JP2005186650A - 搭乗型ロボット - Google Patents

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Abstract

【課題】 搭乗部の姿勢を一定に維持することが可能なロボットを提供する。
【解決手段】 ロボット10は、人が搭乗する搭乗部100を有するとともに一対の脚リンク12で歩行する。本発明のロボット10は、ロボット10の進行方向軸回りの搭乗部の姿勢を変えるロール軸アクチュエータと、ロボット10の側方軸回りの搭乗部100の姿勢を変えるピッチ軸アクチュエータと、進行方向軸回りと側方軸回りの搭乗部100の姿勢を検出する手段と、姿勢検出手段で検出される進行方向軸回りと側方軸回りの搭乗部100の姿勢が一定に維持されるようにロール軸アクチュエータとピッチ軸アクチュエータを制御するコントローラを備えている。
【選択図】 図1

Description

本発明は、搭乗型ロボットに関するものである。詳しくは、搭乗型ロボットの搭乗部の姿勢を制御する技術に関するものである。
人が搭乗する搭乗部を有するとともに、脚リンクで歩行する搭乗型ロボットが知られている(例えば、特許文献1)(以下、「搭乗型ロボット」を「ロボット」と記載する)。
特開平6−286677号公報
ロボットが脚リンクを用いて歩行すると、搭乗部の姿勢が変化してしまい乗り心地が悪い。また、ロボットは、つま先を地面の突起に引っ掛けたり、他の物体と接触したりして転倒することがある。ロボットが転倒すると、搭乗部の姿勢が変化してしまう。
本発明は、かかる問題を解決するためになされたものであり、搭乗部の姿勢を一定に維持することが可能なロボットを提供することを課題とする。
上記の課題を解決するために創作されたロボットは、人が搭乗する搭乗部を有するとともに一対の脚リンクで歩行する。本発明のロボットは、ロボットの進行方向軸回りの搭乗部の姿勢を変えるロール軸アクチュエータと、ロボットの側方軸回りの搭乗部の姿勢を変えるピッチ軸アクチュエータと、進行方向軸回りと側方軸回りの搭乗部の姿勢を検出する手段と、姿勢検出手段で検出される進行方向軸回りと側方軸回りの搭乗部の姿勢が一定に維持されるようにロール軸アクチュエータとピッチ軸アクチュエータを制御するコントローラを備えている。
このようにして、コントローラがロール軸アクチュエータとピッチ軸アクチュエータを制御すると、搭乗部の姿勢を一定に維持することができる。
本発明のロボットは、人が搭乗する搭乗部を有するとともに一対の脚リンクで歩行する。そして、ロボットの進行方向軸回りの搭乗部の姿勢を変えるロール軸アクチュエータと、ロボットの側方軸回りの搭乗部の姿勢を変えるピッチ軸アクチュエータと、進行方向軸回りと側方軸回りの搭乗部の姿勢を検出する手段と、ロボットが転倒したか否かを検出する手段と、転倒検出手段で転倒が検出された以降に、姿勢検出手段で検出される進行方向軸回りと側方軸回りの搭乗部の姿勢が一定に維持されるようにロール軸アクチュエータとピッチ軸アクチュエータを制御するコントローラを備えている。
このロボットによれば、転倒検出手段で転倒が検出された以降に、コントローラがロール軸アクチュエータとピッチ軸アクチュエータを制御して、搭乗部の姿勢を一定に維持することができる。
上記のロボットにおいて、前記のロール軸アクチュエータとピッチ軸アクチュエータが、脚リンクに設けられている足首関節アクチュエータと膝関節アクチュエータと股関節アクチュエータからなる歩行用アクチュエータの少なくとも一つを利用していることが好ましい。
上記のロボットにおいて、前記のロール軸アクチュエータとピッチ軸アクチュエータが、歩行用アクチュエータと別に付加されていることが好ましい。
後述する実施例の主要な特徴を記載する。
(1)ロボットは、右脚と左脚からなる脚部と、脚部の上に設けられた搭乗部を備えている。右脚と左脚は、股関節と、股関節に接続された上腿と、上腿に膝関節で接続された下腿と、下腿に足首関節で接続された足先を有している。
(2)搭乗部には、コントローラと、搭乗部の姿勢を検出するジャイロが装着されている。コントローラは、ジャイロから入力される姿勢信号を処理して、ロボットが転倒中に、搭乗部が水平な姿勢を維持するように、右脚と左脚の関節角度を制御する。転倒中に水平な姿勢に維持された搭乗部は、そのままの姿勢で着地する。
(3)コントローラは、ロボットが正常に歩行しているときに、搭乗部の姿勢を水平に維持することもできる。搭乗部の姿勢が水平に維持されると、歩行にともなって搭乗者が揺すられなくなるので、乗り心地が良くなる。
本発明のロボット10に係る一実施例について、図面を参照しながら説明する。
図1、図2に示されているように、搭乗型のロボット10は、脚部12と、脚部12の上に設けられた搭乗部100を備えている。搭乗部100には、搭乗者75が搭乗する。なお、図2では、搭乗者75の図示が省略されている。また、図1、図2では、説明の便宜上、x、y、zの3軸からなる座標系を設定している。x軸はロボット10の前後方向に延びている。y軸はロボット10の左右方向に延びている。z軸はロボット10の上下方向に延びている。
脚部12は、右脚14と左脚15から構成されている。右脚14は、右股関節16、右上腿18、右膝関節20、右下腿22、右足首関節24、右足先26を備えている。
図3、図4に良く示されているように、右股関節16は、股ヨーク28、股クロスシャフト30、股x軸回り駆動機構32、股y軸回り駆動機構33、股z軸回り駆動機構34等を備えている。股ヨーク28は、下方に向かって開いた略コ字状に形成されている。図4に良く示されているように、股クロスシャフト30は、十字状に形成されている。股ヨーク28と右上腿18は、股クロスシャフト30を介して接続されている。右上腿18は、2枚の板状の部材で構成されている。股クロスシャフト30は、股ヨーク28と右上腿18に対して回転することができる。従って、右上腿18は、股ヨーク28に対して、x軸回りとy軸回りの角度が可変である。
股x軸回り駆動機構は32は、股x軸モータ40、股x軸モータ側プーリ38、股関節側x軸プーリ43、ベルト39を備えている。股x軸モータ40は、ヨーク28に固定されている。股x軸モータ側プーリ38は、股x軸モータ40の駆動軸40aに取付けられている。股関節側x軸プーリ43は、股クロスシャフト30に固定されている。ベルト39は、股x軸モータ側プーリ38と股関節側x軸プーリ43に巻付けられている。股x軸モータ40が回転して股x軸モータ側プーリ38が回転すると、ベルト39を介して股関節側x軸プーリ43も回転する。股関節側x軸プーリ43が回転すると、それに固定されている股クロスシャフト30のx軸回りの角度が変化する。このため、右股関節16のx軸回りの関節角が変化する。股x軸モータ40を正転したり逆転したりすることにより、右上腿18が右側に持ち上げられたり、左側に持ち上げられたりする。
股y軸回り駆動機構は33は、股y軸モータ46、股y軸モータ側プーリ49、股関節側y軸プーリ50、ベルト52を備えている。股y軸モータ46は右上腿18に固定されている。股y軸モータ側プーリ49は、股y軸モータ46の駆動軸に取付けられている。股関節側y軸プーリ50は、股クロスシャフト30に固定されている。ベルト52は、股y軸モータ側プーリ49と股関節側y軸プーリ50に巻付けられている。股y軸モータ46が回転すると、股y軸モータ側プーリ49が回転する。股y軸モータ側プーリ49が回転すると、ベルト52を介して股関節側y軸プーリ50が回転する。股関節側y軸プーリ50の回転にともなって、股クロスシャフト30のy軸回りの角度が変化する。従って、右股関節16のy軸回りの関節角が変化する。股y軸モータ46を正転したり逆転したりすることにより、右上腿18を右股関節16回りに前方側に持ち上げたり、後方側に持ち上げたりすることができる。これに対して、人間の股関節は、上腿を前方側に持ち上げることはできるが、後方側に持ち上げることはできない。
図3に良く示されているように、股z軸回り駆動機構は34は、股z軸モータ54、股z軸モータ側プーリ56、股関節側z軸プーリ58、ベルト60等を備えている。股z軸モータ54はブラケット62を介して腰部材64に固定されている。詳しくは後述するが、腰部材64は、搭乗部100と結合されている。股z軸モータ側プーリ56は、股z軸モータ54の駆動軸に取付けられている。股関節側z軸プーリ58は、シャフト66によって股ヨーク28と連結されている。このため、股ヨーク28は、股関節側z軸プーリ58とともにz軸回りに回転する。シャフト66は、腰部材64内に設けられているベアリング(図示省略)によって、回転可能に支持されている。ベルト60は、股z軸モータ側プーリ56と股関節側z軸プーリ58に巻付けられている。股z軸モータ54が回転すると、股z軸モータ側プーリ56が回転する。股z軸モータ側プーリ56が回転すると、ベルト52を介して股関節側z軸プーリ58が回転する。股関節側z軸プーリ58の回転にともなって股ヨーク28は回転し、それとともに右股関節16のz軸回りの関節角が変化する。股z軸モータ54が正転したり逆転したりすると、右股関節16のz軸回りの関節角が一方向に変化したり、他方向に変化したりする。右股関節16のz軸回りの関節角が一方向に変化したり、他方向に変化したりすると、右脚14が内股になったり、外股になったりする。
右膝関節20は、シャフト70と膝関節駆動機構72を備えている。シャフト70は、右上腿18と右下腿22をy軸回りに回転可能に接続している。右下腿22は、2枚の板状の部材から構成されている。
膝関節駆動機構72は、膝モータ74、膝モータ側プーリ78、膝関節側プーリ76、ベルト79を有している。膝モータ74は、右上腿18に固定されている。膝モータ側プーリ78は、膝モータ74の駆動軸に取付けられている。膝関節側プーリ76は、右下腿22に固定されている。ベルト79は、膝モータ側プーリ78と膝関節側プーリ76に巻付けられている。膝モータ46が回転すると、膝モータ側プーリ78が回転する。膝モータ側プーリ78が回転すると、ベルト79を介して膝関節側プーリ76が回転する。膝関節側プーリ76が回転すると、右膝関節20のy軸回りの関節角が変化する。
膝モータ74を正転したり逆転したりすることにより、右下腿22を右膝関節20回りに前方側に持ち上げたり、後方側に持ち上げたりすることができる。これに対して、人間の下腿は後方側に持ち上げることができるのみで、前方側に持ち上げることができない。右下腿22を右膝関節20回りに前方側に持ち上げると、右上腿18と右下腿22は前方側に向かって開いた状態(右上腿18の延長線よりも前方側に、右下腿22が右膝関節20回りに回転した状態)になる。以下においては、この状態を「鳥足状態」と呼ぶ。また、人間のように、右上腿18と右下腿22が後方側に向かって開いた状態(右上腿18の延長線よりも後方側に、右下腿22が右膝関節20回りに回転した状態)を「人足状態」と呼ぶ。本ロボット10は、脚14、15を鳥足状態にも、人足状態にもすることもできる。
右足首関節24は、足首ヨーク80、足首クロスシャフト82、足首x軸回り駆動機構83、足首y軸回り駆動機構84を備えている。足首ヨーク80は、上方に向かって開いた略コ字状に形成されている。足首クロスシャフト82は、股クロスシャフト30と同様に十字状に形成されている。足首ヨーク80と右下腿22は、足首クロスシャフト82を介して接続されている。足首ヨーク80には、右足先26が固定されている。このように右下腿22と右足先26が右足首関節24を介して接続されているので、足先26は右下腿22に対して、x軸回りとy軸回りの角度が可変とされている。
足首x軸回り駆動機構は83は、足首x軸モータ88、足首x軸モータ側プーリ85、足首関節側x軸プーリ87、ベルト86を備えている。足首x軸モータ88は、右下腿22に固定されている。足首x軸モータ側プーリ85は、足首x軸モータ88の駆動軸に取付けられている。足首関節側x軸プーリ87は、足首クロスシャフト82に固定されている。ベルト86は、足首x軸モータ側プーリ85と足首関節側x軸プーリ87に巻付けられている。足首x軸モータ88が回転すると、足首x軸モータ側プーリ85が回転する。足首x軸モータ側プーリ86が回転すると、ベルト86を介して足首関節側x軸プーリ87が回転する。足首関節側x軸プーリ87が回転すると、足首クロスシャフト82とともに足首ヨーク80のx軸回りの角度が変化する。このため、足首x軸モータ88が正転したり逆転したりすると、右足先26のつま先が上を向いたり下を向いたりする。
足首y軸回り駆動機構は84は、足首y軸モータ89、足首y軸モータ側プーリ90、足首関節側y軸プーリ91、ベルト92を備えている。足首y軸モータ89は右下腿22に固定されている。足首y軸モータ側プーリ90は、足首y軸モータ89の駆動軸に取付けられている。足首関節側y軸プーリ91は、足首クロスシャフト82に対して固定されている。ベルト92は、足首y軸モータ側プーリ90と足首関節側y軸プーリ91に巻付けられている。足首y軸モータ89が回転すると、足首y軸モータ側プーリ90が回転する。足首y軸モータ側プーリ90が回転すると、ベルト92を介して足首関節側y軸プーリ91が回転する。足首関節側y軸プーリ91が回転すると、足首クロスシャフト82とともに右足首ヨーク80のy軸回りの角度が変化する。足首y軸モータ89が正転したり逆転したりすると、右足先26のつま先が右をむいたり左を向いたりする。
図2に良く示されているように、左脚15は、左股関節13、左上腿17、左膝関節25、左下腿19、左足首関節21、左足先23を備えている。左脚15の構成は右脚14と同様なので、これ以上の説明は省略する。
図1、図2に示されているように、搭乗部100は、第1フレーム102、第2フレーム104、座席106、右操作部108、左操作部110等を備えている。第1フレーム102と第2フレーム104は、パイプ状の部材を曲げ成形したものである。図1に良く示されているように、第1フレーム102は、座席106の座面の下面と、背当ての後面に沿う形状に形成されている。第2フレーム104は、第1フレーム102と結合されており、座席106の左右と前方下部に配置される。
図2に良く示されているように、第1フレーム102は、座席106の下方で、ブラケット112を介して腰部材64と結合されている。座席106は、結合部材114を介してブラケット112と結合されている。
図1に良く示されているように、搭乗者75は、座面106aに臀部を載せた状態で座席106に座る。この状態では、第2フレーム104に設けられている転落防止部104bが搭乗者75の肘関節よりも高く配置される。転落防止部104bが設けられていることにより、搭乗者75が座席106の横方向に転落してしまうのが防止されている。
右操作部108は、基台部108aとスティック108bを有している。左操作部110は、基台部110aとスティック110bを有している。基台部108a、110aは、第2フレーム104に固定されているとともに、それぞれセンサ108c、110cを内蔵している。センサ108c、110cは、操作された(倒された)ことによるスティック108b、110bのストロークを検出する。搭乗者75は、右手でスティック108bを操作し、左手でスティック110bを操作してロボット10を操縦する。
座席106の背当て後方には、第1フレーム102に固定されて、箱状の収容部120が2つ設けられている。上側の収容部120には、ロボット10の動作を制御するコントローラ160等が収容されている。下側の収容部120には、ジャイロ162や、バッテリー(図示省略)等が収容されている。図13に示されているように、コントローラ160には、センサ108c、110c、ジャイロ162、股x軸回り駆動機構32、股y軸回り駆動機構33等の関節駆動機構が接続されている。
コントローラ160は、CPU、ROM、RAM等を備えるコンピュータである。ROMには、制御プログラムが格納されている。搭乗者75によってスティック108b、110bが操作されると、その操作ストロークをセンサ108c、110cが検出する。操作ストロークを検出したセンサ108c、110cは、操作信号をコントローラ160に出力する。コントローラ160のCPUは、入力された操作信号を制御プログラムに従って処理し、制御信号をモータ40、46、54、74、88、89に送信する。モータ40、46、54、74、88、89が制御信号に従って回転すると、ロボット10は搭乗者75が操縦したとおりに動作する。
コントローラ160は、ジャイロ162から入力される姿勢信号を処理して、ロボット10が転倒中に、搭乗部100の姿勢を制御する。ジャイロ162や、搭乗部100の姿勢制御については、後述にて詳細に説明する。
スティック108b、110bを倒れない(ストロークを持たない)ようにし、センサ108c、110cをスティック108b、110bに入力される力を検出するタイプ(フォースセンサ)とすることもできる。この場合、搭乗者75の腕を安定させるために、手首や肘の載置部を第2フレームに固定することが好ましい。このように構成すると、ロボット10が歩行することによって搭乗者75が揺すられても、その動きがスティック108b、110bに入力されるのを抑制することができる。このため、ロボット10の操縦が容易になる。
図2に良く示されているように、第2フレーム104には、左右方向に延びる棒状のフットレスト104aが設けられている。搭乗者75は、足先をフットレスト104aに載せておくことにより、自身の姿勢を安定させることができる。第2フレーム104のフットレスト104aのさらに下方には、接地部104cが設けられている(接地部104cの機能については、後述には説明する)。
ロボット10に搭乗者75が乗り降りする場合には、座席106を低くする必要がある。この場合、足首関節21、24と股関節13、16ができるだけ前後方向に離れないように、すなわち、立った姿勢からロボット10がそのまま腰を落とすようにしゃがむのが望ましい。なぜならば、足首関節21、24と股関節13、16が前後方向に離れ、搭乗部100の重心が足先23、26よりも前に移動したり、後に移動したりするとロボット10が前方、あるいは後方に転倒してしまうからである。
また、搭乗部100の重心と股関節13、16の前後方向距離は、できるだけ小さいことが好ましい。搭乗部100の重心と股関節13、16の前後方向距離が大きいと、ロボットが直立したり歩行したりしゃがんだりするときに脚14、15の各関節に大きな回転モーメントが作用する。このため、各関節を駆動するのに大きなパワーと電力が必要になる。
足首関節21、24と股関節13、16が前後方向に離れないようにし、かつ脚14、15を人足状態にしてロボット10をしゃがませると、膝関節20、25や上腿17、18がフットレスト104aと干渉する。フットレスト104aを設けなくても、搭乗者75の足先が膝関節20、25や上腿17、18と干渉する。この状態が図5に図示されている。よって、座席106をそれ以上低くすることができず、乗り降りが不便である。
膝関節20、25や上腿17、18がフットレスト104aと干渉するのを防止するためには、フットレスト104aをより高く配置すればよい。しかしながら、フットレスト104aをより高く配置すると、それとともに座席106もより高く配置しなければならない。すると、ロボット10の背が高くなってしまい、屋内、電車、バス、乗用車等の中で使用することができなくなってしまう。また、背が高いロボット10は人に威圧感を与えてしまう。
脚14、15を鳥足状態にすると、ロボットをしゃがませても、膝関節20、25や上腿17、18はフットレスト104aと干渉しない。図6は、この状態を図示している。膝関節20、25や上腿17、18がフットレスト104aと干渉しないと、乗り降りが容易な高さまで座席106を低くすることができる。乗り降りが容易な座席106の座面の高さは、地面から40〜60cm程度である。第2フレーム104に設けられている接地部104cは、ロボット10の動作がオフにされたり、不具合が発生したりしてロボット10がさらに深くしゃがんだ場合に接地し、ロボット10を安定させる。
図7に示されているように、ロボット10が脚14、15を人足状態にして階段等の段差を昇るために脚14、15を高く持ち上げると、膝関節20、25とフットレスト104aが干渉(図7のA)してしまう。これに対して、図8に示されているように、脚14、15を鳥足状態にすると、フットレスト104aと干渉することなく、脚14、15を高く持ち上げることができる。よって、ロボット10は、脚14、15を鳥足状態にすることにより、大きい段差を昇ることができる。
図9に示されているように、ロボット10が脚14、15を鳥足状態にして段差を降りると、下腿19、22が段差と干渉(図9のB)する。図10に示されているように、脚14、15を人足状態にして段差を降りると、下腿19、22と段差との干渉を避けることができる。このように、脚14、15を鳥足状態にしたり、人足状態にしたりするのを切り替えることにより、ロボット10は地面の段差により柔軟に対応することができる。
図11に示されているように、搭乗者75が雨風を避けるため等を目的として、搭乗部100を覆うキャビン150を設けることもできる。キャビン150は、本体150aと、本体150aに対して開閉可能なキャノピィ150bを備えている。キャノピィ150bは透明である。図11はキャノピィ150bが閉じた状態、図12は開いた状態を図示している。
ロボット10は、例えば、予期せずに地面の突起や窪みを踏んだり、他の物体と接触したりすると転倒することがある。本実施例のロボット10は、転倒中に、搭乗部100の姿勢を水平に維持する。ここで、搭乗部100の水平な姿勢とは、図1、図2に示されているように、座席106の座面106aがほぼ水平になっている状態を意味する。以下、搭乗部100の姿勢制御について説明する。
搭乗部100の姿勢制御には、ジャイロ162から出力される姿勢信号が用いられる。ジャイロ162は、高速回転するコマと、コマを支持するジンバルを内蔵している。コマの絶対空間に対する姿勢を維持する性質を利用して、ジャイロ162は、それが装着されている物体の姿勢を検出する。上述したように、ジャイロ162は、搭乗部100の第1フレーム102に固定されている収容部120に収容されている。このため、ジャイロ162は、搭乗部100のx軸回りのロール角度、y軸回りのピッチ角度、z軸回りのヨー角度を検出し、それらを姿勢信号としてコントローラ160に出力する。もちろん、ジャイロ162はコマを内蔵したタイプに限られるものではなく、他のタイプ(例えば、内蔵した振動子の共振周波数変化から姿勢を検出するタイプ)のものであってもよい。
コントローラ160には、搭乗部100の姿勢が安定しているときに(例えば、ロボット10が直立しているとき)、搭乗部100の姿勢をインプットしておく。コントローラ160は、インプットされた搭乗部100の姿勢を基準にして、ジャイロ162から入力される姿勢信号を処理して、搭乗部100がどのような姿勢になっているかを把握する。そして、コントローラ160は、ロボット10が転倒中に、右脚14と左脚15の各関節の駆動機構(股x軸回り駆動機構32、股関節駆動機構72等)を制御し、搭乗部100を水平な姿勢に維持する。ロボット10が転倒中であることは、例えば、搭乗部100の姿勢が水平姿勢から大きく外れたり、足首関節21、24に設けた荷重センサがそれより上の重量を検知しなくなったことによって判別する。
コントローラ160は、ロボット10の転倒中のみならず、ロボット10が正常に歩行しているときに搭乗部100の姿勢を水平に維持してもよい。搭乗部100の姿勢が水平に維持されると、歩行にともなって搭乗者75が揺すられる程度が少なくなるので、乗り心地が向上する。
ジャイロ162の代わりに重力方向を検出する傾斜センサを用いて搭乗部100の姿勢を検出することもできる。ジャイロ162と傾斜センサを併用することもできる。ジャイロ162と傾斜センサを併用すると、搭乗部100の姿勢をより正確に検出できる。
コントローラ160は、搭乗部100のx軸回りのロール角度を制御する場合には、図14に示されているように、右股関節16、右足首関節24、左股関節13、左足首関節21のx軸回りの角度を調整する。コントローラ160は、搭乗部100のy軸回りのピッチ角度を制御する場合には、図15に示されているように、右股関節16、右膝関節20、右足首関節24、左股関節13、左膝関節25、左足首関節21のy軸回りの角度を調整する。
図16は、搭乗部100が水平な姿勢に維持されながら、ロボット10が前のめりに転倒中の状態を図示している。ロボット10がさらに転倒すると、図17に示されているように、搭乗部100は水平な姿勢のまま着地する。
搭乗部100の落下速度が遅くなるように、右脚14と左脚15の各関節の駆動機構の回動角度や回動タイミングを調整することもできる。転倒中のロボット10は、右足先26と左足先23が地面に踏ん張っていない。このため、搭乗部100の落下速度を遅くするには、右脚14と左脚15の関節が回動するときに、その関節が接続している部材が互いにおよぼし合う反力を利用する。この場合、反力を生じさせるために、関節を角速度が変化するように(角加速度が発生するように)回動させる。例えば、図16に示されている状態で下腿19、22を足首関節21、24回りに反時計方向に回動させる。すると、反力が生じて、下腿19、22は、地面に接している足先23、26のつま先23a、26aを支点にして、上腿17、18を持ち上げる。さらに、上腿17、18を膝関節20、25回りに反時計方向に回動させる。このようにすると、ロボット10が転倒中であっても、搭乗部100に上向きの力が作用する。すなわち、右脚14と左脚15は、搭乗部100に上向きの力を加えながら倒れてゆく。従って、搭乗部100の落下速度を遅くすることができる。
搭乗部100の落下速度と地面からの距離を用いて、搭乗部100の落下速度を遅くする制御を行うこともできる。搭乗部100の落下速度を遅くすると、搭乗部100の着地ショックを小さくすることができる。落下速度と地面からの距離の検出には、例えば、搭乗部100に取付けた加速度センサを用いる。コントローラ160は、加速度センサから入力される加速度を積分処理して搭乗部100の落下速度を求める。さらにコントローラ160は、落下速度を積分処理する。この場合、転倒前の搭乗部100と地面との距離を、脚部12の各関節角度に基づいて、あらかじめ算出しておく。そして、転倒した場合には、あらかじめ算出しておいた転倒前の搭乗部100と地面との距離から、落下速度を積分処理して得られた距離を減ずることにより、転倒しているときの搭乗部100と地面との距離を求める。このようにして求めた転倒中の搭乗部100の落下速度と地面との距離に基づいて、搭乗部100の落下速度が遅くなるように、脚部12の各関節の駆動機構の回動角度や回動タイミングを制御する。例えば、図16に示されているように転倒して、搭乗部100と地面との距離が近くなった場合には、下腿19、22を足首関節21、24廻りに反時計方向に回動させるとともに、上腿17、18を膝関節20、25廻りに反時計方向に回動させる。同時に、股関節13、16を時計方向に回動させる。各関節の回動角速度や回動角加速度は、搭乗部100の落下速度と地面との距離に応じて調整する。このようにすると、搭乗部100の姿勢を水平に維持しつつ、搭乗部100の落下速度を遅くすることができる。
搭乗部100に地面との距離を検出する距離センサを設け、その出力を搭乗部100の落下速度を遅くする制御に用いることもできる。例えば、コントローラ160は、ロボット10が転倒したときに、距離センサの出力を用いて搭乗部100が着地寸前であることを検出する(搭乗部100と地面との距離が小さくなったことを検出する)。そして、コントローラ160は、そのタイミングで搭乗部100の落下速度が遅くなるように、右脚14と左脚15の各関節の駆動機構の回動角度を調整する。このように、搭乗部100の落下速度を着地寸前に遅くすると、搭乗部100の着地ショックを小さくすることができる。
上述したのとは異なる動きを脚14、15が行っても、搭乗部100の落下速度を遅くすることができる。例えば、ロボット10が大きく姿勢を崩して転倒し、足先23、26が地面から離れている状態(ロボット10が空中にある状態)であっても、脚14、15の関節を回動させることにより、その関節が接続している部材間で反力を生じさせることができる。関節が接続している部材間で反力を生じさせることができれば、その反力を用いて搭乗部100の落下速度を遅くすることができる。
図18、図19に示されているように、股関節13、16と搭乗部100との間に、座席関節170を介装することもできる。座席関節170は、コントローラ160に接続されたモータ(図示省略)に駆動されて、搭乗部100のx軸回りのロール角度とy軸回りのピッチ角度を制御する。コントローラ160は、ジャイロ162から出力される姿勢信号を処理して、ロボット10が転倒した場合に、搭乗部100が水平な姿勢を維持するように座席関節170を制御する。このような制御が行われると、図20に示されているように、搭乗部100は水平な姿勢のまま着地する。図21は、ロボット10が横様に転倒し、搭乗部100が水平な姿勢で着地した状態を示している。
座席関節170の数は1つであるが、脚14、15の関節数は、計6つ(股関節13、16、膝関節20、25、足首関節21、24)である。このため、脚14、15の関節が故障する確率は、座席関節170が故障する確率よりも高い。よって、座席関節170を設けることによって、搭乗部100が水平以外の姿勢で着地する確率を大幅に低下させることができる。
以上、本発明の具体例を詳細に説明したが、これらは例示にすぎず、特許請求の範囲を限定するものではない。特許請求の範囲に記載の技術には、以上に例示した具体例を様々に変形、変更したものが含まれる。
また、本明細書または図面に説明した技術要素は、単独であるいは各種の組合せによって技術的有用性を発揮するものであり、出願時の請求項記載の組合せに限定されるものではない。また、本明細書または図面に例示した技術は複数目的を同時に達成するものであり、そのうちの一つの目的を達成すること自体で技術的有用性を持つものである。
従って、例えば、以下に記載するように構成することもできる。
(1)本発明は、背が高いロボット(例えば、股関節が搭乗者の足先高さよりも低い位置にある)にも適用できる。背が高いロボットが搭乗者を乗降させるために人足状態でしゃがむと、膝関節や上腿が乗降の邪魔になる。鳥足状態でしゃがむと、膝関節や上腿は、乗降の邪魔にならない。
(2)本発明を適用するのは、2足歩行型のロボットに限られない。例えば、前脚と後脚を備える4足歩行型のロボットに適用することもできる。先端部分に搭乗する4足歩行型ロボットの場合、前脚を鳥足状態にしてしゃがむことにより、前脚と搭乗者との干渉を避けることができる。また、4足歩行型ロボットでは、前脚を鳥足状態、後脚を人足状態にすることにより、狭いスペースにしゃがむことができる。
(3)2足歩行型ロボットで、一方の脚を鳥足状態、他方の足を人足状態にしてひざまずかせると、ひざまずいたロボットがより安定する。
以上、本発明の具体例を詳細に説明したが、これらは例示にすぎず、特許請求の範囲を限定するものではない。特許請求の範囲に記載の技術には、以上に例示した具体例を様々に変形、変更したものが含まれる。
また、本明細書または図面に説明した技術要素は、単独であるいは各種の組合せによって技術的有用性を発揮するものであり、出願時の請求項記載の組合せに限定されるものではない。また、本明細書または図面に例示した技術は複数目的を同時に達成するものであり、そのうちの一つの目的を達成すること自体で技術的有用性を持つものである。
ロボットの側面図。 図1のII−II線矢視図。 股関節部分の詳細図。 図3のIV−IV線断面図。 ロボットがしゃがんだ状態の側面図(人足状態)。 ロボットがしゃがんだ状態の側面図(鳥足状態)。 ロボットが人足状態で段差を昇っている状態の模式図。 ロボットが鳥足状態で段差を昇っている状態の模式図。 ロボットが鳥足状態で段差を降りている状態の模式図。 ロボットが人足状態で段差を降りている状態の模式図。 キャビンを備えるロボットの模式図(キャノピィ閉状態)。 キャビンを備えるロボットの模式図(キャノピィ開状態)。 ロボットの制御システムのブロック図。 ロボットが直立した状態の正面図。 ロボットが直立した状態の側面図。 転倒中のロボットの側面図。 転倒して搭乗部が着地した状態のロボットの側面図。 座席関節を持つロボットが直立した状態の正面図。 座席関節を持つロボットが直立した状態の側面図。 座席関節を持つロボットが転倒して搭乗部が着地した状態の側面図。 座席関節を持つロボットが横様に転倒して搭乗部が着地した状態の正面図。
符号の説明
10:ロボット
12:脚部
13:左股関節
14:右脚
15:左脚
16:右股関節
17:左上腿
18:右上腿
19:左下腿
20:右膝関節
21:左足首関節
22:右下腿
23:左足先
24:右足首関節
25:左膝関節
26:右足先
28:股ヨーク
30:股クロスシャフト
32:股x軸回り駆動機構
33:股y軸回り駆動機構
34:股z軸回り駆動機構
38:股x軸モータ側プーリ
39:ベルト
40:股x軸モータ40、40a:駆動軸
43:股関節側x軸プーリ43
46:股y軸モータ
49:股y軸モータ側プーリ
50:股関節側y軸プーリ
52:ベルト
54:股z軸モータ
56:股z軸モータ側プーリ
58:股関節側z軸プーリ
60:ベルト
62:ブラケット
64:腰部材
66:ヨーク
70:シャフト
72:膝関節駆動機構
74:膝モータ
75:搭乗者
76:膝関節側プーリ
78:膝モータ側プーリ
79:ベルト
80:足首ヨーク
82:足首クロスシャフト
83:足首x軸回り駆動機構
84:足首y軸回り駆動機構
85:足首x軸モータ側プーリ
86:ベルト
87:足首関節側x軸プーリ
88:足首x軸モータ
89:足首y軸モータ
90:足首y軸モータ側プーリ
91:足首関節側y軸プーリ
92:ベルト
100:搭乗部
102:第1フレーム
104:第2フレーム、104a:フットレスト、104b:転落防止部、104c:接地部
106:座席
108:右操作部、108a:基台部、108b:スティック、108c:センサ
110:左操作部、110a:基台部、110b:スティック、110c:センサ
112:ブラケット
114:結合部材
120:収容部
150:キャビン、150a:本体、150b:キャノピィ
160:コントローラ
162:ジャイロ
170:座席関節

Claims (4)

  1. 人が搭乗する搭乗部を有するとともに一対の脚リンクで歩行するロボットであり、
    ロボットの進行方向軸回りの搭乗部の姿勢を変えるロール軸アクチュエータと、
    ロボットの側方軸回りの搭乗部の姿勢を変えるピッチ軸アクチュエータと、
    進行方向軸回りと側方軸回りの搭乗部の姿勢を検出する手段と、
    姿勢検出手段で検出される進行方向軸回りと側方軸回りの搭乗部の姿勢が一定に維持されるようにロール軸アクチュエータとピッチ軸アクチュエータを制御するコントローラを備えている搭乗型ロボット。
  2. 人が搭乗する搭乗部を有するとともに一対の脚リンクで歩行するロボットであり、
    ロボットの進行方向軸回りの搭乗部の姿勢を変えるロール軸アクチュエータと、
    ロボットの側方軸回りの搭乗部の姿勢を変えるピッチ軸アクチュエータと、
    進行方向軸回りと側方軸回りの搭乗部の姿勢を検出する手段と、
    ロボットが転倒したか否かを検出する手段と、
    転倒検出手段で転倒が検出された以降に、姿勢検出手段で検出される進行方向軸回りと側方軸回りの搭乗部の姿勢が一定に維持されるようにロール軸アクチュエータとピッチ軸アクチュエータを制御するコントローラを備えている搭乗型ロボット。
  3. 前記のロール軸アクチュエータとピッチ軸アクチュエータが、脚リンクに設けられている足首関節アクチュエータと膝関節アクチュエータと股関節アクチュエータからなる歩行用アクチュエータの少なくとも一つを利用していることを特徴とする請求項1または2の搭乗型ロボット。
  4. 前記のロール軸アクチュエータとピッチ軸アクチュエータが、歩行用アクチュエータと別に付加されていることを特徴とする請求項3の搭乗型ロボット。

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