JP2007287266A - ディスク装置 - Google Patents

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JP2007287266A
JP2007287266A JP2006114873A JP2006114873A JP2007287266A JP 2007287266 A JP2007287266 A JP 2007287266A JP 2006114873 A JP2006114873 A JP 2006114873A JP 2006114873 A JP2006114873 A JP 2006114873A JP 2007287266 A JP2007287266 A JP 2007287266A
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guide shaft
outer diameter
coil spring
disk
traverse chassis
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JP2006114873A
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Daisuke Tanaka
大輔 田中
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Funai Electric Co Ltd
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Funai Electric Co Ltd
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Abstract

【課題】 組立作業能率が高くガイドシャフトの高さ調整状態を確実に維持すること。
【解決手段】 光ピックアップをディスクの半径方向に沿って往復移動可能に支持するガ
イドシャフト10がトラバースシャーシ4に架設され、該ガイドシャフト10の端部とト
ラバースシャーシ4と間にコイルばね35が介在され、該トラバースシャーシ4のねじ孔
33に螺合されてガイドシャフト10の端部に係合することによりコイルばね35に抗し
て該ガイドシャフト10の高さを調整する調整ねじ34が設けられ、前記コイルばね35
の一端側を小径部35Aとし他端側を大径部35Bとしており、小径部35Aをトラバー
スシャーシ4の凹部36内に嵌入させると共に、大径部35Bをガイドシャフト10に当
接させることにより、コイルばね35がガイドシャフト10と凹部36の底面36aとの
間に介在されている。
【選択図】 図4

Description

本発明は、例えばDVDプレーヤやDVDレコーダなどのディスク装置に関し、特に、
組立作業能率が高くガイドシャフトの高さ調整状態を確実に維持することができるように
したものである。
従来、ディスク装置の技術の一例として図8〜図10に示すものがある。これはDVD
プレーヤであって、前面にディスク挿入口1aを有する筐体1内にトレイ2を前後進a,
b可能に支持するローダーシャーシ3が設けられ、該ローダーシャーシ3内に配置した金
属板製トラバースシャーシ4の後部が枢支軸5を介してそのローダーシャーシ3に上下動
c,d可能に枢支され、前記トラバースシャーシ4の前部にディスクD載置用ターンテー
ブル6付きスピンドルモータ7が搭載されると共に、該トラバースシャーシ4の中央開口
部4aに対物レンズOL付き光ピックアップ8が配置され、該光ピックアップ8の一側部
に形成した係合部8aを中央開口部4aの一側縁に設けたガイドレール9に係合させると
共に、その光ピックアップ8の他側部に形成したガイド孔8bを中央開口部4aの他側縁
に沿って架設したガイドシャフト10に係合させることにより、光ピックアップ8がディ
スクDの半径方向に沿って往復移動可能に形成されている。
図8に示すように、光ピックアップ8をラック・ピニオン機構12及びウォ−ム機構1
3を介して往復移動させるフィードモータ14がトラバースシャーシ4に設けられると共
に、該フィードモータ14によりギヤ機構15を介して正逆回転e,fされる従動ピニオ
ン16がローダーシャーシ3の前部に配置されている。
前記従動ピニオン16に係脱可能に噛合するスライドラック18aを一体形成したカム
スライダ18がローダーシャーシ3の前部に前後進a,b方向とは直交する左右方向g,
hに沿ってスライド可能に配置され、該カムスライダ18のカム溝18bに嵌入するカム
ピン19がトラバースシャーシ4の前面に一体突設され、前記カムスライダ18にトリガ
ープレート21が一体形成され、前記ラック・ピニオン機構12のラック前端に突設した
操作ピン22に対向してトリガープレート21の下面に斜めに傾斜する操作溝23が形成
されている。図9中、25はローダーシャーシ3の両側板間に架設した横桟26の中央収
納部26a内に一定範囲内昇降可能に配置したクランパであって、該クランパ25の下面
に設けたマグネットの磁力により、そのクランパ25とターンテーブル6とでディスクD
をクランプする。
情報読取動作を説明すると、図9の実線はプレイモードを示しており、ディスクDをタ
ーンテーブル6とクランパ25とでクランプした状態で、スピンドルモータ7によりター
ンテーブル6を介してディスクDを高速回転させ、フィードモータ14を駆動してウォ−
ム機構13及びラック・ピニオン機構12を介して光ピックアップ8を前後進a,bさせ
、該光ピックアップ8によりディスクDに記録されている映像情報の再生を行う。
上記構成において、トレイオープン時には、光ピックアップ8を前進aさせることによ
り、操作ピン22が操作溝23内に入って該操作溝23の傾斜状内側面を押すことにより
、カムスライダ18が矢印g方向にわずかにスライドされ、スライドラック18aを従動
ピニオン16に噛合させる。この噛合状態で従動ピニオン16を正転eさせることにより
、カムスライダ18を矢印g方向にスライドさせ、カム溝18b及びカムピン19を介し
てトラバースシャーシ4を下動dさせことにより、ディスクDをターンテーブル6からト
レイ2上に移し換える(図9仮想線参照)。続いて、スライドラック18aが従動ピニオ
ン16から離間され、それとほぼ同時に、従動ピニオン16に一体形成した大径ピニオン
16aにトレイ2の下面のラック(図示せず)が噛合され、該大径ピニオン16aの正転
eによりトレイ2が前進aされる(図9仮想線参照)。そのオープン状態のトレイ2から
ディスクDを取り出したり新たなディスクDをトレイ2上に載置する。
トレイイン時には上記とは逆の操作がなされる。
図10に示すように、ガイドシャフト10の一端部に対向してトラバースシャーシ4か
ら支持片27が切り起こされると共に、該ガイドシャフト10の他端部に対向してトラバ
ースシャーシ4に貫通孔29及び切り起こし片30と横規制片31とが形成されている。
ガイドシャフト10の連結手順を説明すると、図10に示すように、ガイドシャフト1
0の一端部を支持片27の支持孔27aに嵌入させると共に、該ガイドシャフト10の他
端部につる巻きばね(ばね部材)32を外嵌させ、そのガイドシャフト10の他端部を横
規制片31の上向き凹溝31aに嵌入させると同時に、つる巻きばね32の両端を貫通孔
29と切り起こし片30とに係合させ、トラバースシャーシ4のねじ孔33に螺合させた
調整ねじ34の先端をガイドシャフト10の他端部に当接させ、該調整ねじ34を正逆回
転させてつる巻きばね32に抗してガイドシャフト10の高さを調整することにより、光
ピックアップ8からディスクDに対して投射するレーザ光の投射角度が直角になるように
設定する。
上記構成によれば、つる巻きばね32をガイドシャフト10の他端部に外嵌させてその
両端を貫通孔29と切り起こし片30とに係合させるのに手間と時間とがかかって面倒で
あり、組立作業能率が低いという難点がある。
そこで、図11及び図12(a)に示すように、つる巻きばね32に代えてコイルばね
35を用いると共に、ガイドシャフト10の他端部に対向してトラバースシャーシ4に凹
部36を板金加工により形成し、調整ねじ34の頭部下面34aをガイドシャフト10の
他端部に当接させた状態で、コイルばね35をガイドシャフト10の他端部と凹部36の
底面36aとの間に介在させ、前記調整ねじ34を正逆回転させてコイルばね35に抗し
てガイドシャフト10の高さを調整することが考えられる。
特開2000−105932号公報
上記従来の構成では、コイルばね35をガイドシャフト10の他端部と凹部36の底面
36aとの間に容易に介在させることができ、組立作業能率が高いが、調整ねじ34を正
逆回転させてガイドシャフト10の高さを調整する際にコイルばね35が伸縮され、その
伸縮により変化するばね力によりコイルばね35が斜めに押されて傾斜状態になることが
あり〔図12(b)実線参照〕、この傾斜状態では、コイルばね35とガイドシャフト1
0との重複幅αが極めて小さいので、そのコイルばね35が傾斜状態のままで出荷される
と、搬送時の衝撃などでコイルばね35が飛び出すおそれがあり〔図12(b)仮想線参
照〕、これでは、ガイドシャフト10の高さが未調整状態となり、光ピックアップ8によ
りディスクDに記録されている情報を正確に読み取ることができなくなる。
本発明は、上記従来の欠点に鑑み、組立作業能率が高くガイドシャフトの高さ調整状態
を確実に維持することができるディスク装置を提供することを目的としている。
上記目的を達成するため、請求項1に記載の発明は、ディスク載置用ターンテーブルを
搭載したトラバースシャーシの中央開口部に光ピックアップが配置され、その光ピックア
ップをディスクの半径方向に沿って往復移動可能に支持するガイドシャフトが前記トラバ
ースシャーシに架設され、該ガイドシャフトの端部とトラバースシャーシと間にばね部材
が介在され、該トラバースシャーシのねじ孔に螺合されてガイドシャフトの端部に係合す
ることにより前記該ばね部材に抗して該ガイドシャフトの高さを調整する調整ねじが設け
られており、前記ターンテーブルにより高速回転させたディスクに記録されている情報を
光ピックアップにより読み取るようにしたディスク装置において、前記ばね部材として、
一端側を小径部とし他端側を大径部としたコイルばねが用いられ、前記小径部の外径がガ
イドシャフトの外径とほぼ同一に設定されると共に、前記大径部の外径がガイドシャフト
の外径の1.5〜2.5(好ましくは1.8〜2.2)倍に設定され、前記ガイドシャフ
トの端部に対向して前記トラバースシャーシに凹部が形成され、該凹部の底面の外径が前
記小径部の外径よりも若干大きく設定されており、小径部を凹部内に嵌入させると共に、
大径部の両端面をガイドシャフトとトラバースシャーシとに当接させることにより、コイ
ルばねがガイドシャフトの端部と凹部の底面との間に介在されていることを特徴としてい
る。
請求項2に記載の発明は、ディスク載置用ターンテーブルを搭載したトラバースシャー
シの中央開口部に光ピックアップが配置され、その光ピックアップをディスクの半径方向
に沿って往復移動可能に支持するガイドシャフトが前記トラバースシャーシに架設され、
該ガイドシャフトの端部とトラバースシャーシと間にばね部材が介在され、該トラバース
シャーシのねじ孔に螺合されてガイドシャフトの端部に係合することにより前記該ばね部
材に抗して該ガイドシャフトの高さを調整する調整ねじが設けられており、前記ターンテ
ーブルにより高速回転させたディスクに記録されている情報を光ピックアップにより読み
取るようにしたディスク装置において、前記ばね部材として、一端側を小径部とし他端側
を大径部としたコイルばねが用いられ、前記大径部の外径が前記ガイドシャフトの外径よ
りも大きく設定され、前記ガイドシャフトの端部に対向して前記トラバースシャーシに凹
部が形成されており、小径部を凹部内に嵌入させると共に、大径部の端面をガイドシャフ
トに当接させることにより、コイルばねがガイドシャフトの端部と凹部の底面との間に介
在されていることを特徴としている。
請求項3に記載の発明は、請求項2に記載の発明において、前記小径部の外径がガイド
シャフトの外径とほぼ同一に設定されると共に、大径部の外径がガイドシャフトの外径の
1.5〜2.5(好ましくは1.8〜2.2)倍に設定され、前記凹部の底面の外径が前
記コイルばねの小径部の外径よりも若干大きく設定されていることを特徴としている。
請求項4に記載の発明は、請求項2または3に記載の発明において、前記大径部の両端
面がガイドシャフトとトラバースシャーシとに当接されていることを特徴としている。
請求項1に記載の発明は第2の実施の形態(図6及び図7参照)に対応するものであっ
て、これによれば、コイルばねをガイドシャフトの端部と凹部の底面との間に容易に介在
させることができ、従来のつる巻きばねを用いる場合に比べて能率良く組立作業を行うこ
とができる。
また、前記コイルばねとして一端部を小径部とし他端部を大径部としたものが用いられ
ており、その大径部の外径がガイドシャフトの外径の1.5倍未満であれば、傾斜状態の
ままで出荷されたコイルばねが搬送時の衝撃などで不測に飛び出すおそれがあり、また、
その大径部の外径がガイドシャフトの外径の2.5倍を超えると、コイルばねが傾斜状態
にされたときに隣接する調整ねじなどに接触してガイドシャフトの高さ調整を阻害するお
それがある。そこで、大径部の外径がガイドシャフトの外径の1.5〜2.5(好ましく
は1.8〜2.2)倍に設定されており、これによって、調整ねじを正逆回転させてガイ
ドシャフトの高さを調整する際にコイルばねが伸縮され、その伸縮により変化するばね力
によりコイルばねが斜めに押されて傾斜状態になったとしても、コイルばねの大径部とガ
イドシャフトとの重複幅が充分に確保されているので、そのコイルばねが傾斜状態のまま
で出荷されたとしても、搬送時の衝撃などでコイルばねが飛び出すことがなく、ガイドシ
ャフトの高さ調整状態を確実に維持して、光ピックアップによるディスクに記録されてい
る情報の読み取りを正確に行うことができる。
更に、コイルばねの小径部の外径がガイドシャフトの外径とほぼ同一の扱いやすい大き
さに設定されると共に、凹部の底面の外径がコイルばねの小径部の外径よりも若干大きく
設定されているから、そのコイルばねをガイドシャフトの端部と凹部の底面との間に容易
に差し込むことができる。
しかも、コイルばねの大径部の両端面がガイドシャフトとトラバースシャーシとに当接
されるので、調整ねじを正逆回転させてガイドシャフトの高さを調整する際にコイルばね
が伸縮され、その伸縮により変化するばね力によりコイルばねが斜めに押されて傾斜状態
になっても、その傾斜状態を簡単に解消してコイルばねを元の正常状態に戻すことができ
る。
請求項2に記載の発明は基本形態に対応するものであって、これによれば、コイルばね
をガイドシャフトの端部と凹部の底面との間に容易に介在させることができ、従来のつる
巻きばねを用いる場合に比べて能率良く組立作業を行うことができる。
また、前記コイルばねとして一端部を小径部とし他端部を大径部としたものが用いられ
、該大径部の外径がガイドシャフトの外径よりも大きく設定されており、調整ねじを正逆
回転させてガイドシャフトの高さを調整する際にコイルばねが伸縮され、その伸縮により
変化するばね力によりコイルばねが斜めに押されて傾斜状態になったとしても、コイルば
ねの大径部とガイドシャフトとの重複幅が充分に確保されているので、そのコイルばねが
傾斜状態のままで出荷されたとしても、搬送時の衝撃などでコイルばねが飛び出すことが
なく、ガイドシャフトの高さ調整状態を確実に維持して、光ピックアップによるディスク
に記録されている情報の読み取りを正確に行うことができる。
請求項3に記載の発明によれば、コイルばねの小径部の外径がガイドシャフトの外径と
ほぼ同一の扱いやすい大きさに設定されると共に、凹部の底面の外径がコイルばねの小径
部の外径よりも若干大きく設定されているから、そのコイルばねをガイドシャフトの端部
と凹部の底面との間に容易に差し込むことができる。
コイルばねの大径部の外径がガイドシャフトの外径の1.5倍未満であれば、傾斜状態
のままで出荷されたコイルばねが搬送時の衝撃などで不測に飛び出すおそれがあり、また
、その大径部の外径がガイドシャフトの外径の2.5倍を超えると、コイルばねが傾斜状
態にされたときに隣接する調整ねじなどに接触してガイドシャフトの高さ調整を阻害する
おそれがある。そこで、大径部の外径がガイドシャフトの外径の1.5〜2.5(好まし
くは1.8〜2.2)倍に設定されており、これによって、傾斜状態のままで出荷された
コイルばねが搬送時の衝撃などで不測に飛び出すことがなく、しかも、傾斜状態のコイル
ばねが隣接する調整ねじなどに接触しないようにすることができ、ガイドシャフトの高さ
調整状態を確実に維持して、光ピックアップによるディスクに記録されている情報の読み
取りを正確に行うことができる。
請求項4に記載の発明によれば、コイルばねの大径部の両端面がガイドシャフトとトラ
バースシャーシとに当接されるので、調整ねじを正逆回転させてガイドシャフトの高さを
調整する際にコイルばねが伸縮され、その伸縮により変化するばね力によりコイルばねが
斜めに押されて傾斜状態になっても、その傾斜状態を簡単に解消してコイルばねを元の正
常状態に戻すことができる。
図1〜図5は本発明の第1の実施の形態であるディスクプレーヤ(ディスク装置)を示
すものであって、一端側を小径部35Aとし他端側を大径部35Bとしたコイルばね(ば
ね部材)35が用いられ、前記小径部35Aの外径d1がガイドシャフト10の外径d3
とほぼ同一に設定されると共に、前記大径部35Bの外径d2がガイドシャフト10の外
径d3よりも大きく設定され、凹部36の底面36aの外径d4が前記小径部35Aの外
径d1よりも若干大きく設定されている。上記以外の構成で図8〜図12に示す構成と同
一部分に同一符号を付してその説明を省略する。
ガイドシャフト10の連結手順を説明すると、図2に示すように、ガイドシャフト10
の一端部を支持片27の支持孔27aに嵌入させると共に、該ガイドシャフト10の他端
部を横規制片31の上向き凹溝31aに嵌入させ、トラバースシャーシ4のねじ孔33に
螺合させた調整ねじ34の頭部下面34aをガイドシャフト10の他端部に当接させ、図
3及び図4(a)に示すように、コイルばね35の小径部35Aを凹部36内に嵌入させ
ると共に、該コイルばね35の大径部35Bをガイドシャフト10に当接させることによ
り、コイルばね35をガイドシャフト10と凹部36の底面36aとの間に介在させ、調
整ねじ34を正逆回転させてコイルばね35に抗してガイドシャフト10の高さを調整す
ることにより、光ピックアップ8からディスクDに対して投射するレーザ光の投射角度が
直角になるように設定する。
上記構成によれば、コイルばね35をガイドシャフト10の他端部と凹部36の底面3
6aとの間に容易に介在させることができ、従来のつる巻きばね32(図10参照)を用
いる場合に比べて能率良く組立作業を行うことができる。
また、前記コイルばね35として一端部を小径部35Aとし他端部を大径部35Bとし
たものが用いられており、その大径部35Bの外径d2がガイドシャフト10の外径d3
の1.5〜2.5(好ましくは1.8〜2.2)倍に設定されている。ここで、大径部3
5Bの外径d2がガイドシャフトの外径の1.5倍未満であれば、傾斜状態のままで出荷
されたコイルばね35が搬送時の衝撃などで不測に飛び出すおそれがあり〔図4(b)参
照〕、また、その大径部35Bの外径d2がガイドシャフト10の外径d3の2.5倍を
超えると、コイルばね35が傾斜状態にされたときに隣接する調整ねじ34などに接触し
てガイドシャフト10の高さ調整を阻害するおそれがある。
そこで、大径部35Bの外径d2がガイドシャフトの外径d3の1.5〜2.5(好ま
しくは1.8〜2.2)倍に設定されており、これによって、調整ねじ34を正逆回転さ
せてガイドシャフト10の高さを調整する際にコイルばね35が伸縮され、その伸縮によ
り変化するばね力によりコイルばね35が斜めに押されて傾斜状態になったとしても〔図
4(b)参照〕、コイルばね35の大径部35Bとガイドシャフト10との重複幅αが充
分に確保されているので、そのコイルばね35が傾斜状態のままで出荷されたとしても、
搬送時の衝撃などでコイルばね35が飛び出すことがなく〔図12(b)仮想線参照〕、
ガイドシャフト10の高さ調整状態を確実に維持して、光ピックアップ8によるディスク
Dに記録されている情報の読み取りを正確に行うことができる。
更に、コイルばね35の小径部35Aの外径d1がガイドシャフト10の外径d3とほ
ぼ同一の扱いやすい大きさに設定されると共に、凹部36の底面36aの外径d4がコイ
ルばね35の小径部35Aの外径d1よりも若干大きく設定されているから、そのコイル
ばね35をガイドシャフト10の他端部と凹部36の底面36aとの間に容易に差し込む
ことができる。
具体的寸法の一例を示すと、大径部35Bの外径d2が5mm、ガイドシャフト10の
外径d3が2.5mmであって、その大径部35Bの外径d2がガイドシャフト10の外
径d3の2倍に設定されている。また、小径部35Aの外径d1が2.5mm、凹部36
の底面36aの外径d4が3mmに設定されている。
図6及び図7は本発明の第2の実施の形態であるディスクプレーヤ(ディスク装置)の
要部を示すものであって、コイルばね35の大径部35Bの巻き数を多くすることにより
、該大径部35Bの両端面35a.35bがガイドシャフト10とトラバースシャーシ4
とに当接されるようにしている。上記以外の構成は第1の実施の形態(図1〜図5参照)
とほぼ同じであるから、同一部分に同一符号を付してその説明を省略する。
上記構成によれば、第1の実施の形態(図1〜図5参照)とほぼ同じ効果を得ることが
でき、特に、コイルばね35の大径部35Bの両端面35a.35bがガイドシャフト1
0とトラバースシャーシ4とに当接されるので、調整ねじ34を正逆回転させてガイドシ
ャフト10の高さを調整する際にコイルばね35が伸縮され、その伸縮により変化するば
ね力によりコイルばね35が斜めに押されて傾斜状態になっても、その傾斜状態を簡単に
解消してコイルばね35を元の正常状態に戻すことができる。
上記実施の形態では、ディスクプレーヤを例にあげて説明したが、それに限定されるわ
けではなく、例えば再生や記録及び消去を行うディスクレコーダにも適用される。
本発明の第1の実施の形態であるディスクプレーヤ(ディスク装置)の概略平面図である。 同下面側から見た要部の斜視図である。 同要部の拡大縦断面図である。 (a)同要部の拡大横断面図、(b)は同要部のコイルばね傾斜状態の拡大横断面図である。 同要部の分解横断面図である。 (a)は本発明の第2の実施の形態であるディスクプレーヤ(ディスク装置)の要部の拡大横断面図、(b)は同要部のコイルばね傾斜状態の拡大横断面図である。 同要部の分解横断面図である。 従来の一例を示す概略平面図である。 同概略縦断面図である。 (a)は同下面側から見た要部の斜視図、(b)は同要部の拡大横断面図である。 従来の他の例を示す要部の拡大縦断面図である。 (a)は同要部の拡大横断面図、(b)は同要部のコイルばね傾斜状態の拡大横断面図である。
符号の説明
4 トラバースシャーシ
4a トラバースシャーシの中央開口部
6 ターンテーブル
8 光ピックアップ
10 ガイドシャフト
34 調整ねじ
35 コイルばね(ばね部材)
35A コイルばねの小径部
35B コイルばねの大径部
35a,35b 大径部の端面
36 凹部
36a 凹部の底面
D ディスク
d1 小径部の外径
d2 大径部の外径
d3 ガイドシャフトの外径
d4 凹部の底面の外径

Claims (4)

  1. ディスク載置用ターンテーブルを搭載したトラバースシャーシの中央開口部に光ピック
    アップが配置され、その光ピックアップをディスクの半径方向に沿って往復移動可能に支
    持するガイドシャフトが前記トラバースシャーシに架設され、該ガイドシャフトの端部と
    トラバースシャーシと間にばね部材が介在され、該トラバースシャーシのねじ孔に螺合さ
    れてガイドシャフトの端部に係合することにより前記該ばね部材に抗して該ガイドシャフ
    トの高さを調整する調整ねじが設けられており、前記ターンテーブルにより高速回転させ
    たディスクに記録されている情報を光ピックアップにより読み取るようにしたディスク装
    置において、前記ばね部材として、一端側を小径部とし他端側を大径部としたコイルばね
    が用いられ、前記小径部の外径がガイドシャフトの外径とほぼ同一に設定されると共に、
    前記大径部の外径がガイドシャフトの外径の1.5〜2.5(好ましくは1.8〜2.2
    )倍に設定され、前記ガイドシャフトの端部に対向して前記トラバースシャーシに凹部が
    形成され、該凹部の底面の外径が前記小径部の外径よりも若干大きく設定されており、小
    径部を凹部内に嵌入させると共に、大径部の両端面をガイドシャフトとトラバースシャー
    シとに当接させることにより、コイルばねがガイドシャフトの端部と凹部の底面との間に
    介在されていることを特徴とするディスク装置。
  2. ディスク載置用ターンテーブルを搭載したトラバースシャーシの中央開口部に光ピック
    アップが配置され、その光ピックアップをディスクの半径方向に沿って往復移動可能に支
    持するガイドシャフトが前記トラバースシャーシに架設され、該ガイドシャフトの端部と
    トラバースシャーシと間にばね部材が介在され、該トラバースシャーシのねじ孔に螺合さ
    れてガイドシャフトの端部に係合することにより前記該ばね部材に抗して該ガイドシャフ
    トの高さを調整する調整ねじが設けられており、前記ターンテーブルにより高速回転させ
    たディスクに記録されている情報を光ピックアップにより読み取るようにしたディスク装
    置において、前記ばね部材として、一端側を小径部とし他端側を大径部としたコイルばね
    が用いられ、前記大径部の外径が前記ガイドシャフトの外径よりも大きく設定され、前記
    ガイドシャフトの端部に対向して前記トラバースシャーシに凹部が形成されており、小径
    部を凹部内に嵌入させると共に、大径部の端面をガイドシャフトに当接させることにより
    、コイルばねがガイドシャフトの端部と凹部の底面との間に介在されていることを特徴と
    するディスク装置。
  3. 前記小径部の外径がガイドシャフトの外径とほぼ同一に設定されると共に、大径部の外
    径がガイドシャフトの外径の1.5〜2.5(好ましくは1.8〜2.2)倍に設定され
    、前記凹部の底面の外径が前記コイルばねの小径部の外径よりも若干大きく設定されてい
    ることを特徴とする請求項2に記載のディスク装置。
  4. 前記大径部の両端面がガイドシャフトとトラバースシャーシとに当接されていることを
    特徴とする請求項2または3に記載のディスク装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20120227062A1 (en) * 2011-03-01 2012-09-06 Philips & Lite-On Digital Solutions Corporation Optical pick-up head module

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