JP4736827B2 - 光ディスク装置 - Google Patents

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Description

本発明は、光ディスクにレーザ光を照射し情報を記録したり、読み出したりする光ディスク装置に関するものであり、特に厚さの異なる光ディスクを円滑に挿入することができる光ディスク装置に関するものである。
光ディスク装置の一種類として、前記光ディスク装置の前面に光ディスクを挿入するための開口が設けられており、この開口を通じて前記光ディスク単体を挿入、排出できる、いわゆる、スロットインタイプの光ディスク装置がある。
スロットインタイプの光ディスク装置は、筐体の前面パネルに開口が設けられており、光ディスク装置の内部の開口上部に固定されるガイド部材と、前記ガイド部材の下面に対向する位置に配置されるローラーベースと、前記ローラーベースの回転可能に支持された送りローラとを備えている。
前記送りローラは回転軸が前記光ディスクの挿入/排出方向と直交するように配置されており、モータを動力源として両方向に回転することが可能であり、前記光ディスクが前記ガイド部材と前記送りローラとに挟持された状態で、該送りローラを回転させることで、該光ディスクを挿入又は排出することが可能である。前記光ディスクを引き込むときに光ディスクの記録面と接触しないように、前記ガイド部材にはテーパ状のリブが形成されている(特開2004−139640号公報等参照)。
この光ディスク装置では前記送りローラがたわんだり、前記回転軸が曲がって配置されたりすると前記光ディスクの挿入/排出時に該光ディスクが正確な挿入位置に挿入されなかったり、排出されないようになったりする不具合が発生する場合がある。このような不具合に対して、前記ローラーベースを前記光ディスク装置の筐体に強固に固定することで不具合が発生しないようにしている。
また、特開2004−265494号公報ではローラーベースを前記ガイド部材に向けて付勢するものが示されている。前記送りローラは前記ローラーベースに精度良く回動可能に支持されており、このローラーベースを前記ガイド部材に向けて付勢することで、前記光ディスクに対して前記送りローラを常に当接させることができ、前記光ディスクを正確に挿入/排出することができる。
特開2004−139640号公報 特開2004−265494号公報
前記ローラーベースを前記筐体に強固に固定すると、前記光ディスクが引き込まれる前記ガイド部材と前記送りローラとの隙間の大きさが制限されてしまう。前記光ディスクは規格上、厚さは決められているが、製造誤差やレーベルの配置等で、厚くなる場合もある。前記光ディスクの厚さが規格上の厚さよりも厚くなると、前記ローラーベースと前記光ディスクとの接触圧が大きくなり、該光ディスクの挿入がなされなかったり、該光ディスクの表面に傷がついて記録/再生できなくなったり等の光ディスクの損傷による不具合が発生する。
また、薄い光ディスクが移動するとき(特にユーザによる支持がなされない排出時)に自重によって、垂れて、開口部、その他の部材とこすれることで、記録面が傷ついたり、削れたりすることもある。これにより、前記光ディスク装置の光ディスクの挿入/排出の品質が低下することもありえる。
また、前記ローラーベースを強固に取り付けたり、常に前記ガイド部材に向けて付勢するように取り付けたりする場合、取り付けに必要な部材が多くなり、それだけ、組み立てに手間と時間がかかるとともに、製造コストが高くなる。
そこで本発明は、光ディスクの厚さ変化した場合であっても、該光ディスクを円滑に且つ精度良く、挿入又は排出することができる光ディスク装置を提供することを目的とする。
また本発明は、挿入又は排出の品質を低下させることなく、構成部材及び組み立て工数を減らすことができ、それだけ、製造、組み立てにかかる時間及びコストを削減することができる光ディスク装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために本発明は、光ディスクが挿入/排出される開口部を備えるメインシャーシと、前記メインシャーシの内部の前記開口部に近接する部分に配置され、前記開口部より挿入される前記光ディスクのラベル面と当接するガイド部材と、前記メインシャーシの内側の前記開口部に近接する部分に前記ガイド部材に対向して配置されるローラーベースと、回転軸の一方の端部には歯車が取り付けられ、前記光ディスクの挿入/排出方向と直交するとともに回動可能に前記ローラーベースに支持された送りローラと、前記送りローラを駆動するための駆動モータを含む駆動機構とを備え、前記光ディスクを回転させつつレーザ光を照射することで情報を記録又は再生する光ディスク装置であって、前記ローラーベースは前記メインシャーシにボルトにて固定され、前記送りローラが回動可能に支持される固定部と、前記固定部と接続し、前記挿入されるとともに前記ガイド部材に対して弾性的に離反可能なフラップ部とを有しており、前記固定部は前記送りローラに取り付けられた歯車の近傍に、該送りローラに対して前記フラップ部と反対側に形成される第1ボルト孔と、前記送りローラの歯車が取り付けられていない側の端部の延長線上に形成される第2ボルト孔とを有し、前記フラップ部は前記固定部の反対側の端部から突出する2個の係合ボスと、前記ガイド部材と対向する面の前記送りローラより離れた位置に、該送りローラの回転軸と平行に伸び前記開口部の中心から端部に向かって前記ガイド部材に接近する勾配を有するのテーパ形状であって前記開口部の中心に対して対称に2個突出するリブとを備えており、前記メインシャーシの開口部が形成されている部分の前記ローラーベースが取り付けられる部分には、前記フラップ部の係合ボスと係合し、挿入される光ディスクの厚み方向に伸びる矩形状のボス孔が形成されており、前記ローラーベースが、前記フラップ部の係合ボスを前記ボス孔に挿入し、前記駆動機構と前記送りローラに取り付けられた歯車とを接続させるとともに、前記第1ボルト孔及び前記第2ボルト孔にボルトを通し、該ボルトを前記メインシャーシに設けられている雌ねじ孔と螺合することで取り付けられることを特徴とする。
この構成によると、前記フラップ部が前記挿入/排出される光ディスクの厚み方向にたわむことができるので、規格で決められている厚さよりも大幅に厚い光ディスクが挿入された場合であっても光ディスクを円滑に且つ傷つけることなく挿入/排出することが可能である。
また、前記フラップ部がたわむのでより高さの高いリブを配置することが可能であり、光ディスクが移動するとき、特に、排出されるときに、自重によって垂れるのを防ぐことができるので、それだけ、該光ディスクが開口部やその他の部材との摩擦によって傷つけられるのを防ぐことができる。
前記送りローラを駆動する歯車の近傍でボルト留めを行うので、該歯車が安定して回転することができる。また、前記送りローラの回転軸線上にねじ止め部を配置しているので、前記送りローラがたわんだり、ずれたりしにくい。このように、2箇所をボルト留めすることで、前記送りローラの駆動を円滑且つ安定させることができ、それだけ、光ディスクの移動を円滑且つ安定させることができる。
さらに、従来のローラーベースに比べて、取り付けに必要なねじを減らすことができるので、部材の減少及びそれに付随する製造過程の工数の減少によって、コストダウンが可能である。
また、上記目的を達成するために本発明は、光ディスクが挿入/排出される開口部を備えるメインシャーシと、前記メインシャーシの内部の前記開口部に近接する部分に配置され、前記開口部より挿入される前記光ディスクのラベル面と当接するガイド部材と、前記メインシャーシの内側の前記開口部に近接する部分に前記ガイド部材に対向して配置されるローラーベースと、回転軸の一方の端部には歯車が取り付けられ、前記光ディスクの挿入/排出方向と直交するとともに回動可能に前記ローラーベースに支持された送りローラと、前記送りローラを駆動するための駆動機構とを備え、前記光ディスクを回転させつつレーザ光を照射することで情報を記録又は再生する光ディスク装置であって、前記ローラーベースは前記メインシャーシにボルトにて固定され、前記送りローラが回動可能に支持される固定部と、前記固定部と接続し、前記挿入されるとともに前記ガイド部材に対して弾性的に離反可能なフラップ部とを有しており、前記固定部は前記送りローラに取り付けられた歯車の近傍に、該送りローラに対して前記フラップ部と反対側に形成される第1ボルト孔と、前記送りローラの歯車が取り付けられていない側の端部の延長線上に形成される第2ボルト孔とを有し、前記フラップ部は前記固定部の反対側の端部から突出する少なくとも1個の係合ボスを備えており、前記メインシャーシの開口部が形成されている部分の前記ローラーベースが取り付けられる部分には、前記フラップ部の係合ボスと係合し、挿入される光ディスクの厚み方向に延びる矩形状のボス孔が形成されており、前記ローラーベースが、前記フラップ部の係合ボスを前記ボス孔に挿入し、前記駆動機構と前記送りローラに取り付けられた歯車とを接続させるとともに、前記第1ボルト孔及び前記第2ボルト孔にボルトを通し、該ボルトを前記メインシャーシに設けられている雌ねじ孔と螺合することで取り付けられることを特徴とする。
この構成によると、前記フラップ部が前記挿入/排出される光ディスクの厚み方向にたわむことができるので、規格で決められている厚さよりも大幅に厚い光ディスクが挿入された場合であっても光ディスクを円滑に且つ傷つけることなく挿入/排出することが可能である。
前記送りローラを駆動する歯車の近傍でボルト留めを行うので、該歯車が安定して回転することができる。また、前記送りローラの回転軸線上にねじ止め部を配置しているので、前記送りローラがたわんだり、ずれたりしにくい。このように、2箇所をボルト留めすることで、前記送りローラの駆動を円滑且つ安定させることができ、それだけ、光ディスクの移動を円滑且つ安定させることができる。
さらに、従来のローラーベースに比べて、取り付けに必要なねじを減らすことができるので、部材の減少及びそれに付随する製造過程の工数の減少によって、コストダウンが可能である。
上記構成において前記フラップ部には前記ガイド部材と対向する面に、前記送りローラの回転軸と平行に伸び前記開口部の中心から端部に向かって前記ガイド部材に接近する勾配を有するのテーパ形状であって前記開口部の中心を横切らないように突出する少なくとも1個のリブを備えていてもよい。
本発明によると、光ディスクの厚さ変化した場合であっても、該光ディスクを円滑に且つ精度良く、挿入又は排出することができる光ディスク装置を提供することができる。
また本発明によると、挿入又は排出の品質を低下させることなく、構成部材及び組み立て工数を減らすことができ、それだけ、製造、組み立てにかかる時間及びコストを削減することができる光ディスク装置を提供することができる。
以下に本発明の実施形態を図面を参照して説明する。図1にスロットインタイプの光ディスク装置の斜視図を示す。図1に示す光ディスク装置は、筐体Bdと、筐体Bdの前面に取り付け固定される前面パネルFpと、筐体Bd内部に取り付けられる光ディスク記録再生ユニットAとを有している。前面パネルFpには開口Opが設けられており、開口Opに光ディスクDsを挿入する。
図2に本発明にかかるスロットインタイプの光ディスク装置の平面配置図を、図3に図2に示す光ディスク装置の要部の正面図を、図4に図2に示す光ディスク装置の要部の側断面図を、図5にローラーベースの平面図を、図6にローラーベースの側面図を示す。図2に示す光ディスク記録再生ユニットAは、メインシャーシ1、トラバースユニット2、光ディスク搬送機構3、ローラーベース4、光ヘッド5、駆動力伝達機構6、光ディスク駆動機構7、ローラーベース8を有している。
なお、以下で方向を示すとき、フロントパネルFpが設けられている方向をフロント側(図中F)、これに対向する方向をリヤ側(図中R)、フロント側とリヤ側とをつなぐ線に交差し光ディスクのディスク面に平行な方向をサイド側(図中S)と表現(図示)する。
メインシャーシ1には光ディスク搬送機構3と、ローラーベース4と、駆動力伝達機構6に含まれる駆動ギヤ63とが備えられている。メインシャーシ1のフロント側には、光ディスクDsが挿入/排出される開口部10と、後述するローラーベース4の係合ボス421と係合するための矩形状のボス孔11とが形成されている。ボス孔11は、挿入される光ディスクDsの厚み方向に伸びる矩形状である。光ディスク搬送機構3は光ディスクDsと接触し回転することで光ディスクDsを挿入/排出する送りローラ31と、駆動ギヤ63から送りローラ31に駆動力を伝達する中間歯車32とを有している。
送りローラ31は、回転軸311と、回転軸311の回りに配置され、光ディスクと密着して回転することで光ディスクを送るためのローラ部材312と、回転軸311の端部に固定される送りローラ歯車313とを有している。ローラ部材312はゴム等の光ディスクDsの記録面との間に十分な摩擦力を得ることができるとともに、記録面を傷つけないやわらかさのものを用いることが好ましい。
中間歯車32は駆動ギヤ63と係合する第1中間歯車321と、メインシャーシ1のサイド側の側面内側に回動可能に軸支される第2中間歯車322とを有している。第2中間歯車322は送りローラ31の送りローラ歯車313と歯合している。
第1中間歯車321は同一中心軸上に配置される第1かさ歯車323を備えている。第2中間歯車322にも同様に同一中心軸に配置される第2かさ歯車324が備えられており、第1かさ歯車323と第2かさ歯車324が歯合している。つまり、第1中間歯車321と第2中間歯車322とを利用することで、メインシャーシ1の底面に取り付けられた駆動ギヤ63の回転を、メインシャーシ1のサイド側の側面に取り付けられた第2中間歯車322の回転に変換することができる。
ローラーベース4は図5に示すように平面視矩形状であり、送りローラ31が回動可能に支持され、メインシャーシ1に固定される固定部41と、固定部41と一体的に接続されるフラップ部42とを有している。固定部41及びフラップ部42はそれには限定されないが、ここでは、同一平面上に配置されるものである。固定部41には、送りローラ31が取り付けられるローラ取付部410と、送りローラ31に取り付けられているローラ歯車313の近傍に貫通孔である第1ねじ孔411と、送りローラ31の回転軸311のローラ歯車313が取り付けられていない側の延長線上に貫通孔である第2ねじ孔412とを有している。ローラ取付部410はローラ部材312の両端部の回転軸311を支持するとともにローラ部材312が固定部41と干渉しないように取り付けられる。
フラップ部42の固定部41と接続しているのと反対側の端部には、メインシャーシ1のボス孔11と係合するためのボス421が突出している。ローラーベース4は樹脂等の弾性を有する素材で形成されている。フラップ部42の光ディスクDsが摺動する面には、フラップ部42の中心線から遠ざかることで、光ディスクDsに近づく勾配を有するテーパ形状のリブ422が立設されている。
ローラーベース4はフラップ部42の端部より突出するボス421をメインシャーシ1のボス孔11に係合し、メインシャーシ1に配置される。メインシャーシ1に配置されたローラーベース4の固定部41の第1ねじ孔411及び第2ねじ孔412にボルトBtを貫通させて、メインシャーシ1に形成されている雌ねじ孔(図示省略)に螺合させることで、固定部41すなわちローラーベース4はメインシャーシ1に取り付けられる。
図4に示すように、メインシャーシ1の内部の開口部10の近傍には挿入/排出される光ディスクDsのラベル面と対向する位置にガイド部材12が取り付けられている。ガイド部材12は光ディスクDsが開口部10より挿入されるときに、光ディスクDsのリヤ側の先端を送りローラ31へ導くように、傾斜している。また、ガイド部材12と送りローラ31とで光ディスクDsを挟んだ状態で、送りローラ32を回転することで光ディスクDsを挿入/排出することが可能である。
図2に示すようにトラバースユニット2はトラバースシャーシ21、光ヘッド5、駆動力伝達機構6の一部を備えている。トラバースシャーシ21はサイド側の両側面のリヤ側に近い部分に、回転ボス210が形成されている。サイド側の両側面に設けられた回転ボス210は、同一中心軸上に形成されている。回動ボス210はメインシャーシ1と係合しており、トラバースシャーシ21はメインシャーシ1に対し、回動ボス210を中心に回動する。すなわち、トラバースシャーシ21のフロント側は記録/再生を行う位置に移動された光ディスクDsに対して、接近離反する。
光ヘッド5は光ディスクにレーザ光を照射し情報を記録する又は読み出すものである。光ヘッド5はレーザ光を出射するレーザ光源、レーザ光を集光し光ディスクの記録面にレーザスポットを形成する対物レンズ、光ディスクの記録面で反射されたレーザ光を受光する受光素子(いずれも不図示)等の光学部品が載置されるスライドベース51を備えている。トラバースシャーシ21にシャフト213が備えられており、スライドベース51はシャフト213に往復動可能に取り付けられている。スライドベース51には駆動力伝達機構6(後述のピニオンギヤ613)と歯合し、駆動モータ60の駆動力により光ヘッド5を摺動させるためのラック52が設けられている。
駆動力伝達機構6は駆動モータ60と、第1歯車61と、第2歯車62、駆動ギヤ63とを具備している。このうち駆動ギヤ63はメインシャーシ1に取り付けられており、残りの駆動モータ60及び歯車群はトラバースシャーシ21に取り付けられている。
駆動モータ60の駆動軸にはウォームギヤが備えられており、第1歯車61と歯合している。第1歯車61は第1大型歯車611と、第1小型歯車612と、ピニオンギヤ613とが同一回転軸に軸方向に並んで、回動可能に支持されている。第1大型歯車611は駆動モータ60のウォームギヤと歯合しており、駆動モータ60の駆動軸に発生する駆動力は第1大型歯車611に伝達される。ピニオンギヤ613は光ヘッド5のラック52と歯合しており、光ヘッド5を駆動する。第1小型歯車612は第2歯車62と歯合している。第2歯車62は駆動ギヤ63と歯合している。
光ディスク駆動機構7は、光ディスクを回転させるためのスピンドルモータ(不図示)と、スピンドルモータの出力軸に取り付けられ、光ディスクを支持するターンテーブル71とを有している。ターンテーブル71は図示を省略したクランプとの間で光ディスクを挟着し、光ディスクを安定して回転させものである。
トラバースシャーシ21は、光ディスクDsの挿入又は排出に連動して回動するものである。すなわち、図示を省略した光ディスクDsの位置を検出する部材および摺動部材等を利用して、光ディスクDsが記録/再生を行う位置にあるときには、光ディスクDsを挟着する方向に回動し、光ディスク駆動機構7を利用して光ディスクDsを挟着する。また、光ディスクDsが記録/再生を行う位置にないときは、トラバースシャーシ21に配置されている光ディスク駆動機構7等が光ディスクDsの移動の邪魔にならないように、退避させる。
次に、光ディスクDsが挿入されるときのローラーベース4について説明する。図7は図3に示す光ディスク装置に光ディスクを挿入している状態の正面図であり、図8は図4に示す光ディスク装置に光ディスクを挿入している状態の側断面図である。
図8に示すように、光ディスクDsはメインシャーシ1の開口部10より挿入される。光ディスクDsは開口部10より一定量挿入されるとローラーベース4に対向して取り付けられているガイド部材12によって送りローラ31に向けて付勢される。
これにより、光ディスクDsの記録面はローラ部材312に接触する。このとき、光ディスクDsはラベル面側からガイド部材12によってローラ部材312に向けて付勢されており、光ディスクDsの記録面側にはローラ部材312と一定の摩擦力が発生する。この状態で、送りローラ31を回転させることで、光ディスクDsは光ディスク装置Aの内部に引き込まれる。
このとき、光ディスクDsはフラップ部42に形成されたリブ422上を摺動する。フラップ部421は上述のとおりテーパ形状を有しており、光ディスクDsの挿入量にあわせて、光ディスクDsの外周部がリブ422と当接する。
光ディスクDsがテーパ形状のリブ422と当接する場合、光ディスクDsのリブ422との当接は、図7に示すように、記録面の外周側端部のみである。これにより、光ディスクDsの記録面に傷がつかないように挿入することができる。
光ディスクDsが完全に引き込まれると、トラバースシャーシ21が回動し、光ディスクDsはターンテーブル71にて送りローラ31から離れるように持ち上げられ、挟着される。
光ディスクDsの排出は挿入の反対の手順で行われる、すなわち、光ディスクDsの記録又は再生が終了すると、トラバースシャーシ21が退避位置に移動する。このとき、光ディスクDsは一部が送りローラ31のローラ部材312と接触する。このとき送りローラ31はフロント側に向けて回転している。ローラ部材312に接触した光ディスクDsはターンテーブル71を離れ、フロント側に摺動を開始する。
光ディスクDsはガイド部材12とフラップ部42のリブ422との間隙を通過しメインシャーシ1の開口部10より排出される。このとき、フラップ部42にリブ422が形成されていることで、光ディスクDsが排出されるときに、光ディスクDsの排出されている部分の重さで、開口部10から垂れるのを防ぐことができる。これにより、光ディスク装置Aを構成する他の部材(特に開口部10)で光ディスクDsの記録面が傷つけられるのを防ぐことができる。また、ラベル面が他の部分と接触し、削れることで発生する光ディスクDsの削れカスが光ディスク装置A内に散乱するのも低減することができる。
また、製造時に生じる誤差や、ラベルを添付することで光ディスクDsの厚さが規格で決められている厚さよりも厚く形成されている光ディスクDs2を挿入/排出する場合は以下に示すとおりである。通常、ガイド部材12とローラーベース4とで形成される間隙は、規格で決められた厚さの光ディスクが通過することを考慮して設計されている。すなわち、わずかな誤差の範囲で厚みが厚く形成されている光ディスクが通過することができる間隙を形成している。
誤差の範囲内で規格上の厚さよりも厚い光ディスクDs2が挿入される場合、光ディスクDs2がフラップ部42のリブ422と接触すると、リブ422とガイド部材12との間隙は、挿入された光ディスクDs2に対して十分な間隙を備えていないので、フラップ部42が弾性変形(たわむ)することで、リブ422とガイド部材12の間隙が広げられる。この状態で、光ディスクDs2のリヤ側の端部が送りローラ31のローラ部材312と接触する。その後、光ディスクDsはガイド部材12にてローラ部材312側に押えられているので、記録面とローラ部材312とは十分な摩擦力を発生する。ローラ部材312が回動することで、光ディスクDs2は光ディスク装置Aの内部に引き込まれる。
すなわち、薄い光ディスクDsが移動するときはフラップ部42はたわまないが、厚みの厚い光ディスクDs2が移動するときはフラップ部42がたわむので、高さの高いリブ422をフラップ部42に配置することができる。これによって、薄い光ディスクDsが移動するとき(特にユーザによる支持がなされない排出時)に自重によって、垂れて、開口部10、その他の部材とこすれることで、記録面が傷ついたり、削れたりするのを抑制することができる。
このように、光ディスク装置Aを用いることで、フラップ部42を弾性変形可能な形状に構成することで、規格で決められた厚さよりも厚い光ディスクDsも問題なく挿入/排出することが可能である。
また、ローラーベース4をメインシャーシ1に取り付けるときに、固定部41のローラ歯車313の近傍配置された第1ねじ孔411を、ボルトBtにてメインシャーシ1に固定されるので、ローラ歯車313と中間歯車32とを安定して歯合させることができる。これにより、ローラ部材312を安定して、円滑に回転させることができる。
また、回転軸311の延長線上に配置された第2ねじ孔412を、ボルトBtにてメインシャーシ1に固定するので、回転軸311のぶれやたわみが発生するのを抑制することができる。これにより、ローラ部材312を光ディスクDsの記録面に均一又はほぼ均一に接触させることができるとともに、光ディスクDsの送り方向の精度を上げることができるので、光ディスクDsの挿入/排出を安定して円滑に行うことができる。
本実施例では光ディスク装置に用いられる光ディスク記録/再生ユニットは光ディスクを横向きに挿入するものを例に説明しているが、それに限定されるものではなく光ディスクを立てて横向きに挿入するもの、光ディスクを立てて縦向きに挿入する光ディスク装置にも同様に用いることができる。
本発明は、DVD、CD等の光ディスクを記録媒体とする光ディスク装置において適用することができる。
スロットインタイプの光ディスク装置の斜視図である。 本発明にかかるスロットインタイプの光ディスク装置の要部の平面配置図である。 図2に示す光ディスク装置の正面図ある。 図2に示す光ディスク装置の要部の側断面図である。 ローラーベースの平面図である。 図5に示すローラーベースの側面図である。 図3に示す光ディスク装置に光ディスクを挿入している状態の正面図である。 図4に示す光ディスク装置に光ディスクを挿入している状態の側断面図である。
符号の説明
1 メインシャーシ
2 トラバースユニット
21 トラバースシャーシ
3 光ディスク搬送機構
31 送りローラ
32 中間歯車
4 ローラーベース
41 固定部
410 ローラ取付部
411 第1ねじ孔
412 第2ねじ孔
42 フラップ部
421 ボス
422 リブ
5 光ヘッド
51 スライドベース
6 駆動力伝達機構
7 光ディスク駆動機構

Claims (3)

  1. 光ディスクが挿入/排出される開口部を備えるメインシャーシと、
    前記メインシャーシの内部の前記開口部に近接する部分に配置され、前記開口部より挿入される前記光ディスクのラベル面と当接するガイド部材と、
    前記メインシャーシの内側の前記開口部に近接する部分に前記ガイド部材に対向して配置されるローラーベースと、
    回転軸の一方の端部には歯車が取り付けられ、前記光ディスクの挿入/排出方向と直交するとともに回転可能に前記ローラーベースに支持された送りローラと、
    前記送りローラを駆動するための駆動モータを含む駆動機構とを備え、前記光ディスクを回転させつつレーザ光を照射することで情報を記録又は再生する光ディスク装置であって、
    前記ローラーベースは前記メインシャーシにボルトにて固定され、前記送りローラが回転可能に支持される固定部と、前記固定部の前記開口部側と一体的に接続し、前記光ディスクの挿入/排出方向に対して所定の角度を成すように弾性的にたわむフラップ部とを有しており、
    前記送りローラは、前記光ディスクの記録面との間に十分な摩擦力を得ることができるとともに、記録面を傷つけないやわらかな材料で形成され、前記光ディスクと密着して回転することで光ディスクを送るためのローラ部材を備えており、
    前記固定部は前記送りローラに取り付けられた歯車の近傍に、該送りローラに対して前記フラップ部と反対側に形成される第1ボルト孔と、前記送りローラの歯車が取り付けられていない側の端部の延長線上に形成される第2ボルト孔とを有し、
    前記フラップ部は前記ガイド部材と対向する面の前記送りローラより離れた位置に、該送りローラの回転軸と平行に伸び前記開口部の中心から端部に向かって前記ガイド部材に接近する勾配のテーパ形状を有し前記開口部の中心に対して対称に2個突出するリブを備えており、
    前記ローラーベースが、前記駆動機構と前記送りローラに取り付けられた歯車とを接続させるとともに、前記第1ボルト孔及び前記第2ボルト孔にボルトを通し、該ボルトを前記メインシャーシに設けられている雌ねじ孔と螺合することで取り付けられることを特徴とする光ディスク装置。
  2. 光ディスクが挿入/排出される開口部を備えるメインシャーシと、
    前記メインシャーシの内部の前記開口部に近接する部分に配置され、前記開口部より挿入される前記光ディスクのラベル面と当接するガイド部材と、
    前記メインシャーシの内側の前記開口部に近接する部分に前記ガイド部材に対向して配置されるローラーベースと、
    回転軸の一方の端部には歯車が取り付けられ、前記光ディスクの挿入/排出方向と直交するとともに回転可能に前記ローラーベースに支持された送りローラと、
    前記送りローラを駆動するための駆動機構とを備え、前記光ディスクを回転させつつレーザ光を照射することで情報を記録又は再生する光ディスク装置であって、
    前記ローラーベースは前記メインシャーシにボルトにて固定され、前記送りローラが回転可能に支持される固定部と、前記固定部の前記開口部側と一体的に接続するとともに前記光ディスクの挿入/排出方向に対して所定の角度を成すように弾性的にたわむフラップ部とを有しており、
    前記固定部は前記送りローラに取り付けられた歯車の近傍に、該送りローラに対して前記フラップ部と反対側に形成される第1ボルト孔と、前記送りローラの歯車が取り付けられていない側の端部の延長線上に形成される第2ボルト孔とを有し、
    前記送りローラは、前記光ディスクの記録面との間に十分な摩擦力を得ることができるとともに、記録面を傷つけないやわらかな材料で形成され、前記光ディスクと密着して回転することで光ディスクを送るためのローラ部材を備えており、
    前記ローラーベースが、前記駆動機構と前記送りローラに取り付けられた歯車とを接続させるとともに、前記第1ボルト孔及び前記第2ボルト孔にボルトを通し、該ボルトを前記メインシャーシに設けられている雌ねじ孔と螺合することで取り付けられることを特徴とする光ディスク装置。
  3. 前記フラップ部には前記ガイド部材と対向する面に、前記送りローラの回転軸と平行に伸び前記開口部の中心から端部に向かって前記ガイド部材に接近する勾配のテーパ形状有し前記開口部の中心を横切らないように突出する少なくとも1個のリブを備えていることを特徴とする請求項2に記載の光ディスク装置。
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