JP2001223791A - 無線通信装置 - Google Patents

無線通信装置

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JP2001223791A
JP2001223791A JP2000029930A JP2000029930A JP2001223791A JP 2001223791 A JP2001223791 A JP 2001223791A JP 2000029930 A JP2000029930 A JP 2000029930A JP 2000029930 A JP2000029930 A JP 2000029930A JP 2001223791 A JP2001223791 A JP 2001223791A
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JP2000029930A
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Fumimasa Kawahara
史聖 川原
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Funai Electric Co Ltd
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Funai Electric Co Ltd
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    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02DCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES [ICT], I.E. INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES AIMING AT THE REDUCTION OF THEIR OWN ENERGY USE
    • Y02D30/00Reducing energy consumption in communication networks
    • Y02D30/70Reducing energy consumption in communication networks in wireless communication networks

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  • Telephone Set Structure (AREA)
  • Mobile Radio Communication Systems (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】省電力化を行ったときにも、着信の検出を行
う。 【解決手段】無線通信に用いる受信部16および送信部
17と、通信時の情報を表示する表示部5と、装置本体
の表面温度を検出する温度検出器15と、温度検出器1
5の検出結果に基づいて、表示部5の表示を停止する表
示制御部14とを備えた構成として、表示制御部14が
表示部5の表示を停止するときにも、受信部16を動作
状態に設定している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、携帯電話機等のよ
うな無線通信装置に係り、より詳細には、装置本体の表
面温度に基づいて、表示部の表示を停止する無線通信装
置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】携帯電話機等のように、充電池等の電池
を電源として動作する無線通信装置では、1回の充電に
よって動作可能な時間を長くするため、通信を行わない
ときの消費電力を少なくするように構成されている。こ
のような従来技術の1つに、特開平4−95438号と
して提案された技術がある。すなわち、この技術では、
ユーザの体温を検出するための温度検出手段を、無線電
話機の本体の背面に設けている。また、アンテナの根元
に温度検出手段を設けている。そして、この2つの温度
検出手段の検出結果の差異が所定値を越えたときには、
制御信号を自動発信するように構成されている。また、
接続装置から離れた状態においては、温度検出手段のみ
を動作させる構成とした場合では、局線表示が停止され
るので、省電力化となることも併せて開示されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記技術
を用いる場合では、以下に示す問題を生じていた。すな
わち、接続装置から離れた状態では、温度検出手段のみ
が動作状態に設定される。従って、この技術を携帯電話
機に適用しようとする場合では、着信の受け付けが不能
になるという不都合が発生する。
【0004】また、ユーザの体温を検出するための温度
検出手段を装置本体の背面に設けた場合では、以下に示
す問題を生じる。すなわち、携帯をより容易にするた
め、装置本体の形状を極めて小型化した場合、ユーザの
手のひらが背面に触れにくくなる。その結果、ユーザが
装置本体を取り上げたときにも、温度検出手段は、温度
上昇を検出しない。従って、ユーザが装置本体をつかん
だときにも、つかんだことが検出されないという不具合
が生じていた。
【0005】本発明は上記課題を解決するため創案され
たものであって、その目的は、ユーザが通信を行わない
状態にあるため、表示部の表示を停止するときにも、受
信部を動作状態に設定することにより、省電力化を行っ
たときにも、着信の検出を行うことのできる無線通信装
置を提供することにある。
【0006】また、上記目的に加え、装置本体の形状を
小型化したときにも、ユーザが装置本体をつかんだこと
を誤りなく検出することのできる無線通信装置を提供す
ることにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
本発明に係る無線通信装置は、無線通信に用いる受信部
および送信部と、通信時の情報を表示する表示部と、装
置本体の表面温度を検出する温度検出器と、温度検出器
の検出結果に基づいて、前記表示部の表示を停止する表
示制御部とを備えた無線通信装置に適用し、前記表示制
御部が表示部の表示を停止するときにも、前記受信部を
動作状態に設定する構成としている。
【0008】すなわち、表示部の表示を停止するときに
も、受信部は動作状態に設定される。従って、表示を停
止した省電力状態にあるときにも、着信があった場合に
は、受信部の出力によって、その着信が示される。
【0009】また、上記構成に加え、前記装置本体の正
面には通信時に操作するキースイッチが設けられた携帯
電話機である無線通信装置に適用し、前記温度検出器
は、前記正面の長手方向に沿った一対の側面のうち、前
記正面から見た右側の側面の前記長手方向における中央
位置の近傍の温度を検出する構成としている。
【0010】すなわち、正面がユーザの側を向くように
装置本体をつかんだ場合、温度検出器が温度を検出する
位置には、装置本体の形状が小さいときにも、必ず、ユ
ーザの手の一部(指の腹等)が押しつけられる。
【0011】また、上記構成に加え、前記装置本体の正
面には通信時に操作するキースイッチが設けられた携帯
電話機である無線通信装置に適用し、前記温度検出器
は、前記正面の長手方向に沿った一対の側面のうち、前
記正面から見た左側の側面の前記長手方向における中央
位置より下方に寄った位置の温度を検出する構成として
いる。
【0012】すなわち、正面がユーザの側を向くように
装置本体をつかんだ場合、温度検出器が温度を検出する
位置には、装置本体の形状が小さいときにも、必ず、ユ
ーザの手の一部(親指のつけ根から手首に至る部分の一
部等)が押しつけられる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下に本発明の実施例の形態を、
図面を参照しつつ説明する。図2は、本発明に係る無線
通信装置の一実施形態の外観を示す正面図および側面図
であり、具体的には、携帯電話機を示している。
【0014】図において、装置本体1は、合成樹脂等か
らなり、角部が丸められた略直方体状をしている。そし
て、装置本体1の正面8の上部には、通信時に必要とな
る電話番号等の情報を表示するため、バックライト用の
面光源を備えた液晶表示器(以下ではLCDと称する)
からなる表示部5が設けられている。また、正面8の中
央から下方にかけては、10個の数字キーや通話開始キ
ー等からなる複数のキースイッチ6が設けられている。
そして、装置本体1の上面の右側端部の近傍には、アン
テナ2が設けられている。
【0015】正面8の長手方向に沿った一対の側面3,
4の前後方向の中央位置には、長手方向に沿って伸びる
帯状装飾7が形成されている。そして、右側側面4の長
手方向における略中央位置には、帯状装飾7と幅が同一
であり、帯状装飾7と同色に塗装された薄い金属片43
が、表面が右側側面4の表面と滑らかな関係となるよう
に取り付けられている。そして、金属片43の中央位置
(73により示す)の内部側には、装置本体1の表面温
度を検出する温度検出器が取り付けられている。
【0016】この温度検出器について、図3に示す断面
図(図2のAA断面における右側側面4の長手方向の中
央位置近傍の様子を示す断面図)を参照しつつ説明す
る。右側側面4の側壁41においては、73に示す位置
に丸孔42が形成されている。そして、丸孔42の内部
には、金属片43の裏面に、熱伝導が良好な接着剤等で
固定された微少形状の温度検出器15が取り付けられて
いる。
【0017】すなわち、温度検出器15は、右側側面4
の長手方向における中央位置近傍の表面温度を検出す
る。また、検出範囲は、金属片43の表面の全範囲に渡
ることになるので、検出範囲が広くなっている。このた
め、ユーザが装置本体1をつかんだときには、どのよう
なつかみ方をするときにも、温度検出器15は、速やか
に、装置本体1の表面温度の上昇を確実に検出すること
が可能になっている。なお、この温度検出器15には、
極めて微少な電流を流すのみで、検出した温度を電気信
号として取り出すことが可能な素子が使用される。
【0018】図1は、実施形態の電気的構成を示すブロ
ック線図である。アンテナ2からの出力が導かれた受信
部16は、表示部5の表示が停止するときにも動作状態
に設定されるブロックとなっており、中継装置等から送
信された電波を受信する。また、受信することにより得
られた信号を主制御部18に送出する。また、アンテナ
2が接続された送信部17は、主制御部18から出力さ
れる信号を、電波として、中継装置等に送信するための
ブロックとなっている。
【0019】表示制御部14は、主制御部18から出力
された情報を、駆動回路13を介して、表示部5に表示
するブロックとなっている。また、表示部5の表示を停
止している状態において、温度検出器15の検出結果
が、所定温度を越えたことを示すときには、LCD11
の表示を開始する。また、表示部5の表示を行っている
状態において、温度検出器15の検出結果が、所定温度
より低くなったことを示すときには、一定期間後にLC
D11の表示を停止する。また、キースイッチ6が操作
されたことを主制御部18から知らされたときには、バ
ックライトとなる面光源12を発光させる。
【0020】主制御部18は、マイクロコンピュータを
主要部として構成されたブロックとなっており、携帯電
話機としての主要動作を制御する。すなわち、受信部1
6から着信を示す信号が出力されたときには、着信を示
す信号を表示制御部14に送出することによって、LC
D11の表示を開始させる。また、キースイッチ6が操
作されたときには、この操作を表示制御部14に知らせ
ることによって、面光源12を発光させる。
【0021】図4は、実施形態の主要動作を示すフロー
チャートであり、例えば、数mS等の一定の時間間隔で
実行されるプログラムの流れを示している。必要に応じ
て同図を参照しつつ、実施形態の動作を説明する。
【0022】いま、通信を行わないことから、装置本体
1が鞄等に収納された状態にあるとする。このような待
機状態にある場合、表示制御部14は、LCD11の表
示を停止している。また、バックライトとなる面光源1
2の発光を停止している。この状態においても、受信部
16は動作状態に設定されている。このため、主制御部
18は、受信部16の出力に基づき、着信があるかどう
かを調べる(ステップS1)。着信がない場合、表示制
御部14は、温度検出器15が検出する温度を調べる
(ステップS2)。
【0023】装置本体1が鞄等に収納された状態では、
温度検出器15によって検出された温度は、所定値以下
の温度となる。このため、表示制御部14は、体温を検
出していないと判定する。その結果、動作は、ステップ
S2からステップS6に移行する。ステップS6におい
て表示制御部14は、体温を検出していない期間が、予
め設定された期間(一定期間)を越えているかどうかを
判定する。この場合には、一定期間を越えているため、
動作はステップS7に移行する。従って、LCD11の
表示は停止した状態に維持される。
【0024】通話を行うため、鞄に収納された装置本体
1を取り出して、正面8がユーザの側を向くように装置
本体1をつかんだときには、ユーザの手(指の腹)が右
側側面4の中央位置の近傍に押しつけられる。このた
め、温度検出器15によって検出される温度は所定値以
上となる。
【0025】上記した状態となる場合、動作は次のよう
になる。すなわち、着信がないことから、動作は、ステ
ップS1からステップS2に移行する。そして、ステッ
プS2において、表示制御部14は、体温を検出したと
判定する。このため、表示制御部14は、LCD11の
表示を開始する(ステップS3)。次いで、表示制御部
14は、主制御部18の出力に基づき、キースイッチ6
の操作があったかどうかを判定する(ステップS4)。
キースイッチ6の操作があった場合には、面光源12の
発光を行う(ステップS5)。一方、キースイッチ6の
操作がなかった場合には、動作は、ステップS8,S9
と移行し、面光源12の発光は停止した状態に維持され
る。
【0026】以上のことから、装置本体1を鞄から取り
出し、正面8がユーザの方に向くようにつかんだときに
は、LCD11の表示が開始される。この状態において
キースイッチ6を操作すると、バックライトとなる面光
源12の発光が開始されることになる。
【0027】上記状態から通信が開始されたときの動作
は、次のようになる。すなわち、動作は、ステップS
1,S2,S3と移行し、LCD11の表示が行われた
状態に維持される。そして、キースイッチ6の操作が行
われなくなっても、キースイッチ6を操作しない期間
が、予め設定された期間(一定期間)が経過していない
ときには、動作は、ステップS4,S8に移行した後、
ステップS9に移行することなく、終了状態となる。こ
のため、バックライトとなる面光源12は、発光状態に
維持される。
【0028】一方、キースイッチ6の操作が行われなく
なって後、キースイッチ6を操作しない期間が、予め設
定された期間(一定期間)を越えたときには、動作は、
ステップS4,S8に移行した後、ステップS9に移行
する。このため、バックライトとなる面光源12の発光
が停止される。
【0029】以上で、発信を行うときの動作説明を終了
し、着信があったときの動作を説明する。
【0030】受信部16は常に動作状態にある。従っ
て、表示制御部14がLCD11の表示を停止している
ときにも、着信の検出が可能である。そして、受信部1
6の出力に基づき、着信を検出すると、主制御部18
は、着信があったことを表示制御部14に知らせる。着
信を知らされた表示制御部14は、LCD11の表示を
開始する(ステップS1,S3)。そして後、表示制御
部14は、主制御部18から、通信開始のキースイッチ
6が操作されたことを知らされると、バックライトとな
る面光源12を発光する(ステップS4,S5)。この
状態において、通信が開始される。
【0031】上記した状態では、ステップS1〜S4,
S8を繰り返すループ動作が実行される(着信時でも、
着信検出に対応した動作を行った後のループ動作では、
動作はステップS1からステップS2に移行する)。従
って、通信を開始して後、一定期間が経過したときに
は、ステップS8の判定に続く動作は、ステップS9と
なり、バックライトとなる面光源12の発光が停止され
る。
【0032】以上で、着信があった場合の動作説明を終
了し、通信が終了したときの動作を説明する。
【0033】通信が終了したことから、装置本体1が鞄
等に収納されたときには、温度検出器15によって検出
される温度は、所定値以下の温度となる。従って、この
ときの動作は、次のようになる。
【0034】すなわち、動作は、ステップS1,S2と
移行した後、ステップS6に移行する。そして、ステッ
プS6において、体温を検出しない期間が一定期間を越
えたかどうかが判定される。そして、一定期間が経過し
ない場合には、ステップS4,S8と移行する。このた
め、LCD11の表示は継続される。一方、体温を検出
しない期間が一定期間を越えたときには、動作は、ステ
ップS6からステップS7に移行する。その結果、表示
制御部14は、LCD11の表示を停止することにな
る。
【0035】すなわち、通信を終了し、装置本体1を鞄
等に収納したときには、一定期間が経過したとき、LC
D11の表示が停止する。このため、待機状態における
装置本体1の消費電力は、LCD11の表示に必要とす
る電力分だけ、低減されることになる。従って、待機状
態における消費電力が減少し、待機動作を続けることが
可能な期間が長くなる。
【0036】次に、温度検出器15を左側側面3に設け
た場合の構成について、図5を参照しつつ、説明する。
【0037】左側側面3の前後方向の中央位置であっ
て、左側側面3の長手方向における中央位置から下方に
寄った位置には、帯状装飾7と幅が同一であり、帯状装
飾7と同色に塗装された薄い金属片44が、表面が左側
側面3の表面と滑らかな関係となるように取り付けられ
ている。そして、金属片44の中央位置(71により示
す)の内部側には、装置本体1の表面温度を検出する温
度検出器が取り付けられている。
【0038】また、この温度検出器の取り付け方法は、
右側側面4に設けた場合の取り付け方法と同一となって
いる。すなわち、左側側面3の71により示す位置に
は、側壁に丸孔が形成されている。そして、この丸孔に
挿入された温度検出器は、熱伝導が良好な接着剤によっ
て、金属片44の裏面に固定されている。
【0039】温度検出器を左側側面3の上記した位置に
取り付けた場合、装置本体1をつかむと、親指のつけ根
から手首に至る部分の一部が、金属片44に押しつけら
れることになる。このため、装置本体1をつかんだ場
合、温度検出器が検出する温度は、所定値を越えた温度
となる。また、検出範囲は、金属片44の表面の全範囲
に渡ることになるので、検出範囲が広くなっている。
【0040】なお、温度検出器を左側側面3に設けた場
合の動作は、右側側面4に設けた場合の動作と同一とな
るので、説明を省略する。
【0041】なお、本発明は上記実施形態に限定され
ず、温度検出器を設ける位置については、右側側面4の
場合では、73により示す位置に限定されず、右側側面
4の長手方向における中央位置の近傍となる限りでは、
任意の位置とすることが可能である。また、左側側面3
の場合では、71により示す位置に限定されず、長手方
向における中央位置から下方に寄った位置となる限りで
は、任意の位置とすることが可能である。
【0042】また、体温を検出したかどうかの判定方法
については、以下に示す方法を用いることも可能であ
る。
【0043】その第1の方法は、温度検出器15が検出
する温度の上昇速度および下降速度を検出する。そし
て、上昇速度が速くなったときには体温を検出したと判
定し、下降速度が速くなったときには、体温を検出しな
くなったと判定する。
【0044】その第2の方法は、アンテナ2の根元等の
ように、装置本体1をつかんだときにも、ユーザの手が
接触しない位置に、温度検出器を追加して設ける。そし
て、追加した温度検出器が検出する温度と、右側側面4
あるいは左側側面3に設けた温度検出器が検出する温度
との差異を求める。そして、求めた差異が所定値を越え
るときには、ユーザの体温を検出したと判定し、求めた
差異が所定値を越えないときには、体温を検出しないと
判定する。
【0045】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係る無線
通信装置は、無線通信に用いる受信部および送信部と、
通信時の情報を表示する表示部と、装置本体の表面温度
を検出する温度検出器と、温度検出器の検出結果に基づ
いて、前記表示部の表示を停止する表示制御部とを備え
た無線通信装置に適用し、前記表示制御部が表示部の表
示を停止するときにも、前記受信部を動作状態に設定し
ている。従って、表示部が表示を停止した省電力状態に
あるときもに、着信があった場合には、受信部の出力に
よって、その着信が示されるので、省電力化を行ったと
きにも、着信の検出を行うことが可能になっている。
【0046】また、さらに、前記装置本体の正面には通
信時に操作するキースイッチが設けられた携帯電話機で
ある無線通信装置に適用し、前記温度検出器は、前記正
面の長手方向に沿った一対の側面のうち、前記正面から
見た右側の側面の前記長手方向における中央位置の近傍
の温度を検出している。従って、正面がユーザの側を向
くように装置本体をつかんだ場合、温度検出器が温度を
検出する位置には、装置本体の形状が小さいときにも、
必ず、ユーザの手の一部が押しつけられるので、装置本
体の形状を小型化したときにも、ユーザが装置本体をつ
かんだことを誤りなく検出することが可能になってい
る。
【0047】また、さらに、前記装置本体の正面には通
信時に操作するキースイッチが設けられた携帯電話機で
ある無線通信装置に適用し、前記温度検出器は、前記正
面の長手方向に沿った一対の側面のうち、前記正面から
見た左側の側面の前記長手方向における中央位置より下
方に寄った位置の温度を検出している。従って、正面が
ユーザの側を向くように装置本体をつかんだ場合、温度
検出器が温度を検出する位置には、装置本体の形状が小
さいときにも、必ず、ユーザの手の一部が押しつけられ
るので、装置本体の形状を小型化したときにも、ユーザ
が装置本体をつかんだことを誤りなく検出することが可
能になっている。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る無線通信装置の一実施形態の電気
的構成を示すブロック線図である。
【図2】実施形態の外観を示す正面図および右側面図で
ある。
【図3】図2に示すAA断面における右側側面の中央位
置近傍の様子を示す断面図である。
【図4】実施形態の主要動作を示すフローチャートであ
る。
【図5】装置本体の左側面図である。
【符号の説明】
1 装置本体 3 左側側面 4 右側側面 5 表示部 6 キースイッチ 7 帯状装飾 8 正面 15 温度検出器 16 受信部 41 側壁 42 丸孔 43,44 金属片 71,73 温度検出器の取り付け位置

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 無線通信に用いる受信部および送信部
    と、 通信時の情報を表示する表示部と、 装置本体の表面温度を検出する温度検出器と、 温度検出器の検出結果に基づいて、前記表示部の表示を
    停止する表示制御部とを備えた無線通信装置において、 前記表示制御部が表示部の表示を停止するときにも、前
    記受信部を動作状態に設定することを特徴とする無線通
    信装置。
  2. 【請求項2】 前記装置本体の正面には通信時に操作す
    るキースイッチが設けられた携帯電話機である無線通信
    装置において、 前記温度検出器は、前記正面の長手方向に沿った一対の
    側面のうち、前記正面から見た右側の側面の前記長手方
    向における中央位置の近傍の温度を検出することを特徴
    とする請求項1記載の無線通信装置。
  3. 【請求項3】 前記装置本体の正面には通信時に操作す
    るキースイッチが設けられた携帯電話機である無線通信
    装置において、 前記温度検出器は、前記正面の長手方向に沿った一対の
    側面のうち、前記正面から見た左側の側面の前記長手方
    向における中央位置より下方に寄った位置の温度を検出
    することを特徴とする請求項1記載の無線通信装置。
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