図4は、過負荷継電器のクロスバーの実施の形態を示す斜視図である。 図5は、クロスバーの正面図である。 図6は、過負荷継電器のコイルの実施の形態を示す斜視図である。 図7は、コイルの縦断面図である。 図8は、過負荷継電器の可動ストッパの実施の形態を示す斜視図である。 図9は、可動ストッパの正面図である。 図10は、過負荷継電器のリセットバーの実施の形態を示す斜視図である。 図11は、リセットバーの正面図である。 図12は、リセットバーの側面図である。 図13は、過負荷継電器の手動リセットモードのリセット状態を示す正面図である。 図14は、手動リセットモードのリセット状態を示す上面図である。 図15は、手動リセットモードのトリップ状態を示す正面図である。 図16は、手動リセットモードのトリップ状態を示す上面図である。 図17は、手動リセットモードにおいて、接点機構が可動ストッパの係止位置まで小距離回動した状態を示す正面図である。 図18は、手動リセットモードにおいて、接点機構がトリップ状態でコイルの励磁前にリセットバーが押込まれた状態を示す正面図である。 図19は、手動リセットモードのリセット状態において、リセットバーが押込まれた状態を示す正面図である。 図20は、過負荷継電器の自動リセットモードのリセット状態を示す正面図である。 図21は、自動リセットモードのリセット状態を示す上面図である。 図22は、自動リセットモードのトリップ状態を示す正面図である。
符号の説明
1 ケース
1a 支軸
1b 板ばね保持部
1c 角孔
1d ばね保持部
1e CT収容部
1f リセット位置ストッパ
1g ストッパ突起
1h バーストッパ
1i リブ
1j 突起
1k 窓
1m L字溝
1n 四角枠
2 接点機構
3 クロスバー
3a,3b ばね支柱
3c,3d,3e アーマチュア保持部
3f ばね嵌合部
3w 表示部
3x 左凸条
3y 右凸条
4a 常開可動接触子
4b 常閉可動接触子
5a 常開接点ばね
5b 常閉接点ばね
6 アーマチュア
7 第1固定鉄心
8 永久磁石
9 コイル
9a 孔
9b トリップコイル
9c リセットコイル
10 第2固定鉄心
10a アーマチュア軸
11 可動ストッパ
11a 軸穴
11b 傾斜端面
11c 中間係止部
12 ストッパ板ばね
13 リセットバー
13a 軸
13b 傾斜面
13c 下部突起
13d 外周突起
13e 矢印溝
14 リセットバーばね
15 固定接触子
16 接点機構ばね
20 正面カバー
100 電子式過負荷継電器
以下に、本発明にかかる過負荷継電器の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施の形態によりこの発明が限定されるものではない。
実施の形態
図1は、本発明にかかる電子式過負荷継電器の実施の形態を示す、正面カバーを取外した状態の斜視図である。図1に示すように、電子式過負荷継電器100は、正面が開放された直方体状のケース1に収容されている。ケース1の開放された正面は、過負荷継電器100の各部品のケース1への組付け後、図14に示す、正面カバー20によりカバーされる。
図2は、過負荷継電器のケースの実施の形態を示す正面図であり、図3は、図2のA部詳細図であり、図4は、過負荷継電器のクロスバーの実施の形態を示す斜視図であり、図5は、クロスバーの正面図である。
図1に示す接点機構2は、図4及び図5に詳細形状を示す略T字形のクロスバー3と、両端部に可動接点を有する常開可動接触子4aと、両端部に可動接点を有する常閉可動接触子4bと、常開接点ばね5aと、常閉接点ばね5bと、を備えている。
常開可動接触子4a及び常閉可動接触子4bと夫々接触、離間して常開回路及び常閉回路を開閉する二対の固定接触子15が、図2に示すケース1の背面壁の上部に設けられた四つの角孔1cに挿通されて固定されている。
クロスバー3の右端に設けられたばね支柱3aに、常開接点ばね5aが嵌め込まれ、常開接点ばね5aの上に常開可動接触子4aが嵌め込まれる。同様に、クロスバー3の左側に設けられたばね支柱3bに、常閉接点ばね5bが嵌め込まれ、常閉接点ばね5bの上に常閉可動接触子4bが嵌め込まれる。
クロスバー3は、常開接点ばね5a及び常閉接点ばね5bにより、常開可動接触子4a及び常閉可動接触子4bを弾性的に保持している。クロスバー3の下側の三つの鈎状のアーマチュア保持部3c、3d、3e(図5参照)に、アーマチュア6を挿入、固定し、接点機構2及びアーマチュア6を仮組みする。
図6は、コイルの斜視図であり、図7は、コイルの縦断面図であり、図8は、可動ストッパの斜視図であり、図9は、可動ストッパの正面図であり、図10は、リセットバーの斜視図であり、図11は、リセットバーの正面図であり、図12は、リセットバーの側面図である。
L字形板状の第1固定鉄心7の右端部に、厚板状の永久磁石8(図13参照)を吸着させ、図2に示すケース1の中央部のL字溝1mに嵌め込んで保持する。図6及び図7に詳細形状を示す直方体状に形成されたコイル9の孔9aに、L字形の第2固定鉄心10(図13参照)のアーマチュア軸10aを挿通させた状態で、コイル9をケース1の中央部の四角枠1n(図2参照)内に嵌め込んで固定し、第2固定鉄心10のアーマチュア軸10aから直角に屈曲した水平板部(図13参照)を永久磁石8に吸着させて保持する。
次に、先に仮組みした接点機構2を、第1固定鉄心7の上端部及び第2固定鉄心10のアーマチュア軸10aの上端部のピボットで支持するようにして、ケース1内に組込む。接点機構2のアーマチュア6の中央部下側には、接点機構2がピボットからずれないように、アーマチュア軸10aのピボットに係合する穴が設けられている。
以上の説明から分かるように、過負荷継電器100は、有極電磁石から成り、その磁気回路は、第1固定鉄心7、永久磁石8、第2固定鉄心10及び第2固定鉄心10のピボットに支持されたアーマチュア6を環状に配置して成り、磁気回路にコイル9を配置した形態となっている。
ケース1の左側に設けられた支軸1a(図2参照)に、図8及び図9に詳細形状を示す可動ストッパ11の軸孔11aを嵌合し、ケース1の左側板の中央部に設けられた板ばね保持部1bに、ストッパ板ばね12の下端部を挿入して保持し、ストッパ板ばね12により可動ストッパ11を図1の右方へ押圧する。
図10〜図12に詳細形状を示すリセットバー13の下部に設けられた軸13aに、リセットバーばね14を嵌め込む。リセットバーばね14を嵌め込んだリセットバー13を、ケース1の左上部に組み込む。
ケース1のばね保持部1d(図2参照)とクロスバー3のばね嵌合部3fとの間に、接点機構ばね16を装着する。接点機構ばね16は、アーマチュア6を第1固定鉄心7の上端部から離間させ磁気回路を開いて接点機構2が、リセット位置に切替わるように付勢する。ケース1の下部には、電流検出用デバイスであるCT(図示せず)3個を収容するCT収容部1e(図2参照)が設けられている。
次に、図13〜図22を参照して、実施の形態の過負荷継電器100の作用について説明する。図13は、過負荷継電器の手動リセットモードのリセット状態(リセット位置)を示す正面図である。
手動リセットモードのリセット状態では、第1固定鉄心7の上端部から離間したアーマチュア6に対する永久磁石8の吸引力及び圧縮された常閉接点ばね5bの反撥力により発生するアーマチュア6の反時計回りの回転トルクより、圧縮された接点機構ばね16の反撥力により発生するアーマチュア6の時計回りの回転トルクの方が大きい。
そのため、接点機構2は、アーマチュア軸10aの上端部のピボットを支点として時計回りに回動し、クロスバー3の左端上部がケース1のリセット位置ストッパ1fに当接したリセット位置で保持される。
リセット状態では、常閉可動接触子4bの可動接点が固定接触子15の固定接点に当接して常閉回路を閉じ、常開可動接触子4aの可動接点が固定接触子15の固定接点から離間して常開回路を開いている。このリセット状態では、接点機構2は、待機信号(常閉回路を閉、常開回路を開)を発信する。
可動ストッパ11は、ストッパ板ばね12により図13の右方へ押圧され、中間係止部11cをクロスバー3の左方のアーマチャ保持部3e(図5参照)に当接させている。
図14は、過負荷継電器の手動リセットモードのリセット状態を示す上面図である。図14に示すように、手動リセットモードでは、リセットバー13は、時計回りに捻られて、ケース1の外へ円柱状の頭部を突出させている。頂部に形成された矢印溝13e(図10参照;スクリュードライバー溝を兼用している。)の矢印は、ケース1の上面右側に印された矢印マークと同一方向の“H”方向を向き、手動リセットモードにセットされていることを示している。
また、クロスバー3に、指針状に立設され、ケース1の天板に設けられた窓1kに露出する表示部3wの左凸条3x(図4参照)が、窓1kの“RESET”位置に位置し、過負荷継電器100が、リセット状態であることを表示するようになっている。図4に示す左凸条3xと右凸条3yとは、区別できるように、異なる色に着色されている。
図15は、過負荷継電器の手動リセットモードのトリップ状態を示す正面図である。過負荷継電器100が、図13に示すリセット状態にあるとき、図示しない電流検出デバイスがモータの過電流(過負荷)を検出し、電流検出回路からコイル9のトリップコイル9b(図7参照)に作動電流が通電されると、永久磁石8による磁束と同一方向に、トリップコイル9bから磁束が発生し、両磁束の和の吸引力がアーマチュア6に作用し、アーマチュア6に作用する反時計回りのトルクが接点機構ばね16の反撥力による時計回りのトルクを上回る。
図15に示すように、接点機構2が、接点機構ばね16の反撥力に抗して反時計回りに回動し、アーマチュア6が第1固定鉄心7の上端部に吸着され、過負荷継電器100は、手動リセットモードのトリップ状態(トリップ位置)へと切替わる。
トリップ状態では、常閉可動接触子4bの可動接点が固定接触子15の固定接点から離間して常閉回路を開き、常開可動接触子4aの可動接点が固定接触子15の固定接点に当接して常開回路を閉じる。このトリップ状態では、接点機構2は、過負荷信号(常閉回路を開、常開回路を閉)を発信する。
このとき、リセット状態において、クロスバー3の左方のアーマチャ保持部3eに当接していた可動ストッパ11の中間係止部11cの当接が外れ、可動ストッパ11の上部が、ストッパ板ばね12の反撥力により、右方へ回動してケース1のストッパ突起1g(図3参照)に当接する。
第1固定鉄心7の上端部に吸着されたアーマチュア6に対する永久磁石8の吸引力によるアーマチュア6の反時計回りのトルクが、接点機構ばね16及び常開接点ばね5aの反撥力による時計回りのトルクを上回るので、トリップ状態が保持される。
図16は、過負荷継電器の手動リセットモードのトリップ状態を示す上面図である。図16に示すように、クロスバー3の表示部3wの右凸条3y(図4参照)が、ケース1の天板に設けられた窓1kの“TRIP”位置に位置し、過負荷継電器100が、トリップ状態であることを表示するようになっている。
次に、手動リセットモードのトリップ状態からリセット状態への手動リセットについて説明する。図17は、手動リセットモードにおいて、接点機構2が可動ストッパ11の中間係止部11cとの係止位置まで小距離回動し、手動リセット可能となった状態を示す正面図である。
過負荷継電器100が、図15に示すトリップ状態となってから所定時間が経過すると、図示しない電流検出回路から、コイル9のリセットコイル9c(図7参照)に、過負荷検出時と逆方向に電流が通電される。この電流により、永久磁石8の磁束と逆方向に、リセットコイル9cにより磁束を発生させて永久磁石8の磁束を打ち消す。この所定時間は、過負荷により加熱されたモータ等の機器が、冷却される時間に対応させるのがよい。
永久磁石8の磁束が打ち消されると、接点機構ばね16の反撥力により、アーマチュア6が第1固定鉄心7の上端部から開離し、接点機構2が時計回りに小距離回動し、クロスバー3の左端上部が可動ストッパ11の中間係止部11cに係止され、図17に示す、手動リセット可能な状態となる。
図17に示す状態において、リセットバー13を、リセットバーばね14に抗して押込むと、リセットバー13の下端部の傾斜面13b(図11参照)が、可動ストッパ11の上端部の傾斜面11b(図9参照)に当接し、楔作用によって可動ストッパ11を左方へ少し回動させ、可動ストッパ11の中間係止部11cとクロスバー3の左端上部との係合を外し、接点機構ばね16の反撥力により、接点機構2を図13に示すリセット状態まで回動させる。以上のようにして、過負荷継電器100を手動リセットすることができる。
図18は、手動リセットモードにおいて、接点機構2がトリップ状態となってから所定時間が経過しておらず、リセットコイル9c(図7参照)が励磁されて接点機構2が時計回りに小距離回動する前に、リセットバー13が押込まれた状態を示す正面図である。
リセットバー13が押込まれると、可動ストッパ11が左方へ少し回動するが、アーマチュア6が第1固定鉄心7に吸着されており、接点機構2が可動ストッパ11と係合していないため、接点機構2は、リセットされない。
接点機構2が、リセットされてリセット状態に復帰するためには、アーマチュア6と第1固定鉄心7の上端部が少し離間し、クロスバー3の左端上部が可動ストッパ11の中間係止部11cに係合していて、且つ、リセットバー13が押込まれることが条件となる。図示しない電流検出回路は、トリップ後、所定時間経過後でなければ、リセットコイル9cに電流を供給しないので、トリップ後、所定時間は、リセットを行なうことができない。
図19は、手動リセットモードのリセット状態において、リセットバーが押込まれた状態を示す正面図である。リセットバー13が押込まれたままの状態でも、接点機構2は、リセットバー13や可動ストッパ11に拘束されていないので、電流検出回路からトリップコイル9bに電流が供給されれば、接点機構2は、支障なくトリップすることができる。従って、実施の形態の過負荷継電器100は、トリップフリー機能を有している。
図20は、過負荷継電器の自動リセットモードのリセット状態を示す正面図である。過負荷継電器100を、手動リセットモードから自動リセットモードに切替えるときは、リセットバー13をケース1内へ押込み、リセットバー13の頭部の下部に設けられた外周突起13d、13d(図10、11参照)を、ケース1のバーストッパ1h、1h(図3参照)に当接させる。
続いて、リセットバー13を反時計回りに90°回転させ、リセットバー13の下部突起13c(図12参照)により、可動ストッパ11を左方へ回動させ、下部突起13cの先端を可動ストッパ11に当接させて、可動ストッパ11がクロスバー3と係合しない非系止位置に切替える。
リセットバー13を反時計回りに90°回転させると、リセットバー13の一つの外周突起13dが、ケース1のリブ1i(図3参照)に当接するので、リセットバー13は、反時計回りに90°以上は回転しない。また、リセットバー13は、反時計回りに90°回転すると、ケース1のリブ1iに設けられた突起1jと係合するので、リセットバーばね14の反撥力によりそのまま押戻されることはない。
永久磁石8の吸引力及び常閉接点ばね5bの反撥力によるアーマチュア6の反時計回りのトルクより、接点機構ばね16の反撥力によるアーマチュア6の時計回りのトルクが大きいので、接点機構2は、アーマチュア軸10aの上端部のピボットを支点として時計回りに回動し、ケース1のリセット位置ストッパ1f(図2参照)に当接した姿勢で保持される。
リセット状態では、常閉可動接触子4bの可動接点が固定接触子15の固定接点に当接して常閉回路を閉じ、常開可動接触子4aの可動接点が固定接触子15の固定接点から離間して常開回路を開いている。このリセット状態では、接点機構2は、待機信号(常閉回路を閉、常開回路を開)を発信する。
図21は、過負荷継電器の自動リセットモードのリセット状態を示す上面図である。図21に示すように、自動リセットモードでは、リセットバー13は、ケース1内に押込まれ、反時計回りに捻られ、頂部に形成された矢印溝13eの矢印が、“A”方向を向き、自動リセットモードにセットされていることを示している。
また、クロスバー3の表示部3wの左凸条3xが、ケース1の天板に設けられた窓1kの“RESET”位置に位置し、リセット状態であることを示している。
図22は、過負荷継電器の自動リセットモードのトリップ状態を示す正面図である。過負荷継電器100が、図20に示す自動リセットモードのリセット状態にあるとき、図示しない電流検出デバイスがモータ等の機器の過電流(過負荷)を検出し、電流検出回路からコイル9のトリップコイル9b(図7参照)に作動電流が通電されると、永久磁石8による磁束と同一方向に、トリップコイル9bから磁束が発生し、両磁束の和の吸引力がアーマチュア6に作用し、アーマチュア6に作用する反時計回りのトルクが接点機構ばね16の反撥力による時計回りのトルクを上回る。
図22に示すように、接点機構2が反時計回りに回動し、アーマチュア6が第1固定鉄心7の上端部に吸着され、過負荷継電器100は、自動リセットモードのトリップ状態へと移行する。
トリップ状態では、常閉可動接触子4bの可動接点が固定接触子15の固定接点から離間して常閉回路を開き、常開可動接触子4aの可動接点が固定接触子15の固定接点に当接して常開回路を閉じる。このトリップ状態では、接点機構2は、過負荷信号(常閉回路を開、常開回路を閉)を発信する。
アーマチュア6が第1固定鉄心7の上端部に吸着されると、永久磁石8の吸引力によるアーマチュア6の反時計回りのトルクが、接点機構ばね16及び常開接点ばね5aの反撥力による時計回りのトルクを上回るので、トリップ状態が保持される。
また、過負荷継電器100が、図22に示す自動リセットモードのトリップ状態になってから所定時間が経過すると、図示しない電流検出回路から、コイル9のリセットコイル9c(図7参照)に、過負荷検出時と逆方向に電流が通電される。
この電流により、永久磁石8の磁束と逆方向に、リセットコイル9cにより磁束を発生させて永久磁石8の磁束を打消し、接点機構ばね16の反撥力により、接点機構2が時計回りに回動し、図20に示すリセット状態に移行する。
図13に示す手動リセットモードのリセット状態における接点機構2の傾斜姿勢と、図20に示す自動リセットモードのリセット状態における接点機構2の傾斜姿勢は、全く同一姿勢である。また、図17に示す手動リセットが可能になった状態での接点機構2の傾斜姿勢は、図22に示す自動リセットモードのトリップ状態における接点機構2の傾斜姿勢に対して接点機構2がわずかに回動しているだけなので、略同一姿勢である。
従って、自動リセットモードにおける常開接点の接点ギャップ及びオーバートラベル量と、手動リセットモードにおける接点ギャップ及びオーバートラベル量とが略同一であるので、耐圧性及び接点容量が低下することはない。
過負荷継電器100は、図1、図14、図16及び図21に示すように、クロスバー3の表示部3wが、ケース1の天板に設けられた窓1kに露出しているので、表示部3wを左右に手で動かす(操作する)ことにより、接点機構2を、時計回り及び反時計回りに回動させることができ、電源がなくても、テストトリップ及びリセットを行なうことができる。
また、図5に示すように、クロスバー3の左側のばね支柱3bの取付部を、中央部に対して下方へ傾斜させ、ばね支柱3bを、左方へ傾斜させている。この傾斜により、接点機構2が時計回りに回動してリセット状態に移行し、常閉可動接触子4bが二つの固定接触子15、15と接触するとき、又は、逆に、常閉可動接触子4bが二つの固定接触子15、15から開離しようとするとき、ばね支柱3bが、二つの固定接触子15、15間を結ぶ線に対して略垂直となるようにし、常閉可動接触子4bに常閉接点ばね5bの偏荷重がかからないようにしている。
また、上記の形状により、常閉可動接触子4bの両端の可動接点が、固定接触子15、15の固定接点と同時に接触、開離するので、電流の遮断時に片側の接点にアークが集中せず、接点の消耗が少なく、電流遮断性能の悪化が少ない。また、ばね支柱3aについても、ばね支柱3bと同様にするとよい。
以上のように、本発明にかかる電子式過負荷継電器は、耐久性の高い過負荷継電器として有用である。

Claims (7)

  1. ケース内に収容され、
    過負荷信号を発信するトリップ位置と待機信号を発信するリセット位置とに切替わる接点機構と、
    固定鉄心と、永久磁石と、前記接点機構に固定され前記固定鉄心に吸着されたトリップ位置と前記固定鉄心と離間するリセット位置とに切替わるアーマチュアと、を環状に配置した磁気回路と、
    前記アーマチュアを前記固定鉄心から離間させ前記磁気回路を開いて前記接点機構がリセット位置に切替わるように付勢する接点機構ばねと、
    前記磁気回路に配置され、過負荷検出時には、通電により前記永久磁石の磁束と同一方向の磁束を発生して前記接点機構ばねに抗して前記アーマチュアをリセット位置からトリップ位置に切替え、過負荷検出時から所定時間経過後に、逆方向通電により前記永久磁石の磁束と逆方向の磁束を発生して該永久磁石の吸着力により前記トリップ位置に保持されたアーマチュアを前記固定鉄心から開離させるコイルと、
    前記アーマチュアが前記固定鉄心から少し開離した位置で、前記接点機構ばねの付勢力に抗して前記接点機構を係止する可動ストッパと、
    前記可動ストッパを、前記接点機構を係止する係止位置と、非係止位置とに切替えるリセットバーと、
    を備えることを特徴とする電子式過負荷継電器。
  2. 前記リセットバーは、トリップ状態にある前記接点機構を手動でリセットする手動リセットモードのとき、前記可動ストッパを前記係止位置に切替え、過負荷検出時から所定時間後に自動リセットする自動リセットモードのとき、前記可動ストッパを前記非係止位置に切替えることを特徴とする請求項1に記載の電子式過負荷継電器。
  3. 前記リセットバーは、前記手動リセットモードのとき、前記ケース内に押込まれ、前記アーマチュアが前記固定鉄心から少し開離した位置で、前記接点機構ばねの付勢力に抗して前記接点機構を係止している可動ストッパの係止を解き、前記自動リセットモードのとき、前記ケース内に押込まれかつ回転されて、前記可動ストッパを前記非係止位置に切替えることを特徴とする請求項2に記載の電子式過負荷継電器。
  4. 前記所定時間を、過負荷により加熱された機器が冷却される時間に対応させたことを特徴とする請求項1に記載の電子式過負荷継電器。
  5. 前記接点機構は、接点ばねにより可動接触子を弾性的に保持するクロスバーを備え、該クロスバーは、前記ケースに設けられた窓に露出する表示部を備え、該表示部の前記窓に対する位置により、前記接点機構が前記リセット位置にあるかトリップ位置にあるかを表示することを特徴とする請求項1に記載の電子式過負荷継電器。
  6. 前記表示部を操作することにより、無通電でテストトリップ及びリセットが行なえることを特徴とする請求項5に記載の電子式過負荷継電器。
  7. 前記クロスバーは、前記接点ばね及び可動接触子を保持するばね支柱を有し、該ばね支柱は、前記可動接触子が二つの固定接触子と接触するとき、該二つの固定接触子間を結ぶ線に略垂直となるように前記クロスバーに設けられていることを特徴とする請求項5に記載の電子式過負荷継電器。
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