JP4736956B2 - 脚式搭乗型ロボット - Google Patents

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Description

本発明は脚式搭乗型ロボットに関し、詳しくは、人が搭乗して歩行する脚式搭乗型ロボットに関する。
従来より様々な脚式搭乗型ロボットが提案されている(例えば、特許文献1、特許文献2参照)。
図5に特許文献1に開示されたロボットの構成例を示す。図に示されるように、このロボット300は、搭乗者200が座る座席部301を座面の下から支持する脚部302を有している。脚部302は、右脚と左脚から構成されており、右脚と左脚とで歩行動作を行なうことによって走行する。右端と左脚は、股関節で座席部と接続されている。また、右脚と左脚のそれぞれは、股関節に接続された上腿、上腿に膝関節で接続された下腿、下腿に足首関節で接続された足先を有している。右脚と左脚は、人の脚のように曲がることもできるし、鳥の脚のように曲がることもできる。
特開2005−52897号公報 特開2005−186650号公報
ロボットの脚部は、歩行速度や階段の昇降性能を確保するためには、ある程度の長さが必要である。このため、従来の脚式搭乗型ロボットでは、座席部301が脚部302の上端に固定される構造であるため、座席部301の高さをある一定以下にすることはできない。従って、脚部302がまっすぐに伸びた状態でロボットが後方に転倒すると、ロボットに搭乗した搭乗者200は衝突時の衝撃が大きくなるため、非常に危険であり、その対策が強く求められている。
また、従来の脚式搭乗型ロボットでは、搭乗者の足が前方にせり出すような座席となっているため、急な階段を上る際に搭乗者の足が階段と接触する場合もあった。
本発明は、かかる課題を解決するためになされたものであり、搭乗者の安全性の高い脚式搭乗型ロボットを提供することを目的とする。
本発明にかかる脚式搭乗型ロボットは、少なくとも一対の脚からなる脚部と、当該脚部に支持され、搭乗者が座ることが可能な座席部とを備えた脚式搭乗型ロボットであって、前記脚部に、搭乗者の足を載置可能な足載置部を設け、搭乗者が前記足載置部に足を載置した状態であり、なおかつ搭乗者の膝及び腿部分が非拘束な状態で、前記脚部が歩行動作を実行するものである。
ここで、前記脚部は、上腿と下腿を相互に回動可能に連結する膝関節を有し、前記足載置部は、前記膝関節よりも足先側の脚部に固定することが望ましい。
また、前記足載置部を前記脚部において異なる位置に固定可能な高さ調整手段を有することが望ましい。
一対の脚を構成する右脚と左脚は、搭乗者が間に介在できるように離間して配置され、前記足載置部は、右脚と左脚の双方において内側に延在した部材によって構成されていることが望ましい。前記足載置部は、さらに、前方に延在しているとよい。
搭乗者の両脇に配置された保護フレームを備えることが望ましい。さらには、前記座席部は、搭乗者が鉛直方向に足を伸ばすことが可能な座席を有することが好ましい。このような座席は、例えば、サドル形状にすることによって実現できる。
本発明によれば、搭乗者の安全性の高い脚式搭乗型ロボットを提供することができる。
図1及び図2を用いて、本発明にかかる脚式搭乗型ロボット(以下、単に「ロボット」とする)の構成について説明する。同じロボットについて、図1は搭乗者が搭乗した状態を示し、図2は搭乗者が登場していない状態を示す。図1(a)及び図2(a)は、ロボットの正面図であり、図1(b)及び図2(b)はロボットの側面図である。図1、図2では、説明の便宜上、x、y、zの3軸からなる座標系を設定している。x軸はロボット100の前後方向に延びている。y軸はロボット100の左右方向に延びている。z軸はロボット100の上下方向に延びている。
図に示されるように、ロボット100は、脚部101と座席部102を基本的な構成としている。脚部101の上端部に座席部102が設けられている。
脚部101は、右脚10と左脚20から構成されている。右脚10と左脚20は、搭乗者が間に介在した状態で、当該右脚10と左脚20が搭乗者に接触しない程度に相互に離間している。脚部101の具体的な構成は、例えば、特許文献1に示される脚部と基本的に同じである。
右脚10は、右股関節11、右上腿12、右膝関節13、右下腿14、右足首関節15、右足先16及び足載置部17を備えている。
右股関節11は、それぞれ図示しない股ヨーク、股クロスシャフト、股x軸回り駆動機構、股y軸回り駆動機構、股z軸回り駆動機構等を備えている。股ヨークは、下方に向かって開いた略コ字状に形成されている。股クロスシャフトは、十字状に形成されている。股ヨークと右上腿12は、股クロスシャフトを介して接続されている。右上腿12は、2枚の板状の部材で構成されている。股クロスシャフトは、股ヨークと右上腿12に対して回転することができる。従って、右上腿12は、股ヨークに対して、x軸回りとy軸回りの角度が可変である。股x軸回り駆動機構は、股x軸モータ、股x軸モータ側プーリ、股関節側x軸プーリ、ベルトを備えている。股x軸モータは、ヨークに固定されている。股x軸モータ側プーリは、股x軸モータの駆動軸に取付けられている。股関節側x軸プーリは、股クロスシャフトに固定されている。ベルトは、股x軸モータ側プーリと股関節側x軸プーリに巻付けられている。股x軸モータが回転して股x軸モータ側プーリが回転すると、ベルトを介して股関節側x軸プーリも回転する。股関節側x軸プーリが回転すると、それに固定されている股クロスシャフトのx軸回りの角度が変化する。このため、右股関節11のx軸回りの関節角が変化する。股x軸モータを正転したり逆転したりすることにより、右上腿12が右側に持ち上げられたり、左側に持ち上げられたりする。なお、股x軸回り駆動機構は、股x軸モータ側プーリ、股関節側x軸プーリ、ベルトを備えた構成に代えて、股x軸モータと減速機を一体に構成した構造(ユニット)を用いても良い。他の関節部分についても同様である。
股y軸回り駆動機構は、それぞれ図示しない股y軸モータ、股y軸モータ側プーリ、股関節側y軸プーリ、ベルトを備えている。股y軸モータは右上腿12に固定されている。股y軸モータ側プーリは、股y軸モータの駆動軸に取付けられている。股関節側y軸プーリは、股クロスシャフトに固定されている。ベルトは、股y軸モータ側プーリと股関節側y軸プーリに巻付けられている。股y軸モータが回転すると、股y軸モータ側プーリが回転する。股y軸モータ側プーリが回転すると、ベルトを介して股関節側y軸プーリが回転する。股関節側y軸プーリの回転にともなって、股クロスシャフトのy軸回りの角度が変化する。従って、右股関節11のy軸回りの関節角が変化する。股y軸モータを正転したり逆転したりすることにより、右上腿12を右股関節11回りに前方側に持ち上げたり、後方側に持ち上げたりすることができる。これに対して、人間の股関節は、上腿を前方側に持ち上げることはできるが、後方側に持ち上げることはできない。
股z軸回り駆動機構は、それぞれ図示しない股z軸モータ、股z軸モータ側プーリ、股関節側z軸プーリ、ベルト等を備えている。股z軸モータは図示しないブラケットを介して腰部材に固定されている。腰部材は、座席部102と結合されている。股z軸モータ側プーリは、股z軸モータの駆動軸に取付けられている。股関節側z軸プーリは、図示しないシャフトによって股ヨークと連結されている。このため、股ヨークは、股関節側z軸プーリとともにz軸回りに回転する。シャフトは、腰部材内に設けられているベアリングによって、回転可能に支持されている。ベルトは、股z軸モータ側プーリと股関節側z軸プーリに巻付けられている。股z軸モータが回転すると、股z軸モータ側プーリが回転する。股z軸モータ側プーリが回転すると、ベルトを介して股関節側z軸プーリが回転する。股関節側z軸プーリの回転にともなって股ヨークは回転し、それとともに右股関節11のz軸回りの関節角が変化する。股z軸モータが正転したり逆転したりすると、右股関節11のz軸回りの関節角が一方向に変化したり、他方向に変化したりする。右股関節11のz軸回りの関節角が一方向に変化したり、他方向に変化したりすると、右脚14が内股になったり、外股になったりする。
右膝関節13は、それぞれ図示しないシャフトと膝関節駆動機構を備えている。シャフトは、右上腿12と右下腿14をy軸回りに回転可能に接続している。右下腿14は、2枚の板状の部材から構成されている。
膝関節駆動機構は、それぞれ図示しない膝モータ、膝モータ側プーリ、膝関節側プーリ、ベルトを有している。膝モータは、右上腿12に固定されている。膝モータ側プーリは、膝モータの駆動軸に取付けられている。膝関節側プーリは、右下腿14に固定されている。ベルトは、膝モータ側プーリと膝関節側プーリに巻付けられている。膝モータが回転すると、膝モータ側プーリが回転する。膝モータ側プーリが回転すると、ベルトを介して膝関節側プーリが回転する。膝関節側プーリが回転すると、右膝関節13のy軸回りの関節角が変化する。膝モータを正転したり逆転したりすることにより、右下腿14を右膝関節13回りに前方側に持ち上げたり、後方側に持ち上げたりすることができる。これに対して、人間の下腿は後方側に持ち上げることができるのみで、前方側に持ち上げることができない。右下腿14を右膝関節13回りに前方側に持ち上げると、右上腿12と右下腿14は前方側に向かって開いた状態になる。以下においては、この状態を「鳥足状態」と呼ぶ。また、人間のように、右上腿12と右下腿14が後方側に向かって開いた状態を「人足状態」と呼ぶ。
右足首関節15は、それぞれ図示しない足首ヨーク、足首クロスシャフト、足首x軸回り駆動機構、足首y軸回り駆動機構を備えている。足首ヨークは、上方に向かって開いた略コ字状に形成されている。足首クロスシャフトは、股クロスシャフトと同様に十字状に形成されている。足首ヨークと右下腿14は、足首クロスシャフトを介して接続されている。足首ヨークには、右足先16が固定されている。このように右下腿14と右足先16が右足首関節15を介して接続されているので、足先16は右下腿14に対して、x軸回りとy軸回りの角度が可変とされている。
足首x軸回り駆動機構は、それぞれ図示しない足首x軸モータ、足首x軸モータ側プーリ、足首関節側x軸プーリ、ベルトを備えている。足首x軸モータは、右下腿14に固定されている。足首x軸モータ側プーリは、足首x軸モータの駆動軸に取付けられている。足首関節側x軸プーリは、足首クロスシャフトに固定されている。ベルトは、足首x軸モータ側プーリと足首関節側x軸プーリに巻付けられている。足首x軸モータが回転すると、足首x軸モータ側プーリが回転する。足首x軸モータ側プーリが回転すると、ベルトを介して足首関節側x軸プーリが回転する。足首関節側x軸プーリが回転すると、足首クロスシャフトとともに足首ヨークのx軸回りの角度が変化する。このため、足首x軸モータが正転したり逆転したりすると、右足先16のつま先が上を向いたり下を向いたりする。
足首y軸回り駆動機構は、それぞれ図示しない足首y軸モータ、足首y軸モータ側プーリ、足首関節側y軸プーリ、ベルトを備えている。足首y軸モータは右下腿14に固定されている。足首y軸モータ側プーリは、足首y軸モータの駆動軸に取付けられている。足首関節側y軸プーリは、足首クロスシャフトに対して固定されている。ベルトは、足首y軸モータ側プーリと足首関節側y軸プーリに巻付けられている。足首y軸モータが回転すると、足首y軸モータ側プーリが回転する。足首y軸モータ側プーリが回転すると、ベルトを介して足首関節側y軸プーリが回転する。足首関節側y軸プーリが回転すると、足首クロスシャフトとともに右足首ヨークのy軸回りの角度が変化する。足首y軸モータが正転したり逆転したりすると、右足先16のつま先が右をむいたり左を向いたりする。
足載置部17は、搭乗者200の足が載置され、足を支持するフットレストである。この足載置部17は、板状のプレートより構成され、右膝関節13と右足首関節15の間の右下腿14に固定されている。当該足載置部17は、右膝関節13やその上方の右上腿12に固定することも可能であるが、搭乗時の搭乗者200の重心を低くし、ロボット100が倒れた場合の安全性を高めるという観点からは、右下腿14若しくは右足首関節15に固定することが好ましい。
本例において、足載置部17は、搭乗者200の足よりも大きい主面を有するプレートであり、右下脚14より右下腿14の長手方向に対して垂直に前方及び内側(左脚20側)に延出している。
本例にかかる足載置部17は、右下腿14の上下方向にスライド可能なスライド機構(高さ調整機構)を備えている。足載置部17は、このスライド機構により右下腿14上の任意の位置に固定することができる。そのため、搭乗者200の脚の長さに応じて、足載置部17の位置を調整することができる。
また、足載置部17は、左下腿14の長手方向に対して垂直に固定されていなくとも、揺動可能に当該左下腿14に軸支され、左下腿14の長手方向に対する角度を可変にする揺動機構を備えてもよい。例えば、足載置部17を足先16と平行を維持するように揺動機構を動作させることも可能である。これにより、搭乗者の乗り心地を高めることができる。
足載置部17に、図示しない足先固定部を設けてもよい。足先固定部は、足先を収容することが可能なスリッパ形状を有するものであってもよく、ベルト式に足先を固定するものであってもよい。
さらに足載置部17の上面に感圧センサを設けてもよい。感圧センサは、押し圧によって接点抵抗が変化する感圧接点がシート内に多数配置されていて、荷重、圧力の分布が検知できるシート状感圧センサである。かかる感圧センサにより検知された、搭乗者の足の載置状況情報に応じて、ロボット100の脚部101の動作を制御することも可能である。例えば、感圧センサが、搭乗者の片足が足載置部17より離れたこと(即ち、搭乗者が片足を持ち上げたこと)を検知した場合には、離れた側のロボット100の足が上昇するように制御し、逆に搭乗者の片足が足載置部17に対して強く置かれたこと(即ち、搭乗者が片足を下ろして踏みしめる動作を行ったこと)を検知した場合には、その足が下降するように制御する。
左脚20は、左股関節21、左上腿22、左膝関節23、左下腿24、左足首関節25、左足先26及び足載置部27を備えている。左脚20の構成は右脚10と同様なので、これ以上の説明は省略する。
座席部102は、背当て部31、第1フレーム32、第2フレーム33、座席34、収容部35を備えている。座席部102は、さらに、それぞれ図示しない右操作部、左操作部を備えていてもよい。
背当て部31は、座席34に対して略垂直、即ち、ロボット100が倒立した状態で鉛直となる方向に設けられた平板状の部材である。背当て部31には、搭乗者200の背中が当接する。背当て部31は、右脚10と左脚20間の距離よりも幅狭であり、搭乗者200の後頭部が当接する位置は前方に突出している。突出部が柔軟な素材で構成されることにより、搭乗者100の頭部を保護できる。
第1フレーム32と第2フレーム33は、パイプ状の部材を曲げ成形したものであり、搭乗者保護フレームとして機能する。第1フレーム32及び第2フレーム33は、それぞれ側面視でコの字状の形状を有し、下方の直線部が座席34の座面の上面に固定され、その反対側の他端近傍が搭乗者200の脇の下に位置するように、背当て部31に固定されている。
座席34は、ロボット100が倒立した状態で地面に対して平行となるような平板状の部材である。本発明における座席34は、搭乗者200が座席34に座った状態において、搭乗者200の両足を略真っ直ぐ下方に伸ばすことができるような前後幅を有する。具体的には、そのために、座席34の前後幅は短く、搭乗者200は座席34に対して浅く腰掛ける状態となる。座席34を自転車のサドルと同様の形状を有するようにしてもよい。この場合には、搭乗者200は、略真っ直ぐ下方に両足を伸ばすことができ、ロボット100の歩行に応じて足載置部17が移動した場合にも、座席34が邪魔にならずに搭乗者200の両足を動かすことができる。
背当て部31の後ろ面には、箱状の収容部35が固定されている。収容部には、ロボット100の動作を制御するコントローラや、バッテリー等が収容されている。
図1に示されるように、本発明にかかるロボット100に搭乗者200が搭乗した状態において、搭乗者200は、少なくともその足が足載置部17に載置された状態にある。さらに、搭乗者200の足への負担を軽減する場合には、搭乗者200は、座席34に腰掛けることも可能である。
また、本発明にかかるロボット100が階段を上る様子を図3、図4に示す。
搭乗状態において、搭乗者200の腿や膝は、ロボット100に対して固定されていない非拘束状態、即ち自由な状態にある。装着型のパワーアシスト型ロボットでは、搭乗者の腿や膝はロボットに対して固定する必要があり、さらに搭乗者の膝の位置とロボットの膝の位置を合わせる必要があるが、本発明にかかる搭乗型ロボット100は、膝の位置を合わせる必要がないため、脚の長さによらず、さまざまな人が搭乗することができる。脚載置部17をスライド機構によりスライドさせることにより、搭乗者の脚の長さに応じて微調整することができる。
また、本発明にかかるロボット100では、両脚10,20の間隔が間に搭乗者200が介在できる程度あり、かつ、足載置部17が両脚10,20の内側に延出しているため、搭乗者200は足載置部17に足を載置した状態で両脚10,20の間に位置することが可能となる。即ち、搭乗者200の体に沿うように、ロボット100の両脚10,20が位置している。従って、ロボット100が人足状態で脚を動かして歩行したとしても、ロボット100の脚、特に膝が搭乗者200に接触せず、走行の妨げにならない。
さらに、本発明にかかるロボット100では、搭乗者200は、足載置部17に足を乗せて、略鉛直に立つことができるので、搭乗者200の重心の位置が低くなるため、転倒が発生しにくくなる。また、ロボット100が転倒した場合であっても、搭乗者200に与える衝撃を避けることができる。
また、ロボット100に対して固定されない状態で搭乗者200が搭乗した場合には、ロボット100が転倒したときに、ロボット100から直ぐに離れることが可能となるため、転倒の衝撃を直接受けるのを防止できる。
従来のロボットでは、搭乗者の足が前方にせり出すような座席となっているため、急な階段を上る際に搭乗者の足が階段と接触する場合もあったが、本発明にかかるロボット100では、搭乗者の足は、ロボット100の脚部と同じ位置にあるため、急な階段を上る場合であっても階段と接触することがなく安全である。
また、搭乗状態において、搭乗者の脇の下を第1フレーム32及び第2フレーム33が支持する構成のため、搭乗者の姿勢を安定化することができる。これらのフレームは、転倒時に搭乗者の上半身を保護する役割も果たす。
本発明にかかるロボット100は、搭乗者の体に必ずし直接装着する必要がないため着脱が容易であり、またロボット100を搭乗者毎にカスタマイズする必要がない。
本発明にかかる脚式搭乗型ロボットの、搭乗者が搭乗した状態における正面図及び側面図である。 本発明にかかる脚式搭乗型ロボットの、搭乗者が搭乗していない状態における正面図及び側面図である。 本発明にかかる脚式搭乗型ロボットが階段を上る様子を示す斜視図である。 本発明にかかる脚式搭乗型ロボットが階段を上る様子を示す斜視図である。 従来の脚式搭乗型ロボットの側面図である。
符号の説明
100 脚式搭乗型ロボット
101 脚部
102 座席部
10 右脚
20 左脚
11 右股関節
12 右上腿
13 右膝関節
14 右下腿
15 右足首関節
16 右足先
17 足載置部
20 左脚
21 左股関節
22 左上腿
23 左膝関節
24 左下腿
25 左足首関節
26 左足先
27 足載置部
34 座席

Claims (7)

  1. 少なくとも一対の脚からなる脚部が歩行動作を行い、搭乗者が略直立した状態で搭乗する脚式搭乗型ロボットであって、
    前記搭乗者の足が載置され、前記各脚の膝関節より足先側の部分からそれぞれ内側に延在する足載置部を備え、
    前記各脚は、前記搭乗者の足が前記足載置部に載置された時に当該搭乗者が当該各脚の間に介在するように、互いに離間して配置されている、
    脚式搭乗型ロボット。
  2. 前記足載置部の上面に感圧センサが設けられ、
    前記脚部は、前記感圧センサにより検知される前記搭乗者の足の動きに基づいて、前記搭乗者の膝及び腿部分が非拘束な状態で、制御される、
    請求項1に記載の脚式搭乗型ロボット。
  3. 前記足載置部を前記脚部において異なる位置に固定可能な高さ調整手段を有する、
    請求項1又は2に記載の脚式搭乗型ロボット。
  4. 前記足載置部は、さらに、前方に延在している、
    請求項3に記載の脚式搭乗型ロボット。
  5. 前記搭乗者が鉛直方向に足を延ばして着座可能な座席を備える、
    請求項1〜4のいずれか1つに記載の脚式搭乗型ロボット。
  6. 前記座席は、サドル形状である、
    請求項5に記載の脚式搭乗型ロボット。
  7. 前記搭乗者の両脇に配置された保護フレームを備えた、
    請求項1〜6のいずれか1つに記載の脚式搭乗型ロボット。
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