JP4738044B2 - 医用画像診断装置及び医用画像診断装置の制御方法 - Google Patents

医用画像診断装置及び医用画像診断装置の制御方法 Download PDF

Info

Publication number
JP4738044B2
JP4738044B2 JP2005111017A JP2005111017A JP4738044B2 JP 4738044 B2 JP4738044 B2 JP 4738044B2 JP 2005111017 A JP2005111017 A JP 2005111017A JP 2005111017 A JP2005111017 A JP 2005111017A JP 4738044 B2 JP4738044 B2 JP 4738044B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
tube current
current value
ray
tube
exposure
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2005111017A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2006288537A (ja
Inventor
文雄 石山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Canon Medical Systems Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
Toshiba Medical Systems Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp, Toshiba Medical Systems Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP2005111017A priority Critical patent/JP4738044B2/ja
Publication of JP2006288537A publication Critical patent/JP2006288537A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4738044B2 publication Critical patent/JP4738044B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Apparatus For Radiation Diagnosis (AREA)

Description

本発明は、X線を被検体に曝射(照射、放射)して撮像する医用画像診断装置及びその制御方法に関し、特に、X線CT(Computed Tomography)装置等において、X線管及びその周辺回路の応答を考慮して、所望のタイミングに曝射を行えるようにした技術に係る。
従来から、被検体の断層像を撮影するために医療用として、例えばX線CT装置が広く利用されている。X線CT装置におけるX線管装置は、X線管のフィラメント(カソード或いは陰極とも言われる。)に電流を流して加熱し、X線管のアノード(陽極とも言われる。)とそのフィラメントとの間に、高電圧を印加して曝射を行う。そして、X線の曝射量を調整するため管電流(アノードを流れる電流)を調整する必要があるが、その管電流は、フィラメント電流を可変することによって行える(特許文献1を参照)。つまり、管電流は、X線管のフィラメント電流の増減により熱電子放出量を増減させことによって制御される。
上記のように管電流の変動は、すなわち曝射時の曝射量の変動でもあるので、曝射時においては、その管電流を所望の一定の管電流になるよう安定化するための手段が設けられている。
その管電流を安定化させたX線発生部5の構成を、図8を基に説明する。図8は、特許文献1に公開されている一技術を、ブロック化して示したものである。
図8において、X線発生部5が、X線管5cを安定に曝射させるための装置である。高圧電源部5aの一端がアースされ、そのアース端から管電流センサ5bを通して、X線管5cのアノードに接続され、高圧電源部5aの他端はX線管5cのフィラメントに接続され、その他端から負の高圧電源がフィラメントに印加されている(不図示)。管電流センサ5bは、例えば、抵抗Rをアノードとアース間に配置し(不図示)、曝射時に管電流が流れることによって、抵抗Rに発生する電圧(管電流検出信号 Es)を検出している。一方、フィラメント電源部5eは、入力信号に応じてフィラメント電流を可変する。
このような構成において、管電流制御部5dは、曝射をコントロールする手段(不図示)からの所望の管電流を表すコントロール信号の振幅Einと、管電流センサ5bからの管電流検出信号 Esを受けて、双方を比較し、その差を誤差電圧として増幅して出力し、フィラメント電源部5eへ負帰還(フィードバックループを構成している。)させる。つまり、増幅された誤差電圧は、フィラメント電源部5eに対して、誤差電圧がゼロになる方向へ、フィラメント電流を可変させる。その結果、管電流センサ5bからの管電流検出信号 Esは、コントロール信号 Einと等しい大きさになるように制御される。
ところで、X線管5cは、必要なときに必要な量だけ曝射する必要がある。さもないと、過剰な曝射時間、過剰な曝射量は、被検体に危害を与えかねない。また、曝射量等の不足は、そのときの撮像に影響し、結果として診断に影響してくる。必要な(所望の)曝射量に調整することについては、上記図8における管電流の制御方法によって達成できる。
特開平2003−317997号公報
しかしながら、上記の従来技術には、X線管、その他の周辺回路の、動作開始指示信号を受けたときから実際に安定に、目的とする動作を行うまでの立ち上がり応答特性(以下、簡単に「応答特性」と言う。)、言い換えれば動作開始指示信号から安定に動作するまでの遅延時間があり、これによって、次のような問題があった。
一般には、心電計が検出した被検体信号に同期して、所望のタイミングでX線を曝射し、被検体の患部等を撮像することが行われている。例えば、図9のように、被検体信号が緩やかに変化するタイミング時に、X線管の管電流(曝射量)を大きくして鮮明な撮像を行えるようにし、その他のタイミング箇所では、曝射するが観測できる程度の小さな管電流(この場合にも撮像を行うこがあるが、画質が鮮明でなくる可能性がある。)で曝射することが多い。そうすることにより、被検体による被爆量を減らすことができる。
しかしながら、図9の被検体信号のピーク値から離れた所望の撮像タイミングを狙って動作開始を指示しても、上記した応答特性が原因して、狙ったタイミングから所望の良質な画像を得るできない場合があった。また、図9の管電流において、大きな管電流と小さな管電流(電流値がゼロになることもある。)の比(以下、小さな管電流/大きな感電流を「変調度」と言うことがある。)も患者、部位、操作者によって可変されることが多い(一定ではない)ので、小さな管電流から大きな管電流に立ち上がる時間も変化することが多く、従来技術では調整が困難であった。
本発明の目的は、変調度に対応し、かつX線を曝射するX線管を含む系の応答特性を反映したコントロール信号により、所望の撮像タイミングで曝射を行えるようにする医用画像診断装置及びその方法を提供することである。
請求項に記載の発明は、X線管と、コントロール信号を受けて該X線管を駆動するとともに該X線管の管電流が前記コントロール信号で段階的に指定された電流値になるよう制御するフィードバックループとを有するX線発生部と、前記X線発生部に対して被検体信号のタイミングに同期してX線を曝射させるためのコントロール信号を生成する曝射コントロール部とを備えた医用画像診断装置において、
前記曝射コントロール部は、予め、前記X線発生部における管電流の立ち上がり応答特性を記憶しておき、操作手段より、前記曝射時の所望の管電流値及びその管電流値で曝射を開始させる所望の開始タイミングの情報を受けて、前記所望の開始タイミングより前記応答特性から得られる応答時間だけ早く前記所望の管電流値へ段階的に変化を開始させる前記コントロール信号を生成する構成とした。
請求項に記載の発明は、X線管と、コントロール信号を受けて該X線管を駆動するとともに該X線管の管電流が前記コントロール信号で段階的に指定された電流値になるよう制御するフィードバックループとを有するX線発生部をコントロールしてX線を曝射する医用画像診断装置において、
予め、前記X線発生部における管電流の立ち上がり応答特性を記憶し、前記曝射時の所望の第1管電流値及び該第1管電流値より小さな所望の第2管電流値、並びに前記第1管電流値で曝射を開始させる所望の開始タイミングの情報を受けて、前記立ち上がり応答特性を基に、曝射時に前記第2管電流値から前記第1管電流値へ段階的に変化させるときに必要な応答時間を演算する波形データ生成部と、
前記開始タイミングより前記応答時間だけ早いタイミングで前記第2管電流値から前記第1管電流値への段階的に変化を開始させるコントロール信号を生成する波形生成部と、を備え、
前記X線発生部は、前記コントロール信号を受けて、前記フィードバックループにより該コントロール信号に追随するように曝射を行う構成とした。
請求項に記載の発明は、予め、X線管を含むX線発生部における管電流の立ち上がり応答特性を記憶しておく記憶段階と、
X線の曝射をしょうとするときの所望の第1管電流値及び該第1管電流値より小さな所望の第2管電流値、並びに前記第1管電流値で曝射を開始させる所望の開始タイミングの情報を受ける段階と、
前記立ち上がり応答特性を基に、曝射時に前記第2管電流値から前記第1管電流値へ段階的に変化させるときに必要な応答時間を演算する演算段階と、
前記所望の開始タイミングより前記応答時間だけ早いタイミングで前記第2管電流値から前記第1管電流値への変化を開始させるコントロール信号を生成する段階と、
心電計から出力される被検体信号と前記コントロール信号とを同期させ、その同期した前記コントロール信号を前記X線発生部に送る段階と
前記X線発生部は、該コントロール信号を受けて該X線管を駆動するとともに該X線管の管電流が前記コントロール信号で指定された前記第2の電流値から前記第1の電流値に段階的に変化するようフィードバック制御する曝射段階と、を備えた。
本発明の構成によれば、例えば、設定した所望の撮像タイミングt1及び応答特性を反映(Δt)してt1−Δtのタイミングで良質な画像を得るための管電流制御を行うことができるので、希望するタイミングt1で確実に、かつに安定な曝射を行うことができ、所望のタイミングの画像を漏らすことがなく、確実にかつ良質に取得できる。
本発明に係る医用画像診断装置及びその方法の実施形態について、図面を参照しながら説明する。図1は、本実施形態の機能構成を示す図である。図1は、医用画像診断装置としてはX線曝射後に撮像した画像を再構成する手段を有するが、その部分については、従来技術でも良いので図及び説明を省略する。図2は、図1における波形生成部4の詳細例を示す機能構成図である。図3は、図1におけるスタート部6の他の動作例を説明するための図である。図4及び図5は、図1における実施形態の動作のタイミングを説明するための図である。図6は、動作フローを説明するための図である。
図1において、X線発生部5は、図8に示したX線発生部5と同じであり、この内部の説明は省略する。ECG1は、心電計であって、被検体に取り付けたセンサから心臓の動きに対応した被検体信号を検出して出力する。図5の「ECG波形」がECG1の出力信号であり、ピーク値を持っている。
以下の構成の説明は、図6の動作フローに沿って説明する。説明中の(ステップS番号)は、図6に記載のブロック番号(S番号)に相当する。
ユーザインタフェース2は、表示手段及び操作手段を備え、表示手段に表示された案内に沿って、操作手段により操作するためのものである。少なくとも、この発明では、操作手段により、次の情報が設定される(ステップS1)。
タイミング情報:これは、図4の「所望の曝射波形」に示されるように、画質良く撮像を行いたい所望の撮像期間を示す情報(t1―t2)である。少なくとも、画質の良好でなくともよい低い管電流値ΔE2(第2管電流値:ゼロもありうる。)から、画質を良好にするための大きい管電流値E(第1管電流値)へ立ち上がるタイミング情報(t1)が不可欠である。
管電流設定値:画質良く撮像を行いたい所望の撮像期間における管電流値Eを設定する。
変調度設定:(低い管電流値ΔE2)/(撮像期間の管電流値E)=変調度M(%表示であれば、100倍する。)を設定する。なお、これは実質的に、次の差ΔE1をも設定することを意味する(ΔE2=0のときは、変調度M=0%)。
(撮像期間の管電流値E)―(低い管電流値ΔE2)=差ΔE1
図1で、曝射コントロール部10は、X線発生部5における管電流の立ち上がり応答特性に基づいて、管電流の立ち上がりタイミングを調整する手段である。言い換えれば、設定した所望の撮像タイミングt1及び応答特性(Δt)を反映してt1−Δtのタイミングで良質な画像を得るための管電流制御を行い、希望するタイミングt1で確実に撮像できるようにしたものである。曝射コントロール部10は、具体的には、波形データ生成部3,波形生成部4、及びスタート部6で構成されている。
波形データ生成部3は、演算手段3a及び応答特性メモリ3bを備え、上記X線発生部5等の応答特性を予め反映した波形データを生成する。つまり図4における「関数発生部が記憶する波形データ」を関数データとして生成する。応答特性メモリ3bは、少なくともX線発生部5の応答特性を予め記憶している。応答特性は、管電流制御部5dに波形生成部4から矩形波を入れて立ち上げたとき、フィードバックループが正常に動作して、管電流センサ5bから管電流制御部5dへ出力されるまでの応答時間についての特性を含む。一般には、前記管電流の矩形波に対して斜めに立ち上がった傾斜波形(ここでは、簡単のため直線的な傾斜波形と仮定して説明する。)で示される。その傾斜(de/dt=k)をここでは応答特性(上記のΔtは、そのときの管電流の大きさから時間に換算した値)とする。この応答特性(de/dt=k)は、経験的に予め求められる。
演算手段3aは、操作手段から設定された情報、つまり、所望の撮像期間を示す情報(t1―t2)、管電流設定値E、及び変調度M(=ΔE2/E)もしくはΔE1(=E−ΔE2)、を操作部から受けて、次の処理をする。
(a) 直線y=k(x―t1)+Eと直線y=E―ΔE1=ΔE2との交点
(x=t1−ΔE1/k、y=ΔE2)を求める。
このとき、図4のt0,Δtは、次のようになる。
t0=t1−ΔE1/k、Δt=ΔE1/k
このt0,Δtが、変調度Mに応じた応答特性を反映した時間である。
(b)そして、次の関数データyを生成する。
・タイミングx=0〜(t1−ΔE1/k)間:y=ΔE2
・タイミングx=(T−ΔE1/k)〜T間:y=k(x―T)
・タイミングx=t1〜t2間:y=E
・タイミングx=t2−T間:y=ΔE2
ただし、Tは、ECG波形の繰り返し周期
波形生成部4は、関数発生部4aに波形データ生成部3で生成された関数データを記憶し(ステップS3)、それをECG波形のピーク値のタイミングで読み出し、D/A変換部4aでアナログ信号波形に変換してX線発生部5のコントロール信号として出力する(ステップS4)。図4にその波形を示す。D/A変換部4aから出力されるコントロール信号波形は、所望の撮像タイミングt1及び応答特性(Δt)を反映してt1−Δtのタイミングで立ち上がっている。結果として、このコントロール信号でX線発生部5が制御される。
図2に、関数発生部4aの構成例を示す。図2で書込部が、波形データ生成部3からの関数データyを受けて、曝射タイミングの細かさをT/N(Nは波形メモリのアドレス数)とすると、波形メモリのアドレスにx=T/N(N=1、2、…・・、N)を対応させて、そのタイミングxの値(アドレス)に応じた該当する関数データyの値を記憶させる。その後、読出部が、ECG波形のピーク値のタイミングで、かつ周期T/Nのクロックで波形メモリから各アドレス(タイミング)xにおける関数データyを読み出すのを開始する。この読み出された関数データyがアナログ信号に変換され、コントロール信号として出力される。
図1において、スタート部6は、ゲート回路でなり、操作手段から操作者によってフリーのタイミングで設定される曝射開始指示と、コントロール信号とのタイミングをとる。例えば、図4の下段に示すように「曝射開始指示」が、コントロール信号波形のt1〜t2の間にあるときは、実際の曝射開始を次回のコントロール信号のスタートから行わせるタイミング信号(図4の「実際の曝射開始信号」)を生成して、高圧電源部5aのスイッチをオンさせる。「曝射開始指示」のタイミングが、コントロール信号波形の0〜t0間にあるときは、タイミングt0から「実際の曝射開始信号」を立ち上げるようにしても良い。
図5に他の動作タイミング例を示す。この場合は、変調度M=0%(ΔE2=0)の例である。したがって、小さな管電流で観察することなく、いきなりタイミングt1後に、良質な画像を撮像する場合である。この場合も、スタート部6は、上記同様、「曝射開始指示」のタイミングが0〜t0にあるときは、「実際の曝射開始信号」タイミングをt0から開始させ、「曝射開始指示」のタイミングがt0以降にあるときは、「実際の曝射開始信号」タイミングを次回のコントロール信号波形の開始と同じタイミングで開始させる。
なお、スタート部6を、スタート部6aと6bで構成し、図3に示すように、ECG波形と曝射開始指示のタイミングとから実際の曝射タイミングを決定するようにしてもよい。図3の場合は、スタート部6aが、曝射開始指示を受けた後に、最初に受けたECG波形のピーク値のタイミングをパスさせて関数発生部4aに送って、そのピーク値のタイミングでコントロール信号波形を生成させて、スタート部6bと前記管電流制御部5dへ送る。スタート部6bは、コントロール信号波形が所定のしきい値を超えた瞬間のタイミングを生成し、そのしきい値を超えた瞬間のタイミング(新たな曝射開始指示)で高圧電源部5aをオンさせる。ここで、しきい値を小さな管電流値ΔE2以下にすることも、管電流値ΔE2から大きな管電流値Eの間にすることもできる。この場合も、スタート部6a、6bは、ゲートで構成できる。
このようにして、コントロール信号がX線発生部5の管電流制御部5dに印加されて、かつ高圧電源部5aが、スタート部6の決定したタイミングでオンされたとき、X線発生部5では上記したようにフィードバックループが構成され、管電流センサ5bの出力(管電流制御部へ帰還入力される信号)波形は、コントロール信号波形とほぼ同一になるように制御される。
したがって、本発明の実施形態によれば、図4にも示すように、設定した所望のタイミングt1と応答特性とから、応答特性を反映したt1−Δt=t0のタイミングで良質な画像を得るための管電流制御を行うことができるので、希望するタイミングt1で確実に、かつに安定な曝射を行うことができ、所望のタイミングの画像を漏らすことがなくなる。
また、本発明によれば、図7に示すようなコントロール信号波形も生成できる。つまり、タイミング0〜t2は、変調度M=0%、t1以降次の周期が始まる間での期間を変調度M=40%等とする波形もできる。次回の周期は、また別な変調度の波形とすることもできる。この場合は、操作手段から各周期毎に、かつ変調度と変調度が異なる毎のタイミングを受けて、波形データ生成部3が、各周期毎の関数データを算出し、関数発生部4aは、周期毎に関数データを読み出せるように記憶しておけば良い。さらには、図7の所望の良質な画像を取得したいタイミングt1より、予めΔhだけ自動的に早めた波形も生成できる。Δhを応答メモリ3bに記憶させておき、タイミング設定値t1を受けたとき、演算手段がt1−Δhを新たなt1として演算すれば良い。このようにすると、操作手段からの任意の変調度、タイミングの設定を受けても、確実に所望のタイミングにおける良質な画像を取得できる。
なお、図4においてコントロール信号がΔt間は、応答特性の傾斜kを持っているが、必ずしも傾斜である必要はない。タイミングt0から直接に管電流設定値Eになっても良い。ただし、X線発生部5のように、フィードバックループを採用している場合は、図4のようにΔt間で応答特性kに沿ったコントロール信号波形の方が好ましい。つまり、この方が、コントロール信号波形と管電流センサ5bから管電流制御部5dの波形とが一致しやすく、そのため、フィードバックループ内での乱れが少ないからである。
なお、上記図2の構成は、一例であって、これに限らず、本発明の要旨の範囲内で数々のアレンジができる。
本実施形態の機能構成を示す図である。 図1における波形生成部4の詳細例を示す機能構成図である。 図1におけるスタート部6の他の動作例を説明するための図である。 図1における実施形態の動作のタイミングを説明するための図である。 図1における実施形態の他の動作のタイミングを説明するための図である。 動作フローを説明するための図である。 従来技術を説明するための図である。 従来技術におけるタイミングを説明するための図である。 従来技術を説明するための図である。
符号の説明
1 ECG(心電計)
2 ユーザインタフェース
3 波形データ生成部
4 波形生成部
5 X線発生部
6 スタート部

Claims (3)

  1. X線管と、コントロール信号を受けて該X線管を駆動するとともに該X線管の管電流が前記コントロール信号で段階的に指定された電流値になるよう制御するフィードバックループとを有するX線発生部と、前記X線発生部に対して被検体信号のタイミングに同期してX線を曝射させるためのコントロール信号を生成する曝射コントロール部とを備えた医用画像診断装置において、
    前記曝射コントロール部は、予め、前記X線発生部における管電流の立ち上がり応答特性を記憶しておき、操作手段より、前記曝射時の所望の管電流値及びその管電流値で曝射を開始させる所望の開始タイミングの情報を受けて、前記所望の開始タイミングより前記応答特性から得られる応答時間だけ早く前記所望の管電流値へ段階的に変化を開始させる前記コントロール信号を生成することを特徴する医用画像診断装置。
  2. X線管と、コントロール信号を受けて該X線管を駆動するとともに該X線管の管電流が前記コントロール信号で段階的に指定された電流値になるよう制御するフィードバックループとを有するX線発生部をコントロールしてX線を曝射する医用画像診断装置において、
    予め、前記X線発生部における管電流の立ち上がり応答特性を記憶し、前記曝射時の所望の第1管電流値及び該第1管電流値より小さな所望の第2管電流値、並びに前記第1管電流値で曝射を開始させる所望の開始タイミングの情報を受けて、前記立ち上がり応答特性を基に、曝射時に前記第2管電流値から前記第1管電流値へ段階的に変化させるときに必要な応答時間を演算する波形データ生成部と、
    前記開始タイミングより前記応答時間だけ早いタイミングで前記第2管電流値から前記第1管電流値への段階的に変化を開始させるコントロール信号を生成する波形生成部と、を備え、
    前記X線発生部は、前記コントロール信号を受けて、前記フィードバックループにより該コントロール信号に追随するように曝射を行うことを特徴とする医用画像診断装置。
  3. 予め、X線管を含むX線発生部における管電流の立ち上がり応答特性を記憶しておく記憶段階と、
    X線の曝射をしょうとするときの所望の第1管電流値及び該第1管電流値より小さな所望の第2管電流値、並びに前記第1管電流値で曝射を開始させる所望の開始タイミングの情報を受ける段階と、
    前記立ち上がり応答特性を基に、曝射時に前記第2管電流値から前記第1管電流値へ段階的に変化させるときに必要な応答時間を演算する演算段階と、
    前記所望の開始タイミングより前記応答時間だけ早いタイミングで前記第2管電流値から前記第1管電流値への変化を開始させるコントロール信号を生成する段階と、
    心電計から出力される被検体信号と前記コントロール信号とを同期させ、その同期した前記コントロール信号を前記X線発生部に送る段階と
    前記X線発生部は、該コントロール信号を受けて該X線管を駆動するとともに該X線管の管電流が前記コントロール信号で指定された前記第2の電流値から前記第1の電流値に段階的に変化するようフィードバック制御する曝射段階と、
    を備えた医用画像診断装置の制御方法。
JP2005111017A 2005-04-07 2005-04-07 医用画像診断装置及び医用画像診断装置の制御方法 Expired - Fee Related JP4738044B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005111017A JP4738044B2 (ja) 2005-04-07 2005-04-07 医用画像診断装置及び医用画像診断装置の制御方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005111017A JP4738044B2 (ja) 2005-04-07 2005-04-07 医用画像診断装置及び医用画像診断装置の制御方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2006288537A JP2006288537A (ja) 2006-10-26
JP4738044B2 true JP4738044B2 (ja) 2011-08-03

Family

ID=37409811

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2005111017A Expired - Fee Related JP4738044B2 (ja) 2005-04-07 2005-04-07 医用画像診断装置及び医用画像診断装置の制御方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4738044B2 (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5677053B2 (ja) * 2010-11-30 2015-02-25 ジーイー・メディカル・システムズ・グローバル・テクノロジー・カンパニー・エルエルシー X線ct装置
JPWO2014188936A1 (ja) * 2013-05-24 2017-02-23 株式会社日立製作所 X線ct装置及び撮影方法
CN107303184B (zh) * 2016-04-22 2020-09-15 上海联影医疗科技有限公司 Ct扫描x射线源管电流调制方法及计算机断层成像装置

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE19957083B4 (de) * 1999-11-28 2004-11-18 Siemens Ag Verfahren zur Untersuchung eines eine periodische Bewegung ausführenden Körperbereichs
US6507639B1 (en) * 2001-08-30 2003-01-14 Siemens Aktiengesellschaft Method and apparatus for modulating the radiation dose from x-ray tube
US6744846B2 (en) * 2002-09-26 2004-06-01 Siemens Aktiengesellschaft Method and apparatus for automatic exposure control in CT scanning

Also Published As

Publication number Publication date
JP2006288537A (ja) 2006-10-26

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6507639B1 (en) Method and apparatus for modulating the radiation dose from x-ray tube
JP6441015B2 (ja) X線診断装置及びx線管制御方法
JP4738044B2 (ja) 医用画像診断装置及び医用画像診断装置の制御方法
JPWO2019151251A1 (ja) X線管の制御方法及びx線管の制御装置
JP5422171B2 (ja) X線画像診断装置
US9398888B2 (en) Radiation imaging system and method for controlling the same
JP2008525081A (ja) 心臓のコンピュータ断層撮影の方法及び装置
US8131037B2 (en) Radiation imaging apparatus and method of controlling the same
JP5641892B2 (ja) X線ct装置およびx線ct装置の制御方法
JP6858648B2 (ja) X線高電圧装置、x線撮影装置、及び判定回路
CN113100792A (zh) 用于x射线成像的系统和方法
JP2006230843A (ja) X線回転撮影装置
JP5071676B2 (ja) パルス透視モードを備えたx線装置
JP2007026965A (ja) X線ct装置及びct用x線制御方法
JP2007296339A (ja) 心臓x線コンピュータ断層撮影画像の撮影方法および心臓ctシステム
JP2017016772A (ja) X線発生装置及びx線撮影システム
JP2007082886A (ja) X線診断装置及びx線診断装置の間欠照射制御方法
JP5604965B2 (ja) 放射線透視・撮影装置
JP5481099B2 (ja) X線診断装置
JP4976880B2 (ja) X線装置およびx線画像作成方法
JPS6237978B2 (ja)
JPS635880B2 (ja)
US20220265236A1 (en) Control device, radiography system, control method, and control program
US20230103344A1 (en) X-Ray Imaging Method and X-Ray Imaging System
JP4654967B2 (ja) X線診断装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20080407

RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

Effective date: 20090212

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20100720

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100727

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100924

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20110405

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20110426

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4738044

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140513

Year of fee payment: 3

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313117

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees