JP4966038B2 - チェンジャ型ディスク装置 - Google Patents

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本発明は、CDやDVD等のディスクに対して情報の再生および/または記録が可能で、かつ装置内に複数のストッカを備えて複数枚のディスクを収納可能なチェンジャ型ディスク装置に関するものである。
車載用のチェンジャ型ディスク装置においては、装置内に挿入されたディスクをディスク搬送機構によって所定位置へ自動搬送するスロットイン方式が多用されており、このようなチェンジャ型ディスク装置には、ディスクを回転駆動して光ピックアップ等により情報の再生および/または記録を行う駆動ユニットと、複数枚のディスクを厚み方向(上下方向)に並べて収納可能なディスク収納部とが備えられている。駆動ユニットはドライブ駆動機構によって駆動位置と退避位置との間を前後進するようになっており、この駆動位置でディスク収納部に保持されている複数のディスクのいずれか1つが選択的に引き出され、その選択ディスクが駆動ユニットによって回転駆動されるようになっている。
従来より、この種のチェンジャ型ディスク装置に備えられるディスク収納部として、ディスクの外周縁部を約半周に亘って保持可能なストッカを同軸状に複数配置すると共に、各ストッカに不等ピッチの螺旋状溝を有する複数本の送りねじ部材を挿通して螺合させ、これら送りねじ部材を同期回転することによって各ストッカを軸線方向へ移送するようにしたものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
図7はかかる従来のチェンジャ型ディスク装置に備えられるディスク収納部の主要部を下面側から見た説明図、図8は図7のVIII−VIII線に沿う断面図、図9は該ディスク収納部に備えられる送りねじ部材の側面図、図10は該送りねじ部材によるストッカの移送動作を示す説明図である。
図7に示すように、ストッカ1は平面視弓形状をしており、その前端側と後端側に左右2つずつ、合計で4つの挿通孔1aが形成されている。ストッカ1は上下方向に沿って複数(例えば6つ)積層配置されており、各ストッカ1のそれぞれの挿通孔1aに4本の送りねじ部材2が挿通されている。各ストッカ1の内周面には中心方向へ突出する複数の上部支持片1bと下部支持片1cが形成されており、図示の例では、ストッカ1の左右両側にそれぞれ2つの下部支持片1cと2つの上部支持片1bが円周方向に沿って交互に配列されている。図8に示すように、上部支持片1bと下部支持片1cとは所定間隔を空けた状態で対向する構成であり、これら上部支持片1bと下部支持片1cとの間にディスクDの外周縁部が厚み方向に挟まれて保持されるようになっている。
図9と図10に示すように、送りねじ部材2の外周面には不等ピッチの螺旋状溝2aが形成されており、各ストッカ1の4つの挿通孔1aは対応する送りねじ部材2の螺旋状溝2aに螺合している。この螺旋状溝2aは、上下両端部(長手方向両端部)は等ピッチでピッチ幅が狭く設定されているが、中間部ではピッチ幅が広く設定されている。各送りねじ部材2は螺旋状溝2aのピッチ幅を含めて全て同一構造であり、これら送りねじ部材2はシャーシ3に立設された4本の軸4に回転自在に支持されている。また、各送りねじ部材2の下端に歯車2bが固設されており、これら4個の歯車2bに噛合させた大きな歯車をモータ(いずれも図示せず)で回転駆動することにより、4本の送りねじ部材2が同期して回転するようになっている。これにより、各送りねじ部材2の同期回転に伴って螺旋状溝2a内におけるストッカ1の螺合位置が変動するため、ディスクDを保持する各ストッカ1を送りねじ部材2の軸線方向へ上下動させることができる。
このようなディスク収納部を備えたチェンジャ型ディスク装置において、挿入口から挿入されたディスクDは図示せぬディスク搬送機構によって装置の内部に自動搬送され、そのディスクDの搬送経路と同一高さに各ストッカ1の1つを対向させることにより、このストッカ1の上部支持片1bと下部支持片1cとの間にディスクDの外周縁部が嵌入されて保持される。したがって、かかる動作を繰り返すことにより、例えば6枚のディスクDを各ストッカ1に同軸状に保持することができる。そして、各ディスクDのうちの1枚を駆動位置(プレイ位置)に引き出したり装置外へ取り出したりするときには、各送りねじ部材2を同期回転してストッカ1を軸線方向へ上下動することにより、図10に示すように、そのディスクDを保持しているストッカ1を螺旋状溝2aの中間の選択位置へ移送するようになっている。
特開2001−195800号公報
前述した従来のチェンジャ型ディスク装置において、ディスク搬送機構によってディスクDをストッカ1に挿入する際に、これらディスクDとストッカ1の平行度が正しく維持されて両者が同一平面内で対向していれば、ディスクDの外周縁部は全ての上部支持片1bと下部支持片1c間に嵌入されるため、ディスクDをストッカ1の最奥まで挿入して収納位置に保持させることができる。しかしながら、ディスクDまたはストッカ1のガタつきやディスクD自体の反り等に起因して両者の平行度がずれると、ディスクDの外周縁部がストッカ1の最後端位置に設けられた支持片、図示の例では挿入方向奥側の上部支持片1bの端面に突き当たってしまい、ディスクDをストッカ1の収納位置まで挿入できなくなるという問題があった。特に、上述したディスク搬送機構として、ディスクDの外周縁部に駆動力を付与する複数の駆動プーリを列状に配置した第1ガイド体と、ディスクDの外周縁部を搬送方向に案内するガイド溝を設けた第2のガイド体とを、近接離反方向に移動可能に対向配置させた構成のものを用いた場合、ディスクDをストッカ1の奥側へ挿入する押し込み力がストッカ1の近傍に配置された1つの駆動プーリから付与され、挿入途中のディスクDが駆動プーリとの接触点を支点に上下方向へガタつきやすくなるため、ディスクDをストッカ1の収納位置まで正しく挿入できなくなるという問題が顕著なものとなる。
本発明は、このような従来技術の実情に鑑みてなされたもので、その目的は、ディスクをストッカに確実に保持させることができるチェンジャ型ディスク装置を提供することにある。
本発明は、ストッカに設けられた複数の第1支持片と第2支持片のうち、ディスク挿入方向の手前側に位置する手前側の第1支持片にその下流側に位置する奥側の第2支持片に向かって延びる弾性爪を形成し、この弾性爪を挿入途中のディスクに弾接させて該ディスクの上下いずれか一方面を手前側の第2支持片と奥側の第2支持片とに圧接することにより、ディスク挿入方向の奥側に位置する第1支持片の端面にディスクの外周縁部が衝突しないようにした。
本発明のチェンジャ型ディスク装置は、ストッカに設けられてディスクの外周縁部を挟持する複数の第1支持片と第2支持片のうち、ディスク挿入方向の手前側に位置する手前側の第1支持片に弾性爪を形成し、この弾性爪の弾発力によってディスクの上下いずれか一方面を手前側の第2支持片と奥側の第2支持片とに圧接するようにしたため、ディスクが手前側と奥側の両方の第2支持片を繋ぐ仮想平面に沿って挿入されていくので、挿入途中のディスクの外周縁部が奥側第1支持片の端面に衝突して挿入不良となることはなく、ディスクの外周縁部を全ての第1支持片と第2支持片との間に嵌入してストッカに確実に保持させることができる。
本発明は、ディスクの外周縁部を円周方向に沿って保持可能な複数のストッカと、これらストッカをディスクの厚み方向へ昇降可能に上下動する移送手段と、所定の選択位置に移送された前記ストッカに対してディスクを挿入/排出可能なディスク搬送手段とを備え、前記ストッカに複数の第1支持片と第2支持片とがディスク挿入方向手前側から、手前側の第2支持片、手前側の第1支持片、奥側の第2支持片、奥側の第1支持片の順に交互に設けられており、ディスクの外周縁部がこれら第1支持片と第2支持片との間に厚み方向に挟持されるようになっているチェンジャ型ディスク装置において、ディスク挿入方向の手前側と奥側に位置する2つの前記第1支持片のうち、手前側の第1支持片にその下流側に位置する前記奥側の第2支持片に向かって延びる弾性爪を形成し、この弾性爪の弾発力によってディスクの上下いずれか一方面を前記手前側の第2支持片と前記奥側の第2支持片とに圧接するように構成した。
このように構成されたチェンジャ型ディスク装置では、任意のディスクがディスク搬送手段からの駆動力を受けてストッカに挿入される際に、ディスクの外周縁部が挿入方向手前側の第1支持片を通過して下流側、奥側の第2支持片に到達した時点で、手前側の第1支持片に形成した弾性爪の弾発力によってディスクの上下いずれか一方面が手前側の第2支持片と奥側の第2支持片とに圧接されるため、ディスクが手前側と奥側の両方の第2支持片を繋ぐ仮想平面に沿って挿入されていくので、挿入途中のディスクの外周縁部が奥側第1支持片の端面に衝突して挿入不良となることはなく、ディスクの外周縁部を全ての第1支持片と第2支持片との間に嵌入してストッカに確実に保持させることができる。
ここで、弾性爪が形成される第1支持片としては上部支持片と下部支持片のいずれか一方を用いることが可能であり、例えば、第1支持片が上部支持片で第2支持片が下部支持片である場合は、ディスク挿入方向の手前側の上部支持片にディスクを下方へ付勢する弾性爪を形成すれば良い。その反対に、第1支持片が下部支持片で第2支持片が上部支持片である場合は、ディスク挿入方向の手前側の下部支持片にディスクを上方へ付勢する弾性爪を形成すれば良い。
上記の構成において、前記弾性爪の形状は特に限定されないが、弾性爪がその底辺を第1支持片の後端部に連続させた三角形状に形成されていると、ディスクの外周縁部が弾性爪の斜辺に接触しながら挿入方向へ移動していくため、弾性爪が無理なく変形してディスクの損傷を防止することができる。
実施例について図面を参照して説明すると、図1はチェンジャ型ディスク装置の内部機構を省略して示す断面図、図2はチェンジャ型ディスク装置の内部機構を下面側から見て示す説明図、図3はストッカの要部を示す斜視図、図4はディスクをストッカの収納位置に保持する直前の状態を示す説明図、図5は図4の要部を拡大して示す説明図、図6はストッカの各支持片とディスクの関係を示す説明図である。
本実施例に係るチェンジャ型ディスク装置は、外径寸法が8cmのディスクD(小径ディスク)と12cmのディスクD(大径ディスク)をそれぞれ再生可能で、かつ、複数枚の大径ディスクDを収納してそのうちの1枚のディスクDを選択的に再生可能なスロットイン方式のディスク再生装置である。
図1に示すように、このチェンジャ型ディスク装置は、箱形形状の筐体10と該筐体10の前面に配設されたノーズ部材11とを備えており、ノーズ部材11には挿入口11aが開設されている。挿入口11aは図示せぬドア部材によって開閉可能となっており、この挿入口11aを介してディスクDの挿入および排出が行われる。筐体10は上部シャーシ12と下部シャーシ13とで構成されており、これら両シャーシ12,13は図示せぬ複数本のねじを用いて一体化されている。図2と図4は上部シャーシ12を下面側から見た状態を示しているが、上部シャーシ12側にはディスク搬送機構14や筐体10内の奥部を占有するディスク収納部15が設けられており、このディスク搬送機構14によって挿入口11aとプレイ位置間ならびにプレイ位置とディスク収納部15間でディスクDの搬送が行われる。一方、下部シャーシ13側には駆動ユニット16やドライブ駆動機構17が設けられており、駆動ユニット16には図示せぬ光ピックアップやターンテーブル、クランパ等が配設されている。この駆動ユニット16はドライブ駆動機構17によって筐体10内の退避位置と駆動位置との間で往復移動可能であり、駆動ユニット16が駆動位置にあるとき、プレイ位置に配置されたディスクDをターンテーブルで回転駆動しながら、その情報を光ピックアップで読み取れるようになっている。この駆動ユニット16は通常駆動位置に位置しており、ディスク収納部15内に収納されているディスクの選択動作が行われるときだけ退避位置へ移動する。
ディスク収納部15には、図示せぬモータを駆動源として回転駆動される大径歯車18と、不等ピッチの螺旋状溝を有して大径歯車18により回転駆動される4本の送りねじ部材19と、ディスクDの外周縁部を約半周に亘って保持可能な弓形形状のストッカ20とが配設されており、積層状態に並べられた複数(例えば6つ)のストッカ20に各送りねじ部材19を挿通して螺合させ、これら送りねじ部材19を同期して回転させることにより、ディスクDを保持する各ストッカ20が送りねじ部材19の軸線方向に昇降可能となっている。
各ストッカ20の内周面には中心方向へ突出する複数の上部支持片21と下部支持片22が形成されており、本実施例の場合、ストッカ20の左右両側にそれぞれ2つの下部支持片22と2つの上部支持片21が円周方向に沿って交互に配列されている。上部支持片21と下部支持片22とは所定間隔を空けた状態で対向する構成であり、これら上部支持片21と下部支持片22との間にディスクDの外周縁部が厚み方向に挟まれて保持されるようになっている。なお、図2〜図5はストッカ20を下面側から見た状態を示しているため、上部支持片21と下部支持片22の位置関係が上下逆に示されているが、実際は図6に示すような位置関係となっている。そして、各ストッカ20の図示右側に配列された上部支持片21のうち、ディスク挿入方向の手前側に位置する上部支持片21には、その下流側の下部支持片22に向かって斜め後方へ延びる弾性爪21aが形成されており、図3に示すように、この弾性爪21aは上部支持片21の後端部を底辺とする三角形状に形成されている。
ディスク搬送機構14はディスクDの搬送方向に対して直交する向きにスライド可能な第1および第2のガイド体23,24を備えており、両ガイド体23,24の間隔は図示せぬモータや第1および第2のスライド板25,26等からなるガイド体間隔変更手段によって変更可能となっている。第1のガイド体23は、ディスクDの外周縁部が挿入される溝部を有する複数の駆動プーリ27と、各駆動プーリ27に駆動力を付与する複数の駆動歯車28とを備えており、駆動歯車28は図示せぬモータを駆動源として回転動作される。これら駆動プーリ27と駆動歯車28は列状に配設されて第1のスライド板25に軸支されているが、ディスクDの挿入方向に対して最奥に位置する最終段の駆動プーリ27は、これに噛合する駆動歯車28の回転軸を中心に第1のスライド板25に対して回転可能となっている。図2の2点鎖線で示すように、第2のガイド体24は第2のスライド板26に固定された長尺状の搬送ガイド体29を有し、この搬送ガイド体29にはディスクDの搬送方向に沿って直線状に延びるガイド溝(図示せず)が形成されている。
このように構成されたチェンジャ型ディスク装置において、任意のディスクD(例えば大径ディスク)をノーズ部材11の挿入口11aから筐体10内へ挿入すると、ディスクDは各駆動プーリ27からの回転駆動力を受けて搬送ガイド体29のガイド溝に沿って筐体10の奥部へと自動的に搬送され、そのディスクDの搬送経路と同一高さに各ストッカ20の1つを対向させることにより、このストッカ20の上部支持片21と下部支持片22との間にディスクDの外周縁部が嵌入されて保持される。図6に示すように、このときディスクDの外周縁部は、手前側の下部支持片22から手前側の上部支持片21を通過した後、奥側の下部支持片22から奥側の上部支持片21へと順次挿入されていくが、手前側の上部支持片21を通過したディスクDの外周縁部が弾性爪21aの斜辺に接触してこれを上方に弾性変形するため、該弾性爪21aの弾発力によってディスクDの下面が手前側と奥側の下部支持片22に圧接される。その結果、ディスクDが両下部支持片22を繋ぐ仮想平面に沿って挿入されていくため、ディスクDの外周縁部が奥側の下部支持片22に到達した時点でディスクDに上下方向のガタは発生しなくなる。したがって、ディスクDの外周縁部が奥側の下部支持片22を通過して図4と図5に示す位置に至り、この位置からディスクDがさらに挿入方向へ押し込まれると、ディスクDの外周縁部が全ての上部支持片21と下部支持片22との間に嵌入され、ディスクDをストッカ20の最奥の収納位置に保持させることができる。
なお、かかる動作を繰り返すことによって例えば6枚のディスクDを各ストッカ20に同軸状に保持することができるが、このようにして各ストッカ20に保持された複数のディスクDの中から所望の選択ディスクDをプレイ動作する場合は、まず、ドライブ駆動機構17によって駆動ユニット16を挿入口2aに近接する退避位置まで移動させ、この状態で送りねじ部材19を所定の向きに適宜回転させることにより、所望の選択ディスクDを保持したストッカ20をディスクDの搬送経路と同一高さ位置まで上昇または下降させる。次いで、駆動ユニット16を退避位置から駆動位置へ移動させた後、第1および第2のガイド体23,24を互いに近接する方向へ移動させる。そして、最奥の駆動プーリ27と搬送ガイド体29のガイド溝との間で選択された所望のディスクDを挟持し、この状態で駆動プーリ27をディスクDの挿入時と逆方向に回転することにより、選択されたディスクDがストッカ20からプレイ位置に引き出される。このとき駆動ユニット16は駆動位置で待機しているので、駆動ユニット16に搭載されたターンテーブルがプレイ位置に引き出されたディスクDの中心孔に入り込み、さらにクランパがターンテーブルに近接する方向へ移動することにより、ディスクDがターンテーブルとクランパとの間にチャッキングされる。しかる後、図2に示すように、第1および第2のガイド体23,24を互いに最も離反する方向へ移動させ、各駆動プーリ27と搬送ガイド体29をディスクDの外側へ退避させる。この状態でディスクDがターンテーブルによって回転駆動され、ディスクDの情報が光ピックアップで読み込まれるプレイ動作が行われる。
なお、上記実施例では、駆動プーリ27の回転駆動力を受けてディスクDが搬送ガイド体29のガイド溝に沿って自動搬送されるというディスク搬送機構14を用いており、搬送ガイド体29のガイド溝に案内される側のディスクDの外周縁部については上下方向のガタつきが抑制されているため、搬送ガイド体29に対応するストッカ20の図示左側の上部支持片21には弾性爪21aを形成していないが、必要に応じてストッカ20の左右両側の上部支持片21に弾性爪21aを形成しても良い。
また、上記実施例では、第1支持片である手前側の上部支持片21に弾性爪21aを形成した場合について説明したが、例えばディスク挿入方向に沿って手前側から奥側に上部支持片21、下部支持片22、上部支持片21、下部支持片22の順に配列し、手前側の下部支持片22にその下流側の上部支持片21に向かって延びる弾性爪を形成することも可能である。
実施例に係るチェンジャ型ディスク装置の内部機構を省略して示す断面図である。 チェンジャ型ディスク装置の内部機構を下面側から見て示す説明図である。 ストッカの要部を示す斜視図である。 ディスクをストッカの収納位置に保持する直前の状態を示す説明図である。 図4の要部を拡大して示す説明図である。 ストッカの各支持片とディスクの関係を示す説明図である。 従来のチェンジャ型ディスク装置に備えられるディスク収納部の主要部を下面側から見た説明図である。 図7のVIII−VIII線に沿う断面図である。 該ディスク収納部に備えられる送りねじ部材の側面図である。 該送りねじ部材によるストッカの移送動作を示す説明図である。
符号の説明
10 筐体
14 ディスク搬送機構
15 ディスク収納部
16 駆動ユニット
17 ドライブ駆動機構
19 送りねじ部材(移送手段)
20 ストッカ
21 上部支持片
21a 弾性爪
22 下部支持片
27 駆動プーリ
28 駆動歯車
29 搬送ガイド体

Claims (2)

  1. ディスクの外周縁部を円周方向に沿って保持可能な複数のストッカと、これらストッカをディスクの厚み方向へ昇降可能に上下動する移送手段と、所定の選択位置に移送された前記ストッカに対してディスクを挿入/排出可能なディスク搬送手段とを備え、前記ストッカに複数の第1支持片と第2支持片とがディスク挿入方向手前側から、手前側の第2支持片、手前側の第1支持片、奥側の第2支持片、奥側の第1支持片の順に交互に設けられており、ディスクの外周縁部がこれら第1支持片と第2支持片との間に厚み方向に挟持されるようになっているチェンジャ型ディスク装置において、
    ディスク挿入方向の手前側と奥側に位置する2つの前記第1支持片のうち、手前側の第1支持片にその下流側に位置する前記奥側の第2支持片に向かって延びる弾性爪を形成し、この弾性爪の弾発力によってディスクの上下いずれか一方面を前記手前側の第2支持片と前記奥側の第2支持片とに圧接するようにしたことを特徴とするチェンジャ型ディスク装置。
  2. 請求項1の記載において、前記弾性爪がその底辺を前記第1支持片の後端部に連続させた三角形状に形成されていることを特徴とするチェンジャ型ディスク装置。
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