JP4736384B2 - 携帯端末装置および表示装置制御方法 - Google Patents

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Description

本発明は、液晶表示パネルを含む表示部を備えた携帯電話機などの携帯端末装置、および携帯端末装置に備えられている液晶表示パネルや液晶表示パネルに付随するバックライトの点灯および消灯を制御する表示装置制御方法に関する。
携帯電話機は、操作時や着信時に、相手電話番号や電子メールの本文などを表示する表示部を有する。表示部として、バックライトで照光される透過型の液晶表示パネルが用いられることが多い。バックライトの消費電力は比較的高いので、消費電力節減のために、また、液晶表示パネルの焼き付き防止等の理由により、一般に、バックライトが点灯開始されてから、所定時間以上キー操作がなされなかった場合には、バックライトは消灯される(例えば、特許文献1,2参照。)。
すると、例えば携帯電話機の使用者が液晶表示パネルに電子メールの本文を表示させてそれを読んでいるときに、所定時間以上キー操作がなされなかったことに起因して、突然、バックライトが消灯する状況が発生する。そのような状況が発生したのでは、携帯電話機の使用者にとってはなはだ不便である。そこで、消費電力の節減という効果を維持しつつ、使用者の不便を解消するための仕組みを携帯電話機に組み込むことが望まれる。例えば、特許文献2に記載されている携帯電話機は、バックライトを消灯するまでの所定時間を使用者が設定可能であるように構成されている。
特開2000−106598号公報(段落0004−0005) 特開2004−23496号公報(段落0033、図3)
バックライトを消灯するまでの所定時間を使用者が設定可能であるように携帯電話機を構成すれば、使用者が適正な設定を行った場合には、突然、バックライトが消灯する状況は発生しない。しかし、使用者が適正な設定を行わない場合には、やはり、突然、バックライトが消灯するような状況は発生する。また、バックライトを消灯させるまでの適正な時間は、常に同じではなく、使用者の事情によって変わるものである。従って、使用者は、バックライトを消灯するまでの所定時間を変更する操作を頻繁に行う必要があり、バックライトが突然消灯してしまうという不便は解消できても、新たな不便が生じてしまう。さらに、使用者が、バックライトを消灯するまでの所定時間を過度に長く設定した場合には、消費電力の節減という効果が薄れてしまう。
そこで、本発明は、消費電力の節減という効果を確実に維持できる上に、新たな不便さを発生させることなく、バックライトが突然消灯してしまうという不便を解消できる携帯端末装置および表示装置制御方法を提供することを目的とする。
本発明による携帯端末装置は、携帯端末装置の筐体の温度の変化を検出する温度検出手段を備え温度検出手段と電気回路との間に断熱材が設けられ、電気回路の一部の回路であって、温度検出手段の検出信号にもとづいて筐体の温度変化を検出した場合にバックライトを点灯させ、温度検出手段の検出信号にもとづいて逆方向の温度変化(上記の温度変化が温度上昇であれば温度低下、上記の温度変化が温度低下であれば温度上昇)を検出した場合にバックライトを消灯させる点灯制御回路を備えたことを特徴とする。
温度検出手段としての温度検出素子が、筐体の内部における筐体のケースの近傍であって、筐体の背面側の中央部に設置されていることが好ましい。
点灯制御回路は、温度検出手段の検出信号にもとづいて筐体の温度変化を検出した場合に表示装置を点灯状態にさせ、温度検出手段の検出信号にもとづいて逆方向の温度変化を検出した場合に表示装置を消灯状態にさせることが好ましい。
複数の温度検出素子が設けられ、点灯制御回路が、1つ以上の温度検出素子の検出信号にもとづいて筐体の温度変化を検出した場合にバックライトを点灯させ、1つ以上の温度検出素子の検出信号にもとづいて温度変化と逆方向の温度変化を検出した場合にバックライトを消灯させるように構成されていてもよい。この場合にも、点灯制御回路は、バックライトの点灯/消灯に同期させて、表示装置を点灯状態/消灯状態に制御するようにしてもよい。
温度検出手段が、比較用の温度検出素子を含み、点灯制御回路が、温度検出素子の検出信号が示す温度と比較用の温度検出素子の検出信号が示す温度との差にもとづいて温度変化を検出するように構成されていてもよい。
温度検出手段が、第1の温度検出手段と第2の温度検出手段とを含み、点灯制御回路が、第1の温度検出手段の検出信号にもとづいて筐体の温度変化を検出した場合にバックライトを点灯させ、第1の温度検出手段の検出信号にもとづいて逆方向の温度変化を検出した場合にバックライトを消灯させ、第2の温度検出手段の検出信号にもとづいて筐体の温度変化を検出した場合に表示装置を点灯状態にさせ、第2の温度検出手段の検出信号にもとづいて逆方向の温度変化を検出した場合に表示装置を消灯状態にさせるように構成されていてもよい。
本発明による表示装置制御方法は、バックライトが付随する表示装置を備えた携帯端末装置におけるバックライトおよび表示装置の点灯および消灯の制御を行う方法であって、筐体内に設置された温度検出手段と電気回路との間に断熱材を設け、温度検出手段によって携帯端末装置の筐体の温度の変化を検出し、筐体の温度変化を検出した場合に、電気回路に含まれる点灯制御回路によってバックライトおよび表示装置を点灯させ、逆方向の温度変化を検出した場合に、点灯制御回路によってバックライトおよび表示装置を消灯させることを特徴とする。
本発明によれば、消費電力の節減という効果を確実に維持できる上に、新たな不便さを発生させることなく、バックライトが突然消灯してしまうという不便を解消することができる。
実施の形態1.
以下、本発明の第1の実施の形態を図面を参照して説明する。図1は、本発明による携帯端末装置の一例である携帯電話機を示す正面図(a)および背面図(b)である。図1に示す携帯電話機は、上部筐体1と下部筐体2とがヒンジ部10の回転によって折り畳まれることが可能な折り畳み式の携帯電話機であり、図1には、携帯電話機が開かれた状態(折り畳まれていない状態)が示されている。
上部筐体1の正面側(使用の際に使用者が見る側)には、液晶表示パネル3と、液晶表示パネル3を照光するバックライト4とが設けられている。また、液晶表示パネル3の上側には、スピーカ5が設けられている。上部筐体1の背面側には、アンテナ6と、着信時の相手電話番号等が表示される第2表示部7と、着信音等を放音する第2スピーカ8が設けられている。
下部筐体2の正面側(使用の際に使用者が見る側)には、テンキー、電源キーおよび通話キーを含むキー操作部11と、キー操作部11を照光するバックライト12と、マクロフォン13とが設けられている。さらに、キー操作部11の上側に、各種の設定等を行うときに使用される複数の操作キーが設けられている。下部筐体2の背面側の筐体内部には、温度検出手段(温度検出素子)としての半導体温度センサ21が設けられている。半導体温度センサとして、−50〜+100℃の検出温度域において線形変化する検出信号としてのアナログ電圧を出力するものが知られている(例えば、ナショナルセミコンダクター社のLM20など)。この実施の形態では、そのような半導体温度センサを用いることができる。
図2は、半導体温度センサ(以下、温度センサという。)21の設置例を示す断面図である。図2に示す例では、温度センサ21がプリント基板26上に載置され、温度センサ21を載置したプリント基板26は、下部筐体2の内部において、下部筐体2を形成する合成樹脂製のケースの背面側の近傍に設置されている。下部筐体2の内部において、断熱材27が設けられ、温度センサ21を載置したプリント基板26は、下部筐体2を形成するケースと断熱材27とが形成する閉じた空間内に置かれている。なお、下部筐体2の内部において、ケースと断熱材27とが形成する閉じた空間の外部に、携帯電話機の電気回路が設置されている。また、温度センサ21は、ケースに接していてもよい。また、温度センサ21は、下部筐体2の内部において、発熱量が多いCPU、DSP、無線回路、電源回路などから、できるだけ離れて設置されていることが好ましい。
すなわち、温度センサ21は、携帯電話機の電気回路の発熱の影響を受けないように、携帯電話機の電気回路と隔離されている。ただし、断熱材27の一部に孔が設けられ、温度センサ21に対する駆動信号および温度センサ21の検出信号を伝達するためのケーブル28が、孔を通過して、プリント基板26と電気回路との間に配線されている。断熱材27として、例えば、厚さ100μm程度のPET(ポリエチレンテレフタレート)や発泡PETを使用可能である。なお、断熱材27に設けられている孔は、ケーブル28が孔を通過して配線された後に塞がれることが好ましい。また、断熱材27は、例えば、合成樹脂を接着可能な接着剤でケースに接着される。
図3は、携帯電話機における電気部品(液晶表示パネル3や第2表示部7など)および電気回路の構成例を、温度センサ21とともに示すブロック図である。図3に示す例では、音声信号およびデータ信号などに関する変復調や周波数変換処理等を行う無線部32がアンテナ6を介して無線信号を受信するとともに、アンテナ6を介して無線信号を送信する。なお、無線信号は、アンテナ6を介して、基地局(図示せず)との間で送受信される。
制御部31は、例えば、記憶部(図示せず)に記憶されているプログラムに従って動作するCPU(Central Processing Unit )等で実現される。制御部31は、使用者がキー操作部11に対して行った入力操作や着信に応じて、入力操作に応じた情報や記憶部に記憶されている情報を液晶表示パネル3または第2表示部7に表示させる。また、着信時や、キー操作部11に対して楽音出力を生じさせるための使用者の操作がなされたときには、あらかじめ記憶部に記憶されている楽音データを第2スピーカ8に出力して、第2スピーカ8に楽音を出力させる。
音声処理部33は、通話時における無線部32から出力された音声データ、または記憶部に記憶されている音声データを、アナログ信号に変換してスピーカ5に主力する。スピーカ5は、音声処理部33からの音声信号にもとづいて音声出力を行う。また、音声処理部33は、マイクロフォン13に入力された音声信号をディジタル信号(音声データ)に変換して、無線部32に出力する。
さらに、制御部31は、点灯条件が成立したときに、液晶表示パネル3を照光するバックライト4およびキー操作部11を照光するバックライト12を点灯させる。また、消灯条件が成立したときに、液晶表示パネル3を照光するバックライト4およびキー操作部11を照光するバックライト12を消灯させる。液晶表示パネル3には、表示素子の他に駆動回路も組み込まれている。また、バックライト4,12等を駆動するための駆動回路は記載省略されている。
温度センサ21の検出信号(アナログ信号)は、A−D変換器34に入力される。A−D変換器34は、温度センサ21の検出信号をディジタル信号に変換して制御部31に出力する。
図4は、使用者が携帯電話機を使用するときに使用者の手の位置の一例を示す説明図である。図4に示すように、一般に、使用者は、携帯電話機を使用するときに片手で下部筐体2を握る。図4(a)は、下部筐体2の正面側を示し、図4(b)は下部筐体2の背面側を示す。ただし、図4(a)には、下部筐体2の正面側に存在するもののうちキー操作部11のみが示されている。
この実施の形態の携帯電話機は、使用者が電源キーを押下すると、電気部品や電気回路が給電される状態になるが、電気回路における制御部31は、一般的な携帯電話機とは異なり、液晶表示パネル3、バックライト4,12を点灯状態にしない。ただし、制御部31は、第2表示部7を点灯状態(情報を表示する状態)にすることが好ましい。
また、温度センサ21は、下部筐体2の内部においてケースの背面側の近傍に設置されているのであるが、ケースの背面において、温度センサ21が最も近接する位置は、使用者が下部筐体2を握ったときに手のひらがその位置に当たるように、例えば、背面における中央部である。
図4に示すように、使用者が下部筐体2を握ると、携帯電話機が存在する環境の気温が、使用者の体温よりも低い場合には、下部筐体2のケースにおいて、まず、使用者に握られた部分の温度が上昇する。下部筐体2のケースの温度が上昇すると、温度センサ21の検出温度も上昇する。よって、制御部31は、A−D変換器34を介して入力される検出信号(ディジタル信号)によって、下部筐体2のケースの温度が上昇したことを認識できる。使用者が下部筐体2を握ったことに起因してケースの温度が上昇した後、使用者が下部筐体2を手放した場合には、下部筐体2のケースにおいて、使用者に握られていた部分の温度が低下する。その場合、制御部31は、A−D変換器34を介して入力される検出信号によって、下部筐体2のケースの温度が低下したことを認識し、その結果、使用者が下部筐体2を手放したことを認識できる。
また、気温が極めて高い環境下で携帯電話機が使用される場合など、携帯電話機が存在する環境の気温が、使用者の体温よりも高い場合には、下部筐体2のケースにおいて、使用者に握られた部分の温度が低下する。その場合、制御部31は、A−D変換器34を介して入力される検出信号によって、下部筐体2のケースの温度が低下したことを認識できる。使用者が下部筐体2を握ったことに起因してケースの温度が低下した後、使用者が下部筐体2を手放した場合には、下部筐体2のケースにおいて、使用者に握られていた部分の温度が上昇する。その場合、制御部31は、A−D変換器34を介して入力される検出信号によって、下部筐体2のケースの温度が上昇したことを認識し、その結果、使用者が下部筐体2を手放したことを認識できる。
次に、図5のフローチャートを参照して制御部31の液晶表示パネル3およびバックライト4,12の点灯/消灯制御について説明する。制御部31は、A−D変換器34を介して、温度センサ21からの検出信号を入力し、検出信号が示す温度を記憶部に記憶する(ステップS11)。次いで、温度変化を検出するための検出タイマをスタートさせる(ステップS12)。検出タイマがT秒を計時してタイムアップすると(ステップS13)、制御部31は、再度、A−D変換器34を介して、温度センサ21からの検出信号を入力する(ステップS14)。そして、入力した検出信号が示す温度と、記憶部に記憶されている温度とを比較する(ステップS15)。それらの温度差がt℃以上であれば、制御部31は、使用者が下部筐体2を握って下部筐体2のケースの温度が変化したと認識し(ステップS16)、液晶表示パネル3を点灯状態(情報を画面表示する状態)にするとともに(ステップS17)、バックライト4,12を点灯させる(ステップS18)。
なお、制御部31は、液晶表示パネル3を点灯状態にする場合に、例えば待ち受け画面のデータを液晶表示パネル3に出力して、液晶表示パネル3に待ち受け画面を表示させる。また、温度差がt℃以上でなければ、制御部31は、再びステップS11からの処理を繰り返す。
検出タイマの計時時間Tおよび判定のための温度差tは、下部筐体2のケースの熱伝導度や温度センサ21とケースとの間の距離等に応じて機種毎に定められる数値であるが、一例として、T=1秒、t=1℃である。
その後、制御部31は、A−D変換器34を介して、温度センサ21からの検出信号を入力し、検出信号が示す温度を記憶部に記憶し(ステップS21)、検出タイマをスタートさせる(ステップS22)。検出タイマがT秒を計時してタイムアップすると(ステップS33)、制御部31は、再度、A−D変換器34を介して、温度センサ21からの検出信号を入力する(ステップS34)。そして、入力した検出信号が示す温度と、記憶部に記憶されている温度とを比較する(ステップS35)。それらの温度差がt℃以上であれば、制御部31は、使用者が下部筐体2を手放して下部筐体2のケースの温度が変化したと認識し(ステップS36)、液晶表示パネル3を消灯状態にするとともに(ステップS37)、バックライト4,12を消灯させる(ステップS38)。温度差がt℃以上でなければ、制御部31は、再びステップS21からの処理を繰り返す。
なお、ステップS16において温度差が正の値であった場合、すなわち温度上昇を検出した場合には、ステップS36において、温度差が負の値、すなわち温度低下を検出したときに、制御部31は、下部筐体2のケースの温度が変化したと認識する。逆に、ステップS16において温度差が負の値であった場合、すなわち温度低下を検出した場合には、ステップS36において、温度差が正の値、すなわち温度上昇を検出したときに、制御部31は、下部筐体2のケースの温度が変化したと認識する。
また、この実施の形態では、ステップS37において、制御部31は、液晶表示パネル3を消灯状態にするが、ステップS37の処理をせず、バックライト4,12を消灯させるステップS38の処理のみを実行するようにしてもよい。また、ステップS37において、制御部31は、携帯電話機の電源をオフ状態にするようにしてもよい。
また、図5のフローチャートに示された温度変化の検出の仕方は一例であって、別の検出方法で、携帯電話機の筐体の温度変化を検出するようにしてもよい。
以上に説明したように、この実施の形態では、制御部31が、使用者が携帯電話機を手に持ったときに自動的に液晶表示パネル3およびバックライト4,12を点灯し、使用者が携帯電話機を離したときに自動的に液晶表示パネル3およびバックライト4,12を消灯するので、消費電力の節減という効果を確実に維持できる上に、バックライトが突然消灯してしまうという不便を解消できる。
実施の形態2.
上記の実施の形態では、温度センサ21が1つ設けられていたが、温度センサ21の他に、比較用の温度センサを設けてもよい。図6は、比較用の温度センサ25が設けられた第2の実施の形態の携帯電話機を示す正面図(a)および背面図(b)である。
図6に示す携帯電話機は、図1に示された携帯電話機に対して、比較用の温度センサ25が追加された構成である。図6に示す例では、温度センサ25は、下部筐体2の背面側の筐体内部において、ヒンジ部10の近傍に設けられているが、一般に、使用者の手が携帯電話機の使用の際に接触する可能性が低い箇所であれば、下部筐体2の背面側の筐体内部において、ヒンジ部10の近傍以外の箇所に設けられていてもよい。また、下部筐体2にではなく、上部筐体1の筐体内部に設けられていてもよい。温度センサ25も、温度センサ21と同様に、携帯電話機の電気回路の発熱の影響を受けないように、断熱材によって携帯電話機の電気回路と隔離される。
携帯電話機における電気回路の構成は、図3に示された構成と同様であるが、この実施の形態では、図3に示された構成に対して、温度センサ25の検出信号をディジタル信号に変換して制御部31に出力するA−D変換器が追加される。
次に、図7のフローチャートを参照して制御部31の液晶表示パネル3およびバックライト4,12の点灯/消灯制御について説明する。制御部31は、まず、温度変化を検出するための検出タイマをスタートさせる(ステップS31)。検出タイマがT秒を計時してタイムアップすると(ステップS32)、制御部31は、A−D変換器34を介して、温度センサ21からの検出信号を入力する(ステップS33)。また、A−D変換器を介して、比較用の温度センサ25からの検出信号を入力する(ステップS34)。そして、入力した2つの検出信号が示す温度を比較する(ステップS35)。それらの温度差がt℃以上であれば、制御部31は、使用者が下部筐体2を握って下部筐体2のケースの温度が変化したと認識し(ステップS36)、液晶表示パネル3を点灯状態にするとともに(ステップS37)、バックライト4,12を点灯させる(ステップS38)。
温度差がt℃以上でなければ、制御部31は、再びステップS31からの処理を繰り返す。検出タイマの計時時間Tおよび判定のための温度差tは、下部筐体2のケースの熱伝導度や温度センサ21とケースとの間の距離等に応じて機種毎に定められる数値であるが、一例として、T=1秒、t=1℃である。
比較用の温度センサ25は、使用者が携帯電話機を使用するときに使用者の手が触れる可能性が低い箇所に設けられているので、使用者が携帯電話機を握っても温度変化を検出しない。一方、温度センサ21は、使用者が携帯電話機を握ると、第1の実施の形態の場合と同様に、温度変化を検出する。従って、制御部31は、ステップS36の判断によって、使用者が携帯電話機を握ったか否か判断することができる。
その後、制御部31は、検出タイマをスタートさせる(ステップS41)。検出タイマがT秒を計時してタイムアップすると(ステップS42)、制御部31は、A−D変換器34を介して、温度センサ21からの検出信号を入力する(ステップS43)。また、A−D変換器を介して、温度センサ25からの検出信号を入力する(ステップS44)。そして、入力した2つの検出信号が示す温度を比較する(ステップS45)。それらの温度差がt℃以上であれば、制御部31は、使用者が下部筐体2を手放して下部筐体2のケースの温度が変化したと認識し(ステップS46)、液晶表示パネル3を消灯状態にするとともに(ステップS47)、バックライト4,12を消灯させる(ステップS48)。温度差がt℃以上でなければ、制御部31は、再びステップS41からの処理を繰り返す。
なお、ステップS36において温度センサ21からの検出信号が示す温度の方が高かった場合、すなわち温度上昇を検出した場合には、ステップS46において、温度センサ21からの検出信号が示す温度の方が低かったとき、すなわち温度低下を検出したときに、制御部31は、下部筐体2のケースの温度が変化したと認識する。逆に、ステップS36において温度センサ21からの検出信号が示す温度の方が低かった場合、すなわち温度低下を検出した場合には、ステップS46において、温度センサ21からの検出信号が示す温度の方が高かったとき、すなわち温度上昇を検出したときに、制御部31は、下部筐体2のケースの温度が変化したと認識する。
この実施の形態でも、制御部31が、使用者が携帯電話機を手に持ったときに自動的に液晶表示パネル3およびバックライト4,12を点灯し、使用者が携帯電話機を離したときに自動的に液晶表示パネル3およびバックライト4,12を消灯するので、消費電力の節減という効果を確実に維持できる上に、バックライトが突然消灯してしまうという不便を解消できる。また、比較用の温度センサ25が設けられているので、1つの温度センサ21が設けられている場合に比べて、温度上昇または温度低下の誤検出の可能性を低減できる。さらに、温度センサ21の検出信号が示す温度と温度センサ25の検出信号が示す温度との差を比較するので、携帯電話機の筐体の全体的な温度が変化した場合でも、ステップS46の判断において精度よく使用者が下部筐体2を手放したことを認識できる。
実施の形態3.
上記の各実施の形態では、温度センサ21が1つ設けられていたが、温度センサ21と同じ役割を果たす温度センサを複数設けてもよい。図8は、複数の温度センサ21,22,24,24が設けられた第3の実施の形態の携帯電話機を示す正面図(a)および背面図(b)である。
図8に示す携帯電話機は、図1に示された携帯電話機に対して、温度センサ22〜24が追加された構成である。ただし、温度センサ21の設置位置は、第1の実施の形態の場合とは異なる。図8に示す例では、温度センサ21〜24は、下部筐体2の内部においてケースの背面側の近傍に設置されているのであるが、ケースの背面において、温度センサ21〜24が最も近接する位置は、使用者が下部筐体2を握ったときに手のひらがその位置に当たるように、例えば、背面における中央部の近傍である。温度センサ21〜24は、第1の実施の形態における温度センサ21と同様に、携帯電話機の電気回路の発熱の影響を受けないように、断熱材によって携帯電話機の電気回路と隔離される(図2参照)。
携帯電話機における電気回路の構成は、図3に示された構成と同様であるが、この実施の形態では、図3に示された構成に対して、温度センサ22〜24の検出信号をディジタル信号に変換して制御部31に出力する3つのA−D変換器が追加される。
次に、図9のフローチャートを参照して制御部31の液晶表示パネル3およびバックライト4,12の点灯/消灯制御について説明する。制御部31は、各A−D変換器を介して、温度センサ21〜24からの検出信号を入力し、検出信号が示す温度を記憶部に記憶する(ステップS51)。次いで、温度変化を検出するための検出タイマをスタートさせる(ステップS52)。検出タイマがT秒を計時してタイムアップすると(ステップS53)、制御部31は、再度、各A−D変換器を介して、温度センサ21〜24からの検出信号を入力する(ステップS54)。そして、入力した各検出信号が示す温度と、記憶部に記憶されている温度とを比較する(ステップS55)。それらの温度差がt℃以上であれば、制御部31は、使用者が下部筐体2を握って下部筐体2のケースの温度が変化したと認識し(ステップS56)、液晶表示パネル3を点灯状態にするとともに(ステップS57)、バックライト4,12を点灯させる(ステップS58)。温度差がt℃以上でなければ、制御部31は、再びステップS51からの処理を繰り返す。
なお、ステップS55では、制御部31は、入力した各検出信号が示す温度を、記憶部に記憶されている対応する温度と比較する。温度センサ21〜24のそれぞれからの検出信号が示す温度に対応する温度は、ステップS51において記憶された温度センサ21〜24のそれぞれからの検出信号が示す温度である。
また、ステップS56では、いずれか1つの検出信号について温度差がt℃以上であれば、制御部31は、使用者が下部筐体2を握って下部筐体2のケースの温度が変化したと認識する。しかし、4つの検出信号のうちの複数(2、3または4)の検出信号について温度差がt℃以上である場合に、制御部31は、使用者が下部筐体2を握って下部筐体2のケースの温度が変化したと認識するようにしてもよい。
その後、制御部31は、各A−D変換器を介して、温度センサ21〜24のうち、ステップS56で温度差が検出された検出信号を出力した温度センサからの検出信号を入力し、検出信号が示す温度を記憶部に記憶し(ステップS61)、検出タイマをスタートさせる(ステップS62)。検出タイマがT秒を計時してタイムアップすると(ステップS63)、制御部31は、再度、各A−D変換器を介して、ステップS56で温度差が検出された検出信号を出力した温度センサからの検出信号を入力する(ステップS64)。そして、入力した検出信号が示す温度と、記憶部に記憶されている温度とを比較する(ステップS65)。それらの温度差がt℃以上であれば、制御部31は、使用者が下部筐体2を手放して下部筐体2のケースの温度が変化したと認識し(ステップS66)、液晶表示パネル3を消灯状態にするとともに(ステップS67)、バックライト4,12を消灯させる(ステップS68)。温度差がt℃以上でなければ、制御部31は、再びステップS61からの処理を繰り返す。
なお、ステップS65でも、制御部31は、入力した各検出信号が示す温度を、記憶部に記憶されている対応する温度と比較する。それぞれの温度センサからの検出信号が示す温度に対応する温度とは、ステップS61において記憶されたそれぞれの温度センサからの検出信号が示す温度である。
また、ステップS64で複数の温度センサからの検出信号を入力した場合(すなわち、ステップS56において複数の検出信号について温度差がt℃以上であるときに、制御部31は、使用者が下部筐体2を握って下部筐体2のケースの温度が変化したと認識した場合)には、ステップS66では、いずれか1つの検出信号について温度差がt℃以上であれば、制御部31は、使用者が下部筐体2を手放して下部筐体2のケースの温度が変化したと認識する。しかし、複数の検出信号について温度差がt℃以上である場合に、制御部31は、使用者が下部筐体2を手放して下部筐体2のケースの温度が変化したと認識するようにしてもよい。
また、ステップS56において温度差が正の値であった場合、すなわち温度上昇を検出した場合には、ステップS66において、温度差が負の値、すなわち温度低下を検出したときに、制御部31は、下部筐体2のケースの温度が変化したと認識する。逆に、ステップS56において温度差が負の値であった場合、すなわち温度低下を検出した場合には、ステップS66において、温度差が正の値、すなわち温度上昇を検出したときに、制御部31は、下部筐体2のケースの温度が変化したと認識する。
この実施の形態でも、制御部31が、使用者が携帯電話機を手に持ったときに自動的に液晶表示パネル3およびバックライト4,12を点灯し、使用者が携帯電話機を離したときに自動的に液晶表示パネル3およびバックライト4,12を消灯するので、消費電力の節減という効果を確実に維持できる上に、バックライトが突然消灯してしまうという不便を解消できる。また、複数の温度センサ21〜24が異なる位置に設けられているので、使用者が下部筐体2を握ったか否かの検出精度を高めることができる。
また、この実施の形態では、4つの温度センサ21〜24が設けられているが、温度センサの個数は4つに限られず、温度センサは2つ以上設けられていれば、第1の実施の形態に比べて、使用者が下部筐体2を握ったか否かの検出精度を高めることができる。
実施の形態4.
第3の実施の形態では、4つの温度センサ21〜24が1つ設けられていたが、温度センサ21〜24の他に、比較用の温度センサを設けてもよい。図10は、比較用の温度センサ25が設けられた第4の実施の形態の携帯電話機を示す正面図(a)および背面図(b)である。
図10に示す携帯電話機は、図8に示された携帯電話機に対して、比較用の温度センサ25が追加された構成である。図10に示す例では、温度センサ25は、下部筐体2の背面側の筐体内部において、ヒンジ部10の近傍に設けられているが、一般に、使用者の手が携帯電話機の使用の際に接触する可能性が低い箇所であれば、下部筐体2の背面側の筐体内部において、ヒンジ部10の近傍以外の箇所に設けられていてもよい。また、下部筐体2にではなく、上部筐体1の筐体内部に設けられていてもよい。
携帯電話機における電気回路の構成は、図3に示された構成と同様であるが、この実施の形態では、図3に示された構成に対して、温度センサ22〜24および温度センサ25の検出信号をディジタル信号に変換して制御部31に出力するA−D変換器が追加される。
次に、図11のフローチャートを参照して制御部31の液晶表示パネル3およびバックライト4,12の点灯/消灯制御について説明する。制御部31は、まず、温度変化を検出するための検出タイマをスタートさせる(ステップS71)。検出タイマがT秒を計時してタイムアップすると(ステップS72)、制御部31は、各A−D変換器を介して、温度センサ21〜24からの検出信号を入力する(ステップS73)。また、A−D変換器を介して、比較用の温度センサ25からの検出信号を入力する(ステップS74)。そして、温度センサ21〜24の検出信号が示す温度と温度センサ25の検出信号が示す温度とを比較する(ステップS75)。それらの温度差がt℃以上であれば、制御部31は、使用者が下部筐体2を握って下部筐体2のケースの温度が変化したと認識し(ステップS76)、液晶表示パネル3を点灯状態にするとともに(ステップS77)、バックライト4,12を点灯させる(ステップS78)。
温度差がt℃以上でなければ、制御部31は、再びステップS71からの処理を繰り返す。検出タイマの計時時間Tおよび判定のための温度差tは、下部筐体2のケースの熱伝導度や温度センサ21とケースとの間の距離等に応じて機種毎に定められる数値であるが、一例として、T=1秒、t=1℃である。
なお、ステップS76では、温度センサ21〜24の検出信号が示す温度のうち、いずれか1つの検出信号について温度差がt℃以上であれば、制御部31は、使用者が下部筐体2を握って下部筐体2のケースの温度が変化したと認識する。しかし、4つの検出信号のうちの複数(2、3または4)の検出信号について温度差がt℃以上である場合に、制御部31は、使用者が下部筐体2を握って下部筐体2のケースの温度が変化したと認識するようにしてもよい。
その後、制御部31は、検出タイマをスタートさせる(ステップS81)。検出タイマがT秒を計時してタイムアップすると(ステップS82)、制御部31は、各A−D変換器を介して、温度センサ21〜24のうち、ステップS76で相違が検出された検出信号を出力した温度センサからの検出信号を入力する(ステップS83)。また、A−D変換器を介して、温度センサ25からの検出信号を入力する(ステップS84)。そして、ステップS83で入力した温度センサの検出信号が示す温度と温度センサ25の検出信号が示す温度とを比較する(ステップS85)。それらの温度差がt℃以上であれば、制御部31は、使用者が下部筐体2を手放して下部筐体2のケースの温度が変化したと認識し(ステップS86)、液晶表示パネル3を消灯状態にするとともに(ステップS87)、バックライト4,12を消灯させる(ステップS88)。温度差がt℃以上でなければ、制御部31は、再びステップS81からの処理を繰り返す。
なお、ステップS83で複数の温度センサの検出信号を入力した場合には、ステップS86では、複数の温度センサの検出信号が示す温度のうち、いずれか1つの検出信号について温度差がt℃以上であれば、制御部31は、使用者が下部筐体2を手放して下部筐体2のケースの温度が変化したと認識する。しかし、複数の検出信号について温度差がt℃以上である場合に、制御部31は、使用者が下部筐体2を手放して下部筐体2のケースの温度が変化したと認識するようにしてもよい。
また、ステップS76において温度センサ21〜24からの検出信号が示す温度の方が高かった場合、すなわち温度上昇を検出した場合には、ステップS86において、温度センサ21〜24からの検出信号が示す温度の方が低かったとき、すなわち温度低下を検出したときに、制御部31は、下部筐体2のケースの温度が変化したと認識する。逆に、ステップS76において温度センサ21〜24からの検出信号が示す温度の方が低かった場合、すなわち温度低下を検出した場合には、ステップS46において、温度センサ21〜24からの検出信号が示す温度の方が高かったとき、すなわち温度上昇を検出したときに、制御部31は、下部筐体2のケースの温度が変化したと認識する。
この実施の形態でも、制御部31が、使用者が携帯電話機を手に持ったときに自動的に液晶表示パネル3およびバックライト4,12を点灯し、使用者が携帯電話機を離したときに自動的に液晶表示パネル3およびバックライト4,12を消灯するので、消費電力の節減という効果を確実に維持できる上に、バックライトが突然消灯してしまうという不便を解消できる。また、比較用の温度センサ25が設けられているので、温度センサ21〜24のみが設けられている第3の実施の形態に比べて、温度上昇または温度低下の誤検出の可能性をさらに低減できる。
実施の形態5.
複数の温度センサ21〜24を設けた場合に(図8参照)、温度センサ21〜24のうちのいずれか1つ以上を液晶表示パネル3の点灯状態/消灯状態を制御するために用いられる温度センサとし、他の温度センサをバックライト4,12(またはバックライト4のみ)の点灯/消灯を制御するための温度センサとしてもよい。例えば、点灯制御手段としての制御部31は、第1の温度検出手段としての温度センサ21,22の検出信号にもとづいて携帯電話機の筐体の温度変化を検出した場合にはバックライト4,12の点灯/消灯を制御し、第2の温度検出手段としての温度センサ23,24の検出信号にもとづいて携帯電話機の筐体の温度変化を検出した場合には液晶表示パネル3の点灯状態/消灯状態を制御する。点灯/消灯の制御の仕方は第1〜第4の実施の形態の場合と同様である(図9等参照)。
そのように構成した場合には、携帯電話機の使用者が、筐体における温度センサ23,24が設けられている部分に触れた場合に液晶表示パネル3を点灯状態にさせ、筐体における温度センサ21,22が設けられている部分に触れた場合にバックライト4,12を点灯させることができる。また、携帯電話機の使用者が、筐体における温度センサ23,24が設けられている部分を離した場合に液晶表示パネル3を消灯状態にさせ、筐体における温度センサ21,22が設けられている部分を離した場合にバックライト4,12を消灯させることができる。すなわち、液晶表示パネル3の点灯状態/消灯状態と、バックライト4,12の点灯/消灯とを独立して制御することができる。ここでは、4つの温度センサ21〜24が設けられている場合について説明したが、温度センサは2つ以上設けられていればよい。
なお、上記の各実施の形態における温度センサの設置位置は一例であって、使用者が携帯電話機を手に持ったことを温度によって検出できる位置であれば、上記の各実施の形態において例示された位置に限られない。また、温度センサとして半導体温度センサを用いる場合について説明したが、使用可能な温度センサは、半導体温度センサに限られない。
また、上記の各実施の形態では、折り畳み型の携帯電話機を例にしたが、一体型の携帯電話機に対して本発明を適用することができる。さらに、携帯端末装置として携帯電話機を例にしたが、本発明を適用可能な携帯端末装置は携帯電話機に限られず、使用者が手に持って使用する端末であれば本発明を適用することができる。
本発明は、液晶表示パネルを含む表示部を備えた携帯電話機などの携帯端末装置に適用される。
本発明による携帯電話機の第1の実施の形態を示す正面図(a)および背面図(b)である。 温度センサの設置例を示す断面図である。 携帯電話機における電気回路の構成例を示すブロック図である。 使用者が携帯電話機を使用するときに使用者の手の位置の一例を示す説明図である。 第1の実施の形態における制御部の動作を示すフローチャートである。 本発明による携帯電話機の第2の実施の形態を示す正面図(a)および背面図(b)である。 第2の実施の形態における制御部の動作を示すフローチャートである。 本発明による携帯電話機の第3の実施の形態を示す正面図(a)および背面図(b)である。 第3の実施の形態における制御部の動作を示すフローチャートである。 本発明による携帯電話機の第4の実施の形態を示す正面図(a)および背面図(b)である。 第4の実施の形態における制御部の動作を示すフローチャートである。
符号の説明
1 上部筐体
2 下部筐体
3 液晶表示パネル
4 バックライト
5 スピーカ
6 アンテナ
7 第2表示部
8 第2スピーカ
10 ヒンジ部
11 キー操作部
12 バックライト
13 マイクロフォン
21〜24 温度センサ
25 比較用の温度センサ

Claims (7)

  1. バックライトが付随する表示装置を備えた携帯端末装置において、
    筐体の温度の変化を検出する温度検出手段を備え
    前記温度検出手段と電気回路との間に断熱材が設けられ、
    前記電気回路の一部の回路であって、前記温度検出手段の検出信号にもとづいて筐体の温度変化を検出した場合に前記バックライトを点灯させ、前記温度検出手段の検出信号にもとづいて前記温度変化と逆方向の温度変化を検出した場合に前記バックライトを消灯させる点灯制御回路を備えた
    ことを特徴とする携帯端末装置。
  2. 温度検出手段としての温度検出素子が、筐体の内部における筐体のケースの近傍であって、筐体の背面側の中央部に設置されている
    請求項1記載の携帯端末装置。
  3. 点灯制御回路は、温度検出手段の検出信号にもとづいて筐体の温度変化を検出した場合に表示装置を点灯状態にさせ、前記温度検出手段の検出信号にもとづいて前記温度変化と逆方向の温度変化を検出した場合に前記表示装置を消灯状態にさせる
    請求項1または請求項2記載の携帯端末装置。
  4. 複数の温度検出素子が設けられ、
    点灯制御回路は、1つ以上の前記温度検出素子の検出信号にもとづいて筐体の温度変化を検出した場合にバックライトを点灯させ、1つ以上の前記温度検出素子の検出信号にもとづいて前記温度変化と逆方向の温度変化を検出した場合に前記バックライトを消灯させる
    請求項1から請求項3のうちのいずれか1項に記載の携帯端末装置。
  5. 温度検出手段は、比較用の温度検出素子を含み、
    点灯制御回路は、温度検出素子の検出信号が示す温度と前記比較用の温度検出素子の検出信号が示す温度との差にもとづいて温度変化を検出する
    請求項1から請求項4のうちのいずれか1項に記載の携帯端末装置。
  6. 温度検出手段は、第1の温度検出手段と第2の温度検出手段とを含み、
    点灯制御回路は、
    前記第1の温度検出手段の検出信号にもとづいて筐体の温度変化を検出した場合に前記バックライトを点灯させ、前記第1の温度検出手段の検出信号にもとづいて前記温度変化と逆方向の温度変化を検出した場合に前記バックライトを消灯させ、
    前記第2の温度検出手段の検出信号にもとづいて筐体の温度変化を検出した場合に表示装置を点灯状態にさせ、前記第2の温度検出手段の検出信号にもとづいて前記温度変化と逆方向の温度変化を検出した場合に前記表示装置を消灯状態にさせる
    請求項1または請求項2記載の携帯端末装置。
  7. バックライトが付随する表示装置を備えた携帯端末装置における該バックライトおよび表示装置の点灯および消灯の制御を行う表示装置制御方法であって、
    筐体内に設置された温度検出手段と電気回路との間に断熱材を設け、
    前記温度検出手段によって筐体の温度の変化を検出し、
    筐体の温度変化を検出した場合に、前記電気回路に含まれる点灯制御回路によって前記バックライトおよび表示装置を点灯させ、
    前記温度変化と逆方向の温度変化を検出した場合に、前記点灯制御回路によって前記バックライトおよび表示装置を消灯させる
    ことを特徴とする表示装置制御方法。
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