JP2003340763A - 2足歩行ロボットの階段昇降方法及び2足歩行ロボット - Google Patents

2足歩行ロボットの階段昇降方法及び2足歩行ロボット

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JP2003340763A
JP2003340763A JP2002151540A JP2002151540A JP2003340763A JP 2003340763 A JP2003340763 A JP 2003340763A JP 2002151540 A JP2002151540 A JP 2002151540A JP 2002151540 A JP2002151540 A JP 2002151540A JP 2003340763 A JP2003340763 A JP 2003340763A
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gravity
center
stairs
bipedal
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Atsushi Fujita
藤田  淳
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Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 2足歩行ロボットの小型化を図ることができ
るとともに、二足歩行ロボットに対して階段の段差部が
高い場合や階段の段差部に対して2足歩行ロボットの脚
部が短い場合において脚部が階段に干渉することがない
2足歩行ロボットの階段昇降方法及び2足歩行ロボット
を提供する。 【解決手段】 少なくとも上体2と、上体2に股関節、
41を介して連結される2つの脚部3、4を備え、当該
脚部3、4は膝関節32、42及び足部5、6を回動自
在に連結する足首関節33、43を有する2足歩行ロボ
ット1の階段昇降方法において、2足歩行ロボット1が
階段50を昇る際に、通常歩行時の重心20の位置より
も当該2足歩行ロボット1の重心20の位置を前方に移
動させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、2足歩行ロボッ
トの階段昇降方法及び2足歩行ロボットに関し、更に詳
しくは、階段の段差に対して2足歩行ロボットの脚が短
い場合や二足歩行ロボットに対して階段の段差が高い場
合において、階段を昇降する2足歩行ロボットの階段昇
降方法及び2足歩行ロボットに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、人間と同じ環境下で作業が行うた
めの脚式移動ロボットが種々提案されている。しかし、
人間の作業環境のほとんどは、2足による直立歩行とい
う人間の構造や行動様式に合わせて形成されている。し
たがって、2足以外の脚式移動ロボットがこの人間の作
業環境で作業を行うには、この脚式移動ロボットの大き
さを人間と同じ程度にしなければならない。そこで、人
間の作業環境での作業は、人間と同様に2足の脚式移動
ロボット、すなわち2足歩行ロボットが最適である。
【0003】一方、人間の作業環境には階段も予定され
ているが、2足歩行ロボットがこの階段の昇降を行う際
には脚の着地位置が限定されている。したがって、階段
を昇降する2足歩行ロボットは、安定した歩容で歩行す
ることが重要である。ここで、階段の段差に対して2足
歩行ロボットの脚が充分に長い場合や二足歩行ロボット
に対して階段の段差が低い場合において、2足歩行ロボ
ットの階段の昇降は、実現されている。
【0004】一般的にロボットが転倒することなく歩行
をするためには、ZMP(ZeroMoment Po
int)は、常に足部接地点と床面の形成する支持多角
形の内側に入っていなくてはならない。つまり、二足歩
行ロボットの歩行動作においては、一方の足が床面から
離れる前に、他方の足部接地点と床面の形成する支持多
角形の内側にZMPを移動させる必要があり、これは2
足歩行ロボットの階段の昇降時でも同様である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】2足歩行ロボットが階
段を昇降する際には、2つの脚部のいずれか一方でこの
2足歩行ロボットの重量を支える片足支持期が存在す
る。この片足支持期においては、脚部の膝関節に最も大
きな負荷がかかる。したがって、2足歩行ロボットにお
いては、膝関節に大きなトルクを有するアクチュエータ
が必要となり、2足歩行ロボットの小型化が困難であっ
た。
【0006】図8は、従来の2足歩行ロボットの階段昇
降時の問題点を示す図であり、同図(a)は階段昇降前
の状態、同図(b)は一方の脚が段差部の床面に着地し
た状態、同図(c)は2足歩行ロボットの重心を移動し
ている状態、同図(d)は、2足歩行ロボットの重心を
移動した状態を示す図である。2足歩行ロボット100
が階段200を昇降する際には、まず同図(a)に示す
状態から一方の脚部101の足部103を同図(b)に
示すように階段200の段差部の床面201に着地させ
る。このとき、この2足歩行ロボット100のZMP1
11は、他方の脚部102の足部104と床面の形成す
る支持多角形の内側に入っている。なお、110は2足
歩行ロボットの重心である。
【0007】次に、同図(c)に示すように、ZMP1
11を脚部101の足部103と1段目の床面201の
形成する支持多角形の内側に入るように2足歩行ロボッ
ト100の重心110を移動する。しかし、二足歩行ロ
ボット100に対して200階段の段差部が高い場合や
階段200の段差部に対して2足歩行ロボット100の
脚部101、102が短い場合は、同図(d)に示す矢
印Aのように、足部101が階段200に干渉するとい
う問題がある。
【0008】そこで、この発明は、上記に鑑みてなされ
たものであって、2足歩行ロボットの小型化を図ること
ができるとともに、二足歩行ロボットに対して階段の段
差部が高い場合や階段の段差部に対して2足歩行ロボッ
トの脚部が短い場合において脚部が階段に干渉すること
がない2足歩行ロボットの階段昇降方法及び2足歩行ロ
ボットを提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、この発明では、少なくとも上体と、上体に股関節を
介して連結される2つの脚部を備え、当該脚部は膝関節
および足部を回動自在に連結する足首関節を有する2足
歩行ロボットの階段昇降方法において、2足歩行ロボッ
トが階段を昇る際に、通常歩行時の重心位置よりも当該
2足歩行ロボットの重心位置を前方に移動させることを
特徴とする。
【0010】また、この発明では、少なくとも上体と、
上体に股関節を介して連結される2つの脚部を備え、当
該脚部は膝関節および足部を回動自在に連結する足首関
節を有する2足歩行ロボットの階段昇降方法において、
2足歩行ロボットが階段を降りる際に、当該2足歩行ロ
ボットを階段に対して後ろ向きにし、且つ通常歩行時の
重心位置よりも当該2足歩行ロボットの重心位置を前方
に移動させることを特徴とする。
【0011】また、この発明では、少なくとも上体と、
上体に股関節を介して連結される2つの脚部を備え、当
該脚部は膝関節および足部を回動自在に連結する足首関
節を有する2足歩行ロボットの階段昇降方法において、
2足歩行ロボットが階段の前まで移動した後、当該階段
の段差の高さが2足歩行ロボットの重心位置を前方に移
動させる必要があるかを判断し、2足歩行ロボットの重
心位置を前方に移動し、足部のいずれか一方を階段の段
差部の床面に着地し、2足歩行ロボットの重心位置を着
地した足部接地点と床面の形成する支持多角形の内側又
は近傍に移動し、足部の他方を階段の段差部の床面に着
地することを特徴とする。
【0012】上記これら発明によれば、2足歩行ロボッ
トが階段を昇降する際に、通常歩行時の重心位置よりも
当該2足歩行ロボットの重心位置を前方に移動させるの
で、2足歩行ロボットの重心位置を階段の段差部の床面
に着地した一方の足部接地点と床面の形成する支持多角
形の内側又は近傍に移動するときの移動量を少なくする
ことができ、脚部が階段に干渉することをなくすること
ができる。また、2足歩行ロボットが階段を昇降する際
に、この2足歩行ロボットの重心からの鉛直線近傍に脚
部の膝関節が位置し、片足支持期における膝関節にかか
る負荷を小さくできるので膝関節に用いるアクチュエー
タの小型化を図ることができる。さらに、膝関節に用い
るアクチュエータの小型化により、2足歩行ロボットの
小型化を図ることができる。ここで、前方とは、2足歩
行ロボットの正面方向をいう。
【0013】また、この発明では、請求項1〜3のいず
れか一つに記載の2足歩行ロボットの階段昇降方法にお
いて、2足歩行ロボットの重心位置を足部の先端まで移
動させることを特徴とする。
【0014】この発明によれば、2足歩行ロボットの重
心位置を足部の先端まで移動させるので、2足歩行ロボ
ットの重心位置を階段の段差部の床面に着地した一方の
足部接地点と床面の形成する支持多角形の内側又は近傍
に移動するときの移動量をさらに少なくすることがで
き、脚部が階段に干渉することをさらになくすることが
できる。また、この2足歩行ロボットの重心からの鉛直
線のさらに近傍に脚部の膝関節が位置し、片足支持期に
おける膝関節にかかる負荷を小さくできるので膝関節に
用いるアクチュエータの小型化をさらに図ることができ
る。また、膝関節に用いるアクチュエータのさらなる小
型化により、2足歩行ロボットの小型化をさらに図るこ
とができる。
【0015】また、この発明では、請求項1〜4のいず
れか一つに記載の2足歩行ロボットの階段昇降方法にお
いて、2足歩行ロボットの重心位置の移動は、上体を傾
斜させることで行うことを特徴とする。
【0016】また、この発明では、請求項1〜4のいず
れか一つに記載の2足歩行ロボットの階段昇降方法にお
いて、2足歩行ロボットの重心位置の移動は、上体に設
けられた腕部、頭部又は内蔵ウェイトの少なくともいず
れかを駆動させることで行うことを特徴とする。
【0017】上記これら発明によれば、2足歩行ロボッ
トが階段を昇降する際に、当該2足歩行ロボットの重心
位置の移動を簡単な構成で行うことができる。
【0018】この発明では、少なくとも上体と、上体に
股関節を介して連結される2つの脚部を備え、当該脚部
は膝関節および足部を回動自在に連結する足首関節を有
する2足歩行ロボットにおいて、階段昇降時に通常歩行
時の重心位置よりも2足歩行ロボットの重心位置を前方
に移動させる重心位置移動手段を備えたことを特徴とす
る。
【0019】この発明によれば、階段昇降時に通常歩行
時の重心位置よりも2足歩行ロボットの重心位置を前方
に移動させる重心位置移動手段を備えたので、2足歩行
ロボットの重心位置を階段の段差部の床面に着地した一
方の足部接地点と床面の形成する支持多角形の内側又は
近傍に移動するときの移動量を少なくすることができ、
脚部が階段に干渉することをなくすることができる。ま
た、階段昇降時に、2足歩行ロボットの重心からの鉛直
線近傍に脚部の膝関節が位置し、片足支持期における膝
関節にかかる負荷を小さくできるので膝関節に用いるア
クチュエータの小型化を図ることができる。さらに、膝
関節に用いるアクチュエータの小型化により、2足歩行
ロボットの小型化を図ることができる。ここで、前方と
は、2足歩行ロボットの正面方向をいう。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、この発明につき図面を参照
しつつ詳細に説明する。なお、この実施の形態によりこ
の発明が限定されるものではない。また、下記実施の形
態における構成要素には、当業者が容易に想定できるも
の或いは実質的に同一のものが含まれる。また、下記実
施の形態における構成要素には、当業者が容易に想定で
きるものが含まれるものとする。
【0021】図1は、この発明にかかる2足歩行ロボッ
トの概略構成例を示す図である。同図に示すように、2
足歩行ロボット1は、上体2、この上体2に後述する股
間接を介して連結された2つ脚部3、4及びこの脚部
3、4の先端にそれぞれ後述する足首間接を介して回動
自在に連結された足部5、6により構成されている。
【0022】上体2と脚部3、4を連結するそれぞれの
股間接31、41は、脚部3、4をZ軸まわりに旋回さ
せる第1股間接31a、41a、脚部3、4をY軸まわ
り(ロール方向)に旋回させる第2股間接31b、41
b及び脚部3、4をX軸まわり(ピッチ方向)に旋回さ
せる第3股間接31c、41cにより構成されている。
また、脚部3、4の所定の位置には、この脚部3、4の
下部をロール方向に旋回させる膝間接32、42が設け
られている。さらに、脚部3、4と足部5、6を連結す
るそれぞれの足首間接33、43は、足部5、6をロー
ル方向に旋回させる第1足首間接33a、43a及び足
部5、6をピッチ方向に旋回させる第2足首間接33
b、43bにより構成されている。つまり、この2足歩
行ロボット1は、各脚部3、4にそれぞれ6個の関節を
有しており、各脚3、4は6つの自由度が与えられてい
る。ここで、各関節に用いるアクチュエータは、電動モ
ータなどが好ましい。
【0023】上記脚部3、4の股関節31、41と膝関
節32、42はそれぞれ大腿部34、44により連結さ
れており、膝関節32、42と足首関節33、43はそ
れぞれ下腿部35、45により連結されている。また、
足部5、6の底面には、床面との接触を検知するセンサ
が3箇所以上設けられている(図示せず)。このセンサ
は、2足歩行ロボットの脚部3、4が着地した床面にか
かる圧力を検知する圧力センサなどが好ましい。また、
上体2には、その内部に制御装置21などが格納されて
いる。なお、20は2足歩行ロボット1の重心を示し、
22はZMPを示すものである。
【0024】この制御装置21は、脚部3、4の各関節
に用いるアクチュエータの回転量を検出するロータリー
エンコーダ(図示せず)や上記足部5、6の底面に設け
られたセンサから出力される信号をもとに、脚部3、4
の各関節を適度な角度で駆動する。つまり、2足歩行ロ
ボット1の歩行時には、制御装置21から脚部3、4の
各関節に用いるアクチュエータに駆動信号が出力され、
この駆動信号により各脚部3、4の6個の関節、すなわ
ち合計12個の関節を適度な角度で駆動し、脚部3、4
に所望の動作を与え、任意の3次元空間を歩行すること
ができる。なお、制御装置21は、少なくともCPUな
どからなる演算部、上記ロータリーエンコーダやセンサ
からの出力信号の記憶や、脚部3、4の歩行時必要なパ
ラメータを記憶する記憶部を備える。
【0025】次に2足歩行ロボットが階段を昇る場合の
動作について説明する。図2〜図5は、この発明にかか
る2足歩行ロボットが階段を昇る場合の動作説明図であ
る。また、図2(a)は階段を昇る前の状態、図2
(b)は上体を傾けた状態を示す図である。また、図3
(a)は片足支持の状態、図3(b)は一方の脚部の足
部が段差部の床面に着地した状態を示す図である。ま
た、図4(a)は2足歩行ロボットの重心を移動してい
る状態、図4(b)は2足歩行ロボットの重心を段差部
の床面に着地した脚部の足部まで移動した状態を示す図
である。また、図5(a)は片足支持の状態、図5
(b)は他方の脚部の足部が一方の脚部の足部が着地し
た段差部より1段上の段差部の床面に着地した状態を示
す図である。
【0026】2足歩行ロボット1が階段50を昇る場合
は、まず床面60の上を通常歩行により階段50付近ま
で移動した後、図2(a)に示すように、2つの脚部
3、4で2足歩行ロボットの重量を支える両足支持の状
態で停止する。次に、この両足支持状態から図2(b)
に示すように上体2を前方(この場合は、進行方向)に
所定角度傾斜させる。この上体2を傾斜させる角度は、
上体2を傾斜させることで移動する2足歩行ロボット1
の重心20から延びるZMP22が脚部3、4の足部
5、6の先端に位置する角度が好ましい。すなわち、足
部5、6と床面60の形成する支持多角形の内側で、且
つ2足歩行ロボット1の重心20の位置が最も前方に位
置できる角度に上体2を傾斜させる。
【0027】上体2を傾斜させた後、図3(a)に示す
ように、脚部4の足部6を股関節41、膝関節42及び
足首関節43を駆動させることで床面60から離し、2
足歩行ロボット1を脚部3による片足支持の状態とす
る。このとき、重心20から延びるZMP22は、脚部
3の足部5と床面60の形成する支持多角形の内側に位
置するので2足歩行ロボット1は片足支持の状態でも転
倒することはない。次に、図3(b)に示すように、床
面60から離れた脚部4の足部6を、股関節41、膝関
節42及び足首関節43を駆動させることで、階段50
の段差部の一段目の床面51に着地させる。
【0028】脚部4の足部6を床面51に着地させた
後、図4(a)に示すように、ZMP22を脚部4の足
部6と床面51の形成する支持多角形の内側に入るよう
に2足歩行ロボット1の重心20の移動を開始する。次
に、図4(b)に示すように、ZMP22が脚部4の足
部6と床面51の形成する支持多角形の内側に位置した
後、図5(a)に示すように、脚部3の足部5を股関節
31、膝関節32及び足首関節33を駆動させることで
床面60から離し、2足歩行ロボット1を脚部4による
片足支持の状態とする。このとき、重心20から延びる
ZMP22は、脚部4の足部6と床面51の形成する支
持多角形の内側に位置するので2足歩行ロボット1は片
足支持の状態でも転倒することはない。そして、図5
(b)に示すように、床面60から離れた脚部3の足部
5を、股関節31、膝関節32及び足首関節33を駆動
させることで、階段50の段差部の二段目の床面52に
着地させる。
【0029】上記動作を繰り返すことで、2足歩行ロボ
ット1は、階段50を昇ることができる。なお、2足歩
行ロボット1が階段50を昇っている間は、上体2は前
方に傾斜した状態のままであり、階段50を昇り終わっ
た後に、上体2の傾斜を終了させる。上記のように2足
歩行ロボット1が階段50を昇る際に、重心位置移動手
段(すなわち上体2を前方に傾斜させること)により、
通常歩行時の重心20の位置よりも当該2足歩行ロボッ
ト1の重心20の位置を前方(この場合は、進行方向)
に移動させるので、一方の足部5(又は足部6)と床面
の形成する支持多角形から他方の足部6(又は足部5)
と床面の形成する支持多角形にZMP22を移動させる
移動量を少なくすることができる。したがって、ZMP
22の移動量、すなわち2足歩行ロボット1の重心20
の移動量を少なくすることができるので、下腿部45
(下腿部35)の床面に対する傾斜角度を小さくでき、
脚部4(又は脚部3)が階段50に干渉することをなく
することができる。
【0030】なお、2足歩行ロボットが階段を降りる場
合は、図2〜図4に示す2足歩行ロボット1を階段50
に対して後ろ向き方向転換し、上体2を前方(この場合
は、進行方向と反対)に所定角度傾斜させる。そして、
図2〜図4に示す2足歩行ロボット1の動作と逆の動作
を行うことで、この2足歩行ロボット1は階段50を下
りることができる。
【0031】上記2足歩行ロボット1の階段50の昇降
においては、脚部4の足部6を最初に床面60から離し
たが、脚部3の足部5を最初に床面60から離しても良
い。また、図2〜図9に示す2足歩行ロボット1は、そ
れぞれの足部5、6の一方の端部付近、すなわちかかと
側に脚部3、4の足首関節33、43が取り付けられて
いるが、足部5、6の中央部に脚部3、4の足首関節3
3、43を取り付けても良い。また、2足歩行ロボット
1の重心20の高さは、高い方が好ましい。これは、重
心20の位置が高いと上体2を前方に傾斜させる角度が
少なくて済むからである。
【0032】ここで、2足歩行ロボットの片足支持期に
おける膝関節を保持するのに必要なトルクについて検討
する。2足歩行ロボットが階段を昇降する際には、各脚
部に高低差が生じるため、各脚部の膝関節が2足歩行ロ
ボットの重心の鉛直線(動歩行においては慣性力を含め
た作用線)から大きく離れる瞬間が発生する。一般に、
脚部の膝関節の位置が上記鉛直線に近くなると膝関節を
保持するトルクは小さくなり、反対にこの鉛直線に遠く
なると膝関節を保持するトルクは大きくなる。
【0033】図6は、2足歩行ロボットの階段昇降時の
重心位置と膝関節の負担との関係を示す図であり、同図
(a)は通常歩行時と同様の重心位置で階段を昇降する
場合、同図(b)は重心位置を前方に移動させて階段を
昇降する場合を示す図である。同図(a)に示すよう
に、階段昇降時の2足歩行ロボット1の重心20の位置
が通常歩行時と同様の場合、すなわち上体2を通常歩行
時の姿勢とした場合において、片足支持期の膝関節42
を保持するのに必要なトルクT2は、下記の式により計
算される。 T2=Mg×L2 (1) なお、Mは上体2と脚部3を合計した重量、gは重力加
速度、L2は重心20から延びる鉛直線と膝関節42の
距離である。
【0034】一方、同図(b)に示すように、階段昇降
時の2足歩行ロボット1の重心20の位置を前方に移動
させた場合、すなわち上体2を前方に傾斜させた場合に
おいて、片足支持期の膝関節42を保持するのに必要な
トルクT´2は、下記の式により計算される。 T´2=Mg×L´2 (2)
【0035】ここで、L2=L´1+L´2であるのでL
´2<L2となる。したがって、上記式(1)及び(2)
より、T´2<T2となり、同図(b)に示すように2足
歩行ロボット1の重心20の位置を前方に移動させた場
合は、脚部4の膝関節42を保持するのに必要なトルク
を軽減することができる。なお、L´1は、重心20か
ら延びる鉛直線と股関節41の距離である。
【0036】上記のように、2足歩行ロボット1の重心
20の位置を前方に移動させた場合は、重心20から延
びる鉛直線近傍に脚部3、4の膝関節32、42が位置
し、片足支持期における膝関節32、42にかかる負荷
を小さくできるので膝関節32、42に用いるアクチュ
エータの小型化を図ることができる。さらに、膝関節3
2、42に用いるアクチュエータの小型化により、2足
歩行ロボット1の小型化を図ることができる。
【0037】図7は、この発明にかかる2足歩行ロボッ
トの階段昇降時の制御フローを示す図である。まず、2
足歩行ロボット1の進行方向に階段50があるか否かを
判断する(ステップ1)。進行方向に階段50がある場
合は、2足歩行ロボット1がこの階段50を昇る場合で
あるか否かを判断する(ステップ2)。2足歩行ロボッ
トが階段50を昇る場合でない、すなわち降りる場合
は、2足歩行ロボット1を階段50に対して後ろ向きに
方向転換する(ステップ3)。
【0038】次に、階段50の段差部の高さから上体2
を前方に傾斜させる必要があるか否かを判断する(ステ
ップ4)。このとき、上体2を前方に傾斜させる必要が
あるか否かの判断は、上体2に取り付けられたカメラな
どの出力信号から制御装置21の演算部により演算され
た階段50の段差部の高さと、この制御装置21の記憶
部に記憶されている脚部3、4のデータを比較すること
で行う。なお、制御装置21の記憶部に予め記憶されて
いる階段50の段差部の高さのデータと、この制御装置
21の記憶部に記憶されている脚部3、4のデータを比
較することで行っても良い。
【0039】次に、上体2を前方に傾斜させる必要があ
る場合は、上体2前方に傾斜させ(ステップ5)、2足
歩行ロボット1に階段50を昇降させる(ステップ
6)。なお、上体2を前方に傾斜させる必要がない場合
は、上体2を通常歩行時と同様の姿勢のまま、2足歩行
ロボット1に階段50を昇降させる(ステップ7)。
【0040】上記実施形態では、2足歩行ロボット1は
静歩行により階段50の昇降を行う場合を説明したが、
本発明はこれに限定されるものではなく、2足歩行ロボ
ット1が動歩行により階段50の昇降を行う場合にも適
用することができる。
【0041】また、上記実施形態においては、重心移動
手段は、上体2を前方に傾斜させることであるが、本発
明はこれに限定されるものではなく、上体2に腕部を設
け、この腕部を前方に駆動することで、通常歩行時の重
心20の位置よりも2足歩行ロボット1の重心20の位
置を前方に移動させても良い。また、上体2に頭部を設
けて、この頭部を前方に傾斜させることで、2足歩行ロ
ボット1の重心20の位置を前方に移動させても良い。
さらに、上体2に内蔵ウェイトを取り付け、この内蔵ウ
ェイトを前方に移動させることで、2足歩行ロボット1
の重心20の位置を前方に移動させても良い。
【0042】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1〜3のい
ずれか一つに記載の発明によれば、2足歩行ロボットが
階段を昇降する際に、通常歩行時の重心位置よりも当該
2足歩行ロボットの重心位置を前方に移動させるので、
2足歩行ロボットの重心位置を階段の段差部の床面に着
地した一方の足部接地点と床面の形成する支持多角形の
内側又は近傍に移動するときの移動量を少なくすること
ができ、脚部が階段に干渉することをなくすることがで
きる。また、2足歩行ロボットが階段を昇降する際に、
この2足歩行ロボットの重心からの鉛直線近傍に脚部の
膝関節が位置し、片足支持期における膝関節にかかる負
荷を小さくできるので膝関節に用いるアクチュエータの
小型化を図ることができる。さらに、膝関節に用いるア
クチュエータの小型化により、2足歩行ロボットの小型
化を図ることができる。
【0043】また、請求項4に記載の発明によれば、2
足歩行ロボットの重心位置を足部の先端まで移動させる
ので、2足歩行ロボットの重心位置を階段の段差部の床
面に着地した一方の足部接地点と床面の形成する支持多
角形の内側又は近傍に移動するときの移動量をさらに少
なくすることができ、脚部が階段に干渉することをさら
になくすることができる。また、この2足歩行ロボット
の重心からの鉛直線のさらに近傍に脚部の膝関節が位置
し、片足支持期における膝関節にかかる負荷を小さくで
きるので膝関節に用いるアクチュエータの小型化をさら
に図ることができる。また、膝関節に用いるアクチュエ
ータのさらなる小型化により、2足歩行ロボットの小型
化をさらに図ることができる。
【0044】また、請求項5又は6に記載の発明によれ
ば、2足歩行ロボットが階段を昇降する際に、当該2足
歩行ロボットの重心位置の移動が簡単な構成で行うこと
ができる。
【0045】また、請求項7に記載の発明によれば、階
段昇降時に通常歩行時の重心位置よりも2足歩行ロボッ
トの重心位置を前方に移動させる重心位置移動手段を備
えたので、2足歩行ロボットの重心位置を階段の段差部
の床面に着地した一方の足部接地点と床面の形成する支
持多角形の内側又は近傍に移動するときの移動量を少な
くすることができ、脚部が階段に干渉することをなくす
ることができる。また、階段昇降時に、2足歩行ロボッ
トの重心からの鉛直線近傍に脚部の膝関節が位置し、片
足支持期における膝関節にかかる負荷を小さくできるの
で膝関節に用いるアクチュエータの小型化を図ることが
できる。さらに、膝関節に用いるアクチュエータの小型
化により、2足歩行ロボットの小型化を図ることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明にかかる2足歩行ロボットの概略構成
例を示す図である。
【図2】この発明にかかる2足歩行ロボットが階段を昇
る場合の動作説明図であり、同図(a)は階段を昇る前
の状態、同図(b)は上体を傾けた状態を示す図であ
る。
【図3】この発明にかかる2足歩行ロボットが階段を昇
る場合の動作説明図であり、同図(a)は片足支持の状
態、同図(b)は一方の脚部の足部が段差部の床面に着
地した状態を示す図である。
【図4】この発明にかかる2足歩行ロボットが階段を昇
る場合の動作説明図であり、同図(a)は2足歩行ロボ
ットの重心を移動している状態、同図(b)は2足歩行
ロボットの重心を段差部の床面に着地した脚部の足部ま
で移動した状態を示す図である。
【図5】この発明にかかる2足歩行ロボットが階段を昇
る場合の動作説明図であり、同図(a)は片足支持の状
態、同図(b)は他方の脚部の足部が一方の脚部の足部
が着地した段差部より1段上の段差部の床面に着地した
状態を示す図である。
【図6】2足歩行ロボットの階段昇降時の重心位置と膝
関節の負担との関係を示す図であり、同図(a)は通常
歩行時と同様の重心位置で階段を昇降する場合、同図
(b)は重心位置を前方に移動させて階段を昇降する場
合を示す図である。
【図7】この発明にかかる2足歩行ロボットの階段昇降
時の制御フローを示す図である。
【図8】従来の2足歩行ロボットの階段昇降時の問題点
を示す図であり、同図(a)は階段昇降前の状態、同図
(b)は一方の脚が段差部の床面に着地した状態、同図
(c)は2足歩行ロボットの重心を移動している状態、
同図(d)は、2足歩行ロボットの重心を移動した状態
を示す図である。
【符号の説明】
1 2足歩行ロボット 2 上体 20 重心 21 制御装置 22 ZMP 3、4 脚部 31、41 股関節 32、42 膝関節 33、43 足首関節 34、44 大腿部 35、45 下腿部 5、6 足部 50 階段 51、52 床面 60 床面

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも上体と、前記上体に股関節を
    介して連結される2つの脚部を備え、当該脚部は膝関節
    および足部を回動自在に連結する足首関節を有する2足
    歩行ロボットの階段昇降方法において、 前記2足歩行ロボットが階段を昇る際に、通常歩行時の
    重心位置よりも当該2足歩行ロボットの重心位置を前方
    に移動させることを特徴とする2足歩行ロボットの階段
    昇降方法。
  2. 【請求項2】 少なくとも上体と、前記上体に股関節を
    介して連結される2つの脚部を備え、当該脚部は膝関節
    および足部を回動自在に連結する足首関節を有する2足
    歩行ロボットの階段昇降方法において、 前記2足歩行ロボットが階段を降りる際に、当該2足歩
    行ロボットを前記階段に対して後ろ向きにし、且つ通常
    歩行時の重心位置よりも当該2足歩行ロボットの重心位
    置を前方に移動させることを特徴とする2足歩行ロボッ
    トの階段昇降方法。
  3. 【請求項3】 少なくとも上体と、前記上体に股関節を
    介して連結される2つの脚部を備え、当該脚部は膝関節
    および足部を回動自在に連結する足首関節を有する足歩
    行ロボットの階段昇降方法において、 前記2足歩行ロボットが階段の前まで移動した後、当該
    階段の段差の高さが前記2足歩行ロボットの重心位置を
    前方に移動させる必要があるかを判断し、 前記2足歩行ロボットの重心位置を前方に移動し、 前記足部のいずれか一方を階段の段差部の床面に着地
    し、 前記2足歩行ロボットの重心位置を前記着地した足部接
    地点と前記床面の形成する支持多角形の内側または近傍
    に移動し、 前記足部の他方を前記階段の段差部の床面に着地するこ
    とを特徴とする2足歩行ロボットの階段昇降方法。
  4. 【請求項4】 前記2足歩行ロボットの重心位置を前記
    足部の先端まで移動させることを特徴とする請求項1〜
    3のいずれか一つに記載の2足歩行ロボットの階段昇降
    方法。
  5. 【請求項5】 前記2足歩行ロボットの重心位置の移動
    は、前記上体を傾斜させることで行うことを特徴とする
    請求項1〜4のいずれか一つに記載の2足歩行ロボット
    の階段昇降方法。
  6. 【請求項6】 前記2足歩行ロボットの重心位置の移動
    は、前記上体に設けられた腕部、頭部または内蔵ウェイ
    トの少なくともいずれかを駆動させることで行うことを
    特徴とする請求項1〜4のいずれか一つに記載の2足歩
    行ロボットの階段昇降方法。
  7. 【請求項7】 少なくとも上体と、前記上体に股関節を
    介して連結される2つの脚部を備え、当該脚部は膝関節
    および足部を回動自在に連結する足首関節を有する2足
    歩行ロボットにおいて、 階段昇降時に通常歩行時の重心位置よりも前記2足歩行
    ロボットの重心位置を前方に移動させる重心位置移動手
    段を備えたことを特徴とする2足歩行ロボット。
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