JP4736190B2 - モレキュラーシーブ打錠成型体 - Google Patents

モレキュラーシーブ打錠成型体 Download PDF

Info

Publication number
JP4736190B2
JP4736190B2 JP2001010533A JP2001010533A JP4736190B2 JP 4736190 B2 JP4736190 B2 JP 4736190B2 JP 2001010533 A JP2001010533 A JP 2001010533A JP 2001010533 A JP2001010533 A JP 2001010533A JP 4736190 B2 JP4736190 B2 JP 4736190B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
sapo
tableting
molecular sieve
membered ring
ring structure
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2001010533A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2002210374A (ja
Inventor
泰 三樹
敏雄 日高
恭子 西崎
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Gas Chemical Co Inc
Original Assignee
Mitsubishi Gas Chemical Co Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Gas Chemical Co Inc filed Critical Mitsubishi Gas Chemical Co Inc
Priority to JP2001010533A priority Critical patent/JP4736190B2/ja
Publication of JP2002210374A publication Critical patent/JP2002210374A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4736190B2 publication Critical patent/JP4736190B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P20/00Technologies relating to chemical industry
    • Y02P20/50Improvements relating to the production of bulk chemicals
    • Y02P20/52Improvements relating to the production of bulk chemicals using catalysts, e.g. selective catalysts

Landscapes

  • Silicates, Zeolites, And Molecular Sieves (AREA)
  • Catalysts (AREA)
  • Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
  • Low-Molecular Organic Synthesis Reactions Using Catalysts (AREA)

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、触媒成型体に関する。詳細には、モレキュラーシーブを圧密し、該圧密体を破砕整粒した後に打錠する事で、粉化率が低く、充分な圧壊強度を有し、高い触媒活性と機械強度を併せ持つ成型体を製造する方法に関する。本発明は、成型用バインダ−を使用しない為、バインダ−添加に伴う反応成績の低下が起きない。高い機械強度を持ち、しかも反応成績の低下の無いバインダーレス成型体を得る方法は工業的に重要である。
【0002】
【従来の技術】
一般に、固体触媒は押し出し成型、打錠成型やスプレードライ法等により成型される。金属酸化物等からなる非晶質固体酸類では、打錠成型によって充分な機械強度が得られ、打錠圧縮に伴う比表面積減少が反応成績に及ぼす悪影響は最小限に抑える事が出来る。しかし、ゼオライト等のモレキュラーシーブ類は細孔が潰れ易いので、実用的な機械強度を得る為に打錠圧を高くすると比表面積の低下が大きく充分な触媒活性を確保する事が難しい。従って、ゼオライト等のモレキュラーシーブ類の成型では打錠成型を避け、押し出し成型を用いるのが一般的である。押し出し成型では、アルミナ、シリカ、或いはタルク、カオリン等の粘土化合物類をバインダーとして20〜50重量% 程度添加する事で実用的な成型体強度が得られる。しかし、バインダ−の添加によって成型体中の触媒量は相対的に減少するので、バインダ−レスの場合に比べて触媒活性が低下し、必要な触媒量が増加する欠点がある。また、活性を高める為にバインダ−を減らすと成型触媒の強度が低下し実用的では無い。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、高い機械強度を有し、粉化率が少なく、しかも触媒活性の低下が殆ど無い打錠によるモレキュラーシーブ成型体を製造する方法を提供する事にある。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本発明者らは、モレキュラーシーブの打錠成型に関して鋭意検討を重ね、モレキュラーシーブを0.5 〜5MPaの圧力で圧密し、該圧密体を破砕、整粒した後、打錠して成型体密度を、0.9 から1.2(g/cm3)、BET 比表面積を400 から600(m2/g) の範囲に保った場合に実用的な圧壊強度と粉化率を持ち、しかも打錠圧縮による活性低下の殆ど無い優れた成型体が得られる事を見い出し、本発明をなすに至った。
【0005】
即ち、本発明は
(1)水分含有量が20wt% 以下、嵩密度が0.3 から0.7g/cm3の範囲にあるモレキュラーシーブ粉末を打錠成型して得られる成型体の密度が0.9 から1.2g/cm3であり、比表面積が400 から600m2/g の範囲である事を特徴とする打錠成型体であり、
(2)モレキュラーシーブが、IUPAC の構造コードで、8員環構造のABW 、AEI 、AFX 、APC 、ATN 、ATT 、ATV 、AWW 、CHA 、DDR 、EAB 、ERI 、GIS 、JBW 、KFI 、LEV 、LTA 、MER 、MON 、PAU 、PHI 、RHO 、RTE 、RTH 又はVNI 、9員環構造の−CHI 、LOV 、RSN 、又はVSV 、10員環構造のDAC 、EPI 、FER 、LAU 、MEL 、MFI 、MFS 、MTT 、NES 、TON 又はWEI 、又は12員環構造のMOR を有しており、
(3)モレキュラーシーブが、chabazite 、LZ-218、Linde D 、Linde R 、ZK-1 4、ZYT-6 、SAPO-17 、SAPO-18 、SAPO-25 、SAPO-31 、SAPO-33 、SAPO-34 、SAPO-42 、SAPO-43 、SAPO-44 、SAPO-47 、SAPO-56 、Zeolite A 、フェリエライト、エリオナイト、SSZ-16又はモルデナイトであり、
(4)モレキュラーシーブが、chabazite 、フェリエライト、エリオナイト、モルデナイト、Zeolite A 、SSZ-16又はSAPO-56 であり、
(5)モレキュラーシーブがシャバサイト構造のSAPO-34 、SAPO-44 、SAPO-47 又はフェリエライト、又はAFX 構造のSSZ-16又はSAPO-56 であり、Na、Mg、Ca、Cs、Sr、Ti、Cr、Fe、Co、Cu、Zn、Y 、Zr、Ru、Pd及びPtの中から選択された1種類以上の金属を含有、若しくは該金属で置換したものであり、
上記(1)から(5)の打錠成型体を
(6)メタノール又はジメチルエーテルとアンモニアとからメチルアミン類の製造に用いるものであり、
(7)モノメチルアミンの不均化反応によってジメチルアミンの製造に用いるものである。
【0006】
【発明の実施の形態】
本発明に使用するモレキュラーシーブは所望の反応に適する細孔径を有するものを選択して用いる事が好ましい。例えば、メタノ−ルとアンモニアの反応においてメチルアミンを製造する場合、若しくはモノメチルアミンの不均化反応によってジメチルアミンを製造する場合には0.3 から0.7nm 範囲にあるモレキュラーシーブを使用する事が好ましく、IUPAC の構造コードでは8員環構造のABW 、AEI 、AFX 、APC 、ATN 、ATT 、ATV 、AWW 、CHA 、DDR 、EAB 、ERI 、GIS 、JBW 、KFI 、LEV 、LTA 、MER 、MON 、PAU 、PHI 、RHO 、RTE 、RTH 、及びVNI 、9 員環構造の−CHI 、LOV 、RSN 及びVSV 、10員環構造のDAC 、EPI 、FER 、LAU 、MEL 、MFI 、MFS 、MTT 、NES 、TON 及びWEI 、12員環構造のMOR が好ましい。
【0007】
上記構造のモレキュラーシーブは多くが知られており、具体的に例示すれば、結晶質アルミノシリケ−トモレキュラーシーブであるchabazite 、 LZ-218、 Linde D 、Linde R 、ZK-14 、 ZYT-6 、SSZ-16、モルデナイト、Zeolite A 、フェリエライト、エリオナイト等がある。さらに結晶質シリコアルミノフォスフェ−トであるSAPO-17 、SAPO-18 、SAPO-25 、 SAPO-31 、SAPO-33 、SAPO-34 、SAPO-42 、SAPO-43 、SAPO-44 、SAPO-47 及びSAPO-56 等が挙げられる。SAPO-34 、フェリエライト、SAPO-56 が特に好ましい。これらモレキュラーシーブは単独、或いは適宜混合して用いる事ができる。
【0008】
モレキュラーシーブはH型である事が好ましいが、H型の一部をNa、Mg、Ca、Cs、Sr、Ti、Cr、Fe、Co、Cu、Zn、Y 、Zr、Ru、Pd、Ptの中から選択された1種類以上の金属によって置換、或いは該金属を含有する化合物を被覆する事で、これら金属を含有させて反応活性や選択性を改善させる事がより好ましい。特に、Ti、Y 、Zrを同形置換、若しくは、金属酸化物として含有したものが好ましい。
【0009】
上記の金属化合物としては、当該金属の硝酸塩、塩酸塩等の水溶性塩類、或いは有機金属化合物等が好ましく、これらを該モレキュラーシーブに含浸する、又は機械的に混合する事により該モレキュラーシーブを被覆する。さらに好ましくは、予め金属化合物を水熱合成時の原料物に添加する。当該金属はモレキュラーシーブに対して、0.05から20重量% の範囲である事が好ましい。
【0010】
これらモレキュラーシーブは嵩密度(g/cm3) が0.3 から0.7 の範囲である事が好ましい、水分含有量が多いと打錠圧縮の際、モレキュラーシーブ粒子間の凝集が妨げられて充分な機械強度が得られないので水分含有量は20wt% 以下が好ましく、より好ましくは1〜5wt% である。
【0011】
打錠圧縮の際、離型剤として滑材を添加する事が必要であるが、滑剤として、例えばステアリン酸の無機塩類、人造黒鉛を用いるが、特に人造黒鉛を用いるのが好ましい。滑剤の添加量はモレキュラーシーブに対し1.0 から1.3 重量% が適当である。滑剤をモレキュラーシーブに添加する順序は特に限定されないが、モレキュラーシーブの圧密処理前に添加するのが効果的である。
【0012】
モレキュラーシーブに対する圧密処理は、0.5 〜5MPaの圧力で行う。圧密処理により得られる圧密体は、更に破砕、整粒される。整粒後の粒度は打錠機金型への充填性から30メッシュ以下とするが、特に20メッシュ以下に調整するのが好ましい。
【0013】
打錠に用いる金型は、一般的な円形状、楕円状、その他の任意の形状のもおで良いが、打錠圧力を100MPa以下、好ましくは80から90MPa の範囲で行ない、成型体密度を0.9 から1.2(g/cm3)、また成型体のBET 比表面積を400 から600 (m2/g)の範囲にする事が重要である。この様にして、高い機械強度を有し、粉化率が少なく、しかも触媒活性の低下が殆ど無いモレキュラーシーブ成型体を製造する事ができる。
【0014】
本発明の打錠成型体は、メタノール又はジメチルエーテルとアンモニアとからメチルアミン類を製造する反応、モノメチルアミンの不均化反応によってジメチルアミンを製造する反応のほかに、メタノール又はジメチルエーテルの脱水反応によるオレフィンの製造反応や、エステル化等の各種脱水反応に用いることが出来る。
次に本発明の具体的態様を実施例、及び比較例をもって、更に詳細に説明する。
【0015】
【実施例】
実施例1
モレキュラーシーブとして、水熱合成時にTiを添加して製造したTi-SAPO-34を用い、この粉末を100 ℃で16時間乾燥して水分含有量を1.1wt%とした。Ti-SAPO-34の乾燥重量に対して1.5wt%の人造黒鉛を添加し、混合した。混合粉末の嵩密度は0.43であった。次に、ロ−ラーコンパクター(フロイント産業社製)を用いて1.5MPaの圧力下、圧密処理を施し、得られた圧密体を破砕した後16meshに整粒した。整粒した粉末の嵩密度は0.45であった。これを、打錠成型機(菊水製作所製)を用いて打錠し、成型体を得た。得られた成型体の密度は1.08(g/cm3) であり、BET 比表面積は450m2/g であった。圧壊強度は14.8MPa (大倉理研製 破壊強度測定器で測定)であった。また、直径100mm 、高さ90mmの14メッシュSUS 製スクリーン内に成型体を入れて毎分160 回転させて粉化率を測定した。粉化率は、触媒の物理的耐久性や実際の反応に於ける触媒強度の長期耐久性の指標となり、工業的に用いる為には5wt%以下が望ましい。この方法による粉化率は、2.5wt%であり工業的に用いる上で何ら問題ない水準であった。
【0016】
成型体の触媒活性を評価する為に、アンモニアとメタノ−ルの1:1重量混合物を時空間速度 (GHSV)2500h-1で供給し、メチルアミン合成反応活性を調べた。
反応圧力2MPa、温度320 ℃における12時間後の加速条件に於ける反応成績は、以下の通りであった。参考の為に打錠せずに僅かに圧縮して固めた粉末(圧壊強度0MPa)を用いた場合(括弧内の数値)と比較すると細孔が潰れた事等による活性低下や選択率の変化は起きていない事が明らかである。
メタノール転化率:98.2% (98.3%)
アミン選択率
モノメチルアミン:32wt% (32wt% )
ジメチルアミン :64wt% (64wt% )
トリメチルアミン: 4wt% (4wt%)
【0017】
実施例2
実施例1において、打錠成型圧力を調整した以外は同様にして行い密度1.00(g/cm3) である成型体を得た。BET 比表面積は472m2/g 、圧壊強度は7MPa、粉化率は3.9wt%であった。また実施例1と同条件下に行なった活性試験の結果は、以下の通りであった。
メタノール転化率:98.5%
アミン選択率
モノメチルアミン:32wt%
ジメチルアミン :64wt%
トリメチルアミン: 4wt%
【0018】
実施例3
実施例1において、打錠前のTi-SAPO-34粉末の水含有量を10wt% とした以外は同様にして成型体を得た。密度は1.10(g/cm3) であり、BET 比表面積は442m2/g 、圧壊強度は4.9MPa、粉化率は5.2wt%であった。また実施例1と同条件下に行なった活性試験の結果は、以下の通りであった。
メタノ−ル転化率:98.0%
アミン選択率
モノメチルアミン:31wt%
ジメチルアミン :60wt%
トリメチルアミン: 9wt%
【0019】
比較例1
実施例1において、打錠前のTi-SAPO-34粉末の水含有量を25wt% とした以外は同様にして、密度1.10(g/cm3) である成型体を得た。BET 比表面積は439cm2/gであり、成型体の圧壊強度は2.0MPaであった。しかし、成型体の機械強度にばらつきが多く、粉化率は16wt% であり実用には耐えられない水準であった。また実施例1と同条件下に行なった活性試験の結果は以下の通りであり、活性の点ではかなり満足できるものであった。
メタノ−ル転化率:97.9%
アミン選択率
モノメチルアミン:33wt%
ジメチルアミン :64wt%
トリメチルアミン: 3wt%
【0020】
比較例2
実施例1において、打錠前のTi-SAPO-34粉末の水含有量を10wt% とし、打錠成型圧を調整して密度が1.35(g/cm3) である成型体を得た。BET 比表面積は335m2/g 、成型体の圧壊強度は4.2MPa、粉化率は3.1wt%であった。実施例1と同条件下に行なった活性試験の結果は、以下の通りであった。この試験に於けるメタノール転化率は98% 以上でなければ実用上問題があり90% 以下では実際に用いる事は難しい。
メタノ−ル転化率:89.5%
アミン選択率
モノメチルアミン:34wt%
ジメチルアミン :64wt%
トリメチルアミン: 2wt%
【0021】
比較例3
実施例1において、ローラーコンパクターの圧力を5MPaとした以外は同様に行った。圧密後の粉末の嵩密度は0.72g/cm3 であり、打錠成型して得られた成型体の密度は1.13(g/cm3) であった。BET 比表面積は288m2/g 、圧壊強度は14.2MPa 、粉化率は3wt%であった。実施例1と同条件下に行なった活性試験の結果は、以下の通りであり、活性、選択率、共に満足できるものではなかった。
メタノ−ル転化率:85.7%
アミン選択率
モノメチルアミン:25wt%
ジメチルアミン :47wt%
トリメチルアミン:22wt%
【0022】
実施例4〜18
実施例1と同様にして、SAPO-56 、SSZ-16、chabazite 、SAPO-34 、SAPO-44 、SAPO-47 、LZ-218、Linde D 、Linde R 、ZK-14 、ZYT-6 、フェリエライト、エリオナイト、モルデナイト、Zeolite A を用いて成型体を得た。得られた成型体のBET 比表面積、圧壊強度、粉化率等を、表1に纏めて記載した。表1からTi-SAPO-34の場合と同様に比表面積の低下も小さく、充分な強度を有する成型体が得られる事が分かる。
【0023】
【表1】
Figure 0004736190
以上の実施例、並びに比較例を用いた説明から明らかな様に、本発明によれば、モレキュラーシーブの打錠成型によって活性低下が殆ど無く、かつ実用的な圧壊強度と粉化率を有する機械強度に優れた成型体が得られる事は明白である。
【0024】
【発明の効果】
本発明の提供する方法に基づく、打錠成型体はバインダーレスである為、バインダーの添加による活性低下が殆ど無く、押し出し成型品に比べて触媒充填量が少なくて済む。また圧壊強度が高く、粉化率が小さい等の優れた機械的な特徴を有する。この様な成型体を製造する方法は、触媒成型の分野において有用であり、本発明の意義は大きい。

Claims (7)

  1. 水分含有量が20wt% 以下、嵩密度が0.3 から0.7g/cm3の範囲にあるモレキュラーシーブ粉末を打錠成型して得られる成型体の密度が0.9 から1.2g/cm3であり、比表面積が400 から600m2/g の範囲である事を特徴とする打錠成型体。
  2. モレキュラーシーブが、IUPAC の構造コードで、8員環構造のABW 、AEI 、AFX 、APC 、ATN 、ATT 、ATV 、AWW 、CHA 、DDR 、EAB 、ERI 、GIS 、JBW 、KFI 、LEV 、LTA 、MER 、MON 、PAU 、PHI 、RHO 、RTE 、RTH 、又はVNI 、9員環構造の−CHI 、LOV 、RSN 、又はVSV 、10員環構造のDAC 、EPI 、FER 、LAU 、MEL 、MFI 、MFS 、MTT 、NES 、TON 又はWEI 、又は12員環構造のMOR を有する請求項1記載の打錠成型体。
  3. モレキュラーシーブが、chabazite 、LZ-218、Linde D 、Linde R 、ZK-14 、ZYT-6 、SAPO-17 、SAPO-18 、SAPO-25 、SAPO-31 、SAPO-33 、SAPO-34 、SAPO-42 、SAPO-43 、SAPO-44 、SAPO-47 、SAPO-56 、Zeolite A 、フェリエライト、エリオナイト、SSZ-16、又はモルデナイトである請求項1記載の打錠成型体。
  4. モレキュラーシーブが、chabazite 、フェリエライト、エリオナイト、モルデナイト、Zeolite A 、SSZ-16又はSAPO-56 である請求項1に記載の打錠成型体。
  5. モレキュラーシーブがシャバサイト構造のSAPO-34 、SAPO-44 、SAPO-47 又はフェリエライト、AFX 構造のSSZ-16又はSAPO-56 であり、Na、Mg、Ca、Cs、Sr、Ti、Cr、Fe、Co、Cu、Zn、Y 、Zr、Ru、Pd及びPtの中から選択された1種類以上の金属を含有、若しくは該金属で置換したものである請求項1から4のいずれか1項に記載の打錠成型体。
  6. メタノール又はジメチルエーテルとアンモニアとからメチルアミン類の製造に用いる請求項1から5のいずれかに記載の打錠成型体。
  7. モノメチルアミンの不均化反応によってジメチルアミンの製造に用いる請求項1から5 のいずれかに記載の打錠成型体。
JP2001010533A 2001-01-18 2001-01-18 モレキュラーシーブ打錠成型体 Expired - Fee Related JP4736190B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001010533A JP4736190B2 (ja) 2001-01-18 2001-01-18 モレキュラーシーブ打錠成型体

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001010533A JP4736190B2 (ja) 2001-01-18 2001-01-18 モレキュラーシーブ打錠成型体

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2002210374A JP2002210374A (ja) 2002-07-30
JP4736190B2 true JP4736190B2 (ja) 2011-07-27

Family

ID=18877829

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001010533A Expired - Fee Related JP4736190B2 (ja) 2001-01-18 2001-01-18 モレキュラーシーブ打錠成型体

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4736190B2 (ja)

Families Citing this family (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008274030A (ja) * 2007-04-26 2008-11-13 Oita Univ バイオディーゼル燃料の製造方法
WO2014061569A1 (ja) * 2012-10-15 2014-04-24 三菱瓦斯化学株式会社 メチルアミン類製造用触媒の製造方法及びメチルアミン類の製造方法
JP6618342B2 (ja) * 2015-12-07 2019-12-11 日揮触媒化成株式会社 寒梅粉を用いたゼオライト捏和物およびその製造方法ならびにゼオライト捏和物を用いたゼオライト押出成形体の製造方法
CN114426488B (zh) * 2020-10-10 2024-06-28 中国石油化工股份有限公司 一种甲醇胺化制备甲胺的方法
CN115710185B (zh) * 2021-08-23 2024-05-03 中国石油化工股份有限公司 利用金属碳化物催化剂生产甲胺的方法

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4839399A (ja) * 1971-09-27 1973-06-09
JPH07126228A (ja) * 1993-11-02 1995-05-16 Nippon Shokubai Co Ltd アルカノールアミンの製造方法およびこれに用いる触媒ならびに触媒の調製法
JPH11228507A (ja) * 1998-02-06 1999-08-24 Mitsubishi Gas Chem Co Inc ジメチルアミンの製造法
JP2000128523A (ja) * 1998-10-19 2000-05-09 Mitsubishi Chemicals Corp ゼオライト成形法

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4839399A (ja) * 1971-09-27 1973-06-09
JPH07126228A (ja) * 1993-11-02 1995-05-16 Nippon Shokubai Co Ltd アルカノールアミンの製造方法およびこれに用いる触媒ならびに触媒の調製法
JPH11228507A (ja) * 1998-02-06 1999-08-24 Mitsubishi Gas Chem Co Inc ジメチルアミンの製造法
JP2000128523A (ja) * 1998-10-19 2000-05-09 Mitsubishi Chemicals Corp ゼオライト成形法

Also Published As

Publication number Publication date
JP2002210374A (ja) 2002-07-30

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5184728B2 (ja) 低酸性度耐火性酸化物結合ゼオライト触媒の製造方法
US5430000A (en) Method for preparing titania-bound zeolite catalysts
AU663621B2 (en) Process for extruding crystalline aluminosilicates
JP5114411B2 (ja) アルミノケイ酸塩と酸化アルミニウムを含有する成形体ならびにメチルアミンの連続的製法
CN107107042B (zh) 制备乙二醇醚用的催化剂及其制备方法和应用
EP1894621A1 (de) Katalysator und Verfahren zur Herstellung von Isoolefinen
JP4750303B2 (ja) メソポーラスシリカアルミナゲル、調湿剤及び触媒担体
CN107073439A (zh) 基于中孔沸石的沸石吸附剂
US10137439B2 (en) Process and catalyst for the production of pyridine and alkyl derivatives thereof
JP4736190B2 (ja) モレキュラーシーブ打錠成型体
DE60115358T2 (de) Geformter Katalysator zur Herstellung von Triethylendiamin, Verfahren zu dessen Herstellung, und Verfahren zur Herstellung von Triethylendiamin
US20010002383A1 (en) Molded catalysts
WO2003099720A1 (fr) Tamis moleculaire de sel de silicoaluminophosphate cristallin, presentant un pore d'anneau comportant huit elements oxygene, procede permettant de produire celui-ci et procede pour la production de methylamine avec le tamis moleculaire en tant que catalyseur
CN101204669B (zh) 一种甲醇脱水制备二甲醚催化剂
JPS58129288A (ja) 消失性結合剤含有核燃料物質とその製造方法
JP2004049987A (ja) シャバサイト型結晶質シリコアルミノリン酸塩モレキュラーシーブの圧縮打錠成型体及び成型方法
JPH0725826A (ja) アルコキシカルボン酸エステルの製造法
JPH01171554A (ja) 脱臭剤
DE60212338T2 (de) Zirkonoxidkatalysatoren für die entfernung von distickstoffmonoxid
JP2555627B2 (ja) 合成ゼオライト成形体の製造方法
JPS6172620A (ja) バインダ−レスゼオライト成型物及びその製造方法
JPS5926923A (ja) ゼオライト成型体の製造方法
CN107999044B (zh) 含复合型分子筛的水合氧化铝组合物和催化剂及制备方法以及加氢异构化方法
KR20210118921A (ko) 압출된 금속-유기 골격 물질 및 이의 제조 방법
JPS6172621A (ja) バインダ−レスゼオライト成型物及びその製造方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20080109

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20100129

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20110223

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20110308

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20110405

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20110418

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 4736190

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140513

Year of fee payment: 3

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees