JP4737192B2 - 2つのマイクロストリップ線路の接続構造及び筐体を用いた集積回路チップの実装基板への実装構造 - Google Patents

2つのマイクロストリップ線路の接続構造及び筐体を用いた集積回路チップの実装基板への実装構造 Download PDF

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本発明はマイクロストリップ線路を形成した回路配線基板(実装基板)に、マイクロストリップ線路を形成した集積回路チップを実装するための配線の構造に関する。本発明は、凹部を有する保護用の筐体の当該凹部に集積回路チップを搭載及び固定し、当該凹部を回路配線基板のストリップ導体形成面に向かい合わせた実装構造に特に有効である。
集積回路チップの回路配線基板への実装後に、当該集積回路チップを樹脂封止する技術がある。更には、頑強な保護用の筐体で覆う技術もある。本発明者らは、凹部を有する保護用の筐体にマイクロストリップ線路を形成して集積回路チップのマイクロストリップ線路と接続し、当該保護用筐体のストリップ導体側を回路配線基板のストリップ導体側に向かい合わせて接続する構造を検討していた(特願2007−202598)。
参考のため、下記文献を示す。特許文献1に記載された技術は、ストリップ導体/スロット付きグランド/ストリップ導体の、導体層を3層有するセラミック多層基板と蓋体の内部に集積回路チップを配置させるものである。集積回路チップの配線が上層のマイクロストリップ線路に接続され、グランドのスロットとのモード変換を介して下層のマイクロストリップ線路に接続されて、外部回路基板の配線層に接続されている。この際、スロットの位置に対応して外部回路基板表面側に空同部を形成する必要がある。また、セラミック多層基板は高価である。
特許文献2には、マイクロストリップ線路とコプレーナ線路のモード変換接続が記載されている。モード変換接続部におけるグランド電位の確保が重要である。
非特許文献1には本発明が利用するパッチアンテナについて説明されている。
特開平11−260948 特開昭64−5102 橋本修、川崎繁男著、培風館刊「新しい電波工学」pp. 139-143
本発明者らは、凹部を有する保護用の筐体に配置した集積回路チップを、言わばフリップチップの向きに回路配線基板(実装基板)に搭載することを検討している。この際、集積回路チップは保護用の筐体の配線と共に回路配線基板表面と向かい合う。ここで保護用筐体の反対側は外部を向くので、ここにパッチアンテナを設けることを着想し、出願した(上述)。例えば特許文献1の技術では、蓋体の上側にアンテナを設けても、それに接続するためには更に複雑な配線が必要となる。
ここで、集積回路チップのマイクロストリップ線路と接続された筐体のマイクロストリップ線路と、回路配線基板のマイクロストリップ線路との接続は、単にバンプ等でストリップ導体を接続しても損失が大きいことが判明した。
そこで本発明の目的とするところは、向かい合わせた2つのマイクロストリップ線路の接続構造において、所望の高周波に対して損失を抑制することである。
請求項1に係る発明は、板状又は膜状の第1の誘電体の裏面に形成された第1の接地層と、当該第1の誘電体の表面に形成された第1のストリップ導体とから形成された第1のマイクロストリップ線路と、板状又は膜状の第2の誘電体の裏面に形成された第2の接地層と、当該第2の誘電体の表面に形成された第2のストリップ導体とから形成された第2のマイクロストリップ線路との接続構造であって、接続構造を成す第1のストリップ導体の端部には、所望の高周波で共振する第1のパッチが形成されており、接続構造を成す前記第2のストリップ導体の端部には、所望の高周波で共振する第2のパッチが形成されており、第1のパッチと第2のパッチとを向かい合わせて、それらの中心が上下方向に重なるように配置された2つのマイクロストリップ線路の接続構造を有し、第1のマイクロストリップ線路は、集積回路チップを搭載した保護用筐体表面に形成されており、第2のマイクロストリップ線路は、回路配線基板の一部であり、2つのマイクロストリップ線路の接続構造を介して、実装基板から筐体を介して集積回路チップへの配線が形成されていることを特徴とする筐体を用いた集積回路チップの実装基板への実装構造である。請求項2に係る発明は、第1のパッチの中心と第2のパッチの中心とを導体で接続したことを特徴とする。
2つのマイクロストリップ線路の接続構造において形成されている2つのパッチは、いずれも所望の高周波に対して共振するように設計されているので、一方に共振が生ずると、他方にも容易に共振が生ずる。即ち、共振により、一方のマイクロストリップ線路から他方のマイクロストリップ線路に、所望の高周波を低損失で伝送可能となる。また、2つのパッチで共振する高周波を特に伝送しやすいので、一種のフィルタとして作用する。また、本発明は、接地層自体にスロットその他の形状加工をする必要がない。即ち本発明は、マイクロストリップ線路で容易に伝送可能な所望の周波数のミリ波を、効率良く伝送できる簡便且つ設計容易な接続構造である。
本発明によれば、導体部を3層以上有する多層基板を使わずに、集積回路チップを保護用の筐体に搭載した上、回路配線基板(実装基板)へ実装することが容易となる。即ち、ミリ波が効率良く伝送できる基板と保護用の筐体(パッケージ)の接続部を提供できる。
この際、共振時のパッチは中央部付近に電界が0、即ち仮想接地部分が生じているので、2つのパッチの中心を導体で接続すると、より効果的である。また、一方のマイクロストリップ線路を構成する接地層の接地電位を十分に確保しておけば、共振により、少なくとも他方のマイクロストリップ線路のパッチ付近の接地層の接地電位が確保可能である。この点でも、2つのパッチの中心を導体で接続すると、より効果的である。
本発明の最も特徴的な構成である、2つのマイクロストリップ線路の接続構造に用いるパッチとしては、いわゆるパッチアンテナの設計を用いることができる。特に、矩形状のパッチアンテナは様々なパラメータ設定が研究されており、最も好適に用いることができる。
但し、所望の高周波に対して定在波を形成することが必要なのであって、パッチの形状は矩形状に限定されるものではない。円形、楕円形、或いは非特許文献1で説明されている進行波形状、その他所望の高周波に対して設計可能な任意の形状とすることができる。
第1のパッチと第2のパッチは、各々の開放端が十分に近く、電界の結合、磁界の結合又は電磁結合が生じることが重要である。この点で第1のパッチの形状と第2のパッチの形状は、合同又は合同に近い相似、或いは少なくとも開放端の大きさが近いことが好ましい。実際、矩形状のパッチアンテナは、接地層との距離(誘電体層の厚さ)の影響が比較的に小さく、ストリップ導体のパッチ形状、特に開放端となる向かい合う2辺の距離が共振周波数をほぼ決定づける。各々のマイクロストリップ線路の誘電体の誘電率が近ければ、2つのマイクロストリップ線路の端部に、ほぼ同じ形状の矩形状のパッチアンテナを容易に設計可能である。但し、2つのパッチの形状は完全に合同となる必要はない。
中心を導体で接続する場合は第1のパッチと第2のパッチの各々の中心が上下方向(各々のマイクロストリップ線路の厚さ方向)に重なる必要がある。尚、設計により、共振時の電界が0となる位置を離れた複数個有するようなパッチを用いることも可能であるが、その際は第1のパッチと第2のパッチの位置関係は、それら電界が0となる複数個の位置が各々上下方向(各々のマイクロストリップ線路の厚さ方向)に重なる様にすることが好ましい。
筐体の凹部に集積回路チップを搭載する場合、凹部とは反対側にストリップ導体によるパッチアンテナを設けて、外部との通信手段とすることも容易である。この際、筐体の凹部を設けた側に設けたマイクロストリップ線路と、筐体の反対側に設けられたパッチアンテナと接続されたマイクロストリップ線路とは、例えば筐体の厚さ方向に貫通して設けられ、少なくとも表面が導体である空洞部を導波路とし、各々のマイクロストリップ線路を構成する接地層(接地膜、接地板)の当該導波路と対応する位置にスロットを設けることで、高周波的に容易に接続されうる。この場合、筐体の凹部側マイクロストリップ線路/スロット/導波路/筐体の凹部側とは反対側のスロット/筐体の凹部側とは反対側のマイクロストリップ線路の各々において、モード変換可能なように設計する。これにより、筐体の凹部に設けた集積回路チップと、筐体の反対側に設けた通信用のパッチアンテナとを高周波的に接続できる。
この構成は、実装基板の表面側へ全てを実装した構成であり、筐体部にアンテナを設けているので極めて小型のアンテナ付き集積回路パッケージを実現できる。パッケージであるので耐環境性が高い。また、集積回路チップを筐体部に搭載するので、放熱性を持たせることも可能である。この際、筐体部は誘電体を用いても良いが、例えば金属を用いても良く、これにより更に放熱性を上げ、或いは筐体部の両面のグランド層の電位を安定してグランド電位とすることができる。
ポリイミドその他の樹脂フィルムの両面に金属膜を形成したフィルムキャリアを用いると、いわゆるフィンガー部を所望に形成でき、集積回路チップ上の線路との接続に用いることができる。実際、誘電体薄膜の両面に設けられた導体から成るマイクロストリップ線路は、集積回路の包装形態の一種であるテープキャリアの技術により容易に実現可能であるが、その他の公知の任意の方法を採用しても良い。テープキャリアの技術によれば、グランド層を設けた誘電体薄膜の、集積回路チップとの接続端を予めパターニングした後、ストリップ導体、例えば銅箔を貼り付けた後にエッチングでフィンガー状に形成すると良い。即ち、テープキャリアにチップを実装する際のインナーリードの形成技術がそのまま使用できる。
図1は本発明の具体的な一実施例に係る2つのマイクロストリップ線路20及び30の接続構造の構成を示す断面図及び2つの分解図(斜視図)である。図1の接続構造においては、下記に述べるシミュレーションに用いた、本願発明の本質には無い基体250に、第1のマイクロストリップ線路20を貼り付けた構成を示した。
図1.Aの断面図でまず説明する。Port−1が、第1のマイクロストリップ線路20の入力端であり、それは、順に第1グランド層220g、第1誘電体層210及び筐体ストリップ導体230から成る。図1.AのPort−2が、第2のマイクロストリップ線路30の出力端であり、それは、板状の誘電体310の裏面(図1.Aでxy平面に平行なz軸の正側の面)に、実装基板グランド層320gが形成されている。板状の誘電体310の表面(図1.Aでxy平面に平行なz軸の負側の面)に、実装基板ストリップ導体330が形成されている。
このうち、筐体ストリップ導体230の左端(x軸の正側)には、x軸とy軸に平行な四辺を有する方形のパッチ230pが形成されている。また、実装基板ストリップ導体330の右端(x軸の負側)には、x軸とy軸に平行な四辺を有する方形のパッチ330pが形成されている。
第1のマイクロストリップ線路20の接続構造において形成されている方形のパッチ230pの平面形状と、第2のマイクロストリップ線路30の接続構造において形成されている方形のパッチ330pの平面形状は、ほぼ一致し、それらの中心は、xy座標が同じ、即ちz軸方向に重なっている。
また、これら方形のパッチ230pと330pとは、それらの中心部で、導体から成るバンプB23により接続されている。
方形のパッチ230pと330pがバンプB23により接続された構造を分解図(斜視図)として図1.B及び図1.Cで示す。図1.Bは図1.Aで示した2つのマイクロストリップ線路20及び30の接続構造の構成のうち、筐体ストリップ導体230、その左端の方形のパッチ230p、導体から成るバンプB23、実装基板ストリップ導体330、その右端の方形のパッチ330pを抜き出した分解図である。図1.Bのように、破線で示した方形のパッチ230pの裏面(紙面裏側)の中心部分と、破線で示した方形のパッチ330pの表面(紙面表側)の中心部分とが、円柱状のバンプB23の上底面と下底面と接続されることを示している。実際、接続後は図1.Cのように配置する。
方形のパッチ230pと330pは、各々、第1誘電体層210を介して第1グランド層220gと、誘電体310を介して実装基板グランド層320gと、所定の同一の周波数の高周波により共振する。即ち、当該所定の周波数の高周波を第1のマイクロストリップ線路20の右端であるPort−1から入力すると、方形のパッチ230pと第1グランド層220gとの間で共振が生ずる。これは方形のパッチ330pと実装基板グランド層320gとの間で共振を引き起こすので、結局第2のマイクロストリップ線路30の左端であるPort−2から出力される。
方形のパッチ230pと第1グランド層220gとの間での共振が、方形のパッチ330pと実装基板グランド層320gとの間に共振を引き起こす理由は、例えば図2で説明できる。パッチはλ/2共振器として形成されているものとする。
図2で示したのは、方形のパッチ230pの開放端の荷電と、方形のパッチ330pの開放端の荷電とが符号が異なる可能性である。この場合、方形のパッチ230pの2つの開放端と、方形のパッチ330pの2つの開放端が各々向かい合っているので、各々容量を形成する。即ち、向かい合ったパッチ230p及び330pの2つの開放端で高周波が伝送するものである。
尚、パッチ230p及び330pはλ/2共振器であるので、その中心部付近では、各々が第1グランド層220gとの間、実装基板グランド層320gとの間に電界が生じず、パッチ230p中央部及び330p中央部は接地電位に保たれる。図1ではこれらパッチ230p中央部及び330p中央部を導体からなるバンプB23で接続している。これは、パッチ230pから330pへの高周波の伝送をより確実なものとする。
当然のことながら、入出力を反対方向にした、即ちパッチ330pから230pへの伝送も可能である。
図1の2つのマイクロストリップ線路20及び30の接続構造の伝送特性を以下の通りシミュレーションにより確かめた。
第1のマイクロストリップ線路20は、第1誘電体層210を厚さ25μmとし、誘電率はポリイミドの誘電率とした。
第2のマイクロストリップ線路30は、誘電体310を厚さ168μmとし、誘電率はF4の誘電率とした。
パッチ230p及び330pの平面形状はx軸及びy軸に平行な長さ1mmの正方形とした。これは77GHzの高周波のλ/2共振器である。また、バンプB23の高さ(z軸方向)は80μmとし、直径が約0.2mmの円柱状とした。実装基板グランド層320gは十分に広く、理想的な接地電位を保てるものとした。第1グランド層220gは、誘電体310に設けた図示しない数個のビアホールにバンプを設けて実装基板グランド層320gと接続するものとした
この条件で、周波数に対する伝送特性(S21)、反射特性(S11及びS22)をシミュレートすると、図3.Aの通りとなった。設計した共振周波数77GHz近傍において、伝送特性(S21)が−3dB程度と、極めて良好であり、且つ反射特性(S11及びS22)が−20dB以下と、やはり極めて良好であった。また、伝送特性が高く、反射特性が低い周波数範囲は5GHz程度であり、本発明の接続構造がフィルタ特性を有することも示された。即ち、図1に示した2つのマイクロストリップ線路20及び30の接続構造は、所望の高周波に対して損失を抑制した接続構造であることが示された。
比較のためバンプB23を除いた構成で、即ちパッチ230pと330pとを空隙80μmを保って配置した場合のシミュレーション結果を図3.Bに示す。設計した共振周波数77GHz近傍において、伝送特性(S21)が−4dB程度と、十分に良好であり、且つ反射特性(S11)が−20dB以下と、十分に良好であった。尚、反射特性(S22)は、−10dB〜−14dBであったが、実用的な使用に耐えうるものである。また、伝送特性が高く、反射特性が低い周波数範囲は3GHz程度であり、本発明の接続構造がフィルタ特性を有することも示された。即ち、図1に示した2つのマイクロストリップ線路20及び30の接続構造からバンプB23を除いた構成も、所望の高周波に対して損失を抑制した接続構造であることが示された。
次に、バンプB23を設ける場合で、その高さ(z軸方向)を60μm、100μmとした場合の伝送特性をシミュレートした。図3.Aに示したバンプB23の高さ80μmの場合と合わせて、図4.Aに伝送特性(S21)を、図4.Bに反射特性(S11)を、図4.Cに反射特性(S22)を示す。
図4.Aに示される通り、図1の2つのマイクロストリップ線路20及び30の接続構造において、バンプB23の高さを60〜100μmで変化させても、その伝送特性(S21)は、設計周波数77GHz近傍においてはほとんど変化しなかった。また、60〜90GHzの周波数範囲においても、伝送特性(S21)は大きくは変化しなかった。
図4.Bに示される通り、図1の2つのマイクロストリップ線路20及び30の接続構造において、バンプB23の高さを60〜100μmで変化させると、その反射特性(S11)は、設計周波数77GHz近傍においては若干変化した。但し、バンプB23の高さが60μmでも、設計周波数での反射特性(S11)は−20dB以下であり、例えばスミスチャートにおいてはほぼ中央に位置し、実質的には変化が無いものと言える。尚、60〜75及び82〜90GHzの周波数範囲においては、反射特性(S11)は大きいままであり、ほとんど変化しなかった。
図4.Cに示される通り、図1の2つのマイクロストリップ線路20及び30の接続構造において、バンプB23の高さを60〜100μmで変化させると、その反射特性(S22)は、設計周波数77GHz近傍及び90GHz迄の範囲においては若干変化した。但し、バンプB23の高さが100μmでも、設計周波数での反射特性(S22)は−20dB以下であり、例えばスミスチャートにおいてはほぼ中央に位置し、実質的には変化が無いものと言える。尚、60〜75の周波数範囲においては、反射特性(S22)は大きいままであり、ほとんど変化しなかった。
尚、伝送特性(S21)を詳細にデータを見ると、77GHzにおいて、バンプB23の高さを60、80、100μmでそれぞれ−3.12dB、−3.14dB、−3.25dB(−3.12dBよりも3%減)である。実質的に同じとは言え、バンプの高さが高くなると、ロスが増える傾向があると言える。
図5は本発明の接続構造を有するアンテナ付き集積回路パッケージ1000の3つの構成部品の構造を示す断面図である。また、図6は、当該3つの構成部品を組み合わせて構成された、アンテナ付き集積回路パッケージ1000の構造を示す断面図である。図5に示すように、アンテナ付き集積回路パッケージ1000は、集積回路チップ100、筐体部200及び実装基板300を主たる構成部品とし、これらをバンプで接続して図6の様に組み立てるものである。
即ち、集積回路パッケージ1000は、回路配線の形成された板状又は膜状の誘電体310から成る実装基板300と、回路配線及びアンテナ232Aの形成された板状の基体250から成る筐体部200と、集積回路チップ100とを電気的に接続したものである。
実装基板300は、裏面に実装基板グランド層320gを、表面に実装基板ストリップ導体330を有する。
筐体部200は、基体250の第1の面251に、集積回路チップ100を配設する凹部Cvと、凹部Cvを除く部分に形成された導体から成る第1グランド層220g及び221gと、第1グランド層220g及び221gの上に形成された第1誘電体層210及び211と、第1誘電体層210及び211の上に形成された、筐体ストリップ導体230と第1スロット結合ストリップ導体231を有する。
また、筐体部200は、基体250の第2の面252に、導体から成る第2グランド層222gと、第2グランド層222gの上に形成された第2誘電体層212と、第2誘電体層212の上に形成された、第2スロット結合ストリップ導体232とそれと接続された少なくとも1個の導体から成る平面アンテナ232Aを有する。
また、筐体部250は、凹部Cvを除く部分に形成された、第1の面251から第2の面252までを貫く貫通孔から成る導波管Wgと、導波管Wgに結合する、第1グランド層221gの開口部から成る第1スロット221sと第2グランド層222gの開口部から成る第2スロット222sを有する。ここにおいて、第1スロット結合ストリップ導体231と第1スロット221sとが結合し、第2スロット222sと第2スロット結合ストリップ導体232とが結合している。
集積回路チップ100は、その表面に、チップグランド層120g及び121gと、チップグランド層120g及び121g上に形成されたチップ誘電体層110及び111と、チップ誘電体層110及び111上に形成された、チップストリップ導体130とスロット接続チップストリップ導体131とを有する。(以上、図5)
筐体部200の凹部Cvに集積回路チップ100を固定して、筐体ストリップ導体230とチップストリップ導体130とを接続し、スロット接続チップストリップ導体131と第1スロット結合ストリップ導体231とを接続し、筐体部250の第1の面251が実装基板300の表面と向きあうように、集積回路チップ100を固定した筐体部200を実装基板300に固定して実装基板ストリップ導体330と筐体ストリップ導体230とを接続して、アンテナ付きの集積回路パッケージ1000を構成する(図6)。
ここにおいて、実装基板ストリップ導体330と筐体ストリップ導体230の接続部は、本願発明の、所望の高周波で各々共振するパッチ330pと230pにより形成されており、バンプB23は、それらのパッチ330p及び230pの中央部を接続する導体である。
図5の集積回路チップ100は、その構成の概略を断面図として示してある。集積回路チップ100表面中央部は、素子領域DAであって、半導体基板150に形成された種々の素子の端子との接続部が形成されうる領域である。図5の集積回路チップ100の表面は、当該素子領域DAを挟んで、左側と右側に、それぞれマイクロストリップ線路を形成している。尚、間略のため、図5では半導体基板150とチップグランド層120g及び121gが直接接触している図を示したが、チップグランド層120g及び121gよりも下側(図5でz軸の負側)に、誘電体層を形成したものも図5に含まれるものとする。
図5の筐体部200は、その構成の概略を断面図として示してある。第1の面251から第2の面252まで貫通する導波管Wgの内面は導体膜260gで被覆されている。図5の筐体部200の第1の面251には、凹部Cvを挟んで、左側と右側に、それぞれマイクロストリップ線路が形成されている。それら左右のマイクロストリップ線路は凹部Cvに突き出したフィンガー部F0及びF1を有している。これらフィンガー部F0及びF1の形状は図7を用いて後述する。
図5の実装基板300は、その構成の概略を断面図として示してある。板状の誘電体310を一部除去して実装基板グランド層320gを露出させたビアホールvhが形成されている。図5では、図面の構成を簡略とするため、実装基板300のビアホールvhを1箇所としているが、実装基板300のビアホールvhは、筐体部200や集積回路チップ100の回路配線に影響を及ぼさない位置であれば多数設けて良い。
筐体部側の2つのマイクロストリップ線路のフィンガー部F0及びF1を加工して集積回路チップ100の2つのマイクロストリップ線路と接続する。図6ではこれらのうち、チップストリップ導体130と筐体ストリップ導体230のバンプB12aによる接続部分と、スロット接続チップストリップ導体131と第1スロット結合ストリップ導体231のバンプB12bによる接続部分とを明示し、グランド側であるチップグランド層120g及び121gと、第1グランド層220g及び221gの接合については破線のみとして詳細は省略した。
また、ビアホールvhにバンプ23gを形成して、筐体部200の第1グランド層221gと実装基板300の実装基板グランド層320gとを接続する。
尚、図6では示されていないが、第1グランド層220gは、実装基板300のビアホールにより露出させた実装基板グランド層320gとバンプにより接続されており、また、第2グランド層222gは、誘電体から成る基体250に複数個形成されたビアホールにより第1グランド層220g及び221gと接続されているものとする。
このように形成されたアンテナ付き集積回路パッケージ1000は、実装基板ストリップ導体330、筐体ストリップ導体230及びチップストリップ導体130が、バンプB23及びB12aにより接続され、且つ各々が実装基板グランド層320g、第1グランド層220g、チップグランド層120gとによるマイクロストリップ線路を形成しているので、他の線路に変換すること無く、実装基板300の回路配線から集積回路チップ100の素子領域DAに高周波を入出力可能であり、また、実装基板300の回路配線から集積回路チップ100の素子領域DAに所望の電位を印加することが可能である。
この際、実装基板ストリップ導体330と筐体ストリップ導体230の接続部は、本願発明の所望の高周波で各々共振するパッチ330pと230pにより形成されており、それらの中央部を接続する導体であるバンプB23が設けられているので、上記実施例1の図3.Aに示された通り、極めて低損失の接続構造となる。
また、スロット接続チップストリップ導体131と第1スロット結合ストリップ導体231とがバンプ12bにより接続され、第1スロット結合ストリップ導体231と第1スロット221sが電磁的に結合し、第1スロット221sと第2スロット222sが導波管Wgを介して電磁的に結合し、第2スロット222sと第2スロット結合ストリップ導体232とが電磁的に結合し、第2スロット結合ストリップ導体232が平面アンテナ232Aに接続しているので、集積回路チップ100の素子領域DAから平面アンテナ232Aに高周波を入出力可能である。
このように、平面アンテナ232Aを有する極めて小さな筐体部200に、集積回路チップ100を搭載して実装基板300に実装することが可能となる。
図7に、図5のフィンガー部F0及びF1の加工と集積回路チップ100との接続部分の近傍の構成を示す詳細図である。図7は各層の形状を示すために分解して示している。また、図7.Aと図7.Hの配置と図7.Iの配置は左右方向に対応する位置であるが、図7.B〜3.Dの配置は図7.Aと図7.Hの配置とは左右方向にずれたものを示している。また、図7の説明では、z軸の正側を向いている面を「表面」と記載する。
図7.Aのように基体250が配置される。図7.Bの形状の第1グランド層220gがあり、その上部に図7.Cの形状の第1誘電体層210がある。図7.Cで破線で囲ったハッチング部は、第1誘電体層210の裏面で集積回路チップ100のチップグランド層120gと接続される部分を示したものであり、第1誘電体層210表面に露出したものではない。また、図7.B及び図7.Cでハッチングの無い破線矩形部は、後に形成される筐体ストリップ導体230のバンプB12aが形成される位置を示している。
図7.Dのように、筐体ストリップ導体230が形成されている。筐体ストリップ導体230は第1誘電体層210表面に形成されていると共に、チップストリップ導体130とバンプB12aを介して接続される部分である、図7.Cで示したハッチングの無い破線矩形部に向かって延びたフィンガー部Fを有する。
図7.Eのように半導体基板150が配置される。図7.Fのようにチップグランド層120gが半導体基板150の上に形成される。破線で示した矩形領域BPは、以下に示す通り、チップ誘電体層110を介してチップストリップ導体130と筐体ストリップ導体230とが接続されるバンプ領域に対応する位置を示すものである。図7.Gのようにチップ誘電体層110がチップグランド層120gの上に形成され、チップ誘電体層110の2個の孔部によりチップグランド層120gが露出した部分が形成される。図7.Gにおける、チップ誘電体層110の孔部により露出したチップグランド層(図7.Gでハッチングされた部分)120gには、図7.Hのように必要な厚みを有するバンプB12g1及びB12g2が形成される。また、チップストリップ導体130の左端には、必要な厚みを有するバンプB12aが設けられる。こうして、バンプB12a、バンプB12g1及びB12g2に、図7.Dで示した筐体ストリップ導体230のフィンガー部F先端の裏面と、第1グランド層220gの裏面とが接続される(図7.I)。図7.Iにおいて、ハッチングされた破線矩形部B12g1及びB12g2は紙面上側からは見えないのであるが、バンプB12g1及びB12g2により第1グランド層220gの裏面とチップグランド層120gが接続された領域を示している。同様に、ハッチングされた破線矩形部B12aは紙面上側からは見えないのであるが、フィンガー部F先端の裏面と、チップストリップ導体130とを接続するバンプB12aの領域を示している。
尚、図7は左右の各図が、z軸方向に同じ高さであることを示すものではない。
また、全く同様に、図5のフィンガー部F1も加工されて集積回路チップ100の回路配線と接続される。
図5の筐体部200の誘電体から成る基体250に替えて、銅(Cu)等の導体から成る基体を用いても良い。この場合、導波管Wg内部の導体から成る被膜260gを付加する必要がない。また、第1グランド層220g及び221gと、第2グランド層222gとを導体から成る基体で接続することで、第2グランド層222gをグランド電位に保つのが容易である。また、銅(Cu)等の熱伝導率の高い金属を用いると、集積回路チップ100の発する熱を放熱することが容易となる。尚、銅(Cu)等の導体から成る基体自体がグランド電位になるので、第1スロット221s及び第2スロット222sを形成する部分の第1グランド層221g及び第2グランド層222g、並びにフィンガー部F0及びF1部分の第1グランド層221g及び第2グランド層222gを除くと、第1グランド層221g及び第2グランド層222gを大部分省略することも可能である。
上記実施例2では、第1誘電体層210と211とが、集積回路チップ100の下で連続していないものを示したが、絶縁体である誘電体膜210と211は、集積回路チップ100の下で連続しているものとしても良い。これにより、先に集積回路チップ100を当該連続した誘電体膜にマウントした後、筐体部250(又は270g)に搭載するものとしても良い。当然、マウントに先んじて、連続した誘電体膜に孔部が形成され、バンプにより集積回路チップの回路配線が連続した誘電体膜の回路配線と接続される。
本発明は、いわゆる3次元モノリシックマイクロ波集積回路(3D−MMIC)、即ち誘電体層を挟んだグランド層とストリップ導体とによるマイクロストリップ線路を表面に有する集積回路に有効である。ここで、パッケージ実装とは、極めて小さいミリ波ICを裸で実装基板に実装して例えば樹脂封止等するのではなく、予め別の筐体にマウントしてから実装基板にフリップチップ実装することで、当該筐体をミリ波ICの保護筐体とするものを言うものである。
本発明は、SiGe、CMOS IC、あるいはGaAsで利用される3D−MMICに有効である。
1.Aは本発明の具体的な一実施例に係る2つのマイクロストリップ線路の接続構造を示す断面図、1.Bは接続構造の第1の分解図(斜視図)、1.Cは接続構造の第2の分解図(斜視図)。 2つのパッチの作用を説明するための断面図。 実施例1の伝送特性のシミュレーション結果を示す2つのグラフ図。 実施例1の伝送特性のシミュレーション結果を示す3つのグラフ図。 本発明の具体的な一実施例に係るアンテナ付き集積回路パッケージ1000の3つの構成部品の構造を示す断面図。 本発明の具体的な一実施例に係るアンテナ付き集積回路パッケージ1000の構成を示す断面図。 図5のフィンガー部F0及びF1部の構成を示す詳細図。
20、30:マイクロストリップ線路
230p、330p:パッチ
1000、1100:アンテナ付き集積回路パッケージ
100:集積回路チップ
110:チップ誘電体層
120g、121g:チップグランド層
130:チップストリップ導体
131:スロット接続チップストリップ導体
150:半導体基板
200:筐体部
210、211:誘電体薄膜から成る第1誘電体層
220g、221g:第1グランド層
221s:第1スロット
230:筐体ストリップ導体
231:第1スロット結合ストリップ導体
212:誘電体膜から成る第2誘電体層
222g:第2グランド層
222s:第2スロット
232:第2スロット結合ストリップ導体
232A:平面アンテナ
250:誘電体から成る基体
260g:導波管を構成する金属層
300:実装基板
310:板状の誘電体
320g:実装基板グランド層
330:実装基板ストリップ導体
Cv:凹部
DA:素子領域
vh:ビアホール
Wg:導波管内部
B12a、B12b、B12g1、B12g2、B23g:バンプ

Claims (2)

  1. 板状又は膜状の第1の誘電体の裏面に形成された導体からなる第1の接地層と、当該第1の誘電体の表面に形成された第1のストリップ導体とから形成された第1のマイクロストリップ線路と、
    板状又は膜状の第2の誘電体の裏面に形成された導体からなる第2の接地層と、当該第2の誘電体の表面に形成された第2のストリップ導体とから形成された第2のマイクロストリップ線路との接続構造であって、
    前記接続構造を成す前記第1のストリップ導体の端部には、所望の高周波で共振する第1のパッチが形成されており、
    前記接続構造を成す前記第2のストリップ導体の端部には、前記所望の高周波で共振する第2のパッチが形成されており、
    前記第1のパッチと前記第2のパッチとを向かい合わせて、それらの中心が上下方向に重なるように配置された2つのマイクロストリップ線路の接続構造を有し、
    前記第1のマイクロストリップ線路は、集積回路チップを搭載した筐体表面に形成されており、
    前記第2のマイクロストリップ線路は、回路配線の形成された実装基板の一部であり、
    前記2つのマイクロストリップ線路の接続構造を介して、前記実装基板から筐体を介して集積回路チップへの配線が形成されていることを特徴とする筐体を用いた集積回路チップの実装基板への実装構造。
  2. 前記第1のパッチの中心と前記第2のパッチの中心とを導体で接続したことを特徴とする請求項1に記載の集積回路チップの実装基板への実装構造。
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